JPH0121719B2 - - Google Patents

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JPH0121719B2
JPH0121719B2 JP59167970A JP16797084A JPH0121719B2 JP H0121719 B2 JPH0121719 B2 JP H0121719B2 JP 59167970 A JP59167970 A JP 59167970A JP 16797084 A JP16797084 A JP 16797084A JP H0121719 B2 JPH0121719 B2 JP H0121719B2
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signal
motor
rotor
circuit
drive pulse
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JP59167970A
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JPS6059995A (ja
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Antoniini Ruchiano
Geran Iu
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Ebauchesfabrik ETA AG
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Publication date
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Publication of JPH0121719B2 publication Critical patent/JPH0121719B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/143Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はステツピングモーターの制御のための
方法と装置に関するもので、特に時計製作分野に
適当なものである。
従来技術 表示要素を駆動するためのステツピングモータ
ーを持つ電子式アナログ表示腕時計では、1般的
には電池である電源から供給されるエネルギーの
大半はモーターで用いられる。
それで、電池の寿命を増加させるため、または
同じ寿命ならば時計内部の利用できるスペースは
極めて限られているのでその体積を減少させるた
めに、可能な限りモーターの消費電力を減ずるの
は重要なことである。
市場に流通しているほとんどの腕時計において
は、1定のインターバルでモーターに供給される
駆動パルスの継続時間は固定されている。1般に
7.8ミリ秒であるこの継続時間はモーターが最悪
の条件下、即ち低い電池電圧で、カレンダー機構
を駆動しているとか、または腕時計がシヨツクを
与えられたり、外部磁界が在するとかの条件下、
でもモーターが適切に働くように選定されてい
る。これら悪い条件はまれにしか起こり得ないも
ので、ほとんどの時間においてモーターは過剰な
供給を受けているのである。
モーターのエネルギー消費を減少させるための
良く知られている方法は、継続時間を減じた、例
えば3.9ミリ秒の、通常の駆動パルスを供給する
ことが含まれるが、理想的条件の下で適切な動作
を確保するのがやつとの状態であり、中には各パ
ルスの後にモーターが回転したかどうかを検出す
るための装置を設けている場合もある。回転しな
かつたならば、その検出装置は回転しなかつたス
テツプをモーターに取り戻させるため継続時間の
長い修正用パルスを発生させる。この装置は、状
況に応じてモーターが長い継続時間のパルスを受
け取ることによつて改善が見られるが、モーター
が通常のパルスに応じて回転しなかつた時はいつ
も、このパルスのエネルギーは完全にムダとなつ
てしまい、また修正パルスの継続時間は普通、モ
ーターをステツプさせるために必要なそれよりも
かなり長いものであるため、十分満足できるもの
ではない。
他の装置は、モーター負荷の変化を検出し、負
荷の増加が検出されたならば駆動パルスの継続時
間または振幅を大きなものに切替えることのでき
る装置を用いるものである。
そのような装置は、前に説明したものと同様、
モーターへの供給を単に増加させることが可能で
あり、必要な時にはエネルギーを余分に提供でき
るという点で、実際、単に安全装置であるにすぎ
ない。
モーターのエネルギー消費は実際際のところモ
ーターのモーメント的な負荷および供給電圧に適
合する駆動パルスのエネルギーを与え得る、さら
に洗練された制御装置を設けることによつて実質
的に減少させることが可能である。
1つの提案されている解決法は、前に説明した
のと同様に、モーターが回転していることまたは
回転していないことを検出できる装置と共に働
く、異なる継続時間のパルスを発生できるパルス
発生回路を設け、失敗したまたは無効のステツプ
が検出されるまで、モーターに与えられるパルス
の継続時間を漸進的に減じることである。最長継
続時間の修正パルスが次にモーターに与えられ、
それから通常の駆動パルスのエネルギーが、次の
より高い値として調節される。もし、引き続くス
テツプが失敗すれば、さらに増加が行なわれる。
そうでなければ、その値はしばらくの間維持され
る。この期間にモーターが通常に回転したら、パ
ルスのその継続時間は再び減少される。
解決しようとする問題点 このような解決法は、モーター負荷に対する駆
動パルスの永続的なそして迅速な調整が不可能で
あつて、それは実際この調節が単に平均からわず
かに進んだものにすぎないからである。それに、
前述の第1装置と同様、モーターが回転を失敗し
た時の修正パルスの発生は必要とされるよりもさ
らに大きなエネルギー消費をもたらすものであ
る。
ある装置では、駆動パルスのエネルギーは、モ
ーター負荷および電池電圧に関連させて永久的に
調節される。これら装置は、駆動パルスが加えら
れている間にローターの位置または速度を表わす
パラメーターを測定し、またローターがそのステ
ツプをなし終えるかまたは少なくともある角度だ
け回転するとか、ステツプを完了するに十分な速
度に達したその瞬間が相当する、前もつて決めた
基準レベルにまで、その測定されたパラメーター
が達することによつて決められる時間に依存する
よう設けられた瞬間にパルスを切断することが可
能とされる装置を有している。そのような装置は
効率的である。しかし、実際上はモーターやその
制御回路のある素子の特性のばらつきや変化は基
準レベルのセツテイングによつて左右される。そ
のため、この選択された値は最小消費に必ずしも
相当しない。
本発明の主な目的は、この不都合を排除するこ
と、または別の言葉で言えば、最悪の条件下にお
いても適切な動作を確保しながらも、モーターの
エネルギー消費を可能な限り減少させることであ
る。
問題点解決のための手段 本発明の1つの実施例によれば、ローターと制
御装置が電圧を受けた時に、モーターと結合して
いる制御装置からローターを駆動するための通常
の駆動パルスを受け取るように配置された、コイ
ルとを持つステツピングモーターを制御する方法
を提供でき、前記方法は、各通常の駆動パルスの
期間中にローターの移動を表わす物理量を測定す
ることと、その物理量が基準レベルに達すること
によつて得られる時間により決められる瞬間に前
記パルスを切断することと、そして付加的に、通
常の駆動パルスに反応してローターが回転してい
るかどうかを検出して、その検出によつて提供さ
れる情報によつて基準レベルを変更することの各
ステツプを含むものである。
基準レベルは、理想的なオーバーオールの効率
を、モーターの信頼度に悪影響を与えることな
く、どの1つのモーターの個々の特性およびこの
モーターに結合している制御装置のそれに適合さ
れる。
本発明による方法の1つの特定の形式において
は、基準レベルは最小および最大の値の間で段階
的に調節されるもので、しかも通常の駆動パルス
に応答してのNステツプがローターによつて実行
されなかつたことが検出されたならば1段階だけ
増加されるものであり、このNは1に等しいかま
たはそれ以上の整数である。
望ましい形では、通常の駆動パルスに反応して
ローターにより実行されなかつたステツプは、ロ
ーターの回転を確実にする十分な継続時間の修正
駆動パルスをモーターのコイルに加えることによ
つて、取り戻される。
本発明の第2の実施例によれば、制御装置が提
供され、それは、ローターにステツプを実行させ
る都度の出力信号を発生するための信号発生装置
と、信号発生装置によつて生じた出力信号に応答
してモーターのコイルに通常の駆動パルスを加え
るための制御装置と、各通常の駆動パルスの期間
中にローターの移動の物理量特性値を測定し、こ
の物理量を表わす測定信号を発生するためにモー
ターに結合されている装置と、基準レベルに相当
する基準信号を発生するための装置と、測定信号
と基準信号の間の比較信号を供給するための装置
と、その比較信号を受けて物理量が基準レベルに
達したことによつて得られるその時間で決められ
る特定の瞬間に通常の駆動パルスを切断するため
の装置と、また通常の駆動パルスに反応してロー
ターが回転したかどうかを検出するための装置と
を有しており、基準信号発生装置はこの検出装置
から供給される情報によつてこの信号の値を変更
させるように適用される。
詳細な説明 ローターの移動によつてモーターのコイル中に
誘起される電圧が測定されまた駆動パルスの継続
時間がモーターの瞬時負荷に適合するようにスレ
ツシヨルドまたは基準レベルと比較されるような
ステツピングモーター制御装置は既にアスラブ・
サ(ASULAB/SA)の名前で1982年1月21日付
で出願され、第0060806号で公開されたヨーロツ
パ特許出願の明細書中に見られる。もちろん、同
種の他の公知の装置においても駆動パルスの切断
を制御するために誘起電圧以外のパラメーターが
用いられていたがスレツシヨルドレベルは固定さ
れていた。しかし、EP明細書第0060806号に説明
されている装置のある部分は本発明を説明するた
めにここで解説される実施例の形態においてその
まま、または少しの変更を加えてとり入れられて
いる。
こうして、比較されるものとして、また前記明
細書で既に説明してある回路に関する詳細回路や
回路部分を再び説明することを省略するためEP
明細書第0060806号は以下に述べる説明で基準と
される。
起こり得る混乱をさけるため、ここで説明され
る実施例の形態において見られる公知の素子は
EP明細書第0060806号におけると同じ参照番号が
付されている。例えばEP明細書第0060806号の第
4図中で11として参照される誘起電圧測定回路
は本明細書中でも同様の参照番号が与えられてい
る。駆動パルスの継続時間を測定するための回路
13には同等なものが加えられる。両方の場合に
おいて信号として加えられる同等なものは等しい
ということは注意すべきである。
しかし、公知の装置としてここで説明される装
置において同じ機能を実行する素子および変更さ
れている素子については、本明細において前に出
てきた場合に対して100だけ増加された番号で参
照されている。例えば、EP明細書第0060806号の
第12図に示されるモーターの制御トランジスタ
を駆動する2入力アンドゲート43は、本明細で
は3入力アンドゲート143となつているが、こ
れら両ゲートは基本的には同じ機能を実現するも
のである。
終わりに、本明細においてのみ現われる素子は
200よりも大きな番号を用いて参照される。
実施例 EP明細書第0060806号の第4図に相当する第1
図を参照して説明すべき制御装置は、秒針を有す
る電子腕時計に適合するように設計されたもので
ある。
この装置は、実質的に32768Hzの周波数を有す
る信号を発生する水晶発振器300ならびに15
の2進段階によつて発振器の周波数を分周した後
に波形整形してその出力に発生させる、これもま
た回路8の1部である周波数デバイダー400か
らなる、周期性信号発生回路8を有し、1Hzの信
号S8は例えば発振器信号の周期、即ち大よそ
30μS、に等しい継続時間を持つ短かいパルスに
よつて成る。
集成的論理回路203は、装置の動作に不可欠
な、またその波形は後に説明される3つの論理信
号SA,SBおよびSCを発生するために1連の接
続を通して周波数デバイダー400のいくつかの
2進段に接続されている。周波数デバイダー40
0の最終の2進段の出力信号を分周するように
も、また周期的に、即ち毎時、後にその目的が明
らかになる第4信号SDを発生するようにも働く
回路203は当業技術者にとつて容易に作り得る
ものである。このため、ここでは詳細には説明し
ない。
EP明細書第0060806号の回路9に類似の機能を
持つ制御回路109は信号S8を発生する周波数
デバイダー400の出力に接続されている第1入
力を有している。回路109の出力はステツピン
グモーター10への駆動パルスIを発生する。回
路109の第2入力はEP明細書第0060806で説明
されているように、駆動パルスIを切断するため
に停止信号S13を受ける。回路109の第3入
力は、失なわれたステツプを取り戻すための修正
信号Q211を受ける。
第5図に示されており、またモーター10に直
列に接続されている抵抗18は、駆動パルスIの
期間にモーターを通して流れる電流を表わす電圧
U19をその両端に生じさせる。
EP明細書第0060806号の第11図に示されてい
る計算回路11はその入力に信号U19を受け、回
転の間にローターによつて誘起される電圧を表わ
す測定電圧Umを発生するが、これはEP明細書
中の抵抗82の両端において、回路の出力として
発生されるものである。
比較回路12は、回路11の出力に接続された
第1入力と、基準またはスレツシヨールド電圧
U′sを受ける第2入力とを有している。比較器1
2はその出力に論理信号S12を出力するが、こ
れはUmがU′sよりも小さい時にローであり、Um
がU′sよりも大きい時にハイとなる。
スレツシヨールド電圧U′sは、後に説明される
ように、モーターの通常の動作条件の下で生ずる
測定電圧Umの振幅に依存して選択される。信号
S12がローからハイに切替る転移瞬間は駆動パ
ルスIの開始から測定されて、モーター10によ
つて供給されたトルクCを表わす時間T2を規定
する。
比較器12の出力は駆動パルスIの継続時間を
決める計算回路13の1つの入力に接続され、ま
た周波数デバイダー400の出力は回路13の第
2入力に接続される。
論理信号S13は回路13の出力によつて供給
される。信号13は信号S8およびS12から回
路13によつて発生され、そして制御回路109
の第2入力に加えられる。信号S13は通常はロ
ーであり、信号S12の切替わりの後T3秒でハ
イとなる。信号S13がハイの時、制御回路10
9によつて発生される駆動パルスIは停止する。
こうして、駆動パルスの継続時間T1はモーター
10のトルクCが配慮されて、T1=T2+T3の値
を持つ。
測定電圧Umを発生している回路11の出力
は、失なわれたステツプを検出するため回路20
0の入力に接続される。回路200の出力は回路
109の第3入力および失なわれたステツプを計
数するための回路201の入力に接続される。回
路200の出力は論理信号Q211を発生する
が、この信号は通常はローであり、例えば失なわ
れたステツプを検出して1秒後にハイとなる。カ
ウンター201の出力は電圧基準回路202の1
つの入力に接続される。スレツシヨールド電圧
U′sを供給する回路202の出力は回路12の第
2入力に接続される。カウンター201の出力に
より発生される信号S220はパルスとして作ら
れる。回路201がTn秒間にN個の失なわれた
ステツプを計数した後に1つのパルスが発生され
る。標準的には、N=5そしてTn=8秒である。
信号S220のパルス毎に、回路202はスレ
ツシヨールド電圧を1つの固定された段階だけ増
加させる。電圧U′sはこうして、0に等しくもな
り得る最小レベルU′soと最大レベルU′spの間を
P段階だけ変化する。Pは例えば10である。U′s
がその最大レベルに達した時、回路202が別の
パルスを受けなければそのレベルは維持される。
回路202は信号S226が加えられる第2入力
を有している。この信号は、第1図に示される総
ての回路がある電圧の下に置かれた時、例えば電
池が交換された時、の都度に電圧U′sをその最小
値U′soに戻す。電圧U′sはまた、集成論理回路2
03によつて発生されて回路202の第3入力に
加えられる信号SDによつて周期的に、例えば1
時間毎にU′soにまで減じられる。
第1図に示される装置の動作は2つのループに
分けることによりよく説明できる。除外されてい
る回路8および203はループの何の部分も形成
せず、第1または下側ループは素子10,9,1
0,11,12および13を含み、さらに第2ま
たは上側ループは素子109,10,11および
200を、枝を形成する素子201および202
を付加して含んでいる。
失なわれたステツプの取り戻しを無視し、また
スレツシヨールド電圧U′sが1定であると仮定す
れば、下側ループはEP明細書第0060806の第4図
の概要図に等価となり、回路109は回路9によ
つて置換される。その明細書の中では、素子およ
び回路9,10,11,12および13、そして
全体としての装置の動作も解説されまた詳細に説
明されている。この装置は理想的な方法で駆動パ
ルスIの継続時間T1を、測定電圧Umがスレツシ
ヨールド電圧U′sに達することにより得られる時
間T2を測定することによつて、モーターに生ず
るトルクCに適合させる。しかし、ローターの最
低エネルギー消費に相当するこの理想的動作は、
モーターの特性kおよびKが、計算回路13が受
けているそれらに等しい時のみ達成され、この回
路は時間T2の基本の上に定められており、時間
T2に加えられる時の時間T3は駆動パルスIの継
続時間T1をセツトする。
製造時には、モーターの特性、回路13および
下側ループの他の回路は必然的にある不一致を表
わす。モーターにおける最小エネルギー消費はこ
うして、モーターが異なる特性を持つ別のモデル
に置換されたとしても、実際にはまれにしか達し
得ない。これは、このような制御装置を使用する
上での重大な制限である。
スレツシヨールド電圧U′sを制御するための回
路201および202からなる枝を含んで構成さ
れる、失なわれたステツプを回幅させるための上
側ループは、モーター10の定数kおよびKと共
に回路13の定数の必要性を除き去ることを大き
く可能としており、これによつて装置は他の回路
のパラメーターの変化に敏感でないようにされ
る。
失なわれたステツプのカウンター201はモー
ターが外部的障害を受けた時のモーター動作の安
全性の規準を決めることを可能にしている。例え
ば、角度的衝激や磁界の強化などの後にモーター
が8秒の期間に4ステツプよりも多くを失なわな
ければ、駆動パルスIのエネルギーは十分である
と想像される。回路201から何のパルスも発生
されず、またスレツシヨールド電圧U′sも変更な
く維持される。しかし、8秒間での失なわれたス
テツプの数が4を越えると、駆動パルスのエネル
ギーが不十分であると判断される。回路201に
より1つまたはそれ以上のパルスが発生されて、
N=5およびTn=8秒による動作がセツトされ
る。信号S220の各パルスは回路202のスレ
ツシヨールド電圧U′sを1段階だけ増加させる。
ここで、他のすべてのパラメーターが変化しない
と仮定すれば、増加された電圧U′sは駆動パルス
Iを増加されたエネルギーを持つものとする。こ
適合処理は駆動パルスのエネルギーが完全な動作
のために選択された規準を満足させるに十分とな
るまで続けられる。調節のこの周期の間に失なわ
れた総てのステツプは当然回復される。時に応じ
てモーター特性の改善を計るため、電池が交換さ
れた時はいつでも、また周期的、例えば1時間
毎、に電圧U′sが信号S226またはSDによつて
最小値U′soにリセツトされる。調節処理の後の
U′sの値は新しいモーター動作条件に相当する。
種々の状況下でモーター10に加えられる駆動
パルスIに回路11が反応する方法をこれから説
明する。今の場合、モーターはステツピング型で
あり、駆動パルスは極性を有している。それで、
所定の位置から1ステツプだけモーターを回転さ
せるために、駆動パルスIはローターの位置に関
して正しい極性を有して、即ちそれに対して位相
が合つて、いなければならない。もし、位相Iが
悪い極性、即ちローターの位置に関して反対位相
であれば、モーターは回転しない。
ここで3つの場合を考慮する。それぞれの場合
において、EP明細書第0060806の第11図回路に
相当する回路11によつて発生される測定電圧
Umは、第2図の曲線によつて示される。最初の
場合は通常のものであり、ここではモーター10
は正しい位相での駆動パルスIを受けてステツプ
を実行する。第2図の曲線205で示される測定
電圧Umはモーターの回転によつて誘起される電
圧を近似的に反映している。この曲線は正ピーク
を持つことで特長づけられる。第2の場合はモー
ター10が正しい位相でパルスIを受けたが回転
しなかつた、即ちその回転が阻止された場合であ
る。誘起される回転電圧は零であり、回路11に
よつてこの場合に発生される測定電圧Umは曲線
206に示され、低振幅の振動を持つものであ
る。第3の場合はモーター10が反対位相の駆動
パルスを受けるものである。それは回転すること
ができず、誘起電圧はこれもまた零である。しか
し、測定電圧Umは第2図の曲線207で示され
るように明らかに負性となる。これはローターの
磁石によつて発生される磁束とパルスIによつて
生じる磁束とが互いに加えられ、ステーター中で
飽和してしまう事実によるものである。この飽和
はモーターの時定数L/Rを変化させる。ここで
Lはモーターのインダクタンスであり、またRは
コイルの抵抗である。この時、この時定数は回路
11の中でUmを決めるのに用いられる。こうし
て、駆動パルスIが反対位相である場合には、回
路11は間違つた、しかし簡単に検出できる測定
電圧Umを発生する。これは負の基準電圧URと比
較するだけで済む。結果としての電圧が正であれ
ばモーターは回転したのであり、負であればモー
ターはステツプに失敗したのである。
こうして、ローターがブロツクされたことによ
つてモーターがステツプに失敗すれば、反対位相
である次の駆動パルスIが失なわれたステツプを
容易に検出させることとなる。反対位相の駆動パ
ルスIはモーターを回転させることができないの
で、全部で2つのステツプが失なわれたことにな
る。
第3図は失なわれたステツプ検出回路200の
詳細な回路図である。この回路はその出力がフリ
ツプフロツプ211のセツト入力Sに接続されて
いる差動増幅器210を有している。増幅器21
0の非反転入力は、示されてはいないが負電圧
URを発生する電圧基準に接続されている。増幅
器210の反転入力もまた回路200の入力とし
て働く。この入力は測定電圧Umを受けるよう回
路11の出力に接続されている。フリツプフロツ
プ211は信号S8を受けるように周波数デバイ
ダー400の出力に接続されているリセツト入力
Rを有している。フリツプフロツプ211の出力
Qはまた回路200の出力として働く。
第3図回路の動作は、回路の種々部分に表われ
る第4図信号を参照しながら説明される。信号S
8は周波数デバイダー400の出力によつて生ず
るもので、1Hzの短かいパルスとして作られてい
る。これらパルスの継続時間は水晶発振器300
により発生される32768Hzの周期に等しい。電圧
Umは信号S8のパルスに同期して、モーターが
回転したかどうかによつて、駆動パルスIがモー
ターのローターの位置に従つた位相である時に正
で、またパルスIが反対位相である時に負である
ように作られる。電圧Umと負基準電圧URとの比
較は差動増幅器210によつて行なわれ、信号S
210を発生させる。もし増幅器210の利得が
十分に高ければ、信号S210はUmがURより大
きい時にローであり、UmがURよりも小さい時に
ハイとなる。こうして、信号S210はモーター
のステツプが失なわれたことが検出された時、信
号S8のパルスの後にわずか遅れた数ミリ秒の正
パルスを発生する。
フリツプフロツプ211はそのRおよびS入力
にそれぞれ信号S8およびS210を受けてい
る。信号S8はこのフリツプフロツプを毎秒零に
リセツトし、このことはその出力Qをローにす
る。信号S210の各正パルスにおいて、このフ
リツプフロツプはセツトされ、このことは出力Q
を次の信号S8のパルスまでハイとする。フリツ
プフロツプ211は出力Qに現われる論理信号Q
211はこのため、通常はローである。これは失
なわれたステツプが検出されてからハイとなり、
次に再び1秒後にローとなる。
上に説明したようにモーター10の動作条件の
変化に相当する瞬間は第4図において時間軸t上
に示されている。TAの瞬間には、モーター10
は位相の合つた駆動パルスIを受けて通常の回転
をしている。以前よりも低い振幅の電圧Umを位
相の合つた駆動パルスIが生じさせている瞬間
TBには、モーターのローターがブロツクされて
いたと考えられる。瞬間TCにおいて、引き続く
駆動パルスIが次に反対位相で印加されてモータ
ーはローターがブロツクされたか否かに関係なく
回転することができず、電圧Umは負で発生され
る。これは信号Q211をハイとする。約半秒の
後、瞬間TDでQ211はまだハイであるがモー
ターは後に述べる装置によつて測定電圧Umの2
つの接近した正パルスを発生させる2つの修正駆
動パルスを受ける。腕時計は2つの失なわれたス
テツプを回復する。さらに約半秒の後、瞬間TE
においてモーターは1つの位相の合つた駆動パル
スIを受信し、そして正常に回転する。
添付図面の第5図はEP明細書第0060806の第1
2図と関連させて考えるべきものである。これら
両方の面には前に説明されたブロツク11,12
および13が含まれている。第12図のブロツク
9は第5図においてはブロツク109で置換され
ている。ブロツク109はモーター10の制御回
路の構成を示している。このブロツクはいくらか
の変更といくつかの新しい素子であるがブロツク
9と同じ全体構造をしている。
これらの変更の目的は2つの群に分けられる。
第1はセツト時間の後に停止信号S13=S57
が発生されない時でも駆動パルスを切断するよう
に働くことである。これは、測定電圧Umが結果
として信号S13をトリガーするのに十分高くな
かつた、例えばモーター10がブロツクされた、
ならば生じ得る。第2は、これらの変更は失なわ
れたステツプが検出されたらいつでも2つの正常
な駆動パルスの間に2つの修正駆動パルスが発生
されることを可能にした。これらどちらの場合で
も、駆動パルスIの継続時間は固定されており、
理想的継続時間、即ちモーターが最大トルクを発
生することのできる継続時間、に相当する。腕時
計ステツピングモーターにおいては、理想的継続
時間は標準的に7.8mSであり、これは128Hz信号
の周期に等しい。この値は以下も用いられる。
添付図面の第5図のブロツク109に示される
回路は、EP明細書第0060806で既に説明した素子
10,14,15,16,17,42,45およ
び58と、EP明細書中のアンドゲート43およ
び44よりも1つ多い入力を持つアンドゲート1
43および144と、1つの付加されたアンドゲ
ート215および3つの3つの付加されたオアゲ
ート216,217および218を有している。
周波数デバイダーの出力は第5図のオアゲート
216の第1入力に接続される。こうして、この
入力は1Hz信号のS8を受ける。失なわれたステ
ツプ検出回路200の出力は2入力アンドゲート
215の第1入力に接続されて、こうしてこのゲ
ートは信号Q211を受ける。アンドゲート21
5の出力はオアゲート216の第2入力に接続さ
れる。オアゲート216の出力はフリツプフロツ
プ42のCK入力と、インバーターとして働くア
ンドゲート58の入力と、およびブロツク13の
1部を形成するフリツプフロツプ46のクロツク
入力CKとに接続される。オアゲート217の第
1入力は論理信号SAを発生する集成回路203
の端子に接続される。2入力アンドゲート215
および2入力オアゲート218の第2入力は互い
に接続されて、さらに論理信号SBを発生する回
路203の出力に接続される。オアゲート217
の第2入力はアンドゲート215の出力、および
オアゲート218、これはフリツプフロツプ45
の出力Qに接続される、の第1入力に接続され
る。オアゲート218の出力は3入力アンドゲー
ト143および144の第2入力に接続される。
アンドゲート143および144の第3入力はオ
アゲート217の出力に接続されている。アンド
ゲート143の第1入力はフリツプフロツプ42
の出力Qに接続され、またアンドゲート144の
第1入力はフリツプフロツプ42の出力Q*に接
続されている。最後に、アンドゲート143およ
び144の出力はモーター10の制御トランジス
タ14,15,16および17に接続され、また
フリツプフロツプ45の端子Q*およびRは、EP
明細書第0060806に説明されていると同様、それ
ぞれブロツク13の素子51および57に接続さ
れている。
第5図回路の動作を説明する前に、この回路に
より受け取られる、第6図に示される信号を説明
しておく。EP明細書に説明されている信号S8
は毎秒発生し、約30μSの継続時間を有する正パ
ルスで構成される。信号SAもまた1Hzパルスか
らなり、信号S8のパルスに同期しているが7.8
mSの継続時間を有している。信号SBは1対の
パルスから作られている。信号SBの各パルスは
7.8mS継続し、また各パルスの対は連続する2
つの信号S8のパルスの間に生ずる。
第6図に示される例においては、対をなす信号
SBのパルスは7.8mSのインターバルで隔てられ
ており、またパルスの各対は信号S8の連続する
2つのパルスの間のインターバルの中点で発生し
ている。
信号Q45は、モーターが正常に回転している
時についてはEP明細書第0060806において説明さ
れている。
次にこの信号は、駆動パルスIによつて決めら
れるか、モーターのトルクの関数として変化する
かの継続時間を持つ正のパルスに作られる。モー
ターが阻止されて1ステツプ失なうと、測定信号
Umの振幅はスレツシヨールド電圧U′sに達する
には不十分であり、フリツプフロツプ45をリセ
ツトさせるため信号S13を発生させる。
次に、信号Q45は次の修正駆動パルスが現わ
れるまでハイを維持するが、駆動パルスの固定さ
れた継続時間である7.8mSは、最悪の環境にあ
つてさえモーターを回転させるには十分に長いと
思われる。信号Q211は第3図および第4図と
関連させて説明される。この信号は失なわれたス
テツプが検出された後にハイとなり、次の信号S
8のパルスがあるまでハイを維持する。
信号S143およびS144は、正常動作の場
合および失なわれたステツプの回復の場合におい
てモーター10の制御トランジスタ14,15,
16および17に与えられる。修正パルスの対を
除いて、ほかのパルス総てのスタートは信号S8
パルスのスタートに同期している。終りに、第4
図と同様に時間軸tはモーターの正常回転をTA
で、失敗したステツプをTBで、失敗したステツ
プの検出をTCで、2つの修正ステツプをTD1
およびTD2で、また再び正常な回転ステツプを
TEで示している。
回路5の動作および特にブロツク109の動作
は第6図信号を参照しながら説明される。モータ
ーが正常に動作している時、信号Q211はロー
でステツプは失敗されない。信号SBがハイまた
はローのいずれであつてもアンドゲート215の
出力もまた、ローを維持する。オアゲート216
は信号S8を変化させないで伝達し、S8はフリ
ツプフロツプ42および46の端子CKに、また
ゲート58の入力に加えられる。
オアゲート217の出力は正常動作の期間中は
信号SAによつて構成される信号を、また失敗し
たステツプが検出された後には信号SAとSBとが
重ねられて構成される前記を発生する。
同様に、オアゲート218の出力は信号SBと
Q45の重ね合わせで構成される信号を発生す
る。
信号S8と同期して受けられる正常な駆動パル
スIは、信号SBがローである時に発生する。だ
からこの場合、信号SBはオアゲート218には
何の影響も与えず、このゲートは駆動パルスIの
継続時間を規定する信号Q45を伝達するのみで
ある。
こうして、正常な駆動パルスIが発生される時
には、オアゲート217の出力における信号は
7.8mSだけハイであり、オアゲート218の出
力における信号もまた信号Q45のパルスの継続
時間のみハイである。モーター負荷が正常である
時には、信号Q45のパルスの継続時間は信号
SAのパルスの継続時間である7.8mSより大幅に
少ない、約4mSである。これらの信号はアンド
ゲート143および144に加えられ、フリツプ
フロツプ42の出力Qがハイであればゲート14
3の出力上に、また逆にフリツプフロツプ42の
出力Q*がハイであればゲート144の出力上に
再び信号Q45パルスが現われる。
この結果、アンドゲート143の出力における
信号S143は2秒の周期を持ち、アンドゲート
144により発生される類似信号S144の2つ
の連続パルスの中間に発生するパルスとして作ら
れる。
信号S143およびS144は駆動パルスIを
発生する制御トランジスター14から17に加え
られる。
こうして、モーターが正常な条件の下で働いて
いる時には、添付図面の第5図のブロツク109
はEP明細書0060806の第12図におけるブロツク
9と同様な方法で動作する。
この状況は第6図の時間軸t上の瞬間TAに相
当する。
モーターが位相の合つた駆動パルスIに反応し
ての回転に失敗し、こうして1ステツプを失なつ
た場合についてここで説明する。
これは第6図の時間軸t上の瞬間TBに相当す
る。このような状況では、測定電圧Umがスレツ
シヨールド電圧U′sよりも低いままであることは
容易に説明できる。
ブロツク12によつて発生される信号S12は
ローにとどまつている。ブロツク12からの制御
パルスを受けないため、ブロツク13は、信号Q
45をハイからローに切替えることによつて駆動
パルスIを停止させる信号S13を発生すること
ができない。こうして、駆動パルスは1担トリガ
ーされるがブロツクされているモーターは最後に
EP明細書のブロツク9の場合と同様となる。し
かし信号Q45が永続的にハイにとどまつている
にしても、本明細書のブロツク109では駆動パ
ルスIは信号SAパルスの7.8mSよりも長く継続
することはない。
これはオアゲート217を経由した信号SAが
アンドゲート143および144を、それらの入
力に加えられた信号が信号SAがハイである時の
期間だけ、それらの出力に発生することを許して
いるからである。
失敗したステツプを持つているモーターには、
引く続く駆動パルスIが反対位相で到達し、この
ためモーターは回転することができない。
これは第6図の時間軸t上の瞬間TCに相当す
る。
この瞬間に回路200は先立つ駆動パルスの間
におけるモーターの非回転が検出されるように働
き、結果として出力信号Q211をローからハイ
に切替える。信号Q211は第6図の時間軸tの
瞬間TEにおける次の信号S8のパルスまでハイ
にとどまり、こうして1秒の時間スロツトを規定
する。
第6図の瞬間TCの直後に、モーターは瞬間TE
よりも前に、例えばTCとTEの間の時間インター
バルの中間で信号SBの1対のパルスに相当する
よう規定される瞬間TD1およびTD2において、
回復されねばならない2つの失敗したステツプを
持つことになる。信号Q211はハイであり、次
に信号SBの2つのパルスがアンドゲート215
およびオアゲート216を通過して第5図のフリ
ツプフロツプ42の入力CKに加えられることを
許す。
信号SBはまた、オアゲート217を通過して
アンドゲート143および144の第3入力に到
達する。瞬間TCにおける駆動パルスが反対位相
であつてモーターが回転しなかつたので、信号
SBの第1パルスは瞬間TD1において位相が合つ
ている駆動パルスが発生されるような状態にフリ
ツプフロツプ42をセツトする。
第6図に示される場合においては、ハイとなる
べきなのはフリツプフロツプ42の出力Q*であ
る。
瞬間TD1およびTD2を通して信号SAはロー
であり、信号SBの2つのパルスだけがオアゲー
ト218の出力に現われる。
また、瞬間TD1においてオアゲート218の
出力信号がハイとなるのは、論理信号SBおよび
Q45が共にハイであることによる。
結果として、瞬間TD1では信号S143がロ
ーであり、また信号S144がハイである。1つ
の位相の合つた駆動パルスIが制御トランジスタ
ー14から17によつて発生される。
モーターの回転は、正常な場合と同様に駆動パ
ルスの開始から約4mS後に信号Q45をローに
させる。
しかし、この信号Q45の転移は、失なわれた
ステツプが回復される時に駆動パルスIが停止さ
れることのないようにする。
これは、駆動パルスの継続時間、即ち7.8mS
を決める信号SBの2つのパルスがオアゲート2
17および218の出力に現われることによる。
2つの失なわれたステツプが回復された後、瞬
間TEにおいてモーターは再び正常に動作する。
第7図に示される、失なわれたステツプを計数
するための回路201は、ここで説明される。
これは基本的にはN220による1つのカウン
ターからなるものである。Nの値は標準的に5で
ある。このカウンターは入力端子と、出力端子お
よびリセツト入力Rを持つている。
この入力は、失敗したステツプ検出器200か
らの信号Q211を受ける。出力は信号S220
を発生するが、この信号は任意の継続時間のパル
スを含むもので、N個の失敗したステツプが計数
される都度、発生するものである。終わりに、入
力Rは回路203の出力からの、例えば8秒の、
周期Tnを持つリセツト信号SCを受ける。
こうして、8秒の周期の間に5あるいはそれ以
上のステツプが失なわれると、出力信号S220
はその周期の終りにパルスとして生ずる。
第9図においてA,B,…Pで示されている信
号S220のパルスは明らかに時間的にイレギユ
ラーなインターバルで現われている。もちろん、
失なわれたステツプのすべては回復される。
今度は、第8図に示される電圧基準回路202
に転ずると、この回路は入力端子、セツト端子
S、およびP出力端子a,b,c,…pを有する
P221によるカウンターを含んでいる。
Pの値は標準的に10である。
この入力は失なわれたステツプ計数回路201
からの信号S220を受け、セツト端子Sは2入
力オアゲート225の出力に接続されている。
ゲート225の第1入力は、例えば毎時1パル
スを発生する回路203で発生された信号SDを
受ける。第2入力は、供給電圧Uaを提供する電
池が腕時計中に取付けられた時にパルスの形で出
力信号S226を発生するような、説明はしない
が公知の回路226に接続されている。
カウンター221の出力a,b,…pはそれぞ
れ伝送ゲートの制御端子に接続されており、これ
らの伝送ゲートは223a,223b,…223
pで参照される。各伝送ゲートは、それらゲート
の総てに共通に第1の負荷抵抗224の1端に接
続され、また第2負荷抵抗の1端にも接続されて
いる。こうして伝送ゲートの各々は第2負荷抵抗
に相当しまた、これらのp抵抗はそれぞれ224
a,224b,…224pとして参照される。抵
抗224,224a,224b,…224pの他
端は総てグランド電位である。伝送ゲートは制御
端子がハイとなつた時に導通し、それ以外では非
導通である。
腕時計の電池に接続されている供給端子Uaと
抵抗224の第1端子との間には電流源222が
接続される。
第8図回路の動作は第9図に示されている信号
を参照しながらここで説明される。
第9図は信号S220に含まれるパルスA,
B,…Pの機能としてカウンター221の出力
a,b,…,pにより発生される信号S221
a,S221b,…,S221pの変化を示して
おり、結果としてのスレツシヨールド電圧U′sに
おける変化を示している。初期時点ではカウンタ
ー221は信号S220または、オアゲート22
5を経てカウンターの端子7に与えられるパルス
である信号SDによつてリセツトされている。
信号S221a,S221b,…,S221p
は総てハイである。これらの信号で制御される伝
送ゲートは223a,223b,…,223pは
こうして、すべて導通となつている。結果とし
て、負荷抵抗224a,224b,…,224p
はすべて負荷抵抗224と並列に働く。これらの
抵抗の並列配置は最小の等価負荷抵抗を規定す
る。この等価負荷抵抗を通る定電流を流し出す定
電流源222はその端子間に最小スレツシヨール
ド電圧U′SOを発生する。
このスレツシヨールドに相当する駆動パルスI
のエネルギーが、以前にセツトされた規準に従つ
てモーターが完全に動作するのに不十分であれ
ば、パルスAが回路201から発生され、信号S
220によつてカウンター211に伝達されて1
ユニツトだけ増加する。
カウンター221のこの新しい状態において
は、出力信号S221aはローとなり、他の出力
はハイを維持する。こうして伝達ゲート223a
は導通から非導通状態となり、抵抗224aを抵
抗224から切りはなす。この結果、等価負荷抵
抗は増加する。
U′SOから次の値U′SAに増加するスレツシヨール
ド電圧に同じことが言える。必要ならば、B,
C,…,Pにおいても同じ処理が繰り返され、ス
レツシヨールド電圧は、それが最大値U′SPに致る
まで1ステツプずつその都度増加する。パルスP
+1はスレツシヨールド電圧をその最小値U′SO
戻すように働き、またこのサイクルがスタートす
る。
実際のところ、このスレツシヨールド電圧は
U′SPよりも低いレベルで安定するために、最小値
U′SOへの戻りは信号S226またはSDのパルス
によつて行なわれるだけである。
当然、本発明はこれまでに説明した実施例の特
定の形式に制限されるものではない。例えば、実
施例のこの形式ではスレツシヨールド電圧U′S
その最小値U′SOまで周期的にリセツトされるが、
これは1方では外部的障害によつてローターがN
よりも大きなステツプの数を失敗して、その結果
その電圧がより高い値に達してしまつたような場
合にこれを減少させることができ、他方では制御
装置に、モーター特性や動作条件における可能な
変化を適時、自動的に適用することができる。
本発明の観点において、制御回路がある電圧を
受けた時のみ、基準レベルをその最小値に戻すこ
とができるのは、明らかであろう。
スレツシヨールド電圧は、モーターが最初にス
タートする時に電圧U′SOにセツトされるだけとい
うことも可能である。
このような解決法は当然ながら完全さは少ない
ものであるがしかし、基準が固定している公知の
装置よりも改善されているものではある。
スレツシヨールド電圧を周期的にその最小値に
リセツトするよりは、モーターの停止が生ずるか
または停止が頻発するようになるまで段階的にス
レツシヨールド電圧を漸進的に減じていくことも
可能である。
さらに、失なわれたステツプ計数回路201
は、ローターによつてステツプが失なわれた、即
ちこれはシヨツクや外部磁界によつてもあり得る
ことで、この場合はスレツシヨールドレベルが低
すぎるということではない、時に直ちにスレツシ
ヨールド電圧レベルを急に増加させてしまうこと
を防止して設計することもできる。
この回路は上に述べた2つの場合、即ち装置が
最初に動作した時点で基準電圧がその最小値にセ
ツトされている時、または電池が交換されてそれ
がこの値にリセツトされている時、に特に有用で
ある。このカウンターがなければ、信号Q211
が直接に回路202に印加されるためスレツシヨ
ールド電圧はすぐにその最大値にまで到達し、腕
時計の全寿命の間、または少なくとも電池寿命の
間モーターのエネルギー消費は不必要に高程度と
なる。他方、もし制御装置が、基準レベルがしば
しば再調節されるように設計されれば、回路20
0の出力を回路202の第1入力に接続すること
により計数回路201は大きな損失を費すことな
く省略可能であるが、それは使用されるエネルギ
ーは限定された周期に関して過剰となるだけだか
らである。
しかも、エネルギーロスは基準レベルの再調節
の頻度を増加させることによつて全体的には減少
するのである。
この発明はまた、ローターの移動によつて誘起
される電圧以外の、モーターの動作を表わすどの
ようなパラメーターについても適用できる。これ
はコイルの自己インダクタンスを含んだ全体的な
誘起電圧に、モーターを通して流れる電流に、ス
テーター中の磁束における変化に、またはこれら
パラメーターを含んだ代数式動作の結果として得
られるあらゆる変数について適用が可能である。
第1図のブロツク図は、上に述べたようにある
場合には省略できる、失なわれたステツプ計数回
路と、パルスの切断はある場合には比較器の出力
によつて直接制御され得るため常に必要というわ
けではない駆動パルスの継続時間を計算するため
の回路とを除いてこれら変数に対して代替して適
用することができる。
他の回路、特に測定回路11と失なわれたステ
ツプ検出回路200とは、当然パラメーターを表
わすよう選ばれた物理量に適合させるべきであ
る。例えば、パラメーターとして選ばれたのがコ
イル中の磁束の変化であれば、回路11はドイツ
特許出願第3132304の明細書の中に説明されてい
る回路の1つとなるべきである。
本発明による制御装置の実施例の、上に説明し
た形態においては、駆動パルスの継続時間を調節
するために選ばれた物理量はまた、失なわれたス
テツプの検出にも用いられる。
2つの異なるパラメーターがそれぞれの目的の
ために用いられるのは特に重要なことではない。
この場合、失なわれたステツプ検出回路200
がもはや測定回路11の出力に接続されず、直接
モーターのコイルに、あるいはモーターの制御回
路に接続される。
発明の効果 モーター負荷に対する駆動パルスの永続的な、
且迅速な調整が不可能であつたり、モーターが回
転失敗したときの修正パルスの発生のため必要以
上の大きなエネルギ消費を来たしたり、永久的に
調節される装置でも最小エネルギ消費を達成し得
ないなどの従来技術の欠点を取除き、最悪条件下
でも適正動作を確保しつつモーターのエネルギ消
費可及的に低減させるという効果を本発明は奏し
得示るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、モーターの負荷に加えられる駆動パ
ルスの継続時間を適合させるために選択されたパ
ラメーターがローターの動きによつてモーターの
コイル中に誘起される電圧であるような、本発明
による制御装置の実施例の1つの形態を示すブロ
ツク図であり、第2図は第1図装置の部分をなす
誘起電圧測定回路で発生される電圧を示す図で、
最初はモーターが正常に回転した時、第2はロー
ターがブロツクされ駆動パルスは正位相である
時、また第3は駆動パルスが反対位相である時の
電圧を示す図であり、第3図は第1図に示される
制御装置に用いられる、失なわれたステツプを検
出するための回路の概要図であり、第4図は第3
図回路に現われる主な信号の形状を表わした図で
あり、第5図は第1図ブロツク図に示されるステ
ツピングモーター制御回路の可能な構成形状の概
要図であり、第6図は第5図回路中に現われる主
要信号の形状を示す図であり、第7図および第8
図は第1図に示される装置に用いられる、失なわ
れたステツプカウンターを、また可変スレツシヨ
ールド電圧U′Sを供給する回路を表わす概要図で
あり、第9図は第7図および第8図の配置におい
て現われる主要な信号、特に時間および失なわれ
たステツプの関数としてのスレツシヨールド電圧
U′Sの変化を表わした図である。 10……モーター、11……計算回路、12…
…比較回路、13……計算回路、14〜17……
制御トランジスター、18……抵抗、41……増
幅器、42,45,46……フリツプフロツプ、
58……ナンドゲート、109……制御回路、1
43,144……アンドゲート、200……失な
われたステツプ検出器、201……カウンター、
202……基準電圧発生器、203……論理回
路、210……増幅器、211……フリツプフロ
ツプ、215……アンドゲート、216,21
7,218……オアゲート、220,221……
カウンター、222……定電流源、223……ゲ
ート、224……抵抗、225……オアゲート、
226……パルス回路、300……発振器、40
0……周波数デバイダー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ローターと、制御装置が電圧を受けた時にロ
    ーターを駆動するための正常な駆動パルスをモー
    ターに配設された制御装置から受けるためのコイ
    ル配置とを持つステツピングモーターを制御する
    方法において、 各正常な駆動パルスの期間にローターの動きを
    表わす物理量を測定することと、この物理量が基
    準レベルに達することによつて得られる時間で決
    められる瞬間に前記駆動パルスを切断すること
    と、さらに付加的に、各正常な駆動パルスに応答
    してローターが1ステツプ回転したかどうかを検
    出し、所定期間内の欠落したステツプの数を捕捉
    検出し、当該欠落ステツプの数に従つて前記基準
    レベルを変化させることの各ステツプを含むこと
    を特徴とするステツピングモーター制御方法。 2 前記基準レベルが最小値と最大値の間で段階
    的に調節可能であり、また固定された時間間隔に
    おいて正常な駆動パルスに応答してローターによ
    りNステツプ、この時Nは1またはそれ以上の整
    数、が無効となつた時に1段階だけ増加するよう
    な、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 制御装置が最初に電圧を受けた時には、前記
    基準レベルが前記最小値に調節されるような、特
    許請求の範囲第2項記載の方法。 4 制御装置が電圧を受ける都度に前記基準レベ
    ルが前記最小値に戻されるような、特許請求の範
    囲第2項記載の方法。 5 制御装置が電圧を受けた後に前記基準レベル
    がまた周期的に前記最小値に戻されるような、特
    許請求の範囲第4項記載の方法。 6 正常な駆動パルスに応答して無効となつた各
    ステツプをローターに回復させるよう十分な継続
    時間の修正駆動パルスをモーターコイルに印加す
    ることをさらに含むような、特許請求の範囲第2
    項記載の方法。 7 測定され物理量がローターの動きによつてコ
    イル中に誘起された電圧であるような、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 8 測定される物理量が前記コイルを通して流れ
    る磁束の変化分であるような、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 9 ステツピングモーターを制御するための装置
    において、ローターがステツプを実施すべき都度
    に出力信号を発生させるための信号発生装置と、
    前記信号発生装置により発生された出力信号に応
    答してモーターのコイルに正常な駆動パルスを印
    加するための制御装置と、各正常な駆動パルスの
    期間にローターの動きの物理量を測定し、該物理
    量を表わす測定信号を発生するためにモーターに
    結合された装置と、 当該測定物理量に対する基準レベルに相当する
    基準信号を発生するための装置と、前記測定信号
    と前記基準信号との間の比較信号を供給するため
    の装置と、前記比較信号を受け、前記物理量が前
    記基準レベルに到達することによつて得られる時
    間で決められる所定の瞬時に前記正常な駆動パル
    スを切断させるため前記制御装置に作用するため
    の装置と、 前記正常な駆動パルスに応答してローターが1
    ステツプ回転したかどうかを検出するための装置
    と、 さらに、所定期間内の欠落したステツプの数を
    捕捉検出するための装置とを有し、 前記基準信号発生装置は当該の欠落ステツプの
    数に従つて前記基準信号の値を変更するように構
    成されていることを特徴とするステツピングモー
    ター制御装置。 10 前記検出装置は正常な駆動パルスに応答し
    てローターが回転を失敗したステツプを検出する
    ように構成され、前記基準信号発生装置は最小値
    と最大値の間で前記基準信号の値を段階的に変更
    するように構成され、前記基準信号の値は定まつ
    た時間インターバルの間にローターによつてNス
    テツプ、Nは1かそれ以上の整数、が無効とされ
    る都度に1段階だけ増加するような、特許請求の
    範囲第9項記載の装置。 11 電圧が最初に前記装置に印加された時に前
    記基準信号の値を前記最小値に調節するための装
    置をさらに含むような、特許請求の範囲第10項
    記載の装置。 12 前記装置が電圧を受ける都度に前記基準信
    号の値を前記最小値に戻すための装置をさらに含
    むような、特許請求の範囲第10項記載の装置。 13 前記装置が電圧を受けた後に前記基準信号
    の値を前記最小値に周期的に戻すための装置をさ
    らに含むような、特許請求の範囲第12項記載の
    装置。 14 正常な駆動パルスに応答して実行されなか
    つた各ステツプをローターに回復させるよう十分
    な継続時間の修正駆動パルスを前記モーターのコ
    イルに印加するため前記検出装置に接続される装
    置をさらに含むような、特許請求の範囲第10項
    記載の装置。 15 ローターによつて実行されなかつたステツ
    プを検出するために前記測定信号を受けるよう前
    記検出装置が配置されているような、特許請求の
    範囲第10項記載の装置。 16 測定される物理量がモーターの動きによつ
    てコイル中に誘起される電圧であるような、特許
    請求の範囲第9項記載の装置。 17 測定される物理量が前記コイルを通して流
    れる磁束の変化分であるような、特許請求の範囲
    第9項記載の装置。
JP59167970A 1983-08-12 1984-08-13 ステツピングモーター制御方法及び装置 Granted JPS6059995A (ja)

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EP0135104B1 (fr) 1987-11-19
JPS6059995A (ja) 1985-04-06
HK32293A (en) 1993-04-08
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