JPH01217040A - オルガノポリシロキサン―ポリメチレンブロック交互共重合体及びその製造法 - Google Patents

オルガノポリシロキサン―ポリメチレンブロック交互共重合体及びその製造法

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JPH01217040A
JPH01217040A JP4221888A JP4221888A JPH01217040A JP H01217040 A JPH01217040 A JP H01217040A JP 4221888 A JP4221888 A JP 4221888A JP 4221888 A JP4221888 A JP 4221888A JP H01217040 A JPH01217040 A JP H01217040A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規な構造を有するシリコーン系交互共重合
体及びその製造法に関する。
更に詳しくは、ポリシロキサンとアルカジエンを共重合
する、ことによって得られる直鎖状でポリシロキサンユ
ニットとポリメチレンユニットを交互に有する新規な構
造の共重合体に関する。
(従来の技術) 炭化水素基をポリシロキサンに付加させる方法は、例え
ば米国特許第2,823,218号に記載されている。
しかしながら、ここに述べる有用な両末端に反応基を保
持したポリメチレンとポリシロキサンとの線状の交互ブ
ロック共重合体は知られていない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、両末端に反応基を保持したポリメチレンユニ
ットとポリシロキサンユニットを有する線状の交互ブロ
ック共重合体であって、特に各種の樹脂に添加し、両末
端に残っている反応基を利用して樹脂に反応させること
により樹脂を改質するのに役立つような線状の交互ブロ
ック共重合体を提供するものである。また、このような
交互ブロック共重合体幌他にもその反応性を利用して多
種の有用な用途を見い出すことが出来る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、新規で有用なオルガノポリシロキサン−ポリ
メチレンブロック交互共重合体およびその製造法を提供
するものである0本発明のオルガノポリシロキサン−ポ
リメチレンブロック交互共重合体は、 RR 式 →CゎH211+   のB単位 (ここで、Rは1価の炭化水素基であり、aは1〜l 
000であり、bは5〜lOOである)が交互に線状に
繋がっており、両末端はいずれもA単位か、またはいず
れもB単位か、またはA単位とB単位の混ざった状態で
停止しているが、A単位で停止した部分は であり、B単位で停止した部分は 式   −C1−雪 Hm ll−21・ CH=CH
2であるような線状のブロック交互共重合体である。
1価の炭化水素基Rとは、アルキル、アリール、アラル
キル等である。アルキルとしては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、オクチル、デシル等が例示される。
アリールとしては、フェニル、ナフチル等が例示される
。アラルキルとしては、ベンジル、フェニルエチル等が
例示される。これらの1価の炭化水素基は、一部に置換
基を有していてもよく、置換基としては、例えばハロゲ
ン基やエポキシ基やアミノアルキル基等が例示される。
本発明の線状のブロック交互共重合体は、一般式(1)
で表わされる両末端に5i−Hを有するオルガノポリシ
ロキサン と、一般式(2)で表わされる両末端にビニル基を有す
るアルカジエン CHx =CH−Ch−4Hztb−41−CH=CH
2を、触媒の存在下で反応させることによって得ること
ができる0両末端にビニル基を有するアルカジエンとし
ては、l、5−へキサジエン、1,6−へブタジェン、
1.7−オクタジエン、1,8−ノナジェン、l、9−
デカジエン、l、10−ウンデカジエン、1.11−ド
デカジエン、1.12−トリデカジエン、l、13−テ
トラデカジエン等が例示される。触媒としては、塩化白
金酸や不活性担体に担持させた白金触媒等が例示される
0本反応を行なう際には、溶剤の使用は特に必要ではな
いが、反応原料が相互に溶は合わないときにはあらかじ
め反応前に不活性消削を加えておいてもよい、適切な不
活性溶剤としては、ベンゼン、トルエン、ヘキサン等が
例示される。
上記の製造方法を更に詳細に説明すると、両末端に5L
−Hを有するオルガノポリシロキサンと両末端にビニル
基を有するアルカジエンおよび角虫媒、必要に応じて不
活性溶剤を反応容器9こイ士込み、窒素雰囲気下で加熱
かくはんする。この反応を系の粘度上昇が停止するまで
行なう、このようにして得られた反応物を中和精製する
こと4こよって、本発明のオルガノポリシロキサン交互
共重合体を得ることが出来る。このとき、反応当量とし
て一般式(1)のオルガノポリシロキサンを一般式(2
)のアルカジエンに比べて過剰に仕込んで反応させると
SiH反応基を含有する生成物を得、逆に過少に仕込ん
で反応させるとビニル反応基を含有する生成物を得るこ
とができる。
(発明の作用・効果) 本発明で得られるブロック交互共重合体!ま、分子鎖中
にポリシロキサンユニットを有するので潤滑性・スリッ
プ性があり、又ポリエチレンと同様なユニットであるポ
リメチレンユニットを有するので、ポリエチレン等と親
和性・混和性があり、各種の樹脂に添加し、場合によっ
ては両末端に残っている反応基を利用して樹脂に反応さ
せることにより、樹脂を改質するのに役立つ0例えば、
ポリエチレン等の樹脂に添加し、場合によっては樹脂に
反応させることによって、トルクの低下またはメルトフ
ラクチャー防止等の加工性向上、表面潤滑性の付与向上
、耐摩耗性、耐熱性向上、樹脂の成型時の金型からの離
型性向上に役立つ、また、そのものに架橋剤を配合して
反応させることにより、改良されたシリコーンエラスト
マーとして種々の用途に活用される。また、これを膜状
にコーティングすることにより、ガラス、フィラー、建
材、繊維、プラスチックス、紙等の各種素材に対する表
面処理剤、あるいは高級はっ水剤、離型剤、はくり紙用
コーティング剤等に有用である。さらに、熱媒、潤滑剤
、離型剤、繊維処理剤として有用である。
夫血舅 本発明を以下の実施例によってさらに詳細に説明する。
K1叢−ユ 1.9−デカジエン86.2g、一般式(1)でRがメ
チル基でありかつaが10のオルガノポリシロキサン4
67.5g、塩化白金酸0.07gを蒸溜塔を備えた1
℃のフラスコに仕込み、80℃で約1時間保持したとこ
ろ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸ソーダlo
、9gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発分を除去し
たのち、枦遇したところ、粘度6.040センチストー
クス(25℃)、屈折率1.4202、ビニル基0.0
7重量%を含有するブロック交互共重合体生成物を得た
夫皿五−ユ 1.5−ヘキサジエン45.0g、一般式(1)でRが
メチル基でありかつaがlOのオルガノポリシロキサン
498.7g、塩化白金酸0゜07gを蒸溜塔を備えた
1℃のフラスコに仕込み、80℃で約1時間保持したと
ころ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸ソーダi
o、9gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発分を除去
したのち、濾過したところ、粘度3. l OOセンチ
ストークス(25℃)、屈折率1.4150、SiH基
0.09重量%を含有する生成物を得た。
K嵐■−1 1,5−ヘキサジエン123.4g、一般式(1)でR
がメチル基でありかつaが3のオルガノポリシロキサン
425.9g、塩化白金酸0.07gを蒸溜塔を備えた
lI2のフラスコに仕込み、80℃で約1時間保持した
ところ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸ソーダ
10.8gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発分を除
去したのち、濾過したところ、粘度620センチストー
クス(25℃)、屈折率1.4274、ビニル基0.2
7重量%を含有する生成物を得た。
寒立五−A 1.9−デカジエン262.3g、一般式(1)でRが
メチル基でありかつaが1のオルガノポリシロキサン2
95.3g、塩化白金酸0.07gを蒸溜塔を備えた1
℃のフラスコに仕込み、80℃で約1時間保持したとこ
ろ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸ソーダ11
.0gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発分を除去し
たのち、濾過したところ、粘度12,700センチスト
ークス(25℃)、屈折率1.4565、ビニル基0.
05重量%を含有する生成物を得た。
K胤五−1 1,9−デカジエン180.8g、−数式(1)でRが
メチル基でありかつaが3のオルガノポリシロキサン3
55.1g、塩化白金酸0.07gを蒸溜塔を備えた1
℃のフラスコに仕込み、80℃で約1時間保持したとこ
ろ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸ソーダ10
.8gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発分を除去し
たのち、濾過したところ、粘度6.450センチストー
クス(25℃)、屈折率1.4357、ビニル基0.1
1重量%を含有する生成物を得た。
K置皿−五 1.13−テトラデカジエン230.8g、−数式(1
)でRがメチル基でありかつaが3のオルガノポリシロ
キサン310.5g、塩化白金酸0.07gを蒸溜塔を
備えたlβのフラスコに仕込み、80℃で約1時間保持
したところ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸ソ
ーダlo、6gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発分
を除去したのち、濾過したところ、粘度4.380セン
チストークス(25℃)、屈折率1.4411、ビニル
基0.14重量%を含有する生成物を得た。
夫血皿−二 1.13−テトラデカジエン106.8g、−数式(1
)でRがメチル基でありかつaがlOのオルガノポリシ
ロキサン177.0g、塩化白金酸0.07gを蒸溜塔
を備えたlβのフラスコに仕込み、80℃で約1時間保
持したところ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸
ソーダ10.6gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発
分を除去したのち、濾過したところ、粘度24,600
センチストークス(25℃)、屈折率り、4223、ビ
ニル基0.04重量%を含有する生成物を得た。
友嵐五−1 1,13−テトラデカジエン45.3g、−数式(1)
でRがメチル基でありかつaが29のオルガノポリシロ
キサン505.5 g、塩化白金酸0.07gを蒸溜塔
を備えたlβのフラスコに仕込み、80℃で約1時間保
持したところ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸
ソーダ10.9gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発
分を除去したのち%濾過したところ、粘度32.500
センチストークス(25℃)、屈折率1.4135、ビ
ニル基0.03重量%を含有する生成物を得た。
K置皿−旦 1.13−テトラデカジエン7.8g、−数式(1)で
Rがメチル基でありかつaが201のオルガノポリシロ
キサン542.9g、塩化白金酸0.07gを蒸溜塔を
備えたIQのフラスコに仕込み、80℃で約1時間保持
したところ、系の粘度上昇が停止した。ついで重炭酸ソ
ーダlo、9gを加えて攪拌しながら、減圧下で揮発分
を除去したのち、濾過したところ、粘度321.600
センチストークス(25℃)、屈折率1.4074、ビ
ニル基0.01重1%を含有する生成物を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼のA単位と 式 ▲数式、化学式、表等があります▼のB単位 (ここで、Rは1価の炭化水素基であり、aは1〜10
    00であり、bは5〜100である)が交互に線状に繋
    がっており、両末端はいずれもA単位か、またはいずれ
    もB単位か、またはA単位とB単位の混ざった状態で停
    止しているが、A単位で停止した部分は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、B単位で停止した部分は 式−C_b_−_2H_2_(_b_−_2_)・CH
    =CH_2であるような線状のオルガノポリシロキサン
    −ポリメチレンブロック交互共重合体。 2)一般式(1)で表わされる両末端にSi−Hを有す
    るオルガノポリシロキサン ▲数式、化学式、表等があります▼(1) と一般式(2)で表わされる両末端にビニル基を有する
    アルカジエン CH_2=CH・C_b_−_4H_2_(_b_−_
    4_)・CH=CH_2(2) を触媒の存在下で反応させることを特徴とする第一項記
    載のオルガノポリシロキサン−ポリメチレンブロック交
    互共重合体の製造法。
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