JPH01216890A - 多層磁気カード - Google Patents

多層磁気カード

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JPH01216890A
JPH01216890A JP63043971A JP4397188A JPH01216890A JP H01216890 A JPH01216890 A JP H01216890A JP 63043971 A JP63043971 A JP 63043971A JP 4397188 A JP4397188 A JP 4397188A JP H01216890 A JPH01216890 A JP H01216890A
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JP
Japan
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magnetic recording
magnetic
information
coercive force
layers
Prior art date
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Pending
Application number
JP63043971A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Yano
矢野 矩雄
Ginya Ishiguro
石黒 銀矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、!Dカード、プリペイドカード等として用い
るのに適した多層磁気カードに関するものである。
(従来の技術) 一般に磁気カードは短いために磁気ヘッドとの相対運動
が安定しないことから、記録再生のための同期信号を磁
気カードを搬送するモータあるいは磁気カードが移動す
ることによって回転するタッチローラから得ても線記録
密度を向上させることができず、2108P I程度と
磁気テープやフレキシブルディスクに比べて非常に低密
度で記録される。このため、従来の磁気カードの記憶容
量は非常に小さいと言う欠点があった。なお、磁気カー
ドと磁気ヘッドとの相対運動を安定にするにはカードリ
ーダライタが高価になり過ぎることから、記憶容量を大
ならしめる試みは放棄されていた。
第4図は従来の二つの磁気記録層を有する多層磁気カー
ドの実施例である。第4図0)の構成について見ると、
多層磁気カード1は、基板2上に保磁力が比較的大きい
磁気記録層3と、前記保磁力より小さい磁気記録層4か
ら構成されていた。このような多層磁気カードにおいて
は、磁気記録層3と磁気記録層4とにそれぞれ異なる情
報を記録すると、第4図(ロ)の破線で示すように、深
層の磁気記録層に情報を記録したことから生ずる磁束も
多層磁気カードの表面に漏れるため、いずれか−方の磁
気記録層の線記録密度を極端に小さくして記録し、情報
の再生では周波数で弁別するフィルターを使用する必要
があった。しかし、この場合には記憶容量の増加は非常
に僅かのものであった。
また、IDカード、プリペイドカード等では、所謂セキ
ュリティが益々重要視されるようになってきている。一
般の一つの磁気記録層よりなる磁気カードでは、既に大
量に使用されているリング形磁気ヘッドで記録再生でき
るため、容易に磁気ヘッドが入手されて記録情報が改ざ
んされる欠点があった。さらに、保磁力が比較的大きい
磁気記録層を有する磁気カードでは、既に大量に使用さ
れているクレジットカードに重ねて保管するときに約6
50oeと比較的小保磁力の磁気記録層よりなるクレジ
ットカードの記録情報を消去しないようにする配慮が欠
けていた。
(発明が解決しようとする1lll) 本発明は上記の欠点を改善するために提案されたもので
、その目的は、線記録密度を向上させず、したがって、
カードリーダライタを高価ならしめずに記憶容量を2倍
以上にでき、さらに、一般の技術による記録情報の改ざ
んが防止でき、また、既存のクレジットカードに重ねて
保管しても、クレジットカードの記録情報を消去しない
多層磁気カードを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明による多層磁気カードは、常温での保磁力が異な
る複数の磁気記録層と、前記複数の磁気記録層の何れの
キュリー点より低いキュリー点を有する単数、あるいは
同じく複数の磁気記録層の何れのキュリー点より低く、
かつ、常温での保磁力が異なり、キュリー点がほぼ等し
い複数の熱磁気転写層とが、近接する少なくとも一方の
磁気記録層の常温での保磁力より熱磁気転写層の常温で
の保磁力が小となるように、基板上に交互に積層された
ことを特徴とするもので、磁気記録層に情報を記録した
後、加熱ヘッドで磁気記録層のキュリー点以下で熱磁気
転写層のキュリー点以上に加熱して前記情報を熱磁気転
写層に熱磁気転写すると、情報を記録および熱磁気転写
したことによる磁化は磁束の閉ループを形成することを
利用して、より深層の磁気記録層に情報を記録したこと
から生ずる磁束、あるいは、複数の全ての磁気記録層に
情報を記録したことから生ずる磁束が多層磁気カードの
表面に漏れないようにしたものである。
(作用) 本発明の多層磁気カードにおいては、複数の磁気記録層
に常温で情報を記録した後、加熱ヘッドで多層磁気カー
ドを複数の磁気記録層のキュリー点以下で単数あるいは
複数の熱磁気転写層のキュリー点以上に加熱して前記情
報を熱磁気転写層に熱磁気転写すると、情報を記録およ
び熱磁気転写したことによる磁化は磁束の閉ループを形
成する。
したがって、より深層の磁気記録層に情報を記録したこ
とから生ずる磁束が多層磁気カードの表面に漏れなく、
さらに、複数の全ての磁気記録層に情報を記録したこと
から生ずる磁束が多層磁気カードの表面に漏れないよう
にもできるので、一般の技術による記録情報の改ざんが
防止でき、既存のクレジットカードに重ねて保管しても
、クレジットカードの記録情報を消去しないようにする
ことができる。このようにして記録した情報は以下のよ
うに再生できる。例えば、保磁力の最も小さい磁気記録
層の両側に熱磁気転写層がある多層磁気カードの場合、
常温での保磁力の最も小さい熱磁気転写層の磁化を直流
消去すると、保磁力の最も小さい磁気記録層の磁化によ
って生ずる磁束のみが多層磁気カードの表面に漏れ、し
たがって、保磁力の最も小さい磁気記録層に記録した情
報が再生できる。次に、保磁力の最も小さい磁気記録層
の磁化と2番目に常温での保磁力の小さい熱磁気転写層
の磁化を直流消去すると、2番目に保磁力の小さい磁気
記録層に記録した情報を再生できる。以下同様に複数の
磁気記録層に記録した情報を順次再生できる。すなわち
、複数の磁気記録層に同等の線記録密度で情報を記録で
きるので記憶容量がそれだけ増加させることができる。
(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。なお、実施例は
一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しない範囲で
、種々の変更あるいは改良を行いうることは言うまでも
ない。
第1図は本発明による多層磁気カードの実施例の一部破
断断面図であって、図において、iは多N磁気カード、
6は基板、7,8.9はそれぞれ常温での保磁力が約7
50oe、 750oe、 250oeで、キュリー点
が約130°C,130°c、  120℃のCr01
粒子を結合剤中に分散して形成した第1.第2.第3の
熱磁気転写層、to、 ttはそれぞれ常温での保磁力
が約2000oe、 750oeで、両者ともキュリー
点が約450°CのBaフェライト粒子を結合剤中に分
散して形成した第1.第2の磁気記録層である。
次に、第1図に示した本発明による多層磁気カードの実
施例における情報の記録再生について図面を用いて説明
する。第2図は第1図の多層磁気カード旦における情報
の記録再生について説明するための図である。まず、常
温でリング形磁気ヘッド(図では略)によって第1の磁
気記録層lOに情報Aを記録する。さらに、第2の磁気
記録層11の保磁力が第1の磁気記録層10の保磁力よ
り小さいことから、第1の磁気記録層10に記録した情
報Aを消去しないようにリング形磁気ヘッドの記録電流
を減じて第2の磁気記録層11に情報Bを記録する。こ
のときの磁化状態は第2図(イ)となる0次に、加熱ヘ
ッド(図では略)を、多層磁気カード旦の加熱ヘッドと
の接触部の第1.第2の磁気記録層がキュリー点以下で
第1.第2.第3の熱磁気転写層がキュリー点以下にな
るように加熱して、その加熱ヘッドの下を多層磁気カー
ド−5−を通過させることによって、第1.第2の磁気
記録層に記録した情報を第1.第2.第3の熱磁気転写
層に熱磁気転写することができる。このときの磁化状態
は第2図(ロ)となる。第1.第2.第3の熱磁気転写
層の厚さを適当に選べばこれらの磁化は磁束の閉ループ
を形成する。すなわち、ここでは一般の技術では情報が
再生できないように隠蔽できる。
また、この磁化状態では、約650oeと比較的小保磁
力の磁気記録層よりなるクレジットカードに重ねて保管
してもクレジットカードの記録情報を消去してしまうこ
とはない。
記録した情報は、以下のように再生できる。第3の熱磁
気転写層9の常温での保磁力が最も小さいので、この磁
化のみをリング形磁気ヘッドで直流消去でき、このとき
の磁化状態は第2図(ハ)のようになり、第2の磁気記
録層11の磁化による磁束のみが多層磁気カードjの表
面に漏れる。したがって、リング形磁気ヘッドで情報B
がまず再生できる。なお、第2図の第3の熱磁気転写層
9は、第2の磁気記録層11に記録された情報を隠蔽す
るためのものであって、記憶容量を増加させる目的の多
層磁気カードでは必ずしも必要ではないことは言うまで
もない0次に、第1の磁気記録1toの常温での保磁力
が最も大きいので、この層の磁化のみを残して他の層の
磁化を全て直流消去すると、磁化状態は第2図に)のよ
うになり、第1の磁気記録層IOの磁化による磁束が多
層磁気カードiの表面に漏れ、したがって、情報Aも再
生できる。なお、実線矢印は磁化、破線は磁化からの磁
束の主な流れを示す。
第3図は本発明による多層磁気カードの他の実施例の一
部破断断面図であって、図において、r−は多層磁気カ
ード、6は基板、11.12は両者とも常温での保磁力
が約2000oeで、キュリー点が約120°CのTb
FeCo合金粒子を結合剤中に分散して形成した第1.
第2の熱磁気転写層、13.14はそれぞれ常温での保
磁力が約750oe、 200oeで、キュリー点が約
130°C,120°CのC「07粒子を結合剤中に分
散して形成した第3.第4の熱磁気転写層、15゜16
、17はそれぞれ常温での保磁力が約4000oe、 
2000oe、 750oeで、キュリー点がいずれも
約450°CのBaフェライト粒子を結合剤中に分散し
て形成した第1.第2.第3の磁気記録層である。第3
図に示した本発明による多層磁気カードの実施例におけ
る情報の記録再生については、第1.第2゜第3.第4
の熱磁気転写層のキュリー点がほぼ等しいので、第1図
に示した本発明による多層磁気カードの実施例における
情報の記録再生と同様に説明できる。
なお、第1図、第3図の実施例で、積層の順序が全く逆
であってもよいことは明白である。また、第1の熱磁気
転写層の常温での保磁力は、第3の熱磁気転写層の常温
での保磁力より大きいことは必要であるが、第2の熱磁
気転写層の常温での保磁力より小さくてもよいこ°とも
明らかである。すなわち、磁気記録層の数がN、熱磁気
転写層の数がMでN=M−1のとき、少なくとも数Nの
熱磁気転写層で常温での保磁力の大きい順に積層されて
おればよい。さらに、第1図、第3図の実施例における
第1の熱磁気転写層は必ずしも必要ではないことも明ら
かである。
換言すれば、磁気記録層及び熱磁気転写層とも夫々その
配列は保磁力の大きさの順にあることが必要であり、か
つその配列の方向は磁気記録層及び熱磁気転写層とも同
一の方向である二七が必要である。また保磁力の大きさ
の順は、多層磁気カードの表面から見ても、あるいは基
板側から見ても、いずれでもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、常温での保磁力
の異なる複数の磁気記録層と、前記複数の磁気記録層の
何れのキュリー点より低いキュリー点を有する少なくと
も単数の磁気記録層の何れのキュリー点より低く、かつ
、常温での保磁力が異なり、キュリー点がほぼ等しい複
数の熱磁気転写層とが、近接する少なくとも一方の磁気
記録層の常温での保磁力より熱磁気転写層の常温での保
磁力が小となるように、基板上に交互に積層されたこと
により、線記録密度を向上させず、したがって、カード
リーダライタを高価ならしめずに記憶容量を2倍以上に
でき、かつ、一般の技44jによる記録情報の改ざんが
防止でき、さらに、既存のクレジットカードに重ねて保
管しても、クレジットカードの記録情報を消去しない磁
気カードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多層磁気カードの実施例の一部破
断断面図、第2図は第1図の本発明による多層磁気カー
ドの実施例における情報の記録再生について説明するた
めの図、第3図は本発明による多層磁気カードの他の実
施例の一部破断断面図、第4図は従来の二つの磁気記録
層を有する多層磁気カードの一部破断断面図を示す。 i、r−・・・多層磁気カード 6・・・・・基板 7.11・・・第1の熱磁気転写層 8.12・・・第2の熱磁気転写層 9.13・・・第3の熱磁気転写層 14・・・・・第4の熱磁気転写層 10、15・・・第1の磁気記録層 11、16・・・第2の磁気記録層 17・・・・・第3の磁気記録層 第1図 第3 図 第 2図 (ハ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常温での保磁力の異なる複数の磁気記録層と、前
    記複数の磁気記録層の何れのキュリー点より低いキュリ
    ー点を有する少なくとも単数の磁気記録層の何れのキュ
    リー点より低く、かつ、常温での保磁力が異なり、キュ
    リー点がほぼ等しい複数の熱磁気転写層とが、近接する
    少なくとも一方の磁気記録層の常温での保磁力より熱磁
    気転写層の常温での保磁力が小となるように、基板上に
    交互に積層されたことを特徴とする多層磁気カード。
  2. (2)磁気記録層の数がN、熱磁気転写層の数がMでN
    =M−1のとき、複数の磁気記録層、複数の熱磁気転写
    層とも常温での保磁力が小となる方向を一致させて、複
    数の磁気記録層がそれらで常温での保磁力の大きい順に
    、少なくとも数Nの熱磁気転写層がそれらで常温での保
    磁力の大きい順に積層されたことを特徴とする請求項1
    記載の多層磁気カード。
JP63043971A 1988-02-26 1988-02-26 多層磁気カード Pending JPH01216890A (ja)

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