JPH0121575Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121575Y2 JPH0121575Y2 JP1982191720U JP19172082U JPH0121575Y2 JP H0121575 Y2 JPH0121575 Y2 JP H0121575Y2 JP 1982191720 U JP1982191720 U JP 1982191720U JP 19172082 U JP19172082 U JP 19172082U JP H0121575 Y2 JPH0121575 Y2 JP H0121575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- locking
- band
- plate
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ビデオカメラやテープレコーダ
ー、又はキヤリングバツグ等の吊下用バンドを本
体側に取付けた係止環に着脱式に掛止めする装置
の改良に関する。
ー、又はキヤリングバツグ等の吊下用バンドを本
体側に取付けた係止環に着脱式に掛止めする装置
の改良に関する。
従来のこの種バンドの掛止め装置は、バンドの
至端部に開閉式にしたフツク金具を直かに取付け
てそのフツク金具を本体側の係止環に掛止するよ
うにするのが一般的である。このようなフツク金
具による掛止めでは金属同志の係合となる上に、
フツク金具と係止環との間に大きな遊動距離があ
るので、弛緩、緊張のたびに金属同志の衝撃音が
発生し、その為特に雑音浸入に気を使うビデオカ
メラやテープレコーダの操作時には不適当であ
り、又遊動距離がある為に不測に外れたりするお
それがあり、さらには偏摩耗によつて耐久性に問
題があつた。
至端部に開閉式にしたフツク金具を直かに取付け
てそのフツク金具を本体側の係止環に掛止するよ
うにするのが一般的である。このようなフツク金
具による掛止めでは金属同志の係合となる上に、
フツク金具と係止環との間に大きな遊動距離があ
るので、弛緩、緊張のたびに金属同志の衝撃音が
発生し、その為特に雑音浸入に気を使うビデオカ
メラやテープレコーダの操作時には不適当であ
り、又遊動距離がある為に不測に外れたりするお
それがあり、さらには偏摩耗によつて耐久性に問
題があつた。
この考案は、このような従来の欠点に対処した
もので、着脱操作のとき以外はフツク体と係止環
との間に遊動距離をなくして衝撃音を生じないよ
うにすると共に、着脱をワンタツチで容易に行え
るようにして前記従来の欠点を除去したものであ
る。
もので、着脱操作のとき以外はフツク体と係止環
との間に遊動距離をなくして衝撃音を生じないよ
うにすると共に、着脱をワンタツチで容易に行え
るようにして前記従来の欠点を除去したものであ
る。
上記目的を達成するために、本考案におけるバ
ンド掛止め装置は、バンド端に取付けられる至端
具2に本体側の係止環4に対応するフツク体5を
設けたバンド止め具において、前記至端具2は、
本体2aと蓋体2bを2つ割りにしたものを掌合
して一体に結合し、この至端具2に一定厚さの金
属板からなり、かつ側縁に係止凹部7を、下端部
にフツク体5を、さらに上端にバンド係止孔6a
を夫々一体形成してなる掛止板6を、至端具に対
し上下スライド自由に貫挿し、前記至端具2には
本体2a側に窓孔8を、又蓋体2b側には前記掛
止板6の係止凹部7と係合しうる鈎片10と、係
止凹部7に対する鈎片の係合を押圧により離脱さ
せるロツク解放用の押釦9とを一体に形成し、押
釦9を前記窓孔8より露出させ、前記至端具2内
に前記掛止板6をフツク体5の引込方向に弾力を
附勢したばね12を設けてなるものである。
ンド掛止め装置は、バンド端に取付けられる至端
具2に本体側の係止環4に対応するフツク体5を
設けたバンド止め具において、前記至端具2は、
本体2aと蓋体2bを2つ割りにしたものを掌合
して一体に結合し、この至端具2に一定厚さの金
属板からなり、かつ側縁に係止凹部7を、下端部
にフツク体5を、さらに上端にバンド係止孔6a
を夫々一体形成してなる掛止板6を、至端具に対
し上下スライド自由に貫挿し、前記至端具2には
本体2a側に窓孔8を、又蓋体2b側には前記掛
止板6の係止凹部7と係合しうる鈎片10と、係
止凹部7に対する鈎片の係合を押圧により離脱さ
せるロツク解放用の押釦9とを一体に形成し、押
釦9を前記窓孔8より露出させ、前記至端具2内
に前記掛止板6をフツク体5の引込方向に弾力を
附勢したばね12を設けてなるものである。
バンド1の端部には2つ折りにした至端片1a
を取付け、この至端片1aの2つ折り部を掛止板
6の上端に形成した係止孔6aに係挿することに
より取付けられる。
を取付け、この至端片1aの2つ折り部を掛止板
6の上端に形成した係止孔6aに係挿することに
より取付けられる。
至端具2は本体2aと蓋体2bとを2つ割にし
たものを掌合し、接着剤で一体に結合するもので
あるが、掌合面に掛止板6のガイド凹部2cを含
む内腔部11を形成する。
たものを掌合し、接着剤で一体に結合するもので
あるが、掌合面に掛止板6のガイド凹部2cを含
む内腔部11を形成する。
ロツク解放用の押釦9と鈎片10は蓋体2b側
にこれと一体に連成されるが、一部より分岐状に
突出させて弾力性をもたせ、押釦9を押すと引込
み、押圧解放で元に復帰する。
にこれと一体に連成されるが、一部より分岐状に
突出させて弾力性をもたせ、押釦9を押すと引込
み、押圧解放で元に復帰する。
掛止板6は一定厚さの金属板にて形成し、下端
にフツク体5を、上端にバンド係止孔6aを設
け、側方の端縁にコ字形の切欠部からなる係止凹
部7を形成する。この係止凹部7は角孔状に形成
することもできる。又掛止板6の面に長孔を打抜
きにて形成したばね装着部6bを設け、これにコ
イルスプリングからなるばね12を圧縮状にして
装着させ、ばね12の下端は長孔の下部に嵌入し
たばね受け片13に支持させるようにする。ばね
受片13は至端具2の本体2aの内面より一体に
突設したものである。
にフツク体5を、上端にバンド係止孔6aを設
け、側方の端縁にコ字形の切欠部からなる係止凹
部7を形成する。この係止凹部7は角孔状に形成
することもできる。又掛止板6の面に長孔を打抜
きにて形成したばね装着部6bを設け、これにコ
イルスプリングからなるばね12を圧縮状にして
装着させ、ばね12の下端は長孔の下部に嵌入し
たばね受け片13に支持させるようにする。ばね
受片13は至端具2の本体2aの内面より一体に
突設したものである。
フツク体5は掌合状にした至端具2の下端口2
dより出没自在に突出するが、鈎片10が係止凹
部7に嵌止した際には第2図のようにロツクされ
て引つ込んだ状態、即ち、謂ゆるフツク閉とな
る。
dより出没自在に突出するが、鈎片10が係止凹
部7に嵌止した際には第2図のようにロツクされ
て引つ込んだ状態、即ち、謂ゆるフツク閉とな
る。
フツク開にする場合は、押釦9を押圧すると、
鈎片10が係止凹部7より抜脱するのでそのとき
にフツク体5を下へ引き下げるか、又は係止環4
に掛けたまゝバンド1を上方へ引張ればよい。す
ると掛止板6はばね12の附勢に抗してスライド
する為至端具2の下端口2dよりフツク体5が引
き出されるので係止環5に対し自由に着脱可能と
なる。
鈎片10が係止凹部7より抜脱するのでそのとき
にフツク体5を下へ引き下げるか、又は係止環4
に掛けたまゝバンド1を上方へ引張ればよい。す
ると掛止板6はばね12の附勢に抗してスライド
する為至端具2の下端口2dよりフツク体5が引
き出されるので係止環5に対し自由に着脱可能と
なる。
本考案は上述のように、本体2aと蓋体2bと
を2つ割りにしたものを掌合して一体に結合して
なる至端具2に、一定厚さの金属板からなり、か
つ側縁に係止凹部7を下端にフツク体5を夫々一
体形成してなる掛止板6を至端具に対し上下スラ
イド自由に嵌入し、至端具には本体2a側に窓孔
8を、又蓋体2b側に掛止板6の係止凹部7と係
合しうる突起からなる鈎片10と、係止凹部7に
対する係合を押圧により離脱させるロツク解放用
の押釦9とを一体形成し、押釦9を本体2aの窓
孔8より露出させ、前記至端具2内に前記掛止板
6をフツクの引込方向に弾力を附勢するようにば
ね12を設けたので、至端具の窓孔に露出する押
釦を指で軽く押動する簡単なワンタツチ操作で鈎
片10が係止凹部7から外れて掛止板6を引き出
すようにスライドして係止環4に対するフツク体
5を自由となし、逆にフツク体を押込むようにス
ライドさせるときは、定位置で係止凹部7と鈎片
10が自然に係合ロツクして係止環4に対するフ
ツク体5を抜脱不能に係合させることができ、且
つこの状態でばね圧により掛止板6を引込み方向
に弾力を附勢している為妄りにロツクが外れたり
する必配がなく、安全である。又このようなロツ
ク及びロツク解除を押釦によりワンタツチ操作で
簡単迅速に楽に行うことができる為操作取扱いが
容易で使い易く、而も至端具には金属の掛止板が
上下に貫通するように収着されて全荷重は掛止板
にかかるものであり、従つて至端具が引張り荷重
等によつて破損することがなく、耐久性が向上す
る。又構成が簡単であり安価に実施できる。
を2つ割りにしたものを掌合して一体に結合して
なる至端具2に、一定厚さの金属板からなり、か
つ側縁に係止凹部7を下端にフツク体5を夫々一
体形成してなる掛止板6を至端具に対し上下スラ
イド自由に嵌入し、至端具には本体2a側に窓孔
8を、又蓋体2b側に掛止板6の係止凹部7と係
合しうる突起からなる鈎片10と、係止凹部7に
対する係合を押圧により離脱させるロツク解放用
の押釦9とを一体形成し、押釦9を本体2aの窓
孔8より露出させ、前記至端具2内に前記掛止板
6をフツクの引込方向に弾力を附勢するようにば
ね12を設けたので、至端具の窓孔に露出する押
釦を指で軽く押動する簡単なワンタツチ操作で鈎
片10が係止凹部7から外れて掛止板6を引き出
すようにスライドして係止環4に対するフツク体
5を自由となし、逆にフツク体を押込むようにス
ライドさせるときは、定位置で係止凹部7と鈎片
10が自然に係合ロツクして係止環4に対するフ
ツク体5を抜脱不能に係合させることができ、且
つこの状態でばね圧により掛止板6を引込み方向
に弾力を附勢している為妄りにロツクが外れたり
する必配がなく、安全である。又このようなロツ
ク及びロツク解除を押釦によりワンタツチ操作で
簡単迅速に楽に行うことができる為操作取扱いが
容易で使い易く、而も至端具には金属の掛止板が
上下に貫通するように収着されて全荷重は掛止板
にかかるものであり、従つて至端具が引張り荷重
等によつて破損することがなく、耐久性が向上す
る。又構成が簡単であり安価に実施できる。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はそのバンド掛止め装置の一部を断面にした側面
図、第2図は同正面図、第3図及び第4図は第2
図A−A線及び同B−B線の断面図、第5図はビ
デオカメラに本考案を装着した場合の側面図であ
る。 1……バンド、2……至端具、4……係止環、
5……フツク体、6……掛止板、7……係止凹
部、8……窓孔、9……押釦、10……鈎片、1
1……内腔部、12……ばね。
はそのバンド掛止め装置の一部を断面にした側面
図、第2図は同正面図、第3図及び第4図は第2
図A−A線及び同B−B線の断面図、第5図はビ
デオカメラに本考案を装着した場合の側面図であ
る。 1……バンド、2……至端具、4……係止環、
5……フツク体、6……掛止板、7……係止凹
部、8……窓孔、9……押釦、10……鈎片、1
1……内腔部、12……ばね。
Claims (1)
- バンド端に取付けられる至端具2に本体側の係
止環4に対応するフツク体5を設けたバンド止め
具において、前記至端具2は、本体2aと蓋体2
bを2つ割りにしたものを掌合して一体に結合
し、この至端具2に一定厚さの金属板からなり、
かつ側縁に係止凹部7を、下端部にフツク体5
を、さらに上端にバンド係止孔6aを夫々一体形
成してなる掛止板6を、至端具に対し上下スライ
ド自由に貫挿し、前記至端具2には本体2a側に
窓孔8を、又蓋体2b側には前記掛止板6の係止
凹部7と係合しうる鈎片10と、係止凹部7に対
する鈎片の係合を押圧により離脱させるロツク解
放用の押釦9とを一体に形成し、押釦9を前記窓
孔8より露出させ、前記至端具2内に前記掛止板
6をフツク体5の引込方向に弾力を附勢したばね
12を設けてなることを特徴とするバンド掛止め
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19172082U JPS5995669U (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | バンド掛止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19172082U JPS5995669U (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | バンド掛止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5995669U JPS5995669U (ja) | 1984-06-28 |
JPH0121575Y2 true JPH0121575Y2 (ja) | 1989-06-27 |
Family
ID=30412780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19172082U Granted JPS5995669U (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | バンド掛止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5995669U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0636608Y2 (ja) * | 1986-03-14 | 1994-09-21 | 株式会社サカン | バンド吊金具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5726231Y2 (ja) * | 1978-10-11 | 1982-06-07 |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP19172082U patent/JPS5995669U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5995669U (ja) | 1984-06-28 |
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