JPH0121565Y2 - - Google Patents

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JPH0121565Y2
JPH0121565Y2 JP1982052557U JP5255782U JPH0121565Y2 JP H0121565 Y2 JPH0121565 Y2 JP H0121565Y2 JP 1982052557 U JP1982052557 U JP 1982052557U JP 5255782 U JP5255782 U JP 5255782U JP H0121565 Y2 JPH0121565 Y2 JP H0121565Y2
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JP
Japan
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transistor
printed wiring
wiring board
mounting device
leg piece
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JP1982052557U
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プリント配線基板に対して垂直にト
ランジスタが実装されるトランジスタ取付装置に
関し、特に、パワートランジスタ等のようにコレ
クタ端子となる金属パツケージ内にトランジスタ
チツプが収納されて成るトランジスタの取付装置
に関する。
プリント配線基板の実装密度を高めるために、
該基板に対して垂直方向に支持板体を立設し、こ
の支持板体上にトランジスタ等の部品を実施する
ことが行なわれている。特に、パワートランジス
タの場合には、放熱を効率良く行なわせることが
重要であり、金属等の高熱伝導率の放熱板をプリ
ント配線基板に対して垂直に立設し、この放熱板
を上記支持板体としてパワートランジスタを取付
固定している。
たとえば、第1図は従来のパワートランジスタ
の取付装置を示し、プリント配線基板1上に断面
L字状の支持板体としての放熱板2を少なくとも
2本の取付ビス3によりネジ止め固定している。
この放熱板2のプリント配線基板1に対して垂直
な取付面2a上に、パワートランジスタ5を抑え
金具6により挟み付けて取付固定している。この
パワートランジスタ5は、たとえば、いわゆるT
−23形の金属パツケージ内にトランジスタチツプ
が収納されたものであり、この金属パツケージ自
体がコレクタ端子となつている。
このような従来のトランジスタ取付装置におい
て、パワートランジスタ5のコレクタ端子をプリ
ント配線基板1の配線パターンに対して電気的に
接続するためには、たとえば第1図に示すよう
に、抑え金具6の上端に突片7等を折曲形成し、
この突片7に被覆導線8の一端を半田付けして、
この被覆導線8の他端をプリント配線基板1の導
体に半田付けする構造が用いられている。
ところで、パワートランジスタ5を、たとえば
テレビジヨン受像機の高圧発生用スイツチング電
源のスイツチングトランジスタとして用いる場合
には、このトランジスタ5のコレクタ端子には約
1.5kVの高電圧が発生する。そして、このような
高圧発生回路部についての安全規格として、上記
スイツチング電源の1次側で用いる線材に対して
は、半田付不良を想定して、半田を取り去つた状
態で一定の力(たとえば200グラム程度)で引き
抜くテストや引き廻すテスト等がなされる。この
場合、上記引き抜きに対しては、被覆導線8の端
部を突片7に巻き付けることによつてパスするこ
とが可能であるが、上記引き廻し時に1次側部品
が2次側部品に接触すると不合格となり、通常の
1本の被覆導線ではパスすることが困難である。
このため、帯状に形成されたいわゆる帯コードを
用いて上記トランジスタのコレクタと基板との間
を配線することが好ましいが、1.5kV端圧の帯コ
ードは入手困難であり、上記引き廻しに対して強
いような被覆導線をいわゆる特注品として作らせ
るか、又は、第1図に示すように、1.5kV耐圧の
被覆導線8を2本並べて結束したものを使用する
必要がある。
また、このような高圧発生回路のみならず、一
般的な回路用途においても、支持板体としての放
熱板2の上部位置からプリント配線基板1までを
被覆導線8で配線することは、機械的強度の点で
好ましくなく、また半田付け作業等が面倒であ
る。
本考案は、このような従来の欠点を除去し、簡
単な構造でトランジスタのコレクタとプリント配
線基板とを電気的に接続することができ、部品点
数が少なくてすみ、取付作業が容易に行なえるの
みならず、高圧発生回路等に適用した場合でも安
全規格を充分にパスし得るようなトランジスタ取
付装置の提供を目的とする。
すなわち、本考案に係るトランジスタ取付装置
の特徴は、プリント配線基板に対して垂直に立設
される放熱板にトランジスタを横長の抑え金具に
より挟み付け固定し、このトランジスタのコレク
タ端子となる金属パツケージに電気的に接続され
る上記抑え金具の横方向片側端より上記プリント
配線基板に向かつて1本の接続脚片を延設形成
し、この接続脚片の先端を上記プリント配線基板
の導体に半田付けすると共に、上記放熱板の上記
プリント配線基板への取付固定は上記横方向片側
端とは反対側の一箇所で行われるようになしたこ
とである。
以下、本考案に係る好ましい実施例について、
第2図ないし第4図を参照しながら説明する。
第2図は本考案の一実施例としてのトランジス
タ取付装置10の近傍を概略的に示す斜視図、第
3図は該トランジスタ取付装置10の正面図、第
4図は該装置10の右側面図である。
これらの第2図ないし第4図において、プリン
ト配線基板11には、断面L字状の支持板体とし
ての放熱板12が1本の取付ビス13によりネジ
止め固定されている。この放熱板12のプリント
配線基板11に対して垂直な取付面12a上に、
パワートランジスタ15を実装するわけである
が、これは、雌ネジ孔を有するトランジスタ抑え
金具16と放熱板12とでパワートランジスタ1
5を挟み付け、これらの抑え金具16と放熱板1
2とをネジ締め固定することによりパワートラン
ジスタ15を固定支持している。パワートランジ
スタ15は、たとえばT−23形の金属パツケージ
内にトランジスタチツプを収納したものであり、
外側の金属パツケージ自体がコレクタ端子となつ
ている。そして、抑え金具16とトランジスタ1
5のコレクタ端子となる金属パツケージとは電気
的に接続されるのに対し、熱伝導率の高い金属等
で作られる放熱板12とトランジスタ15との間
にはプラスチツク等で作られた絶縁フイルム14
が配設され、電気的に絶縁される。
次に、本考案の要旨となる抑え金具16は、略
ひし形の板状体の中央部にトランジスタ頭部を案
内挿通する円形孔が穿設されて成る形状を有し、
さらに、上記ひし形の一端(第3図中の右端)よ
りプリント配線基板11に向かつて延設形成され
た接続脚片17を有しており、たとえば金属板の
打抜き加工等により一体的に形成されている。こ
の抑え金具16の接続脚片17の先端は、プリン
ト配線基板11に穿設された孔(スルーホール)
に案内挿通されて裏面に突出し、プリント基板1
1の裏面の導体等に半田付けされることによつ
て、機械的な固定および電気的接続がなされる。
このような構造のトランジスタ取付装置によれ
ば、パワートランジスタ15のコレクタ端子であ
る金属パツケージとプリント配線基板11との間
の電気的接続は、トランジスタ抑え金具16の接
続脚片17により行なえ、従来のような被覆導線
等が不要となつて部品点数および半田付け箇所を
それぞれ削減できる。また、接続脚片17は金属
板の一部であるため、機械的強度も高く、前述の
ような安全規格に基づく引き抜きや引き廻しテス
トについても容易にパスし得るものである。さら
に、従来においては、支持板体となる放熱板2を
回動しないようにプリント基板上に取付固定する
ために、少なくとも2個の取付ビス3によりネジ
止め固定する必要があつたが、本考案に係るトラ
ンジスタ取付装置10によれば、トランジスタ抑
え金具16の接続脚片17の先端がプリント配線
基板11を挿通した状態で半田付け固定され、十
分な機械的強度が得られるため、放熱板12を1
個の取付ビス13でネジ止めすればよく、このネ
ジ止め部と上記半田付け部とにより、支持板体と
しての放熱板12をプリント配線基板11上で回
動しないように固定できる。したがつて、取付ビ
ス1個分の部品削減およびネジ止め作業の削減が
図れる。また、トランジスタ抑え金具16は、た
とえば金属板を打抜き加工したものをそのまま使
用でき、従来の抑え金具6の突片7のような折曲
加工工程が不要となり、より安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトランジスタ取付装置の一例を
示す概略側面図、第2図は本考案に係る一実施例
としてのトランジスタ取付装置の取付状態を概略
的に示す斜視図、第3図は該実施例の正面図、第
4図は該実施例の右側面図である。 10……トランジスタ取付装置、11……プリ
ント配線基板、12……支持板体としての放熱
板、15……パワートランジスタ、16……トラ
ンジスタ抑え金具、17……接続脚片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント配線基板に対して垂直に立設される放
    熱板にトランジスタを横長の抑え金具により挟み
    付け固定し、このトランジスタのコレクタ端子と
    なる金属パツケージに電気的に接続される上記抑
    え金具の横方向片側端より上記プリント配線基板
    に向かつて1本の接続脚片を延設形成し、この接
    続脚片の先端を上記プリント配線基板の導体に半
    田付けすると共に、上記放熱板の上記プリント配
    線基板への取付固定は上記横方向片側端とは反対
    側の一箇所で行われるようになしたことを特徴と
    するトランジスタ取付装置。
JP5255782U 1982-04-13 1982-04-13 トランジスタ取付装置 Granted JPS58155848U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5255782U JPS58155848U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 トランジスタ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5255782U JPS58155848U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 トランジスタ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58155848U JPS58155848U (ja) 1983-10-18
JPH0121565Y2 true JPH0121565Y2 (ja) 1989-06-27

Family

ID=30063263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5255782U Granted JPS58155848U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 トランジスタ取付装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547706B2 (ja) * 1974-12-12 1980-12-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504664U (ja) * 1973-05-16 1975-01-18
JPS5547706U (ja) * 1978-09-22 1980-03-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547706B2 (ja) * 1974-12-12 1980-12-02

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JPS58155848U (ja) 1983-10-18

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