JPH01215355A - 竪形ミルによる熱ガス冷却方法 - Google Patents

竪形ミルによる熱ガス冷却方法

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Publication number
JPH01215355A
JPH01215355A JP3868488A JP3868488A JPH01215355A JP H01215355 A JPH01215355 A JP H01215355A JP 3868488 A JP3868488 A JP 3868488A JP 3868488 A JP3868488 A JP 3868488A JP H01215355 A JPH01215355 A JP H01215355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
gas
hot gas
cooling medium
mill
Prior art date
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Pending
Application number
JP3868488A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tominaga
富永 哲
Shingo Mukai
向井 新悟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH01215355A publication Critical patent/JPH01215355A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、竪型ミルによる熱ガス冷却力、法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来の高温の熱ガスを噴霧水によって冷却する装置は、
たとえば、第2図に示すような構成からなっている。
第2図において、21は竪型円筒状のケーシング、22
は熱ガス入口、23は冷却ガス出口、24は散水口であ
る。
すなわち、散水口24から水が霧状に噴出されているケ
ーシング21内に熱カスヲ、矢印25で示すように、熱
ガス人口22から導入することで、噴霧水が蒸発し、該
熱ガスを冷却し、冷却されて低温になったガスは、矢印
26で示すように、冷却ガス出口23から排出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の第2図に示した装置による熱ガス冷却方法におい
ては、冷却塔であるケーシング21内でのガスの流れが
一方向であるため、熱容量係数が小さく、′装置自体が
非常に大きくなり、かつ、ガス中に含まれるダストが吸
水し、ダスト処理が難しいという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
ある。すなわち、本発明は。
粉砕機能を休止している竪型ミルを利用することによっ
て、別個にガス冷却装置を設けることなく、排ガスなど
の熱ガスを比較低温度まで冷却することができ、かつ、
ガス中に含まれるダスト処理が不要となる熱ガス冷却方
法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、竪型のミルケー
シングと、該ミルケーシングの内部の比較的下位に設け
られた回転テーブルと、該ケーシングの内部の比較的上
位に設けられた分級機とを有する竪型ミルにおいて、該
ミルケーシングの内部を通るように粉粒状の冷却媒体を
循環させることと、該ミルケーシングの内部においての
み循環させることの、いずれかによるとともに、該ミル
ケーシングの内部と外部の少なくともその1つで前記冷
却媒体の表面に散水し、かつ、熱ガスが前記回転テーブ
ルの周囲から上方に吹き出すように前記熱ガスを該ミル
ケーシングの内部に供給して、該ミルケーシングの内部
において前記熱ガスを該冷却媒体の表面に接触させるこ
とにより、前記熱ガスを冷却するようにした。
〔作  用〕
本発明によれば、ミルケーシングの内部に投入された一
定粒径以下の冷却媒体は回転テーブルの回転により、該
テーブルの外周から放出される。
一方1回転テーブルの下部に導入された熱ガスは該テー
ブルの外周から上方に噴出 ′する。
また回転テーブルの外周から放出された冷却媒体は該熱
ガスにさらされるとともに。
ガス流れに乗り、ミルケーシング内を循環する。
そして、冷却媒体の表面には、ミルケーシングの内部ま
たは外部のいずれかあるいはその両方において、散水に
より水分が付着しているので、ミルケーシングの内部に
おいて、冷却媒体の表面に付着した水分を熱ガスにより
蒸発させることで、熱ガスは冷却される。
〔実 施 例〕
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示してい
る。
第1図において、竪型の円筒状のミルケーシング、2は
該ケーシング1の内部の比較的下位に設けられた回転テ
ーブル、3は該ケーシング1の内部の比較的上位に設け
られた分級機、4は該ケーシング1の外周に設けられた
複数の散水口、5は該ケーシング1の下部に設けられた
熱ガス導入口、6は前記回転テーブル2の外周に形成さ
れたガスノズル、7は該ケーシング1の下部に設けられ
た冷却媒体回収口、8は該ケーシング1に取付けられた
冷却媒体補充供給シュート、9は該ケーシング1の上部
に設けられた冷却ガス出口、10は集じん装置、11は
排風機、12は冷却媒体循環用のパケットエレベータ、
13は冷却媒体貯蔵槽、14は冷却媒体供給用輸送機で
ある。
第1図に示すように構成された竪型ミルを利用した熱ガ
ス冷却装置においては、まず、竪型ミルの粉砕機能を停
止するため。
図示されていない粉砕ローラを回転テーブル2に押しつ
けないようにし、また冷却されたガスに伴なわれて流れ
る冷却媒体をミルケーシング1内に戻す分級機3を運転
し1、 回転テーブル2も運転する。
ここで、冷却媒体として竪型ミルで取扱う原料を使用す
ることが望ましい。たとえば、セメント原料である石灰
石の場合は、粒径が20 mm 以下のものガど1重量
の小さいものあるいは比重の小さいものがよい。
すなわち、比較的粒径の小さい冷却媒体は、ミルケーシ
ング1の内部においてのみ、つまり1回転テーブル2と
分級機3の間を循環するが、比較的粒径の大きい冷却媒
体は、その一部または大部分が冷却媒体回収ロアからミ
ルケーシング1の外部に排出されるので、これをパケッ
トエレベータ12で上方に移送し、冷却媒体補充供給シ
ュート8を介してミルケーシング1の内部を通して循環
させるようにする。
さらに説明すると、ミルケーシング1の内部に投入され
た一定粒径以下の冷却媒体は、回転テーブル2の回′転
により、該テーブル2の外周から放出される。一方、熱
ガス導入口5から導入された熱ガスは、該テーブル2の
外周に形成されたガスノズル6から上方に噴出する。そ
して、回転テーブル2の外周から放出された冷却媒体は
、前記熱ガスにさらされるとともに、ガス流れに乗り、
ミルケーシング1の内部を循環する。
また冷却媒体の表面には、ミルケーシング1に設けられ
た散水口4から水を吹き出させて水分を付着させる。そ
して、ミルケーシング1の外部に排出された冷却媒体に
ついては、冷却媒体循環用パケットエレベータ12の前
後において水を噴霧することにより、表面に水分を付着
させる。
このようにして、ミルケーシング1の内部においては、
循環する冷却媒体の表面に付着した水分を熱ガスにより
蒸発させることによって該ガスが冷却される。また冷却
媒体貯蔵槽15については、冷却媒体を専用に貯蔵する
装置であって、必要の都度、冷却媒体を回収貯蔵もしく
は供給する機能を有する。
なお分級機3は冷却媒体をミルケーシン 4゜グ1の内
部において循環させることと、ミル外に導かれるガス中
の粗粉がミル外部に流出するのを防ぐ役目をする。
このようにすることによって、冷却されたガスの温度を
80〜90℃まで冷却することが可能であり、かつ、冷
却されて排出されるガス中に含まれるダスト量が非常に
微量となる。すなわち、第2図に示した従来の技術より
も、約50〜60℃低い温度まで冷却することができ、
′またダスト処理も、きわめて容易となる。
〔発明の効果〕
以上説明したよって1本発明によれば、冷却装置として
、竪型ミルを利用するので、従来設けられていた排ガス
処理設備などを省略することができ、かつ、ガス中に含
まれるダストの処理工程および処理装置が不要となり、
しかも、従来よりも低い温度にまで冷却することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示した一
部断面正面図、第2図は従。 来の技術の一例を示した正面図である。 1・・・ミルケーシング、2・・・回転テーブル、5・
・・分級機、4・・・散水口、5・・・熱ガス導入口、
6・・・ガスノズル、7・・・冷却媒体回収口、8・・
・冷却媒体補充供給シュート、9・・・冷却ガス出口、
10・・・集じん装置、11・・・排It 機、12・
・・パケットエレベータ、13・、・・冷却媒体貯蔵槽
、14・・・冷却媒体供給用輸送機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、竪型のミルケーシングと、該ミルケー シングの内部の比較的下位に設けられた回 転テーブルと、該ミルケーシングの内部の 比較的上位に設けられた分級機とを有する 竪型ミルにおいて、該ミルケーシングの内 部を通るように粉粒状の冷却媒体を循環さ せることと、該ミルケーシングの内部にお いてのみ循環させることの、いずれかによ るとともに、該ミルケーシングの内部と外 部の少なくともその1つで前記冷却媒体の 表面に散水し、かつ、熱ガスが前記回転テ ーブルの周囲から上方に吹き出すように前 記熱ガスを該ミルケーシングの内部に供給 して、該ミルケーシングの内部において前 記熱ガスを該冷却媒体の表面に接触させる ことにより、前記熱ガスを冷却することを 特徴とする、竪型ミルによる熱ガス冷却方 法。
JP3868488A 1988-02-23 1988-02-23 竪形ミルによる熱ガス冷却方法 Pending JPH01215355A (ja)

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JP3868488A Pending JPH01215355A (ja) 1988-02-23 1988-02-23 竪形ミルによる熱ガス冷却方法

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JP (1) JPH01215355A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020082024A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社栗本鐵工所 分級機能付き粉砕装置及び被処理物の粉砕方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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