JPH0121514Y2 - - Google Patents

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JPH0121514Y2
JPH0121514Y2 JP1982042753U JP4275382U JPH0121514Y2 JP H0121514 Y2 JPH0121514 Y2 JP H0121514Y2 JP 1982042753 U JP1982042753 U JP 1982042753U JP 4275382 U JP4275382 U JP 4275382U JP H0121514 Y2 JPH0121514 Y2 JP H0121514Y2
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JP
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heater
heat
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heat transfer
sheathed heater
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JP1982042753U
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、液体中に浸漬して加熱可能な管状、又
は各種食品を直接載置して加熱調理可能な板状等
各種形態で熱の分布が均一的なヒータに関する。
本考案者は、熱伝導率の高い銅・アルミ等熱伝
導体としての一般材料製の中実伝熱体中に発熱体
としてシーズヒータを嵌着して放熱面積を大きく
発熱体の温度分布が一様となるようにして成る第
3図に示すようなヒータを既に考案していたが、
該ヒータでは、末だ、その構成上、熱伝導が一様
でなく、実測によれば、シーズヒータの長さ方向
の中央部の温度が内・外両端部に比べ、第3図の
温度分布概略図に示すように大幅に高くなるの
で、シーズヒータ自体の寿命が短くなつたり、
又、結局、伝熱体表面の温度も均一にならず、被
加熱物を均一に加熱できないという欠点があつ
た。
本案は、前記一般材料製の伝熱体中にシーズヒ
ータを嵌着すると共に、該シーズヒータの周りに
ヒートパイプを配設することによつて、シーズヒ
ータの発熱を伝熱体に均一に分布させることによ
つて、前記欠点を解消するものである。
次に添付図面に基づいて本案ヒータの実施例を
詳細に説明する。第1図は本案ヒータの1実施例
の縦断面図、第2図は、第1図のX−X断面図を
示し、本案ヒータAは、シーズヒータ1を伝熱体
2内の中心部に一体的に挿着すると共に該シーズ
ヒータを囲むように所定間隔を置いてヒートパイ
プ3,3…を伝熱体内に挿着して成る。
前記シーズヒータ1は、主としてコイル状に巻
いたニクロム線等から成る発熱体を金属管の中心
に保ち、空〓にアルミナ等の耐熱性電気絶縁粉末
を充填して絶縁し、口端を溶封などして成る構成
で、該発熱体と連結したリード線4の引出側を屈
曲して該基部外周にフランジ5を突設して成る。
前記伝熱体2は、アルミ、銅、その他の熱伝導
率の高い耐熱・耐腐食性材の中実丸或は角等の断
面形の棒の成型品で、該伝熱体の中央部のヒータ
孔6内に前記シーズヒータ1を挿入し、シーズヒ
ータ外周の〓間を埋めて特殊グリスであるサーマ
ルセメント(図示せず)をヒータ孔6に詰めてい
る。尚、伝熱体表面には表面積を大きくして伝熱
効果を高める微細なフイン7を無数密集して切起
し等で設け、前記フランジ5においてボルト8,
8…でシーズヒータ1を伝熱体2に固定するよう
にしている。
前記ヒートパイプ3は、密閉した銅製等の金属
管内に水等の作動流体を封入して成る従来公知の
構成で、伝熱体2の中央部の前記ヒータ孔6から
及び互いに所定間隔を置いてヒータ孔の周りに穿
設されたヒートパイプ孔9,9…内に夫々ヒート
パイプ3を挿入する。尚、ヒートパイプ3,3…
のヒートパイプ孔9,9…から逸脱を防止する手
段として、前記フランジ5で閉塞してもよいし、
別途ヒートパイプ孔の入口をろう付け等の手段で
閉塞してもよい。
第5図に示すものは、本案ヒータをホツトプレ
ートとして用いた実施例の分解斜視図を示し、こ
の実施例では、伝熱体2は平板状に成型され、伝
熱体内に適宜間隔をおいて、シーズヒータ1,1
…とヒートパイプ3,3…とが埋設される。
以上の構成に係る本案ヒータの作用は次のとお
りである。
本案ヒータAを、油槽又は水槽(図示せず)内
の食油・水内に浸漬設置して、シーズヒータ1に
通電すると、シーズヒータは加熱され、該シーズ
ヒータは熱エネルギを放出して、シーズヒータ周
囲の伝熱体2を加熱し、該伝熱体は、ヒートパイ
プ3,3…を加熱する。
加熱されたヒートパイプは、熱エネルギを放出
して、伝熱体を加熱することによつて、伝熱体は
その外周で、油槽又は水槽内の液体を対流により
加熱昇温する。尚、ヒートパイプでの熱交換は、
熱エネルギをヒートパイプ内の作動流体に付与す
ると、作動流体が昇温・蒸発し、蒸発作動流体が
外部液体等と熱エネルギを交換・放出すると、再
び作動流体が冷却凝縮するというサイクルによつ
て行なわれる。
上記のように、シーズヒータの熱をヒートパイ
プを介在して、ヒートパイプの加熱により、伝熱
体外表面に熱エネルギを伝える構成としたので、
従来のヒータに比べ、第3図及び第4図で示すよ
うに、シーズヒータの熱が拡散され、長さ方向中
央部に蓄積されていた熱がヒートパイプに吸収さ
れ、シーズヒータの温度分布が均一化され、又、
伝熱体表面の温度分布も均一化される。
以上の構成・作用に係る本案ヒータは次の効果
を有する。
(1) 伝熱体内にシーズヒータと、その周囲のヒー
トパイプとを所定間隔を置いて配設し、該ヒー
トパイプを介して伝熱体を加熱するようにした
ので、シーズヒータの内・外両端部と中央部と
の温度分布がほぼ均一になり、シーズヒータの
寿命が長くなつた。
(2) ヒートパイプを介して伝熱体を加熱するよう
にしたので、伝熱体表面の温度分布がほぼ均一
となり、被加熱物の均一加熱が容易に可能とな
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案ヒータの1実施例を示す縦断面
図、第2図は、第1図のX−X断面図、第3図
は、従来ヒータと、その加熱用シーズヒータの温
度分布概略線図、第4図は、本案ヒータと、その
加熱用シーズヒータの温度分布概略線図、第5図
は、本案ヒータの他の実施例を示す斜視図。 1……シーズヒータ、2……伝熱体、3……ヒ
ートパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱伝導度のよい材料からなる中実の伝熱体2に
    ヒータ孔6とヒートパイプ孔9を平行穿設し、該
    ヒータ孔6にシーズヒータ1を絶縁通電可能に嵌
    挿し、該ヒートパイプ孔9にはヒートパイプ3を
    嵌挿してなるヒータ。
JP4275382U 1982-03-25 1982-03-25 ヒ−タ Granted JPS58144791U (ja)

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JP4275382U JPS58144791U (ja) 1982-03-25 1982-03-25 ヒ−タ

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JP4275382U JPS58144791U (ja) 1982-03-25 1982-03-25 ヒ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS58144791U JPS58144791U (ja) 1983-09-29
JPH0121514Y2 true JPH0121514Y2 (ja) 1989-06-27

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ID=30053863

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838165B2 (ja) * 1979-04-06 1983-08-20 松下電器産業株式会社 クツキングテ−ブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838165U (ja) * 1981-09-05 1983-03-12 株式会社 松村製作所 複写機におけるヒ−トロ−ラ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838165B2 (ja) * 1979-04-06 1983-08-20 松下電器産業株式会社 クツキングテ−ブル

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JPS58144791U (ja) 1983-09-29

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