JPH01214755A - 画像形成装置のトナー濃度制御装置 - Google Patents

画像形成装置のトナー濃度制御装置

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JPH01214755A
JPH01214755A JP4027588A JP4027588A JPH01214755A JP H01214755 A JPH01214755 A JP H01214755A JP 4027588 A JP4027588 A JP 4027588A JP 4027588 A JP4027588 A JP 4027588A JP H01214755 A JPH01214755 A JP H01214755A
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oscillator
voltage
toner
frequency
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JP4027588A
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Masaru Takahashi
勝 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抜拌分災 この発明は、乾式2成分現像剤を使用し、電子写真法に
よって画像を形成する画像形成装置のトナー濃度制御装
置に関する。
従来伎亙 例えば磁性キャリアと熱熔融性の樹脂系トナーからなる
乾式2成分現像剤(以下単に「現像剤」という)を使用
し、電子写真法により画像を形成する画像形成装置、例
えばレーザプリンタ。
LEDプリンタ、LC8A (液晶シャッタアレイ)プ
リンタ等の光プリンタ、あるいはハードコピー装置、複
写機、デジタル複写機、ファクシミリ装置等のOA機器
がある。
これらの機器に使用される現像剤は、キャリア(#c粉
)とトナー(例えば着色顔料を含んだM磁性のスチロー
ル系樹脂)との比が成る一定の値になるように混合され
ている。
しかるに1機器の使用によりトナーが消費されキャリア
に対するトナーの混合比すなわちトナー濃度が減少する
と形成される画像が淡くなる。また、トナーを補給しす
ぎてトナー濃度が増大すると画像が濃くなる。
従って、形成される画像の品質を一定にするために、ト
ナー濃度は成る許容範囲内に収まっていなければならな
い。
そのため、このような画像形成装置にはトナー濃度制御
装置が設けられており、現像剤のトナー濃度によってイ
ンダクタンスが変化する検知コイルとコンデンサとによ
ってLC回路を構成している検知発振器の検知周波数f
sの変化を利用してトナー濃度を検出する。
そして、適正なトナー濃度における検知発振器の検知周
波数(以下「基準周波数frJという)と等しい周波数
を常時発振している基準発振器の出力と、成るトナー濃
度における検知周波数fsとを比較して、そのトナー濃
度が適正なトナー濃度より低く(fs<fr)なるとト
ナーを補給することにより、トナー濃度を許容範囲内に
収めている。
しかしながら、検知コイルの適正なトナー濃度における
インダクタンスの値は、それぞれの検知コイルによって
バラツキがあるので、基準発振器の発振回路を可変イン
ダクタとコンデンサとのLC回路で構成し、可変インダ
クタの磁性体コアを出入することにより、基準発振器の
出力をそれと組合わせる検知発振器の基準周波数frに
調整するようにしていた。
しかるに、検知コイル、可変インダクタ、コンデンサ等
の誤差、特に検知コイルの基準周波数frのバラツキが
大きいために、可変インダクタによる調整範囲だけでは
基準発振器の出力周波数を検知発振器の基準周波数fr
に一致させることが出来ない場合が少なくなかった。
これを1!lr!11可能範囲に収めるために、検知コ
イルの公差をせばめたり、個々のパーツの選択アセンブ
リを行なうと、コストの増大を招く。
このため、多数の検知発振器の基準周波数frの平均的
な値としぞ標準周波数fmを設定し、基準発振器の出力
周波数をこの標準周波数fmに調整する。さらに、この
基準発振器の出力する標準周波数fmと1個々の検知コ
イルによる検知発振器の基準周波数frとの差による適
正なトナー濃度の誤差は後段の回路で補正するという、
2段の調整が必要であった。
また、可変インダクタも、その構造上周囲温度の影響を
受けやすく、基準発振器の出力周波数が狂う等の問題点
もあった。
■−枚 この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、調整
が容易で安定性に優れた精度のよいトナー濃度制御装置
を提供することを目的とする。
籠−双 この発明は、上記の目的を達成するため、現像剤のトナ
ー濃度に応じて検知コイルのインダクタンスが変化する
トナー濃度センサと、トナー濃度センサの検知コイルの
インダクタンスの変化に応じて発振周波数が変化する検
知発振器と、基準周波数信号を出力する基準発振器と、
それらの両売振器の出力信号の周波数差に応じて信号を
出力するトナー濃度制御部と、トナー濃度制御部の出力
信号によりトナーを補給するトナー補給機構とからなる
画像形成装置のトナー濃度制御装置において、制御電圧
により発振周波数が変化する電圧制御発振器と、その電
圧制御発振器の制御電圧を調整する制御電圧調整部とに
よって上記基準発振器を構成したものである。
以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明する
第3図は、この発明の一実施例であるレーザプリンタの
構造を示す概略図であり、このレーザプリンタの構成を
プリント動作と共に説明する。
上下2段ある給紙カセット10.10’のいづれか1例
えば上段の給紙カセット10上の用紙11から給紙ロー
ラ12によって給送された用紙11aL:!、レジスト
ローラ13によってタイミングをとられた後、OPC(
感光体)ドラム20へ搬送される。
メインモータ21により矢示方向に回転慄動されるOP
Cドラム20は、帯電チャージャ22によって帯電され
、書込み装置23からの変調されたレーザスポットで走
査されて静電潜像が形成される。この潜像は現像ユニッ
ト24によってトナーを付着されて可視像化される。
このトナー像は転写チャージャ25により、搬送されて
きた用紙11aに転写され、搬送ベルト14で送られた
のち、定着ユニット15の加圧ローラ16によって定着
ローラ17に圧接され、その圧力と定着ローラ17の温
度とによって定着される。
定着ユニット15を出た用紙11aは、排紙ローラ18
によってプリンタの側面に設けられた排紙トレー19へ
排出される。
oPCドラム20に残留しているトナーは、クリーニン
グブレード26を有するクリーニングユニット27によ
って除去され、トナー回収室28に回収される。
また、プリンタ内の上方には、それぞれコントローラお
よびエンジンドライバを構成するプリント回路基板29
が搭載されている。
第3図において、現像ユニット24のトナー補給カセッ
ト65の下側には常時閉じているトナー補給機構6が設
けられ、トナー濃度が適正なトナー濃度より低くなると
、後述するトナー濃度制御部の出力信号により開いて一
定量のトナーが補給される。
そのトナー濃度を検知する検知コイルを内蔵したトナー
濃度センサ2は現像ユニット24の下部にある現像剤タ
ンク部66の下面に取付けられている。
第4図は、トナー濃度センサ2の取付位置を示す分解斜
視図であり、トナー濃度センサ2は現像ユニット24か
ら、現像ユニット24はプリンタフレーム64からそれ
ぞれ取外した状態を示している。
現像ユニット24の現像剤タンク部66(第3図)の下
面には図示しない丸孔があって、トナー濃度センサ2は
、その検知コイルを内蔵する円形突起部2aがその丸孔
に嵌合するように取付けられている。
従って、その円形突起部2aの表面(検知コイルの端面
)は常に現像剤に接しているから、トナー濃度に応じて
変化する現像剤の透磁率を検出して、検知コイルのイン
ダクタンスが変化する。
第5図は、この実施例のレーザプリンタの制御部の一例
を示すブロック図である。
コントローラ30は、メインのマイクロコンピュータ(
以下rCPUJという)31と、そのCPtJ31が必
要とするプログラム、データ等を格納したROM32と
、−時的なデータをメモリするRAM3:5と、データ
の入出力を制御するl1034と、そのl1034を介
してCPU51と接続される操作パネル35と、内部イ
ンタフェース(I/F)3Bとから構成され、互にデー
タバス、アドレスバス等で接続されている。
また、プリント命令や文字データ、画像データを出力す
るホストマシン60も、l10ES4を介してCPU3
1に接続される。
エンジンドライバ40は、サブのCPUよりなるシーケ
ンス制御部41と、そのシーケンス制御部41が必要と
するプログラム、データを格納したROM42と、−時
的なデータをメモリするRAM43と、データの入出力
を制御するl1044とから構成され、互にデータバス
、アドレスバス等で接続されている。
l1044は、コントローラ30の内部インタフェース
36に接続され、コントローラ30から画像信号や操作
パネル35上の各種スイッチの状態を入力したり、ペー
パエンド等のステータス信号をコントローラ30へ出力
する。
また、l1044は、印字手段であるプリンタエンジン
45を構成する書込み装置25.opcドラム20等を
駆動するモータやクラッチやリレー等のシーケンス機器
群4日、各種のセンサ類47とも接続されている。
コントローラ30は、ホストマシン60からプリント命
令や文字データ、画像データを受信して。
それらのデータを編集し、文字データならばHOMES
2に記憶している文字フォントによって画像書込みに必
要なビデオ信号に変換し、内部インタフェース36を介
してエンジンドライバ40に出力する。
また、操作パネル35上には、オペレータが指示するた
めの図示しないスイッチや、同じく図示しない表示器が
あり、オペレータからの指示によりデータを制御したり
、その情報をエンジンドライバ40に伝えたり、プリン
タの状況を表示器に表示したりする。
エンジンドライバ40は、コントローラ30からのデー
タ・情報により、プリンタエンジン45のシーケンス機
器群4日を制御したり1画像書込みに必要なビデオ信号
を書込み装置23に出力すると共に、多数のセンサ類4
7からエンジン各部の状態を示す信号を入力して処理し
たり、必要な情報やエラー状況例えばペーパエンド等の
ステータス信号をコントローラ30へ出力する。
第1図はこの実施例におけるトナー濃度制御装置の回路
構成例を示すブロック図である。
検知発振器3には検知コイル1が接続され、トナー濃度
に応じた検知周波数fsの検知信号FSをトナー濃度制
御部5へ出力する その検知周波数fsは、トナー濃度が高い時には検知コ
イルのインダクタンスが小さくなるため高くなり、トナ
ー濃度が低い時には低くなる。
基準発振器4は1例えばセラミック発振子のような固体
発振子7を含む電圧制御発振器(以下rVcOJという
)8と、制御電圧調整部9とから構成され、基準周波数
frの基準信号FRをトナー濃度制御部5へ出力する。
その基準周波数frは、制御電圧調整部9の出力する制
御電圧を変化させることにより、固体発振子7と発振回
路中のCR素子の値によって決定される周波数を中心と
して、成る範囲調整可能である。
トナー濃度制御部5は、アナログ・マルチプレクサ(M
PX、以下単に「マルチプレクサ」という)51.交流
増幅回路52.同調回路53.検波回路54.直流増幅
回路55.比較回路5日および無安定マルチバイブレー
タ(以下「無安定マルチ」という)57とから構成され
ている。
無安定マルチ57は1周波数が等しく位相が反転してい
る2個の矩形波Q、Qをそれぞれマルチプレクサ51と
検波回路54とに出力している。
マルチプレクサ51は、検知発振器3と基準発振器4が
出力するそれぞれの検知信号FSと基準信号FRを入力
し、無安定マルチ57から入力する矩形波Qのレベルが
°H°の時は検知信号FSを、°L°の時は基準信号F
Rを次段の交流増幅回路52へ出力する。
交流増幅回路52は、交互に入力する検知信号FSと基
準信号FRを十分増幅することにより、その振幅を揃え
て次段の同調回路53へ出力する。
同調回路53は、その同調周波数foを検知周波数fs
、基準周波数frから離調しであるから。
入力信号の周波数の差をその振幅の差に変換して次段の
検波回路54へ出力する。この時9例えば同調周波数f
Oを入力信号の周波数fs、frより低い方に離調して
あれば、低い周波数の入力信号の振幅は大きく、高い周
波数の入力信号の振幅は小さく出力される。
検波回路54は無安定マルチ57から入力する矩形波σ
により同期検波を行なう。すなわち、同調回路53から
の入力信号を検波して、その振幅に比例した直流レベル
に変換したのち、矩形彼方のレベルが°L°の時は検知
信号FS、”H”の時は基準信号FRから変換された直
流レベルと判定し、基準周波数frの直流レベルに対す
る検知周波数fsの直流レベルの差である検知電圧とし
て出力する。
その検知電圧は直流増幅回路55により増幅されたのち
、比較回路56によって基準電圧EOと比較され、トナ
ー濃度制御部5の出力信号T DEN としてトナー補
給機構6に出力される。
出力信号T DENは常時°H°であり、トナ′−濃度
が適正なトナー濃度より低くなった時にL゛になる。
トナー補給機構6は、入力信号T DEN が°L°に
なると開いて、トナー補給カセット65から一定量のト
ナーを補給する。
第2図は基準発振器4の具体例を示す回路図である。
この基準発振器はVCO8と制御電圧調整部9とから構
成されている。
VCO8は、その主要回路を有する工C81と、固体発
振子7と、コンデンサCt t C2および抵抗Rl 
+ R2その他のCR部品等から構成されている。
IC81の出力端子81aから出力される基準周波数f
rの基準信号FRは、その一部が固体発振子7とコンデ
ンサCt t C2および抵抗R1+R2とからなる移
相回路を通してフィードバックされる。
また、IC81の入力端子81bには制御電圧調整部9
からの制御電圧が入力されている。
vcoBの発振周波数は、移相回路の定数により決定さ
れる周波数を中心として、入力される制御電圧によって
成る範囲シフトされる。
第6図はvcosの制御電圧と発振周波数との関係の一
例を示す特性図であり、横軸は制御電圧(V)、縦軸は
発振周波数(KHz)である。
図示した例においては、制御電圧調整部9から供給され
ている制御電圧を基準電圧Er(例えば6.2V)に設
定したとき発振周波数は121.5KHzであり、制御
電圧を約5.6〜7vまで変化させることにより発振周
波数を80〜180KHzの範囲で可変設定することが
出来る。
第2図に戻って、制御電圧調整部9、はオペアンプ(O
P)91と可変抵抗VRと、抵抗R3+RA、RB等か
ら構成されている。
+電源とアース間に直列に設けた抵抗R3と可変抵抗V
Rとからなる分圧器から出力される電圧は、オペアンプ
91の十入力端子に人力される。
一方の一入力端子には、基準電圧Erが抵抗RAを通し
て供給されている。
可変抵抗VRの設定値によって決定される分圧器の出力
は、オペアンプ91によって基準電圧Erとの差がRB
/RA倍(RA、RBは抵抗RA。
RBの各抵抗値)に増幅され、vcoBに供給されてそ
の発振周波数を決定する。
従って、制御電圧調整器9の可変抵抗VRを調整するこ
とにより、基準発振器4の出力周波数を適正なトナー濃
度の時に検知発振器3が発振する検知信号FSの周波数
に一致させることが出来る。
また、基準発振器4は上記のように構成したので、その
発振周波数は周囲温度に対して安定であり、経時的変化
も極めて少ない。
第7図はマルチプレクサ51に入出力する信号の一例を
示す波形図であり、同図(a)、(b)、(c)。
(d)は、それぞれ検知発振器3から入力する検知信号
FS、基準発振器4から入力する基準信号FR,無安定
マルチ57から入力する矩形波Qおよびマルチプレクサ
51の出力信号の波形を示している。
マルチプレクサ51は矩形波Qが°H”である時は検知
信号FSを、°L°である時は基準信号FRを選択して
出力するから、その出力信号は同図(d)に示すように
、検知信号FSと基準信号FRとが時間的に交互に配置
されたものになる。
第8図は同調回路53の同調特性の一例を示す特性曲線
図であり、横軸に入力周波数、縦軸に出力電圧をとって
いる。
第9図は同調回路53の入出力信号の関係を示す説明図
であり、同図(a)、(b)はそれぞれ入力信号と出力
信号の波形を示している。
ただし、トナー濃度が高い場合(イ)、適正な場合(ロ
)、低い場合(ハ)の例として順に配列したもので、横
軸は実際の入出力信号の時間的経過を示したものではな
い。
マルチプレクサ51の出力は、交流増幅器52によって
十分増幅されて同調回路53に入力されるから、もし開
発振器3,4の出力信号FS、FRの振幅が一致してい
ない場合でも、第9図(a)に示すように同調回路53
へ入力する時には振幅が揃った信号になっている。
第8図に示したように、同調回路53の共振周波数fo
は基準周波数frより低い方に離調されているから、第
9図(b)に示すように、トナー濃度が高く検知周波数
fsが高い場合(イ)には、適正なトナー濃度の場合(
ロ)よりも出力信号の振幅は小さくなる。逆に、トナー
濃度が低く検知周波数fsが低い場合(ハ)には、出力
信号の振幅は大きくなる。
第10図は検波回路54から比較回路5日までの具体的
回路例を示す回路図である。
同調回路56の出力(交流信号)は入力端子70を通し
て、主としてコンデンサC3、C4とダイオード71と
からなり、基′$定電圧rにバイアスされている検波部
に入力される。
コンデンサC3を通過した入力信号は、ダイオード71
によって検波され、コンデンサC4をチャージすること
によって入力信号の振幅に比例し基準電圧Erでバイア
スされた直流信号に変換される。
その直流信号は、エミッタフォロア接続されたトランジ
スタ72によってローインピーダンスの信号になって、
コンデンサC5をチャージする。
コンデンサC5の他端はFETLffi界効果トランジ
スタ)73のドレインに接続されるとともに、抵抗を通
してオペアンプ74の一入力端子の入力になっている。
FET73のソースも同様に抵抗を通してオペアンプ7
4の十入力端子に接続され、ともに基準電圧Erにバイ
アスされている。
FET73のゲートには、無安定マルチ57の出力信号
である矩形波Qが入力されているから、トランジスタ7
2の出力が検知信号FSに対応している時はFET73
はオフであり、基準信号FRに対応している時はオンに
なっている。
従って、コンデンサC5の入力側が基準信号FRに対応
する電圧ERにある間は出力側は基準電位Erに保持さ
れ、コンデンサC5はその電圧差でチャージされている
一方、コンデンサC5の入力側が検知信号FSに対応す
る電圧ESにある間は出力側はオープンになっているか
ら、出力側の電位は両組圧の差ΔE=ES−ERに基準
電圧Erが加わった値、すなわちΔE+Erになる。
以上が、検波回路54の同期検波の動作説明である。
直流増幅回路55は主としてオペアンプ74によって構
成されている。
オペアンプ74の十入力端子には基準電圧Erが印加さ
れているから、十入力端子に対して一入力端子には上記
の差電圧ΔEが入力したことになる。
このオペアンプ74は、差電圧ΔE=0の時にその出力
が基準電圧Er(例えば6.2V)になるように調整さ
れているから、このオペアンプ74の増幅率をMとすれ
ば、その出力電圧は(Er−MΔE)になる。
トナー濃度が高く検知周波数fsが基準周波数frより
高ければ、差電圧ΔEは負となって直流増幅回路55の
出力電圧は基準電圧Erよりも高くなる。逆に、トナー
濃度が低ければ差電圧へEは正となって、その出力電圧
は基準電圧Erより低くなる。
次段の比較回路56は、主として直流増幅回路55から
の入力電圧を予め設定されている基準電位Eoと比較す
るオペアンプ75と、定電圧ダイオード76a、76b
とトランジスタ77a。
77bとからなる2系統の出力アンプと、LED78と
、出力端子79とから構成されている。
この実施例においては、基準電位EO=!:Erに設定
されている。
オペアンプ75の出力はそれぞれ定電圧ダイオード78
a、78bと2個の抵抗を通してトランジスタ77a、
77bのベースに入力される。
トランジスタ77aはそのエミッタがアースされ、コレ
クタはLED78と抵抗を通して十電源に接続されて、
LED78を点滅させる。
トランジスタ77bのエミッタもアースされ、そのコレ
クタは出力端子79に接続されて、オープンコレクタの
信号T DEN  を出力する。
直流増幅器55からの入力電圧が基準電位E。
(=Er)より高ければオペアンプ75の出力は°L″
になり、トランジスタ77at 77bはオフになるか
ら、LED78は発光せず、出力信号T DEN はH
”である。
トナー濃度が適正なトナー濃度より低ければ、検知周波
数fsは基準周波数frより低くなって、差電圧ΔEは
正になり、オペアンプ74の出力電圧は基準電圧Erよ
り低くなるから、比較回路56のオペアンプ75の出力
はH°になる。それによって、トランジスタ77a、7
7bのベースは定電圧ダイオード78a、78bの負バ
イアスが加わっても正になって、トランジスタ77a。
77bはオンになる。
従って、LED78が発光してトナー濃度が適正なトナ
ー濃度より低くなったことを表示するとともに、トナー
濃度制御部5の出力である信号T DEN が°L°に
なってトナー補給機構6が作動し、一定量のトナーが補
給される。
一定量のトナーが補給されてトナー濃度が適正なトナー
濃度になれば、トランジスタ77a。
77bがオフになって、LED78は消灯する。
それでも、適正なトナー濃度にならなければ、LED7
8は発光したままで、一定時間後あるいは次のプリント
時に更にトナーが補給される。
何回かトナー補給が行なわれてもLED78が発光した
ままであれば、トナー補給カセット65内のトナーが空
であるから交換しなければならない。
以上説明したように、この実施例によれば基準発振器4
の安定性がよく調整範囲が広いので、適正なトナー濃度
において検知発振器3が出力する検知信号の周波数(基
準周波数)にバラツキがあっても、基準発振器4の発振
周波数を組合せた検知発振器の基準周波数に合わせて調
整するだけで、安定したトナー濃度制御を行なうことが
出来る。
この発明の効果を明示するために、従来の技術と比較し
て更に具体的に説明する。
従来の技術では、基準発振器4の発振周波数を。
組合わせた検知発振器の基準周波数に調整出来ない場合
が少なくなかったので、平均的な標準周波数fmに調整
していた。
従って、差電圧へEは標準周波数fmに対して発生する
ことになり、検知発振器3が適正なトナー濃度であるこ
とを示す基準周波数frで発振している時にも、差電圧
ΔE=Oにならずに成る値を示している。その為に、比
較回路56のオペアンプ75の十入力端子に入力する基
準電位EOは。
基準電圧ErからMΔEシフトされた(Er−MΔE)
に調整しなければ正しい作動が行なわれない。
このシフト電圧MΔEがあるために、以下の点を考慮し
なければならなかった。
(1)基準電位EOの調整が必要であり、その調整範囲
を広くとらねばならない。
(2)直流増幅回路55のオペアンプ74の増幅率Mを
大きくとれないので、トナー濃度検出の精度を上げるこ
とが出来ない。
(3)同調回路53の同調特性が安定していないと、シ
フト電圧が経時的に変動する。
これに対して、この発明によればシフト電圧が存在しな
いので、基準電位EOの調整が不要になり、同調特性の
不安定による変動がなく、オペアンプ74の増幅率Mを
上げてトナー濃度検出の精度を向上することが出来る。
以上この発明をレーザプリンタに実施した例について説
明したが、この発明は乾式2成分現像剤を使用した電子
写真法によるすべての画像形成装置のトナー濃度制御装
置に実施することが出来る。
肱−釆 以上説明したように、この発明によれば、調整が容易で
安定性に優れた精度のよいトナー濃度制御装置を提供す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例におけるトナー濃度制御装
置の回路構成を示すブロック図、第2図は同じくその基
準発振器の具体例を示す回路図、 第3図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタの構
造を示す概略図、 第4図は同じくそのトナー濃度センサの取付位置を示す
分解斜視図、 第5図は同じくそのレーザプリンタの制御部の一例を示
すブロック図、 第6図は第2図に示した基準発振(支)のvC○8の発
振周波数特性の一例を示す特性図。 第7図は第1図に示したトナー濃度制御部5のマルチプ
レクサ51の入出力信号の一例を示す波形図、 第8図は同じくその同調回路53の同調特性の一例を示
す特性図、 第9図は同じくその同調回路53の入出力信号の一例を
示す説明図、 第10図は同じくその検波回路54から比較回路56ま
での具体的回路例を示す回路図である。 1・・・検知コイル     2・・・トナー濃度セン
サ3・・・検知発振器     4・・・基準発振器5
・・・トナー濃度制御部  6・・・トナー補給機構7
・・・固体発振子 8・・・電圧制御発振器(VCO) 9・・・制御電圧調整部   24・・・現像ユニット
51・・・アナログ・マルチプレクサ(MPX)52・
・・交流増幅回路   53・・・同調回路54・・・
検波回路     55・・・直流増幅器5日・・・比
較回路 57・・・無安定マルチバイブレータ 65・・・トナー補給カセット 66・・・現像剤タンク部 第4図 第6図 制御1圧(V) 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乾式2成分現像剤のトナー濃度に応じて検知コイル
    のインダクタンスが変化するトナー濃度センサと、該ト
    ナー濃度センサの検知コイルのインダクタンスの変化に
    応じて発振周波数が変化する検知発振器と、基準周波数
    信号を出力する基準発振器と、前記両発振器の出力信号
    の周波数差に応じて信号を出力するトナー濃度制御部と
    、該トナー濃度制御部の出力信号によりトナーを補給す
    るトナー補給機構とからなる画像形成装置のトナー濃度
    制御装置において、 制御電圧により発振周波数が変化する電圧制御発振器と
    、該電圧制御発振器の制御電圧を調整する制御電圧調整
    部とによつて前記基準発振器を構成したことを特徴とす
    る画像形成装置のトナー濃度制御装置。
JP4027588A 1988-02-23 1988-02-23 画像形成装置のトナー濃度制御装置 Pending JPH01214755A (ja)

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EP0782052A2 (en) 1995-12-28 1997-07-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and method enabling toner amount control without actual measurement of toner characteristic
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