JPH01214710A - 方位計測方法およびその装置 - Google Patents

方位計測方法およびその装置

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JPH01214710A
JPH01214710A JP63040487A JP4048788A JPH01214710A JP H01214710 A JPH01214710 A JP H01214710A JP 63040487 A JP63040487 A JP 63040487A JP 4048788 A JP4048788 A JP 4048788A JP H01214710 A JPH01214710 A JP H01214710A
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JP
Japan
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coil
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coils
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azimuth
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Application number
JP63040487A
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English (en)
Inventor
Sakuji Oide
生出 作治
Ryoichi Nakajima
良一 中島
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C17/00Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
    • G01C17/02Magnetic compasses
    • G01C17/28Electromagnetic compasses
    • G01C17/30Earth-inductor compasses

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
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  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」   ・ この発明は、地磁気によ°って方位を検出する方位計測
装置に係り、詳しくは、検出した方位を高精度に補正す
ることができる方位計測方法およびその装置に関する。
「従来の技術」 地磁気により方位を検出する方位検出装置は、例えば、
車両等に積載されてナビゲーションシステムなどに用い
られる。
この方位検出装置には、直交する2個のコイルにより地
磁気に対応する信号を出力するフラックスゲートセンサ
が一般に用いられる。そして、各コイルの出力信号を合
成することにより方位検出を行う。
ここで、検出原理を説明、する。まず、コイル−方から
南北方向を示す信号NSが出力され、他方から東西方向
を示す信号EWが出力される。これらの出力信号をベク
トル的に合成すると、合成ベクトルの先端の軌跡は、測
定が理想的に行われた場合には第1O図に示すように円
となる。そして、第10図に示すように磁北からの角度
をθとすれば、 θ= jan= ((E W出力)/(NS出カ月なる
式により方位が求められる。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上述した従来の方位測定装置にあっては
、フラックスゲートセンサの誤差に起因して合成ベクト
ルの軌跡が真円にならず、測定方位の信頼性が低いとい
う欠点があった。
例えば、0°、90° 180°、270°付近にあっ
ては、NS信号が最大または最小となり、SW倍信号最
小または最大となるが、この際に、最大値付近は逆三角
関数に基づいて角度に変換すると、誤差が大きくなる。
したがって、両者の信号を合成すると、どうしても高精
度化が困fflとなる。
また、従来の装置においては、フラックスゲートセンサ
が傾いたり、地磁気が乱れた場合には、これをエラーと
して検出することができないという欠点があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、極
めて高精度に方位検出を行うことができ、さらに、地磁
気の乱れやセンサの傾きによる誤差をエラーとして、検
出することができる方位検出方法およびその装置を提供
することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、上記課題を解決するために、直交する2個
のコイルにより地磁気を検出し、前記各コイルの出力信
号に基づいて方位を検出する方位計測方法において、前
記各コイル出力に定数を乗じて基準値の範囲内で変化す
るように変換し、この変換後の信号を前記基準値で除し
、この除算結果を変数とした逆三角関数に基づいて各コ
イル出力毎に方位を計測することを特徴としている。
また、前記各コイル出力に基づいて求めた方位。
が各々異なっていた場合には、その角度差を両コ゛イル
の出力比に応じた重み付けにより按分し、真の方位とす
るようにしている。
また、前記各コイル出力の位相関係が正規の関係にある
か否かを判定し、正規の関係でない場合にはそのずれ最
に対応した角度補正を一方のコイル出力に対して行うよ
うにしている。
また、地磁気を検出する2個の直交したコイルと、前記
各コイル出力に定数を乗じて基準値の範囲内で変化する
ように変換する変換手段と、この変換手段によって変換
されたコイル出力を前記基準値で除し、この除算結果を
変数とした逆三角関数に基づいて各コイル出力毎に方位
を計測する計測手段とを具備している。
「作用 」 上述の逆三角関数が、測定しようとする角度もしくはそ
の角度に関連した値となる。また、各コイルか、ら個別
に方位が測定されるため、測定結果を比較対照すること
ができる。そして、この比較対象の結果に基づいて測定
結果を高精度に補償することができる。
ここで、本発明の検出原理について説明する。
まず、第2図(イ)〜(ニ)に示すように、直交する2
個のコイルN5−CとEW−C(例えば、フラックスゲ
ートセンサ)を水平方向に等速度で1回転させる。ここ
で、コイルN5−Cは南北方向を測定するコイルであり
、コイルEW−Cは東西方向を測定するコイルである。
上述のようにコイルNS −C,EW−Cを等速度で1
回転させると、各コイルからは理想的には第1図(イ)
に示すような正弦波形(余弦波形)が得られる。ここで
、破線で示した波形はコイルN5−Cの出力信号NSで
あり、実線で示した波形はコイルEW・Cの出力信号E
Wである。この場合、各出力信号に定数を乗算し、基準
値±Aの範囲で変化する信号にしである。そして、第1
図(ロ)に示すように、直交する方向線(南北−東西)
の交点Oから北側に基準値Aをとりその先端をaとする
。次に、直線OBの長さを信号NSの値にとり、1OB
aが直角となるように点Bの位置を決める。そして、点
Bについての上記条件の下に、コイルN5−Cが第2図
(イ)に示す位置から磁北に対して0゜〜90°回転す
ると、点Bは直径を弦とする円周角の頂点となり、その
軌跡は、第1図(ロ)に破線で示すように半円となる。
そして、信号NSは正弦波(余弦波)であるから、tB
Oaは直交コイルの磁北に対する方向θに等しいことが
判る。
そして、基部値Δおよび信号NSの値が既知であるから
、これらの値からθを求めることができる。
例えば、 0 = 1sin−’ ((N S )/A) −90
°1・・・・・・(1)としてOを求めることができる
また、コイルEW−Cの出力信号EWについても、上1
氾と同様の処理を行えば、方位θは、例えば、 θ−1cos−’ ((E W )/A) −90°l
−・−・−(2)として0を求めることができる。
以上が本発明の方位測定原理であり、方位の象限は、信
号NSおよび信号EWの各符号によって第3図(イ)、
(ロ)、(ハ)、(ニ)に示すように決定される。第3
図において破線は信号NSによる場合、実線は信号EW
による場合を各々示している。
このように、本発明においては、各コイルNS・Cおよ
びEW−Cから個別に方位が測定される。
さらに、本発明にあっては、2つのコイルとその処理回
路から方位が求められることを利用して、これらの測定
結果を比較し、比較結果から測定方位を補正するように
している。また、比較結果が大幅に離れていた場合はエ
ラーとして判断するようにしている°。
以上が本発明の基本原理である。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
第4図は、この発明の一実施例の全体構成を示すブロッ
ク図である。なお、前述した第2図の各部と対応する部
分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
第4図において、FGSはフラックスゲートセンザであ
り、PCはその1次コイルである。この1次コイルPC
には2.5KHzの矩形波が発信器lからアンプ2を介
して供給されるようになっている。
コイルN5−Cの出力信号はプリアンプ3を介してバン
ドパルフィルタ4に供給され、ここで、不要ノイズ成分
が除去された後同期検波器5に供給されろ。同期検波器
5は発信器Iが発生する5K 1−1 zの矩形波に同
期して検波を行う。そして、検波後の信号がΔDコンバ
ータ6によってデジタル信号に変換された後に処理回路
8に供給されるようになっている。一方、コイルEW−
Cの出力信号は、上記プリアンプ3、バンドパルフィル
タ4および同期検波器5と全く同様の回路10により同
期検波され、その後にADコンバータ6を介して処理回
路8に供給されるようになっている。
処理回路8は、マイクロコンピュータおよびその周辺1
回路より構成されており、後述する処理により方位を測
定するものである。そして、処理回路8は測定結果をx
−Yプロッタ11に供給し、方位測定結果をプロットさ
せる。また、12は各種の表示を行う表示部であり、C
RT表示装置等からt番が成されている。なお、参考の
ために、フラックスゲートセンザF’OSのコイルN5
−CとコイルW/E−Sの出力特性を第9図に示す。
次に、上記構成によるこの実施例の処理について第5図
〜第8図を参照して説明する。
この実施例の動作には、実際に方位測定を行う測定動作
と、測定を高精度に行うための各種補正値を設定する動
作とがある。初めに、補正値設定動作について説明する
A:補正値設定動作 処理回路8は、プログラムに従った種々の処理を行うが
、第5図に示す補正値設定サブルーチンが読出されると
、補正値を設定するための処理を開始する。まず、ステ
ップSPlに至り、レジスタやメモリ内に設定されてい
る種々の変数をクリアし、初期設定処理を行う。次に、
ステップSP2に移り、表示部12に対し、例えば、「
センサーを10秒間で時計方向に1回転さ仕なさい。」
なるメツセージを表示する。操作者はこの表示に従って
センサーI2を回転させる操作を行う。次に、ステップ
SP3に至り、コイルN5−CおよびコイルEW−Cの
出力データ(ADコンバータ12によってデジタル化さ
れたデータ:以後、NSデータ、EWデータという)を
取り込む。そして、ステップSP4に移り、変数nがr
2000Jになったか、あるいはレジスタ′rの内容が
「lO」になったかが判定される。ここで、変数nは、
ステップSPIにおいてクリアされた変数である。
レジスタTは、所定のタイマクロックをカウントするカ
ウンタの出力に基づいて書き換えられるレジスタであり
、その値′が第5図に示すサブルーチンの処理JjJJ
始からの時間(秒)Jこ対応する。この判定がrNOJ
のときは、ステップSP5に移り、ここで、変数nに1
が加えられて再びステップSP3に進む。そして、以後
はステップSP4の判定がr、YESJとなるまでステ
ップSP3→5P4−SP5→SP3なるループを循環
する。この循環処理中のステップSP3におけるデータ
取込み処理により、第6図(イ)に示すようなデータが
ザンプリグされる。この場合、取込まれるデータは、変
数nの値に対してl対lで取り込まれるようになってお
り、以後各データは変数nの値によって識別されて用い
られる。また、第6図の上側に示されるのがNS−Cデ
ータ、下側に示されるのEW−Cデータである。第6図
に示すように、一般に双方のデータともノイズ成分が重
畳されている。
そして、T=rlOJまたは、n=r2000Jとなる
とステップSP4の判定がrYESJとなる。ステップ
SP4の判定がrYEsjとなると、ステップSP6に
進んでスムージング処理を行う。
スムージング処理は、取り込んだデータに重畳されてい
るノイズ成分を除去するための処理であり、変数nの値
かに、(k+1)、(k + 2 ’) −・−・・−
(k+4)となるような連続する5個のデータの平均を
とり、この平均値をn= (k+2)のデータとして用
いる処理である。
上記処理を簡略された例において説明する。第7図に示
すように、n=1,2.3・・・・・・に対して■、■
、■・・・・・・のデータがサンプリングされたとする
。この場合は、データΦ〜■を平均し、その平均値Av
elをn=3におけるデータとする。
図示の場合は、 Avel=(■+■+■+■+■)15=(1−+2+
2+3+4)15 =2.4 °となる。また、同様に Ave2=(■+■+■+■十〇)15= (2+2+
3+4+4)15 =3 なる値を、n==4におけるデータ値とする。以後は上
記処理を順次操り返して行う。以上がスムージング処理
である。この処理が終了した後は、NS−Cデータおよ
びEW−Cデータは、各々第6図(ロ)に示すようにノ
イズ成分が除去されてなめらかな波形となる。
次に、ステップSP7に移り、データの最大値および最
小値を検出する処理を行う。ステップSP7の処理は、
ステップSP8およびステップSP9のループ処理によ
りn=0からn=1997までについて行われ、NS−
CデータおよびEW・Cデータの各最大、最小値と、そ
の値におけるnを求める。これよって求められた値を、
 NS (max)、NS (min)、E/S (m
ax)、E/S(min)とする(第6図(ロ)参照)
次に、ステップ5PIOに移り、データのオフセット処
理を行う。まず、 (NS(IIIax)+NS(min)) /2=NS
(Kl)(E/ S(+max)+ E/ 5(IIl
in) ) / 2= E/ 5(Kl)なる演算を行
いオフセット値としてNS(Kl)およびE/S (K
 1 )を算出する。これらのオフセット値は、各デー
タの振幅の中心値であり、スムージング後の波形との関
係を第6図(ロ)に示す。この処理が終わるとステップ
5PIIに移り、データ値がオフセット値N5(Kl)
及びEW (Kl)に一致するnを求める。この処理は
ステップ5P12.5P13によるループ処理により、
n=Oからn=2000まで行われる。ここで、求めら
れたnを、NS−Cデータについてはnl。
n2.n3とし、EW−Cデータについてはn1+、n
2−、n3″とする(第6図(ロ)参照)。
そして、ステップ5P14に移り、オフセット値に一致
するnの敗(ポイントの数)h(3以上かどうかを判定
し、3以上であればステップ5P15に移ってエラー表
示を行う。これは、オフセット値に一致するnの数が3
以上ある場合は、フラックスゲートセンサF G S 
7!!(1回転以上している場合だからであり、この場
合について補正値設定処理を行うと、誤った補正値を設
定してしまうからである。ステップ5P15においてエ
ラー表示を行った後は、メインルーチンにリターンし、
再度、第5図に示すザブルーチンが読出されたときに、
初めから補正値設定処理をやり直す。
一方、ステップ5PI4の判定がrNOJの場合は、ス
テップ5P16に移り、nl、n2におけるEW−Cデ
ータの値を求める。そして、nl。
n2におけるEW−Cデータの各位のうち正の方(オフ
セット値EW (K 1 )に対し正)をEV(max
+)とし、負の方(オフセット値EW (K 1 )に
対し負)をEW(minl)とする(第6図(ロ)参照
)。次に、ステップ5P17に移り、EW(m a x
 )時のnの値nxが、nlまたはn2の値より大きい
か否かが判定される。本来N5−CデータとEW−Cデ
ータとは正弦と余弦の関係にあるので、n=n lある
いはn=n2でなければならないが、例えば、コイルE
W−CとコイルN5−Cとの直交の度合いに誤差がある
場合などにおいては、上記値が一致しない。そして、n
lくnあるいはn2<nの場合にはNS−Cデータが正
しい位相より遅れ位相となっており、逆の場合は進み位
相になっている。第6図(ロ)に示す場合は、nl<n
となっており、EW−Cデータが逐れ位相となっている
。なお、nlあるいはn2のいずれかと比較するように
したのは、フラックスゲートセンサFGSの回転開始位
置により、nl<n(あるいはnl>n)となる場合と
n2<n(あるいはn2>n)となる場合があるからで
ある。
そして、この判定が「NO」の場合は、ステップ5P1
9に移り、進み位相を補正する補正値を算出するための
演算を行い、rYEsJの場合はステップ5P1Bに移
り、遅れ位相を補正する補正値を算出するための演算を
行う。この演算は以下の通りである。
まず、ステップ5P18においては、 08=LはJユ なる処理を行う。ここで、θ、およびθ8の意味につい
て説明する。第゛6図(ハ)はNS−CデータとEW−
Cデータの波形をオフセット値NS (Kl)とEW 
(K 1 )を一致させて重ねた図である。
この図において、点a−b間の角度ずれ比がθ。
であり、点c−d間の角度ずれ比がθ8である。すなわ
ち−波形の正側の角度ずれ比がθ、であり、負側の角度
ずれ比が08である。そして、これらの角度ずれ比の平
均値が08である。
また、ステップ5P19においては、 θ6= θ、+O9 なる演算を行う。このステップ5P19におけるθ、と
08の演算は、ステップ5ptsにおける演算の分母と
分子を入れ換えた演算となる。これは、一方が進み位相
の補正値の演算、他方が遅れ位相の補正値の演算だから
である。そして、これらのステップ5P18.5P19
におけるへの値は、予め設定された基準値であり、NS
−CデータおよびEW−Cデータの最大値より大きな値
が設定されている。上記各演算により算出されたθεは
、第5図に示す補正値設定サブルーチンの後に行われる
方位測定動作において用いられる。
又、ステップ5P18,5P19ではNS基準にてEW
の角度補正値θEを求めたが、同様にEW基準にてNS
角度補正値を求める事により、さらに、角度補正精度ア
ップも可能である。
次に、ステップ5P20において、以下のようにしてレ
ベル補正値が求められる。
A/ (NSmax)=NS (K2)A/(NSmi
 n)=NS (K3)A/ (EWma x)=EW
 (K2)A/ (EWmi n)=EW (K3)こ
こで、NS (K2)、NS (K3)は、NS・Cデ
ータ用のレベル補正値であり、後述する方位測定処理に
おいては、NS (K2)は同データの正側に乗算され
、NS(K3)は同データの負側に乗算される。これに
より、NS−Cデータは、±への範囲で変化するデータ
に変換されろ。
また、上記と同様に、EW (K2) 、EW (K3
)は、EW−Cデータ用のレベル補正値であり、後述す
る方位測定処理においては、EW(K2)は同データの
正側に乗算され、EW(K3)は同データp負側に乗算
される。これにより、EW・Cデータは、±Aの範囲で
変化するデータに変換される。上述したステップ5P1
8.5P19およびステップ5P20の処理により、角
度ずれ補正および最大、最小値のずれがMt償されるこ
とになり、補正後の波形としては第6図(ニ)に示すよ
うに、NS−CデータおよびEW−Cデータの最大/最
小値が一致し、また、位相関係も正確な90°差(正弦
/余弦関係)となる。 次に、ステップ5P21に進み
、上述した各ステップにおいて求められた補正値、すな
わちθE、EW(K2)、EW(K3)、NS (K2
)、NS (K3)をメモリの所定エリアに格納する。
この後にメインルーチンにリターンする。
B:方位測定動作 次に、方位測定動作について説明する。
まず、ADコンバータ6が出力するNS−Cデータを取
り込み、このNS−Cデータに符号に応じてNS (K
2)またはNS (K3)を乗じる。この乗算後のデー
タをNSとする。また、同様にEW−Cデータについて
もEw(K2)またはEW(K3)を乗算し、乗算後の
データをEWとする。
そして、NS−CデータおよびEW−Cデータの符号の
関係から、求めようとする方位θが第1象現にあるとす
れば、NSデータおよびEWデータを用いて前述した(
1)式および(2)式から個別に方位θを求める。ここ
で、NSデータによって求められたθをNS(θ)、E
Wデータによって求められたθをEW(θ)とする。こ
の際に、角度ずれがある場合には、前述した角度ずれ補
正値OcをEW(θ)に乗算して角度ずれを補正する。
ここでは、説明の簡単化のために角度ずれはないとして
説明を行う。
例えば、第8図に示すように、方位θが第1象現にあり
、NSデータが0.866、EWデータが0.574で
あったとする。そして、基準値Aが!に設定されていれ
ば、前述の(1)式および(2)式から、NS(θ)が
30°、EW(θ)が35°となる。このように、0の
値が異なるのは、種々の雑音源や地磁気の影響およびフ
ラックスゲートセ、ンサFGSの傾きなどからある。こ
のθが一致していれば、これを方位θとして採用するこ
とができるが、異なった場合は、以下に示す重み付け処
理により補償した値を方位Oとする。
次に、重み付け処理について説明する。まず、方位0が
等しいとすれば、三角関数の関係から(NS)”+ (
EW)”= 1 となり、従って、 (NS)’= 1− (EW)” (EW)”=’l −(NS)″となる。
上記例によれば、EW=0.574であるから(、NS
)=1−0.574’ #0. 67 (EW)’=1−0.67 # 0. 33 となる。次に、NS(θ)とBW(θ)との差を求め、
これをX(θ)とする。すなわち、X(θ)=30°−
35゜ となる。そして、重み付け後の角度をNS(θ゛)、E
W(θ゛)とし、これらを次式より求める。
NS(θ゛) =NS (θ)−X(θ)x (EW)’=30+5x
0.33 =31.65″ EW(θ′) =EW (θ)+X(θ)x (NS)”=35−5X
0,67 =31.65” そして、角度の分解能をビとすれば、測定方位として3
2°を表示する。
また、EW(θ)とNS(θ)とが大きく離れていた場
合は、処理回路8は、エラーと判定し、エラー表示を表
示部12に行なわせる。このようなエラーが発生ずる原
因としては、フラックスゲートセンサF G Sが傾斜
している場合などがある。
「発明の効果」 以上説明したように、請求項(1)、(4)に係る発明
においては、直交する2個のコイルにより地磁気を検出
し、前記各コイルの出力信号に基づいて方位を検出する
方位計測方法において、前記各コイル出力に定数を乗じ
て基準値の範囲内で変化するように変換し、この変換後
の信号を萌記基孕値で除し、この除算結果を変数とした
逆三角関数に基づいて各コイル出力毎に方位を計測する
ようにし、または、上記方法を実施する手段を設けたの
で、方位検出が2つのルートから行われ、これらを比較
することにより、エラー補正および方位補償を行うこと
ができる。したがって、より信頼性の高い方位測定を行
うことができる。
また、請求項(2)に係る発明にあっては、前記各コイ
ル出力に基づいて求めた方位が各々異なっていた場合に
は、その角度差に他方のコイル出力値の二乗を掛け、こ
の乗算値を一方のコイル出力によって得られる方位から
減算し、減算結果を真の方位とする重み付け処理を行う
ようにしたので、地磁気の乱れ等があった場合において
も、その影響を受けずに正確な方位測定を行うことがで
きる。
また、請求項(3)に係る発明にあっては、前記各コイ
ル出力の位相関係が正規の関係にあるか否かを判定し、
正規の関係でない場合にはそのずれ量に対応した角度補
正を一方のコイル出力に対して行うようにしたので、例
えば、2つのコイルの直交の度合いに誤差がある場合で
あっても、当該誤差除去できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の測定原理を示す原理図、第2図は
フラックスゲートセンサの回転と地磁気との関係を示す
平面図、第3図は本発明における方位1を示す点の軌跡
を示す図、第4図はこの発明の一実施例の措成を示すブ
ロック図、第5図は同実施例における動作を示すための
フローヂャート、第6図は同実施例におけるデータの変
化を示す波形図、第7図は同実施例におけるスムージン
グ処理を説明するための図、第8図は同実施例における
重み付け処理を説明するための波形図、第9図は同実施
例において用いるフラックスゲートセンサの特性図、第
1θ図は従来の方位測定方法を説明するためのベクトル
図である。 NS、・C,W/E−C・・・・・・コイル(直交する
コイル)、8・・・・・・処理回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直交する2個のコイルにより地磁気を検出し、前
    記各コイルの出力信号に基づいて方位を検出する方位計
    測方法において、前記各コイル出力に定数を乗じて基準
    値の範囲内で変化するように変換し、この変換後の信号
    を前記基準値で除し、この除算結果を変数とした逆三角
    関数に基づいて各コイル出力毎に方位を計測することを
    特徴とする方位計測方法。
  2. (2)前記各コイル出力に基づいて求めた方位が各々異
    なっていた場合には、その角度差を両コイルの出力比に
    応じた重み付けにより按分し、真の方位とする重り付け
    処理を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の方位計測方法。
  3. (3)前記各コイル出力の位相関係が正規の関係にある
    か否かを判定し、正規の関係でない場合にはそのずれ量
    に対応した角度補正を一方のコイル出力に対して行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方位計測方
    法。
  4. (4)地磁気を検出する2個の直交したコイルと、前記
    各コイル出力に定数を乗じて基準値の範囲内で変化する
    ように変換する変換手段と、この変換手段のよって変換
    されたコイル出力を前記基準値で除し、この除算結果を
    変数とした逆三角関数に基づいて各コイル出力毎に方位
    を計測する計測手段とを具備することを特徴とする方位
    計測装置。
  5. (5)前記各コイル出力の位相関係が正規の関係にある
    か否かを判定し、正規の関係でない場合にはそのずれ量
    に対応した角度補正を一方のコイル出力に対して行う補
    正手段を具備することを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載の方位計測装置。
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