JPH0121432Y2 - - Google Patents

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JPH0121432Y2
JPH0121432Y2 JP1983089621U JP8962183U JPH0121432Y2 JP H0121432 Y2 JPH0121432 Y2 JP H0121432Y2 JP 1983089621 U JP1983089621 U JP 1983089621U JP 8962183 U JP8962183 U JP 8962183U JP H0121432 Y2 JPH0121432 Y2 JP H0121432Y2
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JP
Japan
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commercial power
battery
emergency
preheating
power source
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JP1983089621U
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JPS59192787U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は火災発生時などの非常時にけい光灯
を点滅させる非常灯装置に関し、特には非常時で
のフイラメント予熱回路の改良に関する。
非常灯装置は一般に通常時は商用電源でけい光
灯を点灯させておき、且つその商用電源でバツテ
リーを充電しておき、非常時において、前記バツ
テリーによつてけい光灯を点滅動作させるように
している。第1図は従来の非常灯装置のブロツク
図である。図において、商用電源ACはリレーRy
1を駆動するとともに、トランスTおよびダイオ
ードブリツジBRによつて適当な直流電圧に降圧
され、通常時においてバツテリーBを充電する。
適当な発振周期に設定されている無安定マルチバ
イブレータM1にはリレー接点Ry2−2を介し
てダイオードブリツジBRの出力から電源が供給
され、また上記無安定マルチバイブレータM1の
周期よりもさらに短い発振周期に設定されている
無安定マルチバイブレータM2には、リレー接点
Ry1−4とリレー接点Ry2−1とを介してダイ
オードブリツジBRから電源が供給される。上記
リレー接点Ry2−1およびRy2−2はリレーRy
2によつてオン、オフ制御され、リレーRy2は
図示しない火報装置が火災を検出したときにオフ
されて接点Ry2−1およびRy2−2を図示の位
置に設定する。また接点Ry1−4は商用電源AC
によつて駆動されるリレーRy1によつてオン、
オフ制御され、商用電源ACの断時に接点Ry1−
4を図示の位置に設定する。無安定マルチバイブ
レータM1,M2の出力はミキサー部MIXに導
かれてミキシングされ、そのミキシング出力はト
ランジスタTR1を介してインバータ部INVのオ
ン、オフ制御端子に導かれている。インバータ部
INVはダイオードブリツジBRの出力から電源が
供給され、上記トランジスTR1からのオン、オ
フ制御信号がハイレベルになると高周波発振して
けい光灯FLに対して高周波電流を供給する。け
い光灯FLの二つのフイラメントにそれぞれ接続
されているリレー接点Ry1−1,Ry1−2,Ry
1−3は、上記リレーRy1によつてオン、オフ
制御され、各接点は商用電源ACの断時に図示の
位置に設定される。なお、Lは安定器、Gはグロ
ーランプ、C1はバラストコンデンサ、C2は高
周波電流供給時の予熱用コンデンサである。
上記の構成で無安定マルチバイブレータM1の
周期をT1、無安定マルチバイブレータM2の周
期をT2とすれば、各マルチバイブレータM1,
M2に電源が供給されているときミキサー部
MIXでミキシングされた信号は第2図に示すよ
うになる。この結果、けい光灯FLは図のT3の
時間帯において明るくなり、T4の時間帯におい
て暗くなる。すなわち火報装置が動作する非常時
で且つ商用電源ACの断時において、けい光灯FL
は無安定マルチバイブレータM1,M2によつて
設定される周期およびデユーテイ比に基づいて点
滅(明暗)を繰り返す。なお、商用電源ACが正
常に供給されている通常時においては無安定マル
チバイブレータM1,M2およびミキサー部
MIXが動作せず、また安定器Lおよびグローラ
ンプGに対して商用電圧が供給されるためにけい
光灯FLはAC点灯を維持する。また火報装置が動
作していないときに商用電源が切れると、バツテ
リーBの電圧がリレー接点Ry1−4,Ry2−1
を介してトランジスタTR2のベースに供給され
て同トランジスタTR2およびトランジスタTR
1が正バイアス状態となるために、インバータ
INVに対して直流レベルを出力しインバータ
INVを連続発振させてけい光灯FLをDC点灯させ
る。
従来の非常灯装置は以上のようにして、通常時
においてはけい光灯FLをAC点灯させ、また非常
時で且つ商用電源ACの断時においてはけい光灯
FLを無安定マルチバイブレータM1およびM2
によつて決定される周期およびデユーテイ比に基
づいて点滅動作させていた。
しかしながら、上記の非常灯装置では時間T4
において、すなわちけい光灯FLの暗時において
インバータINVから出力される高周波パワーが
少なくなるためにけい光灯FLに対する予熱電流
も小さくなり、その結果連続点灯のときと比較し
てランプ寿命が極端に短くなる欠点があつた。
インバータINVの出力による予熱電流を全体
に大きくすれば、このような欠点は解消される
が、バツテリーの消耗が甚だしくなるという新た
な問題が生じる。
この考案の目的は、簡単な切り換え回路を付加
することによつて、暗時において予熱電流を増大
させ、ランプ寿命を大幅に伸ばすことができ、し
かもバツテリーの無駄な消耗を防止することので
きる非常灯装置を提供することにある。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第3図はこの考案の実施例である非常灯装置の
ブロツク図である。
構成において、第1図に示す非常灯装置と相違
する部分は図示の予熱回路Aにおいてリレー接点
Ry2−4,Ry1−3,Ry2−3およびコンデン
サC3、抵抗R1を設けた点である。リレー接点
Ry2−4は火報装置が動作してリレーRy2がオ
フしたとき図示の位置に設定される。またリレー
Ry1−2およびRy1−3は商用電源ACの断時
に図示の位置に設定される。またコンデンサC3
はコンデンサC2に比べて容量が大きく設定され
ている。以上の回路を付加することによつて非常
時、すなわち火報装置が動作したときで且つ商用
電源ACが切れたときにはけい光灯FLの一方(図
において上側)のフイラメントに対してバツテリ
ーBの電圧が抵抗R1を介して直接供給されると
ともに、他方(図において下側)のフイラメント
に対してはインバータINVから容量の大きいコ
ンデンサC3を介して相対的に大きくされた高周
波電流が供給される。このため2つのフイラメン
トは直流電流と大きな高周波電流によつて十分に
予熱されることになり、冷陰極状態においての高
周波高電圧の印加を防止することができる。な
お、火報装置が動作せず且つ商用電源ACが供給
されている通常のときには上記リレー接点Ry1
−2,Ry1−3,Ry2−4,Ry1−1,Ry2
−3がそれぞれ図示の位置と反対の位置に切り換
わるために、グローランプGおよび安定器Lを含
む通常の商用電源点灯回路によつてけい光灯FL
の予熱と起動が行われることになる。また、火報
装置が動作していないときに商用電源ACが切れ
たときには、リレー接点Ry2−3が図示の位置
の反対の位置に切り換わり容量の小さいコンデン
サC2に設定するために、予熱電流が必要以上に
大きくならずバツテリーBの無駄な消耗を防ぐこ
とができる。
上記の実施例では火報装置が動作して且つ商用
電源が切れたときにけい光灯FLの一方のフイラ
メントに対してバツテリーBによる予熱を行い、
他方のフイラメントに対してはインバータINV
から供給される高周波電流を大きくすることによ
つて十分な予熱を行うようにしたが、リレー接点
を増加することによつて両方のフイラメントをバ
ツテリーBによつて予熱することもできる。この
場合には、コンデンサC3は不要である。なお、
一方のフイラメントさえ十分に予熱することがで
きればランプ寿命の著しい低下を防ぐことができ
るため、上記の実施例において高周波電流による
フイラメントの予熱を省略することも可能であ
る。
以上のようにこの考案によれば、非常時で且つ
商用電源の断時に、けい光灯の少なくとも一方の
フイラメントをバツテリーを電源として予熱する
予熱回路を設けたので、けい光灯FLの暗時にお
いても十分な予熱を行うことができ、そのためフ
イラメントストレスを小さくすることができてラ
ンプ寿命を従来に比して大幅に伸ばすことができ
る。また、通常時で且つ商用電源の断時には、予
熱電流が必要以上に大きくならず、バツテリーの
無駄な消耗を防ぐことができる。さらに、予熱回
路は特別な素子を必要としない簡単な回路で構成
することができるため安価になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の非常灯装置のブロツク図、第2
図は同非常灯装置の動作を説明するためのオン、
オフ制御信号の波形図、第3図はこの考案の実施
例である非常灯装置のブロツク図である。 AC……商用電源、FL……けい光灯、B……バ
ツテリー、M1,M2……無安定マルチバイブレ
ータ、INV……インバータ、MIX……ミキサー
部、A……予熱回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 けい光灯と、商用電源の通電時において前記け
    い光灯を商用電源にて点灯する通電時点灯回路
    と、商用電源の通電時に前記商用電源で充電され
    るバツテリーと、前記商用電源の断時に前記バツ
    テリーで駆動し、通常時に前記けい光灯を高周波
    点灯させる停電時点灯回路と、非常時に前記けい
    光灯を高周波点滅させる非常時点滅回路とを有す
    る非常灯装置において、 通常時でかつ前記商用電源の断時に、前記けい
    光灯の少なくとも一方のフイラメントを前記バツ
    テリーを電源として予熱する通常停電時予熱回路
    と、 非常時でかつ前記商用電源の断時に、前記けい
    光灯の少なくとも一方のフイラメントを前記バツ
    テリーを電源として前記通常停電時の予熱より大
    きな予熱量で予熱する非常停電時予熱回路を設け
    たことを特徴とする非常灯装置。
JP8962183U 1983-06-10 1983-06-10 非常灯装置 Granted JPS59192787U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8962183U JPS59192787U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 非常灯装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8962183U JPS59192787U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 非常灯装置

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Publication Number Publication Date
JPS59192787U JPS59192787U (ja) 1984-12-21
JPH0121432Y2 true JPH0121432Y2 (ja) 1989-06-26

Family

ID=30219520

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JP8962183U Granted JPS59192787U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 非常灯装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4312141Y1 (ja) * 1966-02-03 1968-05-24
JPS5062593A (ja) * 1973-10-03 1975-05-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4312141Y1 (ja) * 1966-02-03 1968-05-24
JPS5062593A (ja) * 1973-10-03 1975-05-28

Also Published As

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JPS59192787U (ja) 1984-12-21

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