JPH01214251A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH01214251A
JPH01214251A JP3754188A JP3754188A JPH01214251A JP H01214251 A JPH01214251 A JP H01214251A JP 3754188 A JP3754188 A JP 3754188A JP 3754188 A JP3754188 A JP 3754188A JP H01214251 A JPH01214251 A JP H01214251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teeth
rotor
permanent magnet
stator
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP3754188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Sakai
和人 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3754188A priority Critical patent/JPH01214251A/ja
Publication of JPH01214251A publication Critical patent/JPH01214251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ステッピングモータに関する。
(従来の技術) ステッピングモータのトルク発生原理は、主に電気工学
ハンドブック昭和53年4月10日発行の第788〜7
89頁に記載されたように、ステータとロータの重なり
合わない歯同士の磁気吸引力によるものであり、磁気吸
引力の利用が巧みならばかなりの高トルクが発生する筈
であるが、従来は発生する磁気吸引力の接線方向成分の
利用は小さく、また、一部の磁束は、ブレーキ力となっ
ており、発生するトルクは、かなり小さな値となってい
る。
第5図は従来のステッピングモータの歯間部の磁束線図
を示しており、歯が対向しない部分の磁束は、歯側面に
入り、一部は隣りの歯にも入っていることが分かる。
第6図(a)は、第5図の磁束により発生する力の分布
を描いており、第6図(b)には力を方向成分に分解し
たベクトルFを描いており、第6図(c)にはトルクの
大きさFtを描いている。
トルクとして有効な磁気吸引力は接線方向成分であるこ
とから、トルクは主にステータ小歯(4)とロータ歯(
9)が重なり合わない部分から発生する磁束によるもの
となる。第6図(a) 、 (b) = (c)がら分
かる様にX部において隣のステータ小歯(4)に漏れる
磁束による磁気吸引力の接線方向成分力F2は、回転方
向と逆方向となりブレーキ方となるため、X部の力Fr
、=Fよ−F2となり、磁気吸引力の接線方向成分の力
Ftはあまり大きくないことが分かる。
(発明が解決しようとする課題) 以上の如く、従来のステッピングモータは、磁気吸引力
を有効に利用しておらないため、高トルクを発生してい
ないという欠点がある。
本発明の目的は、小形で高トルクを発生するステッピン
グモータを提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、円周方
向に複数個の極歯を設け、各極歯には多相巻線を有し、
各極歯の内周面に複数個の小歯を有するステータと、前
記小歯に対向する外周面に複数個のロータ歯を有し、軸
方向に2分割され、互にロータ歯を1/2歯ピッチずら
し、分割部に軸方向に着磁された円板状永久磁石を有す
るロータと、前記小歯相互間又はロータ歯相互間の溝の
何れか一方に固着され、軸方向に2分割され、径方向に
着磁された棒状永久磁石とを有し、この棒状永久磁石の
極性はロータ溝底側に面して円板状永久磁石の極性と同
一としたことを特徴とするステッピングモータを提供す
る。
〔作 用〕
リラクタンス変化を利用して力を発生するモータの発生
トルクTは次式で近似的に表わされる。
ao   ao      a。
ここで、 W:磁気エネルギ 08回転角 に:常数 Fs:ステータ巻線の起磁力 φ!I:円板状永久磁石の磁束 Fm:円板状永久磁石の起磁力 P:パーミアンスである。
上式は、トルクが磁気エネルギの変化によって生じ、リ
ラクタンス変化により磁気エネルギは変化することから
、トルクはパーミアンスの変化率が大きければ、トルク
も大となることを示している。
平均トルクT0は、ステータ小歯とロータ歯が対向する
時の対置磁気エネルギE2とステータ歯とロータ溝が対
向する時の対溝磁気エネルギE1からθ 対置磁気エネルギE2は空隙長を変えないかぎり、それ
ほど大きくならない、対溝磁気エネルギE□は、空隙長
一定でも変えることができる。つまり対溝エネルギE1
を小さくすれば平均エネルギは大となる。
本発明のステータ側に棒状永久磁石を設けた場合、ステ
ータ歯とロータ溝が対向すると、ロータ歯先から生じる
磁束は、棒状永久磁石の反対方向の磁束により、磁束の
一部はロータ面で漏れたり、また磁束は大きく曲げられ
てステータ歯先部に入る。
したがってパーミアンスは小さくなった様に見られ、対
溝エネルギE□は小さくなる。
また、これは、等価的空隙長が長くなったと見ることも
でき、かなり大きな磁気吸引力を生じることができる。
そしてロータ側に棒状永久磁石を設けた場合についても
、磁気吸引力が大きくなることは同様である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図ないし第4図を
参照して説明する。
ステータ(1)は、8個の極歯(3)をもち、さらに極
歯(3)には、5個の小歯(4)が形成されている。
ステータ小歯(4)は歯ピッチからいうと、後述のロー
タ歯(9)に対して2個だけ差があるようにすることは
従来と同様である。
ステータ(1)は、ステータ中心で軸方向に対し、2つ
に区分でき、仮にl個(la)、■側(1b)とすると
第1図の様にあられされる。I側ステータ(1a)の小
歯(4)相互間の溝部には、空隙(G)面側がS極とな
る様に径方向に着磁された棒状の永久磁石(6a)が固
着されている。■側のステータ(1b)の小歯(4)間
の溝部には、空隙(G)面側がN極となる様に径方向に
着磁された棒状の永久磁石(6b)が固着されている。
極歯(3)には、2組巻線(5)が巻かれており、各相
巻線は極歯(3)の位置で幾何学的に90°毎に巻き方
向が逆になる様に巻いである。ロータ(2)は、外周上
に50個の歯(9)が設けられた鉄心(8)が2組あり
、さらにこの2組の鉄心(8)間には円板状の軸方向に
着磁された永久磁石(7)が挟まれて構成されている1
円板状永久磁石(7)は、磁極がI側ステータ(la)
方向がS極に■側ステータ(1b)方向がN極となる様
に軸方向に着磁されている。また、2組のロータ鉄心は
、1/2歯ピッチずれた位置で対向されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
まず、ステータ・ロータ歯間部のトルク発生力について
考える。
本実施例のステッピングモータの歯間部の磁束線図、力
線図をそれぞれ第3図、第4図(aL(b)。
(C)に示す。
第3図に示す様に、ロータ歯(9)から出る磁束で隣り
のステータ小歯(4)へ漏れる磁束は無くなり、ステー
タ小歯(4)間の溝に設けられた棒状永久磁石(6)に
より曲げられ、ロータにもどるループ磁束(10)をつ
くる。したがって、このループ磁束(lO)は、無効と
なり、ブレーキ力は発生しない。
また、対向するステータ小歯(4)に入る磁束は、棒状
永久磁石(6)の磁束により曲げられるため、磁束は接
線方向に近づくことになる。電磁力のうち、トルク力と
なるのは接線方向成分のみなので、トルクFt = F
r□+Fr、は増すことになる。
上述した様に本実施例によれば、磁気吸引力を有効に利
用できるため、小形で高トルクのステッピングモータを
提供することができる。
上述した構成では、ステータ小歯間の溝の棒磁石を埋め
込んでいるが、当然ながら、ロータ歯間の溝に磁石を設
けても同様となるからそのようにしてもよい、又、巻線
は2相のみでなくて、3相又は4相等にしてもよい、こ
の場合は極歯の数がふえる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、ステータ、又はロー
タの歯間部の溝に棒状永久磁石を入れ、この棒状永久磁
石の極性はロータ溝底側に面して円板状永久磁石の極性
と同一にしたので、磁気吸引力を有効に利用できるため
、小形で高トルクのステッピングモータを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のステッピングモータの一実施例を示す
縦断面図、第2図は第1図のM−M線に沿う矢視断面図
、第3図は第2図の要部の磁束分布を示す説明図、第4
図(a)は第3図の力の分布を示す力線図、第4図(b
)は第4図(a)のX部およびY部の力のベクトルを示
す説明図、第4図(c)は第4図(b)のトルクの大き
さを示す説明図、第5図は従来例の磁束分布を示す説明
図、第6図(a)は第5図の力の分布を示す力線図、第
6図(b)は第5図(a)のX部およびY部のカのベク
トルを示す説明図、第6図(c)は第6図(b)のトル
クの大きさを示す説明図である。 1・・・ステータ      2・・・ロータ3・・・
極歯      4・・・小歯5・・・巻線     
  6・・・棒状永久磁石7・・・円板状永久磁石  
8・・・ロータ鉄心9・・・ロータ歯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  円周方向に複数個の極歯を設け、各極歯には多相巻線
    を有し、各極歯の内周面に複数個の小歯を有するステー
    タと、前記小歯に対向する外周面に複数個のロータ歯を
    有し、軸方向に2分割され、互にロータ歯を1/2歯ピ
    ッチずらし、分割部に軸方向に着磁された円板状永久磁
    石を有するロータと、前記小歯相互間又はロータ歯相互
    間の溝の何れか一方に固着され、軸方向に2分割され、
    径方向に着磁された棒状永久磁石とを有し、この棒状永
    久磁石の極性はロータ溝底側に面して円板状永久磁石の
    極性と同一としたことを特徴とするステッピングモータ
JP3754188A 1988-02-22 1988-02-22 ステッピングモータ Pending JPH01214251A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101752980A (zh) * 2008-12-02 2010-06-23 日本电产伺服有限公司 永磁铁式旋转电机
CN107482805A (zh) * 2017-07-31 2017-12-15 广东威灵电机制造有限公司 电机定子铁芯冲片、电机定子铁芯和压缩机

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101752980A (zh) * 2008-12-02 2010-06-23 日本电产伺服有限公司 永磁铁式旋转电机
CN107482805A (zh) * 2017-07-31 2017-12-15 广东威灵电机制造有限公司 电机定子铁芯冲片、电机定子铁芯和压缩机
CN107482805B (zh) * 2017-07-31 2019-07-30 广东威灵电机制造有限公司 电机定子铁芯和压缩机

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