JPH01214041A - 板状物の位置合わせ方法及び装置 - Google Patents

板状物の位置合わせ方法及び装置

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JPH01214041A
JPH01214041A JP63039213A JP3921388A JPH01214041A JP H01214041 A JPH01214041 A JP H01214041A JP 63039213 A JP63039213 A JP 63039213A JP 3921388 A JP3921388 A JP 3921388A JP H01214041 A JPH01214041 A JP H01214041A
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light
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rotary table
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JP63039213A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Kimura
木村 征一郎
Toshiyuki Aihara
相原 利之
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01214041A publication Critical patent/JPH01214041A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体ウェハー等の少なくともl側縁に切
欠部を有する板状物を回転台上に載置して回転させなが
らその切欠部を検出して位置合わせを行う板状物の位置
合わせ方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の板状物の位置合わせ方法としては、例えば特公昭
55−39901号公報(以下、第1従来例と称す)及
び特開昭60−80241号公報(以下、第2従来例と
称す)に記載されたものがある。
第1従来例は、板状物の中心部又はその近傍を軸として
回転させながら、板状物から離れて設置した少なくとも
2個所の受光部に対して投光し、受光部の出力によって
上記板状物を所定位置で停止させるようにしている。
第2従来例は、切欠きを有する基板を回転駆動する回転
手段と、該手段を駆動する駆動手段と、該手段を制御す
る制御手段と、前記回転手段で回転する前記基板の有無
を検出する基板検出手段と、前記回転手段の回転角を検
出する回転角検出手段とで構成され、基板検出手段の検
出出力と回転角検出手段の検出出力とに基づいて制42
1)手段によって基板の位置合わせを行うようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第1従来例にあっては、複数の受光
部の出力を比較することにより、板状物の切欠部を切欠
き部の面積に応じた光束により検出するようにしている
ので、切欠部の中央を高速で検出する場合には誤差が大
きく、この誤差をできるだけ小さ(ためには、S/N比
を大きくする必要があり、そのための構成が複雑で、調
整に手間を要するなどの未解決の課題があった。
また、第2従来例にあっても、基板検出手段で基板の有
無を光学的に検出し、この基板検出手段の検出出力によ
って中心回転角に相当する中心パルス数を算出し、この
中心パルス数に任意の位置までの移動パルス数を加算し
て基板の位置合わせをするようにしているので、第1従
来例と同様に、高速且つ正確な位置合わせを行うには誤
差が大きく且つ構造が複雑になるという未解決の課題が
あった。
そこで、この発明は、上記従来例の未解決の課題に着目
してしなされたものであり、切欠部を有する板状物の位
置合わせを、簡易な構成で迅速且つ高精度で行うことが
可能な板状物の位置合わせ方法及び装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の発明は、少なくとも
1側縁に切欠部を有する板状物を回転台上に載置して回
転させながらその切欠部を検出して位置合わせを行う板
状物の位置合わせ方法において、前記板状物の周縁にコ
ヒーレント光を照射し、当該板状物の周縁で回折される
0次光以外の回折光を光電変換し、その光電変換出力に
基づいて板状物の切欠部以外の周縁から切欠開始位置を
経た後切欠中央位!を検知したときに回転台を停止させ
ることを特徴としている。
また、板状物・の切欠部以外の周縁部を検知していると
きに回転台を高速回転させ、切欠開始位置及び切欠中央
位置間で回転台を低速回転させ、切欠中央位置を検知し
たときに回転台を停止させる。
さらに、第2の発明は、少なくとも1側縁に切欠部を有
する板状物を回転台上に載置して回転させながらその切
欠部を検出して位置合わせを行う板状物の位置合わせ装
置において、前記板状物の周縁にコヒーレント光を照射
する光源と、前記板状物の周縁部より回折されるO次光
以外の回折光を受光する光電変換器と、該光電変換器の
出力に基づいて前記板状物の切欠部以外の周縁から切欠
部開始位置を経た後切欠部中央位置を検出したとき、前
記回転台の回転を、回転停止に制御する制御装置とを備
えたことを特徴としている。
またさらに、制御装置は、板状物の切欠部以外の周縁を
検出しているときに回転台を高速回転駆動し、切欠開始
位置及び切欠中央位置間を検出しているときに回転台を
低速回転駆動し、切欠中央位置を検出したときに回転台
を回転停止にそれぞれ制御する。
(作用〕 この発明においては、少なくとも1側縁に切欠部を有す
る板状物の周縁に光源からのコヒーレント光を照射し、
その板状物の周縁におけるO次光以外の例えば1次回折
光を光電変換器で受光することにより、コヒーレント光
が板状物の切欠部を除く周縁を照射しているときには、
1次回折光が光電変換器に入射し、この状態から切欠部
を照射する状態となると、光電変換器に1次回折光が入
射されなくなり、この状態から切欠部の中央部を照射す
る状態となると、再度光電変換器に1次回折光が入射さ
れる。したがって、光電変換器の出力を制御装置に入力
することにより、この制御装置で、板状物の位置を監視
することができ、その監視結果に基づいて切欠中央位置
を検出したときに回転台を回転停止させて高精度の位置
合わせを行う。
また、板状物の周縁部を検出している間は板状物を回転
駆動する回転台の回転を高速とし、板状物の切欠部を検
出した時点で回転台を低速に切換え、その後切欠部の中
央部を検出した時点で回転台の回転を停止することによ
り、板状物を高速且つ高精度で位置合わせする。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成図である。
図中、1は回転台であって、駆動モータ2の回転軸2a
が直結されて、駆動モータ2の回転に応じて所定方向に
回転駆動される。
回転台1上には、第2図に示すように、板状物としての
半導体ウェハー3が載置されている。この半導体ウェハ
ー3は、その周縁が円弧状部4aとその1側縁を直線状
に切欠いた所謂オリエンテーションフラット(OF)と
称される切欠部4bとで形成されている。
また、回転台1の上方には、レーザー光又は単波長光で
なるコヒーレント光を半導体ウェハー3の周縁部に照射
する光源5が配設されている。この光源5は、コヒーレ
ント光が半導体ウェハー3の周縁に対して垂直に照射さ
れ、且つ切欠部4に対しても確実に照射するように、光
束が長方形に選定されている。
そして、光源5からのコヒーレント光が半導体ウェハー
3の周縁部を照射したときに生じる0次光以外の例えば
1次回折光を受光可能な位置にフォトダイオード等の光
電変換器6が配設され、この光電変換器6の光電変換出
力S、が制御装置7に入力される。
制御装置7は、回転台1の駆動モータ2の回転を制御す
るものであり、第3図に示す構成を有する。すなわち、
制御装置7は、光電変換器6の光電変換出力S1が一方
の入力側に供給され、他方の入力側に電圧設定器8から
の闇値となる設定電圧■、が供給された比較器9と、位
置合わせを開始するスイッチ等で構成される開始信号発
生器10とを有し、比較器9の比較出力S2がD型フリ
フブフロップ1)のD入力側に直接、T入力側に単安定
回路12及びトリガ信号形成回路13を介してそれぞれ
入力され、D型フリップフロップ1)の肯定出力S、が
、一方の反転入力側に比較器9の比較出力S2が供給さ
れるAND回路14の他方の入力側に供給されている。
ここで、単安定回路12の出力パルス幅すは、後述する
ように半導体ウェハー3の切欠部4bの中央部Oが光源
5からのコヒーレント光C8位置に達したときに光電変
換器6から出力される出力パルス幅aより長く選定され
、且つトリガ信号形成回路13は、単安定回路12の出
力パルスS、が高レベルから低レベルに反転する時点で
幅狭のトリガパルスS4を出力する。
そして、AND回路14の出力S、がモータ駆動回路2
0に介装されたスイッチングトランジスタ21Lのベー
スに供給されると共に、R3型フリップフロップ15の
リセット側端子及びR3型フリップフロップ16のセッ
ト側端子にそれぞれ入力されている。一方、フリップフ
ロップ15のセット側端子及びフリップフロップ16の
リセット側端子には、それぞれ開始信号発生回路10の
開始パルスS3が入力される。
そして、フリップフロップ15の肯定出力S7が高速指
令信号としてモータ駆動回路20に介装されたスイッチ
ングトランジスタ21 Hのベースに供給され、且つフ
リップフロップ16の肯定出力S、が前記比較器9の比
較出力S2が一方の入力側に供給されるAND回路17
の他方の入力側に供給され、AND回路17の出力S、
がクリア信号としてD型フリップフロップ1)のクリア
端子に供給される。
モータ駆動回路20は、直流電源22にスイッチングト
ランジスタ21Hを介して直列に駆動モータ2が接続さ
れ、スイッチングトランジスタ21Hと並列にスイッチ
ングトランジスタ21L及び抵抗23の直列回路が接続
された構成を有する。
次に、上記実施例の動作を第4図に示す制御装置7の各
部の信号波形図を伴って説明する。
まず、回転台lが停止状態にあるものとして、この回転
台1上に時点t1で半導体ウェハー3を例えば第2図(
a)に示すように光源5からのコヒーレント光CBが切
欠部4bより時計方向の円弧部4aを照射するように載
置する。
このように半導体ウェハー3が回転台1上に載置される
と、光源5からのコヒーレント光CBが半導体ウェハー
3の円弧部4aを照射しているので、その円弧部4aに
よる1次回折光DBが法線方向に向かいその位置に配設
された光電変換器6に入射される。このため、光電変換
器6の出力S、は、第4図ta+に示す如(、高レベル
となり、比較器9の比較出力S2も第4図(C)に示す
如く高レベルとなる。これに応じて単安定回路12から
第4図(d)に示す出力パルスS3が出力され、その高
レベルから低レベルに反転する時点1tで、トリガ信号
形成回路13からトリガパルスS4が第4図(e)に示
す如く出力され、この時点で、比較器9の比較出力S!
が高レベルであるので、D型フリフブフロップ1)がセ
ント状態となって、その肯定出力S、が第4図(flに
示す如く高レベルとなり、これがAND回路14に供給
される。しかしながら、比較器9の出力S!が高レベル
を維持しているので、AND回路14の出力S6は、第
4図(g)に示す如く低レベルを維持し、モータ駆動回
路20のスイッチングトランジスタ21Lはオフ状態を
維持する。しかも、R3型フリップフロップ15も開始
信号発生回路10からの開始信号S3が入力されていな
いので、リセット状態を維持し、その肯定出力S、が第
4図(h)に示す如く低レベルを維持し、モータ駆動回
路20のスイッチングトランジスタ21Hもオフ状態を
維持し、したがって駆動モータ2は第4図(k)に示す
如く停止状態を維持している。
この状態から、時点t、で開始信号発生器10を操作し
て、開始パルスS、を出力すると、これに応じてR3型
フリップフロップ15がセットされてその肯定出力S、
が第4図[hlに示す如く高レベルに反転する。このた
め、モータ駆動回路20のスイッチングトランジスタ2
1Hがオン状態となって、駆動モータ2に高駆動電流が
供給されて駆動モータ2が第4図Ck)に示す如(平面
からみて時計方向に高速回転駆動される。
そして、時点t4で第2図(b)に示す如く、半導体ウ
ェハー3の切欠部4bが光源5からのコヒーレント光C
8位置に達すると、切欠部4bにより、コヒーレント光
の1次回折光DBの方向がずれることになって、光電変
換器6に入射される1次回折光DBの量が急激に減少し
、これに応じてその光電変換出力S1も第4図(a)に
示す如く急激に低下する。そして、光電変換出力Slが
閾値となる電圧設定器8の設定電圧■、以下となる時点
tSで、比較器9の比較出力S!が第4図fc)に示す
如く低レベルに反転する。しかしながら、D型フリフブ
フロップ1)には既にトリガ出力S4と比較出力S2と
が立ち上がっていることにより、その肯定出力S、は高
レベルを維持しており、このためAND回路14の出力
S6が第4図(g)に示す如(高レベルに反転し、モー
タ駆動回路20のスイッチングトランジスタ21Lがオ
ン状態となる。
これと同時に、AND回路14の出力S、がR3型フリ
ップフロップ15のリセット端子に入力されるので、こ
のフリップフロップ15がリセット状態となり、その肯
定出力S?が第4図(h)に示す如く低レベルに反転し
、これに応じてモータ駆動回路20のスイッチングトラ
ンジスタ21Hがオフ状態となり、且つ駆動モータ2に
は、直流電源22からの駆動電流がスイッチングトラン
ジスタ21L及び抵抗23を介して供給されることにな
り、駆動モータ2が第4図(k)に示す如く高速回転状
態から低速回転状態に移行する。
その後、時点t、で第2図(C)に示す如く、半導体ウ
ェハー3の切欠部4bの中央部0が光源5からのコヒー
レント光C8位置近傍に達すると、コヒーレント光の1
次回折光DBが充電変換a6に再度入射されることにな
り、光電変換出力S、は第4図(a)に示す如く急激に
上昇する。
そして、光電変換出力S1が電圧設定器8の設定電圧■
、を越える時点【、で、比較器9の比較出力S2が第4
図(C1に示す如く高レベル状態に反転し、且つ単安定
回路12がトリガされるので、その出力S3が第4図f
d)に示す如く高レベルに反転する。しかしながら、R
3型フリップフロップ16はそのリセット端子にR3型
フリップフロップ16のリセット信号である開始信号発
生回路10からの開始信号が入力されないので、その肯
定出力S6は第4図(i)に示す如く高レベル状態を維
持し、その肯定出力S、と比較器9の高レベルの比較出
力StとがAND回路17に入力されるので、その出力
S、が第2図(」)に示す如く低レベルから高レベルに
反転し、これがD型フリップフロンプ1)のクリア端子
Cに入力されるので、このD型フリップフロップ1)が
クリア状態となって、その肯定出力S、が第4図(f)
に示す如く低レベルに反転する。したがって、AND@
路14の出力S6も、第4図fg)に示す如(高レベル
状態から低レベル状態に反転する。これに応じてモータ
駆動回路20のスイッチングトランジスタ21Lがオフ
状態となって、駆動モータ2への供給電流が遮断されて
、駆動モータ2が第4図(ト))に示す如く回転停止さ
れ、半導体ウェハー3の位置合わせを完了する。
仮に半導体ウェハ3が少し惰性回転し、単安定回路12
の出力パルスS3が高レベルから低レベルに反転する時
点t8に達しトリガ信号形成回路13からトリガパルス
S4が出力されても、D型フリップフロップ1)には、
AND回路17からのクリア信号が継続して入力されて
いるので、リセット状態を維持し、AND回路14の出
力S。
も低レベルを維持してモータ駆動回路20は電流遮断状
態を維持する。
この状態で、半導体ウェハー3の露光或いは検査を行っ
てから、時点t、で回転台1上から取り外し、時点t、
。で新たな半導体ウェハー3を回転台1に載置する。こ
のとき、載置された半導体ウェハー3が、第2図(b)
に示す如く、その切欠部4bの中央Oより左側4b+に
光源5からのコヒーレント光CBが照射されているもの
とすると、この状態では、コヒーレント光の1次回折光
DBが光電変換器6に入射されず、その光電変換出力S
1は第4図(a)に示す如く低レベルを維持することに
なり、単安定回路12及びトリガ信号形成回路13から
パルス出力は得られず、D型フリップフロップエ1の肯
定出力S、も第4図(f)に示す如く低レベルを維持し
、R3型フリップフロップ15も開始信号S3が入力さ
れないので、その肯定出力S、は第4図(h)に示す如
く低レベルを維持し、駆動モータ2は第4図(k)に示
す如く停止状態を維持する。
この状態から、時点tllで開始信号発生回路10を操
作して、開始信号Ssを出力すると、これによってR3
型フリップフロップ16がリセットされると共に、R3
型フリップフロップ15がセットされる。したがって、
比較器出力S2は未だ低レベルにありAND回路17の
出力S、は第4図(J)に示す如く低レベルにあり、D
型フリップフロップ1)に対するクリア信号が消失する
。また、R3型フリップフロップ15がセントされるこ
とにより、モータ駆動回路20のスイッチングトランジ
スタ21Hがオン状態となり、駆動モータ2が第4図(
k)に示す如く平面からみて時計方向に高速回転駆動さ
れる。
そして、時点t+zで半導体ウェハー3の切欠部4bの
中央部Oが光源5からのコヒーレント光CB位置に達す
ると、前述したように中央部0での1次回折光DBが光
電変換器6に入射されるので、その光電変換出力S1は
、第4図[a)に示すように急激に高レベルに上昇し、
電圧設定器8の設定電圧■、を越えた時点t13で比較
器9の比較出力S2が第4図(C)に示す如く高レベル
に反転する。このため、単安定回路12がトリガされて
、その出力パルスS3が高レベルに反転するが、トリガ
信号形成回路13からはトリガパルスS4が未だ出力さ
れず、D型フリソブフロンプ1)はクリア状態を維持し
、駆動モータ2は高速回転状態に維持される。
その後、第2図(d)に示す如く、半導体ウェハー3の
切欠部4bの中央Oより右側4bzがコヒーレント光C
B位置に達し、その1次回折光DBが光電変換器6から
ずれることになると、光電変換出力S1が設定電圧■、
以下となる時点t14で比較器9の比較出力S2が低レ
ベルに反転し、次いで時点ttsで単安定回路12の出
力パルスS3が低レベルに反転し、トリガ信号形成回路
13からトリガパルスS4が出力されるが、この時点で
は比較器9の比較出力S2が低レベルであるので、D型
フリップフロップ1)はクリア状態を維持する。
その後、時点tl&で半導体ウェハー3の円弧状部4a
がコヒーレント光CB位置に達すると、再度コヒーレン
ト光CBの円弧状部4aでの1次回折光DBが光電変換
器6に入射されることになるので、その光電変換出力S
1が第4図(a)に示す如く急激に上昇し、これが設定
電圧■、を越えた時点tl?で比較器9の比較出力S2
が第4図(C)に示す如く高レベルに反転し、これに応
じて単安定回路12の出力パルスS、が高レベルに反転
する。
このとき、トリガ信号形成回路13のトリガパルスS4
が高レベルであるので、D型フリップフロップ1)の肯
定出力S、が第4図(f)に示す如く、高レベルに反転
するが、この状態では、比較器9の比較出力S2が高レ
ベルであるので、AND回路14の出力Shは第4図(
glに示す如く低レベルを維持し、駆動モータ2は高速
回転駆動状態を継続する。同様に、時点teaで単安定
回路12の出力パルスS3が低レベルに反転し、トリガ
信号形成回路13からトリガパルスS4が出力されるが
、既にD型フリップフロップ1)の肯定出力S、が高レ
ベルにあるのでこの状態が保持され、且つ比較出力S2
も高レベルにあるので、駆動モータ2は高速回転駆動状
態を継続する。
その後、時点t19で半導体ウェハー3の切欠部4bの
中央部Oより左側4b+が光源5からのコヒーレント光
に対向する状態となり、時点t2゜で比較器9の比較出
力S2が低レベルに反転すると、前記時点t、の場合と
同様に、AND回路14の出力S6が高レベルに反転し
て、R3型フリップフロップ15がリセット状態となっ
てモータ駆動回路20のスイッチングトランジスタ21
 Hがオフ状態となると共に、スイッチングトランジス
タ21Lがオン状態となって、駆動モータ2が第4図(
ト))に示す如(低速回転駆動状態に切換えられ、且つ
R3型フリップフロップ16がセント状態となる。
その後、時点tz+で半導体ウェハー3の切欠部4bの
中央部Oが光源5からのコヒーレント光に対向する状態
となり、続く時点1t□で比較器9の比較出力S2が高
レベルに反転すると、前述した時点t、と同様に、AN
D回路17の出力S、が高レベルに反転して、D型フリ
ップフロップ1)がクリア状態となり、AND回路14
の出力S。
が低レベルとなって、モータ駆動回路20のスイッチン
グトランジスタ21Lがオフ状態となり、駆動モータ2
の回転が第4図(klに示す如く停止されて位置合わせ
を完了する。
さらに、第2図(C)又は(d+に示すように半導体ウ
ェハー3を回転台1に載置した場合も、開始信号発生回
路10での開始信号SSによって駆動モータ2が高速回
転駆動され、切欠部4bの左側4b1がコヒーレント光
CBの照射位置に達した後に低速回転駆動に切換えられ
、切欠部4bの中央Oがコヒーレント光CBの照射位置
に達した後に回転停止される。
なお、半導体ウェハー3の位置合わせ完了後に、別途メ
カニカルストッパーを設けてこれによって半導体ウェハ
ー3を強固に固定するようにしてもよい。
このように、上記実施例によると、回転台1に対して半
導体ウェハー3を任意の位置に載置しても、半導体ウェ
ハー3の切欠部4bの中央部Oが光源5からのコヒーレ
ント光に対向する位置に達した時点で回転台lの駆動が
停止されて、正値な位置合わせを行うことができ、しか
もその位置合わせか、円弧状部4aを走査している状態
では、回転台1が高速回転駆動され、この状態から切欠
部4bを走査する状態となると、回転台1が低速回転駆
動に切換えられ、切欠部4bの中央部0を検出した時点
で回転台1の回転が停止されるので、回転台1の停止時
における慣性力を小さくして高精度の位置合わせを行う
ことができると共に、光源5からのコヒーレント光CB
の光束を半径方向に長くし、これに応じて光電変換器6
の受光面を長くすることにより、サイズの異なる半導体
ウェハーであっても、確実に位置合わせを行うことがで
きる。
なお、上記実施例においては、コヒーレント光の半導体
ウェハー周縁での1次回指光DBを光電変換器6で受光
する場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく、0次回指光以外の高次回折光を検出するように
してもよいことば言うまでもない。
また、上記実施例においては、制御装置を電子回路で構
成する場合について説明したが、これに限らずマイクロ
コンピュータを適用して演算処理するようにしてもよい
さらに、板状物としては、半導体ウェハーに限定される
ものではなく、他の切欠部を有する任意の板状物を適用
し得るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、第1及び第2の発明によれば、光
源からのコヒーレント光を板状物の周縁に照射し、その
周縁でのO次回指光を除く任意次数の回折光を光電変換
器で受光し、その光電変換出力に基づいて制御装置で板
状物を載置した回転台の駆動制御を行うようにしている
ので、1つの光源からのコヒーレント光の回折光を光電
変換器で受光するだけで、板状物の円弧部、これに連接
する切欠部及びその中央部とを的確に認識することがで
き、しかも回折光はディジ゛タル的な鋭さを持っている
から検出精度を向上させることができるから、回転台の
回転制御を容易且つ正確に行うことが可能となり、板状
物の位置合わせを高精度で行うことができる。また、制
御装置で、板状物の円弧部がコヒーレント光と対向して
いるときには、回転台を高速に、切欠部がコヒーレント
光と対向する状態となると回転台を低速に、切欠部の中
央部がコヒーレント光と対向する状態となると回転台を
回転停止に制御するので、位置合わせを高速で行うこと
ができると共に、回転台の回転停止時の慣性力をすくな
くすることができ、位置合わせ精度をより向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成図、第2図
(a)〜(d)はこの発明の詳細な説明に供する半導体
ウェハーの位置と回折光との関係を示す説明図、第3図
は制御装置の具体的構成を示すブロック図、第4図はこ
の発明の詳細な説明に供する信号波形図である。 図中、1は回転台、2は駆動モータ、3は半導体ウェハ
ー、4aは円弧状部、4bは切欠部、0は切欠部の中央
部、5は光源、6は光電変換器、7は制御装置、8は電
圧設定器、9は比較器、10は開始信号発生回路、1)
はD型フリップフロップ、12は単安定回路、13はト
リガ信号形成回路、14はAND回路、15.16はR
3型フリップフロップ、17はAND回路、20はモー
タ駆動回路である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1側縁に切欠部を有する板状物を回転
    台上に載置して回転させながらその切欠部を検出して位
    置合わせを行う板状物の位置合わせ方法において、前記
    板状物の周縁にコヒーレント光を照射し、当該板状物の
    周縁で回折される0次光以外の回折光を光電変換し、そ
    の光電変換出力に基づいて板状物の切欠部以外の周縁か
    ら切欠開始位置を経た後切欠中央位置を検知したときに
    、回転台を停止させるようにしたことを特徴とする板状
    物の位置合わせ方法。
  2. (2)少なくとも1側縁に切欠部を有する板状物を回転
    台上に載置して回転させながらその切欠部を検出して位
    置合わせを行う板状物の位置合わせ方法において、前記
    板状物の周縁にコヒーレント光を照射し、当該板状物の
    周縁で回折される0次光以外の回折光を光電変換し、そ
    の光電変換出力に基づいて板状物の切欠部以外の周縁、
    切欠開始位置及び切欠中央位置を検知し、切欠部以外の
    周縁部を検知しているときに前記回転台を高速回転駆動
    し、次いで切欠開始位置を検知したときに回転台を低速
    回転駆動し、次いで切欠中央位置を検知したときに回転
    台を停止させるようにしたことを特徴とする板状物の位
    置合わせ方法。
  3. (3)少なくとも1側縁に切欠部を有する板状物を回転
    台上に載置して回転させながらその切欠部を検出して位
    置合わせを行う板状物の位置合わせ装置において、前記
    板状物の周縁にコヒーレント光を照射する光源と、前記
    板状物の周縁部より回折される0次光以外の回折光を受
    光する光電変換器と、該光電変換器の出力に基づいて前
    記板状物の切欠部以外の周縁から切欠部開始位置を経た
    後切欠部中央位置を検出したとき前記回転台の回転を回
    転停止に制御する制御装置とを備えたことを特徴とする
    板状物の位置合わせ装置。
  4. (4)少なくとも1側縁に切欠部を有する板状物を回転
    台上に載置して回転させながらその切欠部を検出して位
    置合わせを行う板状物の位置合わせ装置において、前記
    板状物の周縁にコヒーレント光を照射する光源と、前記
    板状物の周縁部より回折される0次光以外の回折光を受
    光する光電変換器と、該光電変換器の出力に基づいて前
    記板状物の切欠部以外の周縁、切欠部開始位置及び切欠
    部中央位置を監視し、且つその監視結果に応じて前記回
    転台の回転を、板状物の切欠部以外の周縁であるときに
    高速、切欠部開始位置であるときに低速及び切欠部中央
    位置であるときに回転停止にそれぞれ制御する制御装置
    とを備えたことを特徴とする板状物の位置合わせ装置。
JP63039213A 1988-02-22 1988-02-22 板状物の位置合わせ方法及び装置 Pending JPH01214041A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011181849A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Koyo Mach Ind Co Ltd ウェーハの位置決め方法およびその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011181849A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Koyo Mach Ind Co Ltd ウェーハの位置決め方法およびその装置

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