JPH01213614A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPH01213614A
JPH01213614A JP63039821A JP3982188A JPH01213614A JP H01213614 A JPH01213614 A JP H01213614A JP 63039821 A JP63039821 A JP 63039821A JP 3982188 A JP3982188 A JP 3982188A JP H01213614 A JPH01213614 A JP H01213614A
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time
lens
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focus
drive
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Ichiro Onuki
一朗 大貫
Akira Akashi
明石 彰
Terutake Kadohara
輝岳 門原
Masaki Higashihara
東原 正樹
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカメラ等に用いられる自動焦点調節装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
動いている被写体を常にAFで追従する際、被写体移動
に起因するピントずれを補正する方法として、既に本出
願人において特願昭62−263728号として提案さ
れている。
上記出願においては被写体の像面の動きを 2次関数あ
るいは1次関数に近似する一方、測距 演算。
レンズ駆動あるいはレリーズに要する時間をある仮定の
ちとに予想して、将来のある時刻 (例えばレンズ駆動
制御完了時刻、あるいはレリーズ動作後のシャッター幕
走行時刻)での被写体像面位置を予測し、その結果にし
たがってレンズ駆動を行ない、動く被写体に対する追従
遅れを解消するというものである。
第2図は上述のレンズ駆動補正方法を説明するための図
である。図中の横軸は時刻t、縦軸は被写体の像面位置
dを表わしている。
実線で表わした曲線f (t)は、撮影レンズが無限遠
にあるときに、カメラに対して光軸方向に接近してくる
被写体の時刻tにおける像面位置を意味している。破線
で表わした/ (1)は時刻tにおける撮影レンズ位置
での被写体の像面位置を意味しており、区間(t+、 
 t+’ )が焦点検出動作、(1,7、1+++)が
レンズ駆動動作である。したがって、同一時刻tにおけ
るf(t)と1! (t)の縦軸d方向の差が、いわゆ
るデフォーカス量に相当する。
DF+は時刻1+における検出されたデフォーカス量、
DL+は時刻t +−1における焦点検出結果から実行
された像面移動量換算のレンズ駆動量、T M Iは焦
点検出動作の時間間隔をそれぞれ表わしている。
同図に示した従来例では補正するための前提として、被
写体の像面位置が2次関数にしたがって変化する、とい
う仮定をおいている。すなわち、時刻t3において現在
および過去3回の像面位置(tl。
fs L  (tz、 t2)、  (is+ ’s)
がわかれば時刻t4における像面位置f4が予測できる
ものとしている。
ところが、実際にカメラが検知し得るのは像面位置r、
、r2.’3ではなく、デフォーカス量DPI。
DF2.DF3ならびに像面移動量換算のレンズ駆動量
DLI、DL2である。そして時刻t4はあくまでも将
来の値であり゛、実際には被写体輝度によって蓄積型セ
ンサの蓄積時間が変化すると、それに伴って変化する値
であるが、ここでは簡単のためt4−i3=i3−t2
なる関係で既知なるものと仮定している。
以上の仮定の下に、時刻t3での焦点検出結果から時刻
13/  でt4に向けてレンズ駆動を行なう際のレン
ズ駆動量DL3は以下の式で求めてゆく。
at”+bt+c=f (t)       (1)第
1図中1!1点を原点と考えると、 t 、 =DF1.  f 2=DF2+DLl、  
f 3士DF3+DL2+DL1   (3)t 、=
O,t 2=TM1.     t 3=TM1+TM
2     (4)式(3) (4)を式(2) (2
)’  (2)’ に代入してa、  b。
Cを求めると、 c =  DPI                 
       (7)よって時刻t4における像面移動
量換算のレンズ駆動量DL3は DL3=f4−13 = f4− (f3−DF3) = a −(TMI +TM2+TM3)”+b (T
MI +TM2+TM3) +c(a (TM1+TM
2)”−b (TM1+TM) +c) +DF3= 
a ((TM1+TM2+TM3)”−(TMl+TM
2)”] +b−TM3+DF3          
     (8)ここで7M3は前述したようにTM3
=TM2なる関係で既知であるものとして、式(8)よ
りDL3が求まる。
時刻t4以降のinにおけるレンズ駆動量も同様にして
、過去3回の検出デフォーカス量D F n−21DF
n−1,DFn、ならびに過去2回の実際のレンズ駆動
量D L n−2、D L n−t、そして過去2回の
時間間隔TMn−2,TMn−tから求めることができ
る。
DLR= an −[(TMn−2+TMn−1+TM
n)”−(TMn−2+TMn−1)”)+bn−TM
n+DF、             (10)式(8
) (9) (1o)にしたがって検出デフォーカス量
DFnからレンズ駆動を行なうためのデフォーカス量D
Lnを求めてレンズ駆動を行えば動いている被写体に対
しても、レンズ駆動終了時に常に適正なピント合わせが
可能となる。
さて、かかる自動焦点調節制御中にレリーズ動作が発生
した場合の動作につき第3図、第4図を用いて説明する
第3図は時刻tnで焦点検出を開始して、tn′ でD
Lnなるレンズ駆動を行ない、tn+sでレンズ駆動を
終了するという状況下で、時刻txlにレリーズ動作が
発生した場合を示している。ここで、レリーズ動作が発
生して実際にフィルム露光が行なわれるまでの時間、い
わゆるレリーズタイムラグをTRとしている。したがっ
て、図中では時刻t xl + T Rにフィルム露光
が行なわれることになる。レリーズ動作発生と同時にレ
ンズ駆動を停止させるような制御の場合、時刻t!1で
のレンズ像面位置II xsがそのまま時刻t xt 
+ T Rでのレンズの像面位置1 rlであり、この
とき被写体の像面はfrtに位置するから、フィルろに
露光された被写体像はfts  frs=dxtのデフ
ォーカス、すなわちピント外れが生じることになる。
レリーズ動作が発生してもレンズ駆動を続行させるよう
な制御の場合には、時刻togsにはj! n+1’に
達し、時刻t xl+ T Rでのレンズの像面位置は
It rl′  となり、量的には小さくなるがやはり
fr+−It rl ’ = dz ’  のピント外
れが生じる。
第4図はレンズ駆動中にレリーズ動作が発生した場合を
示している。第3図の場合と同様、レリーズ動作と同時
にレンズ駆動を停止させる制御ではfr21rz=dx
2のピント外れが生じ、レンズ駆動を終了させる制御で
はf r2  j r2’ = d X2’ のピント
外れが生じる。
次に、−律のレリーズタイムラグを考慮した補正方法に
ついて説明する。この場合には、時刻to+1がレリー
ズタイムラグTR分伸びると考えれば良いので、式(l
O)が次のように変形される。
DLn=an * ((TMn−2+TMn−1+TM
n+TR)”−(TMn−2+TMn−+)2]+b、
−(TM、+TR) +DFn(11)第5図は上式(
11)の制御を示している。−線鎖線で表わしたf’(
t)が−律のレリーズタイムラグTRを考慮した被写体
の像面位置であり、レンズはこの曲線に沿うように制御
すれば良い。したがって、ファインダ内の被写体は常に
レリーズタイムラグ分ピント外れの状態になる。第3図
と同様に時刻tx+にレリーズ動作が発生したとすると
、レンズ駆動を停止させた場合には時刻t xt + 
T Rにおいてレンズの像面位置は!rlにあり、実際
の被写体の像面位置はfrlであるから、frl−1r
+=dx+のピント外れとなる。レンズ駆動を終了させ
る場合にはf rl  l rl’ =dx+’  の
ピント外れが生じることになる。第6図はレンズ駆動中
にレリーズ動作が発生した場合を示し、レリーズ動作と
同時にレンズ駆動を停止させた場合にはfrz−11r
2=dx2のピント外れが生じ、レンズ駆動を終了させ
る場合には、frz  l r2’ =dx2’  の
ピント外れが生じる。
以上説明したようにレリーズタイムラグを考慮した前述
の方法でもレリーズのタイミングによって多少のピント
外れは残るものの、かなり良好な補正が達成出来十分実
用に耐えるものである。しかしながら、上記補正方法に
おいては式(8)においてDL3を求める時に次回の焦
点検出動作時間間隔TM3を過去の焦点検出動作時間間
隔TM2に等しいと仮定しているが、1M3及び7M2
はデフォーカス演算時間及びレンズ駆動時間より成り立
っており、デフォーカス演算時間はほぼ不変であるもの
のレンズ駆動時間はレンズ駆動量により異なるので単純
にTM3=TM2とは仮定出来ない。よってTM3=T
M2とするとレンズ駆動完了時刻の予測に狂いを生じ、
その結果補正誤差を生ずる。この現象を図を用いて詳し
く説明する。
第7図は第5図あるいは第6図に示した補正方式を適用
した場合の焦点検出動作1回目からの様子を改めて描い
たものである。ここではレンズ駆動時間は駆動量に依ら
ず常に一定と仮定した理想的な状態と仮定している。
時刻t1+t2+t3に於いて得たデフォーカス量DP
I、DF2.DF3とレンズ駆動量DLI、DL2及び
TMI、7M2より式(8) (9)を用いてa3+b
3を決定し、式(11)にてDL3を算出後、レンズ駆
動を行えば時刻t4にてレンズはIl4に達する。そし
てこの時点でレリーズ信号が(るとTRの後レリーズさ
れ、この時被写体像面はfr4にあるのでレンズ位置1
4と一致し、ピントのあった写真が撮れる。
レリーズ信号が来なければ、前述の焦点検出動作サイク
ルを繰返し、4回目、5回目の焦点検出動作後のレンズ
位置は各々16 * Il 6となる。
しかしながら、レンズ駆動量DL3はDL2に対してか
なり大きく現実のレンズではDL3駆動するのに要する
時間はDL2駆動に要する時間より長(ならざるを得す
、従って真の1M3はTM3=TM2と見込んだものよ
り長(なるはずである。
同様にDL3とDL4を比べると今度はDL4がDL3
に比べてかなり小さいので、ここでもTM4=TM3と
すると7M4に見込み違いを生ずる事になる。第8図は
その様子を示している。
jl+ j2+ t3に於いて得たデフォーカス量DF
I。
DF2.DF3とレンズ駆動量DLI、DL2より式(
8)(9)を用いてa 3.b 3を決定し、TM3=
TM2と仮定してそれにレリーズタイムラグTRを考慮
した被写体像面位置fr4までのレンズ駆動量DL3を
式(11)にて算出する。そして13/  よりレンズ
駆動を開始する。この時レンズは14に達する事が期待
されているわけだが、DL3がDL2に対して大きいた
めに当初の見込みより時間がかかり時刻t4にて114
/  に到達する。よって時刻t4での目標位置f’(
t)に対しdx4のズレを生じる。
t4で次の焦点検出を行い、デフオース量DF4を得た
ら今度は焦点検出間隔をTM4=TM3’  とする。
すなわち前回の間隔の実績値TM3’  を利用する事
になる。そしてTRを考慮した被写体像面位置fr5を
予測し、DL4の駆動を行う。すると今度はDL3<D
L4であるため当初見込みより短い時間で駆動完了して
しまい、その時刻はt、となる。この時はdxISなる
ずれを生じている。
以上説明した様にレンズ駆動量は毎回具なり、特に補正
駆動に入る前後では駆動量に大きな変化を生ずる。よっ
てレンズ駆動時間の違いから焦点検出の時間間隔に見込
み違いを生じ、その結果、補正精度が若干低下してしま
う。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の予測レンズ駆動量演算による自動焦点調
節装置の改良に関し、次回のレンズ駆動に要する時間を
精度良く予測して、この予測時間に基づきレンズ駆動I
を予測するものであり、その結果として被写体の移動に
起因するピント外れの補正精度を高めた自動焦点調節を
可能ならしめたものである。
〔実施例〕。
第9図〜第11図は本発明に用いるレンズの駆動制御形
態の一例を示す説明図である。
第9図はレンズの駆動量と駆動速度を表わすグラフで、
横軸は焦点調節用のレンズ位置で、目盛りは実際の光軸
方向の寸法ではな(、像面上でのピント動き量(デフォ
ーカス量)に換算しである。モして0点はレンズ停止目
標位置でレンズ駆動予定量DLI−DL5は0点の左側
に示す。縦軸はレンズ駆動速度でこれも像面でのピント
移動速度に換算したものとする。
5図において、レンズをDLI駆動しようとする場合、
最初は−DLIの位置におり、ここから短時間で速度V
Lまで立上がり、一定速VLで−DB点まで駆動された
後にブレーキがかけられ、丁度0点にて停止する様にな
っている(DBは、速度VLで駆動中にブレーキをかけ
た時のオーバーラン量でレンズの特性に合わせて予め設
定されている量である。)。
駆動予定量がDL2.DL3についても同様である。
駆動予定量がDL3=DCより大きいDL4では速度は
V)lを目指して立上がるが残り駆動量がDCになった
所でvLに向けて減速され、その後vLでしばらく駆動
されてから、−DB点でブレーキをかけられ0点で停止
する。
駆動予定量がDCよりかなり大きいDL5では速度VH
に達した後はしばら<VHで駆動され、−DCでvLに
向かう様制御され、後はDL4の場合と同様である。
この様に2種類の速度vL、v、を適宜切換えているの
はレンズ停止精度を向上させるために停止直前は低速で
駆動する必要があり、一方、駆動予定量が大きい時には
駆動時間をむやみに伸ばさない様、高速で駆動する必要
があるからであり、この様なレンズ駆動制御形態の実現
化する制御方法は本出願人の特願昭62−4593号等
に示されるものが適用出来、その詳細についての説明は
省略す゛る。
第10図は上記駆動予定量DLI〜DL5に対する時刻
と速度の関係を示したものである。DLI、DL2゜D
L3の時は各々一定速度Vtで駆動されるので駆動終了
時刻すなわち駆動時間はDLにほぼ比例する。
このグラフでは駆動軌跡(DLI〜DL3)では台形で
囲まれた部分の面積が駆動量DLに相当する。
DL4の場合はVHを目指して立上がるが途中で減速さ
れVLで駆動してTL4で駆動を完了する。この時DL
4>DL3にもかかわらず、TL4<TL3となる。こ
れはDL4の最初の三角形軌跡で囲まれた面積が大きい
、すなわち駆動全時間のうちの前半で駆動量の大半を消
化してしまっているのでTL3より短い時間で済むわけ
である。
DL5の場合はVHでしばらく駆動された後VL駆動に
移り、TL5で停止する。
第11図は以上の結果を踏まえて駆動(予定)量DLと
駆動所要時間の関係をまとめたものである。
DL≦DCの時は駆動量DLと駆動時間TLはほぼ比例
関係にある。DLがDCより僅かに大きい時は速度がV
t、からV)Iに切換わる過渡期に当たるのでDLが大
きくなるのに駆動時間は短(なるという領域になる。D
LがDCよりかなり大きい領域では再びDLの増加と共
にTLを増加する。該第9図〜第11図に示されるレン
ズ駆動制御がなされる場合には焦点検出動作サイクルを
繰り返し行った際には毎回のレンズ駆動量は比較的小と
なりDL<DCの領域でのレンズ駆動となるので、 TL=に−DL  (kは定数)       (12
)と見做すことが出来る。
第12図〜第14図は他のレンズ駆動形成を示す説明図
である。
第 12図において、当レンズ制御方法では、駆動速度
はレンズ位置に対しである関数で増減する様に構成され
ている。すなわち、駆動予定量がDLI〜DL4では駆
動量をモニターしながら駆動が進むにつれ速度を増し、
ある地点で減速するようにプログラムされている。また
、DL5では上限値VHに達したらそれ以上は上がらず
に定速駆動され、ある点で減速に入いる。
第13図は時刻と速度の関係である。ここでDLI〜D
L4の軌跡が相似であり、軌跡三角形の面積がn倍にな
ると駆動時間は6倍になる事がわかる。
なお、第12図において加速及び減速過程の軌跡が直線
とすると、第13図では厳密に言えば直線とならないが
、ここでは直線であると見なしても大きな誤差にはなら
ない。
第14図は駆動量と駆動時間の関係を示すもので、DL
がDL4より小さい領域では TL=m−1”5E (mは定数’)    (13)
となる。DL>DL4の時にはDLとTLは比例するが
やはりDLが小さい。すなわちDL4以下の場合には式
(13)のみで代用して構わない。
以上、2種類の駆動形態では、それぞれレンズ駆動時間
が駆動量にて特定出来るものである。
尚、レンズ毎に被駆動部の負荷やモータの特性が異なる
ため、それに伴って減速ギヤ比等も異なるので上記式(
12) (13)の定数はレンズ毎に異なってしまう。
従って、レンズ駆動時間を予想するためには、そのレン
ズの制御方法の他にレンズ毎のパラメータにあるいはm
を知る必要がある。又、焦点距離不変の単レンズの場合
は、kあるいはmはそのレンズに関してはどんな場合も
不変だが、ズームレンズではズーミングによってkある
いはmが変動してしまう。すなわち、通常ズーミングを
行った場合、フォーカスレンズ群の単位移動量に対して
、ピント移動量はおよそ焦点距離比の2乗に比例するの
で、モータの回転速度が同じでも焦点距離が大きい程ピ
ント移動速度も大きい。その様子を第15図、第16図
に示す。
第15図は第9図〜第11図で説明した制御方式、第1
6図は第12図〜第14図で説明した制御方式に対応す
るもので、各々ズームレンズを想定し、実線はTe1e
側、−点鎖線はW i d e側でのピント位置換算で
のレンズ駆動量及び駆動時間を示す。すなわち、どちら
もTe1eに比べてW i d eの方が同じ駆動量に
対して駆動時間が長くかかるので定数にあるいはmはW
 i d e側にズーミングする事により大きくなって
しまう。従って上記レンズ駆動時間を正確に予想するた
めにはズームレンズの場合には焦点距離に応じてに、m
を切換えなければならず、そのため、レンズ内のROM
にはズーム領域を多分割した各ゾーンに応じたkあるい
はm値を設定ズーム比に応じて選択したり、以下の方法
にて補正を行う必要がある。
即ち、レンズ駆動制御方法として第9図〜第11図の方
法を取り、その場合の過去の駆動量をDLL。
その駆動時間をTLL、今回の駆動予定量をDL、その
駆動予想時間をTLとし、式(12)に当てはめる事に
より、 TLL=に会DLL            (14)
TL=kDL               (15)
を得る。よって両式よりkを消去すれば、が得られる。
又レンズ駆動制御方法として第12図〜第14図の方法
を採用して式(13)で駆動時間を予測する場合も同様
に、 TLL=m−題          (17)TL=m
@ I’T5r           (18)より が得られる。結局、過去の駆動量と実駆動時間がわかれ
ばどちらの制御方式でもkpmの値を知る事な(次回の
駆動時間を正確に予想できる。
第17図は上記式(16)、(19)に示したレンズ駆
動時間予測方法を用いた本発明におけるレンズ駆動補正
方法を示す説明図である。
初回から3回目までの焦点検出動作サイクルの各時刻t
l+j2+!3に於いて得たデフォーカス量をDFI、
DF2.DF3とし、初回及び2回目の焦点検出動作サ
イクルでのレンズ駆動量をDLI、DL2とし、更に焦
点検出時間間隔をTMI、TM2とする。この各データ
を用いて式(8) (9)により予測演算の係数a3+
b3を算出する。又、TM3=TM2と置いて式(11
)により上述の予測演算にて露光開始時点での被写体像
面位置までの駆動量DL3 、 (=DL3)を求める
このDL3 、は時刻t3からTM3+TRの時点での
被写体像面位置までのデフォーカス量を表わすが式(1
1)ではTM3=TM2という仮定をしているため、上
記の如(DL3□は正しい値を示していない。そこで式
(16)を用いてなるTL3を求めれば、これが次回の
レンズ駆動に予想される時間なので結局新しい7M3は
7M3.=TM2+ (TL3m−TL2)    (
21)で表わされる。よってこのTM3□を用いて再び
式(11)により新しいDL3□を求めればDL3 。
に対してより精度の高い値を求める事ができる。
以上の計算をn回繰返すと、順にDL3 、→TL3 
→TM3 、→DL3 □→TL3 □→TM3 □→
・・・→DL3n→TL3.l−TM3n→D L 3
 n+1の値が求まり、最後のD L 3 nilを次
回のレンズ駆動予定量として用いれば精度の良いレンズ
駆動量DL3を求めることが出来る。そしてnは多い程
、DL3の精度が増すがこのnの数、即ち上記の繰返し
計算の回数が多いと計算時間が長(なるので、DL3の
必要精度とマイコンの計算速度の兼合いで適宜決定され
る。
第17図の焦点検出動作サイクル時間TM3及びレンズ
駆動量DL3は上記の演算にて求めた予測時間間隔TM
3.及び予測駆動量D L 3 n+1を示している。
図示の例では上記D L 3 n+1に基づいたレンズ
駆動を行った結果、焦点検出間隔が予測した7M3(T
M3n)ではな(、実際にはTM3’  となった場合
を示しているが、この時のピント外れctx4は第8図
のものに比べれば大幅に改善される。
次の焦点検出サイクルも同様にして7M4.DL4を計
算し、時刻1SにlIsに達していることを示している
。     ・ 上記の如く本発明では(11)式の予測演算にてレンズ
駆動量DLnを予測演算するに際し、(16)又は(1
9)式にてそのレンズ駆動量DLnに対するレンズ駆動
時間を予測して、あらためて今回の焦点検出動作サイク
ル時間を設定し、上記(11)式にて、この予測レンズ
駆動時間に応じたレンズ駆動量DLnを再演算させるの
で精度良い予測レンズ駆動が出来る。
第18図は本発明に関わる自動焦点装置を備えたカメラ
の実施例を示す回路図である。
図においてPRSはカメラの制御装置で、例えば、内部
にCPU (中央処理装置)、ROM、RAM、A/D
変換機能を有するlチップ・マイクロコンピュータであ
る。コンピュータPRSはROMに格納されたカメラの
シーケンス・プログラムにしたがって、自動露出制御機
能、自動焦点検出機能、フィルムの巻き上げ等のカメラ
の一連の動作を行なう。そのために、コンピュータPR
3は同期式通信用信号SO,SI、5CLK、通信選択
信号CLCM、C3DR。
CDDRを用いてカメラ本体内の周辺回路およびレンズ
と通信して、各々の回路やレンズの動作を制御する。
SOはコンピュータPRSから出力されるデータ信号、
SIはコンピュータPR3へ入力されるデータ信号、5
CLKは゛信号SO,Slの同期クロックである。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときにはレンズ用電源端子に電力を供給すると共に
、コンピュータPR3からの選択信号CLCMが高電位
レベル(以下“H゛と略記する)のときにはカメラとレ
ンズ間通信バッファとなる。
コンピュータPR3がCLCMをH°にして、5CLK
に同期して所定のデータをSOから送出すると、バッフ
ァ回路LCMはカメラ・レンズ間接点を介して、5CL
K、Soの各々のバッファ信号LCK。
DCLをレンズへ出力する。それと同時にレンズからの
信号DLCのバッファ信号をSlに出力し、PRSは5
CLKに同期してSlからレンズのデータを入力する。
SDRは、CCD等から構成される焦点検出用のライン
センサ装置SNSの駆動回路であり、信号C3DRがH
°のとき選択されて、So、 Sl、 5CLKを用い
てPRSから制御される。
信号CKはCCD駆動用クロックφ1.φ2を生成する
ためのクロックであり、信号INTENDは蓄積動作が
終了したことをコンピュータPR3へ知らせる信号であ
る。
センサ装置SNSの出力信号O8はクロックφl。
φ2に同期した時系列の像信号であり、駆動回路SDR
内の増幅回路で増幅された後、AO8としてコンピュー
タPR3に出力される。PRSはAO3をアナログ入力
端子から入力し、CKに同期して、内部のA/D変換機
能でA/D変換後RAMの所定のアドレスに順次格納す
る。
同じくセンサ装置SNSの出力信号である5AGCは、
センサ装置SNS内のAGC(自動利得制御: Aut
Ga1n  Control)用センサの出力であり、
駆動回路SDRに入力されて、センサ装置SNSの蓄積
制御に用いられる。
SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受光する
露出制御用の測光センサであり、その出力5spcはコ
ンピュータPRSのアナログ入力端子に入力され、A/
D変換後、所定のプログラムにしたがって自動露出制御
(AE)に用いられる。
DDRはスイッチ検知および表示用回路であり、信号C
DDRがH°のとき選択されて、SO,Sl。
5CLKを用いてコンピュータPRSから制御される。
すなわち、コンピュータPR3から送られて(るデータ
に基づいてカメラの表示部材DSPの表示を切り替えた
り、カメラの各種操作部材のオン・オフ状態を通信によ
ってコンピュータPR3へ報知する。
スイッチSWI、SW2は不図示のレリーズボタンに連
動したスイッチで、レリーズボタンの第1段階の押下に
よりSWIがオンし、引き続いて第2段階までの押下で
SW2がオンする。コンピュータPR3は後述するよう
に、SW1オンで測光、自動焦点調節動作を行ない、S
W2オンをトリガとして露出制御とフィルムの巻き上げ
を行なう。なお、SW2はマイクロコンピュータである
PRSの「割込み入力端子」に接続され、SWIオン時
のプログラム実行中でもSW2オンによって割込みがか
かり、直ちに所定の割込みプログラムへ移行することが
出来る。
MTRIはフィルム給送用、MTR2はミラーアップ・
ダウンおよびシャッタばねチャージ用のモータであり、
各々の駆動回路MDRI、MDR2により正転・逆転の
制御が行なわれる。コンピュータPR3からMDRI、
MDR2に入力されている信号MIF、MIR,M2F
、M2Rはモータ制御用の信号である。
MCI、MG2は各々シャッター先幕・後幕走行開始用
マグネットで、信号SMGI、5MG2.増幅トランジ
スタTRI、TR2で通電され、PRSによりシャッタ
ー制御が行なわれる。
なお、スイッチ検知および表示用回路DDR。
モータ駆動回路MDRI、MDR2、シャッター制御は
、本発明と直接間わりがないので、詳しい説明は省略す
る。
レンズ内制御回路LPRS!、:LCKに同期して入力
される信号DCLは、カメラからレンズFLNSに対す
る命令のデータであり、命令に対するレンズの動作があ
らかじめ決められている。
LPR3は、所定の手続きにしたがってその命令を解析
し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCからのレ
ンズの各種の動作状況(焦点調節光学系がどれぐらい移
動したか、絞りが何段絞られているか等)やパラメータ
(開放Fナンバー。
焦点距離、デフォーカス量対繰り出し量の係数等)の出
力を行なう。
実施例では、ズームレンズの例を示しており、カメラか
ら焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られて
くる駆動量・方向にしたがって焦点調節用モータLMT
Rを信号LMF、LMRによって駆動して、光学系を光
軸方向移動させて焦点調節を行なう。光学系の移動量は
エンコーダ回路ENCFのパルス信号5ENCFでモニ
ターして、LPR3内のカウンタで計数しており、所定
の移動が完了した時点で、LPR8自身が信号LMF、
LMRをL′にしてモーターLMTRを制動する。
このため、−旦カメラから焦点調節の命令が送られた後
は、カメラ内の制御装置PRSはレンズの駆動が終了す
るまで、レンズ移動に関して全く関与する必要がない。
また、必要に応じて上記カウンタの内容をカメラに送出
する ことも可能な構成になっている。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に
送られてくる絞り段数にしたがって、絞り駆動用として
は公知のステッピング・モーターDMTRを駆動する。
ENCZはズーム光学系に付随したエンコーダ回路であ
り、LPRSはENCZからの信号5ENCZを入力し
てズーム位置を検出する。LPRS内には各ズーム位置
におけるレンズパラメータが格納されており、カメラ側
のPH1から要求があった場合には、現在のズーム位置
に対応したパラメータをカメラへ送出する。
上記構成によるカメラの動作について、第1図及び第1
9図以下のフローチャートにしたがって説明する。
不図示の電源スィッチがオンとなるとマイクロコンピュ
ータPR3への給電が開始され、PH1はROMに格納
されたシーケンスプログラムの実行を開始する。
第1図は上記プログラムの全体の流れを示す フローチ
ャートである。上記操作にてプログラムの実行が開始さ
れると、ステップ(001)を経て(002)において
レリーズボタンの第1段階押下 によりオンとなるスイ
ッチSWIの状態検知がなされ、SWIオフの時には(
003)へ移行して、コンピュータPRS内のRAMに
設定されている制御用のフラグ、変数を総てクリアして
初期化し、(004)にて焦点検出動作サイクル回数を
カウントするカウンタAFCNTをクリアする。上記(
002)〜(004)はスイッチSWIがオンとなるか
、あるいは電源スィッチがオフとなるまで繰返し実行さ
れる。
SWIがオンすることにより(002)から(005)
へ移行する。
(005)においては、これから新しい焦点検出動作サ
イクルを開始するので、AFCNTの値を1つ増加させ
て、サイクル回数をカウントする。
(006)では露出制御のための「測光」サブルーチン
を実行する。コンピュータPR3は第18図に示した測
光用センサSPCの出力5spcをアナログ入力端子に
入力し、A/D変換を行なって、そのディジタル測光値
から最適なシャッタ制御値。
絞り制御値を演算して、それぞれをRAMの所定アドレ
スへ格納する。そして、レリーズ動作時にはこれら値に
基づいてシャッタおよび絞りの制御を行なう。
続いて(007)で「像信号入力」サブルーチンを実行
する。このサブルーチンのフローは第19図に示してい
るが、コンピュータPR3は焦点検出用センサ装置SN
Sから像信号の入力を行なう。詳細は後述する。
次の(008)で入力した像信号に基づいて撮影レンズ
のデフォーカス量DEFを演算する。具体的な演算方法
は、本出願人によって特願昭61−160824号公報
等により開示されているので詳細な説明は省略する。
(009)においてAFCNTの内容検知を行ない、A
FCNT=1及び2の時は予測演算はまだできないので
、(007)において求めたDEFをそのままレンズ駆
動量DLとし、また同時にこのDEFを予測演算のため
のデータとしてた(わえる。すなわち、AFCNT=1
のときには(010)にてDEFを各メモリーDL、D
PI、DLIに格納し、AFCNT=2の時には(01
2)にてDEFを各メモリーDL、DF2゜DL2に格
納する。その後両フローは(011)あるいは(013
)にてメモリーDLの内容に従ってレンズ駆動を行い(
002)にリターンする。
(009)において、AFCNT≧3の時、には予測演
算が可能なので(014)の「予測演算」サブルーチン
において予測演算を行ない、次いで(015)を実行す
る次の(016)ではレリーズスイッチSW2の状態を
検知するが、これはSW2割込みの所で説明する。ここ
ではSW2がオフであるとして(002)へ戻る。
次に、破線で囲まれた上記(005)〜(015)実行
中にスイッチSW2オンによるレリーズ割込みが入った
場合について説明する。スイッチSW2は先に説明した
ようにコンピュータPR3の割込み入力端子へ接続され
ており9、スイッチSW2がオンした時にはいずれのス
テップを実行中でも割込み機能にて直ちに(021)へ
移行するように構成されている。
破線で囲まれたステップを実行中に(021)のSW2
割込みが入ると(022)でAFCNTの状態検知を行
なう。モしてAFCNT≦2の時は予測演算によるレン
ズ補正が未完なので(023)にて元のステップへ割込
みリターンする。
すなわち、AFCNT=1の時は焦点検出動作サイクル
1回目、すなわち(OOS)〜(011)のフロー中に
割り込まれた事になり、AFCNT=2の時は焦点検出
動作サイクル2回目、すなわち(005)〜(013)
のフロー中に割り込まれた事になるので、両場合共割り
込みリターンして元のフローを実行しく002)へ戻る
(022)においてAFCNT=3の時は焦点検出動作
サイクル3回目、すなわち(005)〜(016)のフ
ロー中に割り込まれた事になり、この時も(023)に
て元のステップへ割り込みリターンするが、その後(0
16)にてスイッチSW2の状態検知がなされ、SW2
がオン状態であれば(025)でレリーズ動作へ移行す
る。そして、(026)でフィルム巻上げを行い(00
2)へ戻る。
(022)でAFCNT≧4の場合には、すでに最高1
回は予測演算後の補正駆動が行われているので(024
)にてレンズを強制停止させ、直ちに(025)のレリ
ーズへ移行する。
(025)のレリーズサブルーチンについては後述する
。次に(026)でフィルム巻上げを行うが、これは第
18図において示したモータ制御用信号MIF。
MIRを適正に制御することでフィルム1駒分が巻上げ
られるわけであるが、詳しい動作説明は省略する。
上記動作をまとめると、焦点検出動作サイクルが3回未
満でレリーズ割り込みされた場合は割り込みリターンし
て焦点検出動作サイクルを3回すなわち予測演算に基づ
くレンズ駆動を1回行った後、レリーズを許容し、焦点
検出動作サイクル4回目以降はいつでもレリーズ割り込
みを許容する。
次に第19図に示した像信号入力サブルーチンについて
説明する。
「像信号入力」サブルーチンは新たな焦点検出動作の最
初に実行される動作であり、このサブルーチンがコール
されると(101)を経て(102)にてマイクロコン
ピュータPR3自身が有している自走タイマのタイマ値
TIMERをRAM上の記憶領域TNに格納することに
よって、焦点検出動作の開始時刻を記憶している。
次の(103)では、カウンターAFCNTの状態を検
知し、AFCNT=1なら最初の焦点検出動作サイクル
なので焦点検出動作サイクル時間間隔というものは存在
せず、したがって領域TNのデータをメモリーTNIに
格納するのみで(107)に進む。
AFCNT=2の時は TMI 4−TN−TNIによ
り前回と今回の焦点検出 動作サイクル時間間隔TMI
を定義する(TNのデータは今回の焦点検出開始時刻、
TNIのデータは(104)で定義した 前回の焦点検
出動作開始時刻、よってTN−TNIが前回の焦点検出
動作サイクル時間間隔となり、これがメモリーTMIに
格納される。又、メモリーTMIの内容がメモリーTM
22に入力され、領域TNのデータがメモリーTNIに
入力されメモリーTNIのデータを前回から今回の焦点
検出動作開始時刻に更新する。
AFONT≧3の時は更新すべき焦点検出動作サイクル
時間間隔データはTMI、7M2の2個あるので(1o
6)の式にて更新を行ない、TNIの更新も(lo5)
と同様に行なう。なお、AFCNT=3の時のメモリー
TMIはのデータ(105)で定義したメモリーTMI
のデータを用いるが、TMI 4−7M2とメモリー間
のデータ更新が行なわれるので、そのためにはメモリー
TM2のデータも定義されている必要がある。これが(
105)において、7M2の定義を行なった理由である
。すなわち、AFCNT=3の時はAFCNT=2の時
に定義したTMIがそのままTMIとして残ることにな
り、AFCNT≧4の時にはTMI←TM2の更新が行
なわれる。
即ち、これらのステップ(104)〜(106)にてA
FCNT≧3の時には常にメモリーTMIには前前回の
焦点検出動作サイクル時間間隔データが、又TM2には
前回の焦点検出動作サイクル時間間隔デー夕が焦点検出
動作サイクルが繰り返えし行われるごとに更新され入力
されることとなる。
さて、次のステップ(107)でセンサ装置SNSに光
像の蓄積を開始させる。具体的にはマイクロコンピュー
タPR3がセンサ駆動回路SDRに通信にて「蓄積開始
コマンド」を送出して、これを受けて駆動回路SDRは
センサ装置SNSの光電変換素子部のクリア信号CLR
をL°にして電荷の蓄積を開始させる。
ステップ(ios)では自走タイマのタイマ値を変数T
Iに格納して現在の時刻を記憶する。
次のステップ(109)ではコンピュータPR3の入力
INTEND端子の状態を検知し、蓄積が終了したか否
かを調べる。センサ駆動回路SDRは蓄積開始と同時に
信号INTENDをL′にし、センサ装置SNSからの
AGC信号5AGCをモニタし、5AGCが所定レベル
に達すると、信号INTENDをH′にし、同時に電荷
転送信号SHを所定時間°H°にして、光電変換素子部
の電荷をCCD部に転送させる構造を有している。
ステップ(109)でINTEND端子が°H°ならば
蓄積が終了したということでステップ(113)へ移行
し、“Loならば未だ蓄積が終了していないということ
でステップ(110)へ移行する。
ステップ(110)では自走タイマのタイマ値TIME
Rから、ステップ(108)で記憶した時刻TIを減じ
て変数TEに格納する。したがって、TEには蓄積開始
してからここまでの時刻、いわゆる蓄積時間が格納され
ることになる。
次のステップ(111)ではTEと定数MAXINTを
比較し、TEがMAXINT未満ならばステップ(10
9)へ戻り、再び蓄積終了待ちとなる。TEがMAXI
NT以上になるとステップ(112)へ移行して、強制
的に蓄積終了させる。
強制蓄積終了はコンピュータPR3から駆動回路SDR
へ「蓄積終了コマンド」を送出することで実行される。
駆動回路SDRはコンピュータPR3から「蓄積終了コ
マンド」が送られると、電荷転送信号SHを所定時間“
H′にして光電変換部の電荷をCCD部へ転送させる。
ステップ(112)までのフローでセンサの蓄積は終了
することになる。
ステップ(113)ではセンサ装置SNSの像信号O8
をセンサ駆動回路SDRで増巾した信号AOSのA/D
変換およびそのディジタル信号のRAM格納を行なう。
より詳しく述べるならば、駆動回路SDRはコンピュー
タPRSからのクロックCKに同期してCOD駆動用ク
ロりクφl、φ2を生成してセンサ装置SNSへ与え、
センサ装置SNSはφ1.φ2によってCCD部が駆動
され、CCD内の電荷は像信号として出力O8から時系
列的に出力される。この信号は駆動回路SDR内部の増
巾器で増巾された後に、AO3としてコンピュータPR
3のアナログ入力端子へ入力される。コンピュータPR
3は自らが出力しているクロックCKに同期してA/D
変換を行ない、A/D変換後のディジタル像信号を順次
RAMの所定アドレスに格納してゆ(。
このようにして像信号の入力を終了すると、ステップ(
114)にて「像信号人力」サブルーチンをリターンす
る。
第20図に「レンズ駆動」サブルーチンのフローチャー
トを示す。
このサブルーチンが実行されると、ステップ(202)
においてレンズと通信して、2つのデータrsJ、rP
THJを入力する。rSJは撮影レンズ固有の「デフォ
ーカス量対焦点調節しンズ繰り出し量の係数」であり、
例えば全体繰り出し型の単レンズの場合には、撮影レン
ズ全体が焦点調節レンズであるからS=1であり、ズー
ムレンズの場合には各ズーム位置によってSは変化する
。rPTHJは焦点調節レンズLNSの光軸方向の移動
に連動したエンコーダENCFの出力1パルス当たりの
焦点調節レンズの繰り出し量である。
したがって、焦点調節すべきデフォーカス量DL、上記
S、PTHにより焦点調節レンズの繰り出し量をエンコ
ーダの出力パルス数に換算した値、いわゆるレンズ駆動
量FPは次式で与えられることになる。
FP=DLXS/PTH ステップ(203)は上式をそのまま実行している。
(204)では前述の自走タイマーTIMERから現在
の時刻データーをメモリーTILに格納する。
ステップ(205)ではステップ(203)で求めたF
Pをレンズに送出して焦点調節レンズ(全体繰り出し型
単レンズの場合には撮影レンズ全体)の駆動を命令する
次のステップ(206)で、レンズと通信してステップ
(204)で命令したレンズ駆動量FPの駆動が終了し
たか否かを検知し、駆動が終了するとステップ(207
)へ移行する。
なお、上記レンズ駆動量FP分の駆動終了の検知は上述
の通信にてレンズ駆動量FPが制御回路LPR3内のカ
ウンターに入力され、このカウンター値とレンズ駆動に
ともなってエンコーダーENCFから出力されるパルス
5ENCFの計数値の一致を上記制御回路LPRSにて
検知することで実行する。
(207)では現在の自走タイマーTIMEHの現在時
刻からメモリーTILに格納されているレンズ駆動開始
時刻データーを減する事によってレンズ駆動時間を計算
し、これをメモリーTLLに格納し、(208)にてリ
ターンする。
第21図に予測演算のフローチャートを示す。これは焦
点検出動作サイクルデーターが3回以上ある時に、繰り
返えし行われた焦点検出動作サイクルのうち最新の3回
のデータをもとに被写体像面位置を2次関数で近似し、
将来の像面位置を予測するフローである。
まず、(302)において、メモリーTM2のデーター
をメモリーTM3に入力する。該メモリーTM2には前
述の如(前回の焦点検出動作サイクル時間間隔データー
が入力されており、ステップ(302)にて今回から次
回までの焦点検出動作の時間間隔を記憶するメモリーT
M3に前回から今回までの間隔と等しいデーターが入力
される。
(303)にてカウンターAFCNTの状態を検知し、
AFCNT=3の時、すなわち該予測演算サブルーチン
が初めてコールされた時には(306)にてメモリーD
F3に今回のデフォーカス量DEFを格納し、また(3
07)においてメモリーDL2に前回のレンズ駆動量D
Lを格納する。
(308)にて変数DLNを2に設定する。このDLN
後述のステップ(311)の繰り返えし演算回数を規定
するステップで本実施例では2回に設定している。又カ
ウンターDLCNTに0をセットステップ(309)は
前述の(5)式又は(8)式に従って(11)式の係数
anを求めこれをAと置くステップであり、このステッ
プ(309)にて(8)式に従ってa n = Aが求
められる。尚、今初回の予測演算サブルーチン、即ちA
FCNT=3であるので、ステップ(309)の演算に
使用されるメモリーDF2.DLI、DFIのデーター
はステップ(012) (010)でそれぞれメモリー
DPI、DF2.DLIに格納された初回及び2回目の
焦点検出動作サイクルでの前々回及び前回デフォーカス
量と、初回のレンズ駆動量となる。
又メモリーTMI、TM2のデーターは(106)で規
定された前々回と前回の時間間隔となりメモリーDF3
.DL2はステップ(306)、  (307)のデー
ターとなる。
(310)では式(6)又は(9)式に従って(11)
式の係数bnを求め、これをBと置(。尚(310)で
用いられる各メモリーDF2.DLI、DFI、TMI
のデーターはステップ(309)に用いられたデーター
が用いられる。
(311)では(11)式に従って今回のレンズ駆動量
を求めメモリーDLに入力する。尚初回の(311)の
演算で使用されるメモリーTM3のデーターは(302
)で前回の時間間隔と等しい値に仮定されたものが使用
される。
(312)でカウンターDLCNTを1つ進め(313
)にてカウンターDLCNTと変数DLNとの比較を行
う。今DLCNT=1.DLN=2であるため、(31
4)に進む。(314)では(16)式で示された演算
を行い、(311)にて求めた予測レンズ駆動量に対応
する駆動時間を求める。尚、該(314)で使用される
データーはメモリーTLL、DL、DL2にそれぞれ格
納されている前回のレンズ駆動時間、(311)にて求
めた予測レンズ駆動量、前回のレンズ駆動量であり、こ
れらの各データーに基づいて求めた予測駆動時間がメモ
リーTLに入力される。
(315)にて(21)式にて該予測駆動時間をもとに
補正した新たな今回の焦点検出動作サイクル時間を求め
、これをメモリーTM3に入力し、ステップ(311)
にて該補正された今回のサイクル時間間隔に基づき今回
のレンズ駆動量を再度演算し、以後ステップ(313)
にてカウンターDLCNT=3となるまでステップ(3
11)〜(315)が繰り返えし実行され、式(21)
にて求めた予測レンズ駆動時間を考慮した今回のレンズ
駆動量が演算され、DLCNT=3となるとステップ(
316)にてリターンする。
又、(303)でカウンターAFCNT≠3すなわちA
FCNT≧4の時には(304) (305)が実行さ
れる。(304)ではメモリーDF2の内容をDPIに
又DF3の内容をDF2に入力し、メモリーDPI、D
F2に常に前々回及び前回の検出デフォーカス量が入力
される様焦点検出動作サイクルが行われるごとにデータ
ー更新される。(305)ではメモリーDLIにメモリ
ーDL2の内容が入力され、メモリーDLIには常に前
々回のデーターが入力される様なしている。
以後(306)以後のステップを行い、AFCNT=3
と同様に予測レンズ駆動時間を考慮した今回のレンズ駆
動量が演算される。
第22図にレリーズサブルーチンのフローを示す。
(402)はカメラのクイックリターンミラーのミラー
アップを行う。これは第18図に示したモータ制御用信
号M2F、M2Rを用いて駆動回路MDR2を介してモ
ータMTR2を制御することで実行される。
次のステップ(403)では先のステップ(006)の
測光サブルーチンで既に格納されている絞り制御値をレ
ンズへ送出して、レンズに絞り制御を行わせる。
ステップ(402) (403)のミラーアップと絞り
制御が完了したか否かはステップ(404)で検知する
わけであるが、通常両者の制御には数十ミリ秒を要し、
これがいわゆるレリーズタイムラグと呼ばれるものの主
要因である。
ステップ(404)では先のステップ(402) (4
03)でのミラーアップと絞り制御が既に終了している
がどうかを検知する。ミラーアップはミラーに付随した
不図示の検知スイッチにて確認することが出来、絞り制
御は、レンズに対して所定の絞り値まで駆動したか否か
を通信で確認する。いずれかが未完了の場合にはこのス
テップで待機し、引き続き状態検知を行う。両者の制御
が確認されるとステップ(405)へ移行する。この時
点で露光の準備が整ったことになる。
ステップ(405)では先のステップ(006)の測光
サブルーチンで既に格納されているシャッタ制御値にて
シャッタの制御を行い、フィルムを露光する。
シャッタの制御が終了すると次のステップ(406)で
は、レンズに対して絞りを開放状態にするように命令を
送り、引き続いてステップ(407)でミラーダウンを
行う゛。ミラーダウンはミラーアップと同様にモータ制
御用信号M2F、M2Rを用いてモータMTR2を制御
することで実行される。
次のステップ(408)ではステップ(404)と同様
にミラーダウンと絞り開放制御が完了するのを待つ。ミ
ラーダウンと絞り開放制御がともに完了するとステップ
(409)へ移行してリターンする。
以上のフローを改めて概説すると、第1図においてスイ
ッチSW1オン後の焦点検出動作サイクル1回目及び2
回目は(OOS)〜(011)あるいは(005)〜(
013)のフローにより検出されたデフォーカス量DE
Fの値に従ってレンズ駆動を行い、焦点検出動作サイク
ル3回目以降は(005)〜(009) (014)(
015)のフローにて過去2回の焦点調節結果を今回の
焦点検出結果により、上述の2次関数式による予測駆動
を行う。
そして上記焦点検出動作サイクル中にスイッチSW2オ
ンによりレリーズ割込みが入った場合、焦点検出動作サ
イクル3回未満なら直ちに割込みリターンして3回目の
焦点検出動作サイクル完了にてレリーズを許容し、焦点
検出動作サイクル4回目の途中以降のレリーズ割込みは
これを直ちに許容する。
一方、2次関数式による予測駆動に際し第21図におい
工今回のレンズ駆動量DLを求める場合、まず(11)
式にて次回の焦点検出時間間隔(7M3);前回の焦点
検出時間間隔(TM2)として駆動量DLを求め、該予
測駆動量DLと過去のレンズ駆動結果とで次回の焦点検
出時間間隔(7M3)の補正を行い、改めて(11)式
にて予測レンズ駆動量DLを計算し直す。これにて高精
度のレンズ駆動量予測が可能となる。
〔他の実施例〕
上述の実施例ではレンズ駆動時間の補正は一律[駆動量
と駆動時間は比例するJ ((16)式)という第9図
〜第11図のレンズ駆動方式を過程の下に行っていたが
、レンズが自己の制御方式に関する情報を送って来る場
合には、その情報に従って補正方式を変えればよりきめ
細かい補正が可能となる。以下その実施例について説明
する。
前述実施例ではレンズの駆動量と駆動時間の関係式は式
(16)のみを用いていたが式(19)と(16)は と一般化できる。モしてDN=1とすれば式(16)と
なり、DN=0.5とすれば式(19)となる。また、
これ以外の複雑な制御を行っているレンズに関しても、
DNを適当な数に置いて近似する事が可能である。
従ってレンズが自己の制御方式に関する定数例えばDN
をカメラに送り、カメラはこれをもとに補正式を切換え
る事により、精度の高い補正が可能となる。この方式に
よると、レンズ毎に種々の駆動特性が変わり、またズー
ムレンズではズーミングにより特性が変わってもそのレ
ンズに個有のDNという唯1つの数値にてその特性が表
現できる事になり、レンズ内の記憶領域の容量に対して
も大きな障害とならない。
第23図に上記方式による実施例のフローチャートを示
すが第21図と同じステップは同じ数字で表わす。
該実施例で上記第21図までの実施例と異なるステップ
は(321)〜(325)の部分のみなので、その他の
説明は省略する。まず(321)にてレンズと通信を行
い、レンズから個有の数値DNの値を読み出す。次いで
(322)にてDNの入力の有無を判定し、もしDNに
ついての情報を持っていないレンズであれば(323)
にて無難な値例えば0.8を代入し、(324)へ行く
。もしDNの入力が有れば入力値をそのまま用い、(3
24)にて式(22)の補正を行う。(325)では(
315)と同様の(21)式による7M3の補正を行い
(311)へ移行し再度(11)式に基づくレンズ駆動
量DLを演算する。
該第23図のフローにおいては、上記ステップのみ第2
1図のフローと異なり、以後の動作は第21図と同一で
あり、正確な予測レンズ駆動量の算出及びレンズ駆動が
なされる。
〔発明の効果〕
以上の如く未発明では過去のレンズ駆動結果により将来
のレンズ駆動時間を正確に予測し、この予測レンズ駆動
時間を用いて今回のレンズ駆動量を予測するものである
ので動く被写体の追従遅れによるピントの補正をより正
確に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動焦点調節装置の動作全体を説
明するプログラムフローを示す説明図、b第2図〜第8
図はそれぞれ予測レンズ駆動方式の原理を説明するため
の説明図、第9図〜第11図は本発明に採用されるレン
ズ駆動制御方法の一例を示す説明図、第12図〜第14
図は他のレンズ駆動制御方法の一例を示す説明図、第1
5図、第16図は第9図〜第11図又は第12図〜第1
4図に示したレンズ駆動制御方法のズーム比との関係を
示す説明図、第17図は本発明による予測レンズ駆動方
式を用いた焦点調節動作を説明するための説明図、第1
8図は本発明に係る自動焦点調節装置を有するカメラの
一実施例を示す回路図、第19図〜第22図は第1図の
フローにおけるサブルーチンを説明するためのフローを
示す説明図、第23図は本発明の他の制御フロー例を示
す説明図である。 PH1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・コンピューターLCM ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レンズ通信バッファ回路SDR・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・センサ駆動
回路FLNS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・レンズ特許出願人  キャノン株式
会社 乙2/すrR trtrア 第 8 図 易ε徽d1つL レエズ′イ立I 第73図 第74図 θ λノDL2  DL3 DLa    DLf  
 、駆動量D4第75図 第76図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結像光学系のフォーカス状態を検知してフォーカ
    ス信号を出力する焦点検出回路と、該焦点検出回路にて
    検出されたフォーカス信号に基づいて前記結像光学系を
    駆動する駆動回路を備え、焦点検出回路によるフォーカ
    ス検出動作と駆動回路による結像光学系の駆動動作を繰
    り返えし行う自動焦点調節装置において、過去の焦点調
    節結果に基づき今回のフォーカス検出動作から少なくと
    も結像光学系の駆動動作が終了するまでの時間の間に被
    写体の移動にともなう被写体の像面位置の変化分に応じ
    た値を予測演算し、前記焦点検出回路にて検出されたフ
    ォーカス信号に対して補正を行う補正回路を設け、該補
    正されたフォーカス信号に基づく結像光学系駆動による
    像面位置と今回のフォーカス検出動作から所定時間後の
    被写体の像面位置とを一致させる様制御するとともに、
    前記予測演算に際して、今回のフォーカス検出動作から
    結像光学系の駆動動作が終了するまでの時間を過去の結
    像光学系の駆動量及び駆動時間を基に予測し、該予測さ
    れた時間をファクターにして少なくとも該予測された時
    間後の間の像面位置の変化分に応じた値の上記予測演算
    を行わせることを特徴とする自動焦点調節装置。
  2. (2)結像光学系のフォーカス状態を検知してフォーカ
    ス信号を出力する焦点検出回路と、該焦点検出回路にて
    検出されたフォーカス信号に基づいて前記結像光学系を
    駆動する駆動回路を備え、焦点検出回路によるフォーカ
    ス検出動作と駆動回路による結像光学系の駆動動作を繰
    り返えし行う自動焦点調節装置において、今回のフォー
    カス検出動作から結像光学系の駆動動作が終了するまで
    の時間を所定時間と仮定し、過去の焦点調節結果に基づ
    き今回のフォーカス検知動作から少なくとも上記所定時
    間後の像面位置に応じた制御値を初めに予測演算し、該
    予測演算制御値に応じてその予測の像面位置まで結像光
    学系を駆動するのに要する時間を算出し、更に該算出時
    間に基づき今回のフォーカス検出動作から結像光学系の
    駆動終了までの時間を求め、少なくとも該時間後の像面
    位置に応じた制御値を再度予測演算する演算回路を設け
    たことを特徴とする自動焦点調節装置。
  3. (3)前記予測演算による制御値は像面位置までの結像
    光学系の駆動量である特許請求の範囲第(2)項記載の
    自動焦点調節装置。
JP63039821A 1988-02-22 1988-02-22 自動焦点調節装置 Granted JPH01213614A (ja)

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