JPH01212646A - アウトリガ操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、小型のクレーン車等に取付けられるアウトリ
ガの手動による操作装置に関するものである。

（従来の技術） 従来のこの種のアウトリガ操作装置として、実公昭６２
−２１４９６号公報および特開昭５８−５３５５０号公
報等に記載されているようなものが既知である。

（発明が解決しようとする課Ｂ） 上述のアウトリガ操作装置はいづれも位置決めピンをイ
ンナーボックス内に取付ける構造であるため、小さい断
面のインナーボックスでは取付けることが不可能または
困難であるとともに、位置決めピンの出し入れの確認が
容易でないという問題があった。

（課題を解決するための手段） 本発明によれば、第１図に示すように、アウターボック
スｌ内に摺動自在に嵌挿されたインナーボックス２の外
端３に縦アウトリガボックス４が固設され、縦アウトリ
ガボックスに取つけられた把手５を片手で握ってインナ
ーボックスをアウタ−ボックス内から引出しまたはアウ
ターボックス内へ収納するよう構成されたアウトリガ操
作装置において、前記縦アウトリガボックス上に取付け
られたハンドル６により操作伝達部材７を介して遠隔操
作されるばね付勢位置決めピン８がアウターボックスｌ
上に取付けられ、この位置決めピン８と係合し得る複数
個のビン係合孔９がインナーボックス２に長さ方向に互
に離間して設けられていることを特徴とする。

（作　用） 本発明によれば、位置決めピンがアウターボックス１上
にあるのでアウトリガ操作時に位置決めピンが係合孔に
係合しているか否かを目で直接確認しながら操作できる
。また、プッシュプルケーブルのような操作伝達部材以
外が外部に出ていることによって異常発生時における原
因をつきとめ易く、プッシュプルケーブルが切れても手
で位置決めピンを操作することができるので異常時の対
応が容易である。また、製作に際し、位置決めピンの取
付けが容易であるばかりでなく、インナーボックスの断
面が小さくても取付けが可能である。

（実施例） 第１〜３図は本発明によるアウトリガ操作装置の第１実
施例を示す。

図面に示すように、アウターボックス１内にインナーボ
ックス２が上下ローラ１０．１１によって摺動自在に嵌
挿されており、インナーボックス２の外端３に縦アウト
リガボックス４が固設され、縦アウトリガボックス４に
取付けられた把手５を片手で握ってこの把手５を引いた
り押したりすることによりインナーボックスをアウター
ボックス１内から引出しまたはアウターボックス内へ収
納するよう構成されている。

アウターボックス１の上壁１ａに設けられた取付孔１２
に位置決めピン８が貫通して取付けられ、この位置決め
ピン８はスプリング１３によってインナーボックス２に
向は常時突出位置に付勢され、位置決めピン８にはリン
ク１４を介して操作伝達部材であるプッシュプルケーブ
ル７が連結されている。このプッシュプルケーブル７は
アウターボックス１の上壁１ａに設けられた開口孔１５
を経てアウターボックス１とインナーボックス２との間
の空間１６およびインナーボックス２の内側空間１７に
通された後、縦アウトリガボックス４の側壁に貫通され
て縦アウトリガボックス４上に把手５に隣接して取付け
られたハンドル６に連結され、把手５を握った手でハン
ドル６を操作して位置決めピン８を掛脱し得るよう構成
されている。

インナーボックス２の上壁２ａには位置決め゛ピン８と
係合し得る複数個のピン保合孔９がインナーボックス２
の長さ方向に適当な間隔で互に離間して設けられている
。

なお、本例では、縦アウトリガボックス４はシリンダ装
置１８とそのピストンロンドの下端に取付けられた接地
板１９とで構成されている。

第４および５図は第１図に示す実施例のプッシュプルケ
ーブル７をアウターボックスｌとインナーボックス２と
の間の空間１６に挿通した変形例を示す。

第６図は第１図に示す実施例において位置決めピン８に
プッシュプルケーブル７を直接延引張って作動させるよ
う連結した例を示す。

第７図は下端に接地板２０が取付けられた支持脚２１が
シリンダ装置！２２により縦アウトリガボックス４内に
伸縮自在に取付けられた変形例を示す。

（発明の効果） 本発明によれば、位置決めピンがピン係合孔に係合した
ことを目で直接確認でき、アウトリガの確実な伸縮操作
を容易に行なうことができる。

また、インナーボックスの断面が小さいアウトリガ装置
でも位置決めピンの取付けが可能であり、しかも取付、
作業が容易である。

さらに、プッシュプルケーブルが切れても、位置決めピ
ンを直接引張ることにより位置決め操作ができるので異
常時の対応が楽であり、プッシュプルケーブル以外は外
部から点検可能であるので異常時に原因を確かめ易い、
等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の一部を断面として示す側面
図、 第２図は第１図に示す装置の一部を切欠いて示す平面図
、 第３図は第２図の■−■線上で断面として矢の方向に見
た断面図、 第４図は第１図に示す装置の変形例を示す第２図と同様
の平面図、 第・５図は第４図のＶ−■線上で断面として矢の方向に
見た断面図、 第６および７図は本発明の他の実施例を示す第１図と同
様の側面図である。 １・・・アウターボックス　２・・・インナーボックス
３・・・外端　　　　　　　４・・・縦アウトリガボッ
クス５・・・把手　　　　　　　６・・・ハンドル７・
・・操作伝達部材　　　８・・・位置決めビン９・・・
ピン係合孔

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、アウターボックス内に摺動自在に嵌挿されたインナ
   ーボックスの外端に縦アウトリガボックスが固設され、
   縦アウトリガボックスに取付けられた把手を片手で握っ
   てインナーボックスをアウターボックス内から引出しま
   たはアウターボックス内に収納するよう構成されたアウ
   トリガ操作装置において、前記縦アウトリガボックス上
   に取付けられたハンドルにより操作伝達部材を介して遠
   隔操作されるばね付勢位置決めピンがアウターボックス
   上に取付けられ、この位置決めピンと係合し得る複数個
   のピン係合孔がインナーボックスに長さ方向に互いに離
   間して設けられていることを特徴とするアウトリガ操作
   装置。