JPH01212566A - バルーンカテーテルの製造方法 - Google Patents

バルーンカテーテルの製造方法

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JPH01212566A
JPH01212566A JP63037097A JP3709788A JPH01212566A JP H01212566 A JPH01212566 A JP H01212566A JP 63037097 A JP63037097 A JP 63037097A JP 3709788 A JP3709788 A JP 3709788A JP H01212566 A JPH01212566 A JP H01212566A
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JP
Japan
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balloon
catheter
section
strings
periphery
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Pending
Application number
JP63037097A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Okada
勉 岡田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、バルーンカテーテルの製造方法、詳しくは、
バルーンをカテーテル等の体腔内挿入部材の所定箇所に
固着するためのバルーン取着方法に関する。
[従来の技術] 従来、体腔内に挿入されるカテーテルの所定位置に膨縮
自在なバルーンを取着したバルーンカテーテルやバルー
ン付き医療用チューブおよび超音波内視鏡のように被検
部と超音波素子との間の空隙を超音波伝播液を充填した
バルーンで満たすもの(以下、これらを総称してバルー
ンカテーテルと称す)におけるバルーンの取着方法は、
例えば特公昭62−19871号公報や添付図の第12
図に示されるように、短筒状のバルーンをカテーテルの
所定位置に嵌装し、その両端外周縁部をカテーテル本体
の外周面上に糸で縛り付け、同系を接着剤等によって固
定して、バルーンを固着するようにしていた。
即ち、従来のバルーンをカテーテル本体に取着する方法
は、第12図にその一例を示すように、短筒状のバルー
ン13をカテーテル本体12に嵌装し、そのバルーン1
3の両端外周縁部13a。
13bをカテーテル本体12の外周面に糸14で縛りつ
けた後、その緊縛部分を接着剤16で固定する、ように
していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このようにバルーンの両端外周縁部を外部か
ら糸14で縛ると、その糸14の両端を結びつけなけれ
ばならないので、その結び目15が生じ、この結び目1
5が意外に大きいものとなるため、これがバルーン13
の外周面上に突出して外径を大きくすると共に、内視鏡
のチャンネル(図示されず)内に挿入の際、上記結び目
15に摩擦が集中して糸が切れてしまい、バルーン13
のカテーテル本体12への固定が不安定なものとしてし
まうという欠点を有していた。
従って、本発明の目的は、上述したようなバレーンをカ
テーテル本体に糸で縛りつける際に、結び目を形成する
ことなく縛り付けるようにし、バルーン端部の外径増や
糸の切れ等を防止するようにしたバルーンカテーテルの
製造方法を提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用1本発明は、上
記目的を達成するために、体腔内挿入部であるカテーテ
ル本体の外表面にバルーンを嵌装する第1の工程と、こ
の嵌装したバルーンの両端外周縁部を、線状部材でカテ
ーテル外表面に緊縛してバルーンを取着する第2の工程
と、上記緊縛した線状部材の端部を、バルーンの端縁の
内側に潜入させて保持する第3の工程とからなり、バ少
−ンの糸縛りによる固定時に、糸の少なくとも一端部を
糸縛りの最後に、バルーンの端縁の内側に差し込んで、
結び目を形成しないようにしたことを特徴とするもので
ある。
[実 施 例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明の製造方法によって作られたバルーン
カテーテルの要部側面図であり、第2図は同第1図のA
−A断面図である。
このバルーンカテーテル1は、従来のものと同様に、内
部に管軸方向に管壁に沿って形成された送気孔4と送液
孔5とをそれぞれ有する管体からなるカテーテル本体2
と、このカテーテル本体2の先端部の外周面上に前後両
端縁部3g、3bを後述するように本発明の方法によっ
て糸6で縛り付けた後、それぞれ接着剤8等によって気
密的に固着された短筒状のバルーン3と、このバルーン
3の前後両端縁部38″、3b間のカテーテル本体2の
一部に設けられた、上記送気孔4の先端部が連通する開
口部4aとで構成されている。そして、上記送気孔4の
後端部(図示されず)には、送気用の、例えば口金とシ
リンダ等からなる送気手段が接続されている。また、上
記送液孔5は、カテーテル本体2を貫通して、その先端
部が開口部5aとなっており、その後端の基端部、(図
示されず)には適宜の送液手段が接続されている。
そして、このように構成されたバルーンカテーテル1を
使用する場合には、先ず内視鏡のチャンネルを介して体
腔内に挿入され、例えば十二指腸乳頭から胆管内に挿入
され、次いで手元の送気手段によって送気孔4を通じて
バルーン3内に送気すれば、バルーン3は第2図に鎖線
で示すように所定の形状に膨脹して、十二指腸乳頭の切
開部を閉鎖するので、手元の送液手段から蔑液孔5を通
じ送液開口部5aより造影剤を注入すれば、胆管内を造
影することができる。また別の用途と”しては胆管内に
挿入した後、バルーン3を膨脹させ、その状態でバルー
ンカテーテル1を手前側に引くことにより、胆管内の胆
泥または胆石等を十二指腸側に排泄したりすることがで
きる。
このようにして用いられるバルーンカテーテルにおいて
は、バルーンの両端外周縁部をカテーテル本体に糸で縛
ってバルーンを固定するが、従来の固定手段においては
、上述したように上記糸の結び目による欠点が問題とな
っていた。そこで、この欠点を本発明に′おいては、次
のような手段によって結び目が生じないようにして解消
した。
次に、本発明によるバルーンのカテーテル本体への線状
部材により固定手段の第1実施例を、第3図以下の工程
図に基づいて説明する。先ず第3図に示すように、管状
のカテーテル本体2に、短筒状のバルーン3を嵌装する
。次いで、第4図に示すように、バルーン3の外周縁部
の一端縁部3a上に、線状部材である糸6の先端部6a
をカテーテル本体2の管軸方向に向けて載せる。次いで
その上に糸6を幾重にも重なるように巻き付け、その後
端縁部6bを、第5図に示すよ、うに、先端部6aと同
方向に折り曲げ、次いで、その後端縁部6bの先端を、
第6図に示すように、バルーン3の一端縁部3aの端縁
をピンセット7等でめくって、そのバルーン端部3a内
に差し込む。次いで、バルーン3の外周縁部の他端縁部
3bについても、第7図に示すように、全く同様に糸6
でカテーテル本体2に固定する。しかるのち、カテーテ
ル本体2に固定されたバルーン3の外周縁部の両端部3
a、3bの糸6で縛られた部分を、第8図に示すように
、接着剤8で固着固定する。
このようにしてバルーン3の両端縁部3a。
3bをカテーテル本体2に糸縛りして接着剤により確実
に固定すると、糸縛りによる結び目ができないので、上
述した従来のもののように、外径が太くなったり、結び
目がしごかれて糸が切れたり外れたりすることは防止で
き、従来のこの種の欠点を兄事に解消することができる
第9図は、本発明の第2実施例を示すバルーンカテーテ
ルの製造方法を示すもので、上記第1実施例の場合とは
、バルーン3の両端縁部3a、3b(一方の端縁部3b
は図示されず)を糸6で糸縛りする際、その糸6の両端
部6a、6bを共に、バルーン3の各端縁部3a、3b
内に差し込むようにした点において異なるのみであって
、その作用、効果は上記第1実施例と全く同様である。
第10図、第11図は、本発明の第3実施例を示すバル
ーンカテーテルの製造方法におけるバルーン3の斜視図
およびバルーン取付工程中のバルーンカテーテル本体2
の先端部の側面図である。
本実施例においては、バルーン3の両端縁部に、第10
図に示すように、管軸方向のスリット10が設けられて
いて、このスリット10に、第11図に示すように、糸
6の後端部6bを差し込むよへにしたものである。この
ようにすれば、糸6の後端部6bを折り曲げることなく
、バルーン3のスリット10内に差し込めるため、より
容易に作業をすることができるという効果を更に加える
ことができる。
なお、上記各実施例においては、バルーン3をカテーテ
ル本体に縛る線状部材として糸6を用いたが、これは天
然の繊維や化学繊維等からなる糸のほかに、金属性ワイ
ヤ、プラスチック性ワイヤ等の線状部材でも良い。また
、上記実施例においては、胆管造影用、胆石回収用バル
ーンカテーテルについて述べたが、これはこれらに限ら
れるものでなく、消化管狭窄拡張用バルーンや止血用バ
ルーンは勿論、血管ファイバースコープ等のバルーンを
有する内視鏡であっても良い。即ち、上記第2図におけ
るカテーテル本体2を多孔チューブとし、6孔にイメー
ジガイドファイバーやライトガイドファイバー等を組み
込んだ内視鏡であっても良く、バルーンカテーテルを具
備する総ての機器に適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、バルーンの端縁
部をカテーテル本体に縛りつけてバルーンを固定する際
、縛糸の少なくとも一端をバルーンの端縁部の内側に差
し込むので糸の結び目が形成されず、結び目によって生
じるバルーン端部の外径増や糸の切れ等を確実に防止す
ることができ、従来のこの種のバルーンカテーテルにお
ける欠点を簡単に解消したバルーンカテーテルの製造方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本発明の製造方法によって得られた
バルーンカテーテルの要部側面図およびA−A断面図、 第3図〜第8図は、上記第1図のバルーンカテーテルの
製造方法における糸縛り工程の工程順をそれぞれ示す側
面図、 第9図は、本発明の第2実施例を示すバルーンカテーテ
ルの製造方法における最終工程を示すバルーンカテーテ
ルの要部側面図、 第10図、第11図は、本発明の第3実施例を示すバル
ーンカテーテルの製造方法におけるバルーンの斜視図お
よび製造工程中のバルーン力テーチルの要部側面図、 第12図は、従来の取着方法によってバルーンを固定し
たバルーンカテーテルの要部側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)体腔内挿入部の外表面にバルーンを嵌装する第1
    の工程と、 この嵌装したバルーンの両端外周縁部を、線状部材で上
    記挿入部の外表面に緊縛してバルーンを取着する第2の
    工程と、 上記緊縛した線状部材の端部を、バルーンの端縁の内側
    に潜入させて保持する第3の工程と、からなることを特
    徴とするバルーンカテーテルの製造方法。
JP63037097A 1988-02-19 1988-02-19 バルーンカテーテルの製造方法 Pending JPH01212566A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411042U (ja) * 1990-05-22 1992-01-29
JPH0796038A (ja) * 1994-05-02 1995-04-11 Olympus Optical Co Ltd バルーンカテーテル
JP2006305202A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Olympus Medical Systems Corp 湾曲部用被覆チューブの糸巻き固定方法

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