JPH01212344A - イオン活量測定器具 - Google Patents

イオン活量測定器具

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JPH01212344A
JPH01212344A JP63036907A JP3690788A JPH01212344A JP H01212344 A JPH01212344 A JP H01212344A JP 63036907 A JP63036907 A JP 63036907A JP 3690788 A JP3690788 A JP 3690788A JP H01212344 A JPH01212344 A JP H01212344A
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JP
Japan
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liquid
electrode
ion
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porous
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Application number
JP63036907A
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English (en)
Inventor
Takehiko Sato
武彦 佐藤
Korenao Torii
鳥居 是直
Hikari Tsuruta
鶴田 光
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、水性液体、特に生物体液(血液、尿、唾液等
)中の特定のイオンの活量(または濃度)をポテンショ
メトリーを利用して定量分析するためのイオン活量測定
器具に関する。
[発明の背景] 液体(水道水、河川水、下水、産業排水など)や生物体
液(血液、尿、唾液等)の液滴量を用い、その中に含ま
れる特定のイオンの活量をシート状のイオン活量測定器
具を用いて測定する方法はすでに知られている。
すなわち、互いに電気的に分離された一対のイオン選択
電極あそれぞれのイオン選択層表面に参照液および被検
液を付与し、ついでブリッジにより両液体を互いに電気
的に導通させた状態において、各イオン選択電極間の電
位差を測定して、被検液体のイオン活量を測定する方法
である。そのようなイオン活量測定器具の例として、特
開昭52−142586号、特開昭56−6148号、
特開昭58−211848号、等に記載されているイオ
ン活量測定器具をあげることができる。
これらのイオン活量測定器具は、基本的には1対のシー
ト状イオン選択電極をイオン選択電極が上側になるよう
に配置し、その上に液点着孔(標準液と被検液の付与を
行うための開口部)を設けており、上方からそれぞれの
イオン選択層上に、液点着孔を介しピペットなどを用い
て参照液および被検液を付与し、両イオン選択電極間に
発生する電位差を測定することにより、イオン活量を測
定するものである。一方、1個のイオン活量測定器具に
複数組のイオン選択電極対を組み込んで、参照液と被検
液とをそれぞれ1回付与することにより複数種類のイオ
ンの活量を測定出来るようにしたものが特開昭58−2
11648号で知られている。
上記のような液体分配部材を利用して試料液を複数のシ
ート状イオン選択電極対に分配し、複数種のイオン活量
を実質上同時に測定する方法は、簡便でしかも高い精度
が得られる。液体分配部材としては、局方包帯、麻かや
地、寒冷しキ(紗)、絽、ろ紙等の繊維質材料を利用で
きる0人血または人血から分離した血漿、血清を試料液
とする場合には、検体(試料液)量は一検査項目につき
一般に20μ!以下に制限される。それ故、液体分配部
材の寸法もl0C)++s”以下に制限する必要がある
。前記のような布、紙等の繊維材料は3論論程度の一定
の幅に切断することが難しい。
前記のような布、紙等の繊維材料は、全血等の血球(特
に赤血球)を含む血液試料中のカリウムイオン活量を測
定する際には、血液試料が溶血を起こし、そのためにカ
リウムイオン活量の測定値が血液試料中の真のカリウム
イオン活量と異なることがしばしば生じた(同じ血液試
料から血球を除去して得た血漿又は血清で測定したカリ
ウムイオン活量との不一致)。カリウムイオン活量測定
における溶血に基づく測定誤差を生じない液体分配部材
として、長繊維セルロースより成る不織布が特開昭62
−177446に開示されている。しかしこのような不
織布も、幅3輪精程度の小さい寸法に切断し、かつ切断
した小片を取り扱うのにかなり困難を伴う。
すなわち織布も不織布も、一定の細い幅に切断すること
kこ困難があった。また上記不織布は血液の浸透が比較
的遅い欠点がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、3IIIII程度の細い幅にすること
が容易で、また不織布に比し血液の浸透すなわち伝達が
速い液体分配部材を用いた、イオン活量測定器具を提供
することにある。
本発明の他の目的は、血液試料中の複数種のイオン活量
を同時に測定することができるイオン活量測定器具を、
3m+自程度の細い幅にすることが容易で、不織布に比
し血液の浸透すなわち伝達が速い液体分配部材を用いて
達成することにある。
本発明の上記目的の−は、特定イオンに選択的に応答す
るイオン選択電極の対と、前記電極の対のうち第一の電
極に被検液を供給できる多孔性液体分配部材と、前記電
極の対のうち第二の電極に参照液を供給できる多孔性液
体分配部材と、各電極に供給される被検液と参照液とめ
間に電気的導通を達成するための多孔性ブリッジをそな
えるイオン活量測定器具であって、前記液体分配部材が
組み紐であることを特徴とするイオン活量測定器具によ
って達成された。
本発明の上記目的の第二は、特定イオンに選択的に応答
するイオン選択電極の対と、前記電極の対のうち第一の
電極に被検液を供給できる多孔性液体分配部材と、前記
電極の対のうち第二の電極に参照液を供給できる多孔性
液体分配部材と、各電極に供給される被検液と参照液と
の間に電気的導通を達成するための多孔性ブリッジをそ
なえるイオン活量測定器具であって、前記イオン選択電
極を少なくとも2対そなえ、前記液体分配部材が組み紐
であることを特徴とするイオン活量測定器具によって達
成された。
全血等の血球(特に赤血球)を含む血液試料中のカリウ
ムイオン活量を測定する目的には、液体分配部材として
用いる組み紐は溶血の少ない繊維から成ることが勿論望
ましい、このような繊維として、銅アンモニア法再生セ
ルロース、ビスコース法レーヨン、ポリエステル等から
成るamがある。好ましい液体分配部材は、ポリエチレ
ンテレフタレートまたはポリエチレンを芯とし、ポリビ
ニルアルコール/ポリエチレン共重合体をさや(鞘)と
する芯/さや構造をもつ合成繊維から成る組み紐である
組み紐を構成する糸の本数、糸の太さ、フィラメント数
等に特に制限はないが、糸の太さと本数により紐の太さ
(幅)が決まるので、必要な紐の幅によってこれらを適
宜選ぶが、糸の本数は4本から10本程度で、4本ない
し6本が好ましい。
本発明のイオン活量測定器具は種々の具体的態様をとる
ことができるが、たとえば特開昭58−211648号
に記載された構造とすることができる。たとえば、同公
報第1図に示すように、イオン選択層を上面に有するシ
ート状固体電極対26、電気接続端子部27、複数の固
体電極対を収納する支持枠28、固体電極対の表面を覆
う水不透性シート部材30、水不透性部材30に設けら
れた液供給孔31、液供給孔31に液を分配する多孔性
部材32、被検液および参照液をそれぞれ受容する2つ
の貯液槽34、点着孔36と空気抜き孔37とを有する
上蓋35、点着孔36の間を連絡する繊維からなる多孔
性ブリッジ38を備える。 特開昭60−155960
号、特開昭60−260843号、特開昭60−260
844号に記載された構造にすることもできる。
また特開昭62−9264号に記載された構造とするこ
とができる。例えば第2図に示すように、イオン選択層
を下面に有し両端に電気接続領域を有するシート状固体
電極対11a、llb、11c1点着孔12と空気抜き
孔17とを有し、複数の固体電極対を収納する上部枠体
18、点着孔12の間を連絡する繊維からなる多孔性ブ
リッジ19、固体電極対のイオン選択層の下面に接して
設けられた水不透性シート部材20、 水不透性部材2
0に設けられた各一対の液供給孔13.15a、15b
、15c、液供給孔15a、15b、15cに液を分配
する1対の多孔性部材14.1対の凹陥部16内に多孔
性液分配部材14を収容する下部枠体21を備える。固
体電極対11a。
11b、llc、上部枠体18、多孔性ブリッジ19、
水不透性シート部材20、下部枠体21を除く部材(液
供給孔、凹陥部等を含む)は、被検液および参照液に対
し各1対設けられる。
本発明のイオン活量測定器具はまた特開昭62−397
57号、同62−39758号、同62−39759号
に記載されたような構造とすることも出来る。
これらのイオン活量測定器具を用いてイオン活量を測定
するには、3個のイオン選択電極対をそれぞれナトリウ
ム、カリウム、塩素各イオンに選択性の電極対とし、参
照液と被検液を液点着孔に点着すると、参照液と被検液
はそれぞれ多孔性液分配部材に浸透し、水不透性部材に
設けられた液供給孔を経て、各イオン選択電極の表面に
供給される。その結果、一対のイオン選択電極の間にそ
れぞれ電位差が発生するので、イオン選択電極対の両端
に設けられた電気接続領域を介して、電位差計で電位差
を測定すればよい。
固体イオン選択電極としては、特開昭58−21164
8号、同60−237351号、同60−237352
号、特開昭61−7460号。
同61−7461号、同61−7462号、同62−9
3646号に記載されたイオン選択電極を用いることが
できる。
イオン選択電極は特開昭58−102146号、同58
−156848号、同60−243555号に記載され
た方法で製造することが出来る。
[参考例] ポリスチレン板の上面に設けた長さ23m+s、幅31
1M、深さ0.3mmの溝(直方体)の中に、第1表に
示す幅で、長さ20III111の試験片を挿入し、ヘ
マトクリット値60%の全血35μlを中央に点着(滴
下)し、点着後全血が試験片の長さ方向の端に達するま
での時間を測定した。その結果を第1表に示す、 試験
片のうち、レーヨン組み紐はビスコースレーヨン糸(7
5デニール、3oフイラメント)4本から成る組み紐、
エバール複合組み紐はポリエチレンテレフタレートを芯
とし、ポリビニルアルコール/ポリエチレン共重合体を
さや(鞘)とする芯/さや構造をもつ合成繊維の糸(7
5デニール1,24フイラメント)4本から成る組み紐
、ベンリーゼGS 303は旭化成(株)製の長繊維セ
ルロース不織布である。
第1表 組み紐類は、第1表に示すように長繊維不織布に比し全
血の浸透が速い、従って複数個の電極を備えたイオン活
量(または濃度)測定器具の液体分配部材として用いた
とき、試料液の電極への到達が速く、測定時間の短縮が
でき、有利である。
[実施例1]  (カリウム・イオン濃度測定)第2図
に示されたイオン活量測定器具の電極対11aとしてナ
トリウム・イオン選択電極対を、電極対11bとしてカ
リウム・イオン選択電極を、電極対11Cとして塩素イ
オン選択電極対を、それぞれ組み込み、上記参考例で用
いたと同じ組み紐または不織布を液体分配部材14とし
て用い、多項目イオン活量測定器具を作製した。ヘパリ
ン採血した全血35μIを試料液とし、参照液としてカ
リプレート レベル−2(ワーナーランバート社カリウ
ム・イオン濃度3.9 meq#り 35μlを用い、
点着1分後のカリウム・イオン選択電極の電位値を測量
した結果は第2表の通りであった。
第2表 第2表に示すごとく、本発明による合成繊維組み紐を液
分配部材として用いたイオン活量測定器具は、全血での
カリウム・イオン濃度測定値が血漿での測定値と等しく
、測定に際し溶血がほとんど起きていなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で用いたイオン活量測定器具を
示す分解斜視図である。第2図は第1図に示した測定器
具の面X−Xに沿った断面図である。第3図は、第2図
中の円内の拡大図である。 第3図中の符号の意義は以下の通りである。 111   電極支持体 112   銀層 113   塩化銀層 114   電解質層 115   イオン選択膜 出願人  富士写真フィルム株式会社 第1図 第2図 第3図 手続打R−LF書(自発) 1、事件の表示 昭和63年特許願第36907号 2、発明の名称 イオン活量測定器具 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所  神奈川県南足柄市中沼210番地富士写真フ
ィルム株式会社 東京本社 電話(206)2537 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の欄の記載を下記の通り
補正する。 1)明細書第7ページ12行目の「同公報第1図」を「
第4図」と補正する。 2)同第7ページ18行目の「多孔性部材」を「液体分
配部材」と補正する。 3)同第7ページ18行目「被検液」から199行目「
貯液槽34」までを 「液体分配部材を収容する2つの室34」と補正する。 4)同第8ページ6行目の「第2図」を「第1図」と補
正する。 5)同第11ページ本文(表を除く)6行目の「試料液
」を「試料血液」と補正する。 6)同ページ9行目の「第2図」を「第1図」と補正す
る明細書の「図面の簡単な説明」の欄の記載を下記の通
り補正する。 7)明細書第13ページ10行目の「拡大図である。」
の後に、行を改めて「第4図は本発明の別の実施態様を
示す分解斜視図である。」を挿入する。 図面を別紙の通り補正する。 第2図 第3図 5b

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特定イオンに選択的に応答するイオン選択電極の
    対と、前記電極の対のうち第一の電極に被検液を供給で
    きる多孔性液体分配部材と、前記電極の対のうち第二の
    電極に参照液を供給できる多孔性液体分配部材と、各電
    極に供給される被検液と参照液との間に電気的導通を達
    成するための多孔性ブリッジをそなえるイオン活量測定
    器具であって、前記液体分配部材が組み紐であることを
    特徴とするイオン活量測定器具。
  2. (2)イオン選択電極を少なくとも2対そなえることを
    特徴とする特許請求の範囲(1)のイオン活量測定器具
JP63036907A 1988-02-19 1988-02-19 イオン活量測定器具 Pending JPH01212344A (ja)

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