JPH0121222Y2 - - Google Patents

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JPH0121222Y2
JPH0121222Y2 JP1985095120U JP9512085U JPH0121222Y2 JP H0121222 Y2 JPH0121222 Y2 JP H0121222Y2 JP 1985095120 U JP1985095120 U JP 1985095120U JP 9512085 U JP9512085 U JP 9512085U JP H0121222 Y2 JPH0121222 Y2 JP H0121222Y2
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JP
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valve
control logic
clutch
discharge
supply
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は打抜きプレス機等のクラツチの断続な
高速で行なう高速油圧クラツチ制御装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、高速でクラツチの断続を行なう場合、第
1図示のようにばねaの弾力と該ばねaに抗して
作用する圧力流体の力とで往復動するクラツチシ
リンダbを設け、該シリンダbの圧油の給排をエ
ア電磁切換弁cを介してエアシリンダdに作用す
るパイロツト空気圧で作動する油圧切換マスター
バルブeにより制御するものが知られている。
該エア電磁切換弁cの切換作動を繰返せばマス
ターバルブeが切換作動するので、クラツチシリ
ンダbは図示してないクラツチを接続或は切断す
るように例えば毎分250回程度の高速の往復作動
を行なうことが出来る。
また第2図に見られるように、クラツチシリン
ダbをエアシリンダとし、これにエア電磁切換弁
fを介してコンプレツサーgから直接エアを供給
することにより、高速でクラツチを断続すること
も行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) 第1図示のような構成の装置で、クラツチを毎
分250回程度の高速で切換作動すると切換弁cに
シヨツクが出て騒音が甚だしくなる不都合があ
り、また第2図示の場合には騒音のみならずコン
プレツサーgの潤滑油の揮発分と打抜き等の機械
作動時の熱により発生する煙等が混合してガス状
となつて流出するので、公害や火災の原因ともな
り、クラツチの多数回の切換で多量のエアを消費
するのでコンプレツサーgは過負荷状態になると
同時にエア不足を起し、作動時停止を余儀なくさ
れる不都合がある。
更にクラツチシリンダbへの流体の給排を制御
する切換弁は1個しかないのでこれが故障すると
クラツチシリンダbの作動が停止する不都合が生
ずる。
本考案は、クラツチの高速作動を油圧にて制御
し、騒音や悪臭、火災の原因となる不都合がな
く、切換弁が故障してもクラツチシリンダの作動
を行なえる制御装置を提供することを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、クラツチの断続を、ばねの弾力と
該ばねに抗して作用する圧力流体の力とで往復作
動するクラツチシリンダで行なうようにしたもの
に於いて、該クラツチシリンダを油圧シリンダで
構成してこれに油圧を供給する供給回路とこれよ
り圧油を排除する排出回路とを接続し、該供給回
路に供給制御用ロジツク弁を設けると共に該排出
回路を更に分岐してその夫々に排出制御用ロツジ
弁を設け、該供給制御用ロジツク弁の開弁時には
1の排出制御用ロジツク弁を閉弁させ且つ該供給
制御用ロジツク弁の閉弁時には該1の排出制御用
ロジツク弁を開弁させるように供給回路からパイ
ロツト圧力を導く第1電磁油圧切換弁を設け、更
に残りの排出制御用ロジツク弁と同期して該供給
回路のパイロツト圧力で開閉制御する第2電磁油
圧切換弁を設けるようにした。
またパワーユニツト部にはアキユームレータを
設けて高速で作動する場合にはアキユームレータ
から出る圧油により制御するため、油圧ポンプが
小さくでき省エネ化をしている。
(作用) クラツチシリンダに圧力流体を供給すると、該
シリンダはその内部のばねに抗してクラツチを接
続するように作動し、該シリンダから圧力流体を
排除すると該ばねによりクラツチシリンダはクラ
ツチを切断するように作動することは従来のもの
と同様であるが、本考案のものでは圧力流体とし
て作動油を使用し、該シリンダヘの圧力流体の給
排は高速で開閉作動を行なえる供給回路の供給制
御用ロジツク弁及び分岐した排出回路の各排出制
御用ロジツク弁を電磁油圧切換弁により制御する
ことにより行なわれる。該電磁油圧切換弁は2台
存し、その第1電磁油圧切換弁は供給制御用ロジ
ツク弁の開弁時には1の排出制御用ロジツク弁を
閉弁させるように制御すると共に該供給制御用ロ
ジツク弁の閉弁時には該1の排出制御用ロジツク
弁を開弁させるように制御し、その第2電磁油圧
切換弁は該1の排出制御用ロジツク弁と同期した
開閉作動を行なうように残りの排出制御用ロジツ
ク弁を制御する。
該第1第2電磁油圧切換弁を消磁すると、供給
制御用ロジツク弁には第1電磁油圧切換弁を介し
てタンク圧が作用するので該供給制御用ロジツク
弁は供給回路の油圧力で高速で開いてクラツチシ
リンダへ圧油を流入させ、該シリンダはばねに抗
してクラツチを接続するように作動し、その際各
排出制御用ロジツク弁にはその閉弁を強制すべく
両電磁油圧制御弁を介して供給回路の油圧力が作
用し、排出回路を高速で閉じる。
また第1、第2電磁油圧切換弁を励磁すると、
供給制御用ロジツク弁に供給回路の油圧力が作用
して該回路からクラツチシリンダへの圧油の流入
を止め、同時に各排出制御用ロジツク弁にタンク
圧が導かれるのでばねで押し出されるクラツチシ
リンダの油圧力で各排出制御用ロジツク弁が高速
で開き、該シリンダの圧油を排出回路に排出する
を許容し、該シリンダはクラツチを切断するよう
に作動する。
この場合排出制御用ロジツク弁の1つが開弁不
能となる故障を生じても、残りのものが健在であ
ればクラツチシリンダを往復作動させ得、供給制
御用ロジツク弁が閉弁不能となる故障を生じても
排出制御用ロジツク弁が健在であればクラツチシ
リンダの往復作動を行なわせ得、ロジツク弁の故
障でクラツチ作動が停止する確率を大幅に少なく
出来る。
またロジツク弁、給排管から可撚性ガス、臭性
ガスが漏れることがないので、公害の心配が少な
く、エアを併用しないので動力消費の多いコンプ
レツサーが不要となる。またパワーユニツト部に
は可変ポンプ、アキユームレータを設け、高速運
転時のクラツチ接続時はアキユームレータからの
圧油を使用し、クラツチ切換時及び材料移動時は
可変ポンプからの圧油をアキユームレータに蓄積
し、その他の場合は、可変ポンプにより零吐出と
して、省エネ化を計り、大巾に動力を節約するこ
とが出来る。
(実施例) 本考案の実施例を図面につき説明すると、第3
図に於いて1は油圧シリンダから成るクラツチシ
リンダ、2は該シリンダ1内をロツド側のばね3
の弾力とヘツド側の室4に作用する圧油により往
動するピストンロツドを示し、該ロツド2の往復
動で打抜きプレス機等の図示してないクラツチが
接続され、該ロツド2の復動で該クラツチが切断
される。かかるクラツチの接断は例えば毎分250
回の高速で行なわれる。5は該シリンダ1の室4
に可変油圧ポンプ6、アキユームレータ16から
圧油を供給する供給回路、7は該室4の圧油をタ
ンク8へと排出する排出回路で、該供給回路5に
供給制御用ロジツク弁9を設け、該排出回路7を
更に第1排出回路7aと、第2排出回路7bとに
分岐し、各第1,第2排出回路7a,7bには排
出制御用ロジツク弁10a,10bを設けるよう
にした。11は供給制御用ロジツク弁9と1の排
出制御用ロジツク弁10aの開閉を制御する第1
電磁油圧切換弁、12は残りの排出制御用ロジツ
ク弁10bの開閉を制御する第2電磁油圧切換弁
である。
該第1電磁油圧切換弁11はこれが消磁されて
いるときは供給制御用ロジツク弁9の制御室にタ
ンク回路13を介してタンク圧を導くと共にパイ
ロツト圧力回路14を介して第1排出制御用ロジ
ツク弁10aに供給回路5のポンプ圧を導くの
で、供給制御用ロジツク弁9は供給回路5の圧力
で高速に開き、第1排出制御用ロジツク弁10a
は第1排出回路7aを高速で閉じる作動を行な
い、該第1電磁油圧切換弁11が励磁されると該
弁9は供給回路5を遮断すべく高速で閉じると共
に弁10aは第1排出回路7aを開通すべく高速
で開くように作動する。
第2電磁油圧切換弁12は第2排出制御用ロジ
ツク弁10bに第1排出制御用ロジツク弁10a
の開閉と同期した高速の開閉作動を行なわせるも
ので、第3図示の場合、第1電磁油圧切換弁11
と電気的に接続して同時に励磁、消磁を行ない、
その消磁の時にはパイロツト圧力回路15を介し
て第2排出制御用ロジツク弁10bへ供給回路5
の圧油を導いて第2排出回路7bを遮断すべく閉
弁させ、その励磁の時にはタンク回路13を介し
てタンク圧を導いて該弁10bを前記回路7bを
開通すべく開弁させる制御を行う。
従つて、第1電磁油圧切換弁11を消磁すれば
第2電磁油圧切換弁12も消磁し、第1、第2排
出制御用ロジツク弁10a,10bは第1、第2
排出回路7a,7bを閉じるべく高速作動すると
共に供給制御用ロジツク弁9が開くので、供給回
路5からクラツチシリンダ1に圧油が流れ込み、
クラツチを接続させる作動を行なう。
また、第1電磁油圧切換弁11を励磁すれば第
2電磁油圧切換弁12が励磁され、供給回路5が
供給制御用ロジツク弁9により高速で閉じられる
と共に第1、第2排出回路7a,7bが各排出制
御用ロジツク弁10a,10bにより高速で開か
れるので、クラツチシリンダ1の室4内の圧油は
ばね3の力で排出回路7a,7bからタンク8へ
と排出され、クラツチの接続を断つように該シリ
ンダ1は作動する。
もし1つの排出制御用ロジツク弁10aが開弁
不能になる故障が生じても残りの排出制御用ロジ
ツク弁10bが作動可能であればシリンダ1の往
復作動を行なえ、また供給制御用ロジツク弁9に
閉弁不能となる故障が発生しても両排出制御用ロ
ジツク弁10a,10bが作動可能であれば該シ
リンダ1に往復作動を行なわせ得、シリンダ1が
作動停止する故障発生の確率が少なくなる。
またクラツチシリンダ1の駆動と各ロジツク弁
の作動制御を油圧により行なうので、可撚性、臭
気性ガス発生の公害がなく、駆動効率も良く、ま
た油圧源にもアキユームレータ、可変ポンプを使
用しているので消費動力もコンプレツサーを設け
た場合の25%乃至30%で済む。
第1電磁油圧切換弁11は第4図示のように1
1aと11bの2個で構成するようにしてもよ
い。
第1,第2電磁油圧切換弁11,12の切換わ
り時間は、励磁状態から消磁状態になつたときが
その逆の状態のときよりも早いので、消磁により
切換わる位置では供給制御用ロジツク弁9の開弁
を行なわせるようにこれにタンク回路13を接続
し、高速でクラツチシリンダ1がクラツチ接続作
動を行なえるようにした。
(考案の効果) このように本考案によるときは、クラツチシリ
ンダを油圧シリンダで構成し、該シリンダへの圧
油の供給及びこれよりの排出を電磁油圧切換弁で
制御されたロジツク弁により制御するようにした
ので、コンプレツサーを使用することなく高速で
クラツチシリンダを往復作動させ得、動力もコン
プレツサー使用の場合よりも少なく臭気等の公害
もないので安全であり、排出回路を分岐してその
夫々に排出制御用ロジツク弁を設けるようにした
のでロジツク弁の故障による不作動の確率を少な
く出来る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例の説明線図、第3図
は本考案の実施例の線図、第4図は本考案の他の
実施例の線図である。 1……クラツチシリンダ、3……ばね、5……
供給回路、7,7a,7b……排出回路、9……
供給制御用ロジツク弁、10a,10b……排出
制御用ロジツク弁、11……第1電磁油圧切換
弁、12……第2電磁油圧切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラツチの断続を、ばねの弾力と該ばねに抗し
    て作用する圧力流体の力とで往復作動するクラツ
    チシリンダで行なうようにしたものに於いて、該
    クラツチシリンダを油圧シリンダで構成してこれ
    に圧油を供給する供給回路とこれより圧油を排除
    する排出回路とを接続し、該供給回路に供給制御
    用ロジツク弁を設けると共に該排出回路を更に分
    岐してその夫々に排出制御用ロジツク弁を設け、
    該供給制御用ロジツク弁の開弁時には1の排出制
    御用ロジツク弁を閉弁させ且つ該供給制御用ロジ
    ツク弁の閉弁時には該1の排出制御用ロジツク弁
    を開弁させるように供給回路からパイロツト圧力
    を導く第1電磁油圧切換弁を設け、更に残りの排
    出制御用ロジツク弁と同期して該供給回路のパイ
    ロツト圧力で開閉制御する第2電磁油圧切換弁を
    設けて成る高速油圧クラツチ制御装置。
JP1985095120U 1985-06-25 1985-06-25 Expired JPH0121222Y2 (ja)

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JPS624632U JPS624632U (ja) 1987-01-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642799A (en) * 1979-09-18 1981-04-21 Buyou Gas Kk Gas feed system
JPS6026303B2 (ja) * 1977-07-08 1985-06-22 株式会社日立製作所 半導体不揮発性記憶装置

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