JPS623179A - 能力可変コンプレツサ− - Google Patents

能力可変コンプレツサ−

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JPS623179A
JPS623179A JP60142934A JP14293485A JPS623179A JP S623179 A JPS623179 A JP S623179A JP 60142934 A JP60142934 A JP 60142934A JP 14293485 A JP14293485 A JP 14293485A JP S623179 A JPS623179 A JP S623179A
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JP
Japan
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solenoid valve
compressor
pressure
plunger
iron core
Prior art date
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Pending
Application number
JP60142934A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhisa Taguchi
辰久 田口
Ryoichi Abe
良一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60142934A priority Critical patent/JPS623179A/ja
Publication of JPS623179A publication Critical patent/JPS623179A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車空調用などに用いられる能力可変コンプ
レッサーに関するものである。
従来の技術 自動車における空気調和、とりわけ冷房性においては一
昔の冷えれば良いという時代から、近年では温度調節性
、運転フィーリング等の要求が高まってきて、オートエ
アコンの普及率が年々増加している。コンプレッサーに
おいては、従来の電磁クラッチの単なる着脱によるいわ
ゆるQか100%かの制御から、最近ではクラッチON
状態でも2段階に冷房能力が切換えられる能力可変コン
プレッサーが発売されている(例えばSAE Tech
nica IPaper E3evies 86003
9 )。第6図はその構造を示す断面図である。このコ
ンプレッサーは両斜板式の往復動コンプレッサーである
。以下にその作動の概要について説明する。1はシャフ
トで、傾斜した斜板2が焼ばめされ、その斜板2はシュ
ー3を介し、ピストン4を往復運動させ、ピストン4の
両端にあるシリンダ5内の冷媒を圧縮する。
つぎに能力可変機構を説明する。6は電磁弁で、吐出室
7の圧力を高圧または低圧に切換える機能を有する。即
ち、吐出室フを高圧にする場合は、高圧導入管8から導
びかれた高圧ガスを、電磁弁6をOFF 状態にするこ
とによシ吐出室7に導入し、吐出弁9が一体となったプ
ランジャー10をバネ11に抗して同図左側に押しつけ
、通常のフルロード運転にする。また、電磁弁6を通電
状態にすると、高圧導入管8からの高圧ガスは遮断され
、吐出室7は低圧室12に連通し逆止弁13が閉じるた
め、吐出室7は低圧となり、プランジャー10はバネ1
1の力によシ同図で右側に移動する。この結果、吐出弁
9は弁板14から浮上し、吐出孔16は開放状態になる
。従って、ピストン4が圧縮作動した後、吸入行程にな
った時、吐出孔16は開いたままのため、吐出室アに押
し出された冷媒は、吐出孔16から、再びシリンダS内
に逆流する。かくして、シリンダ5内には吸入孔16か
らの新冷媒は流入せず、コンプレッサーは半分の冷房能
力しか発揮しなくなる。
以上、説明したような機構により、2段階に冷房能力が
切換えられる能力可変コンプレッサーになっている。
発明が解決しようとする問題点 このように、コンプレッサーは2段階に冷房能力が切換
えられるが、特に、自動車空調用などに用いられる場合
、機能アップのために、コンプレッサーが複雑化し、大
型、重量アップになることは望ましいことではない。そ
れどころか、大型化した為に、狭小化傾向にあるエンジ
ンルーム内に装着できないこともありうる。この例の場
合には、電磁弁6および逆止弁13が能力可変コンプレ
ッサーを小型化する大きな障害となっている。
本発明は上記問題点にかんがみ、よシ小型で単純な電磁
弁構成の能力可変機構を有するコンプレッサーを提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の能力可変コンプレ
ッサーは、コンプレッサー内の高圧または高圧に準ずる
圧力と、低圧または低圧に準ずる圧力を電磁弁を用いて
選択的に利用し、プランジャーを作動させることにより
コンプレッサーの冷房能力を可変にした能力可変コンプ
レッサーにおいて、前記電磁弁が、両端にシール部を持
つ鉄芯と、鉄芯を吸引する吸引コイルと、吸着保持する
永久磁石と、前記永久磁石によって構成された磁界を消
磁する消磁コイルと、鉄芯を復帰させるバイアスバネか
ら構成された自己保持機能を持つ電磁弁であることを特
徴とするものである。
作  用 本発明は上記した構成により、大電流を瞬間的に吸引コ
イルまたは消磁コイルに通電してプランジャーを作動さ
せるため、電磁弁の構成部品を小型にしても充分な作動
力が発揮できるとともに、瞬時の通電で良いため発熱の
心配がない。よって、小型形状の電磁弁にすることが可
能となシ、小型の能力可変型コンプレッサーを構成する
こととなる。
実施例 以下本発明の一実施例の能力可変コンプレッサーについ
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における能力可変コンプレッ
サーの縦断面図である。第1図において、21は円筒状
内壁を有するシリンダで、その中には真円のロータ22
が、偏心して配設されている。      □また前記
ロータ22には複数の放射状スリットがあり、ペー72
3が出没自在に配設されている。
24はシリンダ21を前から閉塞する前側板で、ボス部
26には電磁クラッチ26が配設されている。
27は後側板で、シリンダ21を後から閉塞している。
また28はシリンダヘッドケースで吸入室      
 □29と吐出室(図示せず)を持つ。吸入ガスは、シ
リンダへラドケースの吸入継手部30から流入し、吸入
室29を経て、シリンダ21の第1吸入孔31と、後側
板27に設けられた吸入通路32に分流する。前記吸入
通路32の中途には弁座33が設けられ、プランジャー
34が配設されている。
前記吸入通路32は、吸入終了位置に設けられた第2吸
入孔35に連通している。
つぎに、前記プランジャー34及びその作動を制御する
電磁弁36について説明する。第2図はその詳細図であ
る。電磁弁36は自己保持機能を持ち、コイル部は吸引
コイル部37と消磁コイル部38がある。39は永久磁
石で、4oは鉄芯、41はバイアスバネである。鉄芯4
oは両側にシール部4oa 、 4obを有し、瞬時の
通電によりいずれか一方がパイロット圧通路42′また
は43を遮閉する。44.45は各々高圧、低圧導入孔
で、それぞれが42.43の高圧、低圧パイロット通路
に連絡している。また、46.47はプランジャー34
の上部の圧力制御室48に連通した、均圧用通路である
。前記プランジャー34には、上部にシール用つば部3
4aと、下部に、弾性を持つシールゴム34bが構成さ
れている。49は復帰用バネであシ、後側板27の前記
プランジャー34のシール用つば部34aに対応した位
置にはシール用弁座5oがある。
以上の様な構成において、次に動作について説明する。
コンプレッサーを全能力(フルロード)運転させゐ場合
には、消磁コイル部38に瞬時通電することにより永久
磁石39の磁界を消磁しバイデスバネ41の力により、
鉄芯40は同図で左方へ移動し、高圧パイロット通路4
2を遮閉する       。
ため、圧力制御室48は低圧となる。その結果、   
    ・プランジャー34は、復帰用バネ49の力に
より、上方へ移動し、吸入通路32を開放する。よって
、吸入冷媒は、第1および第2吸入孔31.35の両方
から流入するため、フルロード運転状態となる。
つぎに、冷房能力を半減した部分負荷(パートロード)
運転時には、吸引コイル部37に瞬時通電することによ
シ、鉄芯4oを右側に移動せしめ、永久磁石39の磁力
によシ自己保持させる。すると、低圧パイロット通路4
3は遮閉され、高圧パイロット通路42が開くため、圧
力制御室48は高圧となり、プランジャー34を押下げ
、第2吸入孔35からの冷媒流入を阻止することによシ
、コンプレッサーの冷房能力は半減する。
つぎに第4図は、実際の自動車冷房時の作動状態におけ
る電磁弁への通電のようすを示したものである。図の上
段は、時間経過に対する車室内温度の変化を示したもの
で、aはフルロード、bはハートロード運転状態となっ
ている。中段は、これに対応した従来の電磁弁への通電
状況であシ、下段は、本実施例のそれである。従来のも
のは、パートロード時は連続通電状態となるのに対し、
本実施例の場合には、パートロード時へは吸引側、フル
ロード時へは消磁側へ、約10m5の瞬時の通電で良い
また通電量は、従来の連続通電の場合は5W程度が限界
であるが、本発明の瞬時通電の場合には16〜20W程
度でも良く、電磁弁は従来例に比し小型形状になってい
る。
以上のように本実施例によれば、2個の吸入孔ヲ有スる
ベーン式コンプレッサーの第2吸入孔への吸入通路をプ
ランジャーで開閉する2段階の能力可変コンプレッサー
を構成し、前記プランジャーの上部の圧力制御室を自己
保持型の電磁弁を用いて高圧または低圧に切換え可能に
することにより、小型形状の能力可変コンプレッサーと
なシ、更には電磁弁への通電時間を大幅に短縮できるた
め、省エネルギーにもなる。
次に第2の実施例について説明する。第1の実施例では
吸入通路の中途にプランジャーを設置したが、第2の実
施例では、第4図に示すように、シリンダ内の圧縮途中
の冷媒ガスを吸入側に戻す       ′〜バイパス
通路6oを設け、そのバイパス孔61の開閉にプランジ
ャー34を用いた例である。この場合、フルロード時に
は、バイパス孔61を閉じるため、プランジャー3゛4
の上部の圧力制御室        ・48には自己保
持機能をもつ電磁弁36に瞬時通電し高圧ガスを導入す
る。逆にパートロード時には低圧にし、復帰バネ49の
力でプランジャー34を移動させ、バイパス孔61を開
けて、吸入冷媒ガスの一部を圧縮途中で再び吸入側へ戻
す。
その他の作用は第1の実施例と同じであシ、同様   
    ゛に、小型形状の能力可変コンプレッサーにす
るととができる。
以上のように、シリンダ内の圧縮途中の冷媒ガスを吸入
側に戻すバイパス通路を設け、そのパイバス孔の開閉に
プシンジャーを用いた構成において、前記プランジャー
を作動させるために、プランジャー上部の圧力制御室に
第1の実施例と同様に高圧または低圧圧力を選択的に導
入させる自己保持型の電磁弁を採用することにより、小
型形状の能力可変コンプレッサーを提供することができ
る。
なお、第1および第2の実施例に用いたコンプレッサー
は、真円内壁のシリンダを有するスライディングベーン
式としたが、楕円状内壁を有するタイプ、またはベーン
がロータ内を貫通したスルースロットタイプなど、種々
の型式のコンプレッサーに適用可能である。
発明の効果 以上のように、本発明は、コンプレッサー内の高圧また
は高圧に準ずる圧力と、低圧または低圧に準ずる圧力を
電磁弁を用いて選択的に利用し、プランジャーを作動さ
せることによシコンプレッサーの冷房能力を可変にした
能力可変コンプレッサーにおいて、前記電磁弁が、両端
にシール部を持つ鉄芯と、鉄芯を吸引する吸引コイルと
、吸着保持する永久磁石と、前記永久磁石の磁界を消磁
する消磁コイルと、鉄芯を復帰させるバイアスバネから
構成された自己保持機能を持つ電磁弁であることを特徴
とする能力可変コンプレッサーにすることにより、電磁
弁を大幅に小型形状にできるため、コンプレッサーの形
状寸法を大型化させることなく能力可変機能を有するコ
ンプレッサーにすることができ、狭いエンジンルームに
も装着が可能となる。更には、電磁弁への通電時間は瞬
時であり、従来の連続通電タイプのような発熱の心配が
ないと共に、消費電力を大幅に節約することができるな
ど、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における能力可変コンプ
レッサーの縦断面図、第2図は第1図のA部を拡大した
横断面の詳細図、第3図は本発明に使われる電磁弁への
通電方法を示すモデル図、第4図は本発明の第2の実施
例における能力可変コンプレッサーの縦断面図、第5図
は従来の電磁弁を用いた能力可変コンプレッサーの縦断
面図である。 36・・・・・・電磁弁、37・・・・・・吸引コイル
、38・・・・・・消磁コイル、39・・・・・・永久
磁石、40・・・・・・鉄芯、40a、40b・・−・
・・シール部、41・・・・・・バイアスバネ、42・
・・・・・高圧パイロット通路、43・・・・・・低圧
パイロット通路、34・・・・・・プランジャー、49
・・・・・・復帰バネ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 jlI2図 第3図             5・行書 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  コンプレッサー内の冷媒の高圧または高圧に準ずる圧
    力と、低圧または低圧に準ずる圧力を電磁弁を用いて選
    択的に利用し、コンプレッサーのシリンダ内の冷媒と前
    記電磁弁によって選択された冷媒との圧力差によってプ
    ランジャーを作動させることによりコンプレッサーの冷
    房能力を可変にした能力可変コンプレッサーにおいて、
    前記電磁弁が両端にシール部を持つ鉄芯と、鉄芯を吸引
    する吸引コイルと、前記鉄芯を吸引した状態に吸着保持
    する永久磁石と、前記永久磁石の磁界を消磁する消磁コ
    イルと、前記永久磁石が消磁された時鉄芯を元の位置へ
    復帰させるバイアスバネから構成された自己保持機能を
    持つ電磁弁であることを特徴とする能力可変コンプレッ
    サー。
JP60142934A 1985-06-28 1985-06-28 能力可変コンプレツサ− Pending JPS623179A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297286U (ja) * 1985-12-06 1987-06-20
JPH09165496A (ja) * 1995-12-13 1997-06-24 Toshiba Corp 注形用エポキシ樹脂組成物及びその製造方法
WO2013031148A1 (ja) 2011-08-29 2013-03-07 パナソニック株式会社 薄型電池

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