JPH01210640A - 遊星歯車装置 - Google Patents

遊星歯車装置

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JPH01210640A
JPH01210640A JP3693588A JP3693588A JPH01210640A JP H01210640 A JPH01210640 A JP H01210640A JP 3693588 A JP3693588 A JP 3693588A JP 3693588 A JP3693588 A JP 3693588A JP H01210640 A JPH01210640 A JP H01210640A
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JP
Japan
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sun gear
supporter
gear
shaft
spline
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JP3693588A
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JPH0814301B2 (ja
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Toshitake Suzuki
利武 鈴木
Fumihiro Ushijima
牛島 溥三宏
Yasuhiko Higashiyama
康彦 東山
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、車両用の自動変速機における歯車変速tl
構に用いられる遊星歯車装置に関するものである。
従来の技術 周知のように遊星歯車装置は、サンギヤとリングギヤと
これらのギヤに噛合するプラネットビニメン(以下、単
にとニオンと記す)を保持するキャリヤとの三要素を有
し、いずれかの二要素を入力部材および出力部材とし、
かつ残りの他の要素を固定部材とすることにより、入力
を増速および減速ならびに正逆回転させて出力するもの
であり、その変速比は、サンギヤの歯数とリングギヤの
歯数との比(ベーシックレシオと称することもある)ρ
によって決定される。しかるに強度や製造VL術上の問
題などからサンギヤとリングギヤとの径を極端に大きく
異ならせることができないから、実用可能な遊星歯車装
置は、一定範囲のベーシックレシオの遊星歯車装置に限
定される。また自動変速機における!星歯車装置にあっ
ては、強度上の要求の外に他の部材との連結を行なうこ
とからの要求によって遊星歯車装置の径が決定されるこ
とがあり、その場合、例えばリングギヤやキャリヤの径
を大きくした場合には、ベーシックレシオを所定の値に
設定すべくサンギヤの径をも大きくする必要が生じる。
ところで、自動変速機に用いられているM星歯車装置の
サンギヤは、部品点数の削減や組付性の向上などを目的
として、サンギヤ軸の一部として構成することが行なわ
れている。また特開昭61−27336号公報に記載さ
れた自動変速機では、サンギヤとサンギヤ軸とを別部材
として造り、これらをスプラインによって嵌合させて組
付けた構成が示されている。
発明が解決しようとする問題点 しかるにサンギヤをサンギヤ軸と一体に形成した構成で
は、サンギヤ軸の径が他の軸の寸法などによって規定さ
れるから、サンギヤの径を大きくしようとすれば、サン
ギヤの肉厚を厚くして径の増大を図らざるを得ない。ま
た上記の特開昭61−27336号公報に記載された構
成においては、サンギヤをサンギヤ軸に直接嵌合させる
構成であるから、サンギヤの径を大きくするためには、
サンギヤの肉厚を厚くするか、サンギヤ軸のうちサンギ
ヤを嵌合させる部分の肉厚を厚くせざるを得ない。この
ようにサンギヤの径をサンギヤ軸の径に比較して大きく
設定プるにあたり、サンギヤ自体の肉厚を厚くした場合
には、その剛性が高くなり過ぎてしまい、その結果、伝
達すべきトルクを大きくづるようピニオンの数を多くし
た場合には、加工誤差のために全てのピニオンと同時に
噛合しない[が生じる不都合があり、またサンギヤの重
Φ増大やスペース効率の悪化などの問題が生じる。また
サンギヤ軸とサンギヤとを別体として構成し、かつサン
ギヤ軸のうちサンギヤに噛合する部分の肉厚でなわち外
径を他の部分より大きくした場合には、サンギヤ軸に大
径部分が生じるために、内径がその大径部分より小径の
部品はサンギヤ軸より先に組付けなければならないなど
組付性が損われたり、製造性が悪化したりするおそれが
あった。
この発明は上記の事情を背景としてなされたもので、組
付制や製造性を損わずに径を適宜に設定でき、また耐久
性を向上させることのできる遊星歯車装置を提供すると
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、軸状部材の
外周側にサンギヤを配!するとともに、そのサンギヤと
同心状にリングギヤを設け、これらサンギヤとリングギ
ヤとに噛合するプラネットピニオンをキャリヤによって
保持した511歯車装置において、前記軸状部材の外周
面とサンギヤの内周面との間に円形断面のサポータを配
置し、そのサポータの外周面をサンギヤの内周面にスプ
ラインを介して嵌合させ、かつそのサポータを前記軸状
部材の外周面に嵌合させたことをvI徴とするものであ
る。
作     用 この発明の遊星歯車装置においては、サンギヤをサポー
タによって軸状部材に取付けることになるから、サンギ
ヤの肉厚を、軸状部材の外径との寸法差を埋めるほどに
厚くする必要がなく、またサンギヤの半径方向での強度
はサポータが保持することになり、かつサンギヤとサポ
ータとはスプラインで嵌合しているから、サンギヤの肉
厚は、スプラインでの間隙程度に弾性変形可能な厚さに
薄くできる。そしてまたサポータは、軸線方向での強度
を特には要求されないから、サンギヤの歯幅に対して幅
の狭い(軸長の類い)ものでよく、したがってサンギヤ
の内周側にスペースが確保される。
実施例 つぎにこの発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図であって、こ
こに示す実施例は、キャリヤ1をカウンタドライブギヤ
2に結合一体化した¥1星歯車装置3の例である。すな
わち遊星歯車装置3はカウンタドライブギヤ2に隣接し
て配置されており、ピニオン4を保持したピニオンピン
5は一方でキャリヤ1に嵌合し、他方でカウンタドライ
ブギヤ2に嵌合している。またキャリヤ1は連結軸6の
外周に軸受7を介して回転自在に取付けられており、こ
の連結軸6は、前記カウンタドライブギヤ2を軸受8を
介して支持するリテーナ9の内周側に軸受10によって
回転自在に保持されている。
ピニオン4に噛合するサンギヤ11は、内径が前記連結
軸6の外径よりはるかに大きくかつ外周面に歯を形成し
た比較的薄肉の円筒体として形成されており、その内周
面のうち中間部から一端部側までの間にスプライン12
が形成されており、このサンギヤ11は内周側に設けた
サポータ13によって連結軸6に取付けられている。こ
のサポータ13は円形断面をなすものであって、第2図
に単独で示すように、環状のディスク部13aの外周に
リム部13bを形成する一方、ディスク部13aの内周
にボス部13Cを形成し、さらにリム部13bの外周面
に、前記サンギヤ11の内周面に形成したスプライン1
2に噛合するスプライン14と、スプライン14の中間
部に位置するスナップリング溝15とを形成し、かつボ
ス部13Cの内周面に前記連結軸6に嵌合させるための
スプライン16を形成した構成である。したがってサン
ギヤ11は、連結軸6の外周に嵌合させたサポータ13
のリム部13bの外周にスプライン嵌合され、かつスナ
ップリング溝15に嵌め込んだスナップリング17によ
って軸線方向に対して固定されている。なお、サポータ
73を用いたことにより生じたサンギヤ11の内周側の
窄間部に、キャリヤ1の内周側の部分が入り込んで連結
軸6に嵌合しており、そのキャリヤ1の内周側部分とサ
ポータ13のディスク部13aの側面との間にスラスト
軸受18が配置され、かつディスク部13aの他方の側
面と前記リテーナ9の端部との間にスラスト軸受19が
配置されており、したがってサポータ13はキャリヤ1
によってリテーナ9側に押圧されて軸線方向において固
定されている。
図中、符号20はリングギヤであり、また符号21は中
間軸である。
したがって上記の構成では、キャリヤ1をごニオンビン
5によってカウンタドライブギヤ2に連結することに伴
ってピニオン4の公転半径が大きくなり、そのためにサ
ンギヤ11の径が大きくなっても、サポータ13がサン
ギヤ11を連結軸6への固定機能を宋ブから、サンギヤ
11の肉厚や連結軸6のうちサンギヤ11に対応する部
分の肉厚が特に厚くなることはない。またサンギヤ11
はスプライン12を介してサポータ13に嵌合している
から、肉厚が薄いことと相俟ってスプライン12での間
隙分だけ弾性変形づることができ、したがって伝達トル
クを大きくするべくピニオン4の数を多くした場合であ
っても、サンギヤ11の弾性変形により全てのピニオン
4において正常な噛み合いが生じ、その結果、荷重が特
定のピニオンや歯にかかつて摩耗や欠損を生じさせるな
どのことがない。そして上記の構成では、連結軸6を固
定してリングギヤ20を回転させ、もしくはリングギヤ
20を固定して連結軸6を回転し、さらにはリングギヤ
20と連結軸6とを回転させれば、キャリヤ1が回転し
てカウンタドライブギヤ2から出力される。
なお、上記の実施例では、サンギヤを連結軸に回転不能
に取付ける構成を例に取って説明したが、この発明は上
記の実施例に限定されるものではなく、サンギヤを取付
ける部材は回転する軸以外に前述したリテーナのような
回転しない部材であってもよく、要は、軸状をなり部材
であればよく、またサンギヤはその軸状部材に回転可能
に取付ける構成であってもよく、その場合は、サポータ
の内周側に軸受を配@1ればよい。
発明の詳細 な説明しlζようにこの発明の遊星歯車装置においては
、サンギヤをその内周側に配置した円形断面のサポータ
によって軸状部材に支持する構成としたから、ベーシッ
クレシオを一定の値に維持して径を大きくする場合であ
っても肉厚を特に厚くする必要がなく、換言すればギヤ
トレンからの要請で決まる任意の径の遊星歯車装置を容
易に構成できる。またサンギヤは肉厚が特に厚くなるこ
とはなく、またスプラインを介してサポータに嵌合して
いるから、サンギヤは弾性変形が可能となり、したがっ
てこの発明の遊星歯車装置では、ピニオンの数を多くし
た場合であっても、加工誤差を弾性変形で吸収してピニ
オンとサンギヤとが正現の状態で噛み合い、全てのピニ
オンがトルクの伝達に同時に機能し、その結果、特定の
ピニオンや歯の偏摩耗などを防止してM星歯車装置全体
としての耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図はそ
のサポータを単独で示す断面図である。 1・・・キャリヤ、 3・・・遊星歯車装置、 4・・
・ピニオン、 6・・・連結軸、 11・・・サンギヤ
、 12.14・・・スプライン、  13・・・サポ
ータ。 出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士 登 1)武久 (ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 軸状部材の外周側にサンギヤを配置するとともに、その
    サンギヤと同心状にリングギヤを設け、これらサンギヤ
    とリングギヤとに噛合するプラネツトピニオンをキャリ
    ヤによつて保持した遊星歯車装置において、 前記軸状部材の外周面とサンギヤの内周面との間に円形
    断面のサポータを配置し、そのサポータの外周面をサン
    ギヤの内周面にスプラインを介して嵌合させ、かつその
    サポータを前記軸状部材の外周面に嵌合させたことを特
    徴とする遊星歯車装置。
JP63036935A 1988-02-19 1988-02-19 遊星歯車装置 Expired - Fee Related JPH0814301B2 (ja)

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JPH01210640A true JPH01210640A (ja) 1989-08-24
JPH0814301B2 JPH0814301B2 (ja) 1996-02-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109690141A (zh) * 2016-09-29 2019-04-26 爱信艾达株式会社 齿圈以及齿圈的制造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526865A (en) * 1975-07-04 1977-01-19 Teijin Seiki Co Ltd Speed change planetary gear

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JPH0814301B2 (ja) 1996-02-14

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