JPH01210269A - シヨツトピーニング時間設定方法 - Google Patents

シヨツトピーニング時間設定方法

Info

Publication number
JPH01210269A
JPH01210269A JP3432788A JP3432788A JPH01210269A JP H01210269 A JPH01210269 A JP H01210269A JP 3432788 A JP3432788 A JP 3432788A JP 3432788 A JP3432788 A JP 3432788A JP H01210269 A JPH01210269 A JP H01210269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
workpiece
work
shot
shot peening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3432788A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kojima
小島 芳彦
Hiroo Arataki
荒滝 博夫
Yukio Arimi
幸夫 有見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP3432788A priority Critical patent/JPH01210269A/ja
Publication of JPH01210269A publication Critical patent/JPH01210269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯車等のワークに対してショットピーニング
処理を施すに際し、適正なショットピーニング処理時間
を設定する方法に関する。
(従来の技術) 自動車用浸炭歯車等の機械部品における疲労強度を向上
させる手法として、機械部品に対してショットピーニン
グ処理を施すことが広く行われている。このショットピ
ーニング処理は、例えば、特開昭61−265272号
公報にも示されている如くの、大量の、例えば、ジルコ
ニア製の小粒状体(ショット)を噴射することができる
ショット投射手段(ノズル)を備えた装置が用いられ、
機械部品であるワークにおける必要箇所に、その表面に
ノズルから噴射されたショットが衝突せしめられるピー
ニングが施されることによって行われ、ワークにおける
ピーニングが施された部分の表面にはシヨツトの衝突に
よる圧痕が形成される。
このようなショットピーニング処理がなされるにあたっ
ては、ショットピーニング処理が施されたワークの品質
が所定のレベルて均一化されるべく、適正な処理時間が
設定されることが要求され、斯かる処理時間は、通常、
ピーニング強度とカバレージと称されるショッ1〜によ
る圧痕密度とが要件とされて設定される。そして、従来
においては、ピーニング強度及びカバレージを等測的に
求めるに、アルメンストリップと称される薄い鋼板を所
定のホルダーによって固定し、それにワークに対するシ
ョットピーニング処理に用いられる装置からのショット
を一定時間投射する方法が採られている。この方法にお
いては、アルメンストリップが、ショットの投射を受け
てその強度に応じて反り返るように変形し、また、その
表面にショットの衝突頻度に応じた圧痕が形成されるも
のとされることを利用して、ショットを一定時間投射し
た後に、アルメンス1〜リップの反り返り変形の結果生
しる弧の高さ(アークハイト)を測定することによりピ
ーニング強度を求め、また、アルメンス1〜リップの表
面におけるピーニングが施されるべき部分の面積に対す
る圧痕面積の割合からカバレージを求める。そして、求
められたピーニング強度とカバレージとから、そのピー
ニング強度のもとにおいて所望のカバレージ(例えば、
90%以上)が得られる時間を算出して、ワークに対す
るショットピーニング処理時間とするようになす。
(発明が解決しようとする課題) しかしなから、実際のワークに対するショットピーニン
グ処理にあたっては、上述の如くのアルメンストリップ
を用いてピーニング強度とカバレージとを求め、その結
果からショットピーニング処理時間を設定する方法が不
適とされる場合があり、例えば、ワークが歯車とされ、
その強度的な危険断面部とされる歯元部分に対するショ
ットピーニング処理がなされる場合、歯車が回転せしめ
られて行われるが、歯車の各歯元部分における実際のピ
ーニング強度及びカバレージは、アルランス1−リップ
を用いて求められるピーニング強度及びカバレージとは
著しく相違したものとなることが多い。従って、ワーク
か歯車とされてその歯元部分に対するショットピーニン
グ処理が施される場合等においては、適正なショットピ
ーニング処理時間の設定が困難とされ、その結果、歯車
の歯元部分等に対するピーニングが不足気味となる、あ
るいは、過剰とされる事態が生じ、ワークの品質管理上
の不都合かまねかれる虞がある。
斯かる点に鑑み、本発明は、歯車等とされるワークに対
してショットピーニング処理を行うに際し、ワークの種
類あるいはワークにおけるピーニングが施されるべき部
分の形状等の如何にかかわらず、そのワークに応じた適
正なショットピーニング処理時間を設定することができ
、その結果、ショットピーニング処理がなされる各種の
ワークの品質を所望のレベルをもって安定化させること
ができるショットピーニング時間設定方法を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係るシヨ・ントピー
ニング時間設定方法は、ショットピーニング処理に供さ
れるべきワークと同形状とされ、ワークにおけるピーニ
ングが施される部分に対応する部分に受光素子が配され
た測定用ワークを用意してそれを回転させ、それととも
に、測定用ワークに対してワークに対するショット投射
手段の位置に対応する位置をもって配された光照射手段
により、回転する測定用ワークに光を照射し、そのとき
受光素子から得られる光検出信号に基づいて、測定用ワ
ークの1回転期間内において光検出信号のレベルが予め
設定された基準値以上となる時間を検出し、さらに、検
出された時間を測定用ワークの1回転毎に積算して得ら
れる積算時間が、予め設定された基準時間以上となるま
での光照射手段による光照射の継続時間を算出して、算
出された継続時間を、ワークに対するショット投射手段
が用いられてのショットピーニング処理がなされるべき
時間とするものとなされる。
(作 用) このような本発明に係るショットピーニング時間設定方
法においては、実際にショットピーニング処理に供され
るワークと同形状とされた測定用ワークに対する光照射
手段による光の照射状態が、ワークに対するショット投
射手段によりショット□の投射状態と略等価なものとな
り、そのため、測定用ワークに設けられた受光素子から
得られる光検出信号は、実際にワークにおけるピーニン
グが施される部分にショットが投射される場合に対応し
た情報を提供するものとなる。そして、斯かる光検出信
号に基づいて検出される、測定用ワークの1回転期間内
において光検出信号のレベルが予め設定された基準値以
上となる時間は、実際にワークがショットピーニング処
理に供されたもとにおける、ワークのピーニングが施さ
れるべき部分においてワークの1回転期間内にお&Jる
ピーニング強度が設定値以上となる時間に相当し、また
、検出された時間を測定用ワークの1回転毎に積算して
得られる積算時間は1.実際にワークがショットピーニ
ング処理に供されたもとにおける、ワークのピーニング
が施されるべき部分においてカバレージが設定値以上と
なる時間に相当するものとされる。従って、上述の積算
時間をもって設定されるショットピーニング処理がなさ
れるべき時間は、当該ワークについて適正なショットピ
ーニング処理時間となり、その結果、ショットピーニン
グ処理がなされたワークは、その品質が所望のレベルを
もって安定化されることになるう(実施例) 第1図は、本発明に係るショットピーニング時間設定方
法の一例の実施に用いられるショットピーニング時間測
定装置を示す。この第1図に示される装置は、ワーク回
転機構10.ワーク回転機構10により回転せしめられ
る第1のワーク支持部11、及び、第1のワーク支持部
11の周囲に固着されて、第1のワーク支持部11の回
転に伴って回転せしめられる第2のワーク支持部12が
設けられるとともに、光照射手段であるレーザ光源13
.  レーザ光源13からのレーザ光の照射角度を制御
すべくレーザ光源13を変位させる角度調整機構14、
及び、ワーク回転機構10.レーザ光源13及び角度調
整機構14の夫々に対する動作制御を行う制御ユニット
15が配されて構成されている。第1のワーク支持部1
1は、円筒状に形成されて、その上端部により第1の測
定用ワーク20が支持されるものとされ、また、第2の
ワーク支持部12は、第1のワーク支持部11に嵌合せ
しめられた段付リング状体に形成されて、その段部によ
り第2の測定用ワーク21が支持されるものとされてお
り、第1の測定用ワーク2゜及び第2の測定用ワーク2
1は、ワーク回転機構10によって第1のワーク支持部
11及び第2のワーク支持部12が回転せしめられるこ
とにより回転するものとされる。
第1の測定用ワーク20は、例えば、ショットピーニン
グ処理に供されるものとされる、実際の自動車のデファ
レンシャル歯車機構におけるドライブピニオンと同形状
に形成されており、第1のワーク支持部11により支持
された状態においては、そのシャフト部が第1のワーク
支持部11の筒状部内に挿入されて、その歯面部が上方
に向けられるものとされる。また、第2の測定用ワーク
21は、例えば、ショットピーニング処理に供されるも
のとされる、実際の自動車のデファレンシャル歯車機構
におけるリング歯車と同形状に形成されており、第2の
ワーク支持部12により支持された状態においては、第
2のワーク支持部12の段部に嵌合せしめられて、その
歯面部が上方に向けられるものとされる。そして、第1
の測定用ワーク20には、ショットピーニング処理に供
される実際のドライブピニオンにおいてピーニングが施
されるべき部分に対応する、歯面部における歯元部分の
1箇所に、受光素子22が埋め込まれており、また、第
2の測定用ワーク21にも、ショットピーニング処理に
供される実際のリング歯車においてピーニングが施され
るべき部分に対応する、歯面部における歯元部分の1箇
所に、受光素子23が埋め込まれている。
レーザ光源13は、第1のワーク支持部11により支持
された第1の測定用ワーク20の歯面部及び第2のワー
ク支持部12により支持された第2の測定用ワーク21
の歯面部の夫々に、所定の照射角度をもって、所定の広
がりを有するものとされたレーザ光を照射するものとさ
れ、例えば、第1の測定用ワーク20の歯面部にレーザ
光を照射するときには、角度調整機構14によって第1
図において実線で示される如くの姿勢をとるものとされ
、また、第2の測定用ワーク21の歯面部にレーザ光を
照射するときには、角度調整機構14によって第1図に
おいて一点鎖線で示される如くの姿勢をとるものとされ
る。斯かる際において、第1の測定用ワーク20の歯面
部及び第2の測定用ワーク21の歯面部の夫々とレーザ
光源13との位置関係が、実際のドライブピニオン及び
リング歯車がショットピーニング処理に供される際にお
ける、ドライブピニオンの歯面部及びリング歯車の歯面
部の夫々とそれに大量のショットを投射するショット投
射手段との位置関係に対応するものとなるように、レー
ザ光源13の位置が設定されている。そして、第1の測
定用ワーク20に埋め込まれた受光素子22及び第2の
測定用ワーク21に埋め込まれた受光素子23の夫々は
、レーザ光源13からのレーザ光を受けたとき、その強
度に応じた光検出信号を発生して、それを接続ライン2
4及び25の夫々を通じて制御ユニット15に供給する
ワーク回転機構10には、ワーク回転機構IOにより第
1のワーク支持部11及び第2のワーク支持部12が回
転せしめられる際、第1のワーク支持部11及び第2の
ワーク支持部12の回転角を検出する回転角センサ26
が設けられている。
この回転角センサ26は、回転角検出信号を接続ライン
27を通じて制御ユニット15に供給する。
制御nユニット15は、ワーク回転機構10.レーザ光
源13及び角度調整機構14と、夫々、接続ライン28
.29及び30を通じて接続されており、ワーク回転機
構10.レーザ光源13及び角度調整機構14の夫々に
、必要に応じた駆動信号を供給する。
第2図は、上述の第1の測定用ワーク20及び第2の測
定用ワーク21に夫々埋め込まれた受光素子22及び2
3、及び、ワーク回転機構10に設けられた回転角セン
サ26と、それらが接続された制御ユニット15の具体
構成例とにより形成された、第1図に示される装置にお
ける回路系の構成例を示す。
この回路系においては、第1の測定用ワーク20が用い
られる際に受光素子22から得られる光検出信号Sl、
及び、第2の測定用ワーク21が用いられる際に受光素
子23から得られる光検出信号S2が、制御ユニッ1〜
15におけるスイッチ31に供給され、スイッチ31か
ら光検出信号S1もしくはS2が選択的に取り出されて
演算制御部32に供給される。また、回転角センサ26
から得られる回転角検出信号Srも、制御ユニット15
における演算制御部32に供給される。さらに、演算制
御部32には、制御ユニット15に備えられた設定デー
タ入力部33から、後述される2種の設定データDi及
びDcが供給される。
そして、演算制御部32は、光検出信号S1もしくはS
2.回転角検出信号Sr及び設定データD+及びDcに
応じて、レーザ制御信号Ss、角度調整機構制御信号S
a及びワーク回転機構制御信号Swを、夫々、レーザ駆
動部34.角度調整機構駆動部35及びワーク回転駆動
部36に送出し、さらに、時間設定出力信号Stを出力
信号処理部37に供給する。レーザ駆動部34は、レー
ザ制御信号Ssに応じて駆動信号SDsをレーザ光源1
3に供給してレーザ光源13を作動させ、角度調整機構
駆動部35は、角度調整機構制御信号Saに応じて駆動
信号SDaを角度調整機構14に供給して角度調整機構
14を作動させ、さらに、ワーク回転駆動部36は、ワ
ーク回転機構制御信号Swに応じて駆動信号SDwをワ
ーク回転機構10に供給して、ワーク回転機構10を回
転させる。また、出力信号処理部37は、時間設定出力
信号Stを要求に応じた信号Sxとして送出する。
上述の設定データ入力部33から制御ユニット15に供
給される2種の設定データDi及びDcのうちの設定デ
ータDiは、光検出信号SIもしくはS2についての予
め設定された基準にベルをあられずものとされ、また、
設定データDcは、予め設定された基準時間をあられす
ものとされる。
ここで、設定データDiがあられす基準レベルは、例え
ば、以下の如くにして設定する。
先ず、第3図に示される如くの、アルメンストリップに
対するショットピーニング処理のもとにおける、投射角
度θpと、投射角度θpが90°、即ち、アルメンスト
リップの面に直交する方向からショットが投射される状
態での値をもって正規化されたピーニング強度Pとの関
係において、ピーニング強度Pの0.8以上を有効ピー
ニング強度とし、ピーニング強度Pが0.8以上となる
投射角度θpにおける90°を含む角度範囲θeを求め
る。次に、第4図に示される如くの、第1もしくは第2
の測定用ワーク20もしくは21を静止させて、受光素
子22もしくば23にレーザ光源13からのレーザ光を
照射したもとにおける、照射角度θSと、照射角度θS
が90°、即ち、受光素子22もしくは23の面tこ直
交する方向からし−ザ光が照射される状態での値をもっ
て正規化された受光素子22もしくは23から得られる
光検出信号S、もしくはS2のレベルL sとの関係に
おいて、照射角度θSが90°を含む角度範囲θeにあ
るとき得られる光検出信号S、もしくはS2のレベルL
sの下限値となるレベルLeを求め、このレベルLeを
設定データDfがあられす基準レベルとする。
また、設定データDcがあられす基準時間は、例えば、
以下の如くにして設定する。
第6図に示される如くの、アルメンストリップに対する
ショットピーニング処理のもとにおける投射時間1pと
無限投射時間のもとての値が100%とされたカバレー
ジCとの関係において、カバレージCの98%以上を有
効カバレージとし、カバレージCが98%に達する投射
時間tl!を求め、この投射時間t8を設定データDc
があられす基準時間とする。
このようなもとで、第1の測定用ワーク20を用いて、
第1の測定用ワーク20と同形状の、デG ファレンシャル歯車機構におけるドライブピニオンにつ
いてのショットピーニング処理時間の設定を行い、また
、第2の測定用ワーク21を用いて、第2の測定用ワー
ク21と同形状の、デファレンシャル歯車機構における
リング歯車についてのショットピーニング処理時間の設
定を行う。
第1の測定用ワーク20を用いての、デファレンシャル
歯車機構におけるドライブピニオンについてのショット
ピーニング処理時間の設定においては、第1の測定用ワ
ーク20が第1のワーク支持部11により支持された状
態としたもとで、制御ユニット15における設定データ
入力部33から、上述の如くにして第1の測定用ワーク
20について設定した基準レベルLeをあられす設定デ
ータDi及び基準時間1.をあられす設定データDcを
、同じく制御ユニット15における演算制御部32に入
力し、演算制御部32に、ワーク回転機構制御信号Sw
及びレーザ制御信号Ssを送出する状態をとらせ、それ
により、ワーク回転機構10を回転状態として第1のワ
ーク支持部11を回転させ、その結果、第1の測定用ワ
ーク2゜を回転させるとともに、レーザ光源13に、回
転する第1の測定用ワーク20の歯面部にレーザ光を照
射する状態をとらせる。斯かるちとでは、第1の測定用
ワーク20に埋め込まれた受光素子22から、第1の測
定用ワーク20の回転周期に同期してレベル変動を有す
るものとなる光検出信号S+が得られ、その光検出信号
S1がスイッチ31を通じて演算制御部32に供給され
る。また、回転角センサ26から、第1のワーク支持部
11の回転、従って、第1の測定用ワーク20の回転に
応じた回転角検出信号Srが、演算制御部32に供給さ
れる。
そして、このようなちとで、演算制御部32に以下の如
くの信号処理を行わせる。
先ず、光検出信号S1のレベルL、を設定データDiが
あられす基準レベルLeと比較し、光検出信号S、のレ
ベルL、の極大値Llllが基準レベルLeに達してい
ない場合には、角度調整機構制御信号Saを送出し、そ
の結果、角度調整機構14がレーザ光源13からのレー
ザ光の照射角度を変更させるようにして、少なくとも光
検出信号S、のレベルL、の極大値LIHが基準レベル
L e以上となるようにする。
続いて、光検出信号S11回転角検出信号Sr及び設定
データDiに基づいて、第5図に示される如くの、第1
の測定用ワーク20が1回転を完了するまでの時間LS
と最大値で正規化された光検出信号S1のレベルL s
 、 との関係において、第1の測定用ワーク20の1
回転期間内における、最大値で正規化された光検出信号
Slのレベル■7s1が設定データDiがあられず基準
レベルT−e以上となる時間LXを検出する。そして、
さらに、第1の測定用ワーク20の1回転毎に時間tX
を積算し、積算時間Tsが設定データDcがあられす基
準時間t。以上となるときの積算時間Tsの値Txを算
出し、第7図に示される如くの、積算時間Tsとレーザ
光源13におけるレーザ光継続照射時間t9との関係に
おいて、積算時間Tsの値Tχに対応するレーザ光継続
照射時間tQの値t、を算出する。そして、算出された
時間t、をあられず信号を時間設定出力信号Stとして
送出する。
上述の如くにして演算制御部32から送出される時間設
定出力信号SLによりあられされる時間f14.を、デ
ファレンシャル歯車機構におけるドライブピニオンにつ
いてのジョン1〜ピーニンク処理時間として設定する。
このようにして時間も、をもって設定されるショットピ
ーニング処理時間のもとに、回転せしめられたデファレ
ンシャル歯車機構におけるドライブピニオンに対するシ
ョットピーニング処理が行われる場合には、デファレン
シャル歯車機構におけるドライブピニオンのピーニング
がなされるべき歯元部分に対して、その面に直交する方
向からショットが投射される状態での値の80%以」二
のピーニング強度のもとに、98パ一セント以上のカバ
レージが達成されるピーニングが施されることになる。
従って、時間t、をもっで設定されるショットピーニン
グ処理時間は、デファレンシャル歯車機構におけるドラ
イブビニ20、 オンについての適正なショットピーニング処理時間とな
る。
なお、この例においては、斯かる設定にあたり、演算制
御部32から送出される時間設定出力信号Stは、その
後の利用に都合の良い形態をとるものとされるべく、出
力信号処理部37において信号Sxに変換されるように
なされている。
また、第2の測定用ワーク21を用いての、デファレン
シャル歯車機構におけるリング歯車についてのショット
ピーニング処理時間の設定も、第2の測定用ワーク21
の回転周期に同期してレベル変動を有するものとなる光
検出信号S2が得られ、その光検出信号S2がスイッチ
31を通じて演算制御部32に供給されるようにしたも
とで、上述の第1の測定用ワーク20を用いての時間設
定と同様に行うことができるので、その説明を省略する
上述の如(の信号処理動作を行う制御ユニッ1〜15に
おける演算制御部32は、例えば、マイクロコンピュー
タが用いられて構成され、斯かる7イクロコンピュータ
が、第1の測定用ワーク20が用いられて、デファレン
シャル歯車機構におけるドライブピニオンについてのシ
ョットピーニング処理時間の設定がなされるに際して実
行する動作プログラムの一例は、第8図に示される如く
のものとされる。
このプログラムにおいては、スクート後、プロセス41
において設定データDi及びDcを取り込み、続(プロ
セス42において、設定データDi及びDcに基づいて
、基準レベルLe及び基準時間t。を得る。
次に、プロセス43において、ワーク回転機構制御信号
Sw及びレーザ制御信号Ssを送出し、第1の測定用ワ
ーク20が所定の回転数で回転し、レーザ光源13が回
転する第1の測定用ワーク20の歯面部にレーザ光を照
射する状態となす。そして、プロセス44において、受
光素子22からの光検出信号S1及び回転角センサ26
からの回転角検出信号Srの取込みを開始し、以後継続
的に光検出信号S1及び回転角検出信号Srを取り込む
その後、デイシジョン45において、光検出信号′トの
レベルL1における第1の測定用ワーク20の回転周期
に同期してあられれる極大値L1□が、プロセス42で
得られた基準レベルLe以上か否かを判断する。その結
果、極大値り、イが基準レベルLeに達していない場合
には、プロセス46において、角度調整機構制御信号S
aを送出する。その結果、角度調整機構14がレーザ光
源13からのレーザ光の照射角度を変更させるように作
動する。そして、デイシジョン45における判断及びプ
ロセス46における角度調整機構制御信号Saの送出を
、極大値L1が基準レベルLe以上となるまで繰り返す
。デイシジョン45において、光検出信号S、のレベル
L、における極大値L1mが基準レベルLe以上である
と判断された場合には、プロセス47において、光検出
信号SI、回転角検出信号Sr及びプロセス42で得ら
れた基準レベルLeに基づいて、第1の測定用ワーク2
0の1回転期間内における、最大値で正規化された光検
出信号S、のレベルLs+が基準レベルL e以上とな
る時間tXを検出し、さらに、第1の測定用ワーク20
の1回転毎に時間1.を積算して積算時間Tsを得る。
次に、デイシジョン48において、プロセス47で得ら
れた積算時間Tsが、プロセス42で得られた基準時間
18以上か否かを判断し、積算時間Tsが基準時間1.
に達していない場合には、デイシジョン45に戻り、上
述のデイシジョン45からデイシジョン48までの各ス
テップを繰り返す。そして、デイシジョン48において
、積算時間Tsが基準時間1Q以上であると判断された
場合には、プロセス49において、積算時間Tsが基準
時間1Q以上となったときの積算時間Tsの値Txに対
応する、レーザ光源13におけるレーザ光継続照射時間
t、を算出する。そして、続くプロセス50において、
プロセス49において算出されたレーザ光継続照射時間
jtを、第1の測定用ワーク20と同形状のデファレン
シャル歯車機構におけるドライブピニオンについてのシ
ョットピーニング処理時間としてあられず、時間設定出
力信号Stを形成して送出し、プログラムを終了する。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係るショットピ
ーニング時間設定方法によれば、実際にショットピーニ
ング処理に供される歯車等のワークと同形状とされた測
定用ワークに光照射手段による光の照射を行うことによ
り、測定用ワークに設けられた受光素子から、実際にワ
ークにおけるピーニングが施される部分にショットが投
射される場合に対応した情報を提供するものとなる光検
出信号を得ることができ、その光検出信号に基づいて、
測定用ワークの1回転期間内において光検出信号のレベ
ルが予め設定された基準値以上となる時間を、実際にワ
ークがショットピーニング処理に供されたもとにおける
、ワークのピーニングが施されるべき部分においてワー
クの1回転期間内におりるピーニング強度が設定値以上
となる時間に相当するものとして検出できるとともに、
検出された時間を測定用ワークの1回転毎に積算して得
られる積算時間を、実際にワークがショットピーニング
処理に供されたもとにおける、ワークのピーニングが施
されるべき部分においてカバレージが設定値以上となる
時間に相当するものとして得ることができ、従って、斯
かる積算時間をもって、当該ワークについて適正なショ
ットピーニング処理時間を設定することができることに
なる。
その結果、ワークの種類あるいはワークにおけるピーニ
ングが施されるべき部分の形状等の如何にかかわらず、
そのワークに応じた適正なショットピーニング処理時間
を設定することができ、それにより、ショットピーニン
グ処理がなされる各種のワークの品質を所望のレベルを
もって安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るショットピーニング時間設定方法
の一例の実施に用いられるショットピーニング時間測定
装置を示す一部破断側面図、第2図は第1図に示される
装置における回路系の構成を示すブロック図、第3図〜
第7図は本発明に係るショットピーニング時間設定方法
の一例の説明に供される特性図、第8図は第2図に示さ
れる回路系に用いられた演算制御部を構成するマイクロ
コンピュータが実行する動作プログラムの一例を示すフ
ローチャー1〜である。 図中、10はワーク回転機構、11は第1のワーク支持
部、12は第2のワーク支持部、13はレーザ光源、1
4は角度調整機構、15ば制御ユニット、20ば第1の
測定用ワーク、21ば第2の測定用ワーク、22及び2
3は受光素子、26は回転角センサ、32は演算制御部
である。 特許出願人   マツダ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ショットピーニング処理に供されるべきワークと同形状
    とされ、上記ワークにおけるピーニングが施される部分
    に対応する部分に受光素子が配された測定用ワークを回
    転させ、該測定用ワークに対して上記ワークに対するシ
    ョット投射手段の位置に対応する位置をもって配された
    光照射手段により、上記測定用ワークに光を照射し、上
    記受光素子から得られる光検出信号に基づいて、上記測
    定用ワークの1回転期間内において上記光検出信号のレ
    ベルが予め設定された基準値以上となる時間を検出する
    とともに、検出された時間を上記測定用ワークの1回転
    毎に積算して得られる積算時間が、予め設定された基準
    時間以上となるまでの上記光照射手段による光照射の継
    続時間を算出し、該継続時間を上記ワークに対する上記
    ショット投射手段が用いられてのショットピーニング処
    理がなされるべき時間とするショットピーニング時間設
    定方法。
JP3432788A 1988-02-17 1988-02-17 シヨツトピーニング時間設定方法 Pending JPH01210269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3432788A JPH01210269A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 シヨツトピーニング時間設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3432788A JPH01210269A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 シヨツトピーニング時間設定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01210269A true JPH01210269A (ja) 1989-08-23

Family

ID=12411060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3432788A Pending JPH01210269A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 シヨツトピーニング時間設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01210269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010100984A1 (ja) * 2009-03-04 2010-09-10 三菱重工業株式会社 ショットピーニング加工条件の設定方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010100984A1 (ja) * 2009-03-04 2010-09-10 三菱重工業株式会社 ショットピーニング加工条件の設定方法
JP2010201569A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ショットピーニング加工条件の設定方法
US9289880B2 (en) 2009-03-04 2016-03-22 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Method for setting shot-peening process condition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2392960B1 (en) Mirror angular-positioning apparatus and processing apparatus
WO2003085816A1 (fr) Dispositif de commande de moteur
KR100506290B1 (ko) 용접건 전극의 마모량 검출방법 및 용접방법
JPH01210269A (ja) シヨツトピーニング時間設定方法
KR20060018236A (ko) 스폿 용접 방법, 스폿 용접기 및 스폿 용접 로봇
JPH06273137A (ja) バリ取りロボット
EP0818268B1 (en) Welding gun control method
JPH0872764A (ja) 生産ライン制御装置
JP2005199350A (ja) 傷を減らすレーザビーム溶接の方法および装置
JP2002040356A (ja) ガルバノ制御方法及び制御装置
JPH07108446A (ja) 板状材の面取り方法及び装置
JPS6087989A (ja) レ−ザ溶接装置
JPH10296630A (ja) 研磨エネルギー制御装置
JP2003245785A (ja) ビーム加工方法及び装置
JPH0252169A (ja) 数値制御自動切断機
JP2740002B2 (ja) レーザ溶接方法およびその方法に用いるレーザ加工機
JP2587439B2 (ja) 全自動電子ビーム溶接装置
JP2690590B2 (ja) ホイルハブの検出方法
JP2003285173A (ja) レーザ加工機およびその制御装置ならびにレーザ加工機の制御方法
JPH07108448A (ja) 板状材の面取り方法及び装置
JPH054183A (ja) ロボツト制御装置
JPH02284831A (ja) ワーク位置決め装置の初期調整方法
JPS63112076A (ja) 溶接打点位置制御装置
JP2024080367A (ja) レーザ加工装置
JPS603994A (ja) レ−ザ加工機のz軸制御装置