JPH01210093A - 産業廃棄物埋立時における浸出汚水の処理方法 - Google Patents

産業廃棄物埋立時における浸出汚水の処理方法

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JPH01210093A
JPH01210093A JP63036272A JP3627288A JPH01210093A JP H01210093 A JPH01210093 A JP H01210093A JP 63036272 A JP63036272 A JP 63036272A JP 3627288 A JP3627288 A JP 3627288A JP H01210093 A JPH01210093 A JP H01210093A
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soil layer
sewage
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filthy water
reclaimed
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Toshie Niimi
新見 敏江
Keiko Nakade
中出 経子
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YAMAWA JUSHI KAKOUSHIYO KK
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YAMAWA JUSHI KAKOUSHIYO KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B1/00Dumping solid waste

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、埋立工法に関し、特に産業廃棄物による埋立
工事において、埋立時に発生する産業廃棄物からの侵出
汚水の処理方法に関する。
〔従来の技術〕
従来から、産業廃棄物の処理は、一つの手段として埋立
造成工事と併用させることにより埋立処理が行われてい
るが、そこで問題となるのが産業廃棄物に含まれている
有害物質の処理を如何に行うかである。特に、最近にお
いては国民の生活環境に対する意識の高まりに伴い、近
隣住民の反対に会いやむな(計画を中止せざるを得ない
状況も起こっている。
一般に埋立工事は長期を要することから、浸出汚水は工
事完了までの長期にわたって継続して発生し、特に降雨
時においては、大量の有害物質が浸出し、近隣の河川等
を汚染している。
そこで、近年、このような問題を解決すべく様々な浸出
汚水の処理方法が提案されている。その主なものとして
は、特公昭57−12426号(一般廃棄物の処理装置
)、特公昭58−35114号(廃棄物理立地に於ける
浸出汚水の節易処理方法及びその装置)、特公昭58−
57567号(ゴミ埋立地に於ける雨水浸透防止装置)
等が挙げられる。
しかしながら、埋立区域内に流入する雨水の量は膨大で
あるため、それに対処するための浸出汚水処理方法は未
だ十分とは言えない。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明者等は、かかる課題を解決すべく鋭意検
討を重ねた結果、土壌層面にビニールシートを被覆する
ことにより、埋立土壌層内への雨水の浸透を防止すると
共に、浸出汚水を蒸発散させ、蒸発散量を越えた分の汚
水を土壌層で濾過させる工程を繰り返すことにより、極
めて効率よく且つ安価に汚水の処理ができることを見出
し本発明に到達した。
従って、本発明の目的は、産業廃棄物による埋立工事の
施工途中における雨水の埋立土壌層内への浸透を防止し
つつ浸出汚水を土壌層内で濾過し、処理すべき汚水の量
を軽減させ、埋立区域内で浸出汚水の処理を行うことに
より、特別の汚水処理施設を設置しなくても効率的に且
つ安価に浸出汚水を処理することができる浸出汚水の処
理方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、廃棄物層と土壌層とを交互に埋め
立てるサンドインチ埋立工法において、埋立区域内の原
地盤上に集水管を設置し、該集水管に集水された浸出汚
水を、土壌層の上面に配した汚水循環用配水管に揚水し
散布すると共に、土壌層の全面に多数のビニールシート
を該汚水循環用排水管上で互い違いに被覆することによ
り、雨水が埋立土壌層内へ浸透することを防止しつつ、
前記土壌層上に散布された汚水の水分を重なり合ったビ
ニールシートの隙間から大気中に蒸発散せしめると共に
、蒸発散量を越えた分の汚水を土壌層に浸透させて濾過
せしめることを特徴とする産業廃棄物埋立時における浸
出汚水の処理方法により達成された。
以下本発明を一実施例に基づいて詳しく説明する。
第1図において符号(1)は、層厚50cm乃至3m程
度に埋め立てた廃棄物層である。
符号(2)は、上記廃棄物層上に少なくとも50口の厚
さで被覆した土壌層である。その材料には埋立に適した
普通上を用いる。
符号(3)は、埋立前の原地盤上に布設した集水管であ
る。この集水管には多数の穿孔を有する公知の集排水管
を使用することができる。
符号(4)は、埋立区域外に設けられた浸出汚水調整槽
である。地表面からの浸透水は産業廃棄物中の有害物質
と共に前記集水管に集水され、該浸出汚水調整槽へ一旦
貯水される。浸出汚水調整槽の大きさは、最大浸出汚水
量を貯水することができる容積とする。この浸出汚水調
整槽には、汚水処理機能を加味させることもできる。
符号(5)は、集水管と浸出汚水調整槽をつなぐ侵出汚
水排水管である。
符号(6)は、浸出汚水を再び土壌層上へ散水するため
の汚水循環用配水管である。該汚水循環用配水管は、各
埋立段階での土壌層に一時的に布設され、浸出汚水の浄
化が終了し次の廃棄物層を埋め立てる時に撤去される。
従って、安価で、撤去運搬の容易なポリエチレン製が良
い。浸出汚水は、管の先端から散布させてもよいが、公
知のスパイラルフレキシブル孔あき管等の、周囲に多数
の孔を有する管を使用することにより、より広い面積に
まんべんなく散布させることができる。管径は50・7
5・100■等の細いものが好ましく、布設間隔は10
m程度が好ましい。
符号(7)は、土壌層の全面に上記汚水循環用配水管上
で互い違いに被覆したビニールシートである。ビニール
シートは、任意の色でもよいが太陽光線を透過し、ビニ
ールシート内の温度を高めやすい透明のものが好ましい
。又、ビニールシートは市販のものでもよいが、農業用
ビニールシート内に使用されたビニールシートの廃棄物
を必要に応じて修復加工して用いれば施工単価が安く好
ましい。布設方法としては、浸出汚水循環用配水管上で
重ね合わせることが好ましい。これは、浸出汚水循環用
配水管と土壌層との段差を利用して雨水が埋立土壌層内
に流下するのを軽減させると共に、埋立土壌層内に溜ま
ったガスの排気を容易ならしめるためである。
符号(8)は、計画埋立境界周囲に設けられた排水側溝
である。これは、埋立区域外地表面から流入してくる雨
水を排除するためである。
符号(9)は、各埋立段階の土壌層の外周に設けられた
仮設排水側溝である。排水側溝は素掘の排水側溝でもよ
いが、上記ビニールシートの末端を素掘りの排水側溝内
面に被覆し、その中に雨水排水用の暗渠を布設し、普通
上で埋め戻すことにより、埋立土壌への雨水の浸透を防
止させると共に、ビニールシート端部を固定させること
ができる。
符号(10)は、浸出汚水調整槽に溜まった浸出汚水を
汚水循環用配水管に揚水するための揚水管である。揚水
するための動力源としては、公共電力又は燃料発電機等
を用いてもよいが、太陽電池を使用すれば施工単価を下
げることができるので好ましい。
符号(11)は、埋立前の原地盤線である。
符号(12)は、原地盤面に被覆した浸透防止膜である
。これは浸出汚水が原地盤下に浸透し、近隣住民の地下
水源等に流入するのを防止するためである0以上の観点
から、該浸透防止膜は現場の地質、地形等を考慮し必要
に応じて設置する。
〔作 用〕
以上の構成により、産業廃棄物より浸出した汚水は集水
管に集水され、浸出汚水排水管を介して浸出汚水調整槽
に送られる。浸出汚水調整槽に一旦貯水された汚水は、
更にポンプによって揚水管を介して土壌層上に布設され
た汚水循環用配水管に送られ土壌層上面に散水される。
散水の条件を選択して浸出水の一部をビニールシートの
重ね合わせの隙間からビニールシート上に排出せても良
い。ここでビニールシート上の汚水は太陽熱によって加
熱されて蒸発散し、土壌層内に浸透した汚水は、外気と
ビニールシート内の温湿度の差により蒸発散が促進され
、ビニールシートの隙間から放出される。蒸発散量を越
えた分の汚水は、土壌層で濾過され再び集水管に達する
。このようにして、汚水は埋立層内で繰り返し濾過され
る。又、埋立土壌層内で発生するガスは、ビニールシー
トの重ね合わせ箇所の隙間から排気される。
更に、降雨時においては、埋立区域外に降った雨水は、
排水側溝(8)により埋立区域外に排出され、埋立区域
内に降った雨水は、ビニールシートがあるために、殆ど
埋立区域内の土壌層には浸透せず、仮設排水側溝(9)
により埋立区域外に排出される。
以上、第1段階の土壌層で上記の工程が終了すると、汚
水循環配水管は撤去され、第2段階の土壌層上に再び布
設され上記の工程を繰り返す。この際、埋立区域を少な
くとも二区域以上に分割し、各区域の埋立工程をずらす
ことにより、汚水循環配水管の撤去と布設をほぼ同時に
行うことができるので、浸出汚水の濾過を中断すること
なく継続して行うことができる。
以上の作業工程は、埋立完了時まで継続して行ねれるの
で、埋立工事途中に発生する浸出汚水は、埋立区域内で
蒸発散もしくは濾過され、殆ど埋立区域外へ排出される
ことはない。
又、本発明による方法によれば、必要に応じて近隣の河
川等か゛ら水を供給し土壌層上面に散布することにより
、産業廃棄物に含まれている有害物質を強制的に洗浄流
出せしめ、蒸発散および濾過を繰り返させることにより
、汚水処理を促進せしめることも可能である。
更に、工事完了後には、本発明に用いた資材を最上層の
被覆土壌内に同様の機能を持たせて再活用することもで
きる。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、産業廃棄物から浸出する汚水は自然
苦発散すると共に、蒸発散量を越えた分の汚水は埋立土
壌層内で循環濾過されるため、特別の汚水処理施設を必
要とせず、効率良く且つ安価に汚水の処理をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の断面図である。第2図は、第1図の
部分拡大図である。第3図は浸出汚水の循環機構の概略
図である。 1・・・廃棄物層 2・・・土壌層 3・・・集水管 4・・・浸出汚水調整槽 5・・・侵出汚水排水管 6・・・汚水循環用配水管 7・・・ビニールシート 8・・・排水側溝 9・・・仮設排水側溝 10・・揚水管 11・・原地盤線 12・・浸透防止膜 特許出願人   有限会社  山和樹脂加工所代理人 
弁理士 滝 1)清 暉 媚 1 ワ 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 廃棄物層と土壌層とを交互に埋め立てるサンドイッチ埋
    立工法において、埋立区域内の原地盤上に集水管を設置
    し、該集水管に集水された浸出汚水を、土壌層の上面に
    配した汚水循環用配水管に揚水し散布すると共に、土壌
    層の全面に多数のビニールシートを該汚水循環用配水管
    上で互い違いに被覆することにより、雨水が埋立土壌層
    内へ浸透することを防止しつつ、前記土壌層上に散布さ
    れた汚水の水分を重なり合ったビニールシートの隙間か
    ら大気中に蒸発散せしめると共に、蒸発散量を越えた分
    の汚水を土壌層に浸透させて濾過せしめることを特徴と
    する産業廃棄物埋立時における浸出汚水の処理方法。
JP63036272A 1988-02-18 1988-02-18 産業廃棄物埋立時における浸出汚水の処理方法 Expired - Lifetime JPH0640994B2 (ja)

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