JPS6223494A - 循環式準好気性埋立工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は浸出液循環により一般及び産業廃棄物最終処分
場からの２次公害を防止する循環式準好気性埋立工法に
関し、その目的とするところは、浸出液の減量化、水質
改善、貯留及び廃棄物を早期安定化させることである。

（従来の技術） 廃棄物最終処分場の機能は、単なる廃棄物の受は皿では
なく、ごみの分解、安定の場である。

即ち、廃棄物埋立処分と（ば、自然のサイクルとその分
解メカニズムを最大限に利用することである。

ところで、一般的に浸出液処理施設は過大な傾向にあり
、計画水量、水質に満たない低負荷で運転さ泊、でいる
事例が多い。

一方、梅雨、台風等の多雨、豪雨時には処理能力を上回
る汚水が浸出し、しばしば調整槽をオーバーフローして
未処理で排水さｎている。

こ眉、らは埋立地表面からの蒸発量、埋立層の自浄作用
が働いたこと、水収支の把握がなされていなかったこと
などに起因している。

地表面からの蒸発量は、・年平均で２〜３ｔ／ｒｎ２゜
日といわれており、埋立地に降った雨も一部蒸発したの
ち、埋立層に浸透し浸出液として流出してくる。

一方、埋立層を浸透する間にごみ中の汚染物をとり込む
と同時に土壌中の微生物にょる生物分解、土壌による吸
着ろ過効果により。

浄化さｎて浸出してくる。

この土壌或いはごみの持つ自浄作用、蒸発効果はこわ、
まで下記のような一過性の流石、としてしか利用さｎ、
ていない。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、この一過性の流ｎ、を拡大利用し。

浸出液を埋立地へ返送循環することにより。

自浄作用、蒸発のサイクルをはやめ、水量、水質の改善
を行うものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、多くの検討と実験を重ねた結果。

埋立地側面の法面に設けた水路或いは埋立地に設けたト
レンチを利用して浸出液を次のように返送循環させるよ
うにし１こものである。

（実施例） 以下１本発明の実施例を図面を参照し乍ら説明すると、
埋立地に降った雨（１ごみ層を浸透する間にごみ中の汚
染物をとり込むと同時に微生物による生物分解、土壌に
よる吸着ろ過効果により１次浄化さ眉、て浸出液集水管
（１）へ集められ、自然流下でポンプ井（２）へ流入す
る。ポンプ井（２）には揚水ポンプ（３）を設置し。

レベル制御で汚水調整槽或いは循環ピット（５）へ圧送
する。

なお、ポンプ井、汚水調整槽或いは循環ピット（５）は
、締切堰堤（４）と一体構造として建設することも可能
である。

汚水調整槽或いは循環ピット（５）へ圧送さη。

た浸出液は、循環ポンプ（６）によって循環水路（８）
へ、また原水ポンプ（７）によって浸出液処理施設へ送
らｎ、る。

循環水路（８）は、埋立地側面の法面に設けた小段に設
置し、自然流下で返送させるが、循環水路勾配は、埋立
地底面勾配に対して逆勾配にとりつけるものとする。

循環水路の中には栗石、砕石α〃等を充てんし、その間
隙に通水断面を確保する。栗石、砕石等の周囲には土砂
による目詰まりを防ぐため不織布（６）等により保護す
る。また循環水Ｍ　（８）の上部には２毛管湿潤帯α３
として盛土を施すものとする。

循環水路（８）へ送らｎた浸出液は循環水路を自然流下
する過程で、循環水路周辺のごみ層。

横土面に毛管現象によって上昇し、一部は覆土面から蒸
発し、また一部は更に下部へ浸透する。浸透した浸出液
は再び生物分解、土壌による吸着ろ過効果により浄化さ
ワ７、浸出液集水管（１）、ポンプ井（２）を経て２次
浄化され、汚水調整槽或いは循環ピット（５）へ帰還す
る。

また、浸出液の循環により、積土表面は常時湿潤状態に
あり、降雨があった場合、直ちに表面含水率は飽和状態
に達し、降雨は浸透することなく、表面を流出し１表流
水排除工（９）等を経て導水渠０（＃により埋立地外部
へ流出する。

実験によりは、浸出液の循環を行わない場合、連続降雨
１０　ｍ／’　８以上で表流水排除が認めらｎるが、循
環を行った場合４闘／日程度の降水でも排除の効果が認
められ、た。

ところで循環水路（８）は埋立進行状況に応じて適宜、
下部から上部へ移動さ仕るが。

埋立完了後は、埋立跡地を利用して覆土中に循環水路を
設けるものとする。

表流水排除塔についても埋立層に合わせて増設を行うも
のとする。

（効　果） 上記したような本発明によると、浸出液の循環により蒸
発量を増加させ、浸出液量を減少させることができ、且
つ埋立層内の微生物の集積を行い同時に埋立廃莱物の分
解活性も高くなり、また浸出液の処理が的確であり、し
かも負荷変動の激しい浸出液水質の均一化が図ｎ７、も
って浸出液量減量化、水質安定化に効果があり、経済面
、環境保全面等そのメリットは多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図力）ら第４図は本構造の説明図で第１図は縦断図
、第２図は平面図、第３図は横断図、第４図は循環水路
例の断面図で、（８ａＸ８ｂＸ８ｃＸ８ｄ）−循環水路
。 特許出願人　　花　　嶋　　正　　孝 同　　　　　　日本技術開発株式会社 発　　明　　者　　　花　　　嶋　　　正　　　孝同　
　　　　　　　　松　　　藤　　　康　　　用向　　　
　ｎ　渕　弥惣次 回　　　　樋　口　壮大部 向　　　　　　　　　　山　　　　口　　　　隆　　　
三代理人弁理士　　　吉　　　原　　　省　　　三同　
　　同　　　　　　高　　　橋　　　　　　　　清図面
のｉｊ＋：ご（円容に変更ない 第　　２　　図 第　　３　　図 手続補正書（方賦〕 昭ｒｎｇＯｑ−／／　　Ｊｌ　　／　　Ｂ特許庁長官　
宇　賀　逝　部　　殿 （特許庁審査官　　　　　　　　　　　　　　　　　殿
）１、事件の表示 Ｔ帖漿へ゛半佇左彫厖広シふ ３　補正をする者 事件との関係　　　待　　訂出願人 °“°“吉　　原　　省　　三′―ニー５　補正命令の
日付 昭和ｂθ年１０月７日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一般及び産業廃棄物の埋立処分地におい て、浸出液の減量化、水質改善、貯留及び 埋立廃棄物の早期案定化を計るべく浸出液 を埋立地側面の法面に設けた水路或いは埋 立地に設けたトレンチを利用して返送循環 させるようにした循環式準好気性埋立工法。