JP3047377U - 地下水汚染を防止し埋立完了後の維持管理を簡素化した廃棄物最終処分場施設構造 - Google Patents
地下水汚染を防止し埋立完了後の維持管理を簡素化した廃棄物最終処分場施設構造Info
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- JP3047377U JP3047377U JP1997009503U JP950397U JP3047377U JP 3047377 U JP3047377 U JP 3047377U JP 1997009503 U JP1997009503 U JP 1997009503U JP 950397 U JP950397 U JP 950397U JP 3047377 U JP3047377 U JP 3047377U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 埋立て廃棄物の無害化時間が長くかかり
埋立管理に非常に時間と費用が掛かる為放置され二次災
害を起していた。 【解決手段】 廃棄物最終処分場内の壁部底部を不透水
層に安定処理し遮水シート１で覆う、処分場内には吸引
負荷に耐えられる集水管２を配置し、処分場中央部に多
孔材の集水管ピット３を設置、集水管２を集水管ピット
３内で連結管４に接続、吸引管５を連結管４より立上げ
吸引装置６、廃水処理装置７に直結、又集水管の先端内
部にバルブ、先端部に立上りガス抜き管を取り付けた廃
棄物最終処分場施設構造。
埋立管理に非常に時間と費用が掛かる為放置され二次災
害を起していた。 【解決手段】 廃棄物最終処分場内の壁部底部を不透水
層に安定処理し遮水シート１で覆う、処分場内には吸引
負荷に耐えられる集水管２を配置し、処分場中央部に多
孔材の集水管ピット３を設置、集水管２を集水管ピット
３内で連結管４に接続、吸引管５を連結管４より立上げ
吸引装置６、廃水処理装置７に直結、又集水管の先端内
部にバルブ、先端部に立上りガス抜き管を取り付けた廃
棄物最終処分場施設構造。
Description
【０００１】
この考案は、埋立完了後の維持管理を簡素化した廃棄物最終処分場施設構造に 関するものである。
【０００２】
掘削するか谷を堰堤で仕切り遮水シートを張り集水管を配し廃棄物を埋立て侵 出水を自然落下で集めたものを水中ポンプにより廃水処理装置に送り処理する構 造であった。
【０００３】
侵出水は自然に集水管に集まった分しか処理出来なかったので集水管が目詰り をすると集水不能になり廃棄物中に滞溜して腐敗を起しガスを発生させたりする 。 自然落下に頼るため埋立廃棄物の洗浄無害化時間が長くかかり埋立後管理に非 常に時間と費用が掛かるため放置され二次公害を起していた。 遮水シートが破損した場合の地下水汚染の危険性が長期間に亘り起り得る状況 にある。 中間覆土層により上下の廃棄物層が遮断される為嫌気発酵を起し易くなり有機 物の発酵温により場内は高温となり遮水シートの劣化や火災の恐れがあった。
【０００４】
廃棄物最終処分場の壁部底部を不透水層に土を安定処理し遮水シート１で覆い 集水管２を配置し、中央部に多孔材の集水管ピット３内で各集水管２を連結管４ に接続し吸引管５を立上げて吸引装置６、廃水処理装置７に取り付けた。
【０００５】 前記廃棄物最終処分場内に配置する集水管２にガス抜き管と併用するため先端 部内部に開閉バルブ８と先端部に有孔の立上りガス抜き管９を取り付けた。
【０００６】
以下、本考案の実施の形態を図面に従って説明する。
【０００７】 第１図に示すものは、廃棄物最終処分場の壁部底部の土を不透水層に安定処理 し遮水シート１で覆う、処分場内に金属製等強固な吸引負荷に耐えられる強度の 材質で孔は埋立てる廃棄物により選択出来る集水管２を配置し、処分場中央部に 多孔材の集水管ピット３を設置、集水管ピット３内で各集水管２を連結管４に接 続し吸引管５を立上げ吸引装置６、廃水処理装置７に直結させ、集水管ピット３ 内底面に水中ポンプ１０を配置した廃棄物最終処分場施設構造。
【０００８】 第２図に示すものは、前記廃棄物最終処分場内に配置する集水管２をガス抜き 管と併用する為先端内部に開閉するバルブ８を取り付け先端に有孔の立上りガス 抜き管９を取り付けた廃棄物最終処分場施設構造。
【０００９】 廃棄物最終処分場内の埋立て廃棄物上部から繰返し水を散水し、処分場内に配 置した集水管２で強制的に吸引集水をすることで、短期間に廃棄物の洗浄無害化 をはかれ、集水、水処理した水は散水用に再度利用できる。
【００１０】 第２図の集水管２の先端部内側に取り付けたバルブ８は、通常はガス放出の為 開放し、吸引時に閉塞するように取り付けた。
【００１１】 集水管２の周囲は砕石１３で囲み、集水管２は逆洗可能な廃棄物重量と吸引力 に耐え得る構造にして速度、圧力を強くする。
【００１２】
強制的集水が可能になったので廃棄物表面から散水する事により廃棄物を短期 間で洗浄、無害化をはかれる。 常時水洗いしている為廃棄物の中が常に好気状態に保たれるので、腐敗を起し 悪臭やガスを発生させない。 強制集水装置により廃棄物中の水量を自由にコントロール出来き、廃水処理装 置の能力に合わせて送水出来る。 万が一腐敗、発酵した場合、集水管と接続された立上り管がガス抜き管として も利用できる。 強制洗浄により汚泥部分が取り除かれる為、埋立許容量が増加した。
【図１】本考案の廃棄物最終処分場施設構造の断面図で
ある。
ある。
【図２】本考案の請求項２の集水管にバルブと立上りガ
ス抜き管を取り付けた廃棄物最終処分場施設構造の実施
例の断面図である。
ス抜き管を取り付けた廃棄物最終処分場施設構造の実施
例の断面図である。
１ 遮水シート ２ 集水管 ３ 集水管ピット ４ 連結管 ５ 吸引管 ６ 吸引装置 ７ 廃水処理装置 ８ バルブ ９ 立上りガス抜き管 １０ 水中ポンプ １１ 揚水管 １２ 廃棄物 １３ 砕石
Claims (2)
- 【請求項１】 廃棄物最終処分場の壁部底部を不透水層
に土を安定処理し遮水シート１で覆い集水管２と中央部
に多孔材の集水管ピット３を配置し、集水管ピット３内
で各集水管２を連結管４に接続し吸引管５を立上げて吸
引装置６、廃水処理装置７に取り付けたことを特徴とす
る地下水汚染を防止し埋立完了後の維持管理を簡素化し
た廃棄物最終処分場施設構造。 - 【請求項２】 前記廃棄物最終処分場内に配置する集水
管２にガス抜き管と併用するため先端部内部に開閉バル
ブ８と先端部に有孔の立上りガス抜き管９を取り付けた
ことを特徴とする請求項１記載の地下水汚染を防止し埋
立完了後の維持管理を簡素化した廃棄物最終処分場施設
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997009503U JP3047377U (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 地下水汚染を防止し埋立完了後の維持管理を簡素化した廃棄物最終処分場施設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997009503U JP3047377U (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 地下水汚染を防止し埋立完了後の維持管理を簡素化した廃棄物最終処分場施設構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3047377U true JP3047377U (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=43181687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1997009503U Expired - Lifetime JP3047377U (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 地下水汚染を防止し埋立完了後の維持管理を簡素化した廃棄物最終処分場施設構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3047377U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013126638A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Kajima Corp | 廃棄物処分施設 |
| CN110655420A (zh) * | 2019-10-11 | 2020-01-07 | 湖南垚恒环境科技有限公司 | 大型有机生活垃圾堆场及其使用方法 |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP1997009503U patent/JP3047377U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013126638A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Kajima Corp | 廃棄物処分施設 |
| CN110655420A (zh) * | 2019-10-11 | 2020-01-07 | 湖南垚恒环境科技有限公司 | 大型有机生活垃圾堆场及其使用方法 |
| CN110655420B (zh) * | 2019-10-11 | 2023-08-04 | 湖南垚恒环境科技有限公司 | 大型有机生活垃圾堆场及其使用方法 |
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