JPH0121007Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121007Y2 JPH0121007Y2 JP1981187052U JP18705281U JPH0121007Y2 JP H0121007 Y2 JPH0121007 Y2 JP H0121007Y2 JP 1981187052 U JP1981187052 U JP 1981187052U JP 18705281 U JP18705281 U JP 18705281U JP H0121007 Y2 JPH0121007 Y2 JP H0121007Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust collection
- damper
- common duct
- inlet
- collection chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 30
- 239000012717 electrostatic precipitator Substances 0.000 claims description 10
- 206010022000 influenza Diseases 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012718 dry electrostatic precipitator Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気集じん装置、特に風量調整を目的
としてコモンダクトを設けたダンパ方式の乾式電
気集じん装置に関する。
としてコモンダクトを設けたダンパ方式の乾式電
気集じん装置に関する。
従来、電気集じん装置の高効率化に伴ない集じ
ん室入口煙道にコモンダクトを設け、風量調整可
能なダンパ方式電気集じん装置が多数使用されて
いる。このようなダンパ方式電気集じん装置の構
造、特徴等は、たとえば特公昭52−1144号公報に
詳述されている。
ん室入口煙道にコモンダクトを設け、風量調整可
能なダンパ方式電気集じん装置が多数使用されて
いる。このようなダンパ方式電気集じん装置の構
造、特徴等は、たとえば特公昭52−1144号公報に
詳述されている。
コモンダクトを設けたダンパ方式電気集じん装
置においては、集じん室前後の煙道がボイラ中心
に対称であれば、コモンダクト設備による不具合
は発生しないが、他機器との配置上(特に集じん
室を増設する場合)やむを得ず集じん室前後の煙
道がボイラ中心に対し非対称となる場合がある。
たとえば、第1図に示したように、A系列の集じ
ん室10があつてこれにB系列の集じん室11を
増設した場合、集じん室10,11およびこれに
関連する煙道はボイラ中心線12に対して非対称
配置となる。この場合、通常運転時(すなわち、
集じん室10,11の入口ダンパ13,14およ
び出口ダンパ15,16のすべてが全開のとき)
には、A系列の入口煙道17および出口煙道19
とB系列の入口煙道18および出口煙道20との
間に圧力損失差が生ずる。このため、コモンダク
ト21を通じて圧力の低い方(第1図の場合、A
系列)へガスが洩れ込むため、集じん室10,1
1の処理ガス量にアンバランスが生じ、その結
果、過負荷側(第1図の例ではA側)の集じん室
10の集じん率が低下する。
置においては、集じん室前後の煙道がボイラ中心
に対称であれば、コモンダクト設備による不具合
は発生しないが、他機器との配置上(特に集じん
室を増設する場合)やむを得ず集じん室前後の煙
道がボイラ中心に対し非対称となる場合がある。
たとえば、第1図に示したように、A系列の集じ
ん室10があつてこれにB系列の集じん室11を
増設した場合、集じん室10,11およびこれに
関連する煙道はボイラ中心線12に対して非対称
配置となる。この場合、通常運転時(すなわち、
集じん室10,11の入口ダンパ13,14およ
び出口ダンパ15,16のすべてが全開のとき)
には、A系列の入口煙道17および出口煙道19
とB系列の入口煙道18および出口煙道20との
間に圧力損失差が生ずる。このため、コモンダク
ト21を通じて圧力の低い方(第1図の場合、A
系列)へガスが洩れ込むため、集じん室10,1
1の処理ガス量にアンバランスが生じ、その結
果、過負荷側(第1図の例ではA側)の集じん室
10の集じん率が低下する。
したがつて、本考案の目的は、コモンダクト2
1を設けたダンパ方式電気集じん装置において、
集じん室前後の煙道がボイラ中心に対し非対称な
配置であつても通常運転時(出入口全ダンパ全
開)のガス量アンバランスによる集じん率の低下
を防ぐことにある。
1を設けたダンパ方式電気集じん装置において、
集じん室前後の煙道がボイラ中心に対し非対称な
配置であつても通常運転時(出入口全ダンパ全
開)のガス量アンバランスによる集じん率の低下
を防ぐことにある。
本考案によれば、コモンダクトにダンパを設
け、A,B系列の圧力損失差によるコモンダクト
を通じてのガスの洩れ込みを防止するようにして
いる。
け、A,B系列の圧力損失差によるコモンダクト
を通じてのガスの洩れ込みを防止するようにして
いる。
以下第2図および第3図に例示した本考案の好
適な実施例について詳述する。なおこれらの図面
において、第1図と同一要素は同一符号で示して
ある。
適な実施例について詳述する。なおこれらの図面
において、第1図と同一要素は同一符号で示して
ある。
ボイラ排ガスは入口煙道17,18を通つて集
じん室10,11へ導びかれ、ここで除じんさ
れ、更に出口煙道19,20を通つて煙突より排
出されるよう構成されている。集じん室10,1
1は集じん電極槌打の再飛散ダストを減らすため
にダンパ方式をとつており、入口ダンパ13,1
4および出口ダンパ15,16が設けられてい
る。更に、入口煙道17,18には出入口ダンパ
使用時(ダンパ閉時)の各区分へのガス量アンバ
ランスを防止するためコモンダクト21が設けら
れている。また、コモンダクト21には、通常運
転時(集じん室出入口全ダンパ全開時)の各系列
の圧力損失差によるガスの洩れ込みを防止するた
め、コモンダクト用ダンパ22を備えている。
じん室10,11へ導びかれ、ここで除じんさ
れ、更に出口煙道19,20を通つて煙突より排
出されるよう構成されている。集じん室10,1
1は集じん電極槌打の再飛散ダストを減らすため
にダンパ方式をとつており、入口ダンパ13,1
4および出口ダンパ15,16が設けられてい
る。更に、入口煙道17,18には出入口ダンパ
使用時(ダンパ閉時)の各区分へのガス量アンバ
ランスを防止するためコモンダクト21が設けら
れている。また、コモンダクト21には、通常運
転時(集じん室出入口全ダンパ全開時)の各系列
の圧力損失差によるガスの洩れ込みを防止するた
め、コモンダクト用ダンパ22を備えている。
なお、入口ダンパ13,14および出口ダンパ
15,16は使用条件に応じて集じん室10,1
1の入口または出口のみに設置される場合もあ
る。
15,16は使用条件に応じて集じん室10,1
1の入口または出口のみに設置される場合もあ
る。
作用について述べると、通常運転時、すなわち
集じん室出入口全ダンパが全開の時、入口煙道1
8側の圧力損失が高いため、圧力損失の低い入口
煙道17側へコモンダクト21を通してガスが洩
れ込むが、この洩れ込みを防止するため、コモン
ダクト用ダンパ22は全閉としておく。
集じん室出入口全ダンパが全開の時、入口煙道1
8側の圧力損失が高いため、圧力損失の低い入口
煙道17側へコモンダクト21を通してガスが洩
れ込むが、この洩れ込みを防止するため、コモン
ダクト用ダンパ22は全閉としておく。
また、集じん室10,11はそれぞれ数区分
(たとえば11a〜11d)に分割されており各
区分(たとえば11a)の集じん電極槌打(図示
せず)の際は、その区分の出入口ダンパ(たとえ
ば14a,14a)を全閉とする。それと同時に
コモンダクト用ダンパ22は全開とし、閉区分側
(この場合集じん室11側)へのガスを全開区分
側(この場合集じん室10側)にバイパスさせる
のである。
(たとえば11a〜11d)に分割されており各
区分(たとえば11a)の集じん電極槌打(図示
せず)の際は、その区分の出入口ダンパ(たとえ
ば14a,14a)を全閉とする。それと同時に
コモンダクト用ダンパ22は全開とし、閉区分側
(この場合集じん室11側)へのガスを全開区分
側(この場合集じん室10側)にバイパスさせる
のである。
本考案によれば、コモンダクト21を通しての
ガスの洩れ込みを防止するようにしたことから各
集じん室の処理ガス量は均等となり、集じん電極
槌打の際には出入口ダンパを閉じることによる他
の区分(開側)のガス流速上昇に伴なう集じん効
率低下を、コモンダクト用ダンパ22を開にする
ことにより防止することができる。
ガスの洩れ込みを防止するようにしたことから各
集じん室の処理ガス量は均等となり、集じん電極
槌打の際には出入口ダンパを閉じることによる他
の区分(開側)のガス流速上昇に伴なう集じん効
率低下を、コモンダクト用ダンパ22を開にする
ことにより防止することができる。
第1図は従来の電気集じん装置を略示する平面
図、第2図は本考案による電気集じん装置の概略
平面図、第3図は第2図の装置の側面図である。 10,11……集じん室、12……ボイラ中心
線、13,14……入口ダンパ、15,16……
出口ダンパ、17,18……入口煙道、19,2
0……出口煙道、21……コモンダクト、22…
…コモンダクト用ダンパ。
図、第2図は本考案による電気集じん装置の概略
平面図、第3図は第2図の装置の側面図である。 10,11……集じん室、12……ボイラ中心
線、13,14……入口ダンパ、15,16……
出口ダンパ、17,18……入口煙道、19,2
0……出口煙道、21……コモンダクト、22…
…コモンダクト用ダンパ。
Claims (1)
- 集じん室内に複数個に仕切られた区分の入口ま
たは出口またはそれらの双方にダンパを備え、前
記集じん室の各入口煙道をコモンダクトで連結し
たダンパ方式電気集じん器において、前記区分の
入口または出口のダンパの開閉動作に連動して閉
または開動作とするダンパを、前記コモンダクト
に設けたことを特徴とする、電気集じん装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18705281U JPS5891454U (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 電気集じん装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18705281U JPS5891454U (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 電気集じん装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891454U JPS5891454U (ja) | 1983-06-21 |
JPH0121007Y2 true JPH0121007Y2 (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=29989535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18705281U Granted JPS5891454U (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 電気集じん装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891454U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132651A (en) * | 1979-04-03 | 1980-10-15 | Gadelius Kk | Tapping method of electrode of electric dust collector |
-
1981
- 1981-12-17 JP JP18705281U patent/JPS5891454U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132651A (en) * | 1979-04-03 | 1980-10-15 | Gadelius Kk | Tapping method of electrode of electric dust collector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5891454U (ja) | 1983-06-21 |
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