JPS6012580Y2 - 除塵装置 - Google Patents
除塵装置Info
- Publication number
- JPS6012580Y2 JPS6012580Y2 JP3592481U JP3592481U JPS6012580Y2 JP S6012580 Y2 JPS6012580 Y2 JP S6012580Y2 JP 3592481 U JP3592481 U JP 3592481U JP 3592481 U JP3592481 U JP 3592481U JP S6012580 Y2 JPS6012580 Y2 JP S6012580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- partition plate
- louver
- dust removal
- dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
火力発電所の定期検査でボイラーが長期間運転休止した
後再起動した時、ボイラー内部や煙道に溜った鉄錆や粗
大煤塵が煙突から排出され公害上問題となっている。
後再起動した時、ボイラー内部や煙道に溜った鉄錆や粗
大煤塵が煙突から排出され公害上問題となっている。
こうしたダストの飛散を防止するために、考案された除
塵装置がルーバコレクタであり、第1図にその従来の装
置を示す。
塵装置がルーバコレクタであり、第1図にその従来の装
置を示す。
このルーバコレクタは煙道1の下部を数枚の可動式案内
羽根2で区切って、含塵気流をせき止めることにより、
ダストの衝突効果(慣性力)と重力沈降で、下部ホッパ
3に捕集させることを狙ったものである。
羽根2で区切って、含塵気流をせき止めることにより、
ダストの衝突効果(慣性力)と重力沈降で、下部ホッパ
3に捕集させることを狙ったものである。
なお5はダクト、6は流れを示す。
ところが一旦ホツバ3に捕集したダストが、ホッパ3内
の仕切板4の隙間を通過して矢印の如く環流する、所謂
再飛散現象を生じ、捕集効率を著しく低下させているこ
とが判明した。
の仕切板4の隙間を通過して矢印の如く環流する、所謂
再飛散現象を生じ、捕集効率を著しく低下させているこ
とが判明した。
そこで本考案者は研究を重ね従来の装置の欠点が最も著
しいのは、ボイラー負荷が上昇するにつれ(ガス量が増
加)ルーバー羽根を(閉)より(開)に変化する際であ
ることを見出し、この際に最も著しい再飛散を生じるこ
とに着目し、ホッパ内部の構造を改造することを試みた
。
しいのは、ボイラー負荷が上昇するにつれ(ガス量が増
加)ルーバー羽根を(閉)より(開)に変化する際であ
ることを見出し、この際に最も著しい再飛散を生じるこ
とに着目し、ホッパ内部の構造を改造することを試みた
。
即ち、本考案はホッパ内部へ流入降下する気流の緩和の
ため、ホッパ内部下流側の片側の前記仕切板の何れか1
つに取付けられ、かつ同仕切板の下流側の仕切板の下端
部と間隔を保つ抵抗板を付設することにより、前記の欠
点を解消するようにした除塵装置を提供せんとするもの
である。
ため、ホッパ内部下流側の片側の前記仕切板の何れか1
つに取付けられ、かつ同仕切板の下流側の仕切板の下端
部と間隔を保つ抵抗板を付設することにより、前記の欠
点を解消するようにした除塵装置を提供せんとするもの
である。
以下本考案の実施例を図面について説明すると、第2図
〜第4図において、ルーバコレクタは煙突入口に取付け
られ、ホッパ3のa点より45度の角度で上流方向に数
枚のルーバ羽根2が設置されており、各羽根は気流と平
行に動くようになっている。
〜第4図において、ルーバコレクタは煙突入口に取付け
られ、ホッパ3のa点より45度の角度で上流方向に数
枚のルーバ羽根2が設置されており、各羽根は気流と平
行に動くようになっている。
またルーバ羽根2の高さは、数枚全部(閉)となれば、
ダクト深さ方向の2/3が(閉)となる高さとなってい
る。
ダクト深さ方向の2/3が(閉)となる高さとなってい
る。
またホッパ3の上部に深さを4区分するように仕切板4
が設置してあり、中央部の仕切板4aはホッパ3の底ま
で伸ばし、ホッパを2分割にしている。
が設置してあり、中央部の仕切板4aはホッパ3の底ま
で伸ばし、ホッパを2分割にしている。
更に下流側のホッパ3の中間部には、等遊山形形鋼より
なる抵抗板7を仕切板4aと直交するよう設けて流入気
流の抵抗となるようにしている。
なる抵抗板7を仕切板4aと直交するよう設けて流入気
流の抵抗となるようにしている。
またホッパ下部にはバルブ8が取付けられている。
次に作用を説明すると、下流側ホッパの中間部に設置し
た抵抗板7の作用は、第2図で示すように、主気流B点
の静圧をPs□とし、A点の静圧PS2.0点の静圧P
S3とすれば、A点の静圧はPs2=Ps□十委ρν2
になり、B点の静圧Ps□との差↓ρν2分だけ高くな
り、0点へと流れる。
た抵抗板7の作用は、第2図で示すように、主気流B点
の静圧をPs□とし、A点の静圧PS2.0点の静圧P
S3とすれば、A点の静圧はPs2=Ps□十委ρν2
になり、B点の静圧Ps□との差↓ρν2分だけ高くな
り、0点へと流れる。
従って1=シρシ2になる抵抗板7をD部に設置するこ
とにより、PS″−=PS3となり、ルーバ羽根に沿っ
て流入する気流は緩和される。
とにより、PS″−=PS3となり、ルーバ羽根に沿っ
て流入する気流は緩和される。
また中央部に設けて底まで伸ばした仕切板4aの作用は
、ホッパ3を上流側と下流側に仕切ったため、上流側へ
と気流が通過しなくなりホッパ上流側で捕集、堆積した
粗大煤塵の巻上げはなくなる。
、ホッパ3を上流側と下流側に仕切ったため、上流側へ
と気流が通過しなくなりホッパ上流側で捕集、堆積した
粗大煤塵の巻上げはなくなる。
但し、 ν=流速(m/ s )
ρ=密度
E=抵抗係数 である。
含塵気流の慣性力差を利用したこの種のルーバコレクタ
において、ルーバ羽根で分離し、ホッパで捕集する過程
で上部主気流に逆流する、所謂再飛散の現象を是正する
ため、本考案ではホッパ内に仕切板と抵抗板を設置した
ので、前記是正のための効果は大である。
において、ルーバ羽根で分離し、ホッパで捕集する過程
で上部主気流に逆流する、所謂再飛散の現象を是正する
ため、本考案ではホッパ内に仕切板と抵抗板を設置した
ので、前記是正のための効果は大である。
また所期の目的とする起動時の集中的なダスト排出も防
止でき、公害上の問題も解消できる。
止でき、公害上の問題も解消できる。
第1図は従来のルーバコレクタの側断面図、第2図は本
考案の実施例を示すルーバコレクタの側断面図、第3図
は第2図におけるルーバ羽根の開き状態を示す断面図、
第4図イは同羽根の閉状態を示す断面図、第4図口は同
イ及び第2図のX〜X断面図である。 図の主要部分の説明、2・・・・・・ルーバ羽根、3・
・・・・・ホッパ、4・・・・・・仕切板、4a・・・
・・・中央部の仕切板、7・・・・・・抵抗板。
考案の実施例を示すルーバコレクタの側断面図、第3図
は第2図におけるルーバ羽根の開き状態を示す断面図、
第4図イは同羽根の閉状態を示す断面図、第4図口は同
イ及び第2図のX〜X断面図である。 図の主要部分の説明、2・・・・・・ルーバ羽根、3・
・・・・・ホッパ、4・・・・・・仕切板、4a・・・
・・・中央部の仕切板、7・・・・・・抵抗板。
Claims (1)
- ホッパ内部に複数の仕切板を設けたルーバコレクタにお
いて、ホッパ内部下流側の片側の前記仕切板の何れか1
つに取付けられ、かつ同仕切板の下流側の仕切板の下端
部と間隔を保つ抵抗板を付設したことを特徴とする除塵
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3592481U JPS6012580Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 除塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3592481U JPS6012580Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 除塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57148414U JPS57148414U (ja) | 1982-09-17 |
JPS6012580Y2 true JPS6012580Y2 (ja) | 1985-04-23 |
Family
ID=29833172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3592481U Expired JPS6012580Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 除塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012580Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-13 JP JP3592481U patent/JPS6012580Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57148414U (ja) | 1982-09-17 |
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