JPH01208426A - 溶融金属又は合金の浴を製造するための方法及びランス - Google Patents

溶融金属又は合金の浴を製造するための方法及びランス

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JPH01208426A
JPH01208426A JP63182746A JP18274688A JPH01208426A JP H01208426 A JPH01208426 A JP H01208426A JP 63182746 A JP63182746 A JP 63182746A JP 18274688 A JP18274688 A JP 18274688A JP H01208426 A JPH01208426 A JP H01208426A
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molten metal
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Noel Lutgen
ノエル・ルトジェン
Sara Hornby Anderson
サラ・ホーンビイ・アンダーソン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、溶融金属又は合金の洛を、その上に液体窒
素、アルゴン又は二酸化炭素を放射しながら製造するた
めの方法、及びこの浴の上に液体を放射するための装置
、特に液体ガスを放射するためのランスに関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]英国特
許987,190により、取鍋から鋳型へ溶融金属を連
続的に鋳込み、溶融金属ジェットを、液化窒素(この元
素が金属中にあって害を及ぼさない場合)又は液化アル
ゴンのような固化又は液化されたガスで遮蔽し、雰囲気
からの酸素、水素及び窒素ピックアップを回避するなめ
に取鍋内の溶融金属表面をも遮蔽することが知られてい
る。
電気炉の中で、新しい金属片又は金属スクラップが溶融
相を通って加えられる間、溶融金属は、炉内で徐々に溶
融される金属片は金属スクラップの加熱により得られる
溶融金属の開口表面の大部分は、その表面を覆う液体ア
ルゴン、窒素(窒素ピックアップが問題にならない場合
に限る)、又は二酸化炭素をインジェクションすること
によって、酸素、水素、及び/又は窒素ピックアップか
ら保護され得る。この方法は、大気中の酸素による汚染
、及び水素を発生する蒸気による汚染、又は液体窒素を
使用しない場合は窒素による汚染を防止することを可能
にする。
更に、溶融工程の前に溶融金属の液浴上で予備加熱する
段階において、この方法によりスクラップ金属片又は新
しい金属のストックを保護することが可能になる。その
金属の上の雰囲気は、金属、合金された金属、合金、又
は純金属の性質にょうて選択され、また、溶融処理及び
ホールディング処理の間中、即ちチャージの加熱が開始
されてから金属が出湯されるまで、その雰囲気はチャー
ジの成分の上及び周囲において維持されなければならな
い。
ガス状のアルゴン、窒素又は二酸化炭素による溶融金属
表面の遮蔽においては、インジェクション速度が乱流を
生じさせ、これにより不活性雰囲気を希釈する大気中の
空気が侵入するガス−Eのアルゴン、窒素又は二酸化炭
素による溶融金属表面の遮蔽に対し、液化ガスによる金
属の保護は、この液化ガスが炉の底又は溶融金属の表面
に達することを可能にする。これらの液化ガスは最初に
冷たくて重いガス(室温の大気よりも重い)として気化
し、次々に加熱され、膨張して炉内の雰囲気中の全ての
空気を追出す。
しかし、水素、窒素及び/又は酸素ピックアップに対す
るこの保護には、ある限界が存在する。
金属片が部分的に水で覆われている場合は、この水は溶
融浴に接触し得、洛中で金属酸化物と共に水素気泡を発
生し得る。バーナーが溶融金属の加熱に使用されるなら
ば、水素はバーナーの炎によっても生成され得る。酸素
は、洛中に導入される著しく酸化された金属スクラップ
から生成され得、また窒素はアーク炉の電極部分で生成
され得る。
液体アルゴン、窒素又は二酸化炭素のスノーが溶融浴の
表面に注がれる限り、浴表面の上の空気が除去され、そ
れゆえに酸素及び蒸気(水)が除去される。
しかし、この方法の最初において、容器中の残りの酸素
の極めて低いレベル(通常1%未満)は、炉内の溶融金
属のレベルが炉の高さの約2/3に達するとすぐに維持
されることができなくなる。
この高さにおいて、酸素濃度は急激に増加して約3〜5
%(体積濃度)に達し、なお良好な保護として考えられ
ているにも拘らず、完全に満足するものではない。
1987年7月24日に米国に出願した、出願番号07
7.168に開示されている方法において、液体窒素又
は液体アルゴンが溶融金属の製造中に炉内に注がれる場
合は、2相のアルゴン又は窒素のレベルを可能な限り低
くする必要がある。
発明者等は、実験中に、液体ガスを排出するために用い
られるランス中の窒素ガス又はアルゴンガスの存在は、
ランスの中に乱流を生じさせ、それゆえに溶融金属でス
プラッシュが発生し、炉の側に居る人間にとって極めて
危険であるということを発見した。それはまた脈流によ
って不活性雰囲気を破壊し、炉内又は金属表面において
液体を維持することができず、ガスの速度による空気の
侵入を招く。
(課題を解決するための手段) この問題を解決するために、多数の試みがなされた。i
初に提案された解決策は、金属が炉の高さの約2/3ま
で遠するとずぐに金属の炉への供給を停止し、溶融金属
の出湯まで溶融浴の上への液化ガスの吹込みを維持する
ことであった。この解決策は効率が低く、 不十分であ
ることが明白である。
この発明の発明者が意図した他の解決策は、溶融金属表
面の上に存在する酸素を追出し、少なくても希釈するた
めに、溶融金属表面の上に注がれる液化ガスの流量を増
加させることからなっている。しかし、この提案はこの
問題の一部を解決するに過ぎない、かなりの量の液化ガ
スが、金属が溶融し過熱する間、不活性雰囲気を維持す
るために溶融金属の表面に残ることを要求される。液化
ガスの質量が臨界値を超えるとすぐに(この量は、炉の
サイズ、パワー、及び炉の溶融金属メニスカスによって
変化する。)、危険な状況になる。この臨界的な液化ガ
スの質量は実験的に決定される。
それは爆発が生じ始める質量よりも小さい値でなければ
ならない。
特に電気炉において、溶融金属には、溶融金属が集束メ
ニスカスを形成するところに対流移動が存在し、液化ガ
スが炉壁に達するとすぐに、それは溶融金属に侵入する
傾向にあり、次いで金属表面で多数の小爆発を生じ、溶
融金属を炉壁に突出させ、炉の傍らで作業するオペレー
タにとって危険である。
勿論、炉にはカバーが設けられているが、それは扱いに
くく、また彼等が溶融してしまうまでの全ての工程を観
察することが一層好ましいので、用いられていない。
この状況を分析した後、発明者等は、カバーがない炉は
“ホットプレート”のみならず、”開口蒸発器”として
考慮されなければならない という結論に達した。それ
ゆえに、液化ガスは、溶融金属の表面によって発生ずる
熱(“ポットプレート”)のためばかりでなく、炉壁及
び溶融浴の上にまだ存在する金属片による熱放射のため
に蒸発する。そして、彼等は更に、溶融金属レベルが上
昇するに従い、炉壁からの熱放射の見地から、炉の全蒸
発容態が減少するが、それは液体金属浴温度の増加によ
ってそれ以上に補償されるという結論に達した。それゆ
え、より多くの蒸発が起こる。
浴の上の炉高の減少と結びつけられたこの蒸発速度の増
加は、ガス状態で不活性ガスを使用するのと類似の状態
をつくり出し、より冷たい大気に“当たる(hitti
n(+ )”上昇する熱いガスの速度のために、大気中
の空気の進入が発生する。液化されたガス流における臨
界質量流量の歯かな増加は、なされ得るが、実験はこれ
が浴上の酸素濃度の偽かな上昇を防止しないことを示し
ている。
この発明においては、炉の上端に実質的に少なくとも炉
の開口部の断面と同じ断面を有するシース又はスカート
を提供し、このシースは実質的に炉の開口部の周囲をシ
ールした状態で位置され、実質的にその連続的な壁を形
成する。
このシースの高さは、実質的に炉の深さの約173以上
である。液化されたガスの流量はおよそ以下に説明する
範囲内に維持されるから、−数的に、この方法を実施す
る間中、溶融金属の上の雰囲気中の酸素が3体積%か、
場合によってはそれより低い濃度となるような炉の高さ
が要求される。
しかし、こ、のシースの最少の高さは、好ましくは円筒
の場合には、以下のようにして決定されることができる
。金属片を炉内に装入し、及び上で規定したような液化
ガスを金属の上に連続的に注ぐ間に溶融させ、時には金
属片を装入する前でさえも、以下に示す流量で注ぐ、酸
素濃度は、溶融金属表面の上に位置された酸素プローブ
によって溶融工程の間中間欠的に測定され、−数的に約
3体積%よつ低く維持される。3%に達するとすぐに(
又は2.9%又は3.1%等、認められる上限に依存す
る)、溶融金属表面から炉の上端までの残りの高さHを
測定する。この高さは、この工程の間中溶融金属の上の
酸素濃度の要求される値を3体積%のような望ましい限
界値より低く維持するためのシースの最小の高さである
シースの材質は、−数的に鋼のような金属である。しか
し、高周波炉の場合には、セラミックス、アスベスト、
又はこれらに類するものから材質を選択することが重要
である。
この技術分野に精通した者は、シースを可能な限り低温
に維持するために、材質、その厚み、熱伝導率等を選択
する。
炉又は取鍋は一般的に円形の断面を有しているので、シ
ースは円筒であり、上述した適当な高さを有し、炉スは
取鍋の開口部よりも僅かに大きい直径を有していること
が好ましい、シースの重量は、−数的に、炉の上縁及び
シースの界面での空気の進入を避けるための望ましいシ
ールを与えるものであれば十分である。ある場合におい
ては、シースの基端の全周囲に密封用クツションを加え
ることにより前述のシールを改良することが重要となる
。このクツションはアスベスト、セラミックス、又はこ
れらに類するもののような、この技術分野に精通した者
に良く知られた適当な材料でつくられる。
溶融金属の上に放射される液化ガスの流量に関しては、
炉内で溶融される金属の種類に依存するということが見
出されている。
密度が約0.270〜0.2901b/in3 (9゜
75〜10.47g/113)の重金属の場合には、溶
湯の上の酸素量を適当なレベルに維持するために、液体
ガスの消費量は約炉内の金属1立方インチ当り0.02
5〜0.050ポンド(0,90〜1 、80 kg/
cm3)の範囲内にすることができる。
密度が約0.1001b/in3 (3.61g/in
3)の軽金属の場合には、溶湯の上の酸素量を適当なレ
ベルに維持するために、液体ガスの消*iは約炉内の金
属1立方インチ当り0.030〜0゜060ポンド(1
,08〜2 、16 kg/cm13)の範囲内にする
ことができる。
この発明の−の実施態様において、液体不活性ガスの流
量は、この方法の間中、路間−の値に維持され、この流
量は(0,025〜0.1001b)xV(ただし■は
炉の内容積(立方インチ)を示す)の範囲である。好ま
しくは、流量は(0,025〜0.0601b)xVの
範囲内に維持される。
この代りに、流量は炉内の露出した金属の表面積に関し
て測定されることもできる。この場合には、流量は、好
ましくは、1分間当り、炉内で露出した金属の表面積の
1平方インチ当り0.01〜0゜05ポンド(0,14
2〜0.711kO/分・Cl02)に維持される。
溶融金属の浴におけるスプラッシュを防止するためのラ
ンスを提供すること、及び/又は、前述の溶融金属が製
造されている間に液体窒素又はアルゴンが注がれている
場合、不活性雰囲気に保持されることを確実にするため
に連続的な流れを維持することもまたこの発明の目的で
ある。
この発明の他の目的は、自己ガス抜き、即ち液体ガスが
注がれるランス先端に殆どガスが到達しないことを提供
することである。
この発明の更に他の目的は、溶融金属又は合金の浴の上
に液体窒素又はアルゴンを放射するためのランスであっ
て、そこから溶融金属又は合金の表面上に液化ガスのみ
を放射するための自己ガス抜き手段を備えているランス
を提供することである。このランスは、炉によって、又
は容器内に貯留されている金属によって、又はこの方法
の異なる工程の間にその中に貯留されている金属によっ
て熱放射を受けるランス内の流体の二相状態によって生
じる変動現象を防止するように設計される。
この発明に係るランスは、液化ガス容器から流出する液
体の体積を単に圧力ゲージにより制御することを可能に
する液体の静流を与えることができる。供給ラインのこ
の点において、まさにタンクの出口で液化ガスの状態は
単相(液体)であり、それ自体測定されることができる
。与えられた装置は、与えられた液体ガスに対し一度で
キャリプレートされ得る。流量はその液体の圧力の関数
だからである。
この発明においては、溶融金属又は合金を製造する間中
、溶融金属又は合金の浴の上に液体窒素又はアルゴンを
放射するための自己ガス抜きランスを提供し、このラン
スは、第1の円筒体と、この第1の円筒体に対し同軸で
、第1の円筒体の少なくとも一部を囲う第2の円筒体と
を具備し、前記第1の円筒体は、第1の端部と、前記液
体アルゴン又は窒素を収容する貯蔵容器に連結されるた
めに適用される手段と、前記液体窒素又はアルゴンを放
射するために適用される第2の開口端部とを有し、また
前記第1の円筒体は、使用において略水平に位置されて
適用されると共に、前記第1の端部側に設けられた第1
の部分と、使用において傾斜されて適用されると共に、
前記第2の開口端部側に設けられた第2の部分とを有し
、更に第1の円筒体は、前記第1の導管中の液体の流れ
の上流に位置する前記第1の端部と、前記第1の円筒体
中の液体の流れの下流に位置する第2の端部とを有し、
前記第2の円筒体は、各端部に夫々、前記第1及び第2
の円筒体の間の中空を規定する第1及び第2のフランジ
を有し、前記第1の円筒体は、第1のフランジに近接す
る前記中空チャンバの壁に形成されると共に、使用にお
ける前記第1の円筒体の実質的に上方部分に形成された
第1の穴を有する一方、前記第2の円筒体は、第2のフ
ランジに近接してこの円筒体に形成されると共に、第1
の円筒体中の液体窒素又はアルゴンの流れを実質的に乱
さない雰囲気において窒素又はアルゴンガスを放射する
ために適用される直径を有する第2の穴を有する。
好ましくは、この発明に係るランスは、第1の端部及び
第2の端部を有する第1の円筒体と、前記第1の円筒体
の前記第1の端部に連結され、前記液体アルゴン又は窒
素を収容する貯蔵容器に結合されるために適用されるコ
ネクタ手段と、前記第1の円筒体め前記第2の端部に連
結され、前記液体アルゴン又は窒素を放射するためのデ
ィフューザ手段と、第1及び第2の端部な有すると共に
、前記第1の、円筒体の少なくとも一部分を同軸的に囲
う第2の円筒体と、前記第2の円筒体の各端部に夫々−
すると共に、前記第1及び第2の円筒体の間の中空を規
定する第1及び第2のフランジとを具備し、前記第1の
円筒体は第1の穴を有し、また前記第2の円筒体は前記
第1の端部フランジに近接した第2の穴を有し、これら
の穴は、実質的に液体窒素又はアルゴンの流れを乱すこ
となく窒素又はアルゴンガスを排出するために適用され
る。
この発明の好ましい態様においては、第1の円筒体にお
ける穴の径は、第2の円筒体に形成された穴の径よりも
小さい、これらの穴の面積比は最大的0.5であり、好
ましくは約0.25である。
第2の円筒体における大きな穴は、好ましくは第1の端
部フランジの近傍、及び前記第1の円筒体の第1の端部
の近傍に位置している一方、より小さい穴は、好ましく
は前記中空チャンバ中の反対側に位置しており、両方の
穴は、前記ランスが注出操作の間に向いていなければな
らない方向に合わされた際、前記第1及び第2の円筒体
の土壁に位置している。
[実施例] 第1図は、円筒状(内径がDI)の誘導炉1を示す概略
図である。炉1(底壁13を有する)の垂直壁2には、
螺旋状に巻回され、金属浴4を誘導電流によって加熱す
る導電体3が埋め込まれており、金属スクラップ12く
又は新しい素材〉はまだ溶融されていない、炉の側壁2
の上縁6は、適当な金属等でつくられた円筒状のシース
7を支えている。このシースの内径D2は炉1の内径D
1よりも僅かに大きい。
L字型のランス8は、はぼ円筒状のシース7の鉛直軸に
沿って配された垂直部31、並びにバルブ9及びフレキ
シブルホース35を介して液体アルゴン又は液体窒素貯
蔵容器10に結合された水平部33とを備えており、こ
れら垂直部及び水平部は肘状部30で結合されている。
ランス8は、アルゴン又は窒素のような不活性液11を
溶融浴の表面14に投入するために用いられる6円筒状
のシース7は高さがHであり、このHは、炉の深さ、即
ち縁6から底u13までの約1/3である。
本願発明者等は、溶融金属4の表面14が炉の全深さの
2/3を超えた場合、表面14への不活性液11の流量
がどんな値でも、溶M浴の上の大気5中の酸素濃度が著
しく増加することを見出した。彼等は、また、炉の上縁
6上の円筒状シース7(このシースはランス8の先端を
囲む)を設けることによって、溶融金属が炉の深さの2
/3に達する前の範囲内に酸素濃度が維持され得ること
をも見出した。このシースは炉の2/3が満たされると
同時に設置されなければならず、好ましくは液体のイン
ジェクションが開始されて直ぐに設置される。不活性液
体の流量が炉内の金属の導入量と共に増加する場合(こ
の:aiは、1分間当り、炉内の露出した金属表面1平
方インチ当り0.01から0.05ポンド(0,14〜
0.71kQ/分・crm2 )であり、概略の全液体
消費量は、炉内の金属の1立方インチ当り0.025ポ
ンドから0.100ポンド(0,90〜3.61kQ/
cm3)の間、好ましくは0.025ポンドから0.0
60ポンド(0,90〜2.17kg/cm3)の間で
ある。)、必要に応じて、炉内の溶融金属レベルが増加
した際に液体の流量を増加させるよく知られた調節装[
15と共に、バルブ9を用意することができる。しかし
、圧力計と共に手動バルブ(図示せず)を備え、上で規
定した範囲内で流量を増加し、あるいは金属で満たされ
たfに対応する値にその流量を維持して不活性液体の流
量を制御することも容易である。
金属チャージの加熱開始から溶融金属又は合金の出湯ま
での液化ガスの全体の消費量は、溶融時間及び大気中に
露出している溶融金属の表面積のような因子に依存する
。好都合には、炉内に放射される前述の液化ガスの流量
は、炉内の金属1立方インチ当り約0.025ポンドか
ら0.100ポンド(0,90〜3 、61 kg/c
m3 )の間、好ましくは0.025ポンドから0゜0
60ポンド(0,90〜2 、17 kg/C113>
の間である。あるいはまた、流量は炉内の雰囲気に曝さ
れている溶融金属の表面積に基いて測定され得る。好都
合には、炉内に放射される液化ガスの流量は、1分間当
り、炉内の雰囲気に曝されている溶融金属1平方インチ
当り約0.01ポンドから0.05ポンド(0,14〜
0.71kg/分・cn2)の間である。
第2図は、溶融金属を製造する間に溶融金属表面上に不
活性液体を放射するために使用されるランスの第1の態
様の例を示すものである。ランス8は、第1の円筒体2
2と、円筒体22と同軸に形成され、円筒体22のラン
ス8の長手部分33に対応する部分の略全部を囲む第2
の円筒体20とを備えている。第1の円筒体22は封部
30のそばの下流端まで延長しており、引き続いて、略
炉1の鉛直軸に沿って延長するランスの鉛直部31に沿
って延長している(第1図)、第1の円筒体22の第1
の端部28は、バルブ9及びフレキシブルホース35を
介して容器10に連結される。
第2の円筒体は、二つの端部フランジを具備しており、
第1のフランジ27は上流のバルブ9の近傍に位置して
おり、第2のフランジ29は下流の材部30近傍に位置
している。これら2つの円筒体20.22は、端部フラ
ンジ27.29と共に、中空チャンバ21を規定してお
り、このチャンバ21は、端部フランジ2つに近接した
位置の第1の円筒体22上端に設けられた第1の穴24
と、端部フランジ27に近接した位置の第2の円筒体2
0上端に設けられた第2の穴23とを有している。複数
のタブ36は、2つの円筒体を結合し、これらの同軸性
を保持している。ディフューザ34は、ランスの鉛直部
31の下端に接続されている。
不活性液体が第1の円筒体22の内側を流れる際に(第
2図において水平に)、不活性液体26から蒸発した不
活性ガスが孔24を通って排出され、排出ガスは第1の
円筒体22と第2の円筒体20との間の環状空間21内
を液体とは逆の方向に流れる。この不活性ガスは冷たく
、第2の円筒体20の周囲を流れた後に穴23から排出
され、そして第1の円筒体22を低温に維持する。更に
、この低温ガスは、ランス8のシース(第2の円筒体)
20を冷却し、ランスが第1図のように使用されている
場合に、ランスを溶融金属の浴によって発生する熱に耐
えさせる。このランスはそれゆえ、溶融浴に落下して水
の熱分解による水素を発生する危険を伴う水の凝縮を防
止する。
ディフュザーの下端と溶融金属表面との間の距離はでき
る限り小さく維持される。即ち、炉内の金属は2/3を
超える。この距離は、炉の玉縁と溶融金属の面との間の
距離よりは小さいが、好ましくは約1から4インチの間
に維持される。
第3図はこの発明に係るランスの好ましい態様を示すも
のである。このランスは第1の円筒体101を備えてお
り、この円筒体101は、略水平の第1の部分102、
曲部103、及び例えば40μm径の複数の穴を有する
ディフュザー105に螺合された略垂直の第2の部分を
有している。この第1の円筒体は第2の円筒体112に
よって囲まれており、この円筒体112は、略水平の第
1の部分106、曲部107、及び略垂直の第2の部分
108を有しており、全ての部分は第1の円筒体101
の対応する部分を同軸的に囲んでいる4両端において、
第2の円筒体は、第2の円筒体の内壁と第1の円筒体の
外壁との間の中空環状チャンバ113を規定する端部フ
ランジ109 、110を有している。スペーサー手段
116は、第1の円筒体と第2の円筒体との間に、これ
らの同軸性を維持するために配設されており、フランジ
109 、110もこの同軸性を維持している。第1の
円筒体は、第1の部分102と曲部103との間に位置
する部分102の端部に内側排気孔114を有している
。第2の円筒体は、端部フランジ109近傍に位置する
外側排気孔115を有している。内側排気孔と外側排気
孔との間の面積比は約0.5である。端部フランジ11
0は、第1の円筒体の第2の部分104に雌型コネクタ
118及び圧縮ナツト117によって結合されたステン
レス鋼製のディフュザ105に可能な限り近接している
。第1の円筒体104の直径の5乃至10倍の直径を有
するドリップワッシャー1101がディフューザ105
と雌型コネクタ118との間に設置され、金属浴からの
放射熱がランスを氷点よりも上の温度に保持するのに十
分でない場合に、ランス上の凝縮によって生成された水
を蒸発させる0円形のドリップワッシャー1101は、
必要ならば、多量の水が生成されてこのような水が溶融
金属の浴に落下する危険性がある場合に、その周囲に沿
ってリムを備えていてもよい。
ランスを用いて溶融金属浴を不活性にする方法を第4図
を参照して説明する。ランスは好ましくは略水平に設置
され、ディフュザ123は溶融金属の満杯レベルよりも
数インチ上に設けられている。
圧力逃し弁128は液体アルゴンシリンダ126の流量
制御弁123の後方の出口に連結され、クライオホース
129の一方の端に連結されている。ホース129の他
方の端には、先端にディフュザ123を有するランス1
31が連結されている。酸素プローブ134は、酸素分
析装置133を用いて酸素レベルを制御する。ゲージ1
27はクライオホース129に設けられており、このホ
ース内のアルゴン又は窒素の圧力を指示する。
液体アルゴンの圧力流制御、即ち液体窒素の流量が極め
て安定である。このシステムはランス先端での液体の流
量を測定しないが、ランス通じるフレキプルホースの前
のシリンダーの液体出口の流量を測定する。ランスの窒
素及びアルゴン流量がキャリプレートされ得る。窒素と
アルゴンとでは流れが僅かに異なる。液体の流量は、シ
リンダ内の液体の圧力、シリンダ126及びフレキシブ
ルホース129の間のT結合、並びに制御弁123の開
度の関数である。
ランス管は、温度安定性を有しており、液体単相の流れ
を許可する。ゲージ127によって示された指示は極め
て安定であり、また、ゲージニードルは、2相の傾向に
ある測定装置外の液体のために生じる極めて短いスパン
のストロークで動かされることができる。ランス及びそ
の穴システムは、実際に相分離器であるディフューザの
ように、相分離を補助する。
操作中にゲージ圧が上昇し、変動する場合には、圧力の
設定は不要であり、その代りディフューザが金属浴上方
に引き上げられなければならない。
圧力の変動(上昇)は、ディフューザが加熱源に近過ぎ
、背圧を形成する気化器として作用することを意味する
からである。
ランスの操作中、気相は穴24(第2図)、及び穴11
4(第3図)から放出され、中空チャンバ21又は11
3は、迅速に、ランス操作の最初において常温で穴23
又は113がら空気を追出す低温ガスで満たされる。こ
れにより、内側スリーブ22又は102は、低温ガスに
より迅速に冷却され、よって内側スリーブ内に流れる液
相の気化が減少する。
これが、有効に溶融金属の浴を不活性にするための条件
である液体流において実質的に乱流が生じないようにす
ることを可能にする理由である。
実」1刑」− デは金属が溶融する際に間欠的にチャージされる。鉄合
金のためのチャージは、通常、リターン(堰、押し湯)
、鋳物屑、非鉄スクラップ、フェロアロイ、未使用金属
等でつくられる。溶融金属が非鉄の場合には、チャージ
はリターン(堰、押し湯)、鋳物屑、非鉄スクラップ、
合金元素、分析値が知られている未使用インゴット等で
つくられる。“コールドチャージ”は勿論かさばってお
り、−度に全体が炉内に導かれることはできない。
このため、炉は、入れることができてその中を満たすこ
とができるものであれば何でも装入され、チャージが“
溶融”する際に種々のインターバルで再チャージされる
。この操作は、炉が溶融金属で満たされるまで行われる
4通常、合金元素は最後に添加される。金属は、手、電
磁石装置、バケツ、コンベアー、又はこれらと等価なも
のによって装入される。
液化ガスは、チャージが熱を得てその結果液体ガスが気
化するために十分な熱が存在する際、すなわちチャージ
が開始されてから数分後に装入される。実用的な目的で
はなく炉の底に液体窒素又はアルゴンが堆積する場合に
、液体窒素又はアルゴンが導入される必要はない、更に
、炉底の冷たい液化ガスの堆積はライニングに悪影響を
及ぼす。
円形の開口端の径が18インチで深さが24インチの誘
導炉の上縁上に、高さ8インチ、直径24インチのスカ
ート又は円筒シースを設置した。
ゲージ圧3 PsLg(0、175kg/cm1” )
で2゜51b/分(1,13k(1/分)の流量の液化
アルゴンを、チャージが熱くなり始めて直ぐに、炉が満
たされるまで注ぎ、ディフューザはチャージから約3イ
ンチ離れて位置させた。炉の深さの半分に達するまでは
、溶融金属の上の酸素濃度は1%未満であり、2/3で
1.5%であり、炉が満杯の場合では3゜0%であった
のかぬの   2 実施例1と同じ条件で、スカートを用いない以外は実施
例1と同じ金属浴で、実施例1と同様の測定を行った。
炉が1/3満たされた際に、酸素濃度は約1.0%、約
半分で1.5%、2/3の深さで3.0%、また炉が満
杯の際に6.0%に達した。
火立皿ユ 直径11インチ(28ci) ノ、17fc::、30
0ポンド(136kg)の303ステンレス鋼合金を炉
内金属高さ11インチ(28cn)まで装入する。チャ
ージが熱せら五始めてから液体アルゴンを炉内のチャー
ジ上に放射し始め、溶融チャージが出湯されるまで行う
72分間の加熱の間、93.6ポンド(42゜46kg
)の液体アルゴンが1分間当り1.3ポンド(0,59
に!I+)の流量で消費される。炉内に放射される液化
ガスの流量は、炉内の金属の体積に基くと、0.090
1b/in3 (3.25kg/cm13)であり、炉
内の金属の露出表面の表面積に基くと0.0141b/
分・1n2(0、20kG/分・craMである。
この液化ガスの流量において、溶融金属上の酸素濃度は
2%である。
幻L」 直径が16インチ(40,64CID)の炉に、130
0ポンド(590kg)の85%Cu、5%Sn、5%
pb、及び5%Znを含む合金を20インチ(50,8
cm)の深さまで装入する。チャージが熱せられ始めて
から液体窒素を炉内のチャージ上に放射し始め、溶融チ
ャージが出湯されるまで行う。
110分間の加熱の間、200ポンド(90゜72kg
)の液体窒素が1分間当り1.82ポンド(0,79k
g)の流量で消費される。炉内に放射される液化ガスの
流量は、炉内の金属の体積に基くと、0.0501b/
in3 (1,81kg/cII13)であり、炉内の
金属の露出表面の表面積に基くと0.0091b/分−
1n2(0,13ko/分・c+n”)である。
この液化ガスの流量において、溶融金属上の酸素濃度は
3.5乃至6.0%である。
曳立五二 直径5インチ(12,7cm)の炉に70ポンド(31
,8kO)の合金8620 (AIIoy8620)鋼
を12.5インチ(31,75cm)の深さまで装入す
る。チャージが熱せられ始めてがら液体アルゴンを炉内
のチャージ上に放射し始め、溶融チャージが出湯される
まで行う。
17分間の加熱の間、14.11ポンド(6゜40kf
J)の液体アルゴンが1分間当り0.83ポンド(0,
38kQ)の流量で消費される。炉内に放射される液化
ガスの流量は、炉内の金属の体積に基くと、0.058
1b/ins (2,09ka/cm3)であり、炉内
の金属の露出表面の表面積に基<、!=0.0421b
/分−1n2 (0,60kG/分・C11)である。
この液化ガスの流量において、溶融金属」−の酸素濃度
は0.8乃至1.8%である。
火工M玉 直径8インチ(20,3cn+)の炉に250ポンド(
113.4kO)の合金8620 (AIIoy862
0)ステンレス鋼を17.5インチ(44,45cn)
の深さまで装入する。チャージが熱せられ始めてから液
体アルゴンを炉内のチャージ上に放射し始め、溶融チャ
ージが出湯されるまで行う。
44分間の加熱の間、44ポンド(19.96kg)の
液体アルゴンが1分間当り1.0ポンド(0,45kg
)の流量で消費される。炉内に放射される液化ガスの流
量は、炉内の金属の体積に基くと、0.050Ib/i
n3 (1,81kg/cm3)であり、炉内の金属の
露出表面の表面積に基くと0.0201b/分−1n2
(0,28kg/分・cm”)である。
この液化ガスの流量において、溶融金属上の酸素濃度は
1.8%以下である。
え立透ユ 直径16インチ(40,6(1)の炉に750ポンド(
340,2klll)ノ合金ステライト6を30インチ
(76,29cra)の深さまで装入する。チャージが
熱せられ始めてから液化アルゴンを炉内のチャージ上に
放射し始め、溶融チャージが出湯されるまで行う。
200分間の加熱の間、500ポンド(226゜stt
g)の液体アルゴンが1分間当り2.5ポンド(1,1
3kg)の流量で消費される。炉内に放射される液化ガ
スの流量は、炉内の金属の体積に基くと、0.0831
b/in3 (3.00kg/cm13)であり、炉内
の金属の露出表面の表面積に基くと0.0121b/分
−1n2(0,17kg/分−cIl”)である。
この液化ガスの流量において、溶融金属上の酸素濃度は
1.7%以下である。
上述したランス及び関連する方法を用いることにより、
酸素及び窒素のピックアップが減少するばかりでなく(
窒素の場合には、窒素以外の不活性ガスを用いる。)、
大気からの水素ピックアップも減少した。
この発明によれば、液体不活性ガスを連続的に溶湯の表
面に注ぐあるいは放射する、つまり、合金元素をその溶
湯に加える間に液体不活性ガスを溶湯の表面に注ぐある
いは放射するので、水素ピックアップが著しく減少し、
鋳造のための金属サンプルを脱ガス工程を行うことなく
準備できる。
これは特にアルミニウム、銅、及びそれらの合金におい
て確実に示された。
更に、アルミニウム合金において、液体アルゴン又は窒
素は、溶融の際供給物か非金属介在物(クリーナーメタ
ル)を還元する間、塩化物及びフッ化物を有利に置換し
、引張り強度及び弾性を増加させ、流動性を改善し、そ
してメタルロスなしに金属温度を上昇させ(約300°
F)、及び溶湯をメタルロスが減少する温度に長い時間
保持させた。銅及び銅合金において、スラグ及び不良品
が少なく、より良好な表面特性を有すると共に、流動性
が増加することが認められた。@−ベリリウム合金にお
いて、ベリリウム回収率は40%から91%まで増加し
た。この発明によって鋳造前に保護された亜鉛合金は、
ニッケル及びコバルト合金が増加された流動性を示すの
に対し、より均一な亜鉛の分散を示し、スラグ生成及び
クリーナーメタルが全くないか又は少ない状態で水素ピ
ックアップを減少させた。
鋼は、減少されたスラグ生成を示し、流動性を増加させ
、水素ピックアップを減少させ、そして伸び及び降伏強
さを増加させた。
全ての場合において、増加された流動性は、鋳込みに関
連した問題点が生じない場合に金属の出湯温度を低下す
ること(150°Fまで)ばかりでなく、鋳損じ又は他
の鋳込み温度に関連する問題を減少させる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る誘導炉に用いる装置を一部断面
で表した模式図、第2図はこの発明に係るランスの断面
図、第3図はこの発明に係る好ましい態様の断面図、第
4図はランスを使用する試験装置の模式図である。 1;炉、7:シース、20,22,101,112:円
筒体、34,115.ディフューザ、23.24,11
4,115;穴。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炉内で溶融金属又は金属合金の浴を、この溶融金
    属又は合金への水素ピックアップを実質的に防止して製
    造するための方法であって、前記金属のうち少なくとも
    1を有し、チャージを形成する片状物質を前記炉内に装
    入する工程と、前記チャージを加熱する工程と、窒素、
    アルゴン及び二酸化炭素からなる群から選択される液化
    ガスを前記チャージの上に放射する工程とを具備し、前
    記放射工程は、前記チャージの加熱が開始される際に開
    始され、前記溶融金属又は合金が出湯されるまで行われ
    、炉中に放射される前記液化ガスの流量は炉内の金属1
    立方インチ当り、0.025乃至0.100ポンド(0
    .90〜3.61kg/cm^3)であり、前記浴はこ
    の方法の間中実質的に水素が存在しないことを特徴とす
    る溶融金属又は合金の浴を製造するための方法。
  2. (2)前記溶融金属又は合金は、収束メニスカスを形成
    する表面を有し、メニスカスの略最も高い領域上に放射
    される液化ガスの流量は、液体ガスの残りの放射が蒸発
    して炉の空間から大気中の空気及び水分をパージする間
    、液体金属の表面上に前記液化ガスの一団を残させるた
    めに十分であることを特徴とする請求項1に記載の方法
  3. (3)炉の中に放射される前記液化ガスの流量は、炉内
    の金属1立方インチ当り、約0.025乃至0.060
    ポンド(0.90〜2.17kg/cm^3)であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. (4)上部開口部を有する炉内で溶融金属又は金属合金
    の浴を、この溶融金属又は合金への酸素ピックアップを
    実質的に防止して製造するための方法であって、前記金
    属のうち少なくとも1を有し、チャージを形成する片状
    物質を前記炉内に装入する工程と、前記チャージを加熱
    する工程と、前記チャージの加熱が開始される際に開始
    され、前記溶融金属又は合金が出湯されるまで行われる
    と共に、窒素、アルゴン及び二酸化炭素からなる群から
    選択される液化ガスを炉内の金属1立方インチ当り、0
    .025乃至0.100ポンド(0.90〜3.61k
    g/cm^3)の流量で前記チャージの上に放射する工
    程と、適宜の金属のシースを前記炉の開口部を囲うため
    にその上部開口部の上に設置する工程とを具備し、前記
    シースの下端は前記炉の前記開口部の上縁と略シールさ
    れた関係にあり、前記シースは、炉内の溶融金属が炉の
    深さの2/3の位置に達すると直ぐに前記開口部の周囲
    に設置され、前記シースの高さは少なくとも前記炉の深
    さの1/3と同等であることを特徴とする溶融金属又は
    合金の浴を製造するための方法。
  5. (5)炉の中に放射される前記液化ガスの流量は、炉内
    の金属1立方インチ当り、約0.025乃至0.060
    ポンド(0.90〜2.17kg/cm^3)であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. (6)前記溶融金属は約0.270乃至0.2901b
    /in^3(9.75〜10.47g/mm^3)の密
    度を有しており、不活性ガスの流量は、炉内の金属1立
    方インチ当り0.025乃至0.050ポンド(0.9
    0〜1.81kg/cm^3)であることを特徴とする
    請求項4に記載の方法。
  7. (7)前記流量は、炉の全内容積に対応する最も高い範
    囲内の値において、この方法の間中一定に維持されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. (8)前記溶融金属は、約0.100lb/in^3(
    3.61g/mm^3)の密度を有しており、不活性ガ
    スの流量は、炉内の金属1立方インチ当り0.030乃
    至0.060ポンド(1.08〜2.16kg/cm^
    3)であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  9. (9)前記流量は、炉の全内容積に対応する最も高い範
    囲内の値において、この方法の間中一定に維持されるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. (10)炉内で溶融金属又は金属合金の浴を、この溶融
    金属又は合金への水素ピックアップを実質的に防止して
    製造するための方法であって、前記金属のうち少なくと
    も1を有し、チャージを形成する片状物質を前記炉内に
    装入する工程と、前記チャージを加熱する工程と、窒素
    、アルゴン及び二酸化炭素からなる群から選択される液
    化ガスを前記チャージの上に放射する工程とを具備し、
    前記放射工程は、前記チャージの加熱が開始される際に
    開始され、前記溶融金属又は合金が出湯されるまで行わ
    れ、炉中に放射される前記液化ガスの流量は、1分間当
    り、炉内において露出した金属表面領域の1平方インチ
    当り、0.01乃至0.05ポンド(0.14〜0.7
    1kg/分・cm^2)であり、前記浴はこの方法の間
    中実質的に水素が存在しないことを特徴とする溶融金属
    又は合金の浴を製造するための方法。
  11. (11)前記溶融金属又は合金は、収束メニスカスを形
    成する表面を有し、メニスカスの略最も高い領域上に放
    射される液化ガスの流量は、液体ガスの残りの放射が蒸
    発して炉の空間から大気中の空気及び水分をパージする
    間、液体金属の表面上に前記液化ガスの一団を残させる
    ために十分であることを特徴とする請求項10に記載の
    方法。
  12. (12)上部開口部を有する炉内で溶融金属又は金属合
    金の浴を、この溶融金属又は合金への酸素ピックアップ
    を実質的に防止して製造するための方法であって、前記
    金属のうち少なくとも1を有し、チャージを形成する片
    状物質を前記炉内に装入する工程と、前記チャージを加
    熱する工程と、前記チャージの加熱が開始される際に開
    始され、前記溶融金属又は合金が出湯されるまで行われ
    ると共に、窒素、アルゴン及び二酸化炭素からなる群か
    ら選択される液化ガスを、1分間当り、炉内において露
    出した金属表面領域の1平方インチ当り、0.01乃至
    0.05ポンド(0.14〜0.71kg/分・cm^
    2)の流量で前記チャージの上に放射する工程と、適宜
    の金属のシースを前記炉の開口部を囲うためにその上部
    開口部の上に設置する工程とを具備し、前記シースの下
    端は前記炉の前記開口部の上縁と略シールされた関係に
    あり、前記シースは、炉内の溶融金属が炉の深さの2/
    3の位置に達すると直ぐに前記開口部の周囲に設置され
    、前記シースの高さは少なくとも前記炉の深さの1/3
    と同等であることを特徴とする溶融金属又は合金の浴を
    製造するための方法。
  13. (13)溶融金属を製造する間中、炉の上に液体窒素又
    はアルゴンを放射するためのランスであつて、第1及び
    第2の端部を有する第1の円筒体と、前記第1の円筒体
    の第1の端部に連結され、前記液体アルゴン又は窒素を
    収容する貯蔵容器に結合されるために適用されるコネク
    タ手段と、前記だだい1の円筒体の第2の端部に連結さ
    れ、前記液体アルゴン又は窒素を放射するためのディフ
    ューザ手段と、第1及び第2の端部を有すると共に、前
    記第1の円筒体の少なくとも一部分を囲う第2の円筒体
    と、前記第2の円筒体の各端部に夫々位置すると共に、
    前記第及び第2の円筒体の間の中空を規定する第1及び
    第2の端部フランジとを具備し、前記第1の円筒体は第
    1の穴を有し、また前記第2の円筒体は前記第1の端部
    フランジに近接した第2の穴を有し、これらの穴は、実
    質的に液体窒素又はアルゴンの流れを乱すことなく窒素
    又はアルゴンガスを排出するために適用されることを特
    徴とするランス。
  14. (14)第1の穴の径は、第2の穴の径よりも小さいこ
    とを特徴とする請求項13に記載のランス。
  15. (15)第1及び第2の穴の面積比は0.5より小さい
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載のランス。
  16. (16)第1及び第2の穴の面積比は約0.25である
    ことを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に
    記載のランス。
  17. (17)前記第2の穴は前記第1の円筒体の第1の端部
    の近傍に形成されていることを特徴とする請求項13乃
    至16のいずれか1項に記載のランス。
  18. (18)前記第1の円筒体は、前記コネクタ手段に連結
    される直線部と、前記ディフューザ手段に連結される曲
    部とを有していることを特徴とする請求項13乃至17
    のいずれか1項に記載のランス。
  19. (19)前記第2の円筒体は、前記第1の円筒体の直線
    部の略全部の長さに亘つて延長していることを特徴とす
    る請求項13乃至18のいずれか1項に記載のランス。
  20. (20)前記第2の円筒体は、前記第1の円筒体のほぼ
    全長に亘って延長していることを特徴とする請求項18
    又は19に記載のランス。
  21. (21)前記第2の円筒体は、前記第1の円筒体のほぼ
    第2の端部まで延長していることを特徴とする請求項1
    8乃至20のいずれか1項に記載のランス。
  22. (22)前記曲部は、前記第1及び第2の穴が前記第1
    及び第2の円筒体の壁の上向き領域に位置している間、
    下方を向いていることを特徴とする請求項18乃至21
    のいずれか1項に記載のランス。
  23. (23)前記ディフューザと前記第1の円筒体の第2の
    端部との間にワッシャーを有することを特徴とする請求
    項18乃至22のいずれか1項に記載のランス。
  24. (24)前記ワッシャーは、前記第1の円筒体の第2の
    端部における直径の5乃至10倍の径を有していること
    を特徴とする請求項23に記載のランス。 〈25)前記ワッシャーは、更にその周囲にリムを有し
    ていることを特徴とする請求項23又は24に記載のラ
    ンス。
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US07/103,028 US4848751A (en) 1987-07-24 1987-09-30 Lance for discharging liquid nitrogen or liquid argon into a furnace throughout the production of molten metal
US103.028 1987-09-30

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