JPH0120650Y2 - - Google Patents

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JPH0120650Y2
JPH0120650Y2 JP1982089779U JP8977982U JPH0120650Y2 JP H0120650 Y2 JPH0120650 Y2 JP H0120650Y2 JP 1982089779 U JP1982089779 U JP 1982089779U JP 8977982 U JP8977982 U JP 8977982U JP H0120650 Y2 JPH0120650 Y2 JP H0120650Y2
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voltage
rectangular wave
capacitor
output
capacitance
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被測定量に応じて容量が差動的に変
化する一対の可変コンデンサを用い、その差動容
量を電圧信号に変換する差動容量電圧変換回路に
関する。
一般にこの種の差動容量電圧変換回路は、差圧
等の被測定量に応じて一対の可変コンデンサの容
量を差動的に変化させ、容量の差に比例し、容量
の和に反比例する電圧信号に変換することによつ
て被測定量を検出する場合等に用いられている。
ところで従来の差動容量電圧変換回路では、発振
器出力がトランスを介して一対の可変コンデンサ
に印加されているため、トランスの巻線浮遊容量
の影響を受け、高感度で安定な動作ができなかつ
た。
また、このような従来の欠点を除去するために
特開昭57−33314号公報では、演算増幅器を非反
転形のバツフアアンプとして用い、その非反転入
力端子に第1矩形波電圧を第1のコンデンサを介
して加えると共に、第2の矩形波電圧を第2のコ
ンデンサを介して加えるようにしてトランスを用
いないようにしている。しかしながら第1、第2
のコンデンサが共にほぼ1000pFで変化分が1pFと
微少であると矩形波電圧の振幅が5Vp−pであれ
ば、バツフアアンプの出力は2.5mVp−pと大変
小さな値となり、演算増幅器の電圧雑音から考え
てS/Nが悪く、実用上問題があつた。
本考案は、非反転入力端子が基準点に接続さ
れ、帰還回路にコンデンサが接続された演算増幅
器を用い、反転入力端子に第1の矩形波電圧を第
1のコンデンサを介して加えるとともに、第2の
矩形波電圧を第2のコンデンサを介して加えて、
演算増幅器の出力に第1の可変コンデンサの容量
に関連した電圧と第2の可変コンデンサの容量に
関連した電圧を交互に発生させ、これら電圧をそ
れぞれサンプルホールド回路でホールドし、第
1、第2のサンプルホールドかいろのホールド値
の和が一定になるように第1、第2の矩形波電圧
の振幅を制御し、第1、第2のサンプルホールド
回路のホールド値の差を検出するようにしている
ので、簡単な構成で微少容量の変化をS/N良く
電圧に変換でき、高感度で動作の安定な差動容量
電圧変換回路を実現したものである。
第1図は本考案回路の一実施例を示す接続図で
ある。図において、C1,C2は被測定量に応じて
容量が差動的に変化する一対の可変コンデンサ、
OSCは周波数で発振する発振器、IV1,IV2
各々インバータで、IV1には発振器OSCの出力V1
が加えられ、IV2にはIV1の出力V1が加えられる。
よつてIV1,IV2の出力端には第2図に示すよう
に位相が互いに180゜ずれた矩形波電圧V1,V2
生ずる。なお矩形波電圧V1,V2の振幅Vaは電源
電圧で決まる。OPは演算増幅器で、その帰還回
路にコンデンサC3を有し、反転入力端子(−)
にはインバータIV1の出力V1が可変コンデンサC1
を介して加えられるとともに、IV2の出力V2が可
変コンデンサC2を介して加えられている。また
反転入力端子(−)にはシールドSが設けられて
いる。シールドSはOPの非反転入力端子(+)
と同様基準点に接続されている。SH1,SH2
各々サンプルホールド回路で、SH1は矩形波電圧
V1がオンのときのOPの出力V3aをホールドし、
SH2は矩形波電圧V2がオンのときのOPの出力
V3bをホールドする。EAは誤差増幅器で、SH1
ホールド値V4aとSH2のホールド値V4bの和(V4a
+V4b)と、基準電圧Vsとの偏差を増幅し、その
出力V5をインバータIV1,IV2に電源電圧Vaとし
て与えるものである。DAは演算器で、SH1のホ
ールド値V4aとSH2のホールド値V4bの差を演算
し、出力電圧V0を得るものである。
このように構成した本考案においては、互いに
位相が180゜ずれた矩形波電圧V1,V2を用い、V1
をC1に、V2をC2に与えているので、OPの出力V3
は第2図に示すように矩形波電圧V1,V2に同期
して第1の可変コンデンサC1の容量に関連した
電圧VaC1/C3と第2の可変コンデンサC2の容量
に関連した電圧VaC2/C3とを交互に繰り返す波
形となる。よつて矩形波電圧V1,V2に同期して
動作するサンプルホールド回路SH1でVaC1/C3
を、SH2でVaC2/C3をそれぞれホールドする。
そして、SH1のホールド値V4aとSH2のホールド
値V4bの和(V4a+V4b)と、基準電圧Vsとの偏差
が誤差増幅器EAで増幅され、その出力でインバ
ータIV1,IV2の電源電圧を制御しているので、
誤差増幅器EAのゲインを充分に大きく選ぶと次
式の関係が成立する。
Va=C3/C1+C2Vs したがつて、SH1のホールド値V4aとSH2のホ
ールド値V4bの差を演算器DAで演算すれば、そ
の出力V0は、 V0=C1−C2/C1+C2Vs となり、差動容量電圧変換が行われる。
したがつて本考案においては、コンデンサC1,
C2がともにほぼ1000pFで変化分が1pFと微少で
あつても、矩形波電圧の振幅が5Vp−pであれ
ば、コンデンサC3の容量を10pFとすることによ
り演算増幅器の出力には500mVp−pが得られ、
演算増幅器の電圧雑音の影響を受けることなく良
いS/Nで電圧に変換できる。また演算増幅器
OPの反転入力端子(−)に接続されるわずかな
部分をシールドSで覆うことにより、浮游容量の
影響を避けることができる。
なお上述では、互いに180゜位相のずれた2つの
矩形波電圧を発生する手段としてインバータ
IV1,IV2を用いる場合を例示したが、その他の
論理回路を用いて構成してもよい。
以上説明したように本考案においては、非反転
入力端子が基準点に接続され、帰還回路にコンデ
ンサが接続された演算増幅器を用い、反転入力端
子に第1の矩形波電圧を第1のコンデンサを介し
て加えるとともに、第2の矩形波電圧を第2のコ
ンデンサを介して加えて、演算増幅器の出力に第
1の可変コンデンサの容量に関連した電圧と第2
の可変コンデンサの容量に関連した電圧を交互に
発生させ、これら電圧をそれぞれサンプルホール
ド回路でホールドし、第1、第2のサンプルホー
ルドかいろのホールド値の和が一定になるように
第1、第2の矩形波電圧の振幅を制御し、第1、
第2のサンプルホールド回路のホールド値の差を
検出するようにしているので、簡単な構成で微少
容量の変化をS/N良く電圧に変換でき、高感度
で動作の安定な差動容量電圧変換回路が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回路の一実施例を示す接続図、
第2図はその動作説明のための波形図である。 C1,C2……一対の可変コンデンサ、OSC……
発振器、IV1,IV2……インバータ、SH1,SH2
…サンプルホールド回路、OP……演算増幅器、
EA……誤差増幅器、DA……演算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定量に応じて容量が差動的に変化する第
    1、第2のコンデンサと、発振器と、この発振器
    の出力に同期して一定振幅の第1の矩形波電圧を
    発生する手段と、前記発振器の出力に同期し、か
    つ前記第1の矩形波電圧とは180゜位相の異なる第
    2の矩形波電圧を発生する手段と、反転入力端子
    と出力端子間の帰還回路にコンデンサを有し、か
    つ非反転入力端子が基準点に接続されている演算
    増幅器と、前記第1の矩形波電圧を前記第1のコ
    ンデンサを介して前記演算増幅器の反転入力端子
    に加える手段と、前記第2の矩形波電圧を前記第
    2のコンデンサを介して前記演算増幅器の反転入
    力端子に加える手段と、前記演算増幅器の反転入
    力端子と第1、第2のコンデンサおよび帰還回路
    のコンデンサとを結ぶ線路に設けられたシールド
    と、このシールドを前記基準点に接続する手段
    と、前記演算増幅器の出力うち前記第1の可変コ
    ンデンサの容量に関連した電圧をサンプルホール
    ドする第1のサンプルホールド回路と、前記演算
    増幅器の出力うち前記第2の可変コンデンサの容
    量に関連した電圧をサンプルホールドする第2の
    サンプルホールド回路と、前記第1、第2のサン
    プルホールド回路のホールド値の和が一定になる
    ように前記第1、第2の矩形波電圧を制御する手
    段と、前記第1、第2のサンプルホールド回路の
    ホールド値の差を演算する演算器とを備え、この
    演算器の出力を第1、第2の可変コンデンサの差
    動容量に対応させたことを特徴とする差動容量電
    圧変換回路。
JP8977982U 1982-06-16 1982-06-16 差動容量電圧変換回路 Granted JPS58191515U (ja)

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JPS58191515U JPS58191515U (ja) 1983-12-20
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JPS5444541B2 (ja) * 1974-10-09 1979-12-26
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JPS5733314A (en) * 1980-08-08 1982-02-23 Yokogawa Hokushin Electric Corp Displacement converter

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