JPH01204285A - 情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、カード状情報記録媒体を回転させて情報の記
録再生を行う情報記録再生装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来において、カード状情報記録媒体の情報記録再生装
置としては、カード状情報記録媒体をその長手方向に往
復運動させて情報の記録再生を行うものが知られている
。しかし、近年では更に記録容量を増加させるために、
第６図に示すようにカード状情報記録媒体Ｃの回転中心
ＣＯを中心にして、円形の情報記録領域Ｃａを有するも
のが考案されている。

このようなカード状情報記録媒体Ｃの情報記録再生装置
では、回転中心ＣＯを中心にして回転運動をさせて情報
の記録再生を行っているが、その際に記録媒体Ｃの回転
位相を検出する必要が生ずる。そこで、従来ではこの回
転位相を検出するために、製造時に記録媒体Ｃに何らか
の形で位相情報を同時に記録するか、或いは第７図に示
すように情報記録再生装置に回転位相検出用のエンコー
タＤ等を設けるということが行われている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、記録媒体Ｃに位相情報を記録する方法で
は記録容量が低下し、しかも製造工程が複雑になるため
コストも高価になるという欠点がある。また、情報記録
再生装置にエンコーダ等を設ける方法についても、装置
全体の小型化及び低価格化が困難であるという問題点が
ある。

［発明の目的］ 本発明の目的は、上述の欠点を除去し、カード状情報記
録媒体の回転位相を容易にかつ安価な手段により検出可
能な情報記録再生装置を提供することにある。

［発明の概要］ 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、回転中心
を幅方向の中心から偏位させた矩形カード状情報記録媒
体を回転運動させて記録再生を行う情報記録再生装置に
おいて、前記記録媒体の回転中に前記回転中心に最も近
い前記記録媒体の長辺部を検出する回転位相検出手段を
備えたことを特徴とする情報記録再生装置である。

［発明の実施例］ 本発明を第１図〜第５図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。

第１図は回転位相検出部１の位置とカード状情報記録媒
体Ｃの位置関係の説明図、第２図は情報記録再生装置の
側面図である。第１図に示すように記録媒体Ｃはその回
転中心ＣＯを中心にして円形状の情報記録領域Ｃａを有
しており、回転中心ＣＯは幅方向の各長辺端までの距＃
ｄｌ、ｄ２が異なる位置、即ちｄｉ＜ｄ２なる位置に片
寄って設けられている。また、回転位相検出部１は回転
中心ＣＯから長辺端までの距離が短かい方の長辺端近傍
、即ち記録媒体Ｃが回転した場合に第１図では距離ｄ１
を有する長辺端を検出できるように配置されており、回
転中心ＣＯから回転位相検出部１までの距離をｄ３とす
ると、ｄｉ＜　ｄ３＜　ｄ２の関係が成り立つようにさ
れている。また、記録媒体Ｃは第２図に示すように基台
２上に取り付けられた電動機３の回転軸３ａに取り付け
られ、回転位相検出部１は発光部ｌａと受光部１ｂより
成るフォトインタラプタ等から構成され、基台２上に設
けられている。

このように構成することにより、カード状記録媒体Ｃの
回転につれて第３図（ａ）のグラフ図に示すように、受
光部１ｂの出カニは１回転につき１回の出力変化を示し
、このピーク出カニは第１図における角度θの範囲に相
当する。従って、このピーク出カニが成る一定の闇値Ｉ
Ｏのときにパルス信号を発生するように設定しておけば
、第３図（ｂ）に示すように記録媒体Ｃの１回転、即ち
３６００ごとにパルス信号を発生させることができる。

第４図は他の実施例を示す側面図であり、回転位相検出
部１として反射型の検出素子が用いられている。記録媒
体Ｃの裏面の反射がほぼ均一な場合に実施可能な構成で
あり、回転位相検出部ｌは発光部１ａから投射された光
が記録媒体Ｃの裏面で反射され、受光部１ｂに取り込め
るように構成されている。なお、その他の構成及び配置
は第１図と同様なので説明を省略する。

このような構成により、発光部１ａから投射された光は
記録媒体Ｃの裏面で反射され、記録媒体Ｃの回転に従っ
て受光部ｉｂに入射するので、受光部１ｂの出力Ｉは第
５図（ａ）のグラフ図に示すように変化する。この出カ
ニが成る一定の閾値工０のときにパルス信号を発するよ
うに設定すれば、第５図（ｂ）に示すように記録媒体Ｃ
の１回転、即ち３６００につき１個のパルス信号を発生
させることができる。

なお、本実施例では記録媒体Ｃの裏面の反射光を検出す
る例を示したが、記録媒体Ｃの表面の発光部１ａからの
光束が当る部分の反射率がほぼ一定の場合には、位相検
出部１を記録媒体Ｃの情報記録面側に設置することも可
能である。

このようにして作り出される回転位相検出信号は、記録
媒体Ｃの情報記録領域Ｃａへ情報を記録する時の記録開
始位置を揃えるためのインデックス信号として利用され
、これにより記録媒体Ｃの製造時に記録開始位置を揃え
るための何らかの信号を記録媒体Ｃ上に配置する必要が
なくなる。また、この回転位相検出信号は回転制御信号
として利用することも可能である。

なお、ここで説明してきたカード状情報記録媒体は光学
的記録方式のものに限定されることなく、磁気的記録媒
体にも応用可能である。また、記録トラックの配置は同
心円状やスパイラル状何れの形態をとっても実施可能で
ある。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係る情報記録再生装置は、
カード状情報記録媒体の回転中心を媒体の中心から偏位
させることにより、安価で簡便な方法により回転位相を
検出することが可能となる。また、この回転位相検出信
号を用いて記録開始位置を揃えることが可能となり、更
には記録媒体の製造時に回転位相情報を記録する必要が
ないため、記録媒体の記録容量の向上及び低価格化が実
現できる。

【図面の簡単な説明】

図面第１図〜第５図は本発明に係る情報記録再生装置の
実施例を示し、第１図は回転位相検出部とカード状記録
媒体の位置関係の説明図、第２図は装置の側面図、第３
図は出力波形のグラフ図、第４図は他の実施例の側面図
、第５図は出力波形のグラフ図であり、第６図は従来の
カード状情報記録媒体の平面図、第７図は装置の側面図
である。 符号１は回転位相検出部、ｌａは発光部、ｔｂは受光部
、２は基台、３は電動機、３ａは回転軸、Ｃはカード状
情報記録媒体、ＣＯは回転中心である。 特許出願人　　　キャノン株式会社 図面 第１図 ０ＣａＣ ＼　　１′ 第２図 第３図 □ ′３６０＠　　１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、回転中心を幅方向の中心から偏位させた矩形カード
   状情報記録媒体を回転運動させて記録再生を行う情報記
   録再生装置において、前記記録媒体の回転中に前記回転
   中心に最も近い前記記録媒体の長辺部を検出する回転位
   相検出手段を備えたことを特徴とする情報記録再生装置
   。