JP2762721B2 - 磁気ディスク - Google Patents

磁気ディスク

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JP2762721B2
JP2762721B2 JP21257390A JP21257390A JP2762721B2 JP 2762721 B2 JP2762721 B2 JP 2762721B2 JP 21257390 A JP21257390 A JP 21257390A JP 21257390 A JP21257390 A JP 21257390A JP 2762721 B2 JP2762721 B2 JP 2762721B2
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magnetic
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magnetic disk
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泰三 浜田
茂人 若槻
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、情報の記録および再生を行うための磁気デ
ィスクに関する。
従来の技術 第5図は電子スチルカメラ装置に用いられるビデオフ
ロッピィディスク(電子スチルカメラ懇談会規格)の外
観図である。磁気シート1はセンタハブ2に固着され、
カセットシェル3内に回転自在に収納されている。
第6図はセンタハブ2の拡大図である。スピンドル4
は磁気シート1を回転させるために電子スチルカメラ装
置に設けられている。5はスピンドル4が挿入される係
合孔、6は板バネ、7a,7bは位置決め面である。スピン
ドル4が係合孔5に挿入されると、板バネ6の復元力に
より、位置決め面7a,7bがスピンドルに圧接されセンタ
ハブ2が位置決めされる。8は磁気シート1が固着され
るフランジである。9は磁気シート1の回転を検出する
ためのPG片である。
第7図はセンタハブ2の断面図である。PG片9は磁性
金属からなるフランジ8の一部を折り曲げ、センタハブ
2の表面にその頭部が露出するように構成されている。
第8図はビデオフロッピィディスクを電子スチルカメ
ラ装置に装着したときの部分断面図である。10は電子ス
チルカメラ装置に設けられているPG検出コイル、11はセ
ンタハブ2のフランジ8をスピンドル4に吸着するため
のマグネットである。マグネット11から発生する磁界は
フランジ8を通り、PG片9の先端から外部に向かって漏
洩する。したがって、同図に示すようにPG片9がPG検出
コイル10の近傍を通過するとき、PG検出コイル10に鎖交
する磁界が急激に変化し、PG検出コイル10に誘導電圧パ
ルスが発生する。電子スチルカメラ装置はこの誘導電圧
パルスを検知することにより磁気シート1の回転を検出
することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成の磁気ディスクを用いる
記録再生装置では、磁気ディスクの回転検出手段を磁気
ディスクに積み重ねるように配置しなければならないた
め、記録再生装置の厚みが増すばかりでなく、磁気ディ
スクの装置,排出の際に回転検出手段を退避させなけれ
ばならないため機構が複雑になるという問題点があっ
た。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、磁気デ
ィスクの回転検出手段を磁気ディスクの側面に配置でき
る新規な磁気ディスクを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の磁気ディスクは、
少なくとも磁気シートより剛性の高い硬質円盤の中心部
近傍に磁気シートを固着し、硬質円盤の外周円筒面に回
転検出用マークを設けている。
作用 磁気シートを固着している硬質円盤の外周円筒面に設
けられた回転検出用マークを、その外周円筒面に対向す
るように配置された検出手段によって検出することによ
り、磁気ディスクの回転が検知される。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。ただし、従来例と同一の構成要素には同一の番
号を施し、説明を省略する。
第2図は本発明の第1の実施例における磁気ディスク
の断面斜視図である。12は金属円盤であり、その中心部
近傍に磁気シート1が固着されている。13は磁気シート
1と金属円盤12の間に設けられた空間部、14aは磁気シ
ート1の外縁近傍に設けられた上溝部材、14bは同じく
下溝部材、15は上溝部材14aと下溝部材14bによって作ら
れる溝である。磁気シート1の外縁部は溝15に挿入され
ている。16は金属円盤12の外周円筒面である。17はカセ
ットシェル3の一部に設けられた透明部である。
第3図は同実施例の磁気ディスクを記録再生装置に装
着した場合の断面図を示す。18は磁気ヘッド、19は磁気
ヘッド18を搭載して磁気シート1の径方向に移動するキ
ャリッジ、20はキャリッジ19を位置決めする送りネジ、
21は送りネジ20を回転させるためのステッピングモー
タ、22は金属円盤12を回転させるためのスピンドルモー
タである。23は金属円盤12の回転を検出するための投受
光ブロックである。投受光ブロック23には発光デバイス
と光センサデバイス(共に図示せず)が内蔵されてい
る。
磁気ヘッド18の先端は空間部13に入り込むように位置
決めされている。しかしながら、磁気シート1はその内
周部を金属円盤12に固着されると共にその外周部を溝15
によって支えられているので、同図のように山形に撓
む。その結果、磁気シート1は自身の弾性復元力の作用
で磁気ヘッド18に押し当てられる。このようにして、磁
気シート1と磁気ヘッド18との緊密な接触が得られる。
投受光ブロック23から射出された光は、カセットシェ
ル3の透明部17を通って金属円盤12の外周円筒面16に当
たって反射し、再び投受光ブロック23に入射する。
第1図はこの様子を斜視図で表している。24は外周円
筒面16に印刷された光反射マークであり、他の部分に比
較して光の反射率が高い。金属円盤12が回転し、光反射
マーク24が投受光ブロック23の近傍を通過する度に、強
い光が投受光ブロック23に入射する。したがって、投受
光ブロック23に内蔵された光センサデバイスから、パル
スが出力される。
このように、第1の実施例では金属円盤12の外周円筒
面16に光反射マーク23を設けることにより、光学的に磁
気シート1の回転検出をおこなうことができる。そのた
め、投受光ブロック23をカセットシェル3の側面から比
較的離しても回転検出が可能であり、記録再生装置の設
計の自由度が高い。
第4図は本発明の第2の実施例における磁気ディスク
の断面斜視図である。25は金属円盤12の外周円筒面16に
塗布された磁性膜であり、磁気パターンが形成されてい
る。26はカセットシェル3の内部に設けられた磁気セン
サであり、磁性膜25から漏洩する磁界を検出する。した
がって、金属円盤12が回転すると磁気パターンに応じた
信号が磁気センサ26から出力される。
このように、第2の実施例では、金属円盤12の外周円
筒面16に磁気パターンを形成し、カセットシェル3の内
部に設けた磁気センサ26で回転検出をおこなうので、記
録再生装置に回転検出部を設けなくてもよい。
発明の効果 以上のように本発明の磁気ディスクは、硬質円盤に磁
気シートを、その中心部近傍において固着し、硬質円盤
の外周円筒面に回転検出用マークを設けることにより、
記録再生装置の厚さを薄くできると共に、その構成も簡
単にすることができるのでコストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における磁気ディスクの
斜視図、第2図は同実施例の磁気ディスクの断面斜視
図、第3図は同実施例の磁気ディスクを記録再生装置に
装着した場合の断面図、第4図は本発明の第2の実施例
における磁気ディスクの断面斜視図、第5図は従来の磁
気ディスクの正面図、第6図は同従来例の磁気ディスク
のセンタハブの拡大図、第7図は第6図のX−X断面
図、第8図は同従来例の磁気ディスクを記録再生装置に
装着した場合の部分断面図である。 1……磁気シート、3……カセットシェル、12……金属
円盤、13……空間部、15……溝、16……外周円筒面、17
……透明部、22……投受光ブロック、23……光反射マー
ク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気シートと、少なくとも前記磁気シート
    より剛性の高い硬質円盤から成り、前記磁気シートは前
    記硬質円盤の中心部近傍に固着され、前記硬質円盤の外
    周円筒面に回転検出用マークが設けられている磁気ディ
    スク。
JP21257390A 1990-08-09 1990-08-09 磁気ディスク Expired - Lifetime JP2762721B2 (ja)

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JP21257390A JP2762721B2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 磁気ディスク

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JP21257390A JP2762721B2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 磁気ディスク

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JPH0495285A JPH0495285A (ja) 1992-03-27
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