JPH0120377Y2 - - Google Patents

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JPH0120377Y2
JPH0120377Y2 JP9633083U JP9633083U JPH0120377Y2 JP H0120377 Y2 JPH0120377 Y2 JP H0120377Y2 JP 9633083 U JP9633083 U JP 9633083U JP 9633083 U JP9633083 U JP 9633083U JP H0120377 Y2 JPH0120377 Y2 JP H0120377Y2
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JP
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lighting
light source
louver
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balustrade
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JP9633083U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マンコンベアの欄干照明装置の改良
に関する。
従来この種の装置として第1図、第2図および
第3図に示すものが知られている。第1〜3図
は、無端状手摺帯を案内支持する欄干部内部の光
源に照明カバーを備えたマンコンベアを示すもの
で、図において、1はこのマンコンベアのステツ
プ、2はこのステツプの両側に設けられた欄干
部、3は、この各欄干部2を区画支持するほぼ筒
状の支柱で、該区画内に設けられた光源7の接続
配線を挿通させるとともに、この上部には光源7
から生じる点灯熱を放出させるための通気孔3a
が穿設されている。4は上記欄干部2の一部を構
成し上記区画の内側部を覆うガラス状パネルで、
乗客保護のためステツプ1の両側内側に嵌着され
ている。5は、上記欄干部2上を摺動案内される
無端状手摺帯、6はこの欄干部2内部の光源7を
覆い、その光源7から生じる点灯熱を放出するた
めの複数個の通気孔6aが下側に穿設された照明
カバーで、アクリル等、比較的点灯熱に強い材質
が用いられている。8は、上記光源7のソケツト
部である。なお、上記欄干部2にも、光源7から
の点灯熱を放出するための通気孔2aが設けられ
ている。
しかしながら、かかる従来装置では、光源から
発生する点灯熱を放出するため、放熱用の通気孔
2a,3a,6aがそれぞれ欄干部2、支柱3、
照明カバー6に設けられていても、時間が経過す
るに従い、光源7の点灯熱により、照明カバー6
内の温度が上昇するのに対して通気孔2a,3
a,6aだけでは必ずしも充分な放熱効果は望み
得ず、そのため照明カバー6の高温による変形
や、その変形から生じるひび割れ、脱落等が起り
易く、また同時に、ほこり、汚れ等により光速の
透過率が低下し、照明効果が著しく低下する例が
多いなどの種々の欠点があつた。
本考案は上記のような従来のものの欠点を除去
するためになされたもので、上記照明カバーを、
光束を下方に案内するルーバーとして構成するこ
とにより、照明装置の点灯熱に対する放熱効果を
上げるとともに、直接照明により照明効果の向上
を図ることのできるマンコンベアの欄干照明装置
を提供するものである。
以下、本考案を第4図、第5図、第6図、第8
図に示す実施例について説明する。本実施例では
基本的な構成は従来のものと実質的に同一であ
り、従来の照明カバー6に換えて、ルーバー9を
設けている。このルーバー9は両側板12および
中央板11と、これらに直交して等間隔に配置さ
れた多数の区画板13とにより格子状に形成さ
れ、その上面の光源7に対向する部分は凹部状に
切欠かれている。この格子状に枠組みされたルー
バー9は第5図に示す如く欄干部2の下方から挿
し込んで適宜手段で取付固定できるようになつて
いる。
上記構成によれば、光源7の直下方にはその光
束を案内する区画板13のみが存在し、下方が開
放されているから、従来の如くマンコンベアの作
動時に点灯熱を放熱するための通気孔を、欄干部
2および支柱3に設ける必要がなく、したがつて
これら通気孔を設けるための種々の加工を省略で
き、大幅なコストの低減化をはたし得られ、同時
に従来のカバーのように光を透過させることのな
いルーバーを用い、しかもそのパターンや材質を
選択することにより、照明効果および照度の著し
い向上をはかることができるという効果を奏す
る。
なお、第7図および第9図は本考案の他の実施
例を示すもので、区画板14を光源7に対して直
角ではなく垂直下方向に向けて設けることによ
り、上記欄干部2内部の光源7からの光束を垂直
下方に案内する角度付ルーバー10として構成し
たものである。これによれば、直接照明効果によ
り乗降者に対して光源が直接視野に入るのを防ぐ
ことができる。
さらに、この実施例ではルーバー10を角度付
きとして構成しているが、これに限られるもので
はなく、ルーバーをより細かな格子状としてもよ
く、材質、パターン、大きさ、色彩等についても
種々の選択を行うことが可能である。
以上のように、本考案によれば、極めて簡単な
構成により、マンコンベアの欄干照明装置におい
て、放熱効果、照明効果の向上をはかるだけでな
く、通気孔等の部品加工に要する製造コストの低
減化をはかることのできる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマンコンベアの側面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は第2図の
−線断面図、第4図は本考案の一実施例を示す
マンコンベアの側面図、第5図は第4図の−
線断面図、第6図は第5図の−線断面図、第
7図は他の実施例を示すマンコンベアの縦断面
図、第8図は第6図の−線から見た下面図、
第9図は第7図の−線から見た下面図であ
る。 1……ステツプ、2……欄干部、2a……欄干
部の通気孔、3……支柱、3a……支柱の通気
孔、4……ガラス状パネル、5……手摺帯、6…
…照明カバー、6a……照明カバーの通気孔、7
……光源、8……ソケツト部、9,10……ルー
バー、11……中央板、12……側板、13,1
4……区画板、なお、図中、同一符号は同一また
は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) マンコンベアの無端状手摺帯を案内支持する
    欄干部内に設けられた光源に、これを覆う照明
    カバーを備えた欄干照明装置において、上記照
    明カバーを、上記光源からの光束を下方に案内
    するルーバーとして構成したことを特徴とする
    マンコンベアの欄干照明装置。 (2) 前記欄干照明装置の照明カバーを格子状ルー
    バーとしたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のマンコンベアの欄干照明装
    置。
JP9633083U 1983-06-22 1983-06-22 マンコンベアの欄干照明装置 Granted JPS603789U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9633083U JPS603789U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 マンコンベアの欄干照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9633083U JPS603789U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 マンコンベアの欄干照明装置

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Publication Number Publication Date
JPS603789U JPS603789U (ja) 1985-01-11
JPH0120377Y2 true JPH0120377Y2 (ja) 1989-06-16

Family

ID=30229622

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JP9633083U Granted JPS603789U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 マンコンベアの欄干照明装置

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JPS603789U (ja) 1985-01-11

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