JPH0432485A - エレベータかご室照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明はエレベータかご室照明装置に関するもので、特
に、照明灯の下側に設けられた照明板の改良に関するも
のである。

［従来の技術］ 従来よりエレベータかご室の天井にはエレベータかご室
内を照明する照明装置が設けられている。

この照明装置は、通常、エレベータかご室の天蓋の下部
に照明枠が取付けられ、この内部に照明灯が収納されて
いる。そして、照明枠の下面には開口部が形成され、こ
の開口部にアクリル樹脂等で形成された透光性或いは半
透光性の照明板が取ｆ＝１けられて、照明灯の照明光を
和げ、また、エレベータかご室内の外観を向上させてい
る。

従来のこの種のエレベータかご室照明装置とし、。

て、第５図及び第６図に示したものがある。

第５図は従来のエレベータがご室を示す正面図、第６図
は従来のエレベータかご室照明装置を示す縦断面図であ
る。

図において、（１）はエレベータかご室、（２）は前記
エレベータかご室（１）の床、（３）は壁、（４）は天
井、（５）はホルダ（６）を介して前記天井（４）の下
部に取付けられた複数個の照明灯、（７）は前記天井（
４）の下部に設けられ、内部に前記照明灯（５）を収納
している箱状の照門枠、（８）は前記照明枠（７）の下
面の４区劃された開口部に取付けられた照明板である。

これらの照明灯（５）、照明枠（７）、照明板（８）に
よって照明装置が構成されている。なお、前記照明板（
８）は透光性或いは乳白色等の半透光性のアクリル樹脂
等で形成され、前記照明灯（５）のエレベータかご室（
１）内への照明光を和げるとともに、エレベータかご室
（１）の意匠を向上させるものである。そして、前記照
明板（８）は、略蓋状に形成され、エレベータかご室（
１）に対向する下面は平面状にされている。

なお、前記照明板（８）の照明枠（７）への取付けにつ
いては、特開昭６４−８１７９０号公報に掲載の技術等
が開示されている。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のエレベータかご室照明装置は、上記のように構成
されているから、照明板（８）は平面的で単調なもので
あり、エレベータかご室（１）内は角張って平凡な感じ
であった。

そこで、本発明は、照明板に立体感を与えて、エレベー
タかご室内の意匠を向上させたエレベータかご室照明装
置の提供を課題とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明にかかるエレベータかご室照明装置は、エレベー
タかご室の天井に取付けられた照明灯の下側に立体的な
照明板を設けるとともに、前記照明板の表面に模様を付
したものである。

［作用］ 本発明においては、照明板が立体的に形成され、かつ、
表面に形成された模様が視覚的に立体感を与えるので、
相乗的に乗客に与える立体感が強められる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図に基づいて
説明する。

第１図は本発明の一実施例によるエレベータかご室の正
面図、第２図は本発明の一実施例によるエレベータかご
室照明装置を示す縦断面図、第３図は第２図の下面図で
ある。図中、第５図及び第６図と同一符号は従来の構成
部分と同一または相当する部分であるから、ここではそ
の説明を省略する。

図において、（１１）は照明枠（７）の下面の４区劃さ
れた開口部に取付けられた照明板である。

前記照明板（１１）は透光性或いは乳白色等の半透光性
のアクリル樹脂等で形成され、全体として中央部が下方
に球面状に突出した凸部（１１ａ）が形成されている。

（１２）は前記照明板（１１）の表面に印刷された模様
で、下方から見たときに視覚的に立体感を与えるように
点（１２ａ）が配列されている。即ち、前記模様（１２
）は照明板（１１）の平面部分においては、点（１２ａ
）が縦、横に等間隔に配列され、凸部（１１ａ）におい
ては、中央部において間隔が大きく、周辺部にいくに従
って小さくなるように点（１２ａ）の間隔が連続的に変
化して、下方に突出した立体感をより強く打出すように
描かれている。

次に、上記のように構成された本実施例のエレベータか
ご室照明装置の作用を説明する。

照明板（１１）は、中央部において下方に突出した凸部
（１１ａ）が形成されているので、乗客に立体感を与え
る。更に、照明灯（１１）の表面に印刷された模様（１
２）が最も下方に突出した中央部において各点（１２ａ
）の間隔が大きく、周辺にいくにしたがって間隔が小さ
くされているので、視覚的に球面形の立体感を与える。

即ち、照明板（１１）の凸部（１１ａ）と模様（１２）
とによる相乗効果によって乗客に与える立体感は増強さ
れる。即ち、この模様（１２）を施すことによって、エ
レベータかご室（１）の限られた有効スペース内に立体
的に形成された照明板（１１）の立体感をより高めるこ
とができる。

ところで、上記実施例では、模様（１２）は点（１２ａ
）によって描かれているが、第４図に示した模様によっ
て立体感を強調することもできる。

第４図は本発明の他の実施例によるエレベータかご室照
明装置の下面図である。図中、第１図乃至第３図と同一
符号は前記実施例の構成部分と同一または相当する部分
である。

図において、（１１）は照明枠（７）の下面に形成され
た前記実施例と同様の照明板である。

（２１）は前記照明板（１１）の表面に印刷された模様
で、下方から見たときに視覚的に立体感を与えるように
線（２１ａ）が格子状に配列されている。即ち、前記模
様（２１）は照明板（１１）の平面部分においては、線
（２１ａ）が縦、横に等間隔に配列され、凸部（１１ａ
）においては、中央部において間隔が大きく、周辺部に
いくにしたがって小さくなるように線（２１ａ）の間隔
が連続的に変化して下方に突出した立体感をより強く打
出すように描かれている。

この実施例は、立体的に形成された照明板（１１）の表
面に視覚的に立体感を強調する模様（２１）を印刷した
ものであるから、前記実施例のエレベータかご室照明装
置と同様に作用し、同様の効果を期待することができる
。

なお、上記各実施例の模様は、色効果によって、更に立
体効果を高めることができる。即ち、点（１２）或いは
線（２１）を単一の色調とせず、色相、彩度、明度を徐
変させ、色調的に中央部から周辺にいくに従って濃くし
ていくと奥行感がより強く出される。

また、照明板（１１）の凸部（１１ａ）に面して照明灯
（５）を配置すると、明るく照明されて模様の効果を更
に強調することができる。

このように、上記実施例のエレベータかご室照明装置は
、エレベータかご室（１）の天井（４）に取付けられた
照明灯（５）の下側に立体的な照明板（１１）を設ける
とともに、前記照明板（１１）の表面に模様（１２）或
いは模様（２１）を印刷により付したものである。

したがって、上記実施例によれば、照明板（１１）が立
体的に形成され、かつ、表面に形成された模様（１２）
或いは模様（２１）が視覚的に立体感を与えるので、相
乗的に立体感をより強く乗客に与えることができ、エレ
ベータかご室（１）内の意匠を向上させることができる
。

ところで、上記各実施例の照明板（１１）は、下方に突
出した形状にされているが、本発明を実施する場合には
、これに限定されるものではなく、上方に凹部を形成し
た形状にしてもよい。この場合には、模様（１２）或い
は模様（２１）は、上記各実施例とは逆に、点（１２ａ
）或いは線（２１ａ）の間隔は、中央部で狭く、周辺部
では広くされる。

また、上記各実施例の照明板（１１）には、全体として
１個の球面状の凸部（１１ａ）が形成されているが、本
発明を実施する場合には、これに限定されるものではな
く、４区劃された照明板（１１）のそれぞれに球面状の
凸部を設けてもよい。要するに、照明板（１１）は立体
感を出して意匠を向上できる形状であればどのようなも
のであってもよい。

更に、上記各実施例の模様は、点或いは線で形成してい
るが、他にも各種の模様で立体感を強調することが可能
である。

［発明の効果］ 以上のように、本発明のエレベータかご室照明装置は、
エレベータかご室の天井に取付けられた照明灯の下側に
立体的な照明板を設けるとともに、前記照明板の表面に
模様を付したものであるから、模様によって視覚的に立
体感をより高めることができ、エレベータかご室内の意
匠を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるエレベータかご室の正
面図、第２図は本発明の一実施例によるエレベータかご
室照明装置を示す縦断面図、第３図は第２図の下面図、
第４図は本発明の他の実施例によるエレベータかご室照
明装置の下面図、第５図は従来のエレベータかご室を示
す正面図、第６図は従来のエレベータかご室照明装置を
示す縦断面図である。 図において、 ：エレベータかご室 ：天井 ５：照明灯 ：照明板 １２゜ ２１：模様 である。 なお、 図中、 同−符号及び同一記号は同一また は相当部分を示すものである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 エレベータかご室の天井に取付けられた照明灯と、 前記照明灯の下側に設けられた立体的な照明板と、 前記照明板の表面に付した模様と を具備することを特徴とするエレベータかご室照明装置