JPH01202720A - 露出制御装置 - Google Patents

露出制御装置

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JPH01202720A
JPH01202720A JP4555888A JP4555888A JPH01202720A JP H01202720 A JPH01202720 A JP H01202720A JP 4555888 A JP4555888 A JP 4555888A JP 4555888 A JP4555888 A JP 4555888A JP H01202720 A JPH01202720 A JP H01202720A
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JP
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microcomputer
mode
data
mcb
flash
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Application number
JP4555888A
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English (en)
Inventor
Yasuteru Yamano
泰照 山野
Takehiro Kato
武宏 加藤
Akihiko Fujino
明彦 藤野
Kenji Tsuji
賢司 辻
Shuji Izumi
泉 修二
Masaaki Nakai
政昭 中井
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/567,909 priority patent/US5162835A/en
Priority to US07/567,794 priority patent/US5097281A/en
Priority to US07/567,976 priority patent/US5142317A/en
Priority to US07/630,746 priority patent/US5233384A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
11=Δ狂匪た1 本発明は露出制御装置に関し、さらに詳しくは、撮影画
面を複数に分割して測光し、主要部が適正露出になるよ
う露出を制御する装置に関するものである。 疋迷!1U劃 主被写体までの距離情報とから撮影画面に対する主被写
体像の占める割合を予測し、その予測結果に応じて、中
心測光領域を含む測光範囲を変化させるように隣接測光
領域を選択する制御手段を備え、主被写体像が大きくな
る程、測光手段での測光範囲を大きくするようにした装
置が、たとえば、特開昭62−203022号公報に、
提案されている。 、明が解i しようとする課題 ところで、撮影距離り、レンズの無限遠位置からのレン
ズ駆動量ロー およびレンズの焦、α距離「の間には、 f2 D = −(aは定数) 口 の関係がある。したがって、レンズを無限遠位置の方向
へΔnだけ駆動させると、撮影距離りは、たけ変化する
。すなわち、撮影レンズの焦、α距離rが短いほど、レ
ンズが少し移動しただけでも(3口が小さくても)撮影
距離りが大きく変化してしまう(ADが大きくなる)、
言い替えれば、焦点距離が短いほど、撮影距離情報に誤
差が含まれる確率が高くなる。したがって、短焦点距離
撮影においては、主被写体像の大きさを誤って予測して
しまう確率が高くなる。また、撮影距fiDの変化量Δ
Dは撮影距離りの2乗D2にも比例しているので、長距
離撮影のとき、その傾向が大きくなる。 しかしながら、従来の露出制御装置は、以上のような点
について、何等、考慮していなかったので、とくに短焦
点距離撮影においては、主被写体の輝度を算出する際、
輝度情報を誤って選択してしまうことがあり、そのため
、主被写体が適正露出からかけ離れた状態になってしま
う慣れがあった。 そこで、本発明は、上記の欠点を解決し、短焦点距離撮
影においても、主被写体ができるだけ適正になるようし
こ露出することができる露出制御装置を提供することを
目的とする。 1延(算夾ユzcyソυH先 上記の目的を達成するため、本発明の露出制御装置は、 撮影画面の相異なる複数の領域に入射する被写体光を、
それぞれ、TTLで測定し、輝度情報を出力する複数の
測光手段と、 主被写体に合焦しているときの撮影レンズのフーカシン
グ位置に対応する位置情報を出力する位置情報出力手段
と、 撮影レンズの焦点距離情報を入力する焦点距離情報入力
手段と、 前記焦点調整状態に関する情報と前記焦点距離情報とに
基づいて主被写体像の大F!さを検出する検出手段と、 主被写体像の大きさに基づいで、前記複数の輝度情報の
中から少なくとも一つを選択する選択手段と、 撮影レンズの焦、α距離が所定の焦点距離よりも短いか
否かを判定するt′l定手段と、そのtq定の結果、撮
影レンズの焦点距離が直配所定の焦点距離よりも短けれ
ば、あらかじめ萌記輝度情報の中から選択された輝度情
報に基づいて主被写体の輝度を算出し、i影しンズの焦
点距離が前記所定の焦点距離よりも長ければ、前記選択
手段が選択した輝度情報に基づいて主被写体の輝度を算
出する主被写体輝度算出手段と、算出された主被写体の
輝度に基づいて露出制御値を演算する露出制御値演算手
段と、 前記露出制御値に基づいて露出を制御する制御手段とを 備えている。 1皿 上記の構成を持つ本発明の露出制御装置では、撮影レン
ズの焦点距離が所定の焦点距離以下であれば、あらかじ
め選択された輝度情報に基づいて主被写体の輝度が算出
され、撮影レンズの焦点距離が所定の焦点距離よりも長
ければ、主被写体の大きさに応じて選択された輝度情報
に基づいで、主被写体の輝度が算出される。そして、算
出された主被写体の輝度に基づいて露出制御値が演算さ
れる。 W朋 以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する
【ハードウェアの説明】
〔システム全体〕 第1図は、本発明を実施したカメラシステムの電気回路
を示すブロック図である。本実施例のカメラシステムは
、プログラム(P)、シャッタスピード優先(S)、絞
り優先(A)、マニュアル(M)の四つの露出制御モー
ドを有している。 同図において、MCBはマイクロコンピュータ(以下、
マイコンと略す)であり、カメラボディ内  。 に組み込まれており、このシステム全体の制御を行なう
。マイコンM CB +こは、シリアルデータバスSD
Bを介して、測光インタフェースLIF、フラッシュ回
路FLC,表示回路DSP、レンズ回路LECが接続さ
れている。また、マイコンMCBには、他のデータバス
ADBを介してAFインタフェースArFが接続され、
さらに他のデータバスDDBを介してドライブ回路DD
Rが接続されている。 測光インタフェースLIFには測光回路LMAが接続さ
れており、測光回路LMAには6個のフォトダイオード
PD、−PD、が接続されている。7オトダイオードP
Do−PD5は、それぞれ、撮影画面の異なる部分に入
射する光を受光するように配置されており、各7オトダ
イオードPD、〜PD。 が受は持つ測光範囲は、第2図に示す通りである。 すなわち、7オトダイオードPD、は撮影画面FLMの
中央に位置する円形i1に入射する光を受光するように
配置されている。そして、7オトダイオードPD、は円
形部1の左に位置するC字状g2に入射する光を受光す
るように、同様に、7オトダイオードPD2は円形部1
の右に位置するC字状部3に入射する光を受光するよう
に、7オトダイオードPD、は、円形部1の上に位置す
るC字状部4に入射する光を受光するように、7オトダ
イオードPD、は円形部1の下に位置するC字状部5に
入射する光を受光するように配置されている。また、7
r)ダイオードPD、は長方形状の測光範囲LMRのう
ち、上記部分を除いた部分6に入射する光を受光するよ
うに配置されている。 なお、第1図から明らかなように、すべての7オトダイ
オードPD、−PD、のアノードは共通に接地されてい
る。 また、測光インタフェースLIFは、A−Dコンバータ
を備えており、測光回路LMAからの測光出力をA−D
変換してマイコンMCBに出力する。また、測光インタ
フェースLIFは、D−Aコンバータを備えており、デ
ータバスSDBからの7ラツシユ調光量に対応するデー
タをD−A変換し、FSL信号としてフラッシュ光測定
回路LMFに出力する。 フラッシュ光測定回路LMFは、フラッシュ光を測定し
、適正な露出が得られたときに7ラツシユ発光を停止さ
せるための調光信号FSTPを出力する回路である。こ
の回路L M Fは、フィルム面で反射したフラッシュ
光を7オトダイオードPDFで受光し、この受光強度に
対応した電流を対数圧縮して電圧に変換する。そして、
回路LMFは、この対数圧縮した電圧とFSL信号とを
加算し、それを対数伸張して電流に変換する。それから
、回路LMFは、その電流を積分し、その積分量が適正
な値になると、フラッシュ発光を停止させるため、調光
信号FSTPを出力する。 フラッシュ回路FLCについては、後で詳述する。 表示回路DSPは、様々な撮影m報(絞り値、シャッタ
スピード、露出制御モード等)を表示するとともに、フ
ィルムのISO感度を接点CASでパトローネから読み
とり、マイコンMCBに伝達する。表示回路DSPは、
独自の制御用マイコンを備えており、Xlはそのマイコ
ンの基準クロック発生回路である8 レンズ回路LECは、個々の撮影レンズに設けられてお
り、各撮影レンズ固有の情報(焦点距離、開放絞り値等
)を出力する。 AFインタフェースAIFは、マイコンMCBからデー
タバスADBを介して制御信号を入力する。そして、A
FインタフェースAIFは、その制御信号に基づいで、
CCDラインセンサを含む焦点検出用受光回路AFDの
動作を、信号ラインAI”Sを通じて制御する。さらに
、AFインタフェースAIFは、CCDラインセンサの
各画素のアナログデータをラインAFSを介して入力し
、それらのデータをA−D変換したのち、データバスA
DBを介してマイコンMCBに出力する6焦点検出用受
光回路AFDは三つのCCDラインセンサISL、、I
SL、、l5L2を有しており、それぞれのCCDライ
ンセンサは第2図に破線で示した範囲に位置する被写体
の合焦状態を検出するために用いられる。すなわち、C
CDラインセンサISL、は撮影画面FLMの中央部(
第Oゾーン)に位置する水平方向の被写体の合焦状態を
検出するために用いられる。そして、CCDラインセン
サISL、は中央よりやや左寄り(第1ゾーン)に位置
する垂直方向の被写体の合焦状態を検出するため1こ用
いられる。また、CODラインセンサl5L2は中央よ
りやや右寄り(第2ゾーン)に位置する垂直方向の被写
体の合焦状態を検出するために用いられる。AFインタ
フェースAIFは、三つのCCDラインセンサISL、
、ISL、、l5L2のCCDM分が完了すると“L″
レベル積分完了信号AFFNを出力し、マイコンMCB
に割込みINT、をがける。 VGは電圧変換回路であり、直流電源用の電池BAの電
圧を昇圧し、二種類の電圧HV、LV(HV>LV)を
各回路に供給する。高電圧HVは、AFインタフェース
AIF、合焦検出用受光回路AFDに供給され、低電圧
LVは、測光インタフェースLIF、測光回路LMA、
フラッシュ光測定回路LMF、レンズ回路LEC,ドラ
イブ回路DDR1エンコーダENAP、ENLEに供給
される。なお、マイコンMC8,表示回路DSP、モー
タ制御回路MODには、電源ラインVDDを介して、電
池BAがら、直接、給電される。 次に、スイッチについて説明する。 S、は測光スイッチであり、不図示のレリーズボタンが
第1ストロークまで押されたときONになる。このスイ
ッチS1がONされることにより、マイコンMCBは、
測光、合焦状態の検出を開始させる。ALSはAEフロ
クスイッチであり、このスイッチALS7510Nさせ
られた##闇の測光値がロックされる。SR8はリセッ
トスイッチであり、このスイッチSR8がONされるこ
とにより、システム全体がイニシャライズされる。MO
Sは露出制御モード切替スイッチであり、このスイッチ
MO3がOFFからONにされる毎に、露出制御モード
がP→S−A→M→P・・・・・・と変化する。 USおよびDSはデータ設定スイッチであり、スイッチ
USがOFFがらONIこされる毎1こ、シャッタスピ
ードはIEvずつ増加し、絞り値は1/2Evずつ増加
する。同様に、スイッチDSがOFFからONにされる
毎に、シャッタスピードはIEVずつ減少し、絞り値は
1/2Evずつ減少する。 S2はレリーズスイッチであり、不■示のレリーズボタ
ンが第1ストロークよりも艮いf52ストロークまで押
されたときONになる。したがって、レリーズスイッチ
S2がONであるときは、必ず、測光スイッチS、らO
Nである。このスイッチs2がONされることにより、
マイコンMCBは露出制御動作を開始させる。S4+よ
撮影完了検知スイッチであり、露光終了後、ミラーが下
降し、絞りが開放になり、がっ、シャッタ後幕の走行が
完了するとONになる。そして、その後、フィルム巻上
げおよびシャッタ、ミラー、絞り機構のチャージが完了
するとOFFになる。ASSは切替スイッチであり、露
出制御モードがMモードであるとき、スイッチASSを
ONLながらデータ設定スイッチUS、DSを操作する
と絞り値が変化する。そして、スイッチASSをOFF
にしたままデータ設定スイッチUS、DSを操作すると
シャッタスピードが変化する。 図に示すように、これらのスイッチの一端は接地されて
おり、測光スイッチS、、AEフロクスイッチALS、
リセットスイッチSR3,モード切替スイッチMO8,
データ設定スイッチUS、DSは、アンド回路AN、を
介して割込み端子INToに接続されている。 したが
って、測光スイッチS1、AEフロクスイッチALS1
 リセットスイッチS l”(S、モード切替スイッチ
MO3,データ設定スイッチUS、DSのいずれかがO
Nになることにより、マイコンMCBは割込動作を11
11始する。 なお、図示はしていないが、これらのスイッチの接地さ
れていない側の端子は、プルアップ抵抗を介して電源電
圧VDDにプルアップされており、また、言うまでもな
く、チャタリング対策が施されている。 ドライブ回路DDRは、マイコンMCBからデータバス
DDBを介して制御データを入力する。 そして、その制御データをデコードして四つのマグネッ
トRLM%APM、ICM、2CMを制御するとともに
、そ−タ制御回路MODにモータ制御データを出力する
。マグネッ) RLMはレリーズマグネットであり、こ
のマグネッ) RLMが離反することにより、絞込部材
とミラーの係止が解除され、絞込部材の絞り込みが開始
され、ミラーがアップする。マグネッ) APMは絞り
マグネットであり、このマグネッ) APMが離反する
ことによって絞込部材の絞り込みが停止する。マグネッ
)ICM、2CMはシャッタマグネットであり、これら
のマグネットICM、2CMが離反することによって、
それぞれ、シャッタの先幕、後幕の係止が解除され、シ
ャγり幕が走行する。なお、これらのマグネットRLM
、APM、ICM、2CMは、永久磁石、コイル、およ
び吸着片で構成されたコンビネーションマグネットであ
り、コイルに電流が流れることによって吸着片が離反す
るようになっている。 モータ制御回路MODは、ドライブ回路DDRからのデ
ータによって、フィルム給送用モータMOFI、レンズ
駆動用モータMOLの正逆転、停止を制御する。 エンコーダENAPは絞り羽根の位置を検出し、エンコ
ーダENLEはレンズ駆動用モータMOLの回転量、す
なわち、レンズの駆動量を検出する。 これらのエンコーダENAP%ENLEの出力パルスは
、二つのアンド回路AN、、AN、とオフ回路OR2で
構成されるマルチプレクサを介して、マイコンMCBの
カウント端子CNTに人力される。 XBは基準クロック発生回路であり、水晶発振器と、コ
ンデンサとで構成されて(する。また、マイコンM C
Bの基準クロック出力端子5TCKから出力される基準
クロック5TCKは、測光インタフェースLIFとAF
インタフェースAIFに与えられている。 〔フラッシュ回路〕 第3図は、第1図におけるフラッシュ回路FLCの具体
的回路を示すブロック図である。この回路FLCは、カ
メラボディに装着可能なフラッシュ装置内に設けられて
おり、9個の接点J0〜J、を介して、カメラボディと
接続される。なお、接点Jo−J、は、第1図における
データバスSDBを形成している。 第3図において、MCFはマイコンであり、第1図にお
けるマイコンMCBとは独立して、フラッシュ回路FL
Cの制御゛を行なう。 ATSは調光モード切替スイッチであり、OFFからO
Nになる毎に、フラッシュの調光モードは自動→マニュ
アル→自動・・・と切り替わる。なお、自wJ調光モー
ドでは、フラッシュ光測定回路LMFから端子J6を介
して入力される調光信号FSTPに応答して、フラッシ
ュ発光が停止する。 ■O8は照射範囲切替スイッチであり、このスイッチ■
C8がOFFからONになる毎に、オート → 2 8
  ms−35wlta −50mm −70+am 
−オ − ト ・・・の焦点距離を有する撮影レンズの
画角を7ラツシユ光がカバーするように、発光部前面に
あるパネルが移動し、照射範囲が変化する。なお、ここ
でいうオートとは、使用する撮影レンズの焦点距離に自
動的に設定されるモードを意味する。たとえば、使用す
る撮影レンズの焦点匪離が351である場合、スイッチ
VCSをONする毎に、351IIIl→281Il醜
→35IIIII→50鎗鰺→70鎗論→35−l・・
・の焦点距離を有する撮影レンズの画角を7ラツシユ光
がカバーするように、照射範囲が変化する。また、ズー
ムレンズを使用する場合、スイッチ■C8を操作してオ
ートに設定すると、ズーミングに伴なって、自動的に照
射範囲が変化する。 MESは発光モード切替スイッチであり、このスイッチ
MESがOFFからONになる毎に、発光モードは、強
制発光→自動発光→非発光−強制発光・・・に切替わる
。 図に示すように、これらのスイッチATS、VC8,M
ESの一端は接地されており、他端は、アンド回路AN
6を介して、マイコンMCFの割込端子I NTAに接
続されている。したがって、これらのスイッチATS、
VC8SMESのうち、いずれか一つがONになると、
マイコンMCFは割込動作を行なう。なお、これらのス
イッチATS、VCS、MESも、PpJ1図に示した
スイッチ81等と同様、プルアップされており、チャタ
リング対策が施されている。 FDPは表示回路であり、フラッシュ情報を表示する。 CHDは充完表示器であり、メインコンデンサMCが所
定の電圧(たとえば300V)*で充電されたことを表
示する。ただし、この表示は、マイコンMCBからデー
タが送られた直後であり、かつ、7ラツシ工表示信号F
D r S(後述)が表示器を示しているときのみ行な
われる。FCCは調光表示器であり、フラッシュ光測定
回路LMFから調光信号FSTPが発せられた後、一定
時間(たとえば3秒間)だけ作動、し、撮影者に、適正
なフラッシュ発光が行なわれたことを知らせる。なお、
表示器CHDとFCDは、それぞれ発光色の異なる1個
のLEDで構成されている。 MDRはモータ制御回路であり、モータMOFLの駆動
制御を行なう。モータMOFLは、照射範囲を変化させ
るべく、発光部前面にあるパネルを移動させる。 ZCPは位置検出回路であり、モータMOFLの回転に
応じて信号を出力するエンコーダを備えており、モータ
MOFLによって移動させられるパネルの位置を検出す
る。 XFは基準クロック発生回路であり、水晶発振器と、コ
ンデンサとで構成されている。 FCCはフラッシュ制御回路であり、フラッシュ発光部
XEによる7ラツシ工発光を開始・停止させる信号ST
A、5TOPを出力する。 CVGは電圧安定回路であり、直流電源用の電池BAF
の電圧が、多少、変化しても、マイコンMCFに供給さ
れる電圧が安定するようにしている。 昇圧回路DD、整流ダイオードDI、メインコンデンサ
MC,充電検知手段NE、7ラツシユ発光部XE、発光
制御回路XCCは、周知の7ラツシユ回路を構成してい
る。発光制御回路XCCは、サイリスタ、トリが回路、
転流コンデンサ等で構成されており、フラッジ1制御回
路FCCからの発光開始信号STAに応答してトリが回
路を作動させ、端子TRからトリ〃信号を出力し、フラ
ッシュ発光部XEを励起させる。それと同時に、サイリ
スクをONさせ、フラッシュ発光ff1SXEを発光さ
せる。また、発光制御回路XCCは、フラッシュ制御回
路FCCからの発光停止信号5TOPに応答して転流コ
ンデンサを放電させ、それによってサイリスクをOFF
させ、7ラッシュ発光部XEの発光を停止させる。 スイッチングトランジスタTR,、TR,は、それぞれ
、昇圧回路DD、充電検知手段NEの作動を、マイコン
MCFからの信号によって制御する。 なお、本実施例においては、充電検知手段NEとしてネ
オン管を用いており、フラッシュ発光部XEとしてキセ
ノン管を用いている。 〔マイコンの端子〕 最後に、マイコンMCB、MCFの各端子の役割(入出
力する信号、データ、および、そのときのシステムの動
作)を第1表およC/第2表にまとめておく。
【ソフトウェアの説明1 次に、本実施例のカメラシステムの制御を説明する。 〔フラグ〕 第3表は、本システムで用いられるフラグと、そのフラ
グが意味する内容を示した表である。同表において、上
段はフラグがセットされている状態を表しており、下段
はフラグがリセットされている状態を表わしている。な
お、7ラグAMFとSTFは、7ラツシユ回路FLC内
のマイコンMCFで用いられる。そして、7ラグSTF
は、後述する(第30〜第34図)ように、専用のカメ
ラボディに装着され、かつ、カメラボディ側から信号が
送られたときセットされ、その後、カメラボディ側から
の信号および手動操作による信号が、一定時間、マイコ
ンMCFに入力されなければリセットされる。言い替え
れば、フラッシュ装置がカメラシステムの一部として作
動しているとき、7ラグSTFはセットされ、フラッシ
ュ装置がカメラシステムから独立して作動しているとき
、7ラグSTFはリセットされる。 〔データ〕 第4−1表は、表示回路DSPに送られる表示データと
、そのデータの表示内容を示した表である。表示回路D
SPは、これらのデータをマイコンMCBから受は取る
と、回路DSP内にあるメモ+7(RAM)に格納し、
液晶表示器、LED等によって、それらのデータが示す
情報を表示する。 たとえば、データAFDの内容が「01」であれば、表
示回路DSP内のマイコンは、ファイング−内に設けら
れたLEDを点灯させ、撮影者に合焦状態が得られたこ
とを知らせる。一方、データAFDの内容が「10」で
あれば、表示回路DSP内のマイフンは、上記LEDを
点滅させ、撮影者に焦点検出が不可能である旨を警告す
る。また、制御絞り値Avsを示すデータAVDや撮影
枚数データCND等は、カメラボディ上面に設けられた
液晶表示器によって、数字で表示される。なお、ファイ
ング−内では、表示データAFD、ALD、AVD、F
LD、、FLD2、MOD、、 T V Dカ示ス情報
の表示が行なわれ、カメラボディ上面では、表示データ
AVD、CND、MOD、5VDSTVDが示す情報の
表示が行なわれる。 第4−2表は、フラッシュ装置内にある表示回路FDP
に送られる表示データとそのデータの表示内容を示した
表である。表示回路FDPは、カメラボディ内にある表
示回路DSPと同様、これらのデータをマイコンMCF
から受は取ると、回路FDP内にあるメモリ(RAM)
に格納し、液晶表示器によって、それらのデータが示す
情報を表示する。この表示部は、たとえば、フラッシュ
装置の背面に設けられている。なお、表示データEND
とISDは、カメラボディから送られてくるフィルム感
度と制御絞り値を示している。また、表示データFDD
は、カメラボディからの絞り値とフィルム感度と、その
ときの照射範囲で決まる最大と最小の発光量とから演算
した連動距離に基づ(連動範囲を示す。そして、表示デ
ータFZDの最上位ビットには、照射範囲がオートのと
きは1、マニュアル(28−一、35111論、50m
m、70論曽)のときは0が格納され、下位3ビツトに
は、照射範囲を示すデータが格納される。 第5表は、マイコンMCBとフラッシュ回路FLCとの
間で転送されるデータと、そのデータが意味する内容を
示した表である。同表に示すように、これらのデータは
、すべて8ビツトである。 データCFR,−CFR,は、マイコンMCBからフラ
ッシュ回路FLCへ送られるデータであり、データFC
R,,FCR,はフラッシュ回路FLCからマイコンM
CBへ送られるデータである。データCFR,の上位2
ビツトCFRO?、CFR,。 は露出制御モードレジスタMORに対応しており、その
内容は、表示データMOD(tpJ2表参照)と同じで
ある。データCFR,の最上位ピッ) CF Rs、(
S Y S )は、システムリセット時、すなわち、リ
セットスイッチSR8が押されたときのみセットされ、
他のときはリセットされる。データCFR5の第7位ビ
ビッCFR,6は、表示信号FDISに対応しており、
フラッシュ回路FLC内の表示回路FDPや表示器CH
Dによる表示を禁止するときセットされ、表示を行なわ
せるときリセットされる。データCFR,の第6位ピッ
)CFR。 5(F N S )は、フラッシュ発光を許可するとき
にリセットされ、フラッシュ発光を禁止するときにセッ
トされる。データFOR,の上位2ビツトFCR、、、
、、(F M R)は、フラッシュの発光モードを表わ
しており、!#4−2表に示した表示データFMDと同
様、「00」は強制発光モード、「01」は自動発光モ
ード、「10」はOFFを表わす。データFOR,の第
6位ビットFCR,5(RDY)は、フラッシュ回路F
LC内のメインコンデンサMCの充電電圧が所定の電圧
(300V)に達して充完状態になったときにセットさ
れる。データCFR0のPt55位ビットビッR,、(
OK)は、自動調光モード時、調光信号FSTPに応じ
てフラッシュ発光が停止されてから一定時間の間のみセ
ットされ、他のときはリセットされる。データFOR,
の第4位ビットFCR0a(FON)は、フラッシュ装
置が作動しているとき、すなわち、フラッシュ装置が装
着され、かつ、その電源がONになっているとき、セッ
トされる。 データCFR,の下位6ビツトはフィルムのISO感度
Svを表わしており、データCFR,、CFR,は、そ
れぞれ、使用する撮影レンズの焦点距離Fv、絞り値A
yを表わしている。そして、データCFR,の下位5ビ
ツトは発光量補正量α(後述)を表わしている。また、
データFOR,はフラッシュ装置の最大発光量1vを表
わしている。なお、データFOR,の下位3ビツトは未
使用ビットである(表中では「車」で示しである)。 〔70−チヤート〕 [マイコンMCBI 第4図から第29図は、本実施例のカメラシステムのボ
ディ側の動作(マイコンMCBの動作)を示すフローチ
ャートである。 [割込INT、] 測光スイッチS、、AEフロクスイッチALS、リセッ
トスイッチSR5,モード切替スイッチM OS、デー
タ設定スイッチUS、DSのうち、いずれかのスイッチ
をONすると割込端子INT。が立ち下がり、その立ち
下がりに同期して、第4図に示した70−チャートに従
って、マイコンMCBが作動し始める。 まず、マイコンMCBは、基準クロック発生回路XBを
作動させ、基準クロック出力端子5TCKから基準クロ
ック5TCKを出力する(#1)。 その後、マイコンMCBは、パワーコントロール端子P
、を”L″にし、電圧変換回路VGを作動させる(#2
)。つづいて、マイコンMCBは、この割込INT、が
、どのスイッチの操作によってかけられたかを識別する
(#3、#10、#13、#15)。#3において、端
子P6が“L″であれば、マイコンMCBは、測光スイ
ッチS1の操作によって割込INT、がかけられたと判
断して#4へ進み、端子P6がa Hnであれば#10
へ進む。#10において、端子P、が“L″であれば、
マイコンMCBは、AEフロクスイッチALSの操作に
よって割込INT、がかけられたと判断して#11へ進
み、端子P7が“H″であれば#13へ進む。#131
こおいて、端子Paが“L”であればマイコンMCBは
、リセットスイッチSR3の操作によって割込INT、
がかけられたと判断して#14(サブルーチン「システ
ムリセット」)へ進み、i子p。 がH”であれば#15へ進む、#15において、端子P
9が“L″であれば、マイコンMCBは、モード切替ス
イッチMO8の繰作によって割込INT、がかけられた
と判断して#16(サブルーチン「モード変換」)へ進
む。#15において端子P、が“H″であれば、割込I
NT、は、データ設定スイッチUSまたはDSの操作に
よってかけられたことになり、マイコンMCBは、#1
7(サブルーチン「データ変換」)へ進む、#14、#
16、#17の各サブルーチンに進んだ場合、サブルー
チンから戻ると5TOPルーチンへ進み、マイコンMC
Bは、再び、割込INT、がかけられるまで待機する。 測光スイッチS1の繰作によって割込INT、がかけら
れた場合、#4において、マイコンMCBは、AEフロ
クスイッチALSがONになっているかを否かを判別す
る。端子P7がL″′になっていれば、マイコンMCB
は、AEフロクスイッチALSがONになっていると判
断して#5へ進み、AEフロク7ラグALFをセットす
る。#4において端子P7が“H”であれば、マイコン
MCBは、AEフロクスイッチALSはOFFであると
判断し、#6ヘスキツプする。#6では、マイコンMC
Bは、焦点検出用受光回路AFD内にあるCODライン
センサの初期化を行なう、そして、マイコンM CBは
、CCD積分を開始させ(#7)、CCD積分が完了し
たときにかけられる割込INT、を許可する(#8)。 その後、マイコンMCBは、端子P。を“L″にして測
光開始信号LSTAを出力し、測光インタフェースLI
F内にあるA−Dコンバークを作動させ、A−D変換動
作を開始させて(#9)、AEシル−ンへ進む。 AEフロクスイッチALSの操作によって割込INT、
がかけられた場合、マイコンMCBは、AEフロクフラ
グALFをセットしく#11)、族4α検出禁止7ラグ
FIHFをセットした(#12)のち、AEシル−ンへ
進む。 [AEルーチン1 第5図は、AEシル−ンでの制御を示すフローチャート
である。このルーチンに入ると、マイコンMCBは、シ
リアルデータバスSDBを介して、レンズ回路LECか
らレンズ情報を入力しく#21)、続いて、フラッシュ
回路FLCから7う。 シェデータFCR,5FCR,を入力しく#22)、そ
して、表示回路DSPからフィルムのISO感度を入力
する(#23)。その後、マイコンMCBは、測光イン
タフェースLIFおよびシリアルデータバスSDBを介
して、測光回路LMAから、各7オトダイオードPD、
−PD5によって測定された測光データを入力する(#
24)。そして、マイコンMCBは、これらのデータを
用いて露出演算を行なう(# 25 )、なお、#24
(サブルーチン[測光データ人力」)およV#25(サ
ブルーチン「露出演算」)については、後で詳述する(
第12〜24図参照)。 露出演算が終了すると、マイコンMCBは、シリアルデ
ータバスSDBを介して、第4−1表に示した表示デー
タを表示回路DSPに出力し、種々の撮影データを表示
させる(#26)。そして、同様に、マイコンMCBは
、シリアルデータバスSDBを介して、データCFR,
−CFR,をフラッシュ回路FLCに出力する(#27
)。それから、マイコンMCBは、露出演算完了7ラグ
AEFをセットしく#28)、#2つへ進む。 #29では、マイコンMCBは、焦点調節動作(以下、
AF動作という)が完了しているかどうかを判別する。 AF動作未完了フラグFDPがセットされておれば、マ
イコンMCBは、AF動作が未完了であると判断し、A
Fルーチンへ進む。そして、フラグFDPがリセットさ
れておれば、マイコンMCBは、AF動作が完了してい
ると判断し、#30へ進む。なお、AFルーチンについ
ては、後で詳述する(第9図参照)。 #30では、マイコンMCBは、シャツタレリーズが禁
止されているかどうかを判別する。レリーズ禁止7ラグ
RIHFがセットされておれば、マイコンM CBはシ
ャツタレリーズが禁止されていると判断し、スイッチ判
別ルーチン■(第7図)へ進む。そして、7ラグRIH
Fがリセットされておれば、マイコンMCBはシャツタ
レリーズが許可されていると判断し、#31へ進む。 #31では、マイコンMCBは、後述するように、合焦
状態が得られたことによってAEフロクがなされたか否
かを判別する。7ラグBLFFがセットされておれば、
マイコンMCBは、合焦状態が得られたことによってA
Eフロクがなされたと判断して#32へ進み、そうでな
ければスイッチ判別ルーチンI(第6図)へ進む。 #32では、マイコンMCBは、撮影者がレリーズ操作
を行なったかどうかを判別する。端子P1□が“L″で
あれば、マイコンMCBは、撮影者がレリーズボタンを
第2ストロークまで押してレリーズ操作を行なった(ス
イッチS2をONにした)と判断し、サブルーチン[′
rI!出制御J(#33、第24図参照)へ進む。その
後、撮影が終了するとスイッチ判別ルーチン■(第7図
)へ進む。#32において端子P12が“11”であれ
ば、マイコンMCBは、撮影者はまだレリーズ操作を行
なっていない(スイッチS2はOFFである)と判断し
、スイッチ判別ルーチンI(第6図)へ進む。 [スイッチ判別ルーチンI] 第6図は、スイッチ判別ルーチンIを示す70−チャー
トである。このルーチンに入ると、マイコンMCBは、
まず、測光スイッチS1の0N−OFF状態を調べる(
# 41 )、端子P6が“L”であれば1、マイコン
MCBはスイッチS1がONであると判断し、#42へ
進む。端子P6が′H”であれば、マイコンMCBはス
イッチS1がOFFであると判断し、#53へ進む。 #42では、マイコンMCBは、焦点検出動作が禁止さ
れているかどうかを判別する。焦点検出禁止7ラグFI
HFがセットされておれば、マイコンMCBは焦点検出
動作が禁止されていると判断する。そして、マイコンM
CBは、7ラグF11(Fをリセットしく#43)、C
CD積分を開始させ(#44)、COD積分完了による
割込INT。 を許可する(#45)、#42において、7ラグFIH
Fがリセットされておれば、マイコンMCBは#46ヘ
スキツプする。 #46では、マイコンMCBは、AEフロクスインチA
LSの0N−OFF状態を判別する。端子P、が“L″
であれば、マイコンMCBはスイッチALSがONであ
ると判断して#47へ進み、端子P、が′H″であれば
、マイコンMCBはスイッチALSがOFFであると判
断して#51へ進む。 #47では、マイコンMCBは、AEフロク7ラグAL
Fの状態を判別する。そして、7ラグALFがセットさ
れておれば#50ヘスキップし、フラグALFがリセッ
トされておれば#48へ進む。マイコンMCBは、#4
8で7ラグALFをセットしたのち、AEフロクスイッ
チALSによるAEフロクが完了したことを示す7ラグ
BLAFをリセットしく#49)、#50へ進む。#5
0では、マイコンMCBは、タイマをリセットスタート
させ、AEルーチン(第5図)へ戻る。なお、このタイ
マは、スイッチS1またはALSがONからOFFに反
転してからの時間を測定し、その時間が所定の時間(た
とえば10秒問)に達するまで、測光動作、露出演算、
データの入出力および表示が継続される。 #4Gにおいて、端子P7がH”であれば、マイコンM
CBはスイッチALSがOFFになっているとf1断じ
、AEフロク7ラグALFおよび7ラグBLAFをリセ
・ントする(#51.#52)。 そして、タイマをリセットスタートさせ(R50)、A
Eシル−ン(第5図)へ戻る。 R41において、測光スイッチS、がOFFである場合
、マイコンMCBは、7オーカスロツク完了フラグPI
Fをリセットする(# 53 >、その後、マイコンM
CBは、合焦状態を示す表示を消させるために、データ
AFDに「00」を格納する(R54)。そして、レン
ズ駆動用モータMOLを停止させ(R55)、COD積
分完了による割込INT、を禁止する(R56)。した
がって、測光スイッチSlがOFFであれば、焦点検出
動作は行なわれない。その後、マイコンMCBはR57
以下の処理を行なう。 井57で1よ、マイコンMCBは、AEaツクスイッチ
ALSの0N−OFF状態を判別する。端子P7が“L
″であれば、マイコンMCBはスイッチALSがONで
あると判断し、焦点検出禁止7ラグFIHFをセットし
たのち(R58)、R59へ進む。 R59では、マイコンMCBは、AEフロクフラグAL
Fの状態を判別する。AEフロクフラグALFがリセッ
トされておれば、マイコンMCBは、AEフロク7ラグ
ALFをセットした(R60)のち、AEフロクスイッ
チALSによるAEフロクが完了したことを示す7ラグ
BLAFをリセットしくR61)、タイマをリセットス
タートさせて(R50)AEシル−ン(第5図)へ戻る
。一方、R59でAEフロクフラグALFがセットされ
ておれば、マイコンMCBはステップR50ヘスキツプ
してタイマをリセットスタートさせ、AEシル−ン(第
5図)へ戻る。 R57において、端子Ptが“トI″であれば、マイコ
ンMCBはAEフロクスイッチALSがOFFである、
すなわち、スイッチS1およびALSがともにOFFで
あると判断し、R62へ進む。 R62では、マイコンM CBは、焦魚検出禁止7ラグ
F I HFをリセットし、スイッチS 、、A L 
S 。 SR8,MOS、US、DSの操作による割込INT、
を許可した(# 63 )のち、R64へ進む、R64
では、マイコンMCBは、先述したように、タイマが所
定の時間(約10秒)を計時したか否かを判別し、所定
の時間を計時しでいなければ、再び、AEシル−ンへ戻
って、測光動作、露出演算、データの入出力および表示
を行なう、タイマが所定の時間を計時しておれば、マイ
コンMCBは、5TOPルーチン(第8図)へ進み、作
動を停止して、再び、割込INT、がかけられるまで待
機する。 [スイッチ判別ルーチン■] 第7図は、スイッチ判別ルーチン■を示す70−チャー
トである。第5図に示したAEシル−ンより明らかなよ
うに、撮影者がレリーズボタンを第2ストロークまで押
すことによって露出制御が行なわれた場合(#32→#
33)、あるいは、レリーズが禁止されていた場合(R
30)のいずれかの場合のみ、マイコンMCBはこのル
ーチンの処理を行なう。 まず、マイコンMCBは、7オーカスロツク完了7ラグ
FLFおよび7ラグBLFFをリセ、2Fしく#71.
#72)、測光スイッチS1の0N−OFF状態を判別
する(R73)。端子P6がL”であれば、マイコンM
CBはスイッチS1がONであると判断し、R74へ進
む。拌74では、レリーズ禁止7ラグRIHFをセット
し、以後のレリーズを禁止する。これにより、撮影者が
誤ってレリーズボタンを押しっばなしにしても、撮影動
作は行なわれず、フィルムを無駄にせずにすむ。 R75へ進ムト、マイコンMCBは、AEフロクスイッ
チALSの0N−OFF状態を判別する。 マイコンM CBは、端子P7がL”であればスイッチ
ALSがONであると判断してR76へ進み、端子P、
が”H″であればスイッチALSがOFFであると判断
してR79へ進む。 R76では、マイコンMCBは、AEフロクフラグAL
Fの状態を判別する。フラグALFがセットされておれ
ばAEシル−ン(第5図)に戻る。−力、フラグALF
がリセットされておれば、マイコンMCBは、フラグA
LFをセットした(#77)のち7ラグBLAFをリセ
ットして(#78)AEシル−ン(第5図)へ戻る。 #75において、マイコン、M CBがAEフロ9スイ
ッチA L SはOFFであると判断して#79へ進ん
だ場合、AEフロクフラグALFおよび7ラグBLAF
をリセットした(#79.$80)のち、AEシル−ン
(!m5図)へ戻る。 井731こおいて、端子P6が“H″であれば、マイコ
ンMCBが、測光スイッチS、はOFFであると判断す
ると、合焦状態を示す表示を消すために、データAFD
に「OO」を格納する(#81)。 そして、レリーズ禁止7ラグRIHFをリセットしく#
82)、以後のシャツタレリーズを許可し、#83へ進
む。 #83へ進むと、マイコンMCBは、AEフロクスイン
チALSの0N−OFF状態を判別する。 マイコンMCBは、端子P、が”L″であればスイッチ
ALSがONであると判断し、焦、α検出禁止7ラグF
 I HFをセットした(#84)のち#85へ進む。 一方、端子P、が“H″であれば、マイコンMCBは、
スイッチALSがOFFであると判断し、7ラグF I
 HFをリセットして(# 88 )S TOPルーチ
ン(第8図)へ進む。 #85ではマイコンMCBは、AEフロクフラグALF
の状態を1!q別する。7ラグALFがセットされてお
ればAEシル−ン(第5図)へ戻る。−方、フラグAL
Fがリセットされておれば、フラグALFをセットした
(#86)のち7ラグBLAFをリセットL(#87)
、AEシル−ン(第5図〕へ戻る。 ところで、AEシル−ン、スイッチ判別ルーチンI、お
よびスイッチ判別ルーチンHの処理中にAEフロクスイ
ッチALSがONされる場合、あるいは、AEフロクス
イッチALSを、−旦、OFFにしてAEフロクを解除
し、その後、改めてAEフロクスイッチをONにしてA
Eフロクを行なう場合がある。一方、AEフロクは、A
EフロクスイッチALSがONされた瞬間における測光
値をロックする必要がある。本実施例のカメラシステム
では、マイコンMCBが前記二つの場合を検出すると(
#47.#58.#76.#85)、AEフロクスイッ
チALSによるAEフロクが完了したことを示す7ラグ
BLAFをリセットしく#49、#60.#78.#8
7)、その直後に得られた測光値をロックしている。し
たがって、前記二つの場合、とくに後者の場合であって
も、正確にAEフロクが行なわれる。 [S T OPルーチン1 第8図は、5TOPルーチンを示す70−チャートであ
る。このルーチンに入ると、マイコンMCBは、まず、
フラッシュ回路FLCからデータI’CRO,FCR,
を入力するHF91)。 次に、マイコンMCBは、このカメラシステムの露出制
御モードを判別する。まず最初に、露出制御モードがM
モードであるかどうかを判別する(#92)。露出制御
【・ノスタMORの内容が「11」であれば、マイコン
M CB l! Mモードであると判断し、#97ヘス
キツプする。#92において、マイコンMCBが、露出
制御モードはMモードでないと判断すると、次に露出制
御モードがSモードであるかどうかを判別する(#93
)。レノスタMORの内容が「01」であれば、マイコ
ンMCBはSモードであると判断し、#96ヘスキツプ
する。井931こおいて、マイコンM CBが、露出制
御モードはSモードでない(すなわち、Mモード、Sモ
ードのいずれでもない)と判断すると、制御露出時間T
vの表示を消させるため、表示データTVDにブランク
表示データBLDを格納する(#94)。そして、露出
制御モードがAモードであるかどうかを判別する(# 
95 )。レノスタMORの内容が「10」であれば、
マイコンMCBはAモードであると判断し、#97・\
スキップする。 #95において、マイコンMCBが露出制御モードはA
モードでないと判断した場合、すなわち、露出制御モー
ドはPモードであると1′弓断した場合、制御絞り値A
vの表示を消させるため、表示データAVDにブランク
表示データBLDを格納する。 その後、マイコンMCBは、#97へ進む。 上記#92〜#96の処理を要約すると、次のようにな
る。すなわち、露出制御モードがPモードであれば制御
絞り値Avおよび制御#露出時間Tvの表示が消される
。そして、露出制御モードがSモードであれば制御絞り
値Avの表示が消され、Aモードであれば制御露出時間
Tvの表示が消される。また、露出制御モードがMモー
ドであれば制御絞り値Avおよび制御露出時開Tvの表
示はいずれも消されない、したがって、手動で設定され
た絞り値Avs、ts出時間Tvsのみが表示され、演
算された絞り値Av、露出時開Tvは表示されないこと
になる。 R97に進むと、マイコンMCBは、AEフロク中であ
ることを示す表示を消させるため、表示データALDに
10」を格納し、その後、合焦状態を示す表示を消させ
るだめ、表示データAFDに「00」を格納する(R9
8)。 井99では、マイコンMCBは、フラッシュ回路FLC
から調光信号FSTPが出力されているかどうかをt−
9別する。フラッシュ回路FLCがらのデータFOR,
の第5ビットFOR,、が「1」であれば、マイコンM
CBは調光信号FSTPが出力されていると判断し、R
100へ進む、R100では、マイコンMCBは、フラ
ッシュ調光が行なわれたことを表示させるため、表示デ
ータFLD、に「10」を格納し、つづいて、他の7ラ
ツシユ情報を示す表示を消させるため、表示データFL
D2に「00」を格納する(R101)。そして、マイ
コンMCBは、シリアルデータバスSDBを介して表示
回路DSPに表示データを出力する(R102)。表示
回路DSPは表示データを入力すると、それらの表示デ
ータが示す情報を表示する。 そして、マイコンMCBは、再び、R91がらの処理を
行なう。 R99において、フラッシュ回路FLCがらのデータF
CR,の第5ビットFCR,、が「0」であれば、マイ
コンMCBは調光信号FSTPが出力されていないと判
断し、すべての7ラツシユ情報に関する表示を消させる
ため、表示データFLD5、FLD2に、それぞれ、「
00」を格納する(R103)。そして、フラッシュ装
置内にある表示回路FDPおよび表示器CHDによる表
示を停止させるため、データCFR,の第7ビツ)CF
R。 6をセットする(井104)。 その後、マイコンMCBは、シリアルデータバスSDB
を介して表示回路DSPへ表示データを出力しくR10
5)、フラッシュ用データCFR。 〜CFR3をフラッシュ回路FLCへ出力する(R10
6)。これにより、表示回路DSPは表示データが示す
情報を表示し、フラッシュ装置内にある表示回路FDP
および表示器CHDの作動が停止する。 つづいて、マイコンMCBは、端子P。がらH”を出力
してA−D変換開始信号LSTAを消し、測光インク7
エーxLIF内にあるA−Dコンバータの作動を停止さ
せる($ 107 )、そして、マイコンMCBは、す
べてのフラグをリセットした(R108)のち、パワー
コントロール端子P、がら“H″を出力して電圧変換回
路VGの作動を停止させる(R109)。これにより、
AFインク7エースAIF、焦点検出用受光回路AFD
、測光インタフェースLIF、測光回路LMA、7ラツ
シユ光測定回路LMF、レンズ回路LEC、ドライブ回
路DDR,エンコーグENAP、ENLEの作動が停止
する。それから、マイコンMCBは、割込INT、を許
可しくR110)、基準クロック5TCKの出力を停止
するとともに、基準クロック発生回路XBの作動を停止
させる(R111)。そして、マイコンMCBは、再び
、スイッチS 、、ALS、SR3,MOS、US、D
Sの繰作による割込INT、がかけられるまで待機する
。 [割込lNTi 第9図は、焦点検出用受光回路AFD内にあるCCDラ
インセンサI SL、、I SL、、I SL2のCC
D積分が完了したことによる割込INT、がかけられた
後の処理を示すフローチャートである。 先述したように、CCDラインセンサISL、。 ISL、、l5L2のCCD積分が完了すると、AFイ
ンタ7ヱースAIFは、マイコンMCBの端子INT、
に“L″レベル積分完了信号AFFNを出力する。これ
により、マイコンMCBは第9図に示すフローチャート
に従って作動する。 まず、マイコンMCBは、露出演算が完了しているかど
うかを判別する(#1001)。露出演算完了フラグA
EFがセットされておれば、マイコンMCBは、露出演
算が完了していると判断してAFル−チン(#121)
へ進み、フラグAEFがリセットされておれば露出演算
が完了していないと判断して#1002へ進む。#10
02では、マイコンMCBはAF動作未完了フラグFD
Pをセットし、割込I NT、がかけられた時に処理し
ていたステップへ戻る。これは、−度、露出制御用の演
算動作を行ない、データ表示を行わせるためである。そ
して、前述のように、測光、演算、表示の動作を行った
のち、ただちに、AFシル−ンへ戻る(ms図#29参
照)。 [AFシル−ン1 次に、AFシル−ンを説明する。 まず、マイコンMCBは、AF動作未完了フラグFDP
をリセットする(井121)。つづいて、CCDライン
センサI SL、、I SL、、I SL2の各画素デ
ータを入力しく#122)、それらのデータから、第O
ゾーン、第1ゾーン、第2ゾーンそれぞれの合焦状態お
よびデフォーカス方向の検出、デフォーカス量の算出を
行なう(#123.井124、#125)。それから、
焦点検出が可能かどうかを調べる($t126)。その
結果、三つのゾーンのうち、一つでも焦点検出が可能で
あれば#133へ進み、すべてのゾーンで焦点検出が不
可能であれば#127へ進む。 #127では、マイコンMCBは、すでにローコンサー
チが行なわれたかどうかを判別する。ローコンサーチ完
了フラグDDEFがリセットされておれば、マイコンM
CBはローコンサーチは行なわれていないと判断し、#
132へ進んでローコンサーチを行なう。一方、7ラグ
DDEFがセットされておれば、マイコンMCBは、ロ
ーコンサーチがすでに行なわれたと判断し、#129へ
進む、@129で、マイコンMCBは、再びCCD積分
を開始させ、割込I NT、を許可する(#130)。 それから、焦点検出が不可能である旨を撮影者に警告す
るために表示データAFDに「10」を格納しく#13
1)、AEルーチン(第5図)へ進む。したがって、−
度、ローコンサーチが行なわれたのちは、ローコンサー
チは行なわれない、なお、マイコンMCBは、ローコン
サーチを行なった場合(#132)も、ローコンサーチ
が完了するとAEル−チンへ進む。 #126において、焦、α検出可能なゾーンがあって#
133へ進むと、マイコンMCBはローコンサーチ中で
あるかどうかを判別する。ローコンブラグLCFがリセ
ットされておれば、マイコンMCBはローコンサーチ中
でないとfq断じ、合焦検出ルーチン(第10図)へ進
む。一方、#133において、7ラグLCFがセットさ
れておれば、マイコンMCBはローコンサーチ中である
とi′す断し、#134へ進む。 #134では、マイコンMCBは、レンズ駆動用モータ
MOLを停止させ、そして、ローコンフラグLCFをリ
セットする(#135)、後述するように、ローコンサ
ーチ中、レンズは常に移動しているので、#134でレ
ンズ駆動用モータM OLを停止させたときには、CC
DラインセンサISL、、I SL、、I SL2の各
画素データから求められる合焦状態、デフを一カス方向
、デフ、オーカス量は、実際のレンズ位置に対応したも
のではなく、信頼性に乏しい。そこで、マイコンMCB
は、レンズ位置を固定したまま、再びCCD積分を開始
させる(#136)とともに割込INT、を許可しく$
137)、AEルーチンへ進んで、再び、CCDライン
センサからの画素データを得るようにしている。そして
、焦点検出が不可能である旨の警告が表示されておれば
、マイコンMCBは、その表示を消させるため、表示デ
ータAFDに「00」を格納(#138)、AEシル−
ン(第5図)へ進む。 [焦点検出および割込CNTl 第10図は、合焦検出ルーチンおよびカウンタ割込CN
Tがかけられたときの処理を示すフローチャートである
。合焦検出ルーチンでは、マイコンMCBは、焦点検出
動作および合焦判定動作を行う。 合焦検出ルーチンへ進むと、マイコンM CBは、まず
、焦点調節を行なうべきゾーン(以下、主ゾーンという
)を、第0〜2ゾーンから選択する(#141)。マイ
コンMCBは、原則として、最も近い被写体が存在する
ゾーン(iも後ピンのゾーン)を、主ゾーンとして選択
する。また、言うまでもないが、焦点検出可能なゾーン
が一つしかなければ、そのゾーンを主ゾーンとして採用
する。 なお、ゾーン選択の方法については、本出願人が先に出
願した特願昭62−125189号に示されている。 つづいて、マイコンM CBは、主ゾーン以外のゾーン
が近接ゾーンであるか否かを検出する(#142)。す
なわち、そのゾーン内に、#141で選択された主ゾー
ン内にある被写体(以下、主被写体という)に近接した
被写体(以下、近接被写体という)が存在するか否かを
検出する。なお、ここでいう近接被写体とは、原則的に
は主被写体と同一の被写体を意味しており、主被写体に
対するデフォーカス量が所定の値(本実施例では80μ
槍)以下であれば、マイコンMCBは、その被写体は近
接被写体であると判定する。 具体的には、画面いっばいに顔を写したポートレート(
撮影倍率β=1/10)では、2 cm(鼻の高さに相
当)以下の距離差であれば、その被写体は近接被写体で
あると判定する。また、横位置でのウェストショットの
、に−)レート(β=1/40)では、14c+a(鼻
の先から耳までの長さに相当)以下の距M差であれば、
その被写体は近接被写体であると判定し、数名の集合写
真(撮影倍率β=1/100)では、95clI+(撮
前列の人の顔面から最後列の人の顔面までの長さに相当
)以下の距離差であれば、その被写体は近接被写体であ
ると判定する。 このようにして検出された主ゾーンと近接被写体が存在
するゾーン(以下、近接ゾーンという)に対応するデー
タをマイコンMCBは記憶しておき、後述するように、
マイコンMCBは、このデータに基づいて測光演算を選
択する。 次にマイコンMCBは、$141で選択された主ゾーン
内の被写体像が合焦状態になっているか否かを判別する
(#143)。合焦状態になっていな(すれば、マイコ
ンMCBは、デフォーカス量からレンズ駆動量を算出す
る(#144)。次いで、マイコンMCBは、@被写体
までの距離DJ3よび撮影倍率βを算出する(#145
.$146)。 ここで、主被写体までの距離りおよび撮影倍率βの算出
方法について述べる。 レンズ駆動量をN、テ゛7オーカス量をDFとすると、 N=KXDF              (1)の関
係が成立する。ここに、Kは変換係数と呼ばれる定数で
あり、レンズに固有の値である。そして、マイコンMC
13は、この変換係数Kを、レンズ回路LECから入力
する。なお、この変換係数にの詳細は、たとえば、特開
昭59−142528号公報に示されている。そして、
撮影距離り。 は、よく知られているように、 D、=に/no            (2)k=a
−f2             (3)no:レンズ
の無限遠位置からのレンズ駆動量f:レンズの焦点距離 a:定数 で表される。なお、定数におよびレンズの焦点距離rは
レンズ回路LECから入力される。したがって、焦点検
出を行なった位置の撮影距離をり、、そのアペックス値
をDv、(レンズ回路LECから入力される)、レンズ
の無限遠位置からのレンズ駆動量を特徴とする特許 Dy+= 21og2D +            
   (4)D、=に/n、            
      (5)の関係が成り立つ。一方、焦点調節
のためのレンズ駆動量は(1)式で表されるがら、無限
遠位置がら合焦位置までのレンズ駆動量n2は、n2=
nI±N            (6)となる、ただ
し、複号士は、前ピンのとき士、後ビンのとき−である
。ゆえに、(2)式より、合焦位置での撮影距離D、す
なわち主被写体までの距離りは、 D = k/ n2             (7)
となる。そして、そのアペックス値Dνは、(4)式と
同様に、 Dv= 21og2D            (8)
である。 また、撮影倍率βは、 β=f/D              (9)から求
める。 続いて、マイコンMCBは、#144″C求めたレンズ
移動量に対応するパルス数Nをイベントカウンタにセッ
トしく#147)、カウンタ割込CNTを許可する(#
148)。後述するように、通常、そして、端子P、5
から“L”が出力されているので、エンコーダENLE
がらのパルスがi子CNTに入力できるようになってい
る。マイコンMCBは、ドライブ回路DDRにデータを
送り、レンズ駆動用モータMOLを作動させ、レンズ駆
動を行なわせる(#149)。そして、マイコンMCB
は、割込INT、がかけられた時に処理していたステッ
プへ戻る。なお、AEシル−ン(第5図)#29におい
て、AF動作が未完了であるとマイコンM CBが判断
してAFシル−ンへ進んだ場合は、AEシル−ンへ戻り
、#21がらの処理を行なう。 なお、レンズ回路LECがら定数にだけを入力し、焦点
検出を行った位置の距jlli D vを入力しないカ
メラシステムであれば、特開昭58−150921号公
報に示されているように、無限遠位置からのレンズ駆動
量を常にモニタするカウンタを設け、現在のカウント値
n1に基づいて無限遠位置から合焦位置までのレンズ駆
動量11□=+11±Nを求め、その駆動量n2から合
焦位置の距離りを求めるようにしてもよい。 #143において、マイコンMCBが、主ゾーン内にあ
る被写体像が合焦状態になっていると判断すると、すな
わち、#141で選択された主ゾーン内にある被写体像
のデフォーカス量が所定の値(たとえば30μm)以下
であるとマイコンMCBが判断すると、#150へ進み
、マイコンMCBは、合焦状態になったことを表示させ
るため、表示データAFDに「01」を格納する。その
後、マイコンMCBは、焦点検出を行なったレンズ位置
でのレンズ回路LECからの距離情報D(または、その
ときの無限遠位置からのレンズ駆動i1n+と定数にと
から求めた距離情報り、)と、焦点距離情報rとから、
撮影倍率βを算出する(#151)。 そして、マイコンMCBI上、7オーカスロツク7ラグ
FLFをセットしく#152)、AEシル−ン(第5図
)へ進む。したがって、合焦状態が得られれば、マイコ
ンMCBは、その後はCCD積分を行なわせず、かつ、
割込I NT、を許可せずにAEシル−ンへ進むことに
なる。 次に、カウンタ割込CNTについて説明する。 マイコンMCBに内蔵されたイベントカウンタが端子C
NTに入力されるパルスをカウントし、パルスの数が設
定された数に達すると、イベントカウンタはカウンタ割
込CNTをかける。これにより、マイコンMCBは#1
61から処理を行なう、まず、マイコンMCBは、この
割込CNTは絞り込み動作中あるいはAF動作中のいず
れにおいてかけられたものであるかを判別する。すなわ
ち、マイコンMCBは、端子CNTに入力されるパルス
は、エンコーダENAP、ENLEのいずれから発せら
れたものであるかを判別する。 端子P 15が“H”になっておれば、パルスはエンコ
ーダENAPから発せられたものである、すなわち、絞
り込み動作中であるとマイコンMCBは判断し、#16
6へ進んでドライブ回路D D Rにデータを送り、紋
りマグネッ)APMを離反させる。これにより、絞り込
み動作は停止させられる。 そして、マイコンM CB li割込CNTがかけられ
たときに処理していたステップへ戻る。 一方、端子PI5がL″になっておれば、パルスはエン
コーグENLEから発せられたものである、すなわち、
AF動作中であるとマイコンMCBは判断し、#162
へ進んで、ドライブ回路DDRにデータを送り、レンズ
駆動用モータMOLを停止させる。そして、#163へ
進む。 #163では、マイコンMCBは、レンズ移動INが所
定の値N。よりも大きいか小さいかを判定する。レンズ
移動31Nが大きいということは、テ゛7オーカス量を
演算したとき($144)fこはデフォーカス量が大き
く、像全体がぼけていたことを意味している。したがっ
て、この場合のデフォーカス量には大きな誤差が含まれ
ている可能性が高く、信頼性に乏しい。そこで、本実施
例においては、レンズ移動量Nが所定の値N0よりも大
きければ、再度、CCD積分を開始させて(#164)
割込I NT、を許可しく$165)、合焦状態が得ら
れたかどうかを確認している。これにより、AF精度が
向上する。マイコンMCBは、割込INT、を許可した
(#1f35)後、割込CNTがかけられたときに処理
していたステップへ戻る。 #163において、レンズ移動1Nが所定の値N、以下
であるとマイコンMCBが判断した場合(土、演算した
デフォーカス量1こは誤差が少なく、信頼性があるとし
て合焦状態の確認は行なわずに#150へ進み、先述し
た処理(井150〜#152)を行ない、AEルーチン
(第5図)へ進む。 先述したように、合焦状態が得られれば、CCD積分を
行なわせず、かつ、割込INT、を許可せずにAEルー
チンへ進むことになるので、その後、AFルーチン(第
9図)へ進むことはない。すなわち、−旦、合焦状態が
得られると、測光スイッチS1をOFFにしたのち再び
ONにして割込■NT、をかけ、それによってCCD積
分が開始させられ(#7)、割込INT、が許可される
まで(#8)、AP動作は行なわれない。換言すれば、
測光スイッチSlをONの状態に保てば、いわゆる7オ
ーカスロツクがなされることになる。すなわち、本実施
例のカメラは、ワンショットAFLf!h作を行なう9 「ローコンサーチ」 第11図は、サブルーチン「ローコンサーチ」を示すフ
ローチャートである。このサブルーチンでは、マイコン
MCB+土、まず、ローコンサーチ実行中であるかどう
かを判定する(#171)。ローフンフラグLCFがリ
セットされておれば、マイコンM CB ハローコンサ
ーチ中ではないと判断して#172へ進み、7ラグLC
Fをセットしたのち、ドライブ回路DDRにデータを出
力して、レンズ駆動用モータM OLを作動させ、ロー
フンサーチ動作を開始させる(#173)。一方、#1
71において、フラグLCFがセットされておれば、マ
イコンMCBはローコンサーチ実行中であると判断して
#174ヘスキップする。 #174へ進むと、マイコンMCBはCCD積分を開始
させ、そして、CCD積分が完了したことによる割込r
NT、を許可する(#175)。 つづいて、マイコンMCBは、レンズが可動箱l頂+−
鋳礪?情覧舎Iン!五−V二んt、 +舊中+ 7. 
(仕17 R)−この判定は、一定時間内に端子CNT
にパルスが入力されたかどうかを判定することによって
行なわれる。レンズが可動範囲の終端に達すると、そし
以上、レンズが動くことはできないので、エンコーグE
NLEがらはパルスが発せられない。したがって、一定
時間、端子CNTにパルスが入力されなければ、マイコ
ンMCBは、レンズが可動範囲の終端に達したとtq定
できる。なお、レンズが可動範囲の終端に達したときに
ONまたはOFFするスイ・ンチを設(す、そのスイッ
チの0N−OFF状態を検出することによってレンズが
可動範囲の終端に達したことを検出するようにしてもよ
111゜ #176において、レンズは可動範囲の終端に達してい
ないとマイコンMCBが判定すると#181へ進み、測
光スイッチS、の0N−OFF状態を調べる。マイコン
MCBは、端子P6に“L″が入力されておればスイッ
チS、がONであると判断して#176へ戻り、端子P
、にH”が入力されておればスイッチS、がOFFであ
るとtq断して#180へ進む。 #176において、レンズが可動範囲の終端に達してい
るとマイコンMCBが判定すると、#177へ進む。#
177では、レンズが可動範囲の終端に達したのが1回
めが2回めがを判定する。 レンズが今回初めて可動範囲の終端に達したのであれば
、マイコンMCBは、#182へ進んでドライブ回路D
DRにデータを出力し、レンズ駆動用モータMOLを逆
転させる。そして、#176へ戻り、逆方向のローコン
サーチを行なう。#177において、レンズが可動範囲
の終端に達したのが2回めであるとマイコンM CB 
I:tt判定すると、ドライブ回路DDRにデータを出
力してレンズ駆動用モータMOLを停止させる(#17
8)。 この動作を簡単に説明すると、次のようになる。 マイコンMCBは、レンズを現在位置から一方向(たと
えば最近接方向)へ移動させてローフンサーチを行なう
。そして、合焦点を検出することができず、レンズが可
動範囲の終j1N(たとえば最近接位置)に達すると、
マイコンMCBは、レンズを逆方向(たとえば無限遠方
向)へ移動させてローコンサーチを行ない、最初の位置
から他の終端(たとえば無限遠点に合焦する位置)まで
の頭載のローコンサーチを行なう。これにより、全可動
範囲のローコンサーチが行なわれる。ローコンサーチの
結果、焦点検出可能な位置が見つからず、レンズが他の
終端位置くたとえば無限遠点に合焦する位置)に達する
と、レンズの駆動を終了してローフンサーチを終了する
。 井178において、レンズ駆動用モータを停止させると
、マイコンMCBは、ローコンサーチが行なわれたこと
を記憶するためにローコンサーチ完了フラグDDEFを
セットしく#179)、ローコンサーチが行なわれてい
ないことを示すためにローコンブラグLCFをリセット
して(#180)、AFシル−ン(第9図)へ戻る。 [AEルーチン内のサブルーチン1 次に、AEルーチン内のサブルーチン(第12図〜第2
4図)について説明する。 「測光データ入力」 第12図はAEルーチン(!R5図)内のサブルーチン
[測光データ人力J(#24)を示す70−チャートで
ある。このサブルーチンでは、マイコンMCBは、7オ
トダイオートPD、〜PD5に入射した光の測定値を、
測光インタフェースLIF、シリアルデータバスSDB
を介して入力出端子5IOoから入力し、データ入力時
の状fi(AEフンク等)に応じて三つのレノスタFL
R,NMR,ALRに測光データを格納する。 まず、マイコンMCBは、AEフロクスイッチALSが
ONされたがどうかをt’l別する(#2゜1)、AE
フロクフラグALFがセットされておれば、マイコンM
CBは、AEフロクスイッチALSがONされたとtり
断じて#2o7へ進み、フラグALFがリセットされて
おれば、AEフロクスイッチALSはONされていない
と判断して#202へ進む。7ラグA L Fがセット
されていても、#207で7ラグBLAFがセットされ
ており、すで1こA EロソクスインチALSf二よる
AEフンクが完了しているとマイコンMCBが判断した
場合には#202へ進む。 @202ではマイコンMCBは、7オーカ六ロツクが完
了しているかどうかを判別する。7オーカスロツク7ラ
グFLFがセットされておれば、マイコンMCBは、7
オーカスロツクが完了していると判断して#203へ進
み、7ラグFLFがリセットされておれば、7オーカス
ロツクは完了していないと判断して#206へ進む。 #203へ進むと、合焦状態になったことによるAEフ
ンクが完了しているかどうかを判別する。 7ラグBLFFがセットされておれば、マイコンM C
Bは合焦状態になったことによるAE口7りが完了して
いると判断して#206へ進み、7ラグBLFFがリセ
ットされておれば、AEフンクは完了していないと判断
して#204へ進む。 #204では、マイコンMCBは、合焦状態になったこ
とによるAEフンクが完了したことを示すために7ラグ
BLFFをセットし、測光データを7オーカスAEロッ
クレノスタドL Rへ格納し、AEルーチン(第5図#
25)−\戻る。 #206では、マイコンMCBは測光データを7−マル
レノスタNMRへ格納L−、AEルーfン(第5図#2
5)へ戻る。 #207において、AEフロクスイッチALSによるA
Eフロクが完了していないとマイコンMCBが判断する
と、#208へ進んでAEフロクスイッチALSによる
AEフロクが完了したことを示すために7ラグBLAF
をセットし、測光デー9’tAEロツクレジスタALR
へ格納L、AEシル−ン(第5図#25)へ戻る。 以上のように、レジスタALRにはAEフロクスイッチ
がONされた直後の測光データが格納され、レジスタF
LRには合焦状態になった直後の測光データが格納され
、他の時点で得られた測光データはすべてレジスタNM
Rに格納される。 「露出演算」 第13図は、AEシル−ン(第5図)内のサブルーチン
rg出演算J(#25)を示す70−チャートである。 このサブルーチンでは、マイコンMCBは、まず、AE
フロクスイッチALSによるAEフロクがなされたかど
うかを判別する(#221)。7ラグB L A Fが
セットされておれば、マイコンM CBはAEclツク
スイッチALSによるAE(7ツクがなされたと判断し
て#222へ進み、AEフロクレジスタALRに格納さ
れている測光データを六つの測光データ用レジスタBv
o−Bvsに格納する。なお、レジスタBv、〜Bv5
には、それぞれ、7オトダイオードPD、−PD、にょ
る測光値が格納される。 一方、#221において、7ラグBLAFがリセットさ
れておれば、マイコンM CBは、ArEロフロスイッ
チA L、SによるAEフロクはなされていないとfq
断し、#224へ進む。#224では、合焦状態になっ
たことによるAEフロクがなされたがどうかを判別する
。7ラグBLFFがセットされておれば、マイコンMC
BはAEフロクがなされたと判断して#225へ進み、
7オーカスAEσツクレノスタFLRに格納されている
測光データをレジスタBvo〜Bv、に格納する。また
、7ラグBLFFがリセットされておれば、マイコンM
CBは合焦状態になったことによるAEフロクは完了し
ていないと判断して#226へ進み、ノーマルレジスタ
NMRに格納さてれいる測光データをレジスタBvo−
By5に格納する。 そして、レジスタB VQ −B V5に測光データを
格納し終わると、マイコンMCBは、7オトダイオード
PD、−PD5の受光面積や光学特性、開放絞り値、開
放測光誤差等(開放絞り値と開放測光誤差は、レンズ回
路LECから入力される)の補正を行なう(#223)
。 以上より明らかなように、本実施例のカメラシステムに
おいては、AEフロクスイッチALSによるAEフロク
が最優先で行なわれる。 測光データBν。〜Bv5の補正を終えると、マイコン
MCBはAEフロクスイッチALSによるAEフロクが
なされたかどうかを判別する(#227)。7ラグB 
L 、、’−FがセットされていてA Eロックスイッ
チALSによるAEフロクがなされているとマイコンM
CBが判断すると#228へ進む。 #228では、マイコンMCBはフラッシュ装置の発光
モードを判別し、データFCR,の上位2ビー/ ) 
F OR,2,F CRo6が「00」でなく7ラツシ
ユ装置が強制発光モードに設定されていないと判断する
とサブルーチン「スポット測tJ($ 2 s9)へ進
む。 マイコンMCBが、#227においてAEフロクスイッ
チALSによるAEフロクがなされているとtrI断じ
た場合、あるいは、#228において7ラツシユ装置の
発光モードが強制発光モードであるとtq断じた場合は
、#230以降の処理を行なう。すなわち、AEフロク
スイッチALSによるAE口2りがなされ、がっ、フラ
ッシュ発光モードが強制発光モードでないときのみ、マ
イコンMCBはサブルーチンrスポット測光」へ進む。 なお、後述するように、Pモードでは強制発光モードに
はならないので、Pモード時、AEフロクスイッチAL
Sを捏作してAEフロクを行うと、スボ・ント測光にな
る。 #230では、マイコン八1CBは、撮影倍率βが算出
されているかどうかを判別する。撮影倍率βが1出され
ておれば、マイコンMCBは、#231へ進み、−撮影
倍率βと撮影レンズの焦点距離fによって定められた所
定の演算を行ない、主被写体の輝度Bvsおよび背景の
輝度Bvaを求める。 一方、撮影倍率βがまだ算出されていなければ、#24
2へ進み、主被写体の輝度Bvsと背景の輝度Bvaを
求める。 なお、撮影倍率βが焦、α検出ルーチン(第10図)の
ステップ#151で算出されるまでは、撮影倍率βは1
/60であるとして、撮影レンズが装着されていないと
きのみ、#230がら#242へ進むようにしてもよい
。このとき、撮影レンズの有無は、レンズ回路LECか
らのデータで判別することができる。 #231では、マイコンM CBは、撮影倍率βと所定
の倍率β2(たとえば1/40)とを比較し、β〉β2
であれば#232へ進み、[Bvs演WIJを行なって
主被写体の輝度Bvsを求める6後述するように、[B
vs演KNでは、マイコンMCBは、五つの測光データ
Bvo−Bv<から主被写体の輝度Bvsを求めている
ので、背景の輝度Bvaは測光データBvsから求めら
れる(#233)。 #231において、β≦β2である場合、マイコンM 
CBは、#234へ進んで撮影倍率βと所定の倍率β1
(β、〈β2、たとえば1/60)とを比較し、β〉β
、(すなわちβ1くβくβ2)であれば#235へ進む
。#235では、マイコンM CBは、撮影レンズの焦
点距離「と所定の焦点y[i離f1(たとえば28+c
++)とを比較し、f>Bであれば井236へ進み、l
”Bvs演算■」を行なって主被写体の輝度Bvsを求
める。後述するように、「Bvs演WIIJでは、マイ
コンMCBは、三つの測光データBVO−BV2がら主
被写体の輝度Bvsを求めているので、背景の輝度Bv
aは測光データBy3〜Bv5から求められる(#23
7)、また、#235においてf≦r、である場合は、
マイコンMCB11#242へ進む。 #234においてβ≦β、である場合、マイコンMCB
は、#238へ進んで撮影倍率βと所定の撮影倍率β。 (β0〈β1〈β2、たとえば1/100)とを比較し
、β〉β。(すなわちβ。くβ〈β1)であれば#23
9へ進む。#239ではマイコンMCBは、撮影レンズ
の焦点距離fと所定の焦、α距1ro(ro>r、、た
とえば50mm)とを比較し、f>f、であれば$24
0へ進み、「B vs演算■」を行なって主被写体の輝
度Bvsを求める。後述するように、「Bvs演算■」
では、マイコンMCBは、三つの測光データB110−
Bv2がら主被写体の輝度Bvsを求めているので、背
景の輝度Bvaは測光データBV3−BV5がら求めら
れる(# 241 )。 #238においてβ≦β。である場合、あるいは、#2
39においてr≦roである場合、マイコンMCBは#
242へ進む。#242では、マイ] ンM CBは、
すべての測光データB yo−B vsh’ら主被写体
の輝度を求め、同様にすべての測光データBvo−Bv
5から背景の輝度Bvaを求める(#243)。すなわ
ち、$242.$243ではいわゆる平均測光が行なわ
れる。 なお、r B vs演f1.I」、rBvs演BIIJ
、「B vs演算■」では、マイコンMCBは、後述す
るように、各測光データBVLI−BV4に所定の重み
(第7表〜第9表参照)をつけて加重平均を行なうこと
により、主被写体の輝度Bvsを求めているが、背景の
輝度B va、および井242で求める主被写体の輝度
Bvsは、算術平均で求めている。すなわち、#233
では Bva=Bv5、 #237では B va= (B y、+ B v<+ B vs)/
 3、#242では B vs= (B vo+ B v、 十B v2十B
 V3 +B V4 + B vs )/ 6、#24
3では B va= (B V、+ B v、 十B V2+ 
B V3 +B v< 十B V5 )/ 6の演算に
よって、マイコンMCBは、主被写体の輝度B vs、
背景の輝度Bvaを求めている。 Pt5a表に、撮影倍率β、撮影レンズの焦点距離「と
主被写体の輝度Bvsの演算方法との対応をまとめてお
く。なお、同表において「BvS演ff、 IV Jは
#242での演算を示している。 以上、述べたように、短焦点距離撮影のときは、平均測
光によって主被写体の輝度Bvsを求めているので、短
焦点距離撮影の場合で、撮影距離りに誤差があり、撮影
倍率βが正確な値でない場合であっても、輝度情報B 
Vo −B v5の選択を誤って主被写体の輝度Bvs
を算出してしまうような惧れがなくなり、主被写体が適
正露出からかけ離れた状態になってしまうことを防ぐこ
とができる。 主被写体の輝度Bvsおよび背景の輝度Bνaを求める
と、マイコンMCBは#251へ進み、面輝度B V!
3. B vaからシャッタスピードTv、紋り値AV
、フラッシュ発光fi I v等の露出制御値を、所定
の演算に従って求める。 まず、マイコンMCBは、AEフロクスイッチALSに
よるAEフロクがなされているかどうかを判別する($
251)。7ラグBLAFがセットされていると、マイ
コンMCBはAEフロクスイ・ンチALSによるAEフ
ロクがなされていると判断してサブルーチン[スローシ
ンクロJ(#252)へ進む。7ラグBLAFがリセッ
トされていると、マイコンMCBはAEフロクスイッチ
ALSによるAEフロクはなされていないと判断して#
253へ進む。#253では、マイコンMCBは、露出
制御モードがPモードであるがどうかを判別する。露出
制御モードレノスタMORの内容が「00」であれば、
マイコンMCBは、露出制御モードがPモードであると
1断して#254へ進み、そうでなければ露出制御モー
ドはPモードでないと判断して井257へ進む。#25
4では、フラッシュ発光モードが自動発光モードである
かどうかを判別する。すなわち、発光モードレジスタF
MRの内容が「01」であれば、マイコンMCBはフラ
ッシュ装置が自動発光モードに設定されていると判断し
てサブルーチン[自動発光J(#255)へ進み、そう
でなければサブルーチン「自然光」(#256)へ進む
。#257へ進むと、フラッシュ発光モードが強制発光
モードであるがどうかを判別する。すなわち、発光モー
ドレジスタF M Rの内容が100」であれば、マイ
コンMCBはフラッシュ装置が強制発光モードに設定さ
れてし)ると判断してサブルーチン[強制発光J(#2
58)へ進み、そうでなければサブルーチン[自然光J
(#256)へ進む。 各サブルーチン「スローシンクロ」、「自然光」、「自
動発光」、「強制発光」、「スポット測光」において、
マイコンMCBは、それぞれの演算方法に従って露出制
御値を算出し、AEルーチン(第5図#27)へ戻る。 なお、以上から明らかなように、マイコンMCBは、A
EフロクスイッチALSによるAEフロクがなされ、か
つ、強制発光モードであるときのみサブル−チン「スロ
ーシンクロ」へ進む。また、マイコンMCBは、露出制
御モードがPモードである場合はサブルーチン「自動発
光」「自然光」のいずれかへ進み、他の露出制御モード
である場合はサブルーチン「自然光」、「強制発光」の
いずれかへ進む。 「Bvs演ヰ」 第14図は、サブルーチンrB vs@W I Jを示
す70−チャートである。このルーチンでは、マイコン
MCBは、五つの測光データBvo〜Bv4に、第7表
に示した重みをつけた加重平均により、主被写体の輝度
Bvsを求めている。 このルーチンへ進むと、マイコンM CBは、まず、第
O〜第2の焦、α検出ゾーンのうち、どのゾーンが主ゾ
ーンであるかを判別する。すなわち、マイコンMCBは
、焦点検出ルーチン(110図)#141で選択された
ゾーンがどのゾーンであるかを判別する($261.#
262)。#261において、第0ゾーンが主ゾーンで
あるとマイコンM CBが判断すると#263へ進み、
#262において第1ゾーンが主ゾーンであるとマイコ
ンMCBが判断すると#264へ進む。そして、第01
第1のいずれのゾーンも主ゾーンではない、すなわち、
第2ゾーン内が主ゾーンであるとマイコンM CBが?
!り断すると#265へ進む。 先述したように、i影倍率βが所定の倍率β2(本実施
例では1/40)よりも大きし)場合(rことえば、バ
ストショット)のみ、マイコンMCBはI’Bvs演W
Nの処理を行なうので、このルーチンの処理を行なうと
きには、主被写体からの光は、測光範囲L M R(第
2図参照)の大部分に入射していると予測される。した
がって、この場合には、マイコンMCBは、主ゾーンの
近傍の測光領域における測光値の重みを大きくし、その
他の測光領域における測光値の重みを小さくして加重平
均を求め、それを主被写体の輝度Bvsとしている(た
だし、最外枠の測光値Bv5は背景の輝度Bvaを求め
るために用いられる)。 具体的に述べると、第7表に示すように、主被写体が撮
影画面FLMの中央(第Oゾーン)に位置するとき、す
なわち第0ゾーンが主ゾーンであるときは、マイコンM
CBは、第2図に示した測光領域LMRのうち、領域1
,2.3における測光値B V01BVllBV2の重
みを2、他の領域4,5における測光値B V3 HB
 V4の重みを1にした加重平均によって、主被写体の
輝度Bvsを求めている(#263)。すなわち、 一方、主被写体が撮影画面F L kiの中央よりやや
左寄り(第1ゾーン)に位置するとき、すなわち、第1
ゾーンが主ゾーンであるとき1土、マイコンMCBは、
領域1.2における測光値BVo*BvHノ重みを2、
他の領域3.4.5における測光値Bv21B v、、
 B v、の重みを1にした加重平均によって主被写体
の輝度Bvsを求めている(#264)。すなわち、 主被写体が撮影画面FLMの中央よりやや右寄り(第2
ゾーン)に位置するとき、すなわち、第2ゾーンが主ゾ
ーンであるときも同様である(#265)。すなわち、 こうして、主被写体の輝度Bvsを求めると、マイコン
MCBはサブルーチン「露出演算」(第13図1233
)へ戻る。 第15図は、サブルーチン「Bvs演ヰ■」を示すフロ
ーチャートである。このルーチンでは、マイml ンM
 CBは、三つの測光データB VOIBVI、BV2
にPt58表に示した重みをつけた加重平均により、主
被写体の輝度Bvsを求めている。 このルーチンへ進むと、マイコンMCBは、まず、サブ
ルーチン「BvS演算I」と同様に、第O〜第2のゾー
ンのうちどのゾーンが主ゾーンであるかを判別する(#
271.#272)。#271において、第Oゾーンが
主ゾーンであるとマイコンMCBが判断すると#275
へ進み、#272において第1ゾーンが主ゾーンである
とマイコンMCB he t’q断すると#273へ進
む、そして、第0、第1のいずれのゾーンも主ゾーンで
1土ない、すなわち、第2ゾーンが主ゾーンであるとマ
イコンMCBが判断すると#274へ進む。 第1ゾーンまたは第2ゾーンが主ゾーンであるとマイコ
ンM CBが判断した場合、第0・l−ンが近接ゾーン
(焦点検出ルーチン(第10図)#142参照)あるか
どうかを判別する($273.#274)。そして、第
Oゾーンが近接ゾーンであるとマイコンMCBが判断す
ると#277、#278へ進み、@0ゾーンは近接ゾー
ンではないとマイコンMCBが判断すると#276.#
279へ進む。 先述したように、撮影倍率βが所定の倍率β1(本実施
例では1760)、β2に対してβ1くβ≦β2であり
(たとえば縦位置全身写真)、がっ、撮影レンズの焦点
距離fが所定の値f、(本実施例では28■)よりも長
い場合のみ、マイコンMCBは[Bvs演BnJの処理
を行なう。このように、撮影倍率βは[Bvs演WIJ
の処理を行なうときよりも小さいので、マイコンMCB
は、「Bvs演算■」の場合よりも小さい領域の測光値
を用い、[Bvs演gNの場合と同様、主被写体が存在
する主ゾーンの近傍の測光領域における測光値の重みを
大きくして加重平均を求め、それを主被写体の輝度Bv
sとしている。 具体的に述べると、第8表に示すように、主被写体が撮
影画面F L Mの中央部(第Oゾーン)に位置すると
き、すなわち、第Oゾーンが主ゾーンであるときは、マ
イコンMCBは、第2図に示した測光領域のうち、領域
1における測光値Bvoの重みを2、領域2,3におけ
る測光値B V+ t B V2の重みを1にした加重
平均によって主被写体の輝度Bvsを求めている(# 
275 )、すなわち、一方、主被写体が撮影画面FL
Mの中央よりやや左寄り(fjS1ゾーン)に位置する
場合、すなわち、@1ゾーンが主ゾーンである場合、第
Oゾーンが近接ゾーンであれば、マイコンMCBは、領
域1゜2における測光値B vow B V+の重みを
2にし、領域3における測光値Bv2の重みを1にした
加重平均によって主被写体の輝度Bvsを求めている(
#277)。すなわち、 また、第0ゾーン内が近接ゾーンでなければ、マイコン
MCBは、領域2における測光値By、の重みを2、領
域1における測光値Bvoの重みを1にした加重平均に
よって主被写体の輝度Bvsを求めている(#276)
。すなわち、 なお、この場合、マイコンMCBは、領域3における測
光値Bv2を、主被写体の輝度Bvsを求めるときには
用いない。これは、第1ゾーンに主被写体がある場合、
f50ゾーンが近接ゾーンでなければ、すなわち、第O
ゾーンにある被写体が主被写体に近接した被写体(主被
写体と同一の被写体)でなければ、fpJOゾーンを挟
んで第1ゾーンの反対側にあるPttJ2ゾーン内には
、もはや、主被写体と同一の被写体は存在しえないから
である。また、仮に第2・/−ン内にある被写体が、主
被写体と同一の被写体ではなくても、主被写体にある程
度近ければ、この被写体の輝度は測光値BV2に大きく
寄与するので、先述したように、マイコンMCBは、こ
の測光値Bv2を背景の輝度Bvnを求める場合にも用
いない。 主被写体が撮影画面FLMの中央よりやや右寄り(第2
ゾーン)に位置する場合、すなわち、W&2ゾーンが主
ゾーンである場合も同様であり、第Oゾーンは近接ゾー
ンであるとマイコンMCBが判断すれば(#274)、
マイコンMCBは、によって主被写体の輝度Bvsを求
め(#278)、第0ゾーン内は近接ゾーンでないとマ
イコンMCBが判断すれば(#274)、マイコンMC
Bは、によって主被写体の輝度Bvsを求める(#27
9)。 こうして、主被写体の輝度Bvsを求めると、マイコン
MCBはサブルーチン[露出液Kl(m 13図#23
7)へ戻る。 第16図は、サブルーチン「BvS演WI[[Jを示す
フローチャートである。このルーチンでは、マイコンM
CBは、三つの測光データB v6.BvltBVzに
、!@9表に示した重みをつけた加重平均により、主被
写体の輝度Bvsを求めている。 このルーチンへ進むと、サブルーチン「B vs演KI
J、rBvs演算■演算間様、第0〜第2ゾーンのうち
どのゾーンが主ゾーンであるかを判別する(#281.
$282)、#281において第Oゾーンが主ゾーンで
あるとマイコンMCBが判断すると#283へ進み、#
282に−おいて第1ゾーンが主ゾーンであるとマイコ
ンMCBが判断すると#286へ進む。そして、第0.
第1のいずれのゾーンも主ゾーンでない、すなわち、第
2ゾーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが判断する
と#288へ進む。 第0ゾーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが判断し
て#283へ進むと、$1ゾーンが近接ゾーンであるか
どうかを判別する。つづいて、マイコンMCBは、第2
ゾーンが近接ゾーンであるかどうかを判別する(#28
4.$285)。そして、マイコンMCBが、第1.@
2いずれのゾーンも近接ゾーンでないと判断すると#2
90へ進み、@1ゾーンが近接ゾーンではなく、かつ、
第2ゾーンが近接ゾーンであると判断すると#291へ
進む。また、第1.第2の両方のゾーンが近接ゾーンで
あると判断すると#292へ進み、第1ゾーンが近接ゾ
ーンであり、かつ、第2ゾーンが近接ゾーンではないと
判断すると#293へ進む。 第1ゾーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが#′4
1Frシて#286へ進むと、第0ゾーンが近接ゾーン
であるかどうかを判別する。#286において、第Oゾ
ーンが近接ゾーンであるとマイコンMCBが判断すると
#287へ進み、第2ゾーンが近接ゾーンであるかどう
かを判別する。そして、マイコンMCBが第2ゾーンは
近接ゾーンではないと判断すると#293へ進み、第2
ゾーンは近接ゾーンであると判断すると#294へ進む
、−方、#286において第Oゾーンは近接ゾーンでは
ないとマイコンMCBが判断すると#295へ進む。 第2ゾーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが判断し
た場合、第1ゾーンが主ゾーンである場合と同様、第O
1第1両ゾーンが近接ゾーンであれば#297へ進み、
第0ゾーンが近接ゾーンであり、かつ、第1ゾーンが近
接ゾーンでなければ#288へ進み、第Oゾーンが近接
ゾーンでなければ#296へ進む。 ところで、先述したように、撮影倍率βが所定の倍率β
。(本実施例では1/100)、β1に対してβ。くβ
≦β、であり(たとえば、横位置全身写真)、かつ、撮
影レンズの焦点距離fが所定の値f0(本実施例で50
+ai*)よりも艮いときのみ、マイコンMCBは[B
vs演W[[Jの処理を行なう。このように、撮影倍率
βは「Bvs演算■」の処理を行なうときよりも小さい
ので、マイコンMCBは、主ゾーンもしくは近接ゾーン
が寄与する測光領域における測光値のみを用いて算術平
均を行ない、主被写体の輝度Bvsを求めている。 具体的に述べると、第9表に示すように、近接ゾーンが
一つもなければ、マイコンMCBは、主ゾーンが最も寄
与する測光領域(第0.第1.第2ゾーンは、それぞれ
測光領域1,2.3に対応する(fjS2図参照))の
測光値を主被写体の輝度Bvsとする。そして、たとえ
ば、第0ゾーンが主ゾーンであり、かつ、第2ゾーンが
近接ゾーンであれば、マイコンMCBは、それらのゾー
ンが最も寄与する測光領域1,3における測光値B V
ow B V2の算術平均でもって主被写体の輝度Bv
sを求めている。 すなわち、 なお、rBvs演KIIJのときと同様、第1(2)ゾ
ーンが主ゾーンであって、かつ、第0ゾーンが近接が近
接ゾーンでない場合、マイコンMCBは、第2(1)ゾ
ーンが最も寄与する測光領域の測光値Bvz(Bv+)
を、主被写体の輝度Bvsおよび背景の輝度E3vaの
いずれを求めるときにも用いない。 こうして、主被写体の輝度Bvsを求めると、マイコン
MCBは、サブルーチン「露出演算」(第13図$24
1)へ戻って、処理を行なう。 「露出制御値決定」 第17図は、サブルーチンしスローシンクロ」(第13
図1$252)を示すフローチャートである。 このサブルーチンに入ると、マイコンMCBは、まず、
フラッシュ回路FLC内にあるメインコンデンサMCの
充電電圧が所定の電圧(300V)以上に達しているか
どうかを判別する($301)。 データFOR,の第6位ピッ)FORO5がリセットさ
れておれば、マイコンMCBは、メインコンデンサMC
の充電電圧が所定の電圧まで達していないと判断して#
302へ進み、そうでなければ#305へ進む。#30
2へ進むとマイコンMCBは、充電中であることを表示
するため、表示データFLD2に「11」を格納する。 そして、フラッシュ発光を禁止するため、マイコンMC
Bは、データCFR,の第6位ビットCF R35をセ
ット口(井303)、フラッシュ回路FLC内の表示器
CHDlこよる表示を行なわせるため、データCFR。 の第7位ビビッCFR,,をリセットして(#304)
、スポット測光ルーチン(第21図)へ進む。 #3011こおいて、メインコンデンサMCの充電電圧
が所定の電圧に達していると判断して#305へ進んだ
場合、マイコンMCBは、露出制御値を演算するための
制御輝度値Bvcとして背景の輝度Bvaを用いる。な
ぜなら、スローシンクロ撮影は、背景が適正な露出にな
るように露出制御値を決定し、主要被写体に対しては、
フラッシュ光によって適正な露出値になるようにフラッ
シュ発光を制御して行なわれるからである。続いて、マ
イコンMCBは露出制御モードを判別しく#300、#
313)、露出制御モードがSモードまたはMモードで
あれば#307へ進み、Aモードであれば#314へ進
み、そして、Pモードであれば#316へ進む。 #307では、設定されたシャッタスピードTvsが、
フラッシュ同調限界シャッタスピードTvx(たとえば
1 / 100sec、 )よりも速いかどうかを判別
する。そして、設定されたシャッタスピードTvsが7
ラツシユ同調限界シヤツタスピードTVXよりも速いと
マイコンMCBが判断すると、制御シャッタスピードT
vを7ラツシユ同調限界シヤツタスピードTvxに設定
しく$308)、そうでなければ制御シャッタスピード
Tvを設定されたシャッタスピードTvsに設定する(
$309)。そして、露出制御モードがSモードである
かMモードであるかを判別し、Mモードであれば、マイ
コンMCBは、制御絞り値Avを設定された絞り値Av
sに設定しく#311)、SモードであればSモード演
算 Av=Bvc+5v−Tv を行なって制御絞り値Avを求める($312)。 露出制御モードがAモードであれば、マイコンMCBは
、制御絞り値Avを設定された絞り値AvSに設定しく
#314)、Aモード演算Tv=Bvc+5v−Av を行なって制御シャッタスピードTvを求める(#31
5)。 また、露出制御モードがPモードであれば、マイコンM
CBは、所定のプログラムラインに基いて制御シャッタ
スピードTvと制御絞り値Avを求める(#316)、
そして、マイコンMCBは、求めた制御シャッタスピー
ドTvと7ラツシユ同調限界シヤツタスピードTvxと
を比較しく$317)、制御シャッタスピードTvの方
が速ければ、フラッシュ同調ができないので、マイコン
MCBは、制御シャッタスピードを7ラツシユ同調限界
シヤツタスピードTvxl:設定し直しく#318)、
#312へ進んで制御絞り値Avを設定し直す。 そして、制御シャッタスピードTv、制御絞り値Avを
求めると、マイコンMOBは、α演算ルーチン(第18
図)の処理を行なう。 なお、本実施例では、フラッシュ回路FLC内にあるメ
インコンデンサMCの充電が完了していなければ、フラ
ッシュ発光を禁止し、フラッシュ発光を伴わないスポッ
ト測光撮影に切り替えているが($301〜#304参
照)、#301〜#304のステップを省略して、メイ
ンコンデンサMCの充電状態にかかわらず、つねにフラ
ッシュ発光が行なわれるようにしてもよい(後述)。 第18図は、α演算ルーチンを示す70−チャ−トであ
る。このルーチンiこ入ると、マイコンMCBは、まず
、制御輝度値Bvc(すなわち背景の輝度Bva)と主
被写体の輝度Bvsとの差ΔEv、すなわちフラッシュ
発光によって補なわれなければならない露光量 △Ev=Bvc−Bvs=Av十Tv−8v−Bvsを
求める($ 321 )、つづいて、マイコンMCBは
、この値ΔEvおよび撮影倍率βに基いて、フラッシュ
装置を、フラッシュ光だけで適正露光となる量だけ発光
させた場合に露出オーバーになる量(以下、発光量補正
量または単に補正量という)aを求める。マイコンMC
Bは、まず、輝度差ΔEvが1よりも大きいかどうかを
判別する(#322)、そして、輝度差ΔEvが1より
も大きく、フラッシュ発光によって補なうべき露光量が
多ければ、マイコンMCBは、補正1aを輝度差ΔEv
および撮影倍率βがら求める(#323)。一方、輝度
差ΔEvが1以下であってフラッシュ発光によって補な
うべき露光量が少なければ、マイコンMCBは、補正量
αを撮影倍率βがらのみ求める(#324)。 輝度差△Evは、主被写体と従被写体(背景)との輝度
差であり、マイコンMCBは、発光量を減少させて、こ
の差ΔEvに対応する量だけ発光させるよう、補正量α
を算出し、この補正fiaだけ、発光量を減少させてい
る。この理由は以下の通りである。 撮影倍率β、すなわち、画面に対する主被写体の大きさ
に応じて、主被写体による反射光が変化するので、発光
量を補正しなければ、主被写体が適正にならないことが
ある。たとえば、撮影倍率βが小さければ、主被写体に
よる反射光が少ないので、発光量を減少させなければ、
主被写体は露光オーバーになってしまう、このようなこ
とを防ぐために、撮影倍率βと輝度差ΔEvとから発光
量補正量αを求めている。具体的には、撮影倍率βが小
さいほど反射光量が少なくても発光を停止させるよう、
補正量αを太きくしている。 なお、本実施例のカメラシステムにおいては、様々の条
件における補正量αをあらかじめ実写と理論解析から求
めて、それをマイコンMCB内のROMに格納しておき
、必要時にROMから読み出すようにしである。 つづいて、マイコンMCBは、調光信号FSTPが出力
されたかどうかを判別しく$325)、データFOR,
の第5位ビットFCR,,がセットされておれば、マイ
コンMCBは調光信号FSTPが出力されたと判断し、
その旨を表示回路DSPに表示させるため、表示データ
FLD、に「10」を格納する($F326)。一方、
データFOR,の第5位ピッ)FOR,、かりセットさ
れておれば、マイコンMCBは調光信号FSTPは出力
されていないとf−Il断し、メインコンデンサMCの
充電が完了したことを表示回路DSPに表示させる(本
実施例では、このルーチンに進むときは、つねに、メイ
ンコンデンサMCの充電は完了している)ため、表示デ
ータFLD、に「01」を格納する(#327)。 つづいて、マイコンMCBは、カメラシステムがフラッ
シュ発光モードである旨を表示回路DSPに表示させる
ため、表示データFLD2に「01」を格納する(#3
28)。それから、マイコンMCBは、フラッシュ発光
を行なわせるためデータCFR,の第6位ビットCFR
,sをリセットしく#329)、フラッシュ回路FLC
内の表示回路FDPおよび表示器CHDの作動を許可す
るため、データCFR3の第7位ビットcFRssをリ
セットする(#33o)、その後、データセットルーチ
ン(第19図)へ進む。 第19図は、データセットルーチンを示す70−チャー
トである。このル−チンでは、マイコンMCBは、フラ
ッシュ回路FLCBよび表示回路DSPに出力すべきデ
ータをセットする。ただし、このルーチンに進むまでに
セットされたデータ(たとえばFLD、等)はのぞく。 まず、マイコンMCBからフラッシュ回路FLCへ送る
データCFR,〜CFR,をセットする(第5表参照)
。すなわち、マイコンMCBは、データCFR,にカメ
ラシステムの露出制御モードおよびフィルム感度Svを
セットしく#331)、データCFR,に撮影レンズの
焦点距離Fvをセットする(#332)。そして、デー
タCFR2に制御絞り値Avをセットしく#333)、
データCFR。 (下位5ビツト)に発光補正量αをセットする(#33
4)。 次にマイコンMCBは、表示データTVDに制御シャッ
タスピードTvをセットしく#336)、表示データA
VDに制御絞り値Avをセットしく#337)、表示デ
ータSVDにフィルム感度Svをセットする(1$33
8)。そして、マイコンMCBは、AEコロツク中ある
か否かを表示させるため、表示データA L D l:
l: A EロックフラグALFの内容をセットする(
#329)。 データのセットが完了すると、「AEルーチン」(第5
図#26)へ戻る。 @20図は、サブルーチン「強制発光」を示すフローチ
ャートである。このルーチンへ進むと、サブルーチン「
スローシンクロ」と同様、マイコンMCBは、フラッシ
ュ回路FLC内のメインコンデンサMCの充電が完了し
ているかどうかを判別する(#341)。そして、メイ
ンコンデンサMCの充電が完了していなければ、マイコ
ンMCBは、表示回路DSPに充電中であることを表示
させるため、表示データFLD2に「11」を格納する
(井342 )、それから、マイコンMCBは、フラッ
シュ発光を禁止させるため、データCFR,の第6位ビ
ットCF Rssをセットしく$343)、また、フラ
ッシュ回路FLC内の表示器CHDによる表示(充電中
であることを示す表示)を行なわせるため、データCF
 Rsの第7位ビットCF R3*をリセットする(#
344)。その後、マイコンMCBは自然光ルーチン(
第22図)の処理を行なう。 #341において、メインコンデンサMCの充電が完了
しているとマイコンMCBが判断すると、#345以下
の処理を行なう、マイコンMCBは、まず、制御輝度値
Bvcとして背景の輝度Bvaを採用する(#345)
。つづいて、マイコンMCBは、カメラシステムの露出
制御モードを判別しく#346、#347)、露出制御
モードがMモードであれば#348へ進み、Aモードで
あれば#353へ進み、Sモードであれぼ#356へ進
む。なお、先述したように、Pモードのときはこのサブ
ルーチンに進むことはあり得ない。 露出制御モードがMモードであるとき、マイコンMCB
は、設定されたシャッタスピードTvsと同調限界シャ
ッタスピードTvxとを比較する(#348)。そして
、設定されたシャッタスピードTvsの方が同調限界シ
ャッタスピードTvxよりも遅ければ(すなわち、フラ
ッシュ同調可能であれば)、マイコンMCBは、制御シ
ャッタスピードTvを設定されたシャッタスピードTv
sに設定しく#351)、そうでなければ、マイコンM
CBは、制御シャッタスピードTvを同調限界シャッタ
スピードTvxに設定する($352)。そして、いず
れの場合で6、マイコンMCBは、制御絞り値AVを設
定された絞り値に設定する(1$355)。 露出制御モードがAモードである場合、マイコンMCB
は、制御シャッタスピードTvを同調限界シャッタスピ
ードTvxに設定しく#354)、制御絞り値Avを設
定された絞り値AνSに設定する(ヰ355)。 また、露出制御モードがSモードである場合、マイコン
MCBは、サブル−チン「フラッシュ演算」へ進んで制
御シャッタスピードTv、制御絞り値Avを算出する1
356)。 露出制御値T v、 A vを求めると、マイコンMC
Bはa演算ルーチン(第18図)へ進み、先述した「デ
ータセット」の処理を行ない、AEルーチン(第5図#
26)へ戻る。 なお、本実施例では、フラッシュ回路FLC内にあるメ
インコンデンサMCの充電が完了していなければ、フラ
ッシュ発光を禁止し、フラッシュ発光を伴わない自然光
撮影に切り替えているが(#341〜#344参照)、
スローシンクロ(第17図)と同様、#341〜#34
4のステップを省略して、メインコンデンサMCの充電
状態にかかわらず、つねにフラッシュ発光が行なわれる
ようにしてらよい。 第21図は、サブルーチン「フラッシュ演算」を示すフ
ローチャートである。 このサブルーチンへ進むと、マイコンM CBは、まず
、シャッタスピードを同調限界シャッタスピードTvx
に設定した場合を想定して絞り値Avを求める(# 3
61 )、すなわち、 Av=Bvc+Sv  Tvx  。 つづいて、マイコンMCBは、#361で求めた絞り値
Avと最大絞り値(最小口径絞りに対する値)Av−と
を比較しく#362)、紋り値Avが最大絞り値Avm
よりも大きければ、すなわち、最小絞りよりも小口径の
絞りになれば、制御絞り値Avを最大絞り値Avmに設
定する($$363)。なお、マイコンMCBは、この
最大絞り値Avmを、レンズ回路LECから入力する。 #361で求めた絞り値Ayが最大絞り値Avn以下で
あるとき、マイコンMCBは、その絞り値Avと開放絞
り値Avoとを比較する(#364)。 この開放絞り値Avoも、マイコンMCBは、レンズ回
路LECから入力する。そして、絞り値AVが開放絞り
値Avo以上であれば、すなわち、#361で求めた絞
り値Avが絞り連動範囲内であれば(Av、≦Av≦A
vm)、マイコンMCBは、その紋り値Avを制御絞り
値Avとして採用する。 一方、#364において、#361で求めた絞り値Av
が開放絞り値AV、よりも小さければ、マイコンMCB
は、制御絞り値をAv6に設定しく#365)、シャッ
タスピードTvを算出する(#366)。すなわち、 Tv=Bvs+Sv  Avo  。 そして、マイコンMCBは、#366で求めたシャッタ
スピードTvと所定のシャッタスピードTvhとを比較
する($367)。この所定のシャッタスピードTvl
+は、カメラ振れ起こさない限界のシャ7タスピードで
あり、撮影レンズの焦点距離fが長くなるほど速い値(
たとえばf=50mmならTvh=6 (1/ 60s
ec))になる。なお、このシャッタスピードTvhの
値は、マイコンMCB内にあるROMにセットされてお
り、必要なときにROMから読み出される。#367に
おいて、#366で算出されたシャッタスピードTvが
所定の値Tvhよりも遅ければ、マイコンMCBは、制
御シャッタスピードTvをカメラ振れ限界の値Tvhに
設定しく#368)、元のルーチンへ戻る。そうでなけ
れば、マイコンMCBは、#366で演算した値Tvを
制御シャッタスピードTvに設定し、元のルーチンへ戻
る。 一方、#361で算出した絞り値が最大絞り値Avuよ
りも大きいか、あるいは、絞り連動範囲内であれば(す
なわち、Av≧Av、)、マイコンMCBは、制御シャ
ッタスピードTvを同調限界シャッタスピードTvxに
設定しく#369)、元のルーチンへ戻る。 以上、述べたように、フラッシュ演算ルーチンでは、マ
イコンMCBは、シャッタスピードTvを同調限界シャ
ッタスピードTvxに仮定して絞り値Avを求め、その
値Avが開放絞り値Av6よりら小さければ絞り値Av
を開放絞り値A v o l:設定してシャッタスピー
ドTvを求めている。そして、絞り値Avを開放絞り値
Ayoに設定して求めたシャッタスピードTvがカメラ
振れを起こす慣れのあるシャッタスピードであれば(T
v<Tvb)、マイコンMCBは、シャッタスピードT
vをカメラ振れを起こさない限界のシャッタスピードT
vhに設定し直している。これにより、スローシンクロ
撮影以外で7ランシユを伴う場合(後述するように、自
動発光モードでも、マイコンM CBは、このルーチン
の処理を行なう)は、カメラ振れが起こる惧れはない。 第22図は、サブルーチン「自然光」および「スポット
測光」を示すフローチャートである。 サブルーチン「自然光」に入った場合、マイコンMCB
は、制御輝度値Bvcを主被写体の輝度Bvsに設定し
く#371)、サブルーチン「スポット測光」に入った
場合は制御輝度値Bvcを、撮影画面の中央部にある領
域1における測光値Bvoに設定する。そして、どちら
の場合であっても#373以降のステップへ進む。 マイコンMCBは、まず、カメラシステムの露出制御モ
ードを判別する(#373〜#375)。 露出制御モードレジスタMORに100」が格納されて
おれば、マイコンMCBは、露出制御モードはPモード
であると判断しく#373)、所定のプログラムライン
に基いて制御絞り値Av、制御シャッタスピードTvを
算出する(#376)。 露出制御モードレジスタMORに「01」が格納されて
おれば、マイコンMCBは、露出制御モードはSモード
であるとtl!断しく#374)、Sモード演算 Av=Bvc+5v−Tvs を行なって制御絞り値Avを算出するとともに、制御シ
ャッタスピードTvを設定されたシャッタスピードTv
sに設定する(#377)。 露出制御モードレノスタMORに「10」が格納されて
おれば、マイコンM CBは、露出制御モードはAモー
ドであると判断しく$1375)、Aモード演算 Tv=Bvc+Sv  Avs を行なって制御シャッタスピードTvを算出するととも
に、制御絞り値Avを設定された絞り値AvS(こ設定
する(井378)。 そして、露出制御モードはP 、S 、Aいずれのモー
ドでもない、すなわちMモードであると判断すると、マ
イコンMCBは、制御絞り値Av、v、シャッタスピー
ドTvを、それぞれ設定された絞り値A vs、設定さ
れたシャッタスピードTvsに設定する(1$379)
。 先述したように、本実施例においては、フラッシュ発光
を伴う「スローシンクロ」あるいは[強制発光」のルー
チンでは、7う/シュ回路FLC内にあるメインコンデ
ンサMCの充電が完了シテいなければ、マイコンMCB
は、それらのルーチンの処理を中断し、フラッシュ発光
を伴わない「スポット測光」あるいは「自然光」の処理
を行なう。 そこで、マイコンMCBは、制御絞り値Av、制御制御
シャンビスピードの設定を終えると、サブルーチン「ス
ローシンクロ」から「スポラ)測lへ、あるいは、サブ
ルーチン「強制発光」から「自然光」ルーチンへ進んだ
かどうかを判別する(#380)。 サブルーチン「スローシンクロ」あるいは「強制発光」
からこのルーチンへ進んだ場合は、つねに、表示データ
FLD2には「11」が格納されている<fjS17図
#302、第20図#342)ので、マイコンM CB
 1.を表示データF”LD2に格納されているデータ
によってそのことを判別する。サブルーチン「スローシ
ンクロ」あるいは[強制発光]からこのルーチンへ進ん
だ場合であれば、マイコンM CBは、#382ヘスキ
ップする。そうでなければ、すなわち、撮影者がフラッ
シュ発光を伴なわない露出制御モードに設定し、サブル
ーチン「露出演算」(第13図)においで#254.#
257から#266へ進んだか、あるいは、#228か
ら#259へ進んだ場合であれば、マイコンMCBは、
表示回路DSPに7ラツシユ情報の表示を消させるため
、表示データFLD2に「00」を格納しく#381)
、#382へ進む。 #382では、フラッシュ回路FLCから調光13号が
出力されているかどうかを判別する。データFCR,の
fjS5位ビットビッR,4がセットされておれば、マ
イコンMCBは調光信号が出力されていると判断し、表
示回路DSPにそのことを表示させるため、表示データ
FLD、に「10」を格納(#383)する。そうでな
ければ表示回路DSPに7ラツシユ情報の表示を消させ
るため、マイコンMCBは、表示データFLD、に「0
0」を格納する(井384)。 つづいて、フラッシュ
装置を非発光モードに設定するため、データCFR3の
f56位ビッビッFR−sをセットしく$385)、フ
ラッシュ回路FLC内の表示回路FDP1表示器CHD
を作動可能にするため、データCFR3の第7位ピッ)
CFR)Gをリセットする(#386)。その後、先述
した「データセット」ルーチン(f519図)へ進み、
A Eルーチン(第5図#26)へ戻る。 第23図は、サブルーチン「自動発光」を示す70−チ
ャートである。このサブルーチンは、大きく分けて四つ
の部分に分かれている。一つは自然光による露光量を決
定する部分(#401〜#410および$429.#4
30)、他の−っは主被写体を適正にするために補う7
ラシユ発光量を算出する部分(#411〜$415)、
さらに他の一つは7ラシユ発光を行なうが否かを決定す
る部分(6416〜#425)、そして、最後はデータ
設定部分(# 426〜井428.#431〜#440
、およびデータセットルーチン(第19図))である。 以下、このサブルーチン撮影条件ごとに説明を行なう。 なお、ここにいう撮影条件とは、高輝度順光(以下、単
に順光という)、高輝度逆光(以下、単に逆光という)
、低輝度順光、低輝度逆光であり、各撮影条件における
光線条件は、第35図に示した通りである。すなわち、 順    光 Bvs≧Bvl+ がつ Bva<Bv
s+2逆   光 Bvs≧Bvl+かつ Bva≧B
vs+2低輝度順光 Bvs<Bvbかつ Bva<B
vh+1低輝度逆尤 Bvs<Bvhがつ Bva≧B
vh+1である。 最初に、順光の場合について説明する。順光の場合は、
主被写体の輝度Bvsに基いて、露出制御値Av、Tv
を決定し、フラッシュ発光を伴なわずに撮影が行なわれ
る。 まず、マイコンM CBは、カメラ振れ限界の輝度Bv
l+を求める(#401)。カメラ振れ限界のflli
度Bvl+は、シャッタスピードをカメラ振れ限界の値
Tvl+に、絞り値を開放絞り値Aν、に設定したとき
に適正となる輝度値であり、 Bvl+=Tvl++Av、  Sv である。 なお、開放絞り値Avuが3Ev(F2,8)よりも小
さいときは開放絞り値Avoを用いず、BVII=TV
I++3−5v としてもよい。 つづいて、マイコンM CBは、主被写体の輝度Bvs
がカメラ振れ領域内にあるかをf11定する(#402
)。今、順光の場合を想定しているので、第35図から
明らかなように、主被写体の輝度Bvsはカメラ振れ領
域内に入っていない。したがって、マイコンMCBは、
#403へ進み、低輝度7ラグLLFをリセットする。 そして、マイコンM CBは、主被写体の輝度Bvsと
背景の輝度Bvaとの差△B v= B va −B 
vsを求め($404)、その差△Bvに基いて逆光で
あるか否かを判定する(#405)。今、順光の場合を
想定しているので、マイコンM CBは、#405から
#426へ進み、非発光モードであることを表示回路D
SPに表示させるため、表示データFLD2に「10」
を格納する。それから、マイコンMCBは、制御輝度値
Bvcを主被写体の輝度Bvsに設定しく#429)、
所定のプログラムラインに基いて制御紋り値Av。 制御シャッタスピードTvを算出する($ 430 )
。 その後、マイコンM CBは、フラッシュ回路FLCか
ら調光信号FSTPが出力されているかどうかを判定し
く#431)、調光信号FSTPが出力されておれば、
マイコンMCBは、そのことを表示回路DSP)二表示
させるため、表示データFLD、に「10」を格納する
(#432)。また、調光信号が出力されていなければ
、マイコンM CBは調光OKの表示を消させるため、
表示データFLD、に「00」を格納する(井433)
。そして、マイコンMCBは、フラッシュ発光を禁止さ
せるため、データCFR,の第6位ビットCFR:I5
をセラ)L(#434)、フラッシュ回路FLC内の表
示回路FDPおよび表示器CHDの作動を許可するため
、データCFR,の第7位ビットCFR,,をリセット
する(#435)。それから、マイコンMCBは、デー
タセットルーチン(第19図)へ進み、AEルーチン(
PIS5図#26)へ戻る。 次に、逆光の場合について説明する。逆光の場合は、主
被写体を適正にするとともに、背景を主被写体よりもI
Evだけオーバーにn5’l、それにより、逆光時のコ
ントラストが保て、写真に逆光の効果が現れるように、
露出制御値が決定される。 順光の場合と同様、#401から#405まで進み、#
405においてマイコンM CBは逆光であると判断し
て#406へ進む。そして、制御輝度値Bvcを背景の
輝度r3vaよりもIEvだけアンダーにした値に設定
する。この制御輝度値Bvcから制御絞り値Avと制御
シャッタスピードTvとを求めるので、背景は、主被写
体よりもIEvだけ露出オーバーになる。 それから、「α演算ルーチン」(第17図)と同様、制
御輝度値Bvcと主被写体の輝度との差、すなわち、主
被写体を適正にするために、フラッシュ売先によって補
なうべき光量ΔEv=Bvc−Bvsを求める(#41
1)。そして、撮影倍率βと前記光量ΔEvとに基づい
で、発光量補正量αを求める。 先述したように、この補正量αは、撮影画面FLM内の
被写体の割合βに応じて変化する主被写体からの反射光
量を考慮して、自然光の適正光量からの不足分△Evだ
け発光させるための補正量である。そして、この補正量
αは、各種の条件での実写によって集めたデータに基づ
いで、補正量αと撮影倍率β、不足元量ΔEvの関係を
求め、撮影倍率βと不足光量ΔEvから補正量αを求め
るようにしてもよく、あるいは、撮影倍率βと不足元量
ΔEvに基づく補正iaのROMテーブルを用意しても
よい。 補正量αを求めると、マイコンbi CBは、補正量α
を考慮してF M演算 Avd”Iv−α+5v−Dv を行ない、調光可能な最大絞り値Avdを求める(井4
16)。なお、ここにIvは7ラソシユ装置の最大発光
量、Dvは撮影距離である。そして、現在の補正量αで
、主被写体が適正になるがどうがをflI定する(#4
17)。#416で求めた紋り値Aydが開放絞り値A
voよりも小さければ、主被写体まで7ラツシユ光が充
分に届かず、絞りを開放にしても発光量が不足し、主被
写体が適正にならない。また、絞り値Aνdが開放絞り
値Avo以」二であれば、AV(、≦A v≦Avdな
る紋り値A vで、主被写体が適正になる。 #417における判定の結果、主被写体が適正にならな
いとマイコンM CBが判断すると、#418へ進み、
カメラ振れ領域に入っているが否がをtg別する。すな
わち、低輝度7ラグLLFがセットされていると、マイ
コンMCBI土カメラ振れ領域に入っていると判断して
#419へ進み、7ラグL L Fがリセットされてお
れば#426へ進む。 年、逆光の場合について考えているから、7ラグl−1
I= Fはリセットされている。したがって、主被写体
が適正にならなければ、#418から井426へ進み、
マイコンMCBは、順光の場合と同様の処理を行なう。 一方、#417において、マイコンMCBが、主被写体
を適正にすることが可能であると判断すると、#421
へ進み、マイコンMCBは、絞り値を#416で求めた
紋り値Avdにシャッタスピードを同調限界シャンクス
ピードTvxに設定して適正になる輝度値Bvx Bvx=Tv+Avd−3v を求める。そして、マイコンMCBは、制御輝度値Bv
cと前記輝度値Bvxとを比較する(#422)。 #422において、Bvx≧Bvcであれば、サブルー
チン「7ラノシユ演算」へ進んで制御シャッタスピード
Tvおよび制御絞り値Avを制御輝度値Byeから決定
する(#423)。このとき、先述したように、 Bvc=Av+Tvx−3v が成立する。一方、#421により、 B vx= A vd十T vx −S vが成立して
いる。したがって Bvc−Bvx=Av−Avd が成立する。ゆえに、Bvx<Bvcであれば、Av>
Avdとなり、制御絞り値Avは、発光量が不足しない
限界の最大絞り値Avdよりも大きくなってしまい、発
光量が不足して主被写体が露出アンダーになってしまう
。逆に、Bvx≧BvであればAv≧Avdとなり、制
御絞り値Avで、発光量が不足することはない。以上の
ように、#422では、輝度値B vc、 B vxと
を比較して、主被写体が露光不足になるか否かを判定す
る。その1′号定の結果、Bvx<Bvcであれば、#
424へ進み、制御輝度値Bvcを輝度値Bvxに設定
し、# 、+ 11からの処理をやり直す。これにより
、背景が露出オーバーになっても、主被写体は適正な露
出になる。 井4221こおいて、Bvx≧Bvcであるとマイコン
M CBが判断すると、サブルーチン[フラッシュ演i
i(# 423 、第22図)へ進み、制御シャッタス
ピードTv、制御絞り値Avを決定する。そして、#4
25へ進む。# 、125では、フラッシュ回路FLC
内にあるメインコンデンサMCの充電電圧が所定の電圧
に達しているか否かを判定する。データFCR,の第6
位ピッ)FCRosがセットされていると、マイコンM
 CBは、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の電
圧に達していると11断し、#428へ進み、そうでは
なければ、#427へ進む。 #427では、マイコンMCBは、メインコンデンサM
Cを充電中である冑を表示回路DSPに表示させるため
、表示データFLD2に「11」を格納し、その後、順
光の場合と同様、#429以下の処理を行なう。したが
って、この場合、主被写体の輝度Bvsから改めて制御
シャッタスピードTVおよび制御絞り値Avが決定され
る。 #428では、マイコンM CBは、カメラシステムが
発光モードになっていることを表示回路DSPに表示さ
せるため、表示データFLD2に[011を格納し、そ
の後、#436へ進む。#436では、マイコンMCB
は、フラッシュ回路FLCから調光信号FSTPが出力
されているかどうかを判定し、調光信号FSTPが出力
されているとflI断すると、そのことを表示器1os
pに表示させるrこめに、表示データFLD、に「10
」を格納しく1$437)、調光信号FSTPが出力さ
れていないと判断すると、メインコンデンサMCの充電
が完了していることを表示回路D S P l:表示さ
せるために、表示データFLD、に「01」を格納する
(井438)。そして、フラッシュ発光を許可するため
、データCFR3のf:tS6位ビットCFR:15を
リセットしく#439)、フラッシュ回路FLC内の表
示回路FDPおよび表示器の作動を許可するため、デー
タCFR,の第7位とソトCFR36をリセットして(
#440)データセットルーチン(fIS19図)へ進
み、AEルーチン(第5図#26)へ戻る。 つづいて、低輝度順光および低輝度逆光の場合について
説明する。これらの場合、カメラ振れが生じないよう、
シャッタスピードをカメラ振れ限界の値Tvl+以上の
高速に設定するとともに、それによって不足する光量を
補なうため、フラッシュ発光を伴なって撮影が行なわれ
る。 これらの場合、#401から#402へ進むと、高輝度
時と異なり、マイコンM CBは、#402で主被写体
の輝度Bvsがカメラ振れ領域内にあると判断して#4
07へ進み、低輝度7ラグLLFをセットする。そして
、背景の輝度Bvaに基いて、低輝度順光、低輝度逆光
のいずれであるかを判定する(#408 )。すなわち
、第35図における■の領域か■の1j(域かをtq別
する。マイコンMCBが低輝度順光の場合(f535図
における■の領域)であるとtlI断すると、#410
へ進み、制御輝度値BVCをカメラ振れ限界の輝度Bv
hよりIEvだけ露出アンダーになるよう設定する。す
なわち、B vc= B vh+ 1  。 これにより、定常光だけでは主被写体が適正にはなり得
ず、確実に、制御シャッタスピードTvがカメラ振れ限
界の値Tvl+以上の高速に設定され、カメラ振れを防
ぐことかて゛きる。 一方、マイコンMCBが低輝度逆光の場合(ffi35
図における■の領域)であると判断すると、#409へ
進み、逆光の場合と同様、主被写体を適正にし、かつ、
背景が適正露出よりIEvだけ露出オーバーになるよう
、制御輝度値Bvcを設定する。すなわち、 Bvc=Bva−1。 その後、逆光の場合と同様#411から#417へ進み
、#417でAvd≧Av、1であるとマイコンMCB
が判定すると、逆光の場合と全く同じ処理を行う。#4
17において、Avd<Avoであり、7ランシユ光が
充分届かず、露光不足になるとマイコンMCBが判断す
ると、低輝度7ラグLLFがセットされているので、逆
光の場合と異なり、#418から#419へ進む。#4
19で、制御シャッタスピードTvをカメラ振れ限界の
値Tvl+に設定し、その後、制御絞り値Avを開放絞
り値Avoに設定する(井420)。これにより、露出
がアンダーになる度合を最小限にすることができる。 それから、#・125へ進み、マイコンMCBは、逆光
の場合と全く同様の処理を行う。 [露出制御] 第24図は、サブルーチン「露出制御」を示すフローチ
ャートである。レリーズボタンを第2ストロークまで押
してレリーズスイッチs2をONにすると、マイコンM
CBは、AEルーチン(第5図)#32がら#33へ、
すなわち、第24図の#451へ進んで処理を行う。 まず、ドライブ回路DDRにレリーズスイッチ) RL
Mを離反させるデータを送り、撮影光路内に斜孔するミ
ラーを撮影光路から退避させるとともに絞りの停止を解
除させ、絞り込みを開始させる(#451)。つづいて
、マイコンM CBは、制御絞り値Avが開放絞り値A
voに等しいが否かをtq定する(#452)。そして
、制御絞り値AvがIn紋り値Avon:等しければ、
マイ:y ンMCBは、ただちにドライブ回路DDRに
絞りマグネッ)AP Mを離反させるデータを送り、絞
り込みを停止させ(1$453)、#457へ進む。一
方、制御絞り値Avが開放絞り値AVOに等しくなけれ
ば、マイコンMCBは、制御絞り値Avと開放絞り値A
v。どの差、すなわち紋り段差Av−Ay、に関する情
報をイベントカウンタにセットしく#454)、端子P
15から“H”を出力してカウンタ端子CNTにエンコ
ーダENAPがらのパルスを入力させる(井455)。 そして、マイコンM CBは、カウンタ端子CNTを許
可しく#456)、#457へ進む。 絞り込みが完了するとイベントカウンタがカラシタ割込
CNTをかけ、カウンタ割込ルーチンCNT(第10図
)のところで説明したように、マイコンM CBはドラ
イブ回路DDRに絞りマグネ7トA P Mを離反させ
るデータを送り、絞り込み動作が完了する。 #457では、マイコンMCBは、ミラーが完全に撮影
光路外へ退避するまで待機する。なお、この待機する時
間は、最小口径絞りまで絞り込むのに要する時間よりも
長く設定しである。 それから、マイコンM CBは、補正したフラッシュ調
光の基準値Sv+αを測光インタフェース【、IFに出
力する(#458)。すると、インク7二−スL I 
Fは、内蔵するD−Aコンバータで基準値Sv十αをア
ナミグ量であるFSL侶号に変換し、フラッシュ光測定
回路LMFに出力する。 先述したように、フラッシュ光測定回路■、MFは、受
光素子PDFを備えている。受光素子PDFは撮影レン
ズと紋り開口を透過し、フィルム面で反射した被写体光
を受光する。フラッシュ光測定回路L M Fは、その
受光素子PDFの出力電流を対数圧縮して電圧に変換す
る。そして、フィルム感度に関する情報Svと発光量補
正量aとの和Sv十αを求め、前記対数圧縮した電圧に
その和Sv十〇に対応する電圧を加算したのち、この加
算した電圧を対数伸張して電流に変換する。一方、X接
点SxがONすると、フラッシュ制御回路FCCは、発
光開始信号STAを出力するとともに、積分開始信号l
5TAを、端子J、を介して7ラツシユ光測定回路LM
Fに出力する。この信号工STAに応答して、フラッシ
ュ光測定回路L M Fは、前記対数伸張した電流の積
分を開始する。その後、その積分値が適正露光量レベル
に達すると、フラッシュ光測定回路L M Fは、調光
信号FSTPを、端子6を介して、フラッシュ制御回路
FCCに出力する。すると、フラッシュ制御回路FCC
は、発光停止信号5TOPを出力し、フラッシュ発光を
停止させる。したがって、補正量αに相当する分だけ、
発光量が減少し、予定通り、主被写体は7−7ソシユ光
と自然光とで、適正な露出になる。 なお、フラッシュ光測定回路LMFの具体的な構成は、
たとえば、実開昭61−121034号公報に示されて
いる。 次に、マイコンMCBは、ドライブ回路DDRにシャッ
タマグネットICMを離反させるデータを送り、シャッ
タ先幕を走行させる(#459)。 そして、マイコンMCBは、露出時間を計時しく#46
0)、露出時間が制御露出時間に等しくなると、ドライ
ブ回路DDRにシャッタマグネット2CMを離反させる
データを送り、シャッタ後幕を走行させる(94G1)
。その後、マイコンMCBは端子P15から“L″を出
力し、カウンタ端子CNTにエンコーダENLEから発
生られるパルスが入力するようにしておく(井462)
。 つづいて、マイコンM CBは、撮影完了検知スイッチ
S、がONになるまで待機する(#4G3)。 先述したように、このスイッチS、はミラーが下降し、
絞りが開放になり、がっ、シャッタ後幕の走行が完了し
たときONになる。スイッチS4がONになると、マイ
コンMCBは、表示データCHDに1を加え(井464
)、表示データを表示回路DSPに出力して撮影枚数、
露出情報等を表示回路DSPに表示させる(#465)
。それがら、マイフンM CBは、ドライブ回路DDR
を介してモータ制御回路MODにフィルム給送モータN
10Flを駆動させるデータを送り、フィルム巻上げを
行なわせる(#467)。これにより、巻上?[と連動
するチャーノ機構が作動し、シャッタ、ミラー、紋り機
構のチャージが行なわれる。そし′C1マイコンM C
Bは、撮影完了検知スイッチS4がOFFになるまで待
機rる(#468)。先述したように、スイッチS4は
、フィルム巻上げおよびシャッタ、ミラー、絞り機構の
チャージが完了すると、OFFになる。スイッチS、が
OFFになると、マイコンMCBは、ドライブ介DDR
を介して、モータ制御回路M ODにフィルム給送モー
タMOFIを停止させるデータを送る(#469)。 その後、マイコンM CBは、スイッチ判別ルーチン■
(第7図)へ進む。 なお、本発明の主旨とは無関係であるため70−チャー
トには示していないが、間知の方法でフィルムS 上動
作中、マイコンMCBが、フィルムが突張ったことを検
出すると、フィルム巻戻動作に移行するように構成しで
ある。 以上で、本実施例によるカメラシステムの測光スイッチ
S、、AEフロクスイッチALSをONしたときの動作
の説明を終了する。 [システムリセット1 第25図は、サブルーチン「システムリセット」を示す
フローチャートである。このサブルーチンへ進むと、マ
イコンMCBは、カメラシステムの露出制御モードをP
モードに設定し、フラッシュ装置を自動発光モードに設
定するとともに、自動調光モード、照射角自動切替モー
ド(オート)に設定する。 リセットスイッチSR3をONすると、先j工したよう
に、割込端子INT、が立ち下がり、マイコンMCBは
fpJ4図に示した70−チャートに従って作動する。 そして、マイコンMCBは、井1→#2→#3→#10
→#13のステップを経てサブル−チン「システムリセ
ット」(井14)、すなわち第25図に示した7117
−チャートのステップ#601から処理を行なう。 まず、マイコンMCl3は、モードレノスタMORに「
00」を格納して露出制御モードをPモードに設定しく
#601)、表示回路DSPに露出制御モードを表示さ
せるため、表示データMODにレノスタMORの内容(
すなわちroo、l)を格納する(#602)。そして
、マイコンMCBは、表示回路DSPに制御露出値、フ
ラッシュデータ、合焦状態、A E Oツク巾であるこ
とを示す表示を消させるため、表示データF L D 
、 、 F L D 2に[001を(#605.#6
06)格納し、表示データTVr)、AVDにブランク
表示データB T−Dを(#603、#604)、表示
データFLD、、FLD2に「00」を(#f305.
#606)を、表示データAFDにro 0J(# 6
07 )を、表示データA L Dに「0」を格納する
(#608)。それから、マイコンMCBは、7ランシ
ユ装置に、露出制御モードがPモードであることを伝え
るため、データCFR,の上位2ビツトCF R,、、
CF Ru6に「00」を格納する(#609)。また
、フラッシュ回路F 1.、 C内のマイコンMCFに
7ラツシユ装置のシステムリセットを行なわせるため、
マイコンMCBは、データCFR,の最上位ピノ)CF
RBをセットし、フラッシュ回路FLC内の表示回路F
DP及び表示器CHDの作動を停止させるため、データ
CFR3のf:lS7位ビットCFR,、をセットする
(#610)。 以上のデータ設定が終了すると、マイコンMCBは、デ
ータバスSDBを介して、表示データを表示回路DSP
に(#611)、フラッシュデータCFR,〜、をフラ
ッシュ回路FLCに出力する(#612)。 つづいて、マイコン〜ICBは、リセットスイッチSR
3がOFFになるまで待機する($613)。 端子P、にI]”が人力されておれば、マイコンMCB
はリセットスイッチSR3がOFFになったとtq断し
て#614へ進む。したがって、リセットスイッチSR
3を押しっばなしにしても、システムリセットは一度し
か行なわれない。リセットスイッチSR3がOFF+こ
なって井614へ進むと、マイコンMCBは、フラッシ
ュ回路FLC内のマイコンMCFにシステムリセットが
完了したことを伝えるために、データCFR,の最上位
ピッ)CFR3,をリセットする。その後、このサブル
ーチンから脱け、先述した5TOPルーチン(第8図)
へ進み、マイコンMCBは、再び割込INT0がかけら
れるまでf&lflする。 [露出制御モード変更] 第26図は、サブルーチン「モード変更」を示すフロー
チャートである。このサブルーチンでは、マイコンM 
CBはカメラシステムの露出III mモードを変更す
る。なお、先述したように、モード切替スイッチMO8
がONされる毎に、露出制御モードはP−4S−4A→
M→P・・・と変化する。 先述したように、モード切替スイッチM OSをONす
ると、割込端子INToが立ち下がり、マイコンMCB
は第4図に示したフローチャートのステップ#1.#2
.$3.#10.#13.$15を経てサブルーチン[
モード変更J(#16)、すなわち第26図に示したフ
ローチャートのステップ#701から処理を行なう。 まず、マイコンMCBは、モードレジスタMORの内’
flを調べ(#701)、レジスタMOHの内容が「1
1」であればレジスタMORに「00」を格納しく#7
02)、レジスタMORの内容が「11」でなければレ
ジスタMORをインクリメント、すなわち、レジスタM
ORの内容に1を加える。モードレジスタMOHの設定
が終わると、マイコンM CBは、表示回路D S P
 1.:露出制御モードの表示を変更させるため、レジ
スタMORの内容を表示データMODに転送する(#7
04)。 それから、マイコンMCBは、表示回路DSPに、フラ
ッシュデータ、合焦状態、AEクロック中あることの表
示を消させるため、表示データのFLD、、FLD2に
「00」を(#705)、表示データAFDに「OO」
を(#706)、表示データALDに「0」を格納する
(#707)。 つづいて、マイコンMCBは、カメラシステムがどの露
出制御モードに切替えられたかを判別する(井708〜
#710)。露出制御モードがmモードに切替えられた
場合、それ以前に設定されたシャッタスピードTvsお
よび絞り値Avsを表示回路に表示させるため、マイコ
ンMCBは、表示データTVDに設定されたシャッタス
ピードTvsを格納しく#711)、表示データAVD
に設定された絞り値Avsを格納する(1$712)。 露出制御モードがSモードに切替えられた場合、それ以
前に設定されたシャッタスピードTvsのみを表示回路
DSP+二表示させるため、マイコンM CBは、表示
データTVDに設定されたシャッタスピードTvsを格
納しく#713)、表示データAVDにはブランク表示
データB L Dを格納する(1$714)。 露出制御モードがAモードに切替えられた場合、それ以
前に設定された紋り値Avsのみを表示回路DSPに表
示させるため、マイコンMCBは、表示データTVDに
ブランク表示データBLDを格納しく#715)、表示
データAVDに設定された紋り値Avsを格納する(#
716)。露出制御モードがPモードに切替えられた場
合、表示回路にシャッタスピードTvBよび絞り値Av
の表示を行なわせないため、マイコンMCBは、表示デ
ータTVD、AVDのそれぞれにブランク表示データB
 I−Dを格納する(#717.#718)。 表示データTVD、AVDの設定が終わると、露出制御
モードをフラッシュ回路LFCに伝達するため、マイコ
ンMCBは、データCFR,の上位2ビツトCF Ro
tt CF R116に毫−ドレノスタM OHの内容
を転送する(#719)、そして、フラッシュ回路FL
C内の表示回路FDPおよび表示器CHDの作動を禁止
させるため、マイコンMCBは、データCFR,の第7
位ビットCFR,。 をセットする(#720)。 表示データ、7う・ンシュ転送データをセットし終わる
と、マイコンM CBは、データバスSDBを介して表
示回路D S Pに表示データを(井721)、フラッ
シュ回路FLCに7ラツシユ転送データを転送する(#
722)。 その後、マイコンMCBは、モード切替スイッチM O
SがOFFになるまで待機する($$723)。 したがって、スイッチNi OSをONにしつづけても
、露出制御モードは切替わらない。スイッチMO8がO
F Fになると、このサブルーチンから脱け、先述した
5TOPルーチン(ffi8図)へ進み、マイコンMC
Bは、再VIII込INToがかけられるまで特撮する
。 [データ設定1 第27図は、サブルーチン「データ変更Jを示すフロー
チャートである。 データ設定スイッチ[JS、DSのいずれかをONにす
ると、先述したように、割込端子INT。 が立ち下がり、マイコンMCBは第4図に示した70−
チャートに従って作動する。そして、#1→#2→#3
→#13→#15のステップを経てサブルーチン「デー
タ変更J(#17)、すなわち第27図に示した70−
チャートのステップ#801から処理を行なう。 まず、マイコンMCBは、露出制御モードを判別する(
#801〜#803)。そして、露出制御モードがMモ
ードであれば#804へ進み、シャッタスピードT v
s1絞り値Avsのいずれが変更されようとしているか
を判定する(#304)。切替スイッチASSがONで
あって端子P1.に“L″が入力されていると、マイコ
ンMCBは絞り値Aysが変更されようとしていると判
断し、#805へ進んで紋り値Avsを変更させる。一
方、切替スイッチASSがOFFであって端子P 14
に“H”が入力されていると、マイコンMCBは、シャ
ッタスピードTvsが変更されようとしていると判断し
、#806へ進んでシャッタスピードTvsを変更させ
る。 露出制御モードがAモードであると、マイコンM CB
は、切替スイッチASSの0N−OFF状態にかかわら
ず、絞り値を変更させ(#807)、露出制御モードが
Sモードであると、マイコンMCBは、スイッチASS
の0N−01″F状態にかかわらず、シャッタスピード
Tvsを変更させる(#808)。 そして、シャンクスピードTvsあるいは絞り値Avs
の変更が終わると、変更したシャッタスピードTvsあ
るいは紋り値Avsのみを表示回路DSPに表示させる
ため、マイコンMCBは、表示データTVDあるいはA
VDに変更されたシャッタスピードTvsあるいは紋り
値Avsを示すデータを格納し、表示デーyAvDある
いはT V Dにブランク表示データBLDを格納する
(#809〜#816)。 なお、露出制御モードがPモードである場合、シャ7タ
スピードTvs、絞り値Avsの設定は行なわれないの
で、このサブルーチンへ進んでも、マイコンMCBは、
データを変更せず、また、表示回路にシャッタスピード
T vs、絞り値Avsの表示を行なわせないよう、表
示データT V D 、 A V Dにブランク表示デ
ータBLDを格納する(#811.#818)。 シャッタスピードT vs、紋り値Avsの変更および
表示データTVD、AVDの設定が終わると、マイコン
MCBは、表示回路DSPに合焦状態の表示、A 、E
ロックの表示、フラッシュ情報の表示を消させるため、
表示データAFDに「00」を格納しく#819)、表
示データALDに「0」を(#820)、表示データF
LD、に「00」を(#821)、表示データFLD2
に「00」を格納する(#822)−0そして、フラッ
シュ回路FLC内の表示回路FDPおよび表示器CHD
の作動を停止させるため、マイコンMCBは、データC
FR,の第7位とッ)CFR,6をセットする(井82
3)。 それから、マイコンMCBは、データバスSDBを介し
て、表示回路DSPに表示データを出力しく$824)
、フラッシュ回路FLCに7ラツシユ転送データを出力
する(#825)。 データの出力が終わると、マイコンMCBは、設定スイ
ッチUS、DSがともにOFFになるまで待機したのち
(#826.#827)、このサブルーチンから抜け、
先述し、た5TOPルーチン(第8図)へ進み、再び、
割込INToがかけられるまで待機する。 第28図は、サブルーチン「データ変更」(第27図)
内に現われたサブルーチン「TV変更」を示すフローチ
ャートである。このサブル−チンでは、マイコンM C
Bは、設定スイッチUSがONのときは、シャッタスピ
ードTvsをIEvだけ増加させ、設定スイッチDSが
ONのときは、シャッタスピードTvsをIEvだけ減
少させる。 まず、マイコンMCBは、設定スイッチUSがONであ
るかどうかを判定する(#831)、そして、端子P 
toにL″が入力されていると、マイコンM CBはス
イッチUSがONであると判断して#832へ進み、そ
うでなければ、設定スイッチDSがONであると判断し
て#833へ進む。 設定スイッチUSがONであって#832へ進むと、マ
イコンMCBは、シャッタスピードTvsをIEvだけ
増加させる。そして、変更後のシャッタスピードTvs
がカメラボディの最高速シャッタスピードTVIll(
たとえば1/4000秒)よりも高速であれば(#83
4)、シャッタスピードTvsを最高速シャッタスピー
ドTv−に設定し直す(#836)。 設定スイッチDSがONであって#833へ進むと、マ
イコンMCBは、シャッタスピードTvsをIEvだけ
減少させる。そして、変更後のシャッタスピードTvs
がカメラボディの最長シャッタスピードTVo(たとえ
ば30秒)よりも低速であれば(1385)、シャッタ
スピードTvsを最長シャッタスピードTvoに設定し
直す(#837)。 シャッタスピードTvsの変更が終わると、マイコンM
CBは、サブルーチン「データ変更」(第27図)へ戻
って処理を続ける。 第29図は、サブルーチン「データ変更」(第27図)
内の現われたサブルーチン「Av変更」を示すフローチ
ャートである。このサブルーチンでは、マイコンMCB
は、設定スイッチUSがONのときは、絞り値Avsを
1/2Evだけ増加させ、設定スイッチDSがONのと
きは絞り値Avsを1/2Evだけ減少させる。 まず、マイコンMCBは、設定スイッチUSがONであ
るかどうかをtq定する(#841)。そして、端子P
1oに”L”が入力されていると、マイコンMCBはス
イッチUSがONであると判断して#842へ進み、そ
うでなければ、設定スイ、2チDSがONであると判断
して#843へ進む。 設定スイッチUSがONであって#842へ進むと、マ
イコンMCBは、絞り値Aysを1/2EVだけ増加さ
せる。そして、変更後の絞り値Avsが撮影レンズの最
大絞り値Avu+(レンズ回路LECから入力する)よ
りも大きければ1844)、絞り値Avsを最大絞り値
Avmに設定し直す(#846)。 設定スイッチDSがONであって#843へ進むと、マ
イコンMCBは、紋り値Avsを1/2EVだけ減少さ
せる。そして、変更後の絞り値Avsが開放絞り値Av
oよりも小さければ(#845)、絞り値Avsを開放
絞り値Avoに設定し直す(井8゛47)。 絞り値Avsの変更が終わると、マイコンMCBは、サ
ブルーチン「データ変更」(第27図)へ戻って、処理
を続ける。 [マイコンMCF] 第30図ないし第34図は、本実施例のカメラシステム
における7ラツシエ装置(第3図)内にあるマイコンM
CFの動作を示す70−チャートである。 [INTA] 調光モード切替スイッチATS、照射範囲切替スイッチ
VCS、および発光モード切替スイッチMESのうち、
いずれか一つのスイッチをONすると、マイコンMCF
の割込端子INTAが立ち下がり、その立ち下がりに同
期して、第30図に示したフローチャートに従って、マ
イコンMCFが作動し始める。 まず、マイコンMCFは、この割込I NTAが、どの
スイッチの捏作によってかけられたかを判定する(#5
001.#5002)。すなわち、#5001において
、端子P2゜が“L”であれば、マイコンMCFは、調
光モード切替スイッチATSの操作によって割込INT
Aががけられたと判断して井5003へ進み、端子P2
0が”H″であれば、$5002へ進む。#5002に
おいて、端子P21が11 L Hであれば、マイコン
MCFは、照射範囲切替スイッチVC8の操作によって
割込INTAがかけられたと判断して1$5021へ進
む、#5002において、端子P21が“■(”であれ
ば、マイコンMCFは、割込INTAは発光モード切替
スイッチMESの操作によってかけられたと判定して、
MESルーチン(第31図)へ進む。 「調光モード切替」 調光モード切替スイッチATSの操作によって割込IN
TAがかけられた場合、#5003において、マイコン
MCFは、7ラグSTFの状態を調べる。#5003に
おいて、フラグSTFがセットされておれば#5004
へ進み、7ラグSTFがリセットされておれば@500
5ヘスキップする。#5004では、マイコンMCFは
、カメラシステムの露出制御モードを調べる。露出制御
モードがMモードであれば、#5005へ進み、Mモー
ドでなければ#5009へ進む。$5005では、マイ
コンMCFは、フラッシュの調光モードを調べる。自動
調光フラグAMFがセットされておれば、マイコンMC
Fは自動調光モードであると判断して井5006へ進み
、フラグAMFをリセットして自動調光モードを解除す
る。そしてそのことを表示回路FDPに表示させるため
、マイコンMCFは、表示データAMDに「10」を格
納する(#5007)。それから、マイコンMCFは、
端子P34から“H″を出力して、フラッシュ制御回路
FCCに、端子J6を介してカメラボディから送られて
くる調光信号FSTPを無視させる(井5008)。そ
の後、マイコンMCFは、DISPルーチン(!@32
図)へ進んで、表示器CHDの制御、表示データの出力
を行ない、次の割込がかけられるまで待機する。 一方、#5005において、7ラグAMFがリセットさ
れておれば、マイコンMCFは自動調光モードではない
と判断して井5009へ進む。#5009では、マイコ
ンMCFは、フラグAMFをセットして自動調光モード
に設定し、表示回路FDPにそのことを表示させるため
に表示データAMDに「01」を格納する(#5010
)、そして、マイコンMCFは、端子P1.から“L”
を出力して、フラッシュ制御回路に調光信号FSTPを
受付させ(#5011)、DISPル−チン(第32図
)へ進み、表示器CHDの制御、表示データの出力を行
なう。それから、マイコンMCFは、次の割込がかけら
れるまでtstaする。 以上のように、本実施例のカメラシステムに用いられる
フラッシュ装置は、7ラグSTFがリセット、すなわち
、フラッシュ装置カメラシステムから独立型、単体で作
動しているときは、露出制御モードにかかわらず調光モ
ードの切替が行なわれるが、7ラグSTFがセット、す
なわち、フラッシュ装置がカメラシステムの一部として
作動しているときは、露出制御モードがMモードである
ときのみ、調光モードが切替えられ、露出制御モードが
P、A、Sモード(すなわ九、自動露出制御モード)で
あるときは、調光モードは自動調光モードに強制的に設
定される。これにより、調光信号FSTPを無視するマ
ニュアル調光モード(72ツシユ装置は、フル発光する
)と、自動露出制御モードという、適正な露出が得られ
ない惧れのある組み合わせによる撮影は、行なわれない
。 「照射範囲切替」 照射範囲切替スイッチ■C8の繰作によって割込INT
Aがかけられた場合、マイコンMCFは、#5021へ
進んで照射範囲レジスタFZRに1を加える。その結果
、レジスタFZRの内容が[101]になれば(#50
22)、マイコンMCFは、レジスタFZRに「000
」を格納(#5023)、すなわち、オートに設定する
。照射範囲がオートである場合、マイコンMCFは、7
ラグSTFの状態を調べる($5024)。 そして、72グSTFがセットされておれば、すなわち
、フラッシュ装置がカメラシステムの一部として作動し
ている場合では、カメラボディに装着されている撮影レ
ンズ(焦点距離Fv(アペックス値))の画角を7ラツ
シユ光がカバーできるように、マイコンMCFは、焦点
x[離Fvに応じて、roolJ(28鎗鴫)、 [0
10J(35mm)、 「011 」(50I6L1)
、[100・J(70t++m)のいずれかのデータを
照射範囲検出レジスタ(マイコンMCFに内蔵されてい
る)にセットする。そして、そのデータに対応する位置
まで発光パネルを移動させる(#5025)。 一方、#5024においで、7ラグSTFがリセットさ
れておれば、すなわち、フラッシュ装置がカメラシステ
ムから独立し、単体で作動している場合では、マイコン
MCFは、roolJ(28鴫姶)のデータを照射範囲
検出レジスタにセットする。 そして、マイコンMCFは、発光パネルを最も引込んだ
位置(281の焦点距離を有する撮影レンズの画角を7
ラツシユ光がカバーでさる位置)へ移動させる(1$5
026)。 また、#5022においてレジスタFZRの内容が「1
01」でない、すなわち、オートでなければ、マイコン
MCFは、レジスタFZRの内容を照射範囲検出レジス
タに転送する。そして、マイコンMCFは、その値が示
す焦点距離を有する撮影レンズの画角を7ラツンエ光が
カバーする位置まで、発光パネルを移動させる(#50
27)。 #5025.井502G、#5027における発光パネ
ルの移動について、第3図を参照しながら、もう少し詳
しく述べる。発光パネルを現在の位置より前方に移動さ
せるとき、たとえばレジスタFZR=l”011Jであ
って、発光パネルを、35mtaの焦点距離を有する撮
影レンズの画角をカバーする位置(010)から、その
位置よりも前方にある50mmの焦点距離を有する撮影
レンズの画角をカバーする位置(011)まで移動させ
るとき、マイコンMCFは端子P 261 P 27か
らモータ制御回路MDRへ正転信号を出力し、そ−タ制
御回路MDRはモータMOFLを正転させる。すると、
位置検出回路ZCPが、発光パネルの位置に応じた信号
を出力し、マイコンM CFはその信号を端子P2BI
P29から入力する。そして、その信号が示す発光パネ
ルの位置と、照射範囲検出レジスタが示す位置とが一致
すると、マイコンMCFは、端子P2GtP27からモ
ータ制御回路MDRに停止信号を出力し、モータ制御回
路M D RはモータMOFLを停止させる。また、発
光パネルを後方に移動させるときは、モータMOFLの
回松の向きが反対になるだけで、パネルを前方に移動さ
せるときと同様である。 なお、照射範囲を変化させるには、発光部前面にある発
光パネルの位置を変化させるだけでなく、発光部の反射
傘の形状を変化させたり、発光源であるXeチューブの
位置を変化させてもよい、さらに、発光部前面にあるパ
ネルの透過特性を機械的な移動によって変化させたり、
あるいは、パネルを電気光学素子で形成し、その透過特
性を電気光学的に変化させてもよい。 第30図に戻って説明を゛続ける。$5025゜$50
26.#5027において、発光パネルを移動させると
、マイコンMCFは、7ラツシ1光がカバーする画角を
有する撮影レンズの焦点距離およびオート/マニュアル
の表示を表示回路FDPに行なわせるため、表示データ
FZDに、表示内容を示すデータを格納する($ 50
28 )。 具体的には、レジスタFZRの内容が「000」であれ
ば、すなわち、照射範囲がオートであれば、マイコンM
CFは、データFZDの最上位ビットに「1」を格納し
、表示データFZDの下位3ビツトに、カメラボディか
ら入力した焦点距離情報FVに応じて[001J(28
mi*)、ro 10J(35+am)、IQ 11 
J(501)、rl OOJ(70If1m)のうちの
一つのデータを格納する。また、レジスタFZRの内容
が[0OOJでなければ、すなわち、照射範囲がマニュ
アルであれば、マイコンMCFは、データFZDの最上
位ビットに「0]を格納し、下位3ビツトにレジスタF
ZRの内容を転送する。 その後、マイコンMCFは、照射範囲の変化に応じて変
化した最大発光量IvをデータF’ CR、に格納しN
$5029)、DISP(第32図)ルーチンへ進む。 [発光モード切8] 第31図は、MESルーチンを示す70−チャートであ
る。発光モード切替スイッチMESの操作によって割込
I NTAがかけられた場合、#5001、#5002
を経てこのルーチンへ進む。 まず、マイコンMCFは、発光モードレジスタFMRに
1を加える(@ 5031 )、このレジスタFMRは
、発光モードを示しており、その内容が「OO」、「0
1」、「10」であるとき、それぞれ、強制発光モード
、自動発光モード、非発光モードを示す。 レジスタFMRに1を加えた結果、レジスタFMHの内
容が「11」になれば(#5032)、マイコンMCF
は、レジスタFMHに「00」を格納、すなわち、強制
発光モードに切り替える(#5033)。次に、マイコ
ンMCFは、7ラグSTFの状態を調べる(#5034
)、7ラグSTFがセットされておれば、すなわち、フ
ラッシュ装置がカメラシステムの一部として作動してお
れば#5035へ進み、フラグSTFがリセットされて
おれば、すなわち、フラッシュ装置がカメラシステムか
ら独立し、単体で作動しておれば、l$5041へスキ
ップする。#5035では、マイコンMCFは、カメラ
システムの露出制御モードがPモードであるか否かを調
べる。露出制御モードがPモードであれば、マイコンM
CFは、レジスタFMRに「01」を格納しく#503
6)、発光モードを自動発光モードに切り替える。#5
035において、露出制御モードがPモードでなければ
#5041ヘスキップする。 $5032において、レジスタF M Hの内容が「1
1」でなければ#5037へ進み、マイコンMCFは、
レジスタFMRの内容が「01」であるが否か、すなわ
ち、発光モードが自動発光モードに切り替えられるか否
かを調べる。そして、レジスタFMRの内容が「ol−
1でない、すなわち、レジスタFMHの内容が[工0]
であり、発光モードが非発光モードに切り替えられた場
合は、#5041ヘスキップする。 #5037において、発光モードが自動発光モードに切
り替えられたとマイコンMCFが判断すると、#503
8へ進んで7ラグSTFの一状態を判別する。、$50
38において、7ラグSTFがセットされておれば、す
なわち、フラッシュ装置がカメラシステムの一部として
作動しておれば#5039へ進み、7ラグSTFがリセ
ットされておれば、すなわち、フラッシュ装置がカメラ
システムから独立し、単体で作動しておれば、#504
1ヘスキップする。$5039では、マイコンM CF
は、カメラシステムの露出制御モードがPモードである
か否かを判別する。露出制御量−ドがPモードであれば
、#5041ヘスキツプし、露出制御モードがPモード
でなければ#5040へ進み、マイコンMCFは、レジ
スタFMHに「10」を格納する。すなわち非発光モー
ドに切り替える。 以上の動作をまとめると、次のようになる。フラッシュ
Vcr:aがカメラシステムから独立し、単体として作
動している場合は、発光モード切替スイッチMESの操
作に応じて、発光モードが、強制発光→自動発光→非発
光→強制発光→・・・と切り替わる。フラッシュ装置が
カメラシステムの一部として作動している場合、カメラ
システムの露出制御モードがPモードであれば、スイッ
チMESの操作に応じて、発光モードは、自動発光→非
発光→自動発光→・・・と切り替わり、露出制御モード
がPモードでなければ、強制発光→非発光→強制発光・
・・と切り替わる。すなわち、フラッシュ装置がカメラ
システムの一部として作動している場合、露出制御モー
ドがPモードであれば、自動発光モードと非発光モード
との切替のみが行なわれ、露出制御モードがA、S、M
のいずれかのモードであれば、強制発光モードと非発光
モードとの切替のみが行なわれる(第10.11表参照
)。 #5031〜#5040に従って発光モードが切り替え
られると、発光モードをカメラボディ内にあるマイコン
MCBにイ云えるため、マイコンMCFは、データFC
R,の上位2ビツトF OR、、。 o7に、レジスタFMRの内容を転送する(#5041
)。そして、表示回路FDPに発光モードを表示させる
ため、マイコンMCFは、表示データFMDにレジスタ
FMHの内容を転送する(#5042)。その後、DI
SPルーチン(第32図)へ進む。 「DIsPルーチン」 第32図は、DISPルーチンを示すフローチャートで
ある。このルーチンへ進むと、マイコンMCFは、まず
、7ラグSTFの状態を調べる(#5051)。7ラグ
STFがセットされておれば#5052へ進み、7ラグ
STFがリセットされておれば#5068へ進む。なお
、後述するように、#5068へ進んだ場合、表示回路
FDPは距離連動範囲、フィルム感度Sv、制御絞り値
Avの表示を消し、表示器CHDによる充完表示が消さ
れる。 $5052では、マイコンMCFは、データCFR0の
第7位ピッ)CFR,、の状態を調べる。 先述したように、カメラボディ内のあるマイコンM C
Bは、表示回路FDPおよび表示器CHDによる表示を
許可するとき、データCFR,の第7位ピントCFR,
,をリセットし、その表示を禁止するとき、セットする
。したがって、データCFR3のf:tS7位ピッ)C
FR,、がセットされておれば、マイコンM CFは、
表示回路FDPお上V表示器CHDによる表示を消させ
るために、#5068へ進み、それがリセットされてお
れば#5053へ進む。 $5053では、マイコンMCFは、メインコンデンサ
MCの充電状態を調べる。そして、メインコンデンサM
Cの充電電圧が所定の値(たとえば300V)に達して
おれば#5054へ進み、そうでなければ#5067へ
進む。 ここで、メインコンデンサMCの充WE ’11 圧の
検出方法を、第3図を参照して、説明する。 まず、マイコンM CFは、端子P :l+から“■(
”を出力し、トランジスタTR,を導通可能な状態にす
る。メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値より低
ければ、ネオン管NEは放電せず、トランジスタTR8
のコレクターエミッタ間には電流は流れない。したがっ
て、充電検出端子P 32には電流は流れ込まず、端子
P32はa l−I+になっている。 その後、メインコンデンサト4Cの充電電圧が所定の値
に達すると、ネオン管NEが放電し、トランジスタTR
,のコレクターエミッタ間に電流が流れる。したがって
、光電検出端子P、2に電流が流れ込み、端子P 32
は“H″になる。マイコンMCFは、端子P32がH”
になったことを検出すると、メインコンデンサMCの充
電電圧が所定の電圧に達したと判断する。 第32図に戻って説明を続ける。 #50531こおいて、メインコンデンサMCの充電電
圧が所定の値に達しており、#5054へ進むと、マイ
コンMCFは、カメラボディ内のマイコンMCBにその
ことを伝えるため、データFCR,のfj56位ビット
ビッR,、をセットする。そして、マイコンMCFは、
端子P 24から“H”を出力して表示器CHDを点灯
させ、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値に達
したことを表示させる(#5055)。 つづいて、マイコンMCFは、調光モードを調べる(#
505G)、自動調光フラグAMFがリセットされてお
れば、すなわち、自動調光モードでなければ、#505
7へ進み、マイコンMCFは、適正な露出が得られる距
離を演算し、その距離を表示回路FDPに表示させるた
め、表示データFDDにその距離データを格納する(#
5058)。 なお、マイコンM CFは、最も適正な露出が得られる
距jll D vを、最大発光量Ivと、カメラボディ
から送られてきた絞り値AvおよtFフィルム感度情報
Svとから Dv=Iv+5v−Av なる演算によって求める。 一方、#5056において、フラグAMFがセットされ
ておれば、すなわち、自動調光モードであれば、#50
59へ進み、マイコンMCFは、調光可能な距離範囲を
演算する。マイコンMCFは、まず、最大発光量Ivと
、カメラボディがら送られてきた絞り値Avおよびフィ
ルム感度情報Svとから Dv=Iv+Sv  Ay の演算を行い、調光可能なR長撮彰距離Dvを算出する
。次に、マイコンMCFは、調光可能な最小発光量■v
°から Dv’= I v’+5v−Av の演算を行い、調光可能な最短撮影距離Dv’を算出す
る。また、マイコンMCFは、フラッシュ装置がカメう
に装着された際に、撮影画角と照射範囲との間にバララ
ックスが生じない最短撮影距離Dv”と、算出した最短
撮影距離Dv’とを比較し、艮い方の撮影距離を最短撮
影距離として採用する。 こうして、マイコンMCFは、調光可能な距!範囲D 
v’(またはDv”)〜Dvを求める。それから、マイ
コンMCFは、この距離範囲Dv’(またはDv”)〜
Dvのデータを、表示データFDDに格納(#5060
)する。 マイコンMCFは、表示データFDDにデータを格納し
終ると、表示回路FDPにフィルム感度情91 S v
、絞り値Avを表示させるため、表示データISDにフ
ィルム感度9報Svを格納しく#5061)、表示デー
タFNDに絞り値Avを格納する(#5002)。それ
から、マイコンMCFは、表示デーFAMD、FDD、
FMD、FND、FZD。 ISDを表示回路FDPに出力する(# 5063 )
。 その後、マイコンM CFは、タイマカウンタTをリセ
ット、すなわち、タイマカウンタTに0を格納するとと
もに、マイコンMCFに内蔵されているタイマをスター
トさせる(#5064)。そして、マイコンMCFは、
その内蔵タイマによるタイマ割込、および割込端子I 
NTA、I NTBによる割込INTA、INT’Bを
許可しく井5065.#5066 )、いずれかの割込
がかけられるまで待機する。 一方、#5053において、メインコンデンサhi C
の充電電圧が所定の値に達しておらず、#5067へ進
んだ場合、マイコンMCFは、カメラボディ内のマイコ
ンMCBにそのことを伝えるため、データFCR,の第
6位ビビッFOR,,をリセットし、表示回路FDPお
よび表示器CHDによる表示を消すため、$5068へ
進む。 95068へ進むと、マイコンMCFは、まず、端子P
 24からL″′を出力し、表示器CHDを消灯させる
。つづいて、マイコンM CFは、フラッシュ連動範囲
の表示、フィルム感度情報Svの表示、絞り値Avの表
示を消させるため、表示データFDD、ISD、FND
に、それぞれ、ブランク表示データBLDを格納する(
#5069.#5070゜#5071)。その後、先述
した井5063以降のステップへ進み、マイコンMCF
は、次の割込がかけられるまで待機する。 このように、$5068へ進んだ場合は、表示器CHD
によるメインコンデンサMCの充電状態の表示、表示回
路FDPによる7ラツシユ連動範囲の表示、フィルム感
度情報Svの表示、および絞り値Avの表示が消される
。 [INTB] 133図は、割込INTBがかけられたときのマイコン
MCFの動作を示す70−チャートである。この割込I
 NTBは、カメラボディ内にあるマイコンMCBによ
ってかけられる。 第1図において、フラッシュデータCFR0〜CFR,
およびFCR,、FOR,が、シリアルデータバスSD
Bを介して、マイコンMCBとフラッシュ回路FLC内
にあるマイコンMCFとの間で転送されるとき、マイコ
ンMCBは、端子Pzl’J・ら低レベルのチップセレ
クト信号C3FLを出力する。この信号C3FLは、接
点J0を介してフラッシュ装置内にあるマイコンMCF
の割込端子I NTBに入力させられる(第3図参照)
。チップセレクト信号C3FLによる割込端子INTB
の立ち下がりに同期して、マイコンM CFは、第33
図に示したフローチャートに従って作動し始める。 マイコンMCFは、まず、フラッシュ装置からカメラボ
ディヘデータFCR0,FCR,を転送するかどうかを
調べる(#5091)。カメラボディ内のマイコンMC
Bが、フラッシュデータFCR8,FCR,を入力する
とき、マイコンMCBは、接点J3を介して高レベルの
リード信号を、マイコンMCFのリード/ライト判別端
子P 2’lに出力する。逆に、マイコンMCBが7ラ
ツシユデータCFR,−CFR3を出力するとき、マイ
コンMCBは、低レベルのライト信号を、マイコンMC
Fの端子P23に出力する(第3図参照)。そこで、マ
イコンMCFは端子P23の状態を調べ、端子P 23
に“H”が入力されておれば、#5092へ進んでデー
タFCR,,FCR,をカメラボディに出力し、端子P
23に”L”が入力されておれば、#5101へ進んで
データCFR,〜CFR,を入力する。 第3図を参照してデータの入出力を説明する。 先述したように、カメラボディと7ラツシユ装置との間
でデータCF R,−CF R,、F CR,、F C
R,が転送されるとき、接点J。から端子I NTBに
低レベルのチップセレクト信号が入力されている。カメ
ラボディから7ラツシユ装置へデータCFR,−CFR
,が転送されるとき、先述したように、接、4 J 3
からマイコンMCFの端子P2.にL”が入力されてい
る。このとき、マイコンMCFは、接点J、から基準タ
ロツク入力端子SCKに入力される基準クロックに同期
して、接点J、に接続されたシリアルデータ入力端7−
 S I NからデータCFR,−CFR3を1ビツト
ずつ入力する。 フラッシュ装置からカメラボディヘデータFOR、、F
CR,が転送されるとき、先述したように、接点J、か
らマイコンMCFの端子P 23に“H″が入力されて
いる。このとき、マイコンMCFは、端子SCKに入力
される基準クロックに同期して、接点J2に接続された
シリアルデータ出力端子5OUTからデータFCR,,
FCR,を1ビツトずつ出力する。 第33図に戻って説明をつづける。 #5092でデータFCR,,FCR,を出力し終わる
と、マイコンMCFは、タイマカウンタTをリセットし
てタイマをスタートさせ(#5093)、タイマによる
タイマ割込、割込端子INTA、INTBによる割込I
 NTA、I NTBを許可する(#5094.$50
95)。そして、いずれかの割込がかけられるまで待機
する。 #5101でデータCFRo−CFR3を入力し終わる
と、マイコンMCFは、カメラシステムの露出制御モー
ドがMモードであるか否かを調べる(#5102)、デ
ータCFR,の上位2ビットCFR,、、CFR06の
内容が「11」であれば、マイコンMCFは、露出制御
モードはMモードであると判断して#5105ヘスキッ
プし、そうでなければ#5103へ進む。$5103で
は、マイコンMCFは、自動調光フラグAMFをセット
して自動調光モードに設定する。そして、マイコンMC
Fは、表示回路FDPに自動調光モードであることを表
示させるため、表示データAMDに「01」を格納しく
#5104)、$5105へ進む。 このように、本実施例におけるカメラシステムでは、カ
メラシステムの露出制御モードがMモードでなければ、
調光モードは自動調光モードに強制的に設定される。 #5105では、マイコンMCFは、カメラシステムの
露出制御モードがPモードであるか否かを調べる。デー
タCFR,の上位2ピツ)CFR。 7、CFRoaの内容が「00」であれば、マイコンM
CFは、露出制御モードはPモードであると判断して#
5106へ進み、そうでなければ#5107へ進む。 #5106.#5107では、マイコンMCFは、発光
モードを調べる。$5106では、マイコンMCFは、
発光モードが強制発光モードであるか否かを判別する。 発光モードレジスタFMRの内容が「00」であれば、
マイコンM CFは、発光モードは強制発光モードであ
ると判断し、#5108へ進んでレジスタFMRに「1
0」を格納し、発光モードを非発光モードに切り替える
。一方、#5107では、マイコンMCFは、発光モー
ドが自動発光モードであるか否かを1゛1別する。発光
モードレジスタFMHの内容が「01]であれば、マイ
コンMCFは、発光モードは自動発光モードであると判
断し、#5108へ進んでレジスタFMRに「10」を
格納し、発光モードを非発光モードに切り替える。 発光モードの切替が終わると、マイコンM CFは、カ
メラボディ内のマイコンM CBに発光モードを伝える
ため、データFCR,,,FOR,,にレジスタFMH
の内容を格納する(#5109)。そして、表示回路F
DPに発光モードを表示させるため、マイコンMCFは
、表示データFMDにレジスタFMRの内容を格納する
(#5110)。 このように、本実施例のカメラシステムでは、露出制御
モードがPモードである場合、発光モードが強制発光モ
ードであれば、マイコンMCFは、強制発光モードを解
除して非発光モードに切り替えている。また、露出制御
モードがPモードでない場合、発光モードが自動発光モ
ードであれば、マイコンMCFは、自動発光モードを解
除して非発光モードに切り替えている(第10.11表
参照)。 #5110で表示データFMDを設定すると、マイコン
M CFは、システムリセットがなされたか否かを判定
する(#5111)、データCFR3の最上位ピッ)C
FRユ、がセットされておれば、マイコンMCFは、シ
ステムリセットがなされたと判断し、#5112〜#5
117へ進んで、7ラソシユ装置のりセントを行ない、
そうでなければ#5118ヘスキツブする。#5112
ではマイコンMCFは、発光モードレジスタFMRに「
01」を格納して発光モードを自動発光モードに設定す
る。そして、発光モードをカメラボディ内にあるマイコ
ンMCBに1云えるため、マイコンM CFは、データ
FCR,の上位2ビットFCR,7,FCR,、にレジ
スタFMRの内容を格納する(#5113)。それから
、表示回路FDPに発光モードを表示させるため、マイ
コンMCFは、表示データFMDにレジスタF M R
の内容を格納する(#5114)、つづいて、マイコン
M CFは、自動調光フラグをセットして調光モードを
自動調光モードに設定しく#5115)、表示回路FD
Pに自動調光モードであることを表示させるため、表示
データAMDに「01」を格納する(#5116)。 その後、マイコンMCFは、照射範囲レジスタFZRに
「0OOJを格納してオートに設定する(#5117)
。 このように、システムリセットがなされると、フラッシ
ュ装置は、自動発光モード、自動調光モ−ドに設定され
、照射範囲はオートに設定される。 以上の動作を終え#5118へ進むと、マイコンMCF
は、設定された照射範囲にすべ(、発光パネルを萌後に
移動させる。まず、マイコンMCFは、照射範囲がオー
トであるか否かを調べる(#5118)。照射範囲レジ
スタFZRの内容が「000」であれば、マイコンMC
Fはオートであると判断して#5119へ進む。そして
、先述したように、使用されている撮影レンズ(焦点距
離Fv)の画角を7ラツシユ光が、カバーする位置まで
発光パネルを移動させるべく、モータ制御回路MDRに
信号を出力する。 #5118でレジスタFZRの内容が[0OOJ以外で
あるとマイコンMCFが判断すると、#5120へ進み
、先述したように、端子P 26. P 2゜から信号
を出力してモータ制御回路MDRにモータMOFLを駆
動させる。これにより、発光パネルが移動する。そして
、マイコンMCFは、位置検出回路ZCPから端子P2
1tP2*に入力される信号によって発光パネルの位置
を検出し、その位置がレジスタFZRの内容が示す焦点
距離を有する撮影レンズの画角を7ラツシユ尤がカバー
する位置になれば、マイコンM CFは端子PzstP
2tから信号を出力してモータ制御回路MDRにモータ
MOFLを停止させる。 発光パネルの位置設定が終わると、マイコンMCFは、
フラッシュ光がカバーする画角を有する撮影レンズの焦
点距離およびオート/マニュアルの表示を表示回路FD
Pに行なわせるため、#5028(第30図)と同様に
して、表示データFZDをセットする(#5121)。 そし−ご、マイコンM CFは、フラッシュ装置の最大
発光量IvをデータFCR,に格納しく#5122)、
#5123へ進む。 #5123では、マイコンMCFは、カメラシステムの
発光モードを調べる。データCFR3の第6位ピッ)C
FR,、がセットされておれば、マイコンMCFは非発
光モードであると判断して#5126へ進み、そうでな
ければ発光モードであると判断して井5124へ進む。 #5124では、マイコンMCFは、メインコンデンサ
MCの充電電圧を調べ、端子P 23に電流が流れ込ん
でおり、端子P21が“H″であれば、マイコンMCF
はメインコンデンサMCの充電電圧が所定の値以上に達
していると判断して#5125へ進み、そうでなければ
$5126へ進む、#5125では、マイコンMCFは
、端子P35から“L”を出力し、フラッシュ制御回路
FCCが発光開始信号STAを出力するのを許可する。 一方、$5i26では、マイコンM CFは端子P1.
から“+(”を出力し、フラッシュ制御回路FCCが発
光開始信号S T Aを出力するのを禁止する。 なお、#5124のステップを省略し、CFR35の状
態のみで、発光の可否を決定するようにしてもよい(後
述)。 続いて、マイコンMCFは、フラッシュ装置がカメラシ
ステムの一部として作動していることを示すため、7ラ
グSTFをセントする(#5127)。それから、マイ
コンMCFは、端子P3Gから“I]”を出力して昇圧
回路DDを作動させ(#5128)、DISPルーチン
(第32図)へ進む。 第34図は、タイマ割込ルーチンを示すフローチャート
である。 先述したように、マイコンMCFはタイマを内蔵してお
り、そのタイマにより、作動中、一定時間(たとえば2
50 m5ec、 )間隔でタイマ割込がかけられる。 マイコンMCFは、まず、タイマカウンタT1こ1を加
える(#5131)。そして、その内容と所定の値にと
を比較しく#5132.)、T<Kであれば#5133
へ、T≧にであれば#5144へ進む。 #5133では、マイコンMCFは、昇圧回路DDが作
動中であるかどうかを調べる。端子P、。 から“■]″が出力されていると、マイコンMCFは。 外圧回路DDが作動中であると判断して井5134へ進
み、そうでなければ$5136へスキップする。 井5134で1土、マイコンMCFは、メインコンデン
サMCの充電電圧を調べる。端子P、2に電流が流れ込
んみ、端子P32が“11″であれば、マイコンMCF
は、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値以上に
達していると判断し、端子Pユ。 から“L”を出力して昇圧回路DDの作動を停止させる
(#5135)、#5134において、端子P、2に電
流が流れ込んでおらず、端子P 32が“L″になって
いれば、マイコンMCFはメインコンデンサMCの充電
電圧が所定の値まで達していないと判断し、#513G
ヘスキップする。 $5136へ進むと、マイコンMCFは、カメラボディ
から接点J6を介して調光信号FSTPが発せられたか
否かを調べる。端子P1.に“H″が入力されていると
、マイコンMCFは、調光信号FSTPが発せられたと
判断し、#5137へ進んでデータFOR,の第5位ピ
ッ)FCRo=をセットする。それとともに、マイコン
MCFは、端子P2.から“H″を出力して表示器FC
Dを点灯させ(#5138)、#5141へ進む。一方
、端子P 33に“L”が入力されていると、マイコン
MCFは調光信号FSTPが発せられていないと判断し
、データFOR,の第5位ビットFCR,,をリセット
する(#5139)。それとともに、マイコンN1CF
は、端子P 25がらL″を出力して表示器FCDを消
灯させ(#5140)、# 51 、! 1へ進む。 #5141に進むと、マイコンM CFは、タイマカウ
ンタTをリセットしてタイマをスタートさせる。それか
ら、マイコンMCFは、タイマ割込を許可するとともに
(#5142)、割込端子INTA、INTBによる割
込INTA、INTBを許可しく#5143)、いずれ
かの割込がかけられるまで待機する。 #5132において、T≧にであれば、フラッシュv装
置はカメラシステムの一部としての動作を終了する。そ
して、そのことを示すため、マイコンMCFは、7ラグ
STFをリセットする(井5144)。つづいて、マイ
コンMCFは、端子P24tP25から共に“L″を出
力して表示器CHD 、 FCDを消灯させ(#51 
、$5)、(#5146)、表示回路[’DPに全表示
を消させるため、表示データ/MD、FZD、FMD、
FND、I SD、FDDにブランク表示データl3L
Dを格納して(#5147)、表示回路FDPにデータ
を転送する(#5148)。 それから、マイコンMCFは、昇圧回路DDが作動中で
あるか否かを調べる(#5149)、端子P )Oから
”L″が出力されているとマイコンMCFは昇圧回路D
Dは作動中でないと判断して#5143へ進み、そうで
なければ、#5150へ進む。 #5150ではメインコンデンサMCの充電電圧を調べ
、その充電電圧が所定の値に達しておれば、マイコンM
CFは端子P3oがら“L”を出力して外圧回路DDの
作動を停止させ(#5151)、#5143へ進む。一
方、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値に達し
ていなければ、#5141へ進み、マイコンMCFは、
タイマカウンタTをリセットしてタイマをスタートさせ
($5141)、タイマ割込を許可する(@5142)
。そして、マイコンMCFは、#5143で割込端子I
NTA、I NTBによる割込I NTA、I NTB
を許可し、割込がかけられるまで待機する。 以上、述べたように、割込端子INTA、INTBによ
る割込INTA、INTBがかけられたのち、所定の時
間、割込INTA、INTBがかけられなければ、フラ
ッシュ装置の全表示が消され、メインコンデンサMCの
充電のみが行なわれる。そして、メインコンデンサM 
Cの充電電圧が所定の値に達すれば、メインコンデンサ
MCの光る割込I NTA、I NTBがかけられるま
で待機する。 【まとめ】 以上が、本発明を実施したカメラシステムの実施例であ
る。最後に、本実施例における発光モードと露出制御モ
ードとの関係をまとめておく。 第10表は、本実施例における発光モードと露出制御モ
ードとの関係を示した表である。 本文中でも述べたが、露出制御モードがPモードであれ
ば、フラッシュ発光モードは、自動発光と非発光との間
でのみ、切り替えが可能である。 一方、露出制御モードがS、A、Mのいずれかのモード
であれば、フラッシュ発光モードは、強制発光と非発光
との間でのみ、可能である。ただし、フラッシュ装置が
、カメラシステムから独立して作動しているとき、たと
えば、専用カメラ以外のカメうに、このフラッシュ装置
を装着したとき、発光モードは、強制発光→自動発光→
非発光→強制発光→・・・と切り替えることができる第
11表は、本実施例において、露出制御モードを切り替
えたとき、発光モードがどのように切り替わるかを示し
た表である。 この7ラツシユ装置を専用カメラに装着したとき、カメ
ラボディ側で、露出制御モードを切り替えると、切り替
わった露出制御モードに応じて、フラッシュ発光モード
が、自動的に切替わる。 たとえば、露出制御モードがPモードから池のモードに
切替わると、発光モードは、自動発光→非発光、または
、非発光→非発光に切替わる。逆に、露出制御モードが
、S、A、MのいずれかのモードからPモードに切替わ
ると、発光モードは、強制発光→非発光、または、非発
光→非発光に切替わる。また、システムリセットが行な
われると、以前の発光モードに関係なく、常に、自動発
光モードに切替わる。
【変形例】
[第1変形例] なお、本実施例において、露出制御モードと発光モード
との関係は、これに限定されるものではなく、f512
図および第13図に示したように変形することが可能で
ある。 このように変形するためには、先に説明したマイコンM
CBおよびマイコンMCFの制御を、次のように、変更
すればよい。 [マイコンMCBI $1253(第13図)を、Pモードであるか、まjこ
はSモードであるかの判別にする。そして、#347、
#356(第20図)を削除する。さらに、fiS23
図において、#429の次にPモードであるかどうかを
判別するステップを設ける。そして、Pモードであれば
#430へ進み、PモードでなければSモード演1(A
v=Bvc+5v−Tv)を行って#431へ進むよう
に変更する。 [マイコンMCFI #5035.#5039(第31図)を、Pモードであ
るか、またはSモードであるかの判別にする。そして、
第33図において、#5105をPモードであるか、ま
たはSモードであるかの判別にする。さらに、#510
8を削除し、#5106においてFMR=00のときに
は、レジスタFMRJOIJを格納して#5109へ進
むようにする。、また、#5107においてFMR=0
1のときには、レジスタFMRに「00」をかくのうし
て#5109に進むようにする。 このように変形すると、露出制御モードPモードかSモ
ードであれば、自動発光モード(または非発光モード)
になる。そして、カメラシステムは、フラッシュ発光を
伴うフラッシュ撮影では、P、6両モードで同じ動作を
行い、フラッシュ発光を伴わない自然光撮影では、Pモ
ードまたはSモードに応じた動作を行う。なお、露出制
御モードがAモードまたはMモードであるときは、先の
実施例と同じである。 また、この変形例では、露出制御モードがAモードまた
はMモードのときに、AEロックスイッチA L Sを
ONさせると、スローシンクロ撮影になり、Pモードま
たはSモードのときにAEロックスイッチALSをON
させると、スポット測光撮影になる。 [第2変形例1 また、先の実施例では、メインコンテ゛ンサMCの充電
が完了していなければ、自然光撮影に移行するよう1こ
なっていたが、メインコンデンサMCに充電が完了して
いなくても、7ラツシエ撮影を行うようにしてもよい。 なぜなら、先述したように、カメラシステムが作動する
ときは、つねに昇圧回路DDが作動し、メインコンデン
サMCの充電が行なわれているので、はとんどの場合、
メインコンデンサMCの充電は完了しているからである
。 このように変更するには、次のように、マイコンMCB
、マイコンMCFの制御を変更すればよ(1゜ [マイコンMCBI #301〜井304(第17図)および#341〜#3
44(第20図)を削除する。そして、第18図におい
て、#325と#327との間に、メインコンデンサM
Cの充電が完了しておれば表示データFLD、に「01
」を格納し、メインコンデンサMCの充電が完了してい
なければデータFLD、に「00」を格納するステップ
を設ける。さらに、第23図において、#427から#
436へ進むように変更する。また、データCFR,の
第7位ビビッDFR,,(FD I S)を、フラッシ
ュ撮影を行うときにはリセットし、自然光撮影を行うと
きにはセットするように変更する。 [マイコンMCF] 第32図において、#5053でメインコンデンサM 
Cの充電が完了していなければ、#5067、#506
8を経て#5056へ進むステップを設ける。そして、
# 、5052でCFR,6=1であれば、表示器CH
Dによる充電完了表示をOFFしたのち#5069に進
むようにする。 このように変更することにより、メインコンデンサMC
の充電待ち時間がなくなる。また、フラッシュ撮影のと
き1こ1土、メインコンデンサM Cの充電が完了して
いるか否かにかかわらず、7ランシユ装置での連動範囲
、フィルム感度、絞り値の表示が行なわれる。そして、
自然光撮影のときには、メインコンデンサMCの充電が
完了しているか否かにかかわらず、そのような表示は行
なわれず、しかも、メインコンデンサMCの充電が完了
しても、表示器C)(Dによる充完表示は行なわれない
。 [第3変形例] 前記実施例あるいは変形例においては、露出制御モード
がPモード(第2変形例ではSモードも)であれば、ス
ローシンクロ撮影は行なわれないが、AEロックスイッ
チALSによるAEロックがなされた場合、フラッシュ
装置が発光モードになっていれば、露出制御モードにか
かわらず、スローシンクロ撮影が行なわれるようにする
こともできる。このようにするには、マイコンMCBの
制御を、次のように変更すればよい。 [マイコンMCB] #228(4m13図)を、非発光モードであるか否か
のtq別にする。そして、非発光モードであれば、#2
59へ進むようにし、非発光モードでなければ、すなわ
ち、強制発光モードか自動発光モードであれば、#23
0へ進むようにする。このように変形すると、#251
(第13図)で、マイコンMCBが、AEロックスイッ
チALSによるA Eロックがなされていると判断する
と、露出制御モードにかかわらず、#252のスローシ
ンクロ撮影に移行する。 [第4変形例1 先の実施例では、発光モードの選択は7ラノシユvc置
内で行なわれていたが、発光モードに応じた動作そのも
のは、カメラボディ内のマイコンMCBによって制御さ
れていた。しかし、フラッシュ装置内のマイコンMCF
が発光モードを判別し、発光モードに応じた制御を行う
ようにすることら可能である。具体的には、以下のよう
にマイコンMCB、マイコンMCFのルリ御を変更する
。 [マイコンMCBI a演算ルーチン(第18図)の#329を削除する。 [マイコンMCFI 第33図において、#5123の前に、非発光モードで
あるか否かをIll別するステップを設ける。 そして、発光モードが非発光モードであれば#5126
へ進むようにする。発光モードが非発光モードでなけれ
ば、発光モードが強制発光モードであるが否かを判別す
るようにする。判別の結果、発光モードが強制発光モー
ドであれば、#5124へ進むようにする。発光モード
が非発光モードでも強制発光モードでもなければ、すな
わち、発光モードが自動発光モードであれば、$512
3へ進むようにする。 [m5変形例] また、先の実施例では、主被写体の輝度Bvsを求める
とき、撮影倍率βに応じて測光データBv。 〜Bv5から必要な測光データを選択していたが、主ゾ
ーンと近接ゾーンとに応じて測光データを選択するよう
にしてもよい。 具体的には、第13図において、#230−#243を
、たとえば、以下のように変更する。 まず、どのゾーンが主ゾーンであるかを判別する。第0
ゾーンが主ゾーンであれば、第1.2ゾーンが近接ゾー
ンであるが否かを判別する。また、ml(2)ゾーンが
主ゾーンであれば、第Oゾーンが近接ゾーンであるか否
かを判別する。そして、第1(2)ゾーンが主ゾーンで
あり、がっ、第0ゾーンが近接ゾーンであれば、さらに
ff12(1)ゾーンが近接ゾーンであるか否かを判別
する。 第0ゾーンが主ゾーンであり、第1.2ゾーンがともに
近接ゾーンであれば、主被写体の輝度Bvsを、五つの
測光データBvo〜By、から求める。 そして、撮影レンズの焦点距離が所定の焦点距離(たと
えば501Il111)よりも長ければ、測光データB
vo−13v2の重みを大きくした加重平均で主被写体
の輝度Bvsを求める。また撮影レンズの焦点距離が所
定の焦点距離よりも短ければ、測光データBvoの重み
を大きくした加重平均で主被写体の輝度Bvsを求める
。 第Oゾーンが主ゾーンであり、rlSl(2)ゾーンの
みが近接ゾーンであれば、主被写体の輝度BνSを、二
つの測光データBv、、Bv1(Bv2)から求める。 このとき、測光データBvoの重みを大きくした加重平
均で主被写体の輝度Bvsを求める。 第0ゾーンが主ゾーンであり、近接ゾーンがなければ、
一つの測光データBvoを主被写体の輝度Bvsとする
。 11(2)ゾーンが主ゾーンであり、第0.2(1)ゾ
ーンが近接ゾーンであれば、三つの測光データB vo
w B Vl l B V2から主被写体の輝度Bvs
を求める。 このとき、測光データBV、(BV2)の重みを大きく
した加重平均で主被写体の輝度Bvsを求める。 第1(2)ゾーンが主ゾーンであり、第0ゾーンのみが
近接ゾーンであれば(第2(1)ゾーンは近接ゾーンで
なければ)、二つの測光データBy、、By、(Bν2
)から主被写体の輝度Bvsを算出する。このとき、測
光データBVl(BV2)の重みを大きくした加重平均
で主被写体の輝度Bvsを求める。 第1(2)ゾーンが主ゾーンであり、近接ゾーンがなけ
れば、測光データBVI(BV2)を主被写体の輝度B
vsとする。 このように変形すれば、撮影倍率βを求めなくても、主
被写体を確実に適正にすることができる。 [第6変形例] 先の実施例では、マイコンMCBは、フラッシュ装置が
装着されているか否かの判定を、発光モードの判定等で
兼用していたが、以下に述べるように、フラッシュ装置
が装着されているが否かを示すフラグ(便宜上、FON
Fという)を設け、そのフラグでもって、マイコンMC
Bが、フラッシュ装置が装着されているか否かをtす定
するようにしてもよい。 具体的には、AEルーチン(第5図)において、フラッ
シュ装置から送られてくるフラッシュデータを入力した
(#22)のち、マイコンMCBは、データFCR,の
第4位ピッ)FCR,3の状態を調べ、そのとッ)FO
R,3がセットされておればフラグFONFをセットし
、そうでなければ7ラグFONFをリセットする。そし
て、マイコンMCBは、表示データを出力したのち($
2f3)、7ラグFONFの状態を調べ、7ラグFON
Fがリセットされておれば#28ヘスキップし、7ラグ
FON Fがセットされておれば#27へ進んで7う7
シユテ゛−夕を出力するようにする。 同様に、5TOPルーチン(第8図)において、7う7
シユデータを入力した(#91)のち、マイコンMCB
は、データFOR,の第4ビットFCRO)を調べ、そ
のピッ)FOR,3がセットされておれば7ラグFON
Fをセットし、そうでなければ7ラグFONFをリセッ
トする。そして、マイコンMCBは、表示データを出力
したのち(#106)、7ラグFONFの状態を調べ、
7ラグFONFがリセットされでおれば#107ヘスキ
ツプし、7ラグFONFがセットされておれば#106
へ進んでフラッシュデータを出力するようにする。 また、サブルーチン「露出演イ」(第13図)は、次の
ように変更する。#227において7ラグBLAFがセ
ットされていると、マイコンMCBは、7ラグFONF
の状態を調べ、7ラグFONFがリセッFされておれば
#259(サブル−チン「スポット測光」)へ進み、7
ラグFONFがセットされておれば#228へ進んで発
光モードを調べる。 同様に、#251において7ラグBLAFがリセットさ
れていると、マイコンMCBは、7ラグFONFの状態
を調べ、7ラグFONFがリセットされておればl$2
56(サブルーチン「自然光」)へ進み、フラグFON
Fがセットされておれば#253へ進むようにする。 なお、サブルーチン「システムリセット」(第25図)
、「モード変更」(第26図)、「データ変更」(第2
7図)においては、フラッシュデータな出力する直前で
あっても、マイコンMCBは、7ラグFONFの状態を
調べない。これは、以下の理由による。カメラシステム
が停止している状態において、スイッチSR3,MOS
、US、DSが捏作されて割込INT、がかけられると
、フラッシュ装置が装着されているか盃かにかかわらず
、フラグFONFはリセットされている(STOPルー
チン(第8図井108参照))。したがって、サブルー
チン「システムリセット」等において、AEルーチン(
第5図)#26〜#27と同様に、マイコンMCBが7
ラグFONFの状態を判定し、7ラグFONFがセット
されているときのみフラッシュデータを出力するように
すれば、カメラシステムが停止している状態で割込IN
T、ががけられ、サブルーチン「システムリセット」、
「モード変更」、「データ変更」・\進むと、7ラツシ
ユ装置が装着されているにもかかわらず、フラッシュ装
置のリセットやモード変更がなされないからである。 第 1 表 第 2 表 第3表 第4−1表 第 4−2 表 第 5 表 MOR・・・・・・・・・・・露出制御モードSYS・
・・・・・・・・・・システムリセット時のみセットさ
れるFDrS・・・・・・・・7ラツシユ装置の表示を
禁止するときセットされる FNS・・・・・・・・・・・フラッシュ発光を禁止す
るときセットされるFMR・・・・・・・・・・・発光
モードRDY・・・・・・・・・・・充電完了のとbセ
ットされるOK・・・・・・・・・・・・・・1動調光
したときセットされるFON・・・・・・・・・・・7
ランシユ装置の電源がONのときセットされ第6表 I:Bvs演ヰ I I[:Bvs演算■ m:Bvs演ヰ■ R’:Bvs演算■ f57 表 第 8 表 第  9  表 i近:第iゾーン内にある被写体が主被写体の近くにあ
る場合(i=o、1.2) fiSio表 11411表 第 12 表 1訓し久夕農F 以上、説明したように、本発明の露出制御装置は、Jl
j1影レンズの焦点距離が所定の焦点距離よりも短けれ
ば、あらかじめ選択された輝度情報に基づいて主被写体
の輝度を算出し、撮影レンズの焦点距離が所定の焦点距
離よりも長ければ、主被写体の大きさに応じて選択され
た輝度情報に基づいて主被写体の輝度を算出しているの
で、短焦点距離撮影において、主被写体の輝度を算出す
る際、輝度情報の選択を誤って主被写体が適正露出から
かけ離れた状態になってしまうことを防ぐことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したカメラシステムの回路図で
ある。第2図は、本発明を実施1.たカメラシステムに
おける測光範囲および焦点調整状態検出領域を示す図で
ある。第3図は、本発明を実施したカメラシステムに用
いられるフラッシュに置の回路図である。第4図ないし
rPJ29図は、本発明を実施したカメラシステムにお
いて、カメラボディ内に設けられたマイコンの制御を示
すフローチャートである。第30図ないし第34図は、
本発明を実施したカメラシステムにおいて、フラッシュ
装置内に設けられたマイコンの制御を示す70−チャー
トである。第35図は、本発明を実施したカメラシステ
ムにおいで、自動発光モード時の撮影条件を示した図で
ある。 PD、−PD5.LMA 測光手段 #21.#143.l$144.#145位置情報出力
手段 #21 焦点距離情報入力手段 #146.#151 検出手段 #230.#231.$234.#238選択手段 #23 5.#239 判定手段 #232.#23 G、#240.#242主被写体輝
度ヰ出手段 252、#255.@256.#258露出制御値演算
手段 井33 露出制御手段 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第2図 第5 図1 @70図 第12図 甥24ソ 第31図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、撮影画面の相異なる複数の領域に入射する被写体光
    を、それぞれ、TTLで測定し、輝度情報を出力する複
    数の測光手段と、 主被写体に合焦しているときの撮影レンズのフーカシン
    グ位置に対応する位置情報を出力する位置情報出力手段
    と、 撮影レンズの焦点距離情報を入力する焦点距離情報入力
    手段と、 前記位置情報と前記焦点距離情報とに基づいて主被写体
    像の大きさを検出する検出手段と、主被写体像の大きさ
    に基づいて、前記複数の輝度情報の中から少なくとも一
    つを選択する選択手段と、 撮影レンズの焦点距離が所定の焦点距離よりも短いか否
    かを判定する判定手段と、 そのキー定の結果、撮影レンズの焦点距離が前記所定の
    焦点距離よりも短ければ、あらかじめ前記輝度情報の中
    から選択された輝度情報に基づいて主被写体の輝度を算
    出し、撮影レンズの焦点距離が前記所定の焦点距離より
    も長ければ、前記選択手段が選択した輝度情報に基づい
    て主被写体の輝度を算出する主被写体輝度算出手段と、 算出された主被写体の輝度に基づいて露出制御値を演算
    する露出制御値演算手段と、 前記露出制御値に基づいて露出を制御する露出制御手段
    とを 備えた露出制御装置。 2、請求項第1項記載の露出制御装置において、前記位
    置情報出力手段は、 撮影レンズの現在位置を示す情報を入力する現在位置情
    報入力手段と、 主被写体の焦点調整状態をTTLで検出し、焦点調整状
    態に関する情報を出力する手段と、前記焦点調整状態に
    関する情報に基づいで、主被写体を合焦させるためのレ
    ンズ駆動量を算出するレンズ駆動量算出手段と、 前記撮影レンズの現在位置を示す情報と前記レンズ駆動
    量とから前記位置情報を演算する位置情報演算手段とを 備えている。 3、請求項第1項または第2項記載の露出制御装置にお
    いて、前記主被写体輝度算出手段は、撮影レンズの焦点
    距離が前記所定の焦点距離よりも短ければ、前記複数の
    測光手段のすべての輝度情報に基づいで撮影画面全体の
    平均的な輝度を求め、その輝度を主被写体の輝度として
    採用する。
JP4555888A 1988-02-08 1988-02-27 露出制御装置 Pending JPH01202720A (ja)

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US07/453,259 US4977423A (en) 1988-02-08 1989-12-20 Exposure calculating apparatus
US07/567,909 US5162835A (en) 1988-02-08 1990-08-15 Exposure calculating apparatus
US07/567,794 US5097281A (en) 1988-02-08 1990-08-15 Exposure calculating apparatus
US07/567,976 US5142317A (en) 1988-02-08 1990-08-15 Exposure calculating apparatus
US07/630,746 US5233384A (en) 1988-02-08 1990-12-20 Flash photographing system
US07/868,089 US5214465A (en) 1988-02-08 1992-04-13 Exposure calculating apparatus

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0440171A1 (en) 1990-01-30 1991-08-07 Canon Kabushiki Kaisha Camera
US5189460A (en) * 1990-01-30 1993-02-23 Canon Kabushiki Kaisha Camera detecting luminance from a plurality of areas
US5258803A (en) * 1990-01-30 1993-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Camera detecting focus to plural areas and deciding flash elimanation based on the plural areas
JP2016148823A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 キヤノン株式会社 焦点検出装置及びその制御方法、撮像装置、プログラム、並びに記憶媒体

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