JPH01202718A - フラッシュ装置 - Google Patents

フラッシュ装置

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JPH01202718A
JPH01202718A JP63028513A JP2851388A JPH01202718A JP H01202718 A JPH01202718 A JP H01202718A JP 63028513 A JP63028513 A JP 63028513A JP 2851388 A JP2851388 A JP 2851388A JP H01202718 A JPH01202718 A JP H01202718A
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Takehiro Kato
武宏 加藤
Akihiko Fujino
明彦 藤野
Kenji Tsuji
賢司 辻
Shuji Izumi
泉 修二
Masaaki Nakai
政昭 中井
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
り棗:α杜肛九1 本発明は、フラッシュ装置に関する。 良股α皮」 近年、露出制御を自動的に行うカメラが、種々、知られ
ている。そして、自動露出制御として、シャッタスピー
ドを撮影者が設定するシャッタスピード優先AEや、絞
り値を撮影者が設定する絞り優先AE、撮影者による設
定操作を、−切、必要としないプログラムAEが知られ
ている。 このような自動露出制御カメラを用いると、面倒な露出
演算が不要になり、撮影者にとって、非常に便利である
。 また、自然光のみで撮影するとシャツタスビードが低速
になりカメラ振れが生じる倶れがあると、そのことを撮
影者に警告し、フラッシュ撮影を行うように促すカメラ
もある。このカメラでは、フラッシュ発光が必要である
か否かは、自動的に検出されるので、撮影者にとって、
非常に便利である。 日が ゛し ゛と る0 ところで、上記のような、複数種類の露出制御モードを
有する従来のカメラでは、フラッシュ撮影を行うとき、
撮影者自身が、フラッシュ装置を装着したり、あるいは
、フラッシュ装置の電源を入れたりしなければならなか
った。 このように、複数の露出制御モードを有する従来のカメ
ラは、自然光撮影の際には、自動露出制御により、撮影
者自身による操作を少なくすることができ、非常に便利
でる。しかし、フラッシュ撮影の際には、撮影者自身に
よる何等かの操作を必要としているので、必ずしも便利
であるとは言えない。。 一方、実開昭61−88129号公報に開示されている
フラッシュ装置を内蔵したカメラは、被写体輝度が所定
の値よりも小さければ、自動的にフラッシュを発光させ
るモードを有している。このカメラを用いると、必要な
ときには、自動的にフラッシュ撮影に移行するので、撮
影者にとっては、非常に便利である。 しかし、このカメラは、プログラムAEモードしか有し
ていないので、撮影者の作画意図を反映させることはで
きなかった。 そこで、本発明は、フラッシュ撮影に移行する際、撮影
者はいかなる操作をもする必要がなく、また、撮影者の
作画意図を反映させることができるようにするフラッシ
ュ装置を提供することを目的とする。 士 を ゞ  るt・めの 上記の目的を達成するために、本発明のフラッシュ装置
は、 第1の露出制御モードと第2の露出制御モードとを有す
るカメラに用いられるフラッシュ装置であって、 フラッシュ発光の要否を判定し、フラッシュ光が必要で
あればフラッシュ発光を行い、フラッシュ発光が不要で
あればフラッシュ発光を行わない自動発光モードと、フ
ラッシュ発光の要否を判定せず、常にフラッシュ発光を
行う強制発光モードとを有し、 カメラから出力される露出制御モードに関する情報を入
力する入力手段と、 その情報に基づいて、カメラが、第1、第2のいずれの
露出制御モードであるかを判別する判別手段と、 その判別の結果、カメラが第1の露出制御モードであれ
ば自動発光モードに設定し、カメラが第2の露出制御モ
ードであれば強制発光モードに設定する制御手段とを備
えている。 1吐 上記の構成を持つことにより、本発明のフラッシュ装置
は、カメラが第1の露出制御モードであるときには、必
要なときに自動的にフラッシュ発光をおこなう自動発光
モードに切り替えられ、カメラが第2の露出制御モード
であるときには、常にフラッシュ発光が行なわれる強制
発光モードに切り替えられる。 大1目」 以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する
【ハードウェアの説明】
〔システム全体〕 第1図は、本発明を実施したカメラシステムの電気回路
を示すブロック図である。本実施例のカメラシステムは
、プログラム(P)、シャッタスピード優先(S)、紋
り優先(A)、マニュアル(M)の四つの露出制御モー
ドを有している。 同図において、MCBはマイクロコンピュータ(以下、
マイコンと略す)であり、カメラボディ内に組み込まれ
ており、このシステム全体の制御を行なう。マイコンM
CBには、シリアルデータパスSDBを介して、測光イ
ンタフェースLIF。 フラッシュ回路FLC,表示回路DSP、レンズ回路L
ECが接続されている。また、マイコンMCBには、他
のデータバスADBを介してAFインタフェースAIF
が接続され、さらに他のデータバスDDBを介してドラ
イブ回路DDRが接続されている。 測光インタフェースLIFには測光回路LMAが接続さ
れており、測光回路LMAには6個の7オトダイオード
PD、−PD5が接続されている。7オトダイオードP
D、〜PD、は、それぞれ、撮影画面の異なる部分に入
射する光を受光するように配置されており、各7オトダ
イオードPD、〜PD。 が受は持つ測光範囲は、第2図に示す通りである。 すなわち、7オトダイオードPD、は撮影画面FLMの
中央に位置する円形部1に入射する光を受光するように
配置されている。そして、7オトダイオードPD、は円
形部1の左に位置するC字状ff1S2に入射する光を
受光するように、同様に、7オトダイオードPD2は円
形部1の右に位置するC字状部3に入射する光を受光す
るように、7オトダイオードPD、は、円形部1の上に
位置するC字状部4に入射する光を受光するように、7
オトダイオードPD、は円形部1の下に位置するC字状
部5に入射する光を受光するように配置されている。ま
た、7オトダイオードPD5は長方形状の測光範囲LM
Rのうち、上記部分を除いた部分6に入射する光を受光
するように配置されている。 なお、第1図から明らかなように、すべての7オトダイ
オードPD、〜PD、のアノードは共通に接地されてい
る。 また、測光インタフェースLIFは、A−Dコンバータ
を備えており、測光回路LMAからの測光出力をA−D
変換してマイコンMCBに出力する。また、測光インタ
フェースLIFは、D−Aコンバータを備えており、デ
ータバスSDBからの7ラツシユ調光量に対応するデー
タをD−A変換し、FSL信号としてフラッシュ光測定
回路LMFに出力する。 フラッシュ光測定回路LMFは、フラッシュ光を測定し
、適正な露出が得られたときにフラッシュ発光を停止さ
せるための調光信号FSTPを出力する回路である。こ
の回路LMFは、フィルム面で反射したフラッシュ光を
7オトダイオードPDFで受光し、この受光強度に対応
した電流を対数圧縮して電圧に変換する。そして、回路
LMFは、この対数圧縮した電圧とFSL信号とを加算
し、それを対数伸張して電流に変換する。それから、回
路LMFは、その電流を積分し、その積分1が適正な値
になると、フラッシュ発光を停止させるため、調光信号
FSTPを出力する6 フラツシユ回路FLCについては、後で詳述する。 表示回路DSPは、様々な撮影情報(絞り値、シャッタ
スピード、露出制御モード等)を表示するとともに、フ
ィルムのISO感度を接点CASでパトローネから読み
とり、マイコンMCBに伝達する。表示回路DSPは、
独自の制御用マイコンを備えており、Xlはそのマイフ
ンの基準クロック発生回路である。 レンズ回路LECは、個々の撮影レンズに設けられてお
り、各撮影レンズ固有の情報(焦点距離、開放絞り値等
)を出力する。 AFインタフェースAIFは、マイコンM CBからデ
ータバスADBを介して制御信号を入力する。そして、
AFインタフェースAIFは、その制御信号に基づいて
、CCDラインセンサを含む焦点検出用受光回路AFD
の動作を、信号ラインAFSを通じて制御する。さらに
、AFインタフェースAIFは、CCDラインセンサの
各画素のアナログデータをラインAFSを介して入力し
、それらのデータをA−D変換したのち、データバスA
DBを介してマイコンMCBに出力する。焦点検出用受
光回路AFDは三つのCOD?インセンサISL、、I
SL、、rsL2を有しており、それぞれのCCDライ
ンセンサは第2図に破線で示した範囲に位置する被写体
の合焦状態を検出するために用いられる。すなわち、C
CDラインセンサISL、は撮影画面FLMの中央部(
第0ゾーン)に位置する水平方向の被写体の合焦状態を
検出するために用いられる。そして、CCDラインセン
サISL、は中央よりやや左寄り(第1ゾーン)に位置
する垂直方向の被写体の合焦状態を検出するために用い
られる。また、CCDラインセンサエSL2は中央より
やや右寄’)($2ゾーン)に位置する垂直方向の被写
体の合焦状態を検出するために用いられる。AFインタ
フェースAIFは、三つのCCDラインセンサISL、
、ISL、、l5L2のCCD積分が完了すると″′L
″レベルの積分完了信号AFFNを出力し、マイコンM
CBに割込みINT、をがける。 VGは電圧変換回路であり、直流電源用の電池[3Aの
電圧を昇圧し、二種類の電圧HV、LV(HV>LV)
を各回路に供給する。高電圧HVは、AFインタフェー
スAIF、合焦検出用受光回路AFDに供給され、低電
圧LVは、測光インタフェースL I F、測光回路L
MA、フラッシュ光測定回路LMF、レンズ回路LEC
,ドライブ回路DDR,エンフーダENAP、ENLE
に供給される。なお、マイコンMC2,表示回路DSP
、モーク制御回路MODには、電源ラインVDDを介し
て、電池BAから、直接、給電される。 次に、スイッチについて説明する。 S、は測光スイッチであり、不図示のレリーズボタンが
第1ストロークまで押されたときONになる。このスイ
ッチS、がONされることにより、マイコンM CBは
、測光、合焦状態の検出を開始させる。ALSはAEロ
ックスイッチであり、このスイ、2チALSがONさせ
られた瞬間の測光値が0.7りされる。SR8はリセッ
トスイッチであり、このスイッチSR8がON?!:れ
ることにより、システム全体がイニシャライズされる。 MOSは露出制御モード切替スイッチであり、このスイ
ッチMO6がOFFからONにされる毎に、露出制御モ
ードがP→S−4A−+M→P・・・・・・と変化する
。 USおよびDSはデータ設定スイッチであり、スイッチ
USがOFFからONにされる毎に、シャッタスピード
はIEvずつ増加し、紋り値は1/2Evずつ増加する
。同様に、スイッチDSがOFFからONにされる毎に
、シャッタスピードはIEvずつ減少し、紋り値は1 
/ 2 E vずつ減少する。 S2はレリーズスイッチであり、不図示のレリーズボタ
ンがfjSiストロークよりも長い第2ストロークまで
押されたときONになる。したがって、レリーズスイッ
チS2がONであるときは、必ず、測光スイッチS1も
ONである。このスイッチS2がONされることにより
、マイコンMCBは露出制御動作を開始させる。S、は
撮影完了検知スイッチであり、露光終了後、ミラーが下
降し、絞りが開放になり、かつ、シャッタ後幕の走行が
完了するとONになる。そして、その後、フィルム巻上
げおよびシャッタ、ミラー、絞り磯構のチャーンが完了
するとOFFになる。ASSは切替スイッチであり、露
出制御モードがMモードであるとき、スイッチASSを
ONしながらデータ設定スイッチUSSDSを操作する
と絞り値が変化する。そして、スイッチASSをOFF
にしたままデータ設定スイッチUS、DSを原作すると
シャッタスピードが変化する。 図に示すように、これらのスイッチの一端は接地されて
おり、測光スイッチS1、AEロックスイッチALS、
 リセットスイッチSR8,モード切替スイッチMOS
、データ設定スイッチUS。 DSは、アンド回路AN、を介して割込み端子「NTo
l:接続されている。したがって、測光スイッチS3、
AEロックスイッチALS、  リセットスイッチSR
3、モード切替スイッチMO8,データ設定スイッチU
S、DSのいずれかがONになることにより、マイコン
MCBは割込動作を開始する。 なお、図示はしていないが、これらのスイッチの接地さ
れていない側の端子は、プルアップ抵抗を介して電源電
圧VDDにプルアップされており、また、言うまでもな
く、チャタリング対策が施されている。 ドライブ回路DDRは、マイコンMCBからデータバス
DDBを介して制御データを入力する。 そして、その制御データをデコードして四つのマグネッ
トRLM、APM、ICM、2CMを制御するとともに
、そ−タ制御回路MODにモータ制御データを出力する
。マグネ7 ) RLMはレリーズマグネットであり、
このマグネッ) RLMが離反することにより、絞込部
材とミラーの係止が解除され、絞込部材の絞り込みが開
始され、ミラーがアップする。マグネッ) APMは絞
りマグネットであり、このマグネッ)APMが離反する
ことによって絞込部材の絞り込みが停止する。マグネツ
)ICM、2CMはシャッタマグネットであり、これら
のマグネッ)ICM、2CMが離反することによって、
それぞれ、シャッタの先幕、f&幕の係止が解除され、
シャツタ幕が走行する。なお、これらのマグネットRL
M、APM、ICM、2CMは、永久磁石、コイル、お
よび吸着片で構成されたコンビネーションマグネットで
あり、コイルに電流が流れることによって吸着片が離反
するようになっている。 モータ制御回路MODは、ドライブ回路DDRからのデ
ータによって、フィルム給送用モータMOF I、レン
ズ駆動用モータMOLの正逆転、停止を制御する。 エンコーグENAPは絞り羽根の位置を検出し、エンコ
ーグENLEはレンズ駆動用モータMOLの回転量、す
なわち、レンズの駆動量を検出する。 これらのエンコーグENAP、ENLEの出力パルスは
、二つのアンド回路AN、、AN、とオア回路○R2で
構成されるマルチプレクサを介して、マイコンMCBの
カウント端子CNTに入力される。 XBは基準タロツク発生回路であり、水晶発振器と、コ
ンデンサとで構成されている。また、マイコンMCBの
基準クロック出力端子5TCKから出力される基準クロ
ック5TCKは、測光インタフェースLIFとAFイン
タフェースAIFに与えられている。 〔フラッシュ回路〕 ttrJ3図は、第1図におけるフラッシュ回路FLC
の具体的回路を示すブロック図である。この回路FLC
は、カメラボディに装着可能なフラッシュ装置内に設け
られており、9個の接点J。−Jllを介して、カメラ
ボディと接続される。なお、接点J、−J4は、第1図
におけるデータバスSDBを形成している。 第3図において、MCFはマイコンであり、第1図にお
けるマイコンMCBとは独立して、フラッシュ回路FL
Cの制御を行なう。 ATSは調光モード切替スイッチであり、OFFからO
Nになる毎に、フラッシュの調光モードは自動→マニュ
アル→自動・・・と切り替わる。なお、自動調光モード
では、フラッシュ光測定回路LMFから端子J6を介し
て入力される調光信号FSTPに応答して、フラッシュ
発光が停止する。 VO8は照射範囲切替スイッチであり、このスイッチ■
C8がOFFからONになる毎に、オート → 2 8
 +m−35ma+ → 50+am → 70mm→
 オ − ト・・・の焦、ζ距離を有する撮影レンズの
画角を7ラツシユ光がカバーするように、発光部前面に
あるパネルが移動し、照射範囲が変化する。なお、ここ
でいうオートとは、使用するi影しンズの焦点距離に自
動的に設定されるモードを意味する。たとえば、使用す
る撮影レンズの焦点距離が35mmである場合、スイッ
チ■C8をONする毎に、35IIll→28Il1m
→35IIIIa→50IIIIII→70I6m→3
5 *u−の焦点距離を有する撮影レンズの画角を7ラ
ツシユ光がカバーするように、照射範囲が変化する。ま
た、ズームレンズを使用する場合、スイッチVC8を操
作してオートに設定すると、ズーミングに伴なって、自
動的に照射範囲が変化する。 MESは発光モード切替スイッチであり、このスイッチ
M E SがOFFからONになる毎に、発光モードは
、強制発光→自動発光→非発光→強制発光・・・に切替
わる。 図に示すように、これらのスイッチ、ATS、VO2,
MESの一端は接地されており、他端は、アンド回路A
N6を介して、マイコンMCFの割込端子I NTAに
接続されている。したがって、これらのスイッチATS
、VC8,’MESのうち、いずれか−っがONになる
と、マイコンMCFは割込動作を行なう。なお、これら
のスイッチATS、VC8,MESも、第1図に示した
スイッチ81等と同様、プルアップされており、チャタ
リング対策が施されている。 FDPは表示回路であり、フラッシュ情報を表示する。 CHDは充完表示器であり、メインコンデンサMCが所
定の電圧(たとえば300V)まで充電されたことを表
示する。ただし、この表示は、マイコンMCBからデー
タが送られた直後であり、かつ、フラッシュ表示信号F
D I S(後述)が表示器を示しているときのみ行な
われる。FCDは調光表示器であり、フラッシュ光測定
回路LMFから調光信号FSTPが発せられた後、一定
時間(たとえば3秒間)だけ作動し、撮影者に、適正な
フラッシュ発光が行なわれたことを知らせる。なお、表
示器CHDとFCDは、それぞれ発光色の異なる1個の
LEDで構成されている。 MDRはモータ制御回路であり、モータMOFLの駆動
制御を行なう。モータMOFLは、照射範囲を変化させ
るべく、発光部前面にあるパネルを移動させる。 ZCPは位置検出回路であり、モータMOFLの回転に
応じて信号を出力するエンコーグを備えており、モータ
MOFLによって移動させられるパネルの位置を検出す
る。 XFは基準クロック発生回路であり、水晶発振器と、コ
ンデンサとで構成されている。 FCCはフラッシュ制御回路であり、フラッシュ発光部
XEによるフラッシュ発光を開始・停止させる信号5T
AXSTOPを出力する。 CVGは電圧安定回路であり、直流電源用の電池BAF
の電圧が、多少、変化しても、マイコンMCFに供給さ
れる電圧が安定するようにしている。 昇圧回路DD、整流ダイオードDI、 メインコンデン
サMC,充電検知手段NE、フラッシュ発光部XE、発
光制御回路XCCは、周知のフラッシュ回路を構成して
いる。発光制御回路XCCは、サイリスク、トリ1回路
、転流コンデンサ等で構成されており、フラッシュ制御
回路FCCからの発光開始信号STAに応答してトリ1
回路を作動させ、端子TRからトリ〃信号を出力し、フ
ラッシュ発光部XEを励起させる。それと同時に、サイ
リスタをONさせ、フラッシュ発光部XEを発光させる
。また、発光制御回路XCCは、フラッシュ制御回路F
CCからの発光停止信号5TOPに応答して転流コンデ
ンサを放電させ、それによってサイリスクをOFFさせ
、フラッシュ発光部XEの発光を停止させる。 スイッチングトランノスタTR,,TR,1,t、それ
ぞれ、昇圧回路DD、充電検知手段NEの作動を、マイ
コンMCFからの信号によって制御する。 なお、本実施例においては、充電検知手段NEとしてネ
オン管を用いており、フラッシュ発光部XEとしてキセ
ノン管を用いている。 〔マイコンの端子〕 最後に、マイコンMCB、MCFの各端子の役割(入出
力する信号、データ、および、そのときのシステムの動
作)を第1表および第2表にまとめておく。
【ソフトウェアの説明】
次に、本実施例のカメラシステムの制御を説明する。 〔フラグ〕 153表は、本システムで用いられるフラグと、そのフ
ラグが意味する内容を示した表である。同表において、
上段はフラグがセットされている状態を表しており、下
段はフラグがリセットされている状態を表わしている。 なお、フラグAMFとSTFは、フラッシュ回路FLC
内のマイコンMCFで用いられる。そして、7ラグST
Fは、後述する(第30−第34図)ように、専用のカ
メラボディに装着され、かつ、カメラボディ側から信号
が送られたときセットされ、その後、カメラボディ側か
らの信号および手動繰作による信号が、一定時間、マイ
コンMCFに入力されなければリセットされる。言い替
えれば、7う・ンシュ装置がカメラシステムの一部とし
て作動しているとき、7ラグSTFはセットされ、フラ
ッシュ装置がカメラシステムから独立して作動している
とき、7ラグSTFはリセットされる。 〔データ〕 第4−1表は、表示回路DSPに送られる表示データと
、そのデータの表示内容を示した表である。表示回路D
SPは、これらのデータをマイコンMCBから受は取る
と、回路DSP内にあるメモ!7(RAM)に格納し、
液晶表示器、LED等によって、それらのデータが示す
情報を表示する。 たとえば、データAFDの内容が「01」であれば、表
示回路DSP内のマイコンは、ファイング−内に設けら
れたLEDを点灯させ、撮影者に合焦状態が得られたこ
とを知らせる。一方、データAFDの内容が「10」で
あれば、表示回路DSP内のマイコンは、上記LEDを
点滅させ、撮影者に焦点検出が不可能である旨を警告す
る。また、制御絞り値Avsを示すデータAVDや撮影
枚数データCHD等は、カメラボディ上面に設けられた
液晶表示器によって、数字で表示される。なお、ファイ
ング−内では、表示データAFDSALD、AVD、F
LD、、FLD2、MoDlTVDが示す情報の表示が
行なわれ、カメラボディ上面では、表示データAVD、
CND%MOD%SVD%TVDが示す情報の表示が行
なわれる。 第4−2表は、フラッシュ装置内にある表示回路FDP
に送られる表示データとそのデータの表示内容を示した
表である。表示回路FDPは、カメラボディ内にある表
示回路DSPと同様、これらのデータをマイコンMCF
から受は取ると、回路FDP内にあるメモリ(RAM)
に格納し、液晶表示器によって、それらのデータが示す
情報を表示する。この表示部は、たとえば、フラッシュ
装置の背面に設けられている。なお、表示データEND
とISDは、カメラボディから送られてくるフィルム感
度と制御絞り値を示している。また、表示データFDD
は、カメラボディからの絞り値とフィルム感度と、その
ときの照射範囲で決まる最大と最小の発光量とから演算
した連動距離に基づく連rJh範囲を示す。そして、表
示データFZDの最上位ビットには、照射範囲がオート
のときは1、マニュアル(28mm、 35+oa+、
50mm、70mm)のときはOが格納され、下位3ビ
ツトには、照射範囲を示すデータが格納される。 第5表は、マイコンMCBと7ラツシユ回路FLCとの
間で転送されるデータと、そのデータが意味する内容を
示した表である。同表に示すように、これらのデータは
、すべて8ビツトである。 データCFR,〜CFR,は、マイコンM CBからフ
ラッシュ回路FLCへ送られるデータであり、データF
OR,、FCRdよ7ラツシユ回路FLCからマイコン
MCBへ送られるデータである。データCFR,の上位
2ビットCFR,、、CFR,6は露出制御モードレジ
スタMOHに対応しており、その内室は、表示データM
 OD (第2表参照)と同じである。データCFR,
の最上位ピッ)CFR。 、(S Y S ”)は、システムリセット時、すなわ
ち、リセットスイッチSR3が押されたときのみセット
され、他のときはリセットされる。データCFR1のt
57位ビットCFR,、は、表示信号FDISに対応し
ており、フラッシュ回路FLC内の表示回路FDPや表
示器CHDによる表示を禁止するときセットされ、表示
を行なわせるときリセットされる。データCFR,の第
6位ビットCFR。 5(F N S )は、フラッシュ発光を許可するとき
にリセットされ、フラッシュ発光を禁止するときにセッ
トされる。データFCR,の上位2ピツ)FCRot*
oa(F M R)は、フラッシュの発光モードを表わ
しており、第4−2表に示した表示データFMDと同様
、「00」は強制発光モード、「01」は自動発光モー
ド、「10」はOFFを表わす、データFCR,の第6
位ビットF CR,5(RD Y )は、7う・7シユ
回路FLC内のメインコンデンサMCの充電電圧が所定
の電圧(300V)に達して充完状態になったときにセ
ットされる。データCFR0の第5位ピッ) FOR,
、(OK)は、自動調光モード時、調光信号FSTPに
応じてフラッシュ発光が停止されてから一定時間の間の
みセットされ、他のときはリセットされる。データFC
R,の第4位ビットF CR,3(F ON )は、フ
ラッシュ装置が作動しているとき、すなわち、プラッシ
ュ装置が装XJされ、かつ、その電源がONになってい
るとき、セットされる。 データCFR,の下位6ビツトはフィルムのISO感度
Svを表わしており、データCFR,、CFR2は、そ
れぞれ、使用する撮影レンズの焦点距離Fv、絞り値A
vを表わしている。そして、データCFR3の下位5ピ
ントは発光量補正量α(後述)を表わしている。また、
データFOR,はフラッシュ装置の最大発光fJ I 
vを表わしている。なお、データFCR,の下位3ビツ
トは未使用ビットである(表中では「本」で示しである
)。 〔フローチャート〕 [マイコンMCB] 第4図からf529図は、本実施例のカメラシステムの
ボディ側の動作(マイコンMCBの動作)を示すフロー
チャートである。 [割込INTol 測光スイッチS1、AEロックスイッチALS。 リセットスイッチSR3、モード切替スイッチMO3,
データ設定スイッチUSSDSのうち、いずれかのスイ
ッチをONすると割込端子INT。が立ち下がり、その
立ち下がりに同期して、第4図に示したフローチャート
に従って、マイコンMCBが作動し始める。 まず、マイコンMCBは、基準クロック発生回路XBを
作動させ、基準クロック出力端子5TCKから基準クロ
ック5TCKを出力する(# 1 )。 その後、マイコンMCBは、パワーコントロール端子P
5を“L”にし、電圧変換回路VGを作動させる(#2
)。つづいて、マイコンMCBは、この割込INT、が
、どのスイッチの操作によってかけられたかを識別する
(#3、#10.#13、#15)。#3において、端
子P6が“L”であれば、マイコンMCBは、測光スイ
ッチS1の操作によって割込INT、がかけられたと判
断して井4へ進み、端子P6が“H”であれば井10へ
進む。#10において、端子P7が“L″であれば、マ
イコンMCBは、AEロンクスイッチALSの操作によ
って割込INT、がかけられたと判断して#11へ進み
、端子P7が’H”であれば#13へ進む。井13にお
いて、端子P、が“L”であればマイコンMCBは、リ
セットスイッチSR8の操作によって割込INT、がか
けられたと判断して井14(サブルーチン「システムリ
セット」)へ進み、端子P6が“H”であれば#15へ
進む、#15において、端子P、が“L″であれば、マ
イコンM CB +i、モード切替スイッチMO3の操
作によって割込INT、がか(すられたと判断して井1
6(サブル−チン「モード変換」)へ進む。#15にお
いて端子P、が“I]″であれば、割込INT、は、デ
ータ設定スイッチUSまたはDSの操作によってかけら
れたことになり、マイコンMCBは、#17(サブルー
チン「データ変換」)へ進む。#14、#16、#17
の各サブルーチンに進んだ場合、サブルーチンから戻る
と5TOPルーチンへ進み、マイコンMCBは、再び、
割込INT、がかけられるまで持戒する。 測光スイッチS1の操作によって割込INT、がか(す
られたi易合、#4において、マイコンMCBは、AE
ロックスイッチALSがONになっているかを否かをf
lI別する。端子P7が“L”になっていれば、マイコ
ンMCBは、AEロックスイッチALSがONになって
いると判断して#5へ進み、AEロックフラグALFを
セットする。#4において端子P7が“H”であれば、
マイコンMCBI土、AEロックスイッチA L S 
l! OF Fであると判断し、#6ヘスキツプする。 #6では、マイコンMCBは、焦点検出用受光回路AF
D内にあるCCDラインセンサの初期化を行なう。そし
て、マイコンMCBは、CCD積分を開始させ(#7)
、CCD積分が完了したときにかけられる割込INT、
を許可する(#8)。その後、マイコンM CBは、端
子P。を“L”にして測光開始信号LSTAを出力し、
測光インタフェースLIF内にあるA−Dコンバータを
作動させ、A−D変換動作を開始させて(#9)、A 
Eルーチンへ進む。 AE口、クスイッチALSの操作によって割込INT、
がかけられた場合、マイコンMCBは、AEロックフラ
グALFをセットしく#11)、焦点検出禁止7ラグF
IHFをセットした(#12)のち、AEルーチンへ進
む。 [AEルーチン] 第5図は、AEルーチンでの制御を示す70−チャート
である。このル−チンlこ入ると、マイコンM CBは
、シリアルデータバスSDBを介して、レンズ回路LE
Cからレンズ情報を入力しく#21)、続いて、フラッ
シュ回路FLCから7ラツシユデータFCR,、FCR
,を入力しく#22)、そして、表示回路DSPからフ
ィルムのISO感度を入力する(井23)、その後、マ
イコンMCBは、測光インタフェースLIFおよびシリ
アルデータバス5DI3を介して、測光回路LMAから
、各7オトダイオードPD、−PDSによって測定され
た測光データを入力する(#24)。そして、マイコン
MCBは、これらのデータを用いて露出演算を行なう(
#25)。なお、#24(サブルーチン「測光データ入
力」)お上り#25(サブルーチン「露出演算」)につ
いては、後で詳述する(第12〜24図参照)。 露出演算が終了すると、マイコンMCBは、シリアルデ
ータバスSDBを介して、第4−1表に示した表示デー
タを表示回路DSPに出力し、種々の撮影データを表示
させる(井26)、そして、FBIに、マイコンMCB
は、シリアルデータバスSDBを介して、データCFR
,−CFRコをフラッシュ回路FLCに出力する(#2
7)。それから、マイコンMCBは、露出演算完了フラ
グAEFをセットしく#28)、井29へ進む。 #29では、マイコンMCBは、焦点調節動作(以下、
AF動作という)が完了しているかどうかを判別する。 AF動作未完了フラグFDPがセットされておれば、マ
イコンMCBは、AF動作が未完了であると判断し、A
Fシル−ンへ進む。そして、フラグFDPがリセットさ
れておれば、マイコンMCBは、AF!1IIJ作が完
了していると判断し、#30へ進む。なお、AFシル−
ンについては、後で詳述する(第9図参照)。 #30では、マイコンMCBは、シャツタレリーズが禁
止されているかどうかを判別する。レリーズ禁止7ラグ
RIHFがセットされておれば、マイコンMCBはシャ
・/タレリーズが禁止されていると判断し、スイッチ判
別ルーチン■(第7図)へ進む。そして、7ラグRIH
Fがリセットされておれば、マイコンMCBはシャンタ
レリーズが許可されていると判断し、#31へ進む6井
31では、マイコンMCBは、後述するように、合焦状
態が得られたことによってAEロックがなされたか否か
を判別する。7ラグBLFFがセットされておれば、マ
イコンMCBは、合焦状態が得られたことiこよってA
Eロックがなされたと判断して#32へ進み、そうでな
ければスイッチ?lI別ルーチンI(第6図)へ進む。 #32では、マイコンMCBは、撮影者がレリーズ操作
を行なったかどうかを判別する。端子P、2が“L”で
あれば、マイコンMCBは、撮影者がレリーズボタンを
第2ストロークまで押してレリーズ操作を行なった(ス
イッチS2をONにした)と判断し、サブルーチン「露
出制御J(# 33、第24図参照)へ進む。その後、
撮影が終了するとスイッチ判別ルーチン■(第7図)へ
進む。#32において端子P12がH”であれば、マイ
コンMCBは、撮影者はまだレリーズ操作を行なってい
ない(スイッチS2はOFFである)とn断し、スイッ
チ判別ルーチンI(第6図)へ進む。 [スイッチt11男!ρレーチンI] 第6図は、スイッチ判別ルーチン■を示す70−チャー
トである。このルーチンに入ると、マイコンMCBは、
まず、測光スイッチSlの0N−OFF状態を調べる(
井41)。端子P6が“L”であれば、マイコンM’C
BはスイッチS1がONであると判断し、#42へ進む
。端子P6が“ト■”であれば、マイコンMCBはスイ
ッチS、がOFFであると判断し、井53へ進む。 #42では、マイコンMCBは、焦点検出動作が禁止さ
れているかどうかを判別する。焦点検出禁止7ラグFI
HFがセットされておれば、マイコンMCBは焦点検出
動作が禁止されていると判断する。そして、マイコンM
CBは、7ラグFIHFをリセットしく#43)、CC
D積分を開始させ(#44)、COD積分完了による割
込INT。 を許可する(#45)。#42において、7ラグFIH
Fがリセットされておれば、マイコンMCBは#46ヘ
スキツプする。 #46でハ、マイコンMCBは、AEロックスイッチA
LSの0N−OFF状態を判別する。端子P7が”L”
であれば、マイコンMCBはスイッチALSがONであ
ると判断して#47へ進み、端子P、が“H”であれば
、マイコンMCBはスイッチALSがOFFであると′
f−り断して#51へ進む。 #47では、マイコンMCBは、AEロック7ラグAL
Fの状態を判別する。そして、7ラグALFがセットさ
れておれば#50ヘスキップし、フラグALFがリセッ
トされておれば#48へ進む。マイコンMCBは、#4
8で7ラグALFをセットしたのち、AEロックスイッ
チALSによるAEロックが完了したことを示す7ラグ
BLAFをリセットしく#49)、#50へ進む。#5
0では、マイコンMCBは、タイマをリセットスタート
させ、AEルーチン(第5図)へ戻る。なお、このタイ
マは、スイッチS1またはALSがONからOFFに反
転してからの時間を測定し、その時間が所定の時開(た
とえば10秒間)に達するまで、測光動作、露出演算、
データの入出力および表示が継続される。 #46において、端子P7がI−1”であれば、マイコ
ンMCBはスイッチALSがOFFになっていると判断
し、AEロックフラグALFおよび7ラグBLAFをリ
セットする(#51.#52)。 そして、タイマをリセットスタートさせ(#50)、A
Eルーチン(第5図)へ戻る。 #41において、測光スイッチSlがOFFである場合
、マイコンMCBは、7オーカスロツク完了フラグPI
Fをリセットする(#53)。その後、マイコンMCB
は、合焦状態を示す表示を消させるために、データAF
Dに「00」を格納する(#54)、そして、レンズ駆
動用モータM OLを停止させ(#55)、COD積分
完了による割込■NT、を禁止する(#56)。したが
って、測光スイッチS1がOFFであれば、焦点検出動
作は行なわれない。その後、マイコンMCBIJ#57
以下の処理を行なう。 #57では、マイコンMCBは、AEロックスイッチA
LSの0N−OFF状態を判別する。端子P7が′L″
であれば、マイコンM CBはスイッチALSがONで
あると判断し、焦点検出禁止7ラグFIHFをセットし
たのち(R58)、R59へ進む。 R59では、マイコンM CBは、AEロックフラグA
LFの状態をtlI別する。AEロックフラグALFが
リセットされておれば、マイコンMCBは、AEロック
フラグALFをセットした(R60)のち、AEロック
スイッチALSによるAEロックが完了したことを示す
7ラグBLAFをリセットしくR61)、タイマをリセ
ットスタートさせて(R50)AEシル−ン(第5図)
へ戻る。一方、R59でAEロックフラグALFがセッ
トされておれば、マイコンMCBはステップ井50ヘス
キツプしてタイマをリセットスタートさせ、AEシル−
ン(第5図)へ戻る。 R57において、端子P、が“H″であれば、マイコン
MCBはAEロックスイッチALSがOFFである、す
なわち、スイッチS1およびALSがともにOFFであ
ると判断し、井62へ進む。 R62では、マイコンMCBは、焦点検出禁止7ラグF
IHFをリセットし、スイ・ンチS 、、A L S 
。 SR3,MOS、US、DSの繰作による割込INT、
を許可した(井63)のち、R64へ進む、R64では
、マイコンMCBは、先述したように、タイマが所定の
時間(約10秒)を計時したか否かをfII別し、所定
の時間を計時していなければ、再び、AEシル−ンへ戻
って、測光動作、露出演算、データの入出力および表示
を行なう。タイマが所定の時間を計時しておれば、マイ
コンMCBは、5TOPルーチン(第8図)へ進み、作
動を停止して、再び、割込INT、がかけられるまで待
機する。 [スイッチ判別ルーチン■] f57図は、スイッチ判別ルーチン■を示すフローチャ
ートである。第5図に示したAEシル−ンより明らかな
ように、撮影者がレリーズボタンを第2ストロークまで
押すことによって露出制御が行なわれた場合(#32→
#33)、あるいは、レリーズが禁止されていた場合(
R30)のいずれかの場合のみ、マイコンMCBはこの
ルーチンの処理を行なう。 まず、マイコンMCBは、7オーカスロツク完了フラグ
FLFおよび7ラグBLFFをリセットしくR71,#
72)、測光スイッチS1の0N−OFF状態を判別す
る(R73)。端子P6が“L”であれば、マイコンM
CBはスイッチS1がONであると判断し、R74へ進
む、R74では、レリーズ禁止7ラグRIHFをセット
し、以後のレリーズを禁止する。これにより、撮影者が
誤ってレリーズボタンを押しっばなしにしても、撮影動
作は行なわれず、フィルムを無駄にせずにすむ。 R75へ進むと、マイコンMCBは、AEロックスイッ
チALSの0N−OFF状態を判別する。 マイコンMCBは、端子P7が“L”であればスイッチ
ALSがONであると判断してR76へ進み、端子P7
がH″であればスイッチALSがOFFであるとtq断
じてR79へ進む。 R76では、マイコンMCBは、AEロックフラグAL
Fの状態を?り別する。フラグALFがセットされてお
ればAEシル−ン(第5図)に戻る。−方、フラグAL
Fがリセットされておれば、マイコンMCBは、フラグ
ALFをセットした(R77)のち7ラグBLAFをリ
セットして(R78)AEシル−ン(第5図)へ戻る。 R75において、マイコンM CBがAEロックスイン
チALSはOFFであると判断してR79へ進んだ場合
、AEロックフラグALFおよび7ラグBLAFをリセ
ットした(R79,#80)のち、AEシル−ン(第5
図)へ戻る。 R73において、端子P6が′H”であれば、マイコン
MCBが、測光スイッチS1はOFFであると判断する
と、合焦状態を示す表示を消すために、データAFDに
「00」を格納する(R81)。 そして、レリーズ禁止7ラグRIHFをリセットしくR
82)、以後のシャツタレリーズを許可し、R83へ進
む。 R83へ進むと、マイコンMCBは、AEロックスイッ
チALSの0N−OFF状態を判別する。 マイコンMCBは、端子P7がL″であればスイッチA
LSがONであると判断し、焦点検出禁止7ラグF I
 )(Fをセットした(#84)のち#85へ進む、一
方、端子P7が“[I″であれば、マイコンMCBは、
スイッチALSがOFFであると判断し、フラグFIH
Fをリセットして($88)STOPルーチン(第8図
)へ進む。 #85ではマイコンMCBは、AEロックフラグALF
の状態を判別する。フラグALFがセットされておれば
AEルーチン(第5図)へ戻る。−方、フラグA L 
Fがリセットされておれば、フラグALFをセットした
(#86)のち7ラグBLAFをリセットしく#87)
、AEルーチン(第5図)へ戻る。 ところで、AEルーチン、スイッチ判別ルーチンI、お
よびスイッチ判別ルーチン■の処理中にAEロックスイ
ンチALSがONされる場合、あるいは、AEロックス
イッチALSを、−旦、OFFにしてAEフロクを解除
し、その後、改めてAEロックスイッチをONにしてA
Eフロクを行なう場合がある。一方、AEフロクは、A
EロックスイッチALSがONされた瞬間における測光
値をロックする必要がある。本実施例のカメラシステム
では、マイコンMCBが前記二つの場合を検出すると(
#47.#58.#76、井85)、AEロックスイン
チALSによるAEフロクが完了したことを示す7ラグ
BLAFをリセットしく井49、#60.#78.井8
7)、その直後に得られた測光値をロックしている。し
たがって、前記二つの場合、とくに後者の場合であって
も、正確にAEフロクが行なわれる。 [S T OPルーチン] 第8図は、5TOPルーチンを示すフローチャートであ
る。このルーチンに入ると、マイコンNICBは、まず
、フラッシュ回路FLCからデータFCR,,FCR,
を入力する(#91)。 次に、マイコンMCBは、このカメラシステムの露出制
御モードを判別する。まず最初に、露出制御モードがM
モードであるかどうかを判別する(井92)。露出制御
レジスタMORの内容が「11」であれば、マイコンM
CBはMモードであると判断し、#97ヘスキツプする
。#92において、マイコンMCBが、露出制御モード
はMモードでないと判断すると、次に露出制御モードが
Sモードであるかどうかを判別する(# 93 )、レ
ジスタMORの内容がl−011であれば、マイコンM
CBはSモードであると判断し、#96ヘスキツプする
。#93において、マイコンMCBが、露出制御モード
はSモードでない(すなわち、Mモード、Sモードのい
ずれでもない)と判断すると、制御露出時開Tvの表示
を消させるため、表示データTVDにブランク表示デー
タBLDを格納する(#94)。そして、露出制御モー
ドがAモードであるかどうかを判別する(#95)。レ
ジスタMORの内容が「10」であれば、マイコンMC
BはAモードであると判断し、#97ヘスキツプする。 #95において、マイコンMCBが露出制御モードはA
モードでないと判断した場合、すなわち、露出制御モー
ドはPモードであると判断した場合、制御絞り値Avの
表示を消させるため、表示データAVDにブランク表示
データBLDを格納する。 その後、マイコンMCBは、#97へ進む。 上記#92〜#96の処理を要約すると、次のようにな
る。すなわち、露出制御モードがPモードであれば制御
絞り値Avおよび制御露出時間Tvの表示が消される。 そして、露出制御モードがSモードであれば制御絞り値
Avの表示が消され、Aモードであれば制御露出時間T
vの表示が消される。また、露出制御モードがMモード
であれば制御絞り値Avおよび制御露出時間Tvの表示
はいずれも消されない。したがって、手動で設定された
絞り値Avs、iri出時間Tvsのみが表示され、演
算された絞り値AV、露出時開Tvは表示されないこと
になる。 #971こ進むと、マイコンMCBは、AEコロツク中
あることを示す表示を消させるため、表示データALD
に「0」を格納し、その後、合焦状態を示す表示を消さ
せるため、表示データAFDに「00」を格納する(#
 98 )。 井99では、マイコンMCBは、フラッシュ回路FLC
から調光(LtFSTPが出力されているかどうかをf
lI別する。フラッシュ回路FLCからのデータFCR
,のfjS5ビットFCR,、が「1」であれば、マイ
コンMCBは調光信号FSTPが出力されていると判断
し、#100へ進む。#100では、マイコンMCBは
、フラッシュ調光が行なわれたことを表示させるため、
表示データFLD、に「10」を格納し、つづいて、他
の7ラツシユ情報を示す表示を消させるため、表示デー
タFLD2に「OO」を格納する($101)。そして
、マイコンM CBは、シリアルデータバスSDBを介
して表示回路DSPに表示データを出力する(#102
)。表示回路DSPは表示データを入力すると、それら
の表示データが示す情報を表示する。 そして、マイコンMCBは、再び、#91がらの処理を
行なう。 #99において、フラッシュ回路FLCからのデータF
CR,の第5ビットFCR,、が「0」であれば、マイ
コンMCBは調光信号FSTPが出力されていないと判
断し、すべての7ラツシユ情報に関する表示を消させる
ため、表示データFL、D1、FLD2に、それぞれ、
「00」を格納する(#103)。そして、7ラツシエ
装置内にある表示回路FDPおよび表示器CI−(Dに
よる表示を停止させるため、データCF R3の第7ビ
ン) CF R36をセットする(#104)。 その後、マイコンMCBは、シリアルデータバスSDB
を介して表示回路DSPへ表示データを出力しく#10
5)、フラッシュ用データCFR。 〜CFRコを7ラツシ工回路FLCへ出力する(井10
G)。これにより、表示回路DSPは表示データが示す
情報を表示し、フラッシュ装置内にある表示回路FDP
および表示器CHDの作動が停止する。 つづいて、マイコンMCBは、端子P0から“H”を出
力してA−D変換開始信号LSTAを消し、測光インタ
フェースLIF内にあるA−Dコンバータの作動を停止
させる(井107)。そして、マイコンMCBは、すべ
ての7ラグをリセットした(#108)のち、パワーコ
ントロール端子P、から″“H”を出力して電圧変換回
路VGの作動を停止させる(井109)。これ1こより
、APインタフェースAIF、焦点検出用受光回路AF
D、測光インタフェースLIF、測光回路LMA、7ラ
ツシエ光測定回路LMF、レンズ回路LEC、ドライブ
回路DDR,エンコーグENAP、ENLEの作動が停
止する。それから、マイコンMCB11、m込rNT、
を許可しく#110)、基準クロック5TCKの出力を
停止するとともに、基準クロック発生回路XBの作動を
停止させる($111>。そして、マイコンMCBは、
再び、スイッチS 、、ALS、SR3,MOS、US
、DSの操作による割込INT、がかけられるまで待機
する。 [割込INT口 第9図は、焦点検出用受光回路AFD内にあるCCDラ
インセンサr SL、、I SL、、I SL2のCC
D積分が完了したことによる割込INT、がかけられた
後の処理を示すフローチャートである。 先述したように、CCDラインセンサISL、。 I S L + y r S L z (’) CCD
 Blt分カ完了t ルト、AFインタフェースAIF
は、マイコンMCBの端子INT、に“L”レベルの積
分完了信号AFFNを出力する。これにより、マイコン
MCBは第9図に示す70−チャートに従って作動する
。 まず、マイコンMCBは、露出演算が完了しているがど
うかを判別する(井1001)。露出演算完了フラグA
EFがセットされておれば、マイコンMCBは、露出演
算が完了していると判断してAFルーチン(SL21)
へ進み、フラグAEFがリセットされておれば露出演算
が完了していないと判断してSL002へ進む。SL0
02では、マイコンMCBはAF動作未完了フラグFD
Pをセットし、割込INT、ががけられた時に処理して
いたステップへ戻る。これは、−度、露出制御用の演算
動作を行ない、データ表示を行わせるためである。そし
て、前述のように、測光、演算、表示の動作を行ったの
ち、ただちに、AFシル−ンへ戻る(第5図#29参照
)。 [AFルーチン] 次に、AFシル−ンを説明する。 まず、マイコンMCBは、AF動作未完了フラグFDP
をリセットする($121>。つづいて、CCDライン
センサI SL、、I SL、、I SL2の各画素デ
ータを入力しく$122)、それらのデータから、第O
ゾーン、第1ゾーン、第2ゾーンそれぞれの合焦状態お
よびデフォーカス方向の検出、デフォーカス量の算出を
行なう(井123.#124、#125)。それから、
焦点検出が可能がどうかを調べる(#126)。その結
果、三つのゾーンのうち、一つでも焦点検出が可能であ
れば#133へ進み、すべてのゾーンで焦点検出が不可
能であれば#127へ進む。 #127では、マイコンMCBは、すでにローコンサー
チが行なわれたかどうかを判別する。ローコンサーチ完
了フラグDDEFがリセットされておれば、マイコンM
CBはローコンサーチは行なわれていないと判断し、#
132へ進んでローコンサーチを行なう。一方、フラグ
DDEFがセットされておれば、マイコンMCBは、ロ
ーコンサーチがすでに行なわれたと判断し、#129へ
進む。#129で、マイコンMCBは、再びCOD積分
を開始させ、割込I NT、を許可する(#130)。 それから、焦点検出が不可能である旨を撮影者に警告す
るために表示データAFDに「10」を格納しく井13
1)、AEシル−ン(第5図)へ進む。したがって、−
度、ローフンサーチが行なわれたのちは、ローコンサー
チは行なわれない。なお、マイコンMCBは、ローコン
サーチを行なった場合($132)も、ローコンサーチ
が完了するとAEシル−ンへ進む。 #126において、焦点検出可能なゾーンがあって13
3へ進むト、マイコンMCBはローコンサーチ中である
かどうかを判別する。ローコンブラグLCFがリセット
されておれば、マイコンMCBはローコンサーチ中でな
いと判断し、合焦検出ルーチン(第10図)へ進む、一
方、#133において、7ラグLCFがセットされてお
れば、マイコンMCBはローコンサーチ中であると判断
し、#134へ進む。 #134では、マイコンMCBは、レンズ駆動用モータ
MOLを停止させ、そして、ローコンブラグLCFをリ
セットする(#135)、後述するように、ローコンサ
ーチ中、レンズは常に移動しているので、#134でレ
ンズ駆動用モータMOLを停止させたときには、CCD
ラインセンサISL、、I SL、、I SL、の各画
素データがら求められる合焦状態、デフォーカス方向、
デフォーカス量は、実際のレンズ位置に対応したもので
はなく、信頼性に乏しい。そこで、マイコンMCBは、
レンズ位置を固定したまま、再びCOD積分を開始させ
る(#136)とともに割込INT、を許可しく井13
7)、AEシル−ンへ進んで、再び、CCDラインセン
サからの画素データを得るようにしている。そして、焦
点検出が不可能である旨の  −警告が表示されておれ
ば、マイコンMCBは、その表示を消させるため、表示
データAFDに「00」を格納(#138)、AEシル
−ン(15図)へ進む。 [焦点検出および割込CNTl 第10図は、合焦検出ルーチンおよびカウンタ割込CN
Tがかけられたときの処理を示す70−チャートである
。合焦検出ルーチンでは、マイコンMCBは、焦点検出
動作および合焦判定動作を行う。 合焦検出ルーチンへ進むと、マイコンMCBは、まず、
焦点調節を行なうべきゾーン(以下、主ゾーンという)
を、@0〜2ゾーンから選択する(井141)。マイコ
ンMCBは、原則として、最も近い被写体が存在するゾ
ーン(Rも後ピンのゾーン)を、主ゾーンとして選択す
る。また、言うまでもないが、焦点検出可能なゾーンが
一つしがなければ、そのゾーンを主ゾーンとして採用す
る。 なお、ゾーン選択の方法については、本出願人が先に出
願した特願昭62−125189号に示されている。 つづいて、マイコンM CBは、主ゾーン以外のゾーン
が近接ゾーンであるが否かを検出する(#142)。す
なわち、そのゾーン内に、井141で選択された主ゾー
ン内にある被写体(以下、主被写体という)に近接した
被写体(以下、近接被写体という)が存在するが否かを
検出する。なお、ここでいう近接被写体とは、原則的に
は主被写体と同一の被写体を意味しており、主被写体に
対するデフォーカス量が所定の値(本実施例では80μ
m6)以下であれば、マイコンMCBは、その被写体は
近接被写体であると判定する。 具体的には、画面いっばいに顔を写したポートレート(
撮影倍率β=1/10)では、2 am(鼻の高さに相
当)以下の距離差であれば、その被写体は近接被写体で
あると判定する。また、横位置でのウェストショットの
ポートレート(β=1/40)では、14c+++(鼻
の先がら耳までの長さに相当)以下の距離差であれば、
その被写体は近接被写体であると判定し、数名の集合写
真(撮影倍率β=1/100)では、95cm([前列
の人の顔面から最後列の人の顔面までの長さに相当)以
下の距離差であれば、その被写体は近接被写体であると
判定する。 このようにして検出された主ゾーンと近接被写体が存在
するゾーン(以下、近接ゾーンという)に対応するデー
タをマイコンMCBは記憶しておき、後述するように、
マイコンMCBは、このデータに基づいて測光演算を選
択する。 次にマイコンMCBは、#141で選択された主ゾーン
内の被写体像が合焦状態になっているが否かを判別する
(井143)。合焦状態になってぃな(すれば、マイコ
ンMCBは、f7オーhスR1y・らレンズ駆動量を算
出する(#144)、次いで、マイコンMCBは、被写
体までの距離りおよび撮影倍率βを算出する($145
.井146)。 ここで、主被写体までの距離りおよび撮影倍率βの算出
方法について述べる。 レンズ駆動量をN1デフォーカス量をDFとすると、 N=KXDF               (1)の
関係が成立する。ここに、Kは変換係数と呼ばれる定数
であり、レンズに固有の値である。そして、マイコンM
CBは、この変換係数Kを、レンズ回路LECから入力
する。なお、この変換係数にの詳細は、たとえば、特開
昭59−142528号公報に示されている。そして、
撮影距離り。 は、よく知られているように、 D 0=に/ no             (2)
k=a−r2             (3)no:
レンズの無限遠位置からのレンズ駆動量f:レンズの焦
点距離 a:定数 で表される。なお、定数におよびレンズの焦点距離fは
レンズ回路LECから入力される。したがって、焦点検
出を行なった位置の撮影距離をり、、そのアペックス値
をDv、(レンズ回路LECから入力される)、レンズ
の無限遠位置からのレンズ駆動量を01とすると、 Dv+=21og2D+              
 (4)D + =に/ III          
       (S )の関係が成り立つ。一方、焦点
調節のためのレンズ駆動量は(1)式で表されるから、
無限遠位置から合焦位置までのレンズ駆動量n2は、n
 2 ” n 1土N            (6)
となる。ただし、複号士は、前ピンのとき+、後ビンの
とき−である。ゆえに、(2)式より、合焦位置での撮
影距離D1すなわち主被写体までの距離りは、 D = k/ n3             (7)
となる。そして、そのアペックス値Dvは、(4)式と
同様に、 Dv= 2 log2D            (8
)である。 また、撮影倍率βは、 β=f/D              (9)から求
める。 続いて、マイコンMCBは、井144で求めたレンズ移
動量に対応するパルス数Nをイベントヵウンタ1こセッ
トしく#147)、カウンタ割込CNTを許可する(#
148)、後述するように、通常、そして、端子P、5
から“L”が出力されているので、エンコーダENLE
からのパルスが端子CNTに入力でトるようになってい
る。マイコンMCBは、ドライブ回路DDRにデータを
送り、レンズ駆動用モータMOLを作動させ、レンズ駆
動を行なわせる(#149)。そして、マイコンMCB
は、割込INT、がかけられた時に処理していたステッ
プへ戻る。なお、AEシル−ン(第5図)#29におい
て、AF動作が未完了であるとマイコンMCBが判断し
てAFルーチンへ進んだ場合は、AEシル−ンへ戻り、
#21からの処理を行なう。 なお、レンズ回路LECから定数にだけを入力し、焦点
検出を行った位置の距@ D vを入力しないカメラシ
ステムであれば、特開昭58−150921号公報に示
されているように、無限遠位置からのレンズ駆動量を常
にモニタするカウンタを設け、現在のカウント値n1に
基づいて無限遠位置から合焦位置までのレンズ駆動量n
 2 = n 、±Nを求め、その駆動量n2から合焦
位置の距離りを求めるようにしてもよい。 #143において、マイコンMCBが、主ゾーン内にあ
る被写体像が合焦状態になっていると判断すると、すな
わち、#141で選択された主ゾーン内にある被写体像
のデフォーカス量が所定の値(たとえば30μm)以下
であるとマイコンMeBが判断すると、#150へ進み
、マイコンMCBは、合焦状態になったことを表示させ
るため、表示データAFDに「01」を格納する。その
後、マイコンM CBは、焦、α検出を行なったレンズ
位置でのレンズ回路LECからの距離情報D(または、
そのときの無限遠位置からのレンズ駆動量Illと定数
にとから求めた距離情報り、)と、焦点距離情報fとか
ら、撮影倍率βを算出する(#151)。 そして、マイコンMCBは、7オーカスロツク7ラグF
LFをセットしく#152)、AEシル−ン(ff55
図)へ進む。したがって、合焦状態が得られれば、マイ
コンMCBは、その後はCOD積分を行なわせず、かつ
、割込I NT、を許可せずにAEシル−ンへ進むこと
になる。 次に、カウンタ割込CNTについて説明する。 マイコンMCBに内蔵されたイベントカウンタが端子C
NTに入力されるパルスをカウントし、パルスの数が設
定された数に達すると、イベントカウンタはカウンタ割
込CNTをかける。これにより、マイコンMCBは#1
61から処理を行なう。まず、マイコンMCBは、この
割込CNTは紋り込み動作中あるいはAF動動作作中い
ずれにおいてかけられたものであるかを判別する。すな
わち、マイコンMCBは、端子CNTに入力されるパル
スは、エンコーダENAP%ENLEのいずれから発せ
られたものであるかを判別する。 端子P I5が“H”になっておれば、パルスはエンコ
ーダENAPから発せられたものである、すなわち、絞
り込み動作中であるとマイコンMCBは判断し、#16
6へ進んでドライブ回路DDRにデータを送り、絞りマ
グネッ) APMを離反させる。これにより、絞り込み
動作は停止させられる。 そして、マイコンMCBは割込CNTがかけられたとき
に処理していたステップへ戻る。 一方、端子PI5が“L”になっておれば、パルスはエ
ンコーダENLEから発せられたものである、すなわち
、AFF作中であるとマイコンMCBは判断し、#16
2へ進んで、ドライブ回路DDRにデータを送り、レン
ズ駆動用モータMOLを停止させる。そして、#163
へ進む。 #163では、マイコンMCBは、レンズ移動iNが所
定の値N。よりも大きいか小さいかを判定する。レンズ
移動量Nが大きいということは、デフォーカス量を演算
したとき(井144)lこはデフォーカス量が大きく、
像全体がぼけていたことを意味している。したがって、
この場合のデフォーカス量には大きな誤差が含まれてい
る可能性が高く、信頼性に乏しい。そこで、本実施例に
おいては、レンズ移動iNが所定の値N0よりも大きけ
れば、再度、COD積分を開始させて(#164)i込
INT、を許可しく#165)、合焦状態が得られたか
どうかを確認している。これにより、AF精度が向上す
る。マイコンMCBは、割込■NT、を許可した(#1
65)後、割込CNTがかけられたときに処理していた
ステップへ戻る。 #163において、レンズ移動fiNが所定の値N0以
下であるとマイコンMCBが判断した場合は、演算した
デフォーカス量には誤差が少な(、信頼性があるとして
合焦状態の確認は行なわずに#150へ進み、先述した
処理($ 150〜#152)を行ない、AEルーチン
(第5図)へ進む。 先述したように、合焦状態が得られれば、CCD積分を
行なわせず、かつ、割込I NT、を許可せずにAEル
ーチンへ進むこと1こなるので、その後、AFシル−ン
(19図)へ進むことはない、すなわち、−旦、合焦状
態が得られると、測光スイッチS、をOFFにしたのち
再びONにして割込INT、をかけ、それによってCC
D積分が開始させられ(#7)、割込INT、が許可さ
れるまで(#8)、AF動作は行なわれない。換言すれ
ば、測光スイッチS、をONの状態に保てば、いわゆる
7オーカスロツクがなされることになる。すなわち、本
実施例のカメラは、ワンシ!l −/ ) A F動作
を行なう。 Uローコンサーチ」 第11図は、サブルーチン「ローコンサーチ」を示すフ
ローチャートである。このサブルーチンでは、マイコン
MCBは、まず、ローコンサーチ実行中であるかどうか
を判定する(#171)、ローコン7ラグLCFがリセ
ットされておれば、マイコンMCBはローコンサーチ中
ではないと判断して#172へ進み、7ラグLCFをセ
ットしたのち、ドライブ回路DDRにデータを出力して
、レンズ駆動mモータMOLを作動させ、ローコンサー
チ動作を開始させる(#173)。一方、#171にお
いて、フラグLCFがセットされておれば、マイコンM
CBはローフンサーチ実行中であると判断して#174
ヘスキ、2プする。 #174へ進むと、マイコンMCBはCCD積分を開始
させ、そして、CCD積分が完了したことによる割込I
NT、を許可する(#175)。 つづいて、マイコンMCBは、レンズが可動範囲の終端
に達したかどうかを判定する($176)。 この判定は、一定時間内に端子CNTにパルスが入力さ
れたかどうかを判定することによって行なわれる。レン
ズが可動範囲の終端に達すると、それ以上、レンズが動
くことはできないので、エンコーグENLEからはパル
スが発せられない。したがって、一定時間、端子CNT
にパルスが入力されなければ、マイコンMCBは、レン
ズが可動範囲の終端に達したと判定できる。なお、レン
ズが可動g1Hの終端に達したときにONまたはOFF
するスイッチを設け、そのスイッチの0N−OFF状態
を検出することによってレンズが可動範囲の終端に達し
たことを検出するようにしてもよ〜1゜ #176において、レンズは可動範囲の終端に達してい
ないとマイコンMCBが判定すると#181へ進み、測
光スイッチSlの0N−OFF状態を調べる。マイコン
MCBは、端子P6に”L″が入力されておればスイッ
チS1がONであると判断して#176へ戻り、端子P
6にH”が入力されておればスイッチS1がOFFであ
ると判断して#180へ進む。 #176において、レンズが可動範囲の終端に達してい
るとマイコンMCBが判定すると、#177へ進む。#
177では、レンズが可動範囲の終端に達したのが1回
めが2回めがを判定する。 レンズが今回初めて可動範囲の終端に達したのであれば
、マイコンMCBは、#182へ進んでドライブ回路D
DRにデータを出力し、レンズ駆動用モータMOLを逆
転させる。そして、#176へ戻り、逆方向のローコン
サーチを行なう。#177において、レンズが可動範囲
の終端に達したのが2回めであるとマイコンMCBが判
定すると、ドライブ回路DDRにデータを出力してレン
ズ駆動用モータMOLを停止させる(#178)。 この動作を簡単に説明すると、次のようになる。 マイコンMCBは、レンズを現在位置から一方向(たと
えば最近接方向)へ移動させてローコンサーチを行なう
。そして、合焦点を検出することができず、レンズが可
動範囲の終端(たとえば最近接位置)に達すると、マイ
コンMCBは、レンズを逆方向(たとえば無限遠方向)
へ移動させてローコンサーチを行ない、最初の位置から
他の終端(たとえば無限遠点に合焦する位置)までの領
域のローコンサーチを行なう。これにより、全可動範囲
のa−コンサーチが行なわれる。ローコンサーチの結果
、焦点検出可能な位置が見つからず、レンズが他の終端
位置(たとえば無限遠点に合焦する位置)に達すると、
レンズの駆動を終了してローコンサーチを終了する。 #178において、レンズ駆動用モータを停止させると
、マイコンMCBは、ローコンサーチが行なわれたこと
を記憶するためにローコンサーチ完了フラグDDEFを
セットしく#179)、ローコンサーチが行なわれてい
ないことを示すためにローコンブラグLCFをリセット
して(1$180)、AFルーチン(第9図)へ戻る。 [AE/レーチン内のサブル−チ21 次に、AEルーチン内のサブルーチン(第12図〜第2
4図)について説明する。 「測光データ入力」 第12図はAEシル−ン(第5図)内のサブルーチン「
測光データ人力J(#24)を示すフローチャートであ
る。このサブルーチンでは、マイコンMCBは、7オト
グイオー)PD、〜PD、に入射した光の測定値を、測
光インク7二−スLIF、シリアルデータパスSDBを
介して入力出端子5IOoから入力し、データ入力時の
状j@(AEフロク等)に応じて三つのレジスタFLR
,NMR,ALRに測光データを格納する。 まず、マイコンMCBは、AEフロクスイッチALSが
ONされたがどうかを判別する(#2゜1)。AEフロ
ク7ラグALFがセットされておれば、マイコンMCB
は、AEフロクスイッチALSがONされたと判断して
#2o7へ進み、フラグALFがリセットされておれば
、A E 1177クスイツチALSはONされていな
いと判断して#202へ進む、フラグALFがセットさ
れていても、#207で7ラグBLAFがセットされて
おり、すでにAEフロクスイッチALSによるAEフロ
クが完了しているとマイコンMCBが判断した場合には
#202へ進む。 102でl!マイコンMCBは、7オーカスロツクが完
了しているかどうかを判別する。7オーカスロツク7ラ
グFLFがセットされておれば、マイコンMCBは、7
オーカスロツクが完了していると判断して#203へ進
み、7ラグFLFがリセットされておれば、7オーカス
ロツクは完了しでいないと判断して#206へ進む。 #203へ進むと、合焦状態になったことによるAEフ
ロクが完了しているがどうかを判別する。 7ラグBLFFがセットされておれば、マイコンMCB
は合焦状態になったことによるAEフロクが完了してい
ると判断して#206へ進み、7ラグBLFFがリセッ
トされておれば、AEフロクは完了していないと判断し
て#204へ進む。 #204では、マイコンMCBは、合焦状態になったこ
とによるAEフロクが完了したことを示すために7ラグ
BLFFをセットし、測光データをフォーカスAフロッ
クレノスタFLR−1格納し、AEシル−ン(f55図
#25)へ戻る。 #206では、マイコンMCBは測光データをノーマル
レジスタNMRへ格納し、AEシル−ン(ttrJs図
#25)へ戻る。 井20?において、AEフロクスイッチALSによるA
Eフロクが完了していないとマイコンMCBが判断する
と、#208へ進んでAEフロクスイッチALSによる
AEフロクが完了したことを示すために7ラグBLAF
をセットし、測光データをAEフロクレジスタALRへ
格納し、AEシル−ン(第5図#25)へ戻る。 以上のように、レジスタALRにはAEフロクスイッチ
がONされた直後の測光データが格納され、レジスタF
LRには合焦状態になった直後の測光データが格納され
、他の時点で得られた測光データはすべてレジスタNM
Rに格納される。 「露出演算」 第13図は、AEシル−ン(第5図)内のサブルーチン
[露出演算J(# 25 )を示す70−チャートであ
る。 このサブルーチンでは、マイコンMCBは、まず、AE
フロクスイッチALSによるAEフロクがなされたかど
うかを判別する(#221)。7ラグBLAFがセット
されておれば、マイコンMCBはAEフロクスイッチA
LSによるAEフロクがなされたと判断して#222へ
進み、AEフロクレノスタALRに格納されている測光
データを六つの測光データ用レジスタBy6〜Bv5に
格納する。なお、レジスタBvo〜BV5には、それぞ
れ、7オトダイオードPD、〜P D sによる測光値
が格納される。 一方〜#221にお(ゝて、7ラグBLAFがリセット
されておれば、マイコンMCBは、AEフロクスイッチ
ALSによるAEフロクはなされていないと判断し、#
224へ進む。#224では、合焦状態になったことに
よるAEフロクがなされたかどうかを判別する。7ラグ
BLFFがセットされておれば、マイコンMCBはAE
フロクがなされたと判断して#225へ進み、7オーカ
スAEロツクレノスタFLRに格納されている測光デー
タをレジスタBy、)〜Bvsに格納する。また、7ラ
グBLFFがリセットされておれば、マイコンMCBは
合焦状態になったことによるAEフロクは完了していな
いと判断して#226へ進み、ノーマルレジスタNMR
に格納さてれいる測光データをレジスタBvo−Bvs
に格納する。 そして、レジスタBvo〜Bv5に測光データを格納し
終わると、マイコンMCBは、7オトダイオードPD、
〜PDsの受光面積や光学特性、開放絞り値、開放測光
誤差等(開放絞り値と開放測光誤差は、レンズ回路LE
Cから入力される)の補正を行なう($223)。 以上より明らかなように、本実施例のカメラシステムに
おいては、AEフロクスイッチALSによるAEフロク
が最優先で行なわれる。 測光データBvo−Bvsの補正を終えると、マイコン
MCBはAEフロクスイッチALSによるAEフロクが
なされたかどうかを判別する(#227)、7ラグBL
AFがセットされていてAEフロクスイッチALSによ
るAEフロクがなされているとマイコンMCBが判断す
ると#228へ進む。 井228では、マイコンMCBはフラッシュ装置の発光
モードをt−q別し、データFCR,の上位2ビツトF
 OR,、、F CR,、が「OO」でなくフラッシュ
装置が強制発光モードに設定されていないと判断すると
サブルーチン[スポット測光J(#259)へ進む。 マイコンMCBが、#227においてAEフロクスイッ
チALSによるAEフロクがなされていると判断した場
合、あるいは、#228において7ラツシユ装置の発光
モードが強制発光モードであると判断した場合は、#2
30以降の処理を行なう。すなわち、AEフロクスイッ
チALSによるAEフロクがなされ、かつ、7う・ノシ
二発光モードが強制発光モードでないときのみ、マイコ
ンMCBはサブルーチン「スポット測光」へ進む。 なお、後述するように、Pモードでは強制発光モードに
はならないので、Pモード時、AEフロクスイッチAL
Sを操作してAEフロクを行うと、スポット測光になる
。 #230では、マイコンMCBは、撮影倍率βが算出さ
れているかどうかを判別する。撮影倍率βが算出されて
おれば、マイコンMCBは、#231へ進み、撮影倍率
βと撮影レンズの焦点距離rによって定められた所定の
演算を行ない、主被写体の輝度Bvsおよび背景の輝度
Bvaを求める。 一方、撮影倍率βがまだ算出されていなければ、#24
2へ進み、主被写体の輝度Bvsと背景の輝度Bvaを
求める。 なお、撮影倍率βが焦点検出ルーチン(l。 図)のステップ#151で算出されるまでは、撮影倍率
βは1/60であるとして、撮影レンズが装着されてい
ないときのみ、#230から#242へ進むようにして
もよい。このとき、撮影レンズの有無は、レンズ回路L
ECからのデータで判別することができる。 #231では、マイコンMCBは、撮影倍率βと所定の
倍率β2(たとえば1/40)とを比較し、β〉β2で
あれば#232へ進み、「B vs演算I」を行なって
主被写体の輝度Bvsを求める。後述するように、[B
vs演KIJでは、マイコンMCBは、五つの測光デー
タBv、−Bv、から主被写体の輝度Bvsを求めてい
るので、背景の輝度13vaは測光データBvsから求
められる(#233)。 #231において、β≦β2である場合、マイコンMC
Bは、#234へ進んで撮影倍率βと所定の倍率β1(
β1くβ2、たとえば1100)とを比較し、β〉βl
(すなわちβ、くβ〈β2)であれば#235へ進む。 #235では、マイコンMCBは、撮影レンズの焦点距
離fと所定の焦点距離f1(たとえば28mm)とを比
較し、f>Lであれば#236へ進み、「Bvs演算■
」を行なって主被写体の輝度Bvsを求める。後述する
ように、[Bvs演WIIJでは、マイコンMCBは、
三つの測光データB Vo −B v2から主被写体の
輝度Bvsを求めているので、背景の輝度Bvaは測光
データBv3〜Bv5から求められる(#237)。ま
た、#235においてf≦f1である場合は、マイコン
M CBは#242へ進む。 #234においてβ≦β1である場合、マイコンMCB
は、#238へ進んで撮影倍率βと所定の撮影倍率β。 (β0〈β、くβ2、たとえば1/100)とを比較し
、β〉β0(すなわちβ。くβくβ、)であれば#23
9へ進む。#239ではマイコンMCBは、撮影レンズ
の焦点距離rと所定の焦点圧fif、(fo > r+
、たとえば50+am)とを比較し、f>f、であれば
#240へ進み、「BvS演算■」を行なって主被写体
の輝度Bvsを求める。後述するようIこ、「B vs
演算■」では、マイコンMCBは、三つの測光データB
vo〜BV2から主被写体の輝度Bvsを求めているの
で、背景の輝度Bvaは測光データB V3− B V
5から求められる(@ 241 )。 #238においてβ≦β、である場合、あるいは、#2
39においてf≦f、である場合、マイコンMCBは#
242へ進む。#242では、マイ):/MCBは、す
べての測光データB vo−B V5 h・ら主被写体
の輝度を求め、同様にすべての測光データB Vo ”
−B v5から背景の輝度Bvaを求める(井243)
。すなわち、$242.#243ではいわゆる平均測光
が行なわれる。 なお、[Bvs演WIJ、[Bvs演WIIJ、「Bv
s演WII[Jでは、マイコンMOBは、後述するよう
に、各測光データBvo〜BV4に所定の重み(第7表
〜第9表参照)をつけて加重平均を行なうことにより、
主被写体の輝度Bvsを求めているが、背景の輝度Bv
a、および#242で求める主被写体の輝度Bvsは、
算術平均で求めている。すなわち、#233では Bva=Bv5、 #237では Bva=(Bv3+By、十Bvs)/3、#242で
は B vs= (B v、、十B v、 十B V2十B
 v、+ B v、+ B V5)/ 6、#243で
は B va= (B vo+ B v、 + B v2+
 B V3 +B V< 十B v5)/ 6の演算に
よって、マイコンMCBは、主被写体の輝度B vs1
背景の輝度Bvaを求めている。 第6表に、撮影倍率β、撮影レンズの焦点距離fと主被
写体の輝度Bvsの演算方法との対応をまとめておく。 なお、同表において[B vs演W、lVJは#242
での演算を示している。 主被写体の輝度Bvsおよび背景の輝度Bvaを求める
と、マイコンMCBは#251へ進み、両輝度B vs
、 B vaからシ+7タスピードTv、絞り値AV、
フラッシュ発光量Iv等の露出制御値を、所定の演算に
従って求める。 まず、マイコンMCBは、AEフロクスイッチALSに
よるAEフロクがなされているがどうかを判別する(#
251)。7ラグBLAFがセットされていると、マイ
コンMCBはAEフロクスイッチALSによるAEフロ
クがなされていると判断してサブルーチン[スローシン
クロJ(#252)へ進む。フラグBLAFがリセット
されていると、マイコンMCBはAEフロクスイッチA
LSによるAEフロクはなされていないと判断して#2
53へ進む。井253では、マイコンMCBは、露出制
御モードがPモードであるがどうかを判別する。露出制
御モードレジスタMORのP’[Fが「00」であれば
、マイコンMCBは、露出制御モードがPモードである
と判断して#254へ進み、そうでなければ露出制御モ
ードはPモードでないと判断して#257へ進む、$2
54では、フラッシュ発光モードが自動発光モードであ
るかどうかを判別する。すなわち、発光モードレノスタ
FMRの内容が「01」であれば、マイコンMCBはフ
ラッシュ装置が自動発光モードに設定されていると判断
してサブルーチン「自動発光」(井255)へ進み、そ
うでなければサブルーチン「自然光」(#256)へ進
む。井257へ進むと、フラッシュ発光モードが強制発
光モードであるがどうかを判別する。すなわち、発光モ
ードレノスタFMRの内容が「00」であれば、マイコ
ンMCBはフラッシュ装置が強制発光モードに設定され
ていると判断してサブルーチン「強制発光J(#258
)へ進み、そうでな(すればサブルーチン「自然光」(
井256)へ進む。 各サブルーチン「スローシンクロ」、「自然光」、「自
動発光」汀強制発光」、「スポット測光」において、マ
イコンMCBは、それぞれの演算方法に従って露出制御
値を算出し、AEルーチン(第5図#27)へ戻る。 なお、以上から明らかなように、マイコンMCBは、A
EフロクスイッチALSによるAEフロクがなされ、か
つ、強制発光モードであるときのみサブルーチン「スロ
ーシンクロ」へ進む。また、マイコンMCBは、露出制
御モードがPモードである場合はサブルーチン「自動発
光」「自然光」のいずれかへ進み、他の露出制御モード
である場合はサブルーチン「自然光」、「強制発光」の
いずれかへ進む。 「Bvs演算」 第14図は、サブルーチン「BvS演算I」を示すフロ
ーチャートである。このルーチンでは、マイコンMCB
は、五つの測光データBv、−Bv→に、@7表に示し
た重みをつけた加重平均により、主被写体の輝度Bvs
を求めている。 このル−チンへ進むと、マイコンMCBは、まず、第0
〜第2の焦点検出ゾーンのうち、どのゾーンが主ゾーン
であるかを判別する。すなわち、マイコンMCBは、焦
点検出ルーチン(第10図)#141で選択されたゾー
ンがどのゾーンであるかを判別する(#261.#26
2)。#261において、第0ゾーンが主ゾーンである
とマイコンM CBが判断すると#263へ進み、#2
62において第1ゾーンが主ゾーンであるとマイコンM
CBが判断すると井264へ進む。そして、第0、il
のいずれのゾーンも主ゾーンではない、すなわち、第2
ゾーン内が主ゾーンであるとマイコンMCBが判断する
と#265へ進む。 先述したように、撮影倍率βが所定の倍率β2(本実施
例では1/40)よりも大きい場合(たとえば、バスト
ショット)のみ、マイコンMCBは[Bvs演WIJの
処理を行なうので、このルーチンの処理を行なうとさに
は、主被写体からの光は、測光範囲L M R(m 2
図参照)の大部分に入射していると予測される。したが
って、この場合には、マイコンMCBは、主ゾーンの近
傍の測光領域における測光値の重みを大きくし、その他
の測光領域における測光値の重みを小さくして加重平均
を求め、それを主被写体の輝度Bvsとしている(ただ
し、最外枠の測光値Bvsは背景の輝度Bvaを求める
ために用いられる)。 具体的に述べると、第7表に示すように、主被写体が撮
影画面FLMの中央(第0ゾーン)に位置するとき、す
なわち第Oゾーンが主ゾーンであるときは、マイコンM
CBは、第2図に示した測光領域LMRのうち、領域1
.2.3における測光値B Vot B V+I B 
V2の重みを2、他の領域4,5における測光値BV)
l B v4の重みを1にした加重平均によって、主被
写体の輝度Bvsを求めている(#263)。すなわち
、 一方、主被写体が撮影画面FLMの中央よりやや左寄り
(第1ゾーン)に位置するとき、すなわち、第1ゾーン
が主ゾーンであるとき(土、マイコンMCBは、領域1
,2における測光値B v、、 B y、の重みを2、
他の領域3.4.5における測光値B V21Bν、、
 B v、の重みを1にした加重平均によって主被写体
の輝度Bvsを求めている(#264)。すなわち、 主被写体が撮影画面FLMの中央よりやや右寄り(第2
ゾーン)に位置するとき、すなわち、第2ゾーンが主ゾ
ーンであるときも同様である(#265)。すなわち、 こうして、主被写体の輝度Bvsを求めると、マイコン
MCBはサブルーチン「WI出演算」(第13図#23
3)へ戻る。 第15図は、サブルーチン「Bvs演gIIJを示すフ
ローチャートである。このルーチンでは、マイコンM 
CBは、三つの測光データB Vot B V+ t 
B V2に第8表に示した重みをつけた加重平均により
、主被写体の輝度Bvsを求めている。 このルーチンへ進むと、マイコンMCBは、まず、サブ
ルーチンI’ B vs演KNと同様に、第0〜12の
ゾーンのうちどのゾーンが主ゾーンであるかを判別する
($271 、#272)。#271において、第0ゾ
ーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが判断すると#
275へ進み、#272において第1ゾーンが主ゾーン
であるとマイコンMCBが判断すると#273へ進む。 そして、第0、第1のいずれのゾーンも主ゾーンではな
い、すなわち、第2・l−ンが主ゾーンであるとマイコ
ンMCBが判断すると#274へ進む。 第1ゾーンまたは第27’−ンが主ゾーンであるとマイ
コンMCBが判断した場合、f50ゾーンが近接ゾーン
(焦点検出ルーチン(第10図)#142参照)あるか
どうかを1!り別する(#273.井274)。そして
、第Oゾーンが近接ゾーンであるとマイコンMCBが判
断すると4$277、$278へ進み、第Oゾーンは近
接ゾーンではないとマイコンMCBが11断すると92
76.#279へ進む。 先述したように、撮影倍率βが所定の倍率β、(本実施
例では1/Go)、β2に対してβ1〈β≦β2であり
(たとえば縦位置全身写真)、かつ、撮影レンズの焦点
圧afが所定の値「l(本実施例では28ψll1)よ
りも長い場合のみ、マイコンMCBは[Bvs演WnJ
の処理を行なう。このように、撮影倍率βはl” B 
vs演KNの処理を行なうときよりも小さいので、マイ
コンMCBは、「Bvs演算1」の場合よりも小さい領
域の測光値を用い、「B vs演算I」の場合と同様、
主被写体が存在する主ゾーンの近傍の測光領域における
測光値の重みを大きくして加重平均を求め、それを主被
写体の輝度Bvsとしている。 具体的に述べると、第8表に示すように、主彼写体が撮
影画面FLMの中央部(第0ゾーン)に位置するとき、
すなわち、第0ゾーンが主ゾーンであるときは、マイコ
ンMCBは、第2図に示した測光頭載のうち、領域1に
おける測光値Bvoの重みを2、領域2,3における測
光値BY+*Bv2の重みを1にした加重平均によって
主被写体の輝度Bv3を求めている(#275)。すな
わち、一方、主被写体が撮影画面FLMの中火よりやや
左寄り(第1ゾーン)に位置する場合、すなわち、第1
ゾーンが主ゾーンである場合、第0ゾーンが近接ゾーン
であれば、マイコンMCBは、領域1゜2における測光
値BVo+Bv1の重みを2にし、領域3における測光
値Bv2の重みを1にした加重平均によって主被写体の
輝度Bvsを求めている(#277)。すなわち、 また、第O・/−ン内が近接ゾーンでなければ、マイコ
ンMCBは、領域2における測光値By+の重みを2、
領域1における測光値Bvoの重みを1にした加重平均
によって主被写体の輝度Bvsを求めている(#276
)。すなわち、 なお、この場合、マイコンMCBは、領域3における測
光値Bv2を、主被写体の輝度Bvsを求めるときには
用いない。これは、第1ゾーンに主被写体がある場合、
第Oゾーンが近接ゾーンでなければ、すなわち、tIS
ov−ンにある被写体が主被写体に近接した被写体(主
被写体と同一の被写体)でなければ、第0ゾーンを挟ん
でf51ゾーンの反対側にある第2ゾーン内には、もは
や、主被写体と同一の被写体は存在しえないからである
。また、仮に第2ゾーン内にある被写体が、主被写体と
同一の被写体ではなくても、主被写体にある程度近けれ
ば、この被写体の輝度は測光値Bv2に大きく寄与する
ので、先述したように、マイコンMCBは、この測光値
Bv2を背量の輝度Bvaを求める場合にも用いない。 主被写体が撮影画面FLMの中央よりやや右寄り(第2
ゾーン)に位置する場合、すなわち、第2ゾーンが主ゾ
ーンである場合も同様であり、!@0ゾーンは近接ゾー
ンであるとマイコンMCBが判断すれば(#274>、
マイコンM CBは、によって主被写体の輝度Bvsを
求め(#278)、第2ゾーン内は近接ゾーンでないと
マイコンMCBが判断すれば(#274)、マイコンM
CBは、によって主被写体の輝度Bvsを求める($2
79)。 こうして、主被写体の輝度Bvsを求めると、マイコン
MCBはサブルーチン[露出液WJ(@13図#237
)へ戻る。 第16図は、サブルーチン[B vs演glIiJを示
すフローチャートである。このルーチンでは、マイコン
MCBは、三つの測光データB Vo+ B Vlr 
B V2に、第9表に示した重みをつけた加重平均によ
り、主被写体の輝度Bvsを求めている。 このルーチンへ進むと、サブルーチン1”Bvs演WI
J、「Bvs演gIIJと同様、PISo−第2ゾーン
のうちどのゾーンが主ゾーンであるかを判別する(#2
81 、@282)。# 281 +、:オイテm O
’/−ンが主ゾーンであるとマイコンMCBがyqti
すると#283へ進み、井2821こおいてPt51ゾ
ーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが判断すると#
286へ進む。そして、第O1第1のいずれのゾーンも
主ゾーンでない、すなわち、第2ゾーンが主ゾーンであ
るとマイコンMCBが判断すると#288へ進む。 第Oゾーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが判断し
て#283へ進むと、第1ゾーンが近接ゾーンであるが
どうかを判別する。つづいて、マイコンMCBは、第2
ゾーンが近接ゾーンであるかどうかを判別する(#28
4,9285)。そして、マイコンMCBが、第1.第
2いずれのゾーンも近接ゾーンでないと判断すると#2
9oへ進み、第1ゾーンが近接ゾーンではなく、がっ、
第2ゾーンが近接ゾーンであると?り断すると#291
へ進む。また、第1.第2の両方のゾーンが近接ゾーン
であると判断すると#292へ進み、第1ゾーンが近接
ゾーンであり、かつ、ttS2ゾーンが近接ゾーンでは
ないとtり断すると#293へ進む。 第1ゾーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが判断し
て井286へ進むと、第0・/−ンが近接ゾーンである
かどうかを判別する。井286Iこおいて、PtIJO
ゾーンが近接ゾーンであるとマイコンMCBが判断する
と#287へ進み、第2ゾーンが近接ゾーンであるかど
うかを判別する。そして、マイコンM CBが@2ゾー
ンは近接ゾーンではないと判断すると#293へ進み、
第2ゾーンは近接ゾーンであると判断すると#294へ
進む。−方、#286において第0ゾーンは近接ゾーン
で1土ないとマイコンMCBが判断すると井295へ進
む。 第2ゾーンが主ゾーンであるとマイコンMCBが判断し
た場合、第1ゾーンが主ゾーンである場合と同様、第0
.fjrJ1両ゾーンが近接ゾーンであれば井297へ
進み、第0・/−ンが近接ゾーンであり、かつ、第1ゾ
ーンが近接ゾーンでなければ#288へ進み、f50ゾ
ーンが近接ゾーンでなければ#296へ進む。 ところで、先述したように、撮影倍率βが所定の倍率β
。(本実施例では1/100)、β1に対してβ。くβ
≦β1であり(たとえば、横位置全身写真)、かつ、撮
影レンズの焦点距離fが所定の値f。 (本実施例で50m+)よりも艮いときのみ、マイコン
MCBは[Bvs演WI[[Jの処理を行なう。このよ
うに、撮影倍率βは「Bvs演算■」の処理を行なうと
さよりも小さいので、マイコンMCBは、主ゾーンもし
くは近接ゾーンが寄与する測光領域における測光値のみ
を用いて算術平均を行ない、主被写体の輝度Bvsを求
めている。 具体的に述べると、第9表に示すように、近接ゾーンが
一つもなければ、マイコンMCBは、主ゾーンが最も寄
与する測光領域(第O9第1.第2ゾーンは、それぞれ
測光領域1,2.3に対応する(f12図参照))の測
光値を主被写体の輝度13vsとする。そして、たとえ
ば、第Oゾーンが主ゾーンであり、かつ、第2ゾーンが
近接ゾーンであれば、マイコンMCBは、それらのゾー
ンが最も寄与する測光領域1,3における測光値BVo
+Bv2の算術平均でもって主被写体の輝度Bvsを求
めている。 すなわち、 なお、[B vs演WIIJのときと同様、第1(2)
ゾーンが主ゾーンであって、がっ、第0ゾーンが近接が
近接ゾーンでない場合、マイコンMCBは、第2(1)
ゾーンが最も寄与する測光領域の測光値Bv2(B V
l )を、主被写体の輝度Bvsおよび背景の輝度Bv
aのいずれを求めるときにも用いない。 こうして、主被写体の輝度Bvsを求めると、マイコン
M CBは、サブルーチン[露出演WJ(m 13図#
241)へ戻って、処理を行なう。 「露出制御値決定」 第17図は、サブルーチン「スローシンクロ」(第13
図#252)を示すフローチャートである。 このサブル−チン1こ入ると、マイコンMCBは、まず
、フラッシュ回路FLC内にあるメインコンデンサMC
の充電電圧が所定の電圧(300V)以上に達している
かどうかを判別する($301)。 データFCR,の第6位ピッ)FCR,、かりセットさ
れておれば、マイコンMCBは、メインコンデンサMC
の充電電圧が所定の電圧まで達していないとtq断して
#302へ進み、そうでなければ井305へ進む。#3
02へ進むとマイコンMCBは、充電中であることを表
示するため、表示データFLD2に「11」を格納する
。そして、7ラソシユ発光を禁止するため、マイコンM
CBは、データCFR3の第6位ビットCFR,5をセ
ットしく#303)、7ラソシユ回路FLC内の表示器
CHDによる表示を行なわせるため、データCFR。 の第7位ピッ)CFR,、をリセットして(#304)
、スポット測光ルーチン(第21図)へ進む。 #301において、メインコンデンサMCの充電電圧が
所定の電圧に達していると判断して#305へ進んだ場
合、マイコンM CBは、露出制御値を演算するための
$II (all 輝度値Bvcとして背景の輝度Bv
aを用いる。なぜなら、スローシンクロ撮影は、背景が
適正な露出になるように露出制御値を決定し、主要被写
体に対しては、フラッシュ光によって適正な露出値にな
るようにフラッシュ発光を制御しで行なわれるからであ
る。続いて、マイコンMCBは露出制御モードを判別し
く#306、#313)、露出制御モードがSモードま
たはMモードであれば#307へ進み、Aモードであれ
ば#314へ進み、そして、Pモードであれば#316
へ進む。 #307では、設定されたシャッタスピードTVSが、
フラッシュ同調限界シャッタスピードTvx(たとえば
1 / 100sec、 )よりも速いがどうかを判別
する。そして、設定されたシャッタスピードTvsが7
ラツシユ同調限界シヤツタスピードTvxよりも速いと
マイコンMCBが判断すると、制御シャッタスピードT
vを7ラツシユ同調限界シヤツタスピードTvxに設定
しく# 308 )、そうでなければ制御シャッタスピ
ードTvを設定されたシャンクスピードTvslこ設定
する(井309)、そして、露出制御モードがSモード
であるがMモードであるかをtq別し、Mモードであれ
ば、マイコンMCBは、制御絞り値AvI!−設定され
た絞り値AVSに設定しく井311)、Sモードであれ
ばSモード演算 AV=BVC+5V−Tv を行なって制御絞り値Avを求める(#312>。 露出制御モードがAモードであれば、マイコンM CB
は、制御絞り値Avを設定されtこ紋り値ΔVSに設定
しく#314)、Aモード演算Tv”Bvc+5v−A
v を行なって制御シャッタスピードTvを求める(#31
5)。 また、露出制御モードがPモードであれば、マイコンM
CBは、所定のプログラムラインに基いて制御シャッタ
スピードTvと♂(制御絞り値Avを求める(#316
)。そして、マイコンM CBは、求めた制御シャッタ
スピードTvとフラッシュ同調限界シャッタスピードT
vxとを比較しく$317)、制御シャ・/タスビード
Tvの方が速ければ、7ランシユ同調ができないので、
マイコンMCBは、制御シャッタスピードを7ラツシユ
同調限界シヤツタスピードTvxに設定し直しく#31
8)、#312へ進んで制御絞り値Avを設定し直す。 そして、制御シャッタスピードTv、制御絞り値Avを
求めると、マイコンMCBは、α演算ルーチン(第18
図)の処理を行なう。 なお、本実施例では、フラッシュ回路FLC内にあるメ
インコンデンサMCの充電が完了していなければ、フラ
ッシュ発光を禁止し、フラッシュ発光を伴わないスポッ
ト測光撮影に切り替えているが(井301〜#304参
照)、#301〜#304のステップを省略して、メイ
ンコンデンサMCの充電状態にかかわらず、つねにフラ
ッシュ発光が行なわれるようにしてもよい(後述)。 第13図は、α演算ルーチンを示す70−チャートであ
る。このルーチンに入ると、マイコンMCBは、まず、
制御輝度値Bvc(すなわち背景の輝度B va)と主
被写体の輝度Bvsとの差ΔEv、すなわちフラッシュ
発光によって補なわれなければならない露光量 ΔEv=Bvc−Bvs=Av十Tv  5v−Bvs
を求める(#321)。つづいて、マイコンMCBは、
この値ΔEvおよび撮影倍率βに基いて、フラッシュ装
置を、フラッシュ光だけで適正露光となる量だけ発光さ
せた場合に露出オーバーになる量(以下、発光量補正量
または単に補正量という)aIe−求める。マイコンM
CBは、まず、輝度差ΔEvが1よりも大きいかどうか
を判別する(#322)。そして、輝度差△Evが1よ
りも大きく、フラッシュ発光によって補なうべき露光量
が多ければ、マイコンMCBは、補正量αを輝度差ΔE
vおよび撮影倍率βから求める(#323)。一方、輝
度差ΔEvが1以下であってフラッシュ発光によって補
なうべき露光量が少なければ、マイコンMCBは、補正
量αを撮影倍率βからのみ求める($324)。 輝度差ΔEvは、主被写体と従被写体く背景)との輝度
差であり、マイコンMCBは、発光量を減少させて、こ
の差ΔEvに対応する量だけ発光させるよう、補正ff
1aを算出し、この補正量aだけ、発光量を減少させて
いる。この理由は以下の通りである。 撮影倍率β、すなわち、画面に対する主被写体の大きさ
に応じて、主被写体による反射光が変化するので、発光
量を補正しなければ、主被写体が適正にならないことが
ある。たとえば、撮影倍率βが小さければ、主被写体に
よる反射光が少ないので、発光量を減少させなければ、
主被写体は露光オーバーになってしまう。このようなこ
とを防ぐために、撮影倍率βと輝度差ΔEvとから発光
量補正量αを求めている。具体的には、撮影倍率βが小
さいほど反射光1が少なくても発光を停止させるよう、
補正量αを大きくしている。 なお、本実施例のカメラシステムにおいては、種々の条
件における補正量αをあらがじめ実写と理論解析から求
めて、それをマイコンMCl3内のROMに格納してお
き、必要時にROMから読み出すようにしである。 つづいて、マイコンMCBは、調光信号FSTPが出力
されたかどうかを判別しく$325)、データFCR,
のfjtJ5位ビットFOR,、がセットされておれば
、マイコンM CB +!調光信号FSTPが出力され
たと?l]断し、その旨を表示回路DSPに表示させる
ため、表示データFLD、に「10」を格納する($3
26)。一方、データFCR,の第5位ピッ)FOR,
、かりセットされておれば、マイコンMCBは調光信号
FSTPは出力されていないと判断し、メインコンデン
サMOの充電が完了したことを表示回路D S P 1
.:表示させる(本実施例では、このルーチンに進むと
きは、つねに、メインコンデンサMCの充電は完了して
いる)ため、表示データFLD、に「01」を格納する
($327)。 つづいて、マイコンMCBは、カメラシステムがフラッ
シュ発光モードである胃を表示回路DSPに表示させる
ため、表示データFLD2に「ol」を格納する(井3
28)。それから、マイコンMCBは、フラッシュ発光
を行なわせるためデータCFR3の第6位ビットCFR
:I5をリセットしく$329)、フラッシュ回路FL
C内の表示回路FDPおよび表示器CHDの作動を許可
するため、デー タCF R3f) fjs 7 位ヒ
yトCFR,,をリセットする($330)。その後、
データセットルーチン(第19図)へ進む。 第19図は、データセットルーチンを示すフローチャー
トである。このルーチンでは、マイコンMCBは、フラ
ッシュ回路FLCおよび表示回路DSPに出力すべきデ
ータをセットする。ただし、このルーチンに進むまでに
セットされたデータ(たとえばFLD、等)はのぞく。 まず、マイコンMCBからフラッシュ回路FLCへ送る
データCFR,−CFR,をセットする(第5表参照)
。すなわち、マイコンMCBは、データCFRoにカメ
ラシステムの露出制御モードおよびフィルム感度Svを
セットしく$331)、データCFR,に撮影レンズの
焦点距離Fvをセットする(井332)。そして、デー
タCFR2に制御絞り値Avをセントシ(井333)、
データCFR3(下位5ビツト)に発光補正■αをセッ
トする($334)。 次にマイコンMCBは、表示データTVDに制御シャッ
タスピードTvをセットしく$336)、表示データA
VDに制御絞り値Avをセットしく井337)、表示デ
ータSVDにフィルム感度Svをセットする($338
)。そして、マイコンMCBは、AEフロク中であるが
否かを表示させるため、表示データALDにAEフロク
フラグALFの内容をセットする($329)。 データのセットが完了すると、rAEルーチン」(第5
図#26)へ戻る。 第2,0図は、サブルーチン「強制発光」を示すフロー
チャートである。このルーチンへ進むと、サブルーチン
[スローシンクロ1.!:F[、マイコンMCBは、フ
ラッシュ回路F L C内のメインコンデンサM Cの
充電が完了しているがどうかをtll別する($341
)、そして、メインコンデンサMCの充電が完了してい
なければ、マイコンMCBは、表示回路DSPに充電中
であることを表示させるため、表示データFLD2に「
11」を格納する(#342)。それから、マイコンM
CBは、フラッシュ発光を禁止させるため、データCF
R,の第6位ビットCFR,,をセットしく$343)
、また、フラッシュ回路FLC内の表示器CHDによる
表示(充電中であることを示す表示)を行なわせるため
、データCFR,の第7位ビットCFR,,をリセント
する(#344)。その後、マイコンMCBは自然光ル
ーチン(第22図)の処理を行なう。 $341において、メインコンデンサMCの充電が完了
しているとマイコンMCBが判断すると、#345以下
の処理を行なう。マイコンMCBは、まず、制御輝度値
Bveとして背景の輝度Bvaを採用する(#345)
。つづいて、マイコンMCBは、カメラシステムの露出
制御モードをtV別しく#346、#347)、露出制
御モードがMモードであれば#348へ進み、Aモード
であれば#353へ進み、Sモードであれば#356へ
進む。なお、先述したように、Pモードのときはこのす
χルーチンに進むことはあり得ない。 露出制御モードがMモードであるとき、マイコンMCB
は、設定されたシャッタスピードTvsと同調限界シャ
ッタスピードTvxとを比較する(井348)、そして
、設定されたシャッタスピードTvsの方が同調限界シ
ャッタスピードTvxよりも遅ければ(すなわち、フラ
ッシュ同調可能であれば)、マイコンMCBは、制御シ
ャッタスピードTvを設定されたシャ・7タスピードT
vsに設定しく#351)、そうでなければ、マイコン
MCBは、制御シャッタスピードTvを同調限界シャッ
タスピードTvxに設定する(#352)。そして、い
ずれの場合でも、マイコンMCBは、制御絞り値AVを
設定された紋り値に設定する(#355)。 露出制御モードがAモードである場合、マイコンMCB
は、制御シャッタスピードTvを同調限界シャッタスピ
ードTvにに設定しく井354)、制御絞り値Avを設
定された絞り値Avsに設定する(#355 )、。 また、露出制御モードがSモードである場合、マイコン
MCBは、サブル−チン「フラッシュ演算」へ進んで制
御シャッタスピードTv、制御絞り値Avを算出する(
#356)。 露出制御値T v、 A vを求めると、マイコンMC
Bはa演算ルーチン(第18図)へ進み、先述した「デ
ータセット」の処理を行ない、AEルーチン(第5図井
26)へ戻る。 なお、本実施例では、フラッシュ回路FLC内にあるメ
インコンデンサMCの充電が完了していなければ、フラ
ッシュ発光を禁止し、フラッシュ発光を伴わない自然光
撮影に切り替えているが(#341〜#344参照)、
スローシンクロ(第17図)と同様、#341〜#34
4のステップを省略して、メインコンデンサMCの充電
状態にかがわらず、つねにフラッシュ発光が行なわれる
ようにしてもよい。 第21図は、サブルーチン「フラッシュ演算」を示すフ
ローチャートである。 このサブル−チンへ進むと、マイコンMCBは、まず、
シャッタスピードを同調限界シャッタスピードTvxに
設定した場合を想定して絞り値Avを求める(#361
)。すなわち、 Av=Bvc+5v−TVX  11 つづいて、マイコンMCBは、#361で求めた絞り値
Avと最大絞り値(を小口径絞りに対する値)Avu+
とを比較しく#362)、紋り値Avが最大絞り値Av
mよりも大きければ、すなわち、最小紋りよりも小口径
の絞りになれば、制御絞り値Avを最大絞り値Av+a
に設定する(#3f33)、なお、マイコンMCBは、
この最大絞り値Avmを、レンズ回路LECから入力す
る。 #361で求めた絞り値Avが最大絞り値Avv以下で
あるとき、マイコンMCBは、その紋り値Avと開放絞
り値Avoとを比較する(#364)。 この開放絞り値Avoも、マイコンMCBは、レンズ回
路LECから入力する。そして、絞り値Avが開放絞り
値Avo以上であれば、すなわち、#361で求めた絞
り値Avが絞り連動範囲内であれば(Av、≦Av≦A
v+a)、マイコンMCBは、その絞り値Avを制御絞
り値Avとして採用する。 一方、#364において、#361で求めた絞り値Av
が開放絞り値Av、)よりも小さければ、マイコンMC
Bは、制御絞り値をAv、に設定しく#365)、シャ
ッタスピードTvを算出する(井366)。すなわち、 Tv=Bvs+Sv  Avo  。 そして、マイコンMCBは、#366で求めたシャッタ
スピードTvと所定のシャッタスピードTvhとを比較
する(#367)。この所定のシャッタスピードTvb
は、カメラ振れ起こさない限界のシャッタスピードであ
り、撮影レンズの焦点距離fが長くなるほど速い値(た
とえばf=5011IIlならTvh=6 (1/ 6
05ec))になる。なお、このシャッタスピードTv
hの値は、マイコンMCB内にあるROMにセットされ
ており、必要なときにROMがら読み出される。#36
7において、#366で算出されたシャッタスピードT
vが所定の値Tvhよりも遅ければ、マイコンMCBは
、Ill 御シャッタスピードTvをカメラ振れ限界の
値Tvhに設定しく#368)、元のルーチンへ戻る。 そうでなければ、マイコンMCBは、#366で演算し
た値Tvを制御シャッタスピードTvに設定し、元のル
ーチンへ戻る。 一方、#361で算出した絞り値が最大絞り値Av+a
よりも大きいが、あるいは、紋り連動範囲内であれば(
すなわち、Av≧Av、)、マイコンM CBは、制御
シャッタスピードTvを同調限界シャッタスピードTv
xに設定しく井369)、元のルーチンへ戻る。 以上、述べたように、フラッシュ演算ルーチンで1土、
マイコンMCBは、シャンクスピードTvを同調限界シ
ャッタスピードTvxに仮定して絞り値Avを求め、そ
の値AvIJ’rfr1放絞り値Avoよりも小さけれ
ば絞り値Avを開放絞り値AVOに設定してシャッタス
ピードTvを求めている。そして、絞り値Avを開放絞
り値Avoに設定して求めたシャッタスピードTvがカ
メラ振れを起こす惧れのあるシャッタスピードであれば
(Tv<Tvb)、マイフンMCBは、シャッタスピー
ドTvをカメラ振れを起こさない限界のシャッタスピー
ドTvhに設定し直している。これにより、スローシン
クロ撮影以外で7ラツシユを伴う場合(後述するように
、自動発光モードでも、マイコンMCBは、このルーチ
ンの処理を行なう)は、カメラ振れが起こる惧れはない
。 第22図は、サブルーチン「自然光」および「スポット
測光」を示すフローチャートである。 サブルーチン「自然光」に入った場合、マイコンMCB
は、制御輝度値Bvcを主被写体の輝度Bvsに設定し
く#371)、サブルーチン「スポット測光」に入った
場合は制御輝度値Bvcを、撮影画面の中央部にある領
域1における測光値BVOに設定する。そして、どちら
の場合であっても井373以降のステップへ進む。 マイコンMCBは、まず、カメラシステムの露出制御モ
ードを判別する(# 373〜$375)。 露出制御モードレジスタMORに「00」が格納されて
おれば、マイコンMCBは、露出制御モードはPモード
であると判断しく井373)、所定のプログラムライン
に基いて制御絞り値Av、制御シャッタスピードTvを
W、畠する(#376)。 露出制御モードレジスタM ORに「01」が格納され
ておれば、マイコンMCBは、露出制御モードはSモー
ドであると判断しく井374)、Sモード演算 Av= B vc+ S v−Tvs を行なって制御絞り値A v t!−n出するとともに
、制御シャッタスピードTvを設定されたシャ・ンタス
ピードTvSに設定する($377)。 露出制御モードレジスタMORに「10」が格納されて
おれば、マイコンhi CBは、露出制御モードはAモ
ードであると判断しく$375)、Aモード演算 Tv=Bvc+5v−Avs を行なって制御シャッタスピードTvを算出するととも
に、制御絞り値Ayを設定された紋り値Avsl:設定
する($378)。 そして、露出制御モードはp、5tAviずれのモード
でもない、すなわちMモードであると判断すると、マイ
コンMCBは、制御絞り値A V %制御シャッタスピ
ードTvを、それぞれ設定された絞り値Avs、設定さ
れたシャッタスピードTvs1.:設定する($379
)。 先述したように、本実施例においては、7う・ンシュ発
光を伴う「スローシンクロ」あるν)は[強制発光」の
ルーチンでは、フラッシュ回路FLC内にあるメインコ
ンデンサMCの充電が完了していなければ、マイコンM
CBは、それらのルーチンの処理を中断し、フラッシュ
発光を伴わな一%「スポット測光」あるいは「自然光」
の処理を行なう。 そこで、マイコンMCBは、制御絞り値Av、制御シャ
ッタスピードTvの設定を終えると、サブルーチン「ス
ローシンクロ」から「スポット測光Jへ、あるいは、サ
ブルーチン「強制発光」から「自然光」ルーチンへ進ん
だかどうかを判別する($380)。 サブルーチン「スローシンクロ」あるいは「強制発光」
からこのルーチンへ進んだ場合は、つねに、表示データ
FLD2には「11」が格納されている(第17図#3
02、第20図#342)ので、マイコンMCBは表示
データFLD2に格納されているデータによってそのこ
とを判別する。サブルーチン「スローシンクロ」あるい
は「強制発光」からこのルーチンへ進んだ場合であれば
、マイコンMCBは、#382ヘスキップする。そうで
なければ、すなわち、撮影者が7ラツシユ発光を伴なわ
ない露出制御モードに設定し、サブルーチン「露出演算
」(第13図)において#254.#257から$26
6へ進んだか、あるいは、$228から$259へ進ん
だ場合であれば、マイコンMCBは、表示回路DSPに
7ラツシユ情報の表示を消させるため、表示データFL
D2に「00」を格納しく$381)、$382へ進む
。 井382では、7ラッシュ回路FLCから調光信号が出
力されているかどうかを判別する。データF CRoの
第5位ビットFCR,,がセットされておれば、マイコ
ンMCBは調光信号が出力されていると判断し、表示回
路DSPにそのことを表示させるため、表示データFL
D、に「10」を格納($383)する、そうでなけれ
ば表示回路DSPにフラッシュ情報の表示を消させるた
め、マイコンMCBは、表示データFLD、に「00」
を格納する($384)。 つづいて、フラッシュ装置
を非発光モードに設定するため、データCFR。 の第6位ビットCFR,Sをセットしく井385)、フ
ラッシュ回路FLC内の表示回路FDP、表示器CHD
を作動可能にするため、データCFR。 の第7位ピッ) CF Rziをリセットする(井38
6)。その後、先述した「データセット」ルーチン(第
19図)へ進み、AEルーチン(第5図#26)へ戻る
。 第23図は、サブルーチン「自動発光」を示す70−チ
ャートである。このサブルーチンは、大きく分けて四つ
の部分に分かれている。一つは自然光による露光量を決
定する部分(#401〜#410および#429.#4
30)、他の一つは主被写体を適正にするために補う7
ラシ工発光量を算出する部分($$411〜$415)
、さらに他の一つは7ラシ工発光を行なうか否かを決定
する部分(井416〜#425)、そして、最後はデー
タ設定部分($ 426〜$428.#431〜#44
0、およびデータセットルーチン(第19図))である
。 以下、このサブルーチン撮影条件ごとに説明を行なう。 なお、ここにいう撮影条件とは、高輝度順光(以下、単
に順光という)、高輝度逆光(以下、単に逆光という)
、低輝度順光、低輝度逆光であり、各撮影条件における
光線条件は、第35図に示した通りである。すなわち、 順    光 Bvs≧Bvh  かつ Bva<Bv
s+2逆    光 Bvs≧Bvh  かつ Bva
≧Bvs+2低輝度順光 Bvs<BvhかつBva<
Bvh+1低輝度逆光 Bvs<BvbかつBva≧B
vb+1である。 最初に、順光の場合について説明する。順光の場合は、
主被写体の輝度Bvsに基いて、露出制御値A v、 
T vを決定し、フラッシュ発光を伴なわずに撮影が行
なわれる。 まず、マイコンMCBは、カメラ振れ限界の輝度BV1
1を求める(#401)。カメラ振れ限界の輝度Bvb
は、シャッタスピードをカメラ振れ限界の値Tvhに、
絞り値を開放絞り値Avoに設定したときに適正となる
輝度値であり、 B vh= T vh+A v、 −S vである。 なお、開放絞り値A v oが3Ev(F2.8)より
も小さいときは開放絞り値Avoを用いず、Bvh=T
vh+3−3v としてもよい。 つ゛づいて、マイコンMCBは、主被写体の輝度Bvs
がカメラ振れ領域内にあるかを判定する(#402 )
、今、順光の場合を想定しているので、第35図から明
らかなように、主被写体の輝度Bvsはカメラ振れ領域
内に入っていない。したがって、マイコンMCBは、#
403へ進み、低輝度フラグLLFをリセットする。そ
して、マイコンMCBは、主被写体の輝度Bvsと背景
の輝度Bvaとの差ΔB v= B va −B vs
を求め(#404)、その差ΔBvに基いて逆光である
か否かを判定する(#405)。今、順光の場合を想定
しているので、マイコンMCBは、#405から#42
6へ進み、非発光モードであることを表示回路DSPに
表示させるため、表示データFLD2に「10」を格納
する。それから、マイコンMCBは、制御輝度値Bvc
を主被写体の輝度Bvsに設定しく#429)、所定の
プログラムラインに基いて制御絞り値Av。 制御シャッタスピードTvを算出する(#430)。 その後、マイコンMCBは、フラッシュ回路F LCか
ら調光信号FSTPが出力されているかどうかを判定し
く#431)、調光信号FSTPが出力されておれば、
マイコンMCBは、そのことを表示回路DSPに表示さ
せるため、表示データFLD、に「10」を格納する(
#432)、また、調光信号が出力されていなければ、
マイコンMCBは調光OKの表示を消させるため、表示
データFLD1に「OO」を格納する(#433)。そ
して、マイコンMCBは、フラッシュ発光を禁止させる
ため、データCFR,の第6位ビットCFR=sをセラ
)L($434)、フラッシュ回路FLC内の表示回路
FDPおよび表示器CHDの作動を許可するため、デー
タCFR,の第7位ビットCF R36をリセットする
($435)。それから、マイコンMCBは、データセ
ットルーチン(第19図)へ進み、AEルーチン(第5
図#26)へ戻る。 次に、逆光の場合について説明する。逆光の基金は、主
被写体を適正にするとともに、背景を主被写体よりもI
Evだけオーバーに露光し、それにより、逆光時のコン
トラストが保て、写真に逆光の効果が現れるように、露
出制御値が決定される。 順光の場合と同様、#401から#405まで進み、#
405においてマイコンMCBは逆光であると判断して
#406へ進む。そして、制御輝度値Bvcを背景の輝
度BvaよりもIEvだけアンダーにした値に設定する
。この制御輝度値Bvcから制御絞り値Avと制御シャ
ッタスピードTvとを求めるので、背景は、主被写体よ
りもIEvだけ露出オーバーになる。 それから、「a演算ルーチン」(第17図)と同様、制
御輝度値Bvcと主被写体の輝度との差、すなわち、主
被写体を適正にするために、フラッシュ発光によって補
なうべき光量ΔEv”Bvc  Bvsを求める($4
11>。そして、撮影倍率βと前記光量ΔEvとに基づ
いて、発光量補正量aを求める。 先述したように、この補正量αは、撮影画面FLM内の
被写体の割合βに応じて変化する主被写体からの反射光
量を考慮して、自然光の適正光量からの不足分△Evだ
け発光させるための補正量である。そして、この補正f
iaは、各種の条件での実写によって集めたデータに基
づいて、補正量αと撮影倍率β、不足光量ΔEvの関係
を求め、撮影倍率βと不足光量ΔEvから補正量αを求
めるようにしてもよく、あるいは、撮影倍率βと不足光
量ΔEvに基づく補正量αのROMテーブルを用意して
もよい。 補正量αを求めると、マイコンMCBは、補正量aを考
慮してFM演算 Avd=Iv−ff+sv  Dv を行ない、調光可能な最大絞り値Avdを求める(#4
16)、なお、ここにIvはフラッシュ装置の最大発光
量、Dvl!撮影距離である。そして、現在の補正量α
で、主被写体が適正になるがどうかを判定する(#41
7)。#416で求めた絞り値Aydが開放絞り値Av
gよりも小さければ、主被写体までフラッシュ光が充分
に届かず、絞りを開放にしても発光量が不足し、主被写
体が適正にならない。また、絞り値Avdが開放絞り値
Av、以上であれば、Avo≦Av≦Avdなる絞り値
Avで、主被写体が適正になる。 #417における判定の結果、主被写体が適正にならな
いとマイコンM CBが判断すると、#418へ進み、
カメラ振れ領域に入っているか否かを判別する。すなわ
ち、低輝度7ラグLLFがセットされていると、マイコ
ンMCBはカメラ振れ領域に入っていると判断して#4
19へ進み、7ラグLLFがリセットされておれば#4
26へ進む。 今、逆光の場合について考えているから、7ラグLLF
はリセットされている。したがって、主被写体が適正に
ならなければ、#418から#426へ進み、マイコン
MCBは、順光の場合と同様の処理を行なう。 一方、#417において、マイコンMCBが、主被写体
を適正にすることが可能であると判断すると、#421
へ進み、マイコンMCBは、絞り値を#416で求めた
絞り値Avdにシャッタスピードを同調限界シャッタス
ピードTvxに設定して適正になる輝度値Bvに 13vx=Tv+Avd−3v を求める。そして、マイコンMCBは、制御輝度値Bv
cと前記輝度値F3vxとを比較する(#422)。 #422において、Bvx≧Bvcであれば、サブルー
チン「フラッシュ演算」へ進んで制御シャッタスピード
Tvおよび制御絞り値Avを制御輝度値Bvcから決定
する($$423)。このとき、先述したように、 Bvc=Av+Tvx  Sv が成立する。一方、#421により、 B vx= A vd+ T vx −S vが成立し
ている。したがって Bvc  Bvx”Av  Avd が成立する。ゆえに、Bvx<Bvcであれば、Av>
Avdとなり、制御絞り値Avは、発光量が不足しない
限界の最大絞り値Avdよりも大きくなってしまい、発
光量が不足して主被写体が露出アンダーになってしまう
。逆に、Bvx≧ByであればAv≧Avdとなり、制
御絞り値Avで、発光量が不足することはない。以上の
ように、井422では、輝度値B vc、 B vxと
を比較して、主被写体が露光不足になるか否かを判定す
る。その判定の結果、Bvx<Bvcであれば、#42
4へ進み、制御輝度値Bvcを輝度値Bvxに設定し、
#411からの処理をやり直す。これにより、背景が露
出オーバーになっても、主被写体は適正な露出になる。 #422において、Bvx≧BvcであるとマイコンM
CBが判断すると、サブル−チン[フラッシュ演算J(
#423.f:tS22図)へ進み、制御シャッタスピ
ードTv、制御絞り値Ayを決定する。そして、#42
5へ進む。#425では、フラッシュ回路FLC内にあ
るメインコンデンサMCの充電電圧が所定の電圧に達し
ているか否かを判定する。データFCR,の第6位ビッ
トF CRosがセ・ントされていると、マイコンMC
Bは、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の電圧に
達して(すると判断し、#428へ進み、そうではなけ
れば、#427へ進む。 #427では、マイコンMCBは、メインコンデンサM
Cを充電中である旨を表示回路DS1’J二表示させる
ため、表示データFLD2に「11」を格納し、その後
、順光の場合と同様、#429以下の処理を行なう。し
たがって、この場合、主被写体の輝度Bvsから改めて
制御シャッタスピードTvおよび制御絞り値Avが決定
される。 #428では、マイコンMCBは、カメラシステムが発
光モードになっていることを表示回路DS P l:表
示させるため、表示データFLD2に「01」を格納し
、その後、#436へ進む。#436では、マイコンM
 CBは、フラッシュ回路FLCから調光信号F S 
TPが出力されているかどうかを判定し、調光信号FS
TPが出力されてbすると判断すると、そのことを表示
回路DSPに表示させるために、表示データFLD、に
「10」を格納しく#437)、調光信号FSTPが出
力されていないと判断すると、メインコンデンサMCの
充電が完了していることを表示回路DSPに表示させる
ために、表示データFLD、に「01」を格納する(#
438)。そして、7プツシ1発光を許可するため、デ
ータCFR3の第6位ピッ)CFR。 5をリセy)l、(#439)、フラッシュ回路FLC
内の表示回路FDPおよび表示器の作動を許可す石ため
、データCF R’sの第7位ピッ)CFR36をリセ
ットして(井440)データセットル−チン(第19図
)へ進み、AEルーチン(第5図#26)へ戻る。 つづいて、低輝度順光および低輝度逆光の場合について
説明する。これらの場合、カメラ振れが生じないよう、
シャッタスピードをカメラ振れ限界の値TVI+以上の
高速に設定するとともに、それによって不足する光量を
補なうため、フラッシュ発光を伴なって撮影が行なわれ
る。 これらの場合、井401から#402へ進むと、高輝度
時と異なり、マイコンMCBは、#402で主被写体の
輝度Bvsがカメラ振れ領域内にあるとtり断して#4
07へ進み、低輝度7ラグLLFをセットする。そして
、背景の輝度Bvaに基いて、低輝度順光、低輝度逆光
のいずれであるかを判定する(井408 )、すなわち
、第35図1こおける■の領域か■の領域かを判別する
。マイコンMCBが低輝度順光の場合(第35図におけ
る■の領域)であるとt1断すると、#410へ進み、
制御輝度値Bvcをカメラ振れ限界の輝度Bvhよ’)
IEvだけ露出アンダーになるよう設定する。すなわち
、B vc= B vl++ 1  。 これにより、定常光だけでは主被写体が適正にはなり得
す、確実に、制御シャッタスピードTvがカメラ振れ限
界の値Tvh以上の高速に設定され、カメラ振れを防ぐ
ことができる。 一方、マイコンMCBが低輝度逆光の場合(第35図に
おける■の領域)であると判断すると、#409へ進み
、逆光の場合と同様、主被写体を適正にし、かつ、背景
が適正露出よ’)I Evだけ露出オーバーになるよう
、制御輝度値Bvcを設定する。すなわち、 Bvc”Bva  1  。 その後、逆光の場合と同様#411から#417へ進み
、#417でAvd≧AVOであるとマイコンMCBが
判定すると、逆光の場合と全く同じ処理を行う。井41
7において、Avcl<Av、であり、フラッシュ光が
充分届かず、露光不足になるとマイコンMCBが判断す
ると、低輝度7ラグLLFがセットされているので、逆
光の場合と異なり、#418から#419へ進む。#4
19で、制御シャッタスピードTVをカメラ振れ限界の
値Tvl+に設定し、その後、制御絞り値Avを開放絞
り値Avoに設定する(#420)。これにより、露出
がアンダーになる度合を最小限にすることができる。 それから、井425へ進み、マイコンMCBは、逆光の
場合と全く同様の処理を行う。 [露出制御] 第24図は、サブルーチン「露出制御」を示す70−チ
ャートである。レリーズボタンを第2ストロークまで押
してレリーズスイッチS2をONにすると、マイコンM
CBは、AEシル−ン(f55図)#32から#33へ
、すなわち、第24図の#451へ進んで処理を行う。 まず、ドライブ回路DDRにレリーズスイッチ)RLM
を離反させるデータを送り、撮影光路内に斜孔するミラ
ーを撮影光路から退避させるとともに紋りの停止を解除
させ、絞り込みを開始させる($451)。つづいて、
マイコンMCBは、制御絞り値Avが開放絞り値Av、
!、::等しいか否かを判定する(#452)。そして
、制御絞り値Avが開放絞り値Av、に等しければ、マ
イコンMCBは、ただちにドライブ回路DDRに絞りマ
グネッ)APMを離反させるデータを送り、絞り込みを
停止させ(#453)、#457へ進む。一方、制御絞
り値Avが開放絞り値AVOに等しくなければ、マイコ
ンMCBは、制御絞り値Avと開放絞り値Av。との差
、すなわち紋り段差Ay−Av、に関する情報をイベン
トカウンタにセットしく#454)、端子pusから“
H″を出力してカウンタ端子CNTにエンコーダENA
Pからのパルスを入力させる(#455)。そして、マ
イコンMCBは、カウンタ割込CNTを許可しく#45
6)、#457へ進む。 紋り込みが完了するとイベントカウンタがカウンタ割込
CNTをかけ、カウンタ割込ルーチンCNT(第10図
)のところで説明したように、マイコンMCBはドライ
ブ回路DDRに絞りマグネットAPMを離反させるデー
タを送り、絞り込み動作が完了する。 #457では、マイコンMCBは、ミラーが完全に撮影
光路外へ退避するまで待機する。なお、この待機する時
間は、最小口径絞りまで紋り込むのに要する時間よりも
長く設定しである。 それから、マイコンMCBは、補正したフラッシュ調光
の基準値Sv十ffを測光インタフェースLIFに出力
する($ 458 )、すると、インタフェースLIF
は、内蔵するD−Aコンバータで基準値Sv+Qをアナ
ログ量であるFSL信号に変換し、7ラツシ上光測定回
路LMFに出力する。 先述したように、フラッシュ光測定回路LMFは、受光
素子PDFを備えている。受光素子PDFは撮影レンズ
と絞り開口を透過し、フィルム面で反射した被写体光を
受光する。フラッシュ光測定回路LMFは、その受光素
子PDFの出力電流を対数圧縮して電圧に変換する。そ
して、フィルム感度に関する情報Svと発光量補正量α
との和Sv+(rを求め、前記対数圧縮した電圧にその
和Sv+αに対応する電圧を加算したのち、この加算し
た電圧を対数伸張して電流に変換する。一方、X接点S
xがONすると、フラッシュ制御回路FCCは、発光開
始信号STAを出力するとともに、積分開始信号l5T
Aを、端子J7を介してフラッシュ光測定回路LMFに
出力する。この信号l5TAに応答して、7ラノシユ光
測定回路LMFは、前記対数伸張した電流の積分を開始
する。その後、その積分値が適正露光量レベルに達する
と、フラッシュ光測定回路LMFは、調光信号FSTP
を、端子、を介して、7ラツシユ制御回路FCCに出力
する。すると、フラッシュ制御回路FCCは、発光停止
信号5TOPを出力し、フラッシュ発光を停止させる。 したがって、補正量αに相当する分だけ、発光量が減少
し、予定通り、主被写体はフラッシュ光と自然光とで、
適正な露出になる。 なお、フラッシュ光測定回路L M Fの具体的な構成
は、たとえば、実開昭61−121034号公報に示さ
れている。 次に、マイコンMCBは、ドライブ回路DDRにシャツ
タマグネッ)ICMを離反させるデータを送り、シャッ
タ先幕を走行させる($459)。 そして、マイコンMCBは、露出時間を計時しく#46
0)、露出時間が制御露出時間に等しくなると、ドライ
ブ回路DDRにシャッタマグネット2CMを離反させる
データを送り、シャッタ後幕を走行させる(#461)
。その後、マイコンMCBは端子PI5から“L″を出
力し、カウンタ端子CNTにエンコーグENLEから発
生られるパルスが入力するようにしておく(井462)
。 つづいて、マイコンMCBは、撮影完了検知スイッチS
、がONになるまで待機する(#463)。 先述したように、このスイッチS、はミラーが下降し、
絞りが開放になり、かつ、シャッタ後幕の走行が完了し
たときONになる。スイッチS、がONになると、マイ
コンMCBは、表示データCHDに1を加え(#464
)、表示データを表示回路DSPに出力して撮影枚数、
露出情報等を表示回路DSPに表示させる($465)
。それから、マイコンMCBは、ドライブ回路DDRを
介してモータ制御回路MODにフィルム給送モータM 
OFIを駆動させるデータを送り、フィルム巻上げを行
なわせる(#467)。これにより、巻上81と連動す
るチャージ機構が作動し、シャッタ、ミラー、絞りtf
i構のチャージが行なわれる。そして、マイコンMCB
は、撮影完了検知スイッチS4がOFFになるまで待機
する($468)。先述したように、スイッチS4は、
フィルム巻上げおよびシャッタ、ミラー、絞り8!構の
チャージが完了すると、OFFになる。スイッチS4が
OFFになると、マイコンMCBは、ドライブ介DDR
を介して、モータ制御回路MODにフィルム給送モータ
MOFIを停止させるデータを送る(#469)。 その後、マイコンMCBは、スイッチ判別ルーチンn(
m7図)へ進む。 なお、本発明の主旨とは無関係であるため70−チャー
トには示していないが、間知の方法でフィルム巻上動作
中、マイコンMCBが、フィルムが突張ったことを検出
すると、フィルム巻戻動作に移行するように構成しであ
る。 以上で、本実施例によるカメラシステムの測光スイッチ
S1、AEフロクスイッチALSをONしたときの動作
の説明を終了する。 [システムリセット1 第25図は、サブル−チン「システムリセット」を示r
フローチャートである。このサブルーチンへ進むと、マ
イコンMCBは、カメラシステムの露出制御モードをP
モードに設定し、7ラツシエvc置を自動発光モードに
設定するとともに、自動調光モード、照射角自動切替モ
ード(オート)に設定する。 リセットスイッチSR8をONすると、先述したように
、割込端子INT、が立ち下がり、マイコンM CB 
1.t 14図に示したフローチャートに従って作動す
る。そして、マイコンMCBは、#1→#2→#3→#
10→#13のステップを経てサブルーチン[システム
リセッN(#14)、すなわち125図に示したフロー
チャートのステップ#601から処理を行なう。 まず、マイコンMCBは、モードレジスタM ORに「
00」を格納して露出制御モードをPモードに設定しく
#601)、表示回路DSPに露出制御モードを表示さ
せるため、表示データMODにレジスタMOHの内容(
すなわちFool)を格納する(@ 602 )。そし
て、マイコンM CBは、表示回、路DSPに制御露出
値、フラッシュデータ、合焦状態、AEフロック中ある
ことを示す表示を消させるため、表示データFLD、、
FLD2に「00」を($605.#606)格納し、
表示データTVD、AVDにブランク表示データBLD
を(#603、$604)、表示データFLD、、FL
D、に「00」を(#605,106)を、表示データ
AFDにroOJ(井607)を、表示データALDに
「0」を格納する($608)。それから、マイコンM
CBは、フラッシュ装置に、露出制御モードがPモード
であることを伝えるため、データCFR,の上位2ビツ
トCF R,?、CF R,、に「00」を格納する(
#609)、また、フラッシュ回路FLC内のマイコン
MCFに7ラツシユ装置のシステムリセットを行なわせ
るため、マイコンMCBは、データCFR,の最上位ビ
ットCF R37をセットし、フラッシュ回路FLC内
の表示回路FDP及び表示器CHDの作動を停止させる
ため、データCFR1の第7位ピッ)CFRっ、をセッ
トする(#610)。 以上のデータ設定が終了すると、マイコンMCBは、デ
ータバスSDBを介して、表示データを表示回路DSP
に(#611)、フラッシュデータCFR,−,をフラ
ッシュ回路FLCに出力する(#612)。 つづいて、マイコンM CBは、リセットスイッチSR
3がOFFになるまで待機する(#613)。 端子P6にH”が入力されておれば、マイコンMCBは
リセットスイッチ5R3fJfOFFになつrこと判断
して#614へ進む。したがって、リセットスイッチS
R3を押しっばなしにしても、システムリセットは一度
しか行なわれない。リセットスイッチSR3がOFFに
なって#614へ進むと、マイコンMCBは、フラッシ
ュ回路FLC内のマイコンMCFにシステムリセットが
完了したことを伝えるために、データCFR,の最上位
ピッ) CF R37をリセットする。その後、このサ
ブルーチンから脱け、先述した5TOPル一チンCfj
!8図)へ進み、マイコンMCBは、再び割込INT、
がかけられるまで待(茂する。 [i量制御モード変更1 第26図は、サブルーチン「モード変更」を示すフロー
チャートである。このサブルーチンでは、マイコンMC
Bはカメラシステムの露出制御モードを変更する。なお
、先述したように、モード切替スイッチMO3がONさ
れる毎に、露出制御モードはP−S−A−+M→P・・
・と変化する。 先述したように、モード切替スイッチMO8をONする
と、割込端子INToが立ち下がり、マイコンMCBは
第4図に示したフローチャートのステップ#1.井2.
#3.#10.#13.#15を経てサブルーチン「モ
ード変更J(#16)、すなわち第26図に示したフロ
ーチャートのステップ#701から処理を行なう。 まず、マイコンMCBは、モードレジスタMORの内容
を調べ($ 701 )、レジスタMORの内容が「1
1」であればレジスタMORに「00」を格納しく#7
02)、レジスタMOHの内容が「11」でなければレ
ジスタMORをインクリメント、すなわち、レジスタM
ORの内容に1を加える。モードレジスタMOHの設定
が終わると、マイコンMCBは、表示回路DSP+4;
出制御モードの表示を変更させるため、レジスタMOR
の内容を表示データMODに転送する($704)。 それから、マイコンMCBは、表示回路DSPに、フラ
ッシュデータ、合焦状態、AEコロツク中あることの表
示を消させるため、表示データのFLD、、FLD2に
「00」を(井705)、表示データAFDに「00」
を($706)、表示データALDに「O」を格納する
(#707)。 つづいて、マイコンMCBは、カメラシステムがどの露
出制御モードに切替えられたかを判別する(#708〜
$710)。露出制御モードがMモードに切替えられた
場合、それ以前に設定されたシャッタスピードTvsお
よび紋り値Avsを表示回路に表示させるため、マイコ
ンMCBは、表示データTVDに設定されたシャッタス
ピードTvsを格納しく#711)、表示データAVD
に設定された絞り値Avsを格納する(#712)。露
出制御モードがSモードに切替えられた場合、それ以前
に設定されたシャッタスピードTvsのみを表示回路D
SPに表示させるため、マイコンM CBは、表示デー
タTVDに設定されたシャッタスピードTvsを格納し
く#713)、表示データAVDにはブランク表示デー
タBLDを格納する(#714)。 露出制御モードがAモードに切替えられた場合、それ以
前に設定された絞り値Avsのみを表示回路DSPに表
示させるため、マイコンMCBは、表示データTVDに
ブランク表示データBLDを格納しく$715)、表示
データAVDに設定された絞り値Aysを格納する(#
716)。露出制御モードがPモードに切替えられた場
合、表示回路にシャッタスピードTvお上り絞り値Ay
の表示を行なわせないため、マイコンMCBは、表示デ
ータTVD 、 A V Dのそれぞれにブランク表示
データBLDを格納する(#717.#718)。 表示データTVD、AVDの設定が終わると、露出制御
モードをフラッシュ回路LFCに伝達するため、マイコ
ンMCBは、データCFR,の上位2ビツトCF R,
、、CF R,、にモードレジスタMORの内容を転送
する($’719)。そして、7う、2シュ回路FLC
内の表示回路FDPおよび表示器CHDの作動を禁止さ
せるため、マイコンMCBは、データCFR,の第7位
ビットCFR,6をセントする($720)。 表示データ、フラッシュ転送データをセットし終わると
、マイコンMCBは、データバスSDBを介して表示回
路DSPに表示データを(#721)、フラッシュ回路
FLCに7ラツシユ転送データを転送する(#722)
。 その後、マイコンM CBは、モード切替スイッチNq
 o sがOFFになるまで待機する($723)。 したがって、スイ、ンチMO3をONIこしつづ(すて
も、露出制御モードは切替わらない。スイッチMO8が
OFFになると、このサブルーチンから脱け、先述した
5TOPルーチン(第8図)へ進み、マイコンMCBは
、再び割込INToがかけられるまで待機する。 [データ設定] 第27図は、サブルーチン「データ変更」を示すフロー
チャートである。 データ設定スイッチU S 、D SのいずれかをON
にすると、先述したように、割込端子INT。 が立ち下がり、マイコンMCBは第4図に示したフロー
チャートに従って作動する。そして、#1→#2→#3
→#13→#15のステップを経てサブルーチン[デー
タ変更J(#17)、すなわち第27図に示したフロー
チャートのステップ#801から処理を行なう。 まず、マイコンM CBは、露出制御モードを判別する
(井801〜$803)。そして、露出制御モードがM
モードであれば#804へ進み、シャッタスピードT 
vss紋り値Avsのいずれが変更されようとしている
かを判定する($804)、切替スイッチASSがON
であって端子P14に“L”が入力されていると、マイ
コンMCBは絞り値Avsが変更されようとしていると
判断し、#805へ進んで紋り値Avsを変更させる。 一方、切替スイッチASSがOFFであって端子P 1
4に”H″が入力されていると、マイコンMCBは、シ
ャッタスピードTvsが変更されようとしていると判断
し、#806へ進んでシャッタスピードTvsを変更さ
せる。 露出制御モードがAモードであると、マイコンM CB
 ハ、切替X イy f A S S ノON −OF
 F状態にかかわらず、絞り値を変更させ(#807)
、露出制御モードがSモードであると、マイコンMCB
 l!、スイッチASSのON−〇FF状態ニカかわら
ず、シャッタスピードTvsを変更させる(#808)
。 そして、シャッタスピードTvsあるいは絞り値Avs
の変更が終わると、変更したシャッタスピードTvsあ
るいは絞り値Avsのみを表示回路DSPに表示させる
ため、マイコンMCBは、表示データTVDあるいはA
VDに変更されたシャッタスピードTvsあるいは紋り
値Avsを示すデータを格納し、表示データAVDある
いはTVDにブランク表示データBLDを格納する(@
 809〜#816)。 なお、露出制御モードがPモードである場合、シャッタ
スピードTvs、絞り値Avsの設定は行なわれないの
で、このサブルーチン・\進んでも、マイコンM CB
は、データを変更せず、また、表示回路にシャッタスピ
ードTvss絞り値Avsの表示を行なわせないよう、
表示データTVD、AVDにブランク表示データBLD
を格納する(#817.#818)。 シャッタスピードT vs、絞り値Avsの変更および
表示データTVD、AVDの設定が終わると、マイコン
M CBは、表示回路DSPに合焦状態の表示、AEフ
ロクの表示、フラッシュ情報の表示を消させるため、表
示データAFDに「00」を格納しく#819)、表示
データALDにrOJを(#820)、表示データFL
D、に「00」を(#821)、表示データFLD2に
「00」を格納する(#822)。そして、フラッシュ
回路FLC内の表示回路FDPおよび表示器CHDの作
動を停止させるため、マイコンMCBは、データCFR
,の第7位ビットCFR3,をセットする(#823)
。 それから、マイコンMCBは、データバスSDBを介し
て、表示回路DSPに表示データを出力しく#824)
、フラッシュ回路FLCに7ラツシユ転送データを出力
する(#825)。 データの出力が終わると、マイコンMCBは、設定スイ
ッチUS、DSがとも1こ0FFIこなるまで待機した
のち(#826.$827)、このサブルーチンから抜
け、先述した5TOPルーチン(第8図)へ進み、再び
、割込INToがかけられるまで待機する。 第28図は、サブルーチン「データ変更」(第27図)
内に現われたサブルーチン「Tv変更」を示すフローチ
ャートである。このサブルーチンでは、マイコンMCB
は、設定スイッチUSがONのときは、シャ・ツタスピ
ードTvsをIEvだけ増加させ、設定スイッチDSが
ONのときは、シャッタスピードTvsをIEvだけ減
少させる。 まず、マイコンMCBは、設定スイッチUSがONであ
るかどうかを判定する(#831)、そして、端子P 
IQに“L″が入力されていると、マイコンMCBはス
イッチUSがONであると判断して#832へ進み、そ
うでなければ、設定スイッチDSがONであると判断し
て#833へ進む。 設定スイッチUSがONであって#832へ進むと、マ
イコンMCBは、シャッタスピードTvsをIEvだけ
増加させる。そして、変更後のシャッタスピードTvs
がカメラボディの最高速シャッタスピードT vm(た
とえば1/4000秒)よりも高速であれば(井834
)、シャッタスピードTvsを最高速シャッタスピード
Tvh6に設定し直す(#836)。 設定スイッチDSがONであって#833へ進むと、マ
イコンMCBは、シャッタスピードTvsをIEvだけ
減少させる。そして、変更後のシャッタスピードTvs
が力/ラボデイの最良シャッタスピードTv0(たとえ
ば30秒)よりも低速であれば(# 385 )、シャ
ッタスピードTvsを最長シャッタ入ビードT v o
 I:設定し直す($837)。 シャッタスピードTvsの変更が終わると、マイコンM
CBは、サブルーチン「データ変更」(第27図)へ戻
って処理を続ける。 第29図は、サブルーチン「データ変更」(第27図)
内の現われたサブルーチン「Av変更」を示すフローチ
ャートである。このサブル−チンで1よ、マイコンMC
Bは、設定スイッチUSがONのときは、絞り値Avs
を1 / 2 E vだけ増加させ、設定スイッチDS
がONのときは絞り値Avsを1/2Evだけ減少させ
る。 まず、マイコンMCBは、設定スイッチUSがONであ
るかどうかを判定する(#841)。そして、端子P 
IQにL”が入力されていると、マイコンMCBはスイ
ッチUSがONであると判断して#842へ進み、そう
でなければ、設定スイッチDSがONであると判断して
#843へ進む。 設定スイッチUSがONであって#842へ進むと、マ
イコンMCBは、絞り値Avsを1/2EVだけ増加さ
せる。そして、変更後の絞り値Avsが撮影レンズの最
大絞り値A v+a(レンズ回路LECから入力する)
よりも大きければ(#844)、絞り値Avsを最大絞
り値Avmに設定し直す(#846)。 設定スイッチDSがONであって#843へ進むと、マ
イコンMCBは、絞り値Avsを1/2EVだけ減少さ
せる。そして、変更後の絞り値Avsが開放絞り値Av
oよりも小さければ(#845)、紋り値Avsを開放
絞り値Avoに設定し直す(#847)。 紋り値Aysの変更が終わると、マイコンMCBは、サ
ブルーチン「データ変更」(第27図)へ戻って、処理
を続ける。 [マイコンM CF ] 第30図ないし第34図は、本実施例のカメラシステム
におけるフラッシュ装置(ffi3図)内にあるマイコ
ンMCFの動乍を示すフローチャートである。 [INTA] 調光モード切替スイッチATS、照射範囲切替スイッチ
■C8、および発光モード切替スイッチMESのうち、
いずれか一つのスイッチをONすると、マイコンMCF
の割込端子INTAが立ち下がり、その立ち下がりに同
期して、第30図に示した70−チャートに従って、マ
イコンMCFが作動し始める。 まず、マイコンMCFは、この割込INTAが、どのス
イッチの繰作によってかけられたかを1゛1定する(#
5001.#5002)。すなわち、#5001におい
て、端子P 20が“し”であれば、マイコンM CF
は、調光モード切替スイッチATSの繰作によって割込
rNTAがかけられたと判断して#5003へ進み、端
子P 2GがI(”であれば、#5002へ進む。#5
002において、端子P21が“L″であれば、マイコ
ンMCFは、照射範囲切替スイッチVC8の操作によっ
て割込I NTAがかけられたと判断して#5021へ
進む。#5002において、端子P2Iが“L″であれ
ば、マイコンMCFは、割込INTAは発光モード切替
スイッチMESの繰作によってかけられたと判定して、
MESルーチン(第31図)へ進む。 「調光モード切替」 調光モード切替スイッチATSの操作によって割込I 
NTAがかけられた場合、$5003において、マイコ
ンMCFは、7ラグSTFの状態を調べる。#5003
において、7ラグSTFがセットされておれば$500
4へ進み、7ラグSTFがリセットされておれば#50
05へスキップする。$5004では、マイコンMCF
は、カメラシステムの露出制御モードを調べる。露出制
御モードがMモードであれば、$5005へ進み、Mモ
ードでなければ$$5009へ進む。#5005では、
マイコンMCFは、フラッシュの調光モードを調べる。 自動調光フラグA M Fがセットされておれば、マイ
コンMCFは自動調光モードであると判断して#500
6へ進み、フラグA M Fをリセットして自動調光モ
ードを解除する。そしてそのことを表示回路FDPに表
示させるため、マイコンMCFは、表示データAMDに
「10」を格納する(#5007)、それから、マイコ
ンMCFは、端子P1.から“H”を出力して、フラッ
シュ制御回路FCCに、端子J6を介してカメラボディ
から送られてくる調光信号FSTPを無視させる(# 
5008 )、その後、マイコンM CFは、DISP
ルーチン(第32図)へ進んで、表示器CI(Dの制御
、表示データの出力を行ない、次の割込がかけられるま
で待機する。 一方、#5005において、フラグAMFがリセットさ
れておれば、マイコンMCFは自動調光モードではない
と判断して#5009へ進む。#5009では、マイコ
ンMCFは、フラグA MFをセットして自動調光モー
ドに設定し、表示回路FDPにそのことを表示させるた
めに表示データAMDに101」を格納する(#501
0)、そして、マイコンMCFは、端子P34からL″
を出力して、フラッシュ制御回路に調光信号FSTPを
受付させ(#5011)、DISPルーチン(第32図
)へ進み、表示器CHDの制御、表示データの出力を行
なう。それから、マイコンMCFは、次の割込がかけら
れるまで待機する。 以上のように、本実施例のカメラシステムに用いられる
フラッシュ装置は、7ラグSTFがリセット、すなわち
、フラッシュ装置カメラシステムから独立市、単体で作
動しているときは、露出制御モードにかかわらず調光モ
ードの切替が行なわれるが、フラグSTFがセット、す
なわち、フラッシュ装置がカメラシステムの一部として
作動しているときは、露出制御モードがMモードである
ときのみ、調光モードが切替えられ、露出制御モードが
P、A、Sモード(すなわち、自動露出制御モード)で
あるときは、調光モードは自動調光モードに強制的に設
定される。これにより、調光信号FSTPを無視するマ
ニュアル調光モード(7ラツシユ装置は、フル発光する
)と、自動露出制御モードという、適正な露出が得られ
ない惧れのある組み合わせによる撮影は、行なわれない
。 「照射範囲切替」 照射範囲切替スイ・/チ■C8の程作によって割込rN
TAがかけられた場合、マイコンMCFは、#5021
へ進んで照射範囲レジスタFZRに1を加える。その結
果、レジスタFZRの内容が「101」になれば(#5
022)、マイコンMCFは、レジスタI’ZR+こl
”0OOJを格納(井5023)、すなわち、オートに
設定する。照射範囲がオートである場合、マイコンMC
Fは、7ラグSTFの状態を訓べる(#5024)。 そして、7ラグSTFがセットされておれば、すなわち
、フラッシュ装置がカメラシステムの一部として作動し
ている場合では、カメラボディに装着されている撮影レ
ンズ(焦、α距aFv(アペックス値))の画角を7ラ
ツシユ光がカバーできるように、マイコンM CFは、
焦点距離Fvに応じて、ro 01 J(28mm)、
[010J(35+1IIIl)、[011J(50+
a+a)、[100J(70u+m)のいずれかのデー
タを照射範囲検出レジスタ(マイコンMCFに内蔵され
ている)にセットする。そして、そのデータに対応する
位置まで発光パネルを移動させる(#5025)。 一方、@5024において、7ラグSTFがリセットさ
れておれば、すなわち、フラッシュ装置がカメラシステ
ムから独立し、単体で作動している場合では、マイコン
MCFは、IQ 01 J(28+*111)のデータ
を照射範囲検出レジスタにセットする。 そして、マイコンMCFは、発光パネルを最も引込んだ
位置(28a+mの焦、α距離を有する撮影レンズの画
角を7ラツシユ光がカバーできる位置)へ移動させる(
$5026)。 また、$5022においてレジスタFZRの内容が1l
oIJでない、すなわち、オートでなければ、マイコン
MCFは、レジスタFZRの内容を照射範囲検出レジス
タに転送する。そして、マイコンMCFは、その値が示
す焦点距離を有する撮影レンズの画角を7ラツシユ光が
カバーする位置まで、発光パネルを移動させる(井50
27)。 #5025.#5026.#5027における発光パネ
ルの移動について、第3図を参照しながら、もう少し詳
しく述べる。発光パネルを現在の位置より前方に移動さ
せるとき、たとえばレジスタFZR=「011Jであっ
て、発光パネルを、35a++aの焦点距離を有する撮
影レンズの画角をカバーする位置(010)から、その
位置よりも前方にある50+aIaの焦点距離を有する
撮影レンズの画角をカバーする位置(011)まで移動
させるとき、マイコンMCFは端子P 2.、P 2.
からモータ制御回路MDRへ正転信号を出力し、モータ
制御回路MDRはモータMOFLを正転させる。すると
、位置検出回路ZCPが、発光パネルの位置に応じた信
号を出力し、マイコンMCFはその信号を端子P2dl
Pj9から入力する。そして、その信号が示す発光パネ
ルの位置と、照射範囲検出レジスタが示す位置とが一致
すると、マイコンMCFは、端子P26+P27からモ
ータ制御回路MDRに停止信号を出力し、モータ制御回
路MDRはモータMOFLを停止させる。まだ、発光パ
ネルを後方に移動させるときは、モータM OF Lの
回転の向きが反対になるだけで、パネルを前方に移動さ
せるときと同様である。 なお、照射範囲を変化させるには、発光部前面にある発
光パネルの位置を変化させるだけでなく、発光部の反射
傘の形状を変化させたり、発光源であるXeチューブの
位置を変化させてもよい。さらに、発光部前面にあるパ
ネルの透過特性を機械的な移動によって変化させたり、
あるいは、パネルを電気光学素子で形成し、その透過特
性を電気光学的に変化させてもよい。 第30図に戻って説明を続ける。#5025.。 井5026.#5027において、発光パネルを移動さ
せると、マイコンM CFは、フラッシュ光がカバーす
る画角を有する撮影レンズの焦、α距離およびオート/
マニュアルの表示を表示回路FDPに行なわせるため、
表示データFZDに、表示内容を示すデータを格納する
(#5028)。 具体的には、レジスタFZRの内容が[0OOJであれ
ば、すなわち、照射範囲がオートであれば、マイコンM
CFは、データFZDの最上位ビットに「1」を格納し
、表示データFZDの下位3ビツトに、カメラボディか
ら入力した焦点距離情報FVに応じてro 01 J(
28+11111)、[010J(351On+)、[
011J(50++++o)、II 00 J(70+
aIIl)のうちの一つのデータを格納する。また、レ
ジスタFZRの内容がl−000Jでなければ、すなわ
ち、照射範囲がマニュアルであれば、マイコンMCFは
、データFZDの最上位ビットに「0」を格納し、下位
3ビツトにレジスタFZRの内容を転送する。 その後、マイコンMCFは、照射範囲の変化に応じて変
化した最大発光量■vをデータFCR,に格納しく#5
029)、DISP(第32図)ルーチンへ進む。 [発光モード切替1 第31図は、MESルーチンを示す70−チャートであ
る。発光モード切替スイッチMESの操作によって割込
INTAがかけられた場合、井5001、#5002を
経てこのルーチンへ進む。 まず、マイコンMCFは、発光モードレジスタFMHに
1を加える(# 5031 )、このレジスタFMRは
、発光モードを示しており、その内容が「00」、「0
1」、「10」であるとき、それぞれ、強制発光モード
、自動発光モード、非発光モードを示す。 レジスタFMRに1を加えた結果、レジスタFMRの内
容が「11」になれば(#5032)、マイコンMCF
は、レジスタFMRに「00」を格納、すなわち、強制
発光モードに切り替える(#5033)、次に、マイコ
ンMCFは、7ラグSTFの状態を調べる(#5034
)。7ラグSTFがセットされておれば、すなわち、フ
ラッシュ装置がカメラシステムの一部として作動してお
れば#5035へ進み、7ラグSTFがリセットされて
おれば、すなわち、フラッシュ装置がカメラシステムか
ら独立し、単体で作動しておれば、#5041へスキッ
プする。#5035では、マイコンMCFは、カメラシ
ステムの露出制御モードがPモードであるか否かを調べ
る。露出制御モードがPモードであれば、マイコンMC
Fは、レジスタFMRに「01」を格納しく#5036
)、発光モードを自動発光モードに切り替える。$50
35において、露出制御モードがPモードて゛なければ
#5041ヘスキップする。 $5032において、レジスタFMRの内容が「11」
でなければ#5037へ進み、マイコンMCFは、レジ
スタFMHの内容が「01」であるか否か、すなわち、
発光モードが自動発光モードに切り替えられるか否かを
調べる。そして、レジスタFMRの内容が[01]でな
い、すなわち、レジスタFMHの内容が「10」であり
、発光モードが非発光モードに切り替えられた場合は、
#5041ヘスキップする。 #5037において、発光モードが自動発光モードに切
り替えられたとマイコンM CFが判断すると、#50
38へ進んで7ラグSTFの状態をtrI別−F 71
゜# 5038 i:オイテ、77 りS T F カ
セットされておれば、すなわち、7ランシユ装置がカメ
ラシステムの一部として作動しておれば井5039へ進
み、7ラグSTFがリセットされておれば、すなわち、
7ランシユ装置がカメラシステムから独立し、単体で作
動しておれば、#5041ヘスキップする。#5039
では、マイコンki CFは、カメラシステムの露出制
御モードがPモードであるか否かを判別する。露出制御
モードがPモードであれば、$5041ヘスキップし、
露出制御モードがPモードでなければl$5040へ進
み、マイコンMCFは、レジスタF M Rに「10」
を格納する。すなわち非発光モードに切り替える。 以上の動作をまとめると、次のようになる。7ラツシユ
装置がカメラシステムから独立し、単体として作動して
いる場合は、発光モード切替スイッチM E Sの繰乍
に応じて、発光モードが、強制発光→自動発光→非発光
→強制発光→・・・と切り替わる。フラッシュ装置がカ
メラシステムの一部として作動している場合、カメラシ
ステムの露出制御モードがPモードであれば、スイッチ
MESの操作に応じて、発光モードは、自動発光→非発
光→自動発光→・・・と切り替わり、露出制御モードが
Pモードでなければ、強制発光→非発光→強制発光・・
・と切り替わる。すなわち、フラッシュ装置がカメラシ
ステムの一部として作動している場合、露出制御モード
がPモードであれば、自動発光モードと非発光モードと
の切替のみが行なわれ、露出制御モードがA、S、Mの
いずれかのモードであれば、強制発光モードと非発光モ
ードとの切替のみが行なわれる(第10.11表参照)
。 井5031〜#5040に従って発光モードが切り替え
られると、発光モードをカメラボディ内にあるマイコン
MCBに伝えるため、マイコンMCFは、データFCR
,の上位2ビア ) FCR,6゜。7に、レジスタF
MRの内容を転送する(#5041)。そして、表示回
路FDPに発光モードを表示させるため、マイコンMC
Fは、表示データF M DにレジスタF M Rの内
容を転送する(#5042)。その後、D I SPル
ー+ン(PtrJ32図)へ進む。 rDISPルーチン」 fjtJ32図は、DISPルーチンを示すフローチャ
ートである。このルーチンへ進むと、マイコンMCFは
、まず、7ラグSTFの状態を調べる(#5051)。 7ラグSTFがセットされておれば#5052へ進み、
7ラグSTFがリセットされておれば#5068へ進む
。なお、後述するように、#5068へ進んだ場合、表
示回路FDPは距離連動範囲、フィルム感度Sv、制御
紋り値Avの表示を消し、表示器CHDによる充完表示
が消される。 #5052では、マイコンM CFは、データCFR3
の第7位ピッ)CFR,、の状態を調べる。 先述したように、カメラボディ内のあるマイコンM C
Bは、表示回路FDPおよび表示器CHDによる表示を
許可するとき、データCFR,のtJtJ7位ビン)C
FR,6をリセットし、その表示を禁止するとき、セン
トする。したがって、テ゛−タCFR1の第7位ピッ)
CFR3gがセットされておれば、マイコンMCFは、
表示回路FDPおよび表示器CHDによる表示を消させ
るために、#5068へ進み、それがリセットされてお
れば#5053へ進む。 #5053では、マイコンMCFは、メインコンデンサ
MCの充電状態を調べる。そして、メインコンデンサM
Cの充電電圧が所定の値(たとえば300V)に達して
おれば$5054へ進み、そうでな(すれば井5067
へ進む。 ここで、メインコンデンサMCの充電電圧の検出方法を
、第3図を参照して、説明する。 まず、マイコンMCFは、端子P 31からH″を出力
し、トランジスタTR,を導通可能な状態にする。メイ
ンコンデンサMCの充電電圧が所定の値より低ければ、
ネオンWNEは放電せず、トランジスタTR,のコレク
ターエミッタ間には電流は流れない。したがって、充電
検出端子P ff2には電流は流れ込まず、端子P32
は“L″になっている。 その後、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値に
達すると、ネオン管NEが放電し、トランジスタTR,
のコレクターエミッタ間に電流が流れる。したがって、
充電検出端子P32に電流が流れ込み、端子P32は“
H”になる。マイコンMCFは、端子P、2が“H″に
なったことを検出すると、メインコンデンサMCの充電
電圧が所定の電圧に達したと判断する。 第32図に戻って説明を続ける。 $5053において、メインコンデンサMCの充電電圧
が所定の値に達しておQ、#5054へ進むと、マイコ
ンM CFは、カメラボディ内のマイコンMCBに七の
ことをf云えるため、データFCR,の第6位ピッ)F
CR,5をセットする。そして、マイコンMCFは、端
子P 24から“H”を出力して表示器CHDを京灯さ
せ、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値に達し
たことを表示させる(#5055)。 つづいて、マイコンMCFは、調光モードを調べる(#
5056)。自動調光フラグA M Fがリセットされ
ておれば、すなわち、自動調光モードでなければ、#5
057へ進み、マイコンMCFは、適正な露出が得られ
る距離を演算し、その距離を表示回路FDPに表示させ
るため、表示データFDDにその距離データを格納する
(#5058)。 なお、マイコンMCFは、最も適正な露出が得られる距
離Dvを、最大発光量1vと、カメラボディから送られ
てきた絞り値Avおよびフィルム感度4n報Svとから D v= I v十S v −Av なる演算によって求める。 一方、#5056において、フラグAMFがセットされ
ておれば、すなわち、自動調光モードであれば、#50
59へ進み、マイコンMCFは、調光可能な距離範囲を
演算する。マイコンMCFは、まず、最大発光ff1I
vと、カメラボディから送C)れてきた絞り値Avおよ
びフィルム感度情報Svとから Dv=Iv+Sv  Av の演算を行い、調光可能なR艮撮影距離Dvを算出する
。次に、マイコンMCFは、調光可能な最小発光量1v
’から Dv’= I v’+5v−Av の演算を行い、調光可能な最短撮影距離Dv’を算出す
る。また、マイコンMCFは、7ラツシエ装百がカメラ
に装着された際に、撮影画角と照射範囲との開にバララ
ックスが生じない最短撮影距離Dv”と、算出したR短
撮影距fiDv’とを比較し、長い方のi影距離を最短
撮影距離として採用する。 こうして、マイコンMCFは、調光可能な距fa範囲D
v’(またはDv″)〜Dvを求める。それから、マイ
コンMCFは、この距離範囲Dv’(またはDv”)〜
Dvのデータを、表示データFDDに格納(井5060
)する。 マイコンMCFは、表示データFDDIこテ゛−タを格
納し終ると、表示回路FDPにフィルム感度情報Sv、
紋り値Avを表示させるため、表示データISDにフィ
ルム感度情報Svを格納しく#5061)、表示データ
FNDに絞り値Avを格納する(#5062)。それか
ら、マイコンMCFは、表示データAMD、FDD、F
MD、FND、FZD。 ISDを表示回路FDPに出力する(#5063)。 その後、マイコンMCFは、タイマカウンタTをリセッ
ト、すなわち、タイマカウンタTにOを格納するととも
に、マイコンMCFに内蔵されて−するタイマをスター
トさせる(井5064)。そして、マイコンMCFは、
その内蔵タイマによるタイマ割込、および割込端子I 
NTA、I NTBによる割込I NTA、I NTB
を許可しく#5065.#5066)、いずれかの割込
がかけられるまで待機する。 一方、#5053において、メインコンデンサMCの充
電電圧が所定の値に達しておらず、#5067へ進んだ
場合、マイコンMCFは、カメラボディ内のマイコンM
CBにそのことを伝えるため、データFCR,の第6位
ビットFCR0sをリセットし、表示回路FDPおよび
表示器CI−I Dによる表示を消すため、#5068
へ進む。 #5068へ進むと、マイコンMCFは、まず、端子P
 21から”L”を出力し、表示器CHDを消灯させる
。つづいて、マイコンMCFは、フラッシュ連動範囲の
表示、フィルム感度情4ilS vの表示、絞り値Av
の表示を消、させるため、表示データFDD、I SD
、FNDに、それぞれ、ブランク表示データBLDを格
納する(#5069.$5070゜$5071)。その
後、先述した井5063以降のステップへ進み、マイコ
ンMCFは、次の割込がかけられるまで待機する。 このように、#5068へ進んだ場合は、表示器CHD
によるメインコンデンサMCの充電状態の表示、表示回
路FDPによるフラッシュ連動範囲の表示、フィルム感
度情報Svの表示、および紋り値Avの表示が))イさ
れる。 [rNTB] 第33図は、割込INTBがかけられたときのマイコン
MCFの動作を示すフローチャートである。この割込I
 NTBは、カメラボディ内にあるマイコンMCBによ
ってかけられる。 第1図(二おいて、7ランシユデータCFRo〜CF 
R3およびFCRo、FCR,が、シリアルデータバス
SDBを介して、マイコンMCBとフラッシュ回路FL
C内にあるマイコンM CFとの間で転送されるとき、
マイコンMCBは、i子Pzから低レベルのチップセレ
クト信号C3FLを出力する。この信号C3FLは、接
点J。を介して7ランシユ装置内にあるマイコンMCF
の割込端子I NTBに入力させられる(第3図参照)
。チップセレクト信号C3FLによる割込端子INTB
の立ち下がりに同期して、マイコンMCFは、第33図
に示した70−チャートに従って作動し始める。 マイコンMCFは、まず、フラッシュ装置からカメラボ
ディヘデータFCRo、FCR,を転送するかどうかを
調べる(井5091)。カメラボディ内のマイコンMC
Bが、フラッシュデータFCR0,FCR,を入力する
とき、マイコンMCBは、接点J、を介して高レベルの
リード信号を、マイコンMCFのり−ド/ライト判別端
子P2)に出力する。逆に、マイコンMCBが7ラツシ
ユデータCFRo−CFR,を出力するとき、マイコン
MCBは、低レベルのライト信号を、マイコンMCFの
端子P23に出力する(第3図参照)、そこで、マイコ
ンMCFは端子P2.の状態を調べ、端子P23に“H
”が入力されておれば、#5092へ進んでデータFC
R,,FCR,をカメラボディに出力し、端子P23に
L″が入力されておれば、#5101へ進んでデータC
FR,−CFR3を入力する。 第3図を参照してデータの入出力を説明する。 先述したように、カメラボディと7ラツシユ装置との間
でデータCFR,−CFR,,FCR,、FCR,が転
送されるとき、接点J。から端子I NTBに低レベル
のチップセレクト信号が入力されている。カメラボディ
から7ラツシユ装置へデータCFRo−CFR,が転送
されるとき、先述したように、接点J、からマイコンM
CFの端子P23に“L”が入力されている。このとき
、マイコンMCFは、接点J4から基準クロ?り入力端
子SCKに入力される基準クロックに同期して、接点J
1に接続されたシリアルデータ入力端子SINからデー
タCFR,〜CFR,を1ビツトずつ入力する。 フラッシュv装置からカメラポディヘデータFOR、、
FOR,が転送されるとき、先述したように、接点J3
からマイコンMCFの端子P2.に“H”が入力されて
いる。このとき、マイコンMCFは、端子SCKに入力
される基準タロツクに同期して、接点J2に接続された
シリアルデータ出力端子5OUTからデータFCR,,
FCR,を1ビツトずつ出力する。 第33図に戻って説明をつづける。 $5092でデータFCR,,FCR,を出力し終わる
と、マイコンMCFは、タイマカウンタTをリセットし
てタイマをスタートさせ(#5093)、タイマによる
タイマ割込、割込端子INTA、INTBによる割込I
 NTA、I NTBを許可する($5094.井50
95)。そして、いずれかの割込がかけられるまで待機
する。 #5101でデータCFR,〜CFR,を入力し終わる
と、マイコンMCFは、カメラシステムの露出制御モー
ドがMモードであるか否かを調べる($5102)、デ
ータCFR,の上位2ビツトCF R,、、CF RO
6の内容が「11」であれば、マイコンMCFは、露出
制御モードはMモードであるとt1断して#5105ヘ
スキップし、そうでなければ$5103へ進む。$51
03では、マイコンMCFは、自動調光フラグAMFを
セットして自動調光モードに設定する。そして、マイコ
ンMCFは、表示回路FDPに自動調光モードであるこ
とを表示させるため、表示データAMDに「01」を格
納しく$5104)、#5105へ進む。 このように、本実施例におけるカメラシステムでは、カ
メラシステムの露出制御モードがMモードでなければ、
調光モードは自動調光モードに強制的に設定される。 #5105では、マイコンMCFは、カメラシステムの
露出制御モードがPモードであるか否かを調べる。デー
タCFR,の上位2ピツ)CFR。 7、CFRo6の内容が「00」であれば、マイコンM
CFは、露出制御モードはPモードであると判断して#
5106へ進み、そうでなければ#5107へ進む。 $15106.井5107で1よ、マイコンMCFは、
発光モードを調べる。#5106では、マイコンMCF
は、発光モードが強制発光モードであるか否かを判別す
る。発光モードレジスタFMRの内容が「00」であれ
ば、マイコンMCFは、発光モードは強制発光モードで
あると判断し、#5108へ進んでレジスタF M R
に「10」を格納シ、発光モードを非発光モードに切り
替える。一方、#5107では、マイコンMCFは、発
光モードが自動発光モードであるか否かを判別する。発
光モードレジスタFMRの内容が「01」であれば、マ
イコンMCFは、発光モードは自動発光モードであると
判断し、#5108へ進んでレジスタFMRに「10」
を格納し、発光モードを非発光モードに切り替える。 発光モードの切替が終わると、マイコンMCFは、カメ
ラボディ内のマイコンMCBに発光モードを伝えるため
、データF CR,、、F CR,6にレジスタFMH
の内容を格納する(#5109)。そして、表示回路F
DPに発光モードを表示させるため、マイコンMCFは
、表示データFMDにレジスタFMHの内容を格納する
(#5110)。 このように、本実施例のカメラシステムでは、露出制御
モードがPモードである場合、発光モードが強制発光モ
ードであれば、マイコンMCFは、強制発光モードを解
除して非発光モードに切り替えている。また、露出制御
モードがPモードでない場合、発光モードが自動発光モ
ードであれば、マイコンMCFは、自動発光モードを解
除して非発光モードに切り替えている(第10.11表
参照)。 $5110で表示データFMDを設定すると、マイコン
MCFは、システムリセットがなされたか否かを判定す
る(#5111)、データCFRコの最上位ピッ)CF
R,、がセットされておれば、マイコンMCFは、シス
テムリセットがなされたと判断し、#5112〜#51
17へ進んで、フラッシュ装置のリセットを行ない、そ
うでなければl$5118ヘスキップする。#5112
ではマイコンM CFは、発光モードレジスタF M 
Rに「01」を格納して発光モードを自動発光モードに
設定する。そして、発光モードをカメラボディ内にある
マイコンM CB iこf云えるため、マイコンMCF
は、データFCR,の上位2ビットFORo、、FCR
oaにレジスタFMRの内容を格納する(#5113)
、それから、表示回路FDPに発光モードを表示させる
ため、マイコンMCFは、表示データFMDにレジスタ
FMRの内容を格納する(#5114)。つづいて、マ
イコンMCFは、自動調光フラグをセットして調光モー
ドを自動調光モードに設定しく#5115)、表示回路
FDPに自動調光モードであることを表示させるため、
表示データAMDに「01」を格納する(#5116)
。 その後、マイコンMCFは、照射範囲レジスタFZRに
「000」を格納してオートに設定する(#5117)
。 このように、システムリセットがなされると、フラッシ
ュ装置は、自動発光モード、自動調光モ−ドに設定され
、照射範囲はオートに設定される。 以上の動作を終え#5118へ進むと、マイコンMCF
は、設定された照射範囲にすべく、発光パネルを前後に
移動させる。まず、マイコンMCFは、照射範囲がオー
トであるか否かを調べる(#5118)。照射範囲レジ
スタFZRの内容が「000」であれば、マイコンMC
Fはオートであると判断して$5119へ進む。そして
、先述したように、使用されている撮影レンズ(焦点距
離Fv)の画角を7ラツシユ光が、カバーする位置まで
発光パネルを移動させるべく、そ−タ制御回路MDRに
信号を出力する。 #5118でレジスタFZRの内容が「OOO」以外で
あるとマイコンMCFが判断すると、#5120へ進み
、先述したように、端子P 2!yP 2□から信号を
出力してモータ制御回路MDRにモータMOFLを駆動
させる。これにより、発光パネルが移動する。そして、
マイコンMCFは、位置検出回路ZCPから端子P 2
1tP 2!に入力される信号によって発光パネルの位
置を検出し、その位置がレジスタFZRの内容が示す焦
点距離を有する撮影レンズの画角を7ラツシユ光がカバ
ーする位置になれば、マイコンM CFはi子P2.、
P2□から信号を出力してモータ制御回路MDRにモー
タM OF Lを停止させる。 発光パネルの位置設定が終わると、マイコンMCFは、
フラッシュ光がカバーする画角を有するw1影レンズの
焦点距離およびオート/マニュアルの表示を表示回路F
DPに行なわせるため、井5028(第30図)と同様
にして、表示データFZDをセットする(#5121)
。そして、マイコンMCFは、フラッシュ装置の最大発
光量rvをデータFCR,に格納しく#5122)、l
$5123へ進む。 #5123では、マイコンMCFは、カメラシステムの
発光モードを調べる。データCFR,の第6位ピッ)C
FR,がセットされておれば、マイコンMCFは非発光
モードであると判断して井5126へ進み、そうでなけ
れば発光モードであると判断して井5124へ進む。 #5124では、マイコンMCFは、メインコンデンサ
MCの充電電圧を調べ、端子P23に電流が流れ込んで
おり、端子P2.が“H″であれば、マイコンMCFは
メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値以上に達し
ていると判断して#5125へ進み、そうでなければ$
5126へ進む。#5125では、マイコンMCFは、
端子P 35から“L”を出力し、フラッシュ制御回路
FCCが発光開始信号STAを出力するのを許可する。 一方、#5126では、マイコンMCFは端子pzsか
ら“H”を出力し、フラッシュ制御回路FCCが発光開
始信号STAを出力するのを禁止する。 なお、#5124のステップを省略し、CFRl、の状
態のみで、発光の可否を決定するようにしてらよい(後
述)。 続いて、マイコンMCFは、フラッシュ装置がカメラシ
ステムの一部として作動していることを示すため、フラ
グSTFをセットする(#5127)、それから、マイ
コンMCFは、端子P、。から“H″を出力して外圧回
路DDを作動させ(#5128)、DISPルーチン(
第32図)へ進む。 第34図は、タイマ割込ルーチンを示すフローチャート
である。 先述したように、マイコンMCFはタイマを内蔵してお
り、そのタイマにより、作動中、一定時間(たとえば2
50 lll5ec、 )間隔でタイマ割込ががけられ
る。 マイコンMCFは、まず、タイマカウンタT1こ1を加
える(井5131 )、そして、その内容と所定の値に
とを比較しく$5132)、T<Kであれば#5133
へ、T≧にであれば#5144へ進む。 #5133では、マイコンMCFは、昇圧回路DDが作
動中であるかどうかを調べる。端子P 30から“H”
が出力されていると、マイコンMCFは昇圧回路DDが
作動中であると判断して#5134へ進み、そうでなけ
れば#5136へスキップする。 #5134では、マイコンMCFは、メインコンデンサ
M Cの充電電圧を調べる。端子P 、2に電流が流れ
込んみ、端子P3□がH”であれば、マイコンMCFは
、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値以上に達
していると判断し、端子P3゜から“L″を出力して昇
圧回路DDの作動を停止させる(#5135)。#51
34において、端子P、2に電流が流れ込んでおらず、
端子P32がL″になっていれば、マイコンM CFは
メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値まで達して
いないと判断し、#5136ヘスキツプする。 $5136へ進むと、マイコンMCFは、カメラボディ
から接点J6を介して調光信号FSTPが発せられたか
否かを調べる。端子P。に“H”が入力されていると、
マイコンMCFは、調光信号FSTPが発せられたと判
断し、#5137へ進んでデータFCR,の第5位ピッ
)FOR,、をセットする。それとともに、マイコンM
CFは、端子P25から“H”を出力して表示器FCD
を点灯させ($5138)、$5141へ進む、一方、
端子P33に“L″が入力されていると、マイコンMC
Fは調光信号FSTPが発せられていないと判断し、デ
ータFCR,のfjS5位ビットFCR,、をリセット
する(#5139)。それとともに、マイコンMCFは
、端子P2.から“L”を出力して表示器FCDを消灯
させ(#5140)、$E5141へ進む。 $5141に進むと、マイコンMCFは、タイマカウン
タTをリセットしてタイマをスタートさせる。それから
、マイコンM CFは、タイマ割込を許可するとともに
(#5142)、割込端子INTA、INTBによる割
込I NTA、I NTBを許可しく井5143)、い
ずれかの割込がかけられるまで待機する。 井5132において、T≧にであれば、フラッシュ装置
はカメラシステムの一部としての動作を終了する。そし
て、そのことを示すため、マイコンMCFは、フラグS
TFをリセットする(#5144)、つづいて、マイコ
ンMCFは、端子P241P25から共にL”を出力し
て表示器CHD、FCDを消灯させ(#5145)、(
#5146)、表示回路FDPに全表示を消させるため
、表示データAMD、FZD、FMD、FND、I S
D、FDDにブランク表示データBLDを格納して(#
5147)、表示回路FDPにデータを転送する(#5
148)。 それから、マイコンMCFは、昇圧回路DDが作動中で
あるが否かを調べる(@5149)、 i子Pコ◎から
“L”が出力されているとマイコンMCFは昇圧回路D
Dは作動中でないと判断して#5143へ進み、そうで
なければ、#5150へ進む。 $5150ではメインコンデンサMCの充電電圧を調べ
、その充電電圧が所定の値に達しておれば、マイコンM
CFは端子P3゜からL”を出力して昇圧回路DDの作
動を停止させ(#5151)、#5143へ進む。一方
、メインコンデンサMCの充電電圧が所定の値に達して
いなければ、#5141へ進み、マイコンMCFは、タ
イマカウンタTをリセットしてタイマをスタートさせ(
#5141)、タイマ割込を許可する(4$5142)
。そして、マイコンMCFは、#5143で割込端子■
NTA、INTBによる割込INTA、INTBを許可
し、割込ががけられるまで待機する。 以上、述べたように、割込端子INTA、INTBによ
る割込INTA、INTBががけられたのち、所定の時
間、割込INTA、INTBがかけられなければ、フラ
ッシュ装置の全表示が消され、メインコンデンサMCの
充電のみが行なわれる。そして、メインコンデンサMC
の充電電圧が所定の値に達すれば、メインコンデンサM
Cの充電も停止され、割込端子INTA、INTBによ
る割込I NTA、I NTBがかけられるまで待機す
る。
【まとめ】
以上が、本発明を実施したカメラシステムの実施例であ
る。最後に、本実施例における発光モードと露出制御モ
ードとの関係をまとめておく。 f510表は、本実施例における発光モードと露出制御
モードとの関係を示した表である。 本文中でも述べたが、露出制御モードがPモードであれ
ば、フラッシュ発光モードは、自動発光と非発光との間
でのみ、切り替えが可能である。 一方、露出制御モードがS、A、Mのいずれかのモード
であれば、フラッシュ発光モードは、強制発光と非発光
との間でのみ、可能である。ただし、フラッシュ装置が
、カメラシステムから独立して作動しているとき、たと
えば、専用カメラ以外のカメラに、この7ラツシユ装置
を装着したとき、発光モードは、強制発光→自動発光→
非発光→強制発光→・・・と切り替えることができる第
11表は、本実施例において、露出制御モードを切り替
えたとき、発光モードがどのように切り替わるかを示し
た表である。 この7ラツシユ装置を専用カメラに装着したとき、カメ
ラボディ側で、露出制御モードを切り替えると、切り替
わった露出制御モードに応じて、フラッシュ発光モード
が、自動的に切替わる。 たとえば、露出制御モードがPモードから他のモードに
切替わると、発光モードは、自動発光→非発光、または
、非発光→非発光に切替わる。逆に、露出制御モードが
、S、A、MのいずれかのモードからPモードに切替わ
ると、発光モードは、強制発光→非発光、または、非発
光→非発光に切替わる。また、システムリセットが行な
われると、以前の発光モードに関係な(、常に、自動発
光モードに切替わる。 【変形例] [第1変形例1 なお、本実施例において、露出制御モードと発光モード
との関係は、これに限定されるものではなく、第12図
および第13図に示したように変形することが可能であ
る。 このように変形するためには、先に説明したマイコンM
CBおよびマイコンMCFの制御を、次のように、変更
すればよい。 [マイコンMCB] #253(第13図)を、Pモードであるか、またはS
モードであるかの判別にする。そして、#347、井3
56(第20図)を削除する。さらに、第23図におい
て、#429の次にPモードであるかどうかを判別する
ステップを設ける。そして、Pモードであれば#430
へ進み、PモードでなければSモード演W(A v= 
B vc+S v −T v)を行って#431へ進む
ように変更する。 [マイコンMCFI #5035.#5039(第31図)を、Pモードであ
るか、またはSモードであるかの判別にする。そして、
第33図において、$5105をPモードであるか、ま
たはSモードであるかの判別にする。さらに、#510
8を削除し、#5106においてFMR=OOのときに
は、レジスタFMR「OIJを格納して#5109へ進
むようにする。また、l$5107においてFMR=0
1のときには、レジスタFMRに「00」をかくのうし
て井51091こ進むよう1こする。 このように変形すると、露出制御モードPモードかSモ
ードであれば、自動発光モード(または非発光モード)
になる。そして、カメラシステムは、フラッシュ発光を
伴うフラッシュ撮影では、P、8両モードで同じ動作を
行い、フラッシュ発光を伴わない自然光撮影では、Pモ
ードまたはSモードに応じた動作を甘う。なお、露出制
御モードがAモードまたはMモードであるときは、先の
実施例と同じである。 また、この変形例では、露出制御モードがAモードまた
はMモードのときに、AEフロクスイッチALSをON
させると、スローシンクロ撮影1こなり、Pモードまた
はSモードのときにAEフロクスイッチALSをONさ
せると、スポット測光撮影になる。 [Pt52変形例] また、先の実施例では、メインコンデンサMCの充電が
完了していなければ、自然光撮影に移行するようになっ
ていたが、メインコンデンサMCに充電が完了していな
くても、フラッシュ撮影を行うようにしてもよい。なぜ
なら、先述したように、カメラシステムが作動するとき
は、つねに外圧回路DDが作動し、メインコンデンサM
Cの充電が行なわれているので、はとんどの場合、メイ
ンコンデンサMCの充電は完了しているからである。 このように変更するには、次のように、マイコンM C
B 、マイコンMCFの制御を変更すればよI/1゜ [マイコンMCBI #301〜#304(第17図)および#341〜井3
44(第20図)を削除する。そして、第18図におい
て、#325と#327との開に、メインコンデンサM
Cの充電が完了しておれば表示データFLD、に「01
」を格納し、メインコンデンサMCの充電が完了してい
なければデータFLD1に「00」を格納するステップ
を設ける。さらに、f523図において、#427から
#436へ進むように変更する。また、データCFR,
の第7位ビットDFR,,(FD I S)を、フラッ
シュ撮影を行うときにはリセットし、自然光撮影を行う
ときにはセットするように変更する。 [マイコンMCFI PPJ32図において、#5053でメインコンデンサ
MCの充電が完了していなければ、#5067、井50
68を経て#5056へ進むステップを設ける。そして
、$35052でCFR,、=1であれば、表示器CH
Dによる充電完了表示をOFFしたのち#5069に進
むようにする。 このように変更することにより、メインコンデンサMC
の充電待ち時間がなくなる。また、フラッシュ撮影のと
きには、メインコンデンサMCの充電が完了しているか
否かにかかわらず、フラッシュ装置での連動範囲、フィ
ルム感度、絞り値の表示が行なわれる。そして、自然光
撮影のときには、メインコンデンサMCの充電が完了し
ているか否かにかかわらず、そのような表示は行なわれ
ず、しかも、メインコンデンサMCの充電が完了しても
、表示器CHDによる充完表示は行なわれない。 [第3変形例] 前記実施例あるいは変形例においては、露出制御モード
がPモード(第2変形例ではSモードも)であれば、ス
ローシンクロ撮影は行なわれないが、A Eロックスイ
ッチALSによるAEフロクがなされた場合、フラッシ
ュ装置が発光モードになっていれば、露出制御モードに
かかわらず、スローシンクロ撮影が行なわれるようにす
ることもできる。このようにするには、マイコンMCB
の制御を、次のように変更すればよい。 [マイコンMCB] $228(第13図)を、非発光モードであるが否かの
判別にする。そして、非発光モードであれば、#259
へ進むようにし、非発光モードでなければ、すなわち、
強制発光モードか自動発光モードであれば、#230へ
進むようにする。このように変形すると、$251(第
13図)で、マイコンMCBが、AEフロクスイッチA
LSによるAEフロクがなされていると判断すると、露
出制御モードにががわらず、#252のスローシンクロ
撮影に移行する。 [第4変形例] 先の実施例では、発光モードの選択はフラッシュ装置内
で行なわれていたが、発光モードに応じた動作そのもの
は、カメラボディ内のマイコンMCBによって制御され
ていた。しかし、フラッシュ装置内のマイコンMCFが
発光モードを判別し、発光モードに応じた制御を行うよ
うにすることも可能である。具体的には、以下のように
マイコンMCB1マイコンMCFの制御を変更する。 [マイコンMCB] a演算ルーチン(第18図)の#329を削除する。 [マイコンMCF] 第33図において、$5123の前に、非発光モードで
あるが否かを判別するステップを設ける。 そして、発光モードが非発光モードであれば井5126
へ進むようにする。発光モードが非発光モードでなけれ
ば、発光モードが強制発光モードであるか否かを判別す
るようにする。判別の結果、発光モードが強制発光モー
ドであれば、#5124へ進むようにする。発光モード
が非発光モードでも強制発光モードでもなければ、すな
わち、発光モードが自動発光モードであれば、#512
3へ進むようにする。 [第5変形例] また、先の実施例では、主被写体の輝度Bvsを求める
とき、撮影倍率βに応じて測光データBv。 〜Bv5から必要な測光データを選択していたが、主ゾ
ーンと近接ゾーンとに応じて測光データを選択するよう
にしてもよい。 具体的には、第13図において、#230〜#243を
、たとえば、以下のように変更する。 まず、どのゾーンが主ゾーンであるかを判別する。第O
ゾーンが主ゾーンであれば、$1.2ゾーンが近接ゾー
ンであるか否かを判別する。また、第1(2)ゾーンが
主ゾーンであれば、第Oゾーンが近接ゾーンであるか否
かを判別する。そして、第1(2)ゾーンが主ゾーンで
あり、かつ、第0ゾーンが近接ゾーンであれば、さらに
第2(1)ゾーンが近接ゾーンであるか否かを判別する
。 第Oゾーンが主ゾーンであり、@i、2ゾーンがともに
近接ゾーンであれば、主被写体の輝度BVSを、五つの
測光データBVo−Bv4から求める。 このとき、測光データBv0の重みを大きくした加重平
均で主被写体の輝度Bvsを求める。 第0ゾーンが主ゾーンであり、第1(2)ゾーンのみが
近接ゾーンであれば、主被写体の輝度Bvsを、二つの
測光データB vo、 B vl(B vz)から求め
る。このとき、測光データBvoの重みを大きくした加
重平均で主被写体の輝度Bvsを求める6第0ゾーンが
主ゾーンであり、近接ゾーンがなければ、一つの測光デ
ータBvoを主被写体の輝度Bvsとする。 第1(2)ゾーンが主ゾーンであり、第0.2(1)ゾ
ーンが近接ゾーンであれば、三つの測光データB vo
y B Vl 、 B vzから主被写体の輝度Bvs
を求める。 このとき、測光データBV1(BV2)の重みを大きく
した加重平均で主被写体の輝度Bvsを求める。 第1(2)ゾーンが主ゾーンであり、第0ゾーンのみが
近接ゾーンであれば(第2(1)ゾーンは近接ゾーンで
なければ)、二つの測光データBv0.By、(Bvz
)から主被写体の輝度Bvsを算出する。このとき、測
光データBV1(BV2)の重みを大きくした加重平均
で主被写体の輝度Bvsを求める。 第1(2)ゾーンが主ゾーンであり、近接ゾーンがなけ
れば、測光データBY+(Bvz)を主被写体の輝度B
vsとする。 このように変形すれば、撮影倍率βを求めなくても、主
被写体を確実に適正にすることができる。 第1表 第2表 第3表 第 4−1 表 第4−2表 第  5  表 SYS・・・・・・・・・・・システムリセット時のみ
セットされるFDIS・・・・・・・・フラッシュ装置
の表示を禁止するときセットされる FNS・・・・・・・・・・・フラッシュ発光を禁止す
るときセットされるFMR・・・・・・・・・・・発光
モードRDY・・・・・・・・・・・充電完了のときセ
ットされるOK・・・・・・・・・・・・・・1動調光
したときセットされるFON・・・・・・・・・・・7
ラツシユ装置の電源がONのときセットされ第 6 表 ■:Bvs演算 ■ [:Bvs演算■ 1[:Bvs演算■ ■:Bvs演算■ 第7表 第  8  表 第  9  表 i近:第iゾーン内にある被写体が主被写体の近くにあ
る場合(i=o、1.2) 第 10 表 Pt511表 第 12 表 及1ノリ刺牝 以上、説明したように、本発明の7ラツシユ装置は、カ
メラが第1の露出制御モードであるときには、必要なと
きに自動的にフラッシュ発光をおこなう自動発光モード
に切り替えられ、カメラが12の露出制御モードである
ときには、常にフラッシュ発光が行なわれる強制発光モ
ードに切り替えられるので、本発明の7ラツシユ装置を
用いると、フラッシュの自動発光が可能であるとともに
、撮影者の作画意図を反映させることができる。 なお、実施例に示したように、プログラムAEモードの
ときには、フラッシュ発光が自動的に行なわれるように
すると、撮影者による設定捏作を、−切、必要としない
ので、プログラムAEモードの特徴(撮影者が何の設定
繰作をしなくでも、適正露出を得ることができる)を最
大限に活かすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したカメラシステムの回路図で
ある。第2図は、本発明を実施したカメラシステムにお
ける測光範囲および焦点調整状態検出領域を示す図であ
る。tlIJ3図は、本発明を実施したカメラシステム
に用いられるフラッシュ装置の回路図である。第4図な
いし第29図は、本発明を実施したカメラシステムにお
いて、カメラボディ内に設けられたマイコンの制御を示
すフローチャートである。第30図ないし第34図は、
本発明を実施したカメラシステムにおいて、フラッシュ
装置内に設けられたマイコンの制御を示すフローチャー
トである。fIS35図は、本発明を実施したカメラシ
ステムにおいて、自動発光モード時の撮影条件を示した
図である。 #5101    人力手段 #5035.#5039.#5105 判別手段 1$5036.#5040.$5106゜#5107.
#5108 制御手段 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第2図 第5 図 渠10図 第12図 第1B図 軍24図 @31図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の露出制御モードと第2の露出制御モードと
    を有するカメラに用いられるフラッシュ装置において、 フラッシュ発光の要否を判定し、フラッシュ光が必要で
    あればフラッシュ発光を行い、フラッシュ発光が不要で
    あればフラッシュ発光を行わない自動発光モードと、フ
    ラッシュ発光の要否を判定せず、常にフラッシュ発光を
    行う強制発光モードとを有し、 カメラから出力される露出制御モードに関する情報を入
    力する入力手段と、 その情報に基づいて、カメラが、第1、第2のいずれの
    露出制御モードであるかを判別する判別手段と、 その判別の結果、カメラが第1の露出制御モードであれ
    ば自動発光モードに設定し、カメラが第2の露出制御モ
    ードであれば強制発光モードに設定する制御手段とを 備えたことを特徴とするフラッシュ装置。
JP63028513A 1988-02-08 1988-02-08 フラッシュ装置 Expired - Lifetime JP2569687B2 (ja)

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US07/567,909 US5162835A (en) 1988-02-08 1990-08-15 Exposure calculating apparatus
US07/567,794 US5097281A (en) 1988-02-08 1990-08-15 Exposure calculating apparatus
US07/567,976 US5142317A (en) 1988-02-08 1990-08-15 Exposure calculating apparatus
US07/630,746 US5233384A (en) 1988-02-08 1990-12-20 Flash photographing system
US07/868,089 US5214465A (en) 1988-02-08 1992-04-13 Exposure calculating apparatus

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