JPH01202537A - クルーズコントロール装置 - Google Patents
クルーズコントロール装置Info
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- JPH01202537A JPH01202537A JP2504588A JP2504588A JPH01202537A JP H01202537 A JPH01202537 A JP H01202537A JP 2504588 A JP2504588 A JP 2504588A JP 2504588 A JP2504588 A JP 2504588A JP H01202537 A JPH01202537 A JP H01202537A
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- throttle valve
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- vehicle speed
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皮4免J
本発明は、車両の定速度走行を自動的に行なわせるクル
ーズコントロール装置に関する。
ーズコントロール装置に関する。
皿米艮亙
従来、この種のクルーズコントロール装置にあっては、
オートクルーズスイッチをセットしたときの車速にした
がって目標車速を設定し、その目標車速に応じたエンジ
ンの目標スロットルバルブ開度を初期設定したうえで、
所定の制御周期で。
オートクルーズスイッチをセットしたときの車速にした
がって目標車速を設定し、その目標車速に応じたエンジ
ンの目標スロットルバルブ開度を初期設定したうえで、
所定の制御周期で。
目標車速とそのとき実際に検出される実車速とを比較し
、その差にしたがってスロットルバルブ開度の補正量を
わり出して目標スロットルバルブ開度の補正を行ない、
実際に検出される実スロッ1−ルバルブ開度が目標スロ
ットルバルブになるようにアクチュエータの駆動制御を
なしてスロットルバルブ開度の調整を適宜量なわせるよ
うにしたフィードバック制御手段をとるようにしている
。
、その差にしたがってスロットルバルブ開度の補正量を
わり出して目標スロットルバルブ開度の補正を行ない、
実際に検出される実スロッ1−ルバルブ開度が目標スロ
ットルバルブになるようにアクチュエータの駆動制御を
なしてスロットルバルブ開度の調整を適宜量なわせるよ
うにしたフィードバック制御手段をとるようにしている
。
その際、制御目標値すなわち目標車速または目標スロッ
トルバルブ開度と、その制御対象の実際値すなわち実車
速または実スロツトルバルブ開度との偏差の大きさ(絶
対値)が零または所定値以下のほぼ零とみなすことがで
きる許容範囲内にあれば、制御対象が制御目標値に収束
したものと判断するようにしている。
トルバルブ開度と、その制御対象の実際値すなわち実車
速または実スロツトルバルブ開度との偏差の大きさ(絶
対値)が零または所定値以下のほぼ零とみなすことがで
きる許容範囲内にあれば、制御対象が制御目標値に収束
したものと判断するようにしている。
しかし、一定の制御周期で制御目標値と制御対象の実際
値との偏差をみるようにしているのでは、その偏差が一
時的に零または所定以下になったとしても、制御周期が
その偏差の大きさが零または所定値以下になったときに
こなければその収束状態を検知することができないもの
となっている。
値との偏差をみるようにしているのでは、その偏差が一
時的に零または所定以下になったとしても、制御周期が
その偏差の大きさが零または所定値以下になったときに
こなければその収束状態を検知することができないもの
となっている。
例えば第6図に示すように、制御目標値Oと制御対象の
実際値Xとが図示のような関係にあって(ここでは制御
対象の目標値Xはフィードバック制御によりP項、D項
の補正が行なわれている)、制御目標Oと制御対象の実
際値Xとの偏差をみる制御周期(サンプリング周期)が
SL、S2.S3であるような場合、その各制御周期S
l、S2゜S3における偏差di、d2.d3が大きく
なってしまう。この場合には、T期間中に制御周期がこ
なければ制御対象の制御目標値への収束状態を検知する
ことができない。
実際値Xとが図示のような関係にあって(ここでは制御
対象の目標値Xはフィードバック制御によりP項、D項
の補正が行なわれている)、制御目標Oと制御対象の実
際値Xとの偏差をみる制御周期(サンプリング周期)が
SL、S2.S3であるような場合、その各制御周期S
l、S2゜S3における偏差di、d2.d3が大きく
なってしまう。この場合には、T期間中に制御周期がこ
なければ制御対象の制御目標値への収束状態を検知する
ことができない。
1旅
本発明は以上の点を考leシてなされたもので、目標車
速に応じた目標スロットルバルブ開度を初期設定したう
えで、所定の制御周期により、目標車速と実際に検出さ
れる車速との差1;応じて目標スロットルバルブ開度の
補正を行ないながら、実際に検出される実スロツトルバ
ルブ開度が目標スロットルバルブ開度になるようなフィ
ードバック制御を行なわせる際、制御対象の制御目標へ
の収束状態を確実に検知することができるようにしたク
ルーズコントロール装置を提供するものである。
速に応じた目標スロットルバルブ開度を初期設定したう
えで、所定の制御周期により、目標車速と実際に検出さ
れる車速との差1;応じて目標スロットルバルブ開度の
補正を行ないながら、実際に検出される実スロツトルバ
ルブ開度が目標スロットルバルブ開度になるようなフィ
ードバック制御を行なわせる際、制御対象の制御目標へ
の収束状態を確実に検知することができるようにしたク
ルーズコントロール装置を提供するものである。
員處
本発明はその目的達成のため、特に、制御目標値とその
制御対象の実際値との偏差の極性が反転したか否かの判
定手段を設け、その偏差の極性が反転したときに制御対
象の制御目標値への収束状態を検知するようにしている
。
制御対象の実際値との偏差の極性が反転したか否かの判
定手段を設け、その偏差の極性が反転したときに制御対
象の制御目標値への収束状態を検知するようにしている
。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。
述する。
第1図は本発明に係るクルーズコントロール装置の基本
的な構成例を示すもので、車両の実際の走行速度を検出
する車速検出器1と、オン、オフ操作にしたがってクル
ーズコントロールの動作指令、解除指令を与えるオート
クルーズメインスイッチ2と、クルーズコントロールの
加速指令およびリジューム指令を与える加速スイッチ3
と、クルーズコントロールの希望車速のセラI・指令お
よび減速指令を与えるセットスイッチ4と、エンジンの
スロットルバルブ開度を検出するスロットルバルブ開度
検出器5と、それら各検出器1,5の検出信号および各
スイッチ2〜4からの指令信号を読み込んでクルーズコ
ントロールを実行する制御装置7と、その制御(2号に
応じてスロットルバルブの開閉駆動を行なわせるアクチ
ュエータ8とによって構成されている。
的な構成例を示すもので、車両の実際の走行速度を検出
する車速検出器1と、オン、オフ操作にしたがってクル
ーズコントロールの動作指令、解除指令を与えるオート
クルーズメインスイッチ2と、クルーズコントロールの
加速指令およびリジューム指令を与える加速スイッチ3
と、クルーズコントロールの希望車速のセラI・指令お
よび減速指令を与えるセットスイッチ4と、エンジンの
スロットルバルブ開度を検出するスロットルバルブ開度
検出器5と、それら各検出器1,5の検出信号および各
スイッチ2〜4からの指令信号を読み込んでクルーズコ
ントロールを実行する制御装置7と、その制御(2号に
応じてスロットルバルブの開閉駆動を行なわせるアクチ
ュエータ8とによって構成されている。
制御装置7としては、入力インターフェイス71、CP
U72.制御用のROM73およびRAM74.クルー
ズコントロールに必要な所定の制御特性が予め格納され
ている定数メモリ75.出力インターフェイス76から
なっている。
U72.制御用のROM73およびRAM74.クルー
ズコントロールに必要な所定の制御特性が予め格納され
ている定数メモリ75.出力インターフェイス76から
なっている。
第2図にRAM74の内容の一例を、第3図に定数メモ
リ75の内容の一例を示している。
リ75の内容の一例を示している。
アクチュエータ8としては、制御装置)から出される制
御信号にしたがってドライバを介してステップモータを
正方向または逆方向に適宜量だけ回転させて、スロット
ルバルブを開方向または閉方向に駆動させることができ
るようになっている。
御信号にしたがってドライバを介してステップモータを
正方向または逆方向に適宜量だけ回転させて、スロット
ルバルブを開方向または閉方向に駆動させることができ
るようになっている。
また第4図に、制御装[7内における具体的な制御構成
例を示している。
例を示している。
このように構成されたクルーズコントロール装置にあっ
ては、オートクルーズメインスイッチ2がオフ操作され
ているときには、制御装置f!7におけるRAM74内
のオートクルーズフラグがリセツトされてクルーズコン
トロールが解除状態となっている。
ては、オートクルーズメインスイッチ2がオフ操作され
ているときには、制御装置f!7におけるRAM74内
のオートクルーズフラグがリセツトされてクルーズコン
トロールが解除状態となっている。
このとき、CPU72の制御下において、定数メモリ7
5内の基準スロットルバルブ開度メモリ751が選択さ
れ、そのメモリに予め設定されている基準スロットルバ
ルブ開度が目標スロットルバルブ開度としてRAM74
における目標スロットルバルブ開度メモリ747に登録
される。その基準スロットルバルブ開度メモリ751に
は、エンジンのアイドル回転数に相当するスロットルバ
ルブ開度が設定されている。
5内の基準スロットルバルブ開度メモリ751が選択さ
れ、そのメモリに予め設定されている基準スロットルバ
ルブ開度が目標スロットルバルブ開度としてRAM74
における目標スロットルバルブ開度メモリ747に登録
される。その基準スロットルバルブ開度メモリ751に
は、エンジンのアイドル回転数に相当するスロットルバ
ルブ開度が設定されている。
また、スロットルバルブ開度検出器5によって検出され
た実スロツトルバルブ開度がRAM74における実スロ
ツトルバルブ開度メモリ746に登録される。
た実スロツトルバルブ開度がRAM74における実スロ
ツトルバルブ開度メモリ746に登録される。
そして、目標スロットルバルブ開度メモリ747に登録
された値と実スロツトルバルブ開度メモリ746にW録
された値とが比較され、その差に応じてスロットルバル
ブ開度制御部91からアクチュエータ8に適宜駆動指令
が出され、それにより実スロツトルバルブ開度がエンジ
ンのアイドル回転数に相当するスロットルバルブ開度に
等しくなるように保持される。
された値と実スロツトルバルブ開度メモリ746にW録
された値とが比較され、その差に応じてスロットルバル
ブ開度制御部91からアクチュエータ8に適宜駆動指令
が出され、それにより実スロツトルバルブ開度がエンジ
ンのアイドル回転数に相当するスロットルバルブ開度に
等しくなるように保持される。
なおその際、このようなりルーズコンl−ロールの解除
時におけるアクチュエータ8によるスロットルバルブの
アイドル位置への保持制御とは関係なく、車両のアクセ
ルペダルによるスロットルバルブの開閉駆動を独立して
行なわせることができるようになっている。
時におけるアクチュエータ8によるスロットルバルブの
アイドル位置への保持制御とは関係なく、車両のアクセ
ルペダルによるスロットルバルブの開閉駆動を独立して
行なわせることができるようになっている。
また、オートクルーズメインスイッチ2がオン操作され
ると、制御装置7におけるRAM74内のオートクルー
ズフラグがセットされてオー1−クルーズセット状態に
入る。
ると、制御装置7におけるRAM74内のオートクルー
ズフラグがセットされてオー1−クルーズセット状態に
入る。
それにより、CPU72の制御下において、セットスイ
ッチ4がオン操作されたときに車速検出器1によって検
出される車両の実際の走行速度がRAM74における実
車速メモリ744に登録され、それが目標車続として目
標車速として目標車速メモリ745に初期設定される。
ッチ4がオン操作されたときに車速検出器1によって検
出される車両の実際の走行速度がRAM74における実
車速メモリ744に登録され、それが目標車続として目
標車速として目標車速メモリ745に初期設定される。
同時に、定数メモリ75内のセット時スロットルバルブ
開度メモリ752が選択される。そのセラ1−時スロッ
1−ルバルブ開度メモリ752には、目標車速に対する
目標スロットルバルブ開度特性が記憶されている。その
目標車速に対する目標スロットルバルブ開度の特性とし
ては、例えば第5図に示すように、車両が平地走行して
いるときの車速に対応したスロットルバルブの開度特性
が採用される。
開度メモリ752が選択される。そのセラ1−時スロッ
1−ルバルブ開度メモリ752には、目標車速に対する
目標スロットルバルブ開度特性が記憶されている。その
目標車速に対する目標スロットルバルブ開度の特性とし
ては、例えば第5図に示すように、車両が平地走行して
いるときの車速に対応したスロットルバルブの開度特性
が採用される。
しかして、セット時スロットルバルブ開度メモリ752
に記憶されている目標車速に対する目標スロットルバル
ブ開度特性にしたがって、そのときの目標車速メモリ7
45に設定されている目標車速に相当する目標スロット
ルバルブ開度が読み出されて目標スロツ1−ルバルブ開
度メモリ747に初期設定される。
に記憶されている目標車速に対する目標スロットルバル
ブ開度特性にしたがって、そのときの目標車速メモリ7
45に設定されている目標車速に相当する目標スロット
ルバルブ開度が読み出されて目標スロツ1−ルバルブ開
度メモリ747に初期設定される。
この時点では、末だ実スロツトルバルブ開度メモリ74
6の内容が零になっているので、スロットルバルブ開度
制御部91によってアクチュエータ8が駆動されてスロ
ットルバルブが初期設定された目標開度位置まで急速に
動かされる。
6の内容が零になっているので、スロットルバルブ開度
制御部91によってアクチュエータ8が駆動されてスロ
ットルバルブが初期設定された目標開度位置まで急速に
動かされる。
しかるのち、サンプリングタイマ92に設定されたサン
プリング周期(例えば0.5秒)で実車速および実スロ
ツトルバルブ開度の検出がそれぞれなされて、車両の実
際の走行速度を目標車速に保持させるべくフィードバッ
ク制御が以下のようにして実行される。
プリング周期(例えば0.5秒)で実車速および実スロ
ツトルバルブ開度の検出がそれぞれなされて、車両の実
際の走行速度を目標車速に保持させるべくフィードバッ
ク制御が以下のようにして実行される。
すなわち、セットスイッチ4が操作された後に車速検出
器1によって検出されて実車速メモリ744に更新登録
されている実車速と、目標車速メモリ745に登録され
ている目標車速との差が車速偏差演算部93において求
められる。そしてその求められた差がスロットルバルブ
開度補正量演算部94に与えられ、そこで定数メモリ7
5における乗数メモリ753から読み出された一定の定
数が乗算されてスロットルバルブ開度補正量が算出され
る。そしてその算出されたスロットルバルブ開度補正量
が加算部95において先に目標スロットルバルブ開度メ
モリ747に登録されている目標スロットルバルブ開度
に加えられて、その補正された新たな目標スロットルバ
ルブ開度が目標スロットルバルブ開度メモリ747に更
新登録される。また、その時点ではスロットルバルブ開
度検出器5によって検出された実スロツトルバルブ開度
が実スロツトルバルブ開度メモリ746に登録されてい
るため、その実スロツトルバルブ開度と目標スロットル
バルブ開度メモリに登録されている補正された目標スロ
ットルバルブ開度と比較されて、その差に応じて、その
ときの実スロツトルバルブ開度が補正された目標スロッ
トルバルブと等しくなるように、スロットルバルブ開度
制御部91を通してアクチュエータ8の駆動が適宜なさ
れる。
器1によって検出されて実車速メモリ744に更新登録
されている実車速と、目標車速メモリ745に登録され
ている目標車速との差が車速偏差演算部93において求
められる。そしてその求められた差がスロットルバルブ
開度補正量演算部94に与えられ、そこで定数メモリ7
5における乗数メモリ753から読み出された一定の定
数が乗算されてスロットルバルブ開度補正量が算出され
る。そしてその算出されたスロットルバルブ開度補正量
が加算部95において先に目標スロットルバルブ開度メ
モリ747に登録されている目標スロットルバルブ開度
に加えられて、その補正された新たな目標スロットルバ
ルブ開度が目標スロットルバルブ開度メモリ747に更
新登録される。また、その時点ではスロットルバルブ開
度検出器5によって検出された実スロツトルバルブ開度
が実スロツトルバルブ開度メモリ746に登録されてい
るため、その実スロツトルバルブ開度と目標スロットル
バルブ開度メモリに登録されている補正された目標スロ
ットルバルブ開度と比較されて、その差に応じて、その
ときの実スロツトルバルブ開度が補正された目標スロッ
トルバルブと等しくなるように、スロットルバルブ開度
制御部91を通してアクチュエータ8の駆動が適宜なさ
れる。
このように、セットスイッチ4の操作時にセットされる
目標車速に応じて、予め設定されている特性にしたがっ
て目標スロットルバルブ開度を初期設定し、そのスロッ
トルバルブ開度を始点として実車速の目標車速に対する
偏差にもとづいて目標スロットルバルブ開度の補正をな
したうえで、実スロツトルバルブ開度がその補正された
スロットルバルブ開度と等しくなるようなフィードバッ
ク制御を行なわせることにより、クルーズコントロール
開始直後の目標車速と実車速との偏差が小さくなり(ま
たは平均化され)、車速の落込みやハンチングが防止さ
れ、目標車速への収束が迅速かつ円滑に行なわれる。
目標車速に応じて、予め設定されている特性にしたがっ
て目標スロットルバルブ開度を初期設定し、そのスロッ
トルバルブ開度を始点として実車速の目標車速に対する
偏差にもとづいて目標スロットルバルブ開度の補正をな
したうえで、実スロツトルバルブ開度がその補正された
スロットルバルブ開度と等しくなるようなフィードバッ
ク制御を行なわせることにより、クルーズコントロール
開始直後の目標車速と実車速との偏差が小さくなり(ま
たは平均化され)、車速の落込みやハンチングが防止さ
れ、目標車速への収束が迅速かつ円滑に行なわれる。
なお、オートクルーズメインスイッチ2がオフ操作され
ると、制御装置7におけるクルーズコントロールが直ち
に解除される。
ると、制御装置7におけるクルーズコントロールが直ち
に解除される。
つぎに、オートクルーズ中に目標車速の加減を行なう場
合について、以下説明する。
合について、以下説明する。
オートクルーズ中に、運転者が加速スイッチ3を操作す
ると、その操作期間中、加速信号が発生する。加速信号
の発生に応答して、CPU72は定数メモリ75内の加
速当初増分メモリ754を選択する。
ると、その操作期間中、加速信号が発生する。加速信号
の発生に応答して、CPU72は定数メモリ75内の加
速当初増分メモリ754を選択する。
加速当初増分メモリ754には、そのときの実車速に応
じた増分加算の特性が記憶されている。
じた増分加算の特性が記憶されている。
その加速当初増分メモリ754から読み出された増分補
正値が、目標スロットルバルブ開度メモリ747の記憶
値に加算さJしる。
正値が、目標スロットルバルブ開度メモリ747の記憶
値に加算さJしる。
したがって、目標スロットルバルブ開度メモリ747の
記憶値は、前記増分補正値だけ大となり、これに応じた
角度だけアクチュエータ8におけるステップモータが回
転し、スロットルバルブ開度も大となるので、当初の加
速が実現される。
記憶値は、前記増分補正値だけ大となり、これに応じた
角度だけアクチュエータ8におけるステップモータが回
転し、スロットルバルブ開度も大となるので、当初の加
速が実現される。
一方、加速信号の発生により、加速信号継続時間タイマ
96が駆動され、加速スイッチ3を操作している経過時
間が計数される。また、加速信号の発生と同時に、定数
メモリ75内の加速パターンメモリ755が選択される
。
96が駆動され、加速スイッチ3を操作している経過時
間が計数される。また、加速信号の発生と同時に、定数
メモリ75内の加速パターンメモリ755が選択される
。
加速パターンメモリ755には、前記経過時間に応じた
加速に必要な増分補正値の特性が記憶されている。この
加速パターンメモリ755から読出された増分補正値は
、さらに目標スロットルバルブ開度メモリ747の記憶
値に加算される。
加速に必要な増分補正値の特性が記憶されている。この
加速パターンメモリ755から読出された増分補正値は
、さらに目標スロットルバルブ開度メモリ747の記憶
値に加算される。
その結果、スロットルバルブ開度の目標値が実開度より
も大となるので、CPU72は、前述のようにして、ア
クチュエータ8を駆動し、前記経過時間の増加にともな
ってスロットルバルブ開度を増大させていく。
も大となるので、CPU72は、前述のようにして、ア
クチュエータ8を駆動し、前記経過時間の増加にともな
ってスロットルバルブ開度を増大させていく。
所望の加速が終了して加速スイッチ3の操作が中止され
、加速信号が消滅すると、CPU72は目標車速メモリ
745に、そのときの実車速を目標車速として記憶する
。
、加速信号が消滅すると、CPU72は目標車速メモリ
745に、そのときの実車速を目標車速として記憶する
。
これと同時に、定数メモリ75における加速後減少分メ
モリ756が選択される。その加速後減少分メモリ75
6には、実車速に応じた、加速信号の消滅直後に実行す
べきスロットルバルブ開度の閉方向補正量の特性が記憶
されている。
モリ756が選択される。その加速後減少分メモリ75
6には、実車速に応じた、加速信号の消滅直後に実行す
べきスロットルバルブ開度の閉方向補正量の特性が記憶
されている。
したがって、加速が完了すると、加速後減少分メモリ7
56から読み出された閉方向補正量が目標スロットルバ
ルブ開度メモリ747の記憶値に加えられ、その補正さ
れた目標スロットルバルブ開度になるように、アクチュ
エータ8が駆動される。
56から読み出された閉方向補正量が目標スロットルバ
ルブ開度メモリ747の記憶値に加えられ、その補正さ
れた目標スロットルバルブ開度になるように、アクチュ
エータ8が駆動される。
このように、スロットルバルブ開度は、加速信号が消滅
した後に、そのときの実車速によって決まる一定量だけ
一旦減少される。これによって、加速操作後の実車速の
オーバーシュートが防止される。
した後に、そのときの実車速によって決まる一定量だけ
一旦減少される。これによって、加速操作後の実車速の
オーバーシュートが防止される。
その後は、加速された新しい目標車速に対するクルーズ
コントロールが前述と同様にして実行される。
コントロールが前述と同様にして実行される。
また、オートクルーズ中に運転者がセットスイッチ4を
操作すると、その操作期間中、減速信号が発生する。
操作すると、その操作期間中、減速信号が発生する。
この減速信号の発生に応答して、CPU72は定数メモ
リ75における減速暗基準開度メモリ758(または、
その代わりに基準スロットルバルブ開度メモリ751)
を選択する。減速暗基準開度メモリ758にはエンジン
のアイドル運転時のスロットルバルブ開度に近い値が記
憶されている。
リ75における減速暗基準開度メモリ758(または、
その代わりに基準スロットルバルブ開度メモリ751)
を選択する。減速暗基準開度メモリ758にはエンジン
のアイドル運転時のスロットルバルブ開度に近い値が記
憶されている。
これにより、アイドル運転時のスロットルバルブ開度に
近い値が、目標スロットルバルブ開度メモリ747に登
録される。
近い値が、目標スロットルバルブ開度メモリ747に登
録される。
その結果、実スロットルパルブ間度メモリ746の記憶
値よりも目標スロットルバルブ開度メモリ747の記憶
値の方が小さくなり、スロットルバルブが閉方向に駆動
されて、車両の当初の減速が実現される。
値よりも目標スロットルバルブ開度メモリ747の記憶
値の方が小さくなり、スロットルバルブが閉方向に駆動
されて、車両の当初の減速が実現される。
なお、この場合、減速暗基準開度メモリ758に記憶さ
れるスロットルバルブ開度値は、固定値であってもよく
、あるいはそのときの実車速に応じて変化するものであ
ってもよい。
れるスロットルバルブ開度値は、固定値であってもよく
、あるいはそのときの実車速に応じて変化するものであ
ってもよい。
所望の減速が終了してセットスイッチ4の操作が中止さ
れると、減速信号が消滅し、それに応じてCPU72は
定数メモリ75における減速機開度メモリ757を選択
する。
れると、減速信号が消滅し、それに応じてCPU72は
定数メモリ75における減速機開度メモリ757を選択
する。
同時に目標車速メモリ745には、そのときの実車速が
目標車速として記憶される。
目標車速として記憶される。
減速機開度メモリ757には、実車速に応じた波速信号
の消滅直後に設定すべきスロットルバルブ開度の特性が
記憶されている。
の消滅直後に設定すべきスロットルバルブ開度の特性が
記憶されている。
その減速機開度メモリ757から読み出された値が、そ
のときの目標スロットルバルブ開度として目標スロット
ルバルブ開度メモリ747に記憶される。
のときの目標スロットルバルブ開度として目標スロット
ルバルブ開度メモリ747に記憶される。
なお、この場合のスロットルバルブ開度値は、同一の車
速に対しては、セット時スロットルバルブ開度メモリ7
52に記憶された値より小さく。
速に対しては、セット時スロットルバルブ開度メモリ7
52に記憶された値より小さく。
基準スロットルバルブ開度メモリ751に記憶された値
よりは大きく選定されるのがよい。
よりは大きく選定されるのがよい。
このように、スロットルバルブ開度は、減速信号が消滅
した後に、そのときの実車速によって決まる予定値に設
定される。また、その後は、減速された新しい目標車速
に対するクルーズコントロールが前述と同様にして実行
される。
した後に、そのときの実車速によって決まる予定値に設
定される。また、その後は、減速された新しい目標車速
に対するクルーズコントロールが前述と同様にして実行
される。
以上のようなフィードバック制御手段をとるクルーズコ
ントロール装置にあって、特に本発明では、制御装置7
の制御下において、目標車速または目標スロットルバル
ブ開度の制御目標値と、その制御対象となる実車速また
は実スロツトルバルブ開度の実際値との偏差の極性が反
転したときに制御対象の制御目標値への収束状態を検知
するようにしている。
ントロール装置にあって、特に本発明では、制御装置7
の制御下において、目標車速または目標スロットルバル
ブ開度の制御目標値と、その制御対象となる実車速また
は実スロツトルバルブ開度の実際値との偏差の極性が反
転したときに制御対象の制御目標値への収束状態を検知
するようにしている。
このような手段をとることにより、例えば第6図に示す
ように、所定の制御周期S (SL、S2゜S3)で制
御目標値0と制御対象の実際値Xとの偏差d (d 1
.d2.d3)をわり出して、その偏差dの大きさから
実際値Xの制御目標値0への収束状態をみる際に、制御
周期Sとは関係なく。
ように、所定の制御周期S (SL、S2゜S3)で制
御目標値0と制御対象の実際値Xとの偏差d (d 1
.d2.d3)をわり出して、その偏差dの大きさから
実際値Xの制御目標値0への収束状態をみる際に、制御
周期Sとは関係なく。
実際値Xが制御目標値0を越えてその偏差dの極性が−
から十に切り換わったtlの時点で実際値Xの制御目標
値0への収束状態が検知されることになる。
から十に切り換わったtlの時点で実際値Xの制御目標
値0への収束状態が検知されることになる。
したがって、制御周期がT期間中にこなくて制御目標値
○と制御対象の実際値Xとの偏差dの大きさが零または
所定値以下になったことが検知されなくても、その偏差
dの極性が切り換わったことをもって実際値Xの制御目
標値0への収束状態が検知されるようになり、目標値設
定終了の判断を確実に行なわせることができるようにな
る。
○と制御対象の実際値Xとの偏差dの大きさが零または
所定値以下になったことが検知されなくても、その偏差
dの極性が切り換わったことをもって実際値Xの制御目
標値0への収束状態が検知されるようになり、目標値設
定終了の判断を確実に行なわせることができるようにな
る。
その際、制御目標値0と制御対象の実際値Xとの偏差d
の大きさが零または所定値以下になったか否かの判定と
の組合せにより、実際値Xの制御 □目標値0への収束
状態の判定をより確実に行なわせることができるように
なる。
の大きさが零または所定値以下になったか否かの判定と
の組合せにより、実際値Xの制御 □目標値0への収束
状態の判定をより確実に行なわせることができるように
なる。
第7図に、オートクルーズ処理の制御フローの一例を示
している。
している。
ここで1図中、第7のステップ■において、目標車速と
実車速との偏差の大きさIVolが所定値VL3以下で
あるか否かの判定が行なわれ、そうでない場合にはさら
に次の第8のステップ■において、目標車速と実車速と
の偏差Vpの極性が反転したか否かの判定が行なわれ、
その極性が反転したときには実車速が目標車速に収束し
たとみなしてオートクルーズ処理を終了させるようにし
ている。
実車速との偏差の大きさIVolが所定値VL3以下で
あるか否かの判定が行なわれ、そうでない場合にはさら
に次の第8のステップ■において、目標車速と実車速と
の偏差Vpの極性が反転したか否かの判定が行なわれ、
その極性が反転したときには実車速が目標車速に収束し
たとみなしてオートクルーズ処理を終了させるようにし
ている。
また第8図は、第7図中における目標スロットルバルブ
開度の初期値θcruo設定ルーチンの具体的な制御フ
ローの一例を示すもので、ここで、第1のステップのに
おいて、目標スロットルバルブ開度の初期値θcruo
と実スロツトルバルブ開度Osmとの偏差の大きさ1θ
o 1が所定値00以下であるか否かの判定が行なわ九
、そうでない場合には、さらに次の第2のステップ■に
おいて,目標スロットルバルブ開度と実スロツトルバル
ブ開度との偏差θpの極性が反転したか否かの判定が・
行なわれ,その極性が反転したときには実スロツトルバ
ルブ開度が目標スロットルバルブ開度に収束したものと
みなして目標スロットルバルブ開度の初期値θcruo
の設定を終了するようにしている。
開度の初期値θcruo設定ルーチンの具体的な制御フ
ローの一例を示すもので、ここで、第1のステップのに
おいて、目標スロットルバルブ開度の初期値θcruo
と実スロツトルバルブ開度Osmとの偏差の大きさ1θ
o 1が所定値00以下であるか否かの判定が行なわ九
、そうでない場合には、さらに次の第2のステップ■に
おいて,目標スロットルバルブ開度と実スロツトルバル
ブ開度との偏差θpの極性が反転したか否かの判定が・
行なわれ,その極性が反転したときには実スロツトルバ
ルブ開度が目標スロットルバルブ開度に収束したものと
みなして目標スロットルバルブ開度の初期値θcruo
の設定を終了するようにしている。
第7図および第8図に示した各制御フローにってい、以
下説明する。
下説明する。
なお、第7図に示した制御フローでは、制御袋[7の制
御下において、実車速と目標車速との差が予め設定され
た車速偏差のしきい値を越えたとき、または加速度検出
器により検出されるか実車速を微分処理することによっ
て求められた車両の加速度が予め設定されたしきい値を
越えたとき、それを検出して、フィードバック制御の制
御周期を通常よりも短くするべく、予めサンプリングタ
イマ92に2段階に設定されている制御周期を通常のス
ロー側からファースト側に切り換えるような制御手段を
とるようにしている。
御下において、実車速と目標車速との差が予め設定され
た車速偏差のしきい値を越えたとき、または加速度検出
器により検出されるか実車速を微分処理することによっ
て求められた車両の加速度が予め設定されたしきい値を
越えたとき、それを検出して、フィードバック制御の制
御周期を通常よりも短くするべく、予めサンプリングタ
イマ92に2段階に設定されている制御周期を通常のス
ロー側からファースト側に切り換えるような制御手段を
とるようにしている。
したがって、このような制御周期の切換手段をとること
により、車両がオートクルーズ状態で登り坂または下り
坂などを走行して、実車速と目標車速との差(絶対値)
が所定以上になり、または加(減)速度の大きさが所定
以上になるときに,その変化があまり大きくならないう
ちに制御周期を早めてスロッi・ルバルブ開度の調整を
頻繁に行なわせることができ、坂道走行などの場合にあ
ってもフィードバック制御を速度偏差または加速度変化
に追随して応答性良く行なわせることができ。
により、車両がオートクルーズ状態で登り坂または下り
坂などを走行して、実車速と目標車速との差(絶対値)
が所定以上になり、または加(減)速度の大きさが所定
以上になるときに,その変化があまり大きくならないう
ちに制御周期を早めてスロッi・ルバルブ開度の調整を
頻繁に行なわせることができ、坂道走行などの場合にあ
ってもフィードバック制御を速度偏差または加速度変化
に追随して応答性良く行なわせることができ。
実車速を目標車速に迅速に収束させることができるよう
になる。
になる。
第7図の制御フローにあって、まず第1のステップ■に
おいて、オートクルーズフラグF cruがセット状態
(Fcru=1)にあるか否かの判定が行なわれる。
おいて、オートクルーズフラグF cruがセット状態
(Fcru=1)にあるか否かの判定が行なわれる。
そのとき、オートクルーズフラグがセットされていれば
、フィードバック制御の目標値が初期設定されているも
のとして,実車速Vxと目標車速Vsとの差VDが求め
られる。
、フィードバック制御の目標値が初期設定されているも
のとして,実車速Vxと目標車速Vsとの差VDが求め
られる。
次の第2のステップ■で、その車速偏差の絶対値IVD
+と予め設定された第1のしきい値VLIとの比較が
行なわれる。
+と予め設定された第1のしきい値VLIとの比較が
行なわれる。
そのとき、I V□ I <VLI となっていれば
、次の第3のステップ■で、実車速を微分して求められ
た加速度dVxの絶対値と予め設定されたしきい値dv
L とが比較されテ. l d Vx l < d
VLとなっているか否かの判定が行なわれる。
、次の第3のステップ■で、実車速を微分して求められ
た加速度dVxの絶対値と予め設定されたしきい値dv
L とが比較されテ. l d Vx l < d
VLとなっているか否かの判定が行なわれる。
そして、第2のステップ■でIV,I≧v,1となって
いることが判定され,また第3のステップ■でldVx
l≧dV,となっていることが判定されたときには,そ
のときのクルーズ状態がやや乱れたものとみなして、フ
ィードバック制御における制御周期をファースト側T
fastに切り換える。
いることが判定され,また第3のステップ■でldVx
l≧dV,となっていることが判定されたときには,そ
のときのクルーズ状態がやや乱れたものとみなして、フ
ィードバック制御における制御周期をファースト側T
fastに切り換える。
次の第4のステップ■で,前記車速偏差の絶対値IVD
+と予め設定された第2のしきい値VL2との比較が行
なわれる。ここで、前記第1のしきい値v,1と第2の
しきい値VLλとの関係がvL2 >VLIとなるよう
に設定されている。
+と予め設定された第2のしきい値VL2との比較が行
なわれる。ここで、前記第1のしきい値v,1と第2の
しきい値VLλとの関係がvL2 >VLIとなるよう
に設定されている。
そのとき、l VDI > VLZであれば、車両が坂
道を走行していて車速偏差が大きくなっているとして、
次の第5のステップ■において上り坂であるか,または
下り坂であるかの判定が行なわれる。
道を走行していて車速偏差が大きくなっているとして、
次の第5のステップ■において上り坂であるか,または
下り坂であるかの判定が行なわれる。
ここで、下り坂の場合には、そのときの目標スロッ1〜
ルバルブ開度θeruが0ではりついているはずである
ので、θcru=oであるが否かの判定がなされる。
ルバルブ開度θeruが0ではりついているはずである
ので、θcru=oであるが否かの判定がなされる。
そのとき、0cru=0であれば、下り坂と判定されて
、減速フラグF vdvnがセット(Fvdvn=1)
、オートクルーズフラグF cruがリセット(Fcr
u=0)され、オー1−クルーズ処理が一時的に解除さ
れて車両の減速が行なわれたのち、スイッチ操作によっ
て一時的に解除されたオートクルーズ処理をもとにもど
すリジューム処理へとジャンプする。そして、リジュー
ム処理から車両を惰行させるコース1−処理へと移行し
たうえでオートクルーズ処理へと復帰することになる。
、減速フラグF vdvnがセット(Fvdvn=1)
、オートクルーズフラグF cruがリセット(Fcr
u=0)され、オー1−クルーズ処理が一時的に解除さ
れて車両の減速が行なわれたのち、スイッチ操作によっ
て一時的に解除されたオートクルーズ処理をもとにもど
すリジューム処理へとジャンプする。そして、リジュー
ム処理から車両を惰行させるコース1−処理へと移行し
たうえでオートクルーズ処理へと復帰することになる。
また、Ocru≠0であれば、上り坂と判定され、上り
坂を示すフラグFsuがセラl−(Fsu=1)された
うえで、スロットルバルブ開度補正値θcorrの決定
ルーチンに移る。
坂を示すフラグFsuがセラl−(Fsu=1)された
うえで、スロットルバルブ開度補正値θcorrの決定
ルーチンに移る。
スロットルバルブ開度補正値θcorrが決定されたら
、その補正値θcorrがそのときの実スロツトルバル
ブ開度θsmに加えられて、目標スロットルバルブ開度
θcruが求められる(θcru =θcorr +θ
sm)。
、その補正値θcorrがそのときの実スロツトルバル
ブ開度θsmに加えられて、目標スロットルバルブ開度
θcruが求められる(θcru =θcorr +θ
sm)。
以後、加速処理、コースト処理にそれぞれ係るフラグF
ace、 Fc5tおよびタイマT ace、 T c
sF+が何れもリセッ1−され(Facc= O、Fc
5t、= O。
ace、 Fc5tおよびタイマT ace、 T c
sF+が何れもリセッ1−され(Facc= O、Fc
5t、= O。
T acc== 0 、 Tc5t、= 0 )たうえ
で、目棚スロッ1、ルバルブ開度θcruにしたがい、
ファースト側の制御周期Tfastをもってフィードバ
ック制御が実行される。
で、目棚スロッ1、ルバルブ開度θcruにしたがい、
ファースト側の制御周期Tfastをもってフィードバ
ック制御が実行される。
前記第3のステップ■において、1dVxl(dvLで
あると判定されたときには、車速と加速度が安定してい
るものとみなして、フィードバック制御における制御周
期をスロー側Tglo−に切り換える。
あると判定されたときには、車速と加速度が安定してい
るものとみなして、フィードバック制御における制御周
期をスロー側Tglo−に切り換える。
そして次の第6のステップ■で、上り坂を示すフラグF
suがリセッ1−状態にあることを確認したうえで、θ
corr決定ルーチンに移り、目標スロットルバルブ開
度θcrυが求められたのち、その目標スロットルバル
ブ開度θcruにしたがい、スロー側の制御周期Tsl
owをもってフィードバック制御が実行される。
suがリセッ1−状態にあることを確認したうえで、θ
corr決定ルーチンに移り、目標スロットルバルブ開
度θcrυが求められたのち、その目標スロットルバル
ブ開度θcruにしたがい、スロー側の制御周期Tsl
owをもってフィードバック制御が実行される。
前記第4のステップ■において、l V、 I≦VL2
と判定されたときには、車速偏差がまだそれほど大きく
なっていないとみなして、第6のステップ(Φに移って
上り坂を示すフラグFsuがセットされているか否かを
みて、Fsu=0であれば、ゆるい下り坂であるとして
、θcorr決定ルーチンに移って目標スロットルバル
ブ開度θcruが求められ、その目標スロットルバルブ
開度θQruにしたがい。
と判定されたときには、車速偏差がまだそれほど大きく
なっていないとみなして、第6のステップ(Φに移って
上り坂を示すフラグFsuがセットされているか否かを
みて、Fsu=0であれば、ゆるい下り坂であるとして
、θcorr決定ルーチンに移って目標スロットルバル
ブ開度θcruが求められ、その目標スロットルバルブ
開度θQruにしたがい。
ファースト側の制御周期Tfastをもってフィードバ
ック制御が実行される。
ック制御が実行される。
また、そのときFsu=1であれば、上り坂の頂上付近
手前で実車速が目標車速に追いついてきたとみなして、
次の第7のステップ■において、車速偏差の絶対値IV
D+と予め設定された第3のしきい値VL3との比較が
行なわれる。ここで、前記第1のしきい値VLIと第3
のしきい値VL3との関係がvLI>vL3となるよう
に設定されている。
手前で実車速が目標車速に追いついてきたとみなして、
次の第7のステップ■において、車速偏差の絶対値IV
D+と予め設定された第3のしきい値VL3との比較が
行なわれる。ここで、前記第1のしきい値VLIと第3
のしきい値VL3との関係がvLI>vL3となるよう
に設定されている。
そのとき、1■。I<VL3であれば、車速偏差が非常
に小さくなったとして、オートクルーズフラグF cr
uをリセット(Fcru =0) シて、それまでのフ
ァースト側の制御周期T fastによるオートクルー
ズ処理を解除し、初期スロットルバルブ開度を再設定す
る。
に小さくなったとして、オートクルーズフラグF cr
uをリセット(Fcru =0) シて、それまでのフ
ァースト側の制御周期T fastによるオートクルー
ズ処理を解除し、初期スロットルバルブ開度を再設定す
る。
また、IVDI≧VL3であれば、次の第8のステップ
(Dにおいて、車速偏差VDの極性が+、−反転したか
否かの判定が行なわれる。
(Dにおいて、車速偏差VDの極性が+、−反転したか
否かの判定が行なわれる。
そのとき、極性が反転していれば、実車速が目標車速に
達したものとみなして、オートクルーズフラグF cr
uをリセット(Fcru =O) シて、それまでのフ
ァースト側の制御周期T fastによるオートクルー
ズ処理を解除し、初期スロットルバルブ開度を再設定す
る。
達したものとみなして、オートクルーズフラグF cr
uをリセット(Fcru =O) シて、それまでのフ
ァースト側の制御周期T fastによるオートクルー
ズ処理を解除し、初期スロットルバルブ開度を再設定す
る。
また、極性が反転していなければ、末だクルーズ状態が
やや乱れているものとみなして、θC0rr決定ルーチ
ンに移って目標スロットルバルブ開度θcruが求めら
れ、その求められた目標スロットルバルブ開度Ocru
にしたがい、ファースト側の制御周期Tfastをもっ
てフィードバック制御が実行される。
やや乱れているものとみなして、θC0rr決定ルーチ
ンに移って目標スロットルバルブ開度θcruが求めら
れ、その求められた目標スロットルバルブ開度Ocru
にしたがい、ファースト側の制御周期Tfastをもっ
てフィードバック制御が実行される。
前記第1のステップ■の判定において、オートクルーズ
フラグF cruがリセット(Fcru=O)状態にあ
る場合には、オートクルーズ処理が初めて行なわれると
して、目標スロットルバルブ開度初期値θcruoの設
定ルーチンに移り、目標スロットルバルブ開度の初期値
Ocruoが設定される。
フラグF cruがリセット(Fcru=O)状態にあ
る場合には、オートクルーズ処理が初めて行なわれると
して、目標スロットルバルブ開度初期値θcruoの設
定ルーチンに移り、目標スロットルバルブ開度の初期値
Ocruoが設定される。
そして、Fcru=1.Fsu=Oとして、通常の制御
周期Tslotzによるフィードバック制御状態に入る
。
周期Tslotzによるフィードバック制御状態に入る
。
以上の処理が、くり返し行なわれることになる。
また、第8図に示す目標スロットルバルブ開度初期値O
cruoの設定ルーチンによる制御フローにおいて、ま
ず、定数メモリ75におけるセラ1−時スロットルバル
ブ開度752のテーブルから、セットスイッチ4の操作
にしたがって設定された目標車速に応じた目標スロット
ルバルブ開度初期値Ocruoが読み出される。
cruoの設定ルーチンによる制御フローにおいて、ま
ず、定数メモリ75におけるセラ1−時スロットルバル
ブ開度752のテーブルから、セットスイッチ4の操作
にしたがって設定された目標車速に応じた目標スロット
ルバルブ開度初期値Ocruoが読み出される。
そして、その読み出された目標スロットルバルブ開度初
期値θcruoとそのときの実スロツトルバルブ開度θ
smとの偏差θ0が00=θcruo−Osmとして求
められ、第1のステップ■においてその偏差の大きさ(
絶対値)と予めスロットルバルブ開度のヒステリシス分
として設定されたしきい値00との比較が行なわれる。
期値θcruoとそのときの実スロツトルバルブ開度θ
smとの偏差θ0が00=θcruo−Osmとして求
められ、第1のステップ■においてその偏差の大きさ(
絶対値)と予めスロットルバルブ開度のヒステリシス分
として設定されたしきい値00との比較が行なわれる。
そのとき、1Oo1<00であれば、そのときテーブル
から読み出されている目標スロットルバルブ開度初期値
θcruoが適切であるとしてその初期値設定を終了し
、以後オートクルーズフラグセットFcru=1として
、第8図中ステツブ■で示すθcorr決定ルーチンに
移る。
から読み出されている目標スロットルバルブ開度初期値
θcruoが適切であるとしてその初期値設定を終了し
、以後オートクルーズフラグセットFcru=1として
、第8図中ステツブ■で示すθcorr決定ルーチンに
移る。
また、1θD 1≧00であれば、次の第2のステップ
■において、目標スロットルバルブ開度初期値θcru
oと実スロツトルバルブ開度θ8+11との偏差θDの
極性が+、−反転したか否かの判定が行なわれる。
■において、目標スロットルバルブ開度初期値θcru
oと実スロツトルバルブ開度θ8+11との偏差θDの
極性が+、−反転したか否かの判定が行なわれる。
そのとき、極性が反転していれば、実スロツトルバルブ
開度θsmが目標スロットルバルブ開度初期値θcru
oに収束したものとみなして、前述と同様に、そのとき
テーブルから読み出されている目標スロットルバルブ開
度初期値θcruoの設定が可であるとしてその初期値
設定を終了し、以後オートクルーズフラグセットFcr
u=1として、第8図中ステツブ■で示すθcorr決
定ルーチンに移る。
開度θsmが目標スロットルバルブ開度初期値θcru
oに収束したものとみなして、前述と同様に、そのとき
テーブルから読み出されている目標スロットルバルブ開
度初期値θcruoの設定が可であるとしてその初期値
設定を終了し、以後オートクルーズフラグセットFcr
u=1として、第8図中ステツブ■で示すθcorr決
定ルーチンに移る。
また、そのとき極性が反転していなければ、目標スロッ
トルバルブ開度初期値θcruoの設定が不可であると
して、θcru =θcruoとしたうえで。
トルバルブ開度初期値θcruoの設定が不可であると
して、θcru =θcruoとしたうえで。
制御周期を通常のTslo−に設定し、オートクルーズ
フラグリセットFeru=mOとして、以後同様の処理
がくり返し行なわれる。
フラグリセットFeru=mOとして、以後同様の処理
がくり返し行なわれる。
羞釆
以上1本発明によるクルーズコントロール装置にあって
は、目標車速に応じた目標スロットルバルブ開度を初期
設定したうえで、所定の制御周期により、目標車速と実
際に検出される車速と。の差に応じて目標スロットルバ
ルブ開度の補正を行ないながら、実際に検出される実ス
ロツトルバルブ開度が目標スロットルバルブ開度になる
ようなフィードバック制御を行なわせる際、制御目標値
とその制御対象の実際値との偏差の極性が反転したか否
かの判定手段を設け、その偏差の極性が反転したときに
制御対象の制御目標値入の収束状態を検知するようにし
たもので、制御周期の如何にかかわらず制御対象の制御
目標値への収束状態を確実に検知することができるとい
う優れた利点ヲ有している。
は、目標車速に応じた目標スロットルバルブ開度を初期
設定したうえで、所定の制御周期により、目標車速と実
際に検出される車速と。の差に応じて目標スロットルバ
ルブ開度の補正を行ないながら、実際に検出される実ス
ロツトルバルブ開度が目標スロットルバルブ開度になる
ようなフィードバック制御を行なわせる際、制御目標値
とその制御対象の実際値との偏差の極性が反転したか否
かの判定手段を設け、その偏差の極性が反転したときに
制御対象の制御目標値入の収束状態を検知するようにし
たもので、制御周期の如何にかかわらず制御対象の制御
目標値への収束状態を確実に検知することができるとい
う優れた利点ヲ有している。
第1図は本発明によるクルーズコントロール装置の一実
施例を示すブロック構成図、第2図は同実施例における
RAM内のテーブルを示す図、第3図は同実施例におけ
る定数メモリのテーブルを示す図、第4図は同実施例の
制御装置内における具体的な制御構成例を示すブロック
図、第5図は車速に対するスロットルバルブ開度の特性
を示す図、第6図はフィードバック制御時における制御
目標値と実際値との関係を示す特性図、第7図はオート
クルーズ処理における制御フローの一例を示す図、第8
図はそのオートクルーズ処理中における目標スロットル
バルブ開度初期値設定ルーチンの制御フローの一例を示
す図である。 1・・・車速検出器 2・・・オートクルーズメインス
イッチ 3・・・加速スイッチ 4・・・セットスイッ
チ5・・・スロットルバルブ開度検出器 7・・・制御
装置8・・・アクチュエータ
施例を示すブロック構成図、第2図は同実施例における
RAM内のテーブルを示す図、第3図は同実施例におけ
る定数メモリのテーブルを示す図、第4図は同実施例の
制御装置内における具体的な制御構成例を示すブロック
図、第5図は車速に対するスロットルバルブ開度の特性
を示す図、第6図はフィードバック制御時における制御
目標値と実際値との関係を示す特性図、第7図はオート
クルーズ処理における制御フローの一例を示す図、第8
図はそのオートクルーズ処理中における目標スロットル
バルブ開度初期値設定ルーチンの制御フローの一例を示
す図である。 1・・・車速検出器 2・・・オートクルーズメインス
イッチ 3・・・加速スイッチ 4・・・セットスイッ
チ5・・・スロットルバルブ開度検出器 7・・・制御
装置8・・・アクチュエータ
Claims (3)
- 1. 目標車速に応じた目標スロットルバルブ開度を初
期設定したうえで、所定の制御周期により、目標車速と
実際の車速との差に応じて目標スロットルバルブ開度の
補正を行ないながら、実際のスロットルバルブ開度が目
標スロットルバルブ開度になるようにフィードバック制
御を行なわせるクルーズコントロール装置において、制
御目標値とその制御対象の実際値との偏差の極性が反転
したか否かの判定手段を設け、その偏差の極性が反転し
たときに制御対象の制御目標値への収束状態を検知する
ようにしたことを特徴とするクルーズコントロール装置
。 - 2. 制御目標値が目標車速であり、制御対象の実際値
が実車速であることを特徴とする前記第1項の記載によ
るクルーズコントロール装置。 - 3. 制御目標値が目標スロットルバルブ開度であり、
制御対象の実際値が実スロットルバルブ開度であること
を特徴とする前記第1項の記載によるクルーズコントロ
ール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2504588A JPH01202537A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | クルーズコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2504588A JPH01202537A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | クルーズコントロール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01202537A true JPH01202537A (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=12154946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2504588A Pending JPH01202537A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | クルーズコントロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01202537A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58140817A (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-20 | Nippon Soken Inc | 車両用定速走行制御装置 |
JPS61271130A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-01 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車速制御装置 |
JPS6328734A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-06 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用定速走行制御装置 |
-
1988
- 1988-02-05 JP JP2504588A patent/JPH01202537A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58140817A (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-20 | Nippon Soken Inc | 車両用定速走行制御装置 |
JPS61271130A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-01 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車速制御装置 |
JPS6328734A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-06 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用定速走行制御装置 |
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