JPH0120228Y2 - - Google Patents

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JPH0120228Y2
JPH0120228Y2 JP1984033026U JP3302684U JPH0120228Y2 JP H0120228 Y2 JPH0120228 Y2 JP H0120228Y2 JP 1984033026 U JP1984033026 U JP 1984033026U JP 3302684 U JP3302684 U JP 3302684U JP H0120228 Y2 JPH0120228 Y2 JP H0120228Y2
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JP
Japan
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crawler
idler wheel
bracket
idler
wheel
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JP1984033026U
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JPS60145979U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクローラー走行装置における遊動輪支
架装置の改良に関するものである。
前後の駆動輪、遊動輪及びその中間部に設けた
転輪間にクローラーを掛架するに、該クローラー
の巾中央部を前後動調節可能な遊動輪で張架する
と共に、第1転輪を前記遊動輪の両側に隣接せし
めて、従来のものは第6図に示す如く、走行フレ
ーム4に前後動自在に嵌装保持される支持杆15
の先端に設けた二又状ブラケツト16′に、前記
遊動輪6が支架されており、クローラー8の着脱
時には、ブラケツト16′をその二又基部16
a′が転輪5に当接する(鎖線X位置)まで引込ま
せてクローラー8の着脱を行い、又、走行時には
ブラケツト16′を遊動輪6がクローラー8を緊
張する位置まで突出させて走行するようになつて
おり、従つて走行時には遊動輪6と転輪5との間
隔は大きく離間する。
然るに、一般には遊動輪6と転輪5との間隔が
大きいほどクローラー8は機体振動を大きく受け
て外れ易いものであつて、上記間隔を出来るだけ
小さくすることが望まれる。
また、この種クローラーは圃場条件の極めて悪
い泥濘土面中で作業を行うため、クローラーを構
成する各部に泥土や石等が付着し易く、特に遊動
輪は駆動輪の反対側最端部でクローラーを緊張し
ているため、これらの巻込みがクローラー外れの
原因となる。
そこで、本考案は殊に、遊動輪を支架する二又
ブラケツトの取付基部をV字状に形成する一方、
二又ブラケツトの取付基部内側に上記遊動輪に近
接するスクレーパーを設けて走行フレームに前後
動自在に挿通保持される支持杆に取付け、前記遊
動輪の最入り込み時において前記ブラケツト基部
が第1転輪の内側間に入り込むべく構成して、遊
動輪と第1転輪との間隔を従来のものより大きく
短縮させ、しかも遊動輪に付着した泥土や石等が
クローラーに巻込むのを防止して機体振動や回行
時に受ける外力に伴うクローラー外れを防止する
ものであり乍ら、遊動輪の前後動調節量をも十分
に得ようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は脱穀機2等を搭載し前方に前処理部
3を架設したコンバインの車台であり、4は車台
1の下方に設けた走行フレームであつて、その左
右両側には複数の転輪5a,5b,5c……がホ
ルダーを介して回動自在に支承されている。
走行フレーム4の後方には遊動輪6、前方には
駆動輪7が配設されており、遊動輪6、転輪5
a,5b……及び駆動輪7間には弾性体よりなる
クローラー8が懸架されており、機体全体は該ク
ローラー8により支持され、且つクローラー8の
回動により走行するようになつている。
9,9は前記車台1を構成する側部縦枠、10
は中央縦枠、11……は前後複数個併設してこれ
らの縦枠9,10,9を連結する横枠である。該
横枠11は角型パイプで形成されており、その端
部開口よりバランスウエイト12を抜き差し自在
に挿入保持できるよう構成されている。そして、
バランスウエイト12を前後何れの横枠11に保
持させるかによつて機体の重心位置を前後に変位
させることができるようになつている。12aは
バランスウエイト12端部に設けた取付フラン
ジ、13はバランスウエイト12固定用のボルト
である。
前記クローラー8の内周面には一定間隔を有し
て芯金14が植設されている。この芯金14は巾
方向中央部に凹部14aを有する係合突起14
b,14bが形成されており、前記遊動輪6、駆
動輪7は凹部14aに係合し、また転輪5a,5
b……は係合突起14b,14bの左右外側から
これをはさんでクローラー8を支持するようにな
つている。
遊動輪6は、上下に併設した2本の支持杆15
a,15bの先端に固設した平面視二又状のブラ
ケツト16の先端部に支軸17により回動自在に
取付けてある。そして下方の支持杆15bは走行
フレーム4の一端に固設したホルダー18の支持
孔18aに摺動自在に嵌挿させ、又、上方の支持
杆15aはホルダー18の上部に、取付板19を
介して固設した雌ねじ筒20の孔に摺動自在に嵌
挿させてあつて、雌ねじ筒20に螺装した調節ボ
ルト21の調節により、遊動輪6を前後方向に突
出、入り込み自在に移動し得るようになつてい
る。22はロツクナツトである。
そして、遊動輪6の最入り込み時には遊動輪6
が芯金14の係合突起14bから離脱してクロー
ラー8の取外しが可能となり、又、遊動輪6の最
突出時にはクローラー8を充分緊張支持し得るよ
うになつている。
一方、上記ホルダー18に支承させた第1転輪
5aの外周は走行フレーム4の端部(第3図の線
Y位置)より長さLだけ突出(線X位置)させて
あるも、上記ブラケツト16は支持杆15a,1
5bの取付基部16aを平面視V字状で基部ほど
巾狭に形成して、第1転輪5a,5aの内側間に
Y位置まで入り込み得るよう構成されていて、遊
動輪6の最入り込み位置における遊動輪6と第1
転輪5aとの水平間隔は第6図に示す従来のもの
に比し長さL分丈け大きく短縮させてあり、従つ
て遊動輪6の最突出位置における遊動輪6と第1
転輪5aとの水平間隔も従来のものに比し長さL
分丈け縮小されている。
上記取付基部16aは、その内側の上縁と下縁
に、遊動輪6の外周に近接して設けたスクレーパ
ー16bにより、取付基部16aの強度を高める
と共に遊動輪6への泥土や石等の巻込みを防止で
きるようになつている。
尚、ブラケツト16に設けた遊動輪6の支軸1
7は支持杆15a,15bの上下方向中心位置で
なく、下方の支持杆15bよりに偏して設けてあ
り、第2図の実線に示す如く支軸17の地上高が
低くなるようにブラケツト16をセツトすると、
クローラー8の接地長を長くすることができ、
又、同図の鎖線に示す如く支持杆15a,15b
を上下逆位置になし支軸17の地上高が高くなる
ようにセツトすると接地長を短くすることができ
るようになつている。
次に本考案の作用及び効果について説明する。
クローラー8を取外す際は、ロツクナツト22
とボルト21をゆるめて支持杆15a,15bを
走行フレーム4側に押し込むと、ブラケツト16
の取付基部16aはV字形で第1転輪5a,5b
の内側間隔より狭く形成されているから、取付基
部16aを第1転輪5aの外周位置(X位置)よ
り更にLだけ入り込んだ走行フレーム4の端部
(Y位置)まで入り込ませることが出来る。この
最入り込み位置において遊動輪6はクローラー8
に設けた芯金突起14bより離脱し得るから、ク
ローラー8を容易に取外すことができる。
クローラー8を再び取付ける際は、遊動輪6を
取外しの時と同様に最入り込み状態となし、駆動
輪7、遊動輪6間にクローラー8を巻掛け、遊動
輪6をクローラー8に設けた芯金14の凹部14
aに嵌入させた状態でボルト21を締込み、クロ
ーラー8を充分緊張させてロツクナツト22で固
定する。
走行時においては、遊動輪6と第1転輪5aと
の水平間隔が従来のものに比べて大きく短縮され
ているため、機体振動等に伴つて生ずる第1転輪
5aと遊動輪6間のクローラー8の撓みが少なく
なり、これによりクローラー外れを生ずることな
く円滑な走行が出来る。
又、クローラー8に緩みを生じた際は従来のも
のと同様にボルト21の調節によりクローラー8
を緊張すればよい。
更に、コンバインが移動する際に二又ブラケツ
ト16の取付基部16a内側のスクレーパー16
bにより遊動輪6に付着しようとする泥土や石等
が除去されるため、これらがクローラー8に巻込
まれてクローラー8外れ等の原因となるのを未然
に防止することができる。
本考案はこのように、前後の駆動輪、遊動輪及
びその中間部に設けた転輪間にクローラーを掛架
するに、該クローラーの巾中央部を前後動調節可
能な遊動輪で張架すると共に、第1転輪を前記遊
動輪の両側に隣接せしめて配設してなる走行装置
において、前記遊動輪を支架する二又ブラケツト
の取付基部をV字状に形成する一方、二又ブラケ
ツトの取付基部内側に上記遊動輪に近接するスク
レーパーを設けて走行フレームに前後動自在に挿
通保持される支持杆に取付け、前記遊動輪の最入
り込み時において前記ブラケツト基部が第1転輪
の内側間に入り込むべく構成したので、遊動輪の
前後移動によりクローラーの着脱及び緊張調節を
容易に行い得るものであり乍ら、遊動輪を支架す
るブラケツトの基部をV字形成して遊動輪の最入
り込み時に該基部を第1転輪の内側間に入り込ま
せて、遊動輪と第1転輪との間隔を大きく短縮で
き、しかも、上記ブラケツトの内側のスクレーパ
ーにより遊動輪に付着しようとする泥土や石等が
除去されることとが相俟つて、機体の振動や回向
時に受ける外力によるクローラー外れを確実に防
止し得るに至つたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示したも
のであつて、第1図はコンバインの全体側面図、
第2図は要部の側面図、第3図は同上平面図、第
4図は要部を分解して示した斜視図、第5図は車
台の構成を示した斜視図である。第6図は従来例
の平面図である。 4……走行フレーム、5a,5b……転輪、6
……遊動輪、7……駆動輪、8……クローラー、
15a,15b……支持杆、16……ブラケツ
ト、16a……取付基部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後の駆動輪、遊動輪及びその中間部に設けた
    転輪間にクローラーを掛架するに、該クローラー
    の巾中央部を前後動調節可能な遊動輪で張架する
    と共に、第1転輪を前記遊動輪の両側に隣接せし
    めて配設してなる走行装置において、前記遊動輪
    を支架する二又ブラケツトの取付基部をV字状に
    形成する一方、二又ブラケツトの取付基部内側に
    上記遊動輪に近接するスクレーパーを設けて走行
    フレームに前後動自在に挿通保持される支持杆に
    取付け、前記遊動輪の最入り込み時において前記
    ブラケツト基部が第1転輪の内側間に入り込むべ
    く構成したことを特徴とするクローラー走行装置
    における遊動輪支架装置。
JP3302684U 1984-03-09 1984-03-09 クロ−ラ−走行装置における遊動輪支架装置 Granted JPS60145979U (ja)

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JP3302684U JPS60145979U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 クロ−ラ−走行装置における遊動輪支架装置

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JP3302684U JPS60145979U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 クロ−ラ−走行装置における遊動輪支架装置

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JPS60145979U JPS60145979U (ja) 1985-09-27
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JP3302684U Granted JPS60145979U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 クロ−ラ−走行装置における遊動輪支架装置

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JPS535707Y2 (ja) * 1973-06-26 1978-02-14

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