JPH01202246A - 製茶用蒸機 - Google Patents

製茶用蒸機

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Publication number
JPH01202246A
JPH01202246A JP2625588A JP2625588A JPH01202246A JP H01202246 A JPH01202246 A JP H01202246A JP 2625588 A JP2625588 A JP 2625588A JP 2625588 A JP2625588 A JP 2625588A JP H01202246 A JPH01202246 A JP H01202246A
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JP
Japan
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steam
far infrared
tea leaves
steamer
steaming
Prior art date
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Pending
Application number
JP2625588A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiei Miyamura
宮村 希衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyamura Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Miyamura Iron Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Miyamura Iron Works Co Ltd filed Critical Miyamura Iron Works Co Ltd
Priority to JP2625588A priority Critical patent/JPH01202246A/ja
Publication of JPH01202246A publication Critical patent/JPH01202246A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は製茶用蒸機に関し、特に蒸気の潜熱の一部を遠
赤外線に代えてこれを生茶葉に照射するようにしたこと
を特徴とするものである。
(従来の技術) 緑茶を製造するにあたっては、茶園から摘採された新鮮
な生茶葉を先ず蒸熱処理し、次いでこれに粗揉、揉捻、
中揉、精揉等の処理を加えて荒茶とし、更にこれに、火
入れ、乾燥、合繊等の仕上げ処理を加えて製品緑茶とす
る。
蒸熱処理は生茶葉に30〜60秒程度蒸気を当て・蒸す
もので、先端側から後端側に向かって僅かに下傾した蒸
胴を回転させつ・その先端側から生茶葉を供給し、この
蒸胴の回転により生茶葉を攪拌しながら次第に後端側へ
移行させると共に、蒸胴に蒸気を送り込んでこれを蒸す
回転胴型蒸機やネットコンベヤに生茶葉を載せ、これに
蒸気を当て・蒸す送帯型蒸機等の製茶用蒸機が用いられ
ている。
(従来技術の問題点) 上記した従来の製茶用蒸機は共に連続式処理機であって
、作業性は優れているが蒸しあげが不足するため製品緑
茶にあお臭みが残り、香味の薄いものとなるという欠点
がある。
勿論、蒸熱時間を長くすれば蒸しあげの不足は解消する
が、そのようにすると茶葉が茹でた状態に近くなり、組
織が軟化するため以降の揉捻処理に支障をきたして緑茶
に特有の渋味や甘みが損なわれるという不具合が生じる
のである。
(発明の目的) 本発明は処理時間を延ばすこと無く充分な蒸しあげをす
ることの出来る製茶用蒸機を提供することを目的とする
(発明の概要) 上記した点に鑑みて本発明者は生茶葉を効率よく蒸しあ
げる方法について研究した。 その結果、生茶葉に蒸気
を当て・蒸しながらこれに遠赤外線を照射すると、蒸熱
処理効果が高められて茶葉は次工程での処理に適した弾
力性等を保有した状態で充分に蒸しあげられ、しかも、
製品緑茶は香味や甘味が一段と強められて品位が向上す
ることを見出し、かかる知見に基すいて本発明を完成し
た。
本発明に係る製茶用蒸機は回転胴型蒸機の網胴や攪拌翼
、送帯型蒸機のコンベヤネットや蒸し室の内面等の蒸気
によって加熱される部材の茶葉と接触し、或いは茶葉と
対面する面に遠赤外線放射物質の層を形成し、この層か
ら放射される遠赤外線が茶葉に照射されるようにして茶
葉を所定の時間内で蒸すことが出来るようにしたもので
ある。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は回転胴型蒸機の主要部をなす蒸胴・を示すもの
で、図中符号lは固定胴、2は網胴である。
固定胴1は生茶葉や蒸気を網胴2に送り込む部分であっ
て、生茶葉の投入口3と蒸気吹込み室4が設けられてい
て、投入口3から胴肉に材料生茶葉が定量的に投入され
ると共に、蒸気吹込み室4から蒸気が吹き込まれる。 
尚、蒸気吹込み室4は投入口3の後位にあって胴肉に吹
き込まれた蒸気が投入口3から排出しないようになって
いると共に固定胴1を捲回して形成されていて蒸気が全
体的に分布するようになっている。
網胴2は固定胴1に続く円筒状の回転胴であって、固定
胴1の末端に取り付けられたリングギャラに片持ちに取
り付けられており、リングギヤ5と共に回転し、茶葉を
攪拌して蒸気と接触させるものである。 殊に、このも
のは金網を用いて形成されていて、胴肉に生じる水滴を
速やかに除去して茶葉に水滴が付着していない状態でこ
れを蒸すようになっている。 また、網胴2は覆胴6に
よって覆われていて外気と遮断されると共に蒸気の逸出
量が規制されて、蒸熱処理温度が一定に保たれるように
なっ□ている。
符号7は回転軸である。 この回転軸7は固定胴1と網
胴2を貫通して設けられており、これに多数の攪拌翼8
が取付けられていて、これが回転することによって胴肉
に投入された茶葉を更に攪拌して蒸気との接触を一層充
分にすると同時に、茶葉を叩いて適当な柔軟性をもたせ
るものである。
このように構成された蒸胴のうちの蒸気によって加熱さ
れる部材の茶葉と接触し、或いは茶葉と対面する面に遠
赤外線放射物質の層を形成する。 対象部材としては網
胴2と撹拌ス8とが最も適しているが、もとよりこれに
限定されるものではない。 要は、蒸気によって加熱さ
れると共に茶葉と対面する面であれば充分であって、例
えば回転軸7や蒸気室4の内面等も好ましいのである。
これらの部材の表面に遠赤外線放射物質の層を形成する
方法としては、例えば酸化チタン、酸化ニッケル、酸化
コバルト、酸化鉄、二酸化マンガン、二酸化珪素、チタ
ン酸バリウム、ジルコニヤ、アルミナ等を主成分とし、
lOO℃程度の温度で遠赤外線を放射する人工の、又は
天然の遠赤外線放射物質の微粉末をポリウレタン、ポリ
エステル、エポキシ樹脂その他の塗着性の高い合成樹脂
塗料に混練して所望の箇所に塗布するのである。
第2図に送帯型蒸機の主要部を示す。
このものは第1図に示す回転胴型蒸機の網胴2をネット
コンベヤに代えて茶葉の処理能力を高めたもので、図中
符号11は蒸し室、12はネットコンベヤである。
蒸し室11は機枠の一部を構成する左右一対の梁13と
、この梁13に収り付けられた蓋状の下回板14及び下
回板15とによって形成されており、その中をネットコ
ンベヤ12の送り面が通過するようになっている。 そ
して、蒸し室11の内部にはコンベヤネットの上位と下
位にそれぞれ蒸気吐出管16が配設されていてネットコ
ンベヤ12に載せられた茶葉に蒸気を噴射するようにな
っている。
この通帯型蒸機の構成部分うち、蒸気によって加熱され
ると共に茶葉に対−面する部分、例えばコンベヤネット
、蒸し室11の内面、蒸気吐出管16に遠赤外線放射物
質の層を形成する。
(作用) 常法に従って回転胴型蒸機の蒸胴または送帯’fiM機
の蒸し室11に蒸気を吹き込みながらこれを運転すると
、蒸胴内の網胴や攪拌翼、蒸し室内のコンベヤネットや
蒸し室の内面等に形成した遠赤外線放射物質の層が蒸気
の潜熱の一部を吸収して昇温し、遠赤外線を放射する。
(効果) 以上詳述したように本発明は茶葉蒸機の蒸気によって加
熱されると共に茶葉に対面する部材の表面に遠赤外線放
射物質の層を形成したもので、常法により茶葉蒸機の蒸
胴又は蒸し室に蒸気を吹き込みながらこれに生茶葉を投
入すると、茶葉は蒸気に包まれると同時に蒸気の潜熱の
一部によって加熱された遠赤外線放射物質から放射され
る遠赤外線を照射される。
そのため茶葉は内部まで速やかに蒸熱処理効果が進み、
茶葉自体の物性は従来の方式によるものと殆ど変わらず
、而も従来の方式では不可能とされた加熱蒸気による蒸
熱処理と同程度に処理されるので、味や香りの高い緑茶
が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転胴型蒸機の主要 部を示す縦
断面図、第2図は通帯型蒸機の主要部を示す縦断面図で
ある。 1:固定胴    2:網胴 3:投入口    4:蒸気吹込み室 5:リングギャ  6:覆胴 7:回転軸    8:攪拌翼 11・蒸し室    12:ネットコンベヤ13:梁 
     14:下回板 15:下覆板    16:蒸気吐出管特許出願人 株
式会社 宮村鉄工所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転胴型蒸機の網胴や攪拌翼、送帯型蒸機のコンベヤネ
    ットや蒸し室の内面その他の、蒸気によって加熱される
    部材の茶葉と接触し、或いは茶葉と対面する面に遠赤外
    線放射物質の層を形成し、この層から放射される遠赤外
    線を茶葉に照射して茶葉を蒸気と遠赤外線とによって加
    熱して蒸熱処理するようにしたことを特徴とする製茶用
    蒸機。
JP2625588A 1988-02-06 1988-02-06 製茶用蒸機 Pending JPH01202246A (ja)

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JP2625588A JPH01202246A (ja) 1988-02-06 1988-02-06 製茶用蒸機

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JP2625588A JPH01202246A (ja) 1988-02-06 1988-02-06 製茶用蒸機

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JPH01202246A true JPH01202246A (ja) 1989-08-15

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ID=12188152

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JP2625588A Pending JPH01202246A (ja) 1988-02-06 1988-02-06 製茶用蒸機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337885U (ja) * 1989-08-21 1991-04-12

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046887B2 (ja) * 1978-11-24 1985-10-18 三洋電機株式会社 Agc回路
JPS6236148A (ja) * 1985-08-09 1987-02-17 Keiichi Isotani 荒茶用多段式乾燥機

Patent Citations (2)

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