JPH01202103A - 架空線の架線方法および割りワイヤの取外し方法 - Google Patents

架空線の架線方法および割りワイヤの取外し方法

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JPH01202103A JP63023399A JP2339988A JPH01202103A JP H01202103 A JPH01202103 A JP H01202103A JP 63023399 A JP63023399 A JP 63023399A JP 2339988 A JP2339988 A JP 2339988A JP H01202103 A JPH01202103 A JP H01202103A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、架空送電線や架空地線の如き架空線の架線方
法およびそのとき使用される割りワイヤの取外し方法に
関するものである。
[従来の技術と問題点] 架線径間長となる電線の長さを予め精度よく計尺し地上
にて所要架線長に切断し、端部に引留クランプを予め圧
着して延線架設するプレハブ架線工法や、それよりはや
や粗な計尺を行ない延線後に手直し程度の緊線を施すセ
ミプレハブ架線工法は、電線の大サイズ化や多導体化さ
らには鉄塔径間の長径間化などに伴い、いわば今日の送
電線業界における主要工法となりつつある。
一方、送電線路についてみると、50万V送電は常用化
し、さらには100万■送電の本格採用も予定されるな
ど極超高圧化されてきており、それに伴い鉄塔もますま
す大型化および長径間化しつつある。このように大型長
径間化されるようになると、必然的に耐張径間が多くな
る。従って、延線の際に従来のように耐張径間ごとにド
ラム場とエンジン場を設置して延線していたのでは非能
率であるばかりでなく、昨今の情勢においてはそのため
の用地確保すらままならぬような実情にある。
このため、複数の耐張径間分の電線を割りワイヤと称す
るワイヤをもって連結し、数径間分の電線を一度の延線
作業により延線する一括延線工法が常用手段となった。
この場合、延線後の電線をそれぞれの鉄塔に連結する場
合の容易さを考慮し、第1図に示す割りワイヤ1の長さ
gについては1.ff =2C十B十α(ここに:Cは
碍子連の長さ、Bは鉄塔アームの巾、αは作業余長)に
より求めている。しかし、これは一つの目安であり、今
日のようにプレハブ架線やセミプレハブ架線の実施が数
多くなると、上記gについてそれほど厳しく管理しなく
なり、別な現場で使用した長さの異なるものを再使用し
たりする例も多くなった。また、一応上記の式に基いて
gを求めるにしても、アーム中Bについては電線実長算
出時の支持点から単にBを控除するだけのラフな計算で
済ますといった簡略化も行なわれている。
しかしながら、鉄塔の長大化に伴い、このアーム中Bは
かなり大きなものとなってきているし、4導体以上の多
導体の延線となると、導体の数に応じ金車をアームの水
平方向に複数基並べて取付ける例が多い。
第5図は、第6図に示した4導体送電線20の延線状況
を示すものである。4本の導体21゜22.23.24
を同時に延線するために、導体2本を同時延線できる3
輪金車を、アーム11の塔体10側および先端側に2列
に並列配置する一方、電線の延線方向にもアーム中の両
側に2aと2bあるいは2Cと2dというように配置し
ている。このような配置では前記割りワイヤの糸路はそ
の金車位置ごとにかなり異なるが、前記長さgを求める
に当り、従来はそのことについての配慮はなんらなされ
てはいなかった。
一方、複数径量分の電線を同時延線したとしても、全部
を同時に緊線する訳ではなく、若番側あるいは老番側か
ら順に緊線が行なわれる。しかも。
多導体ともなれば、その緊線には長時間を要するのが通
常である。
いま、第2〜4図に示すように鉄塔T1〜Tts間に架
線するための電線20.20を前記割りワイヤ1.1に
より連結し、鉄塔T1 、T[+まで一括延線した場合
を考える。ここに、第2〜4図において鉄塔の下部に三
角マークのあるのは耐張鉄塔であり、横棒マークのある
のは懸垂鉄塔、2゜2は金車である。
第4図は、上記一括延線を行なった後鉄塔T1〜T3の
間のみ架線を完了したところで作業が中断され長時間放
置されたときの従来の場合を示す。
架線の完了した鉄塔T1〜T3の間には大きな架線張力
が負荷されているのに対し、未了の鉄塔T3〜Taの間
ではその張力は小さい。この張力のアンバランスにより
、鉄塔T3は本来点線で示した直立状態にあるべきとこ
ろ、前記架線完了側の強大な架線張力に引張られ、実線
で示したように傾斜する。このような傾斜が生じないよ
う、鉄塔T4側の地上に支線を張設し、この支線を張り
上げて鉄塔T3にこれを引き起すような張力を与えるこ
とも行なわれるが、大型鉄塔ともなるとこの支線はかな
り大袈裟となり、そのための用地の確保が困難となるこ
とが多い。
このようにしていっなん鉄塔T3が傾くと、この後に逆
方向から引張って元に復帰させようとしてもなかなか元
には戻らないのである。この傾斜は、プレハブ架線工法
ではそのための架線共の誤差を生じさせるし、架線未了
側における割りワイヤ1の位置を第4図に示すように金
車2からずれさせてしまう結果ともなり、後述するよう
な本発明が課題とする別な問題点をつくる原因ともなる
のである。このため、支線のとれない鉄塔では、鉄塔の
強度を過剰設計とし、前記傾きの発生を防止しているが
経済上問題が大きい。
このような鉄塔傾斜現象を防止するには、鉄塔T3〜T
aの電線を板上げしてやり、鉄塔T1〜T3における架
線張力にバランスし得るだけの張力を鉄塔T3〜T8側
にも負荷しておけばよい。
このための張力は余りに大きすぎれば、張力負荷された
電線などに無理がかかるし、その後の架線作業を難しく
する。しかし、反対に実効を現し得ない程度では無意味
である。実測によればそのような板上げのための張力は
緊線張力のほぼ80%程度がよく、延線を終了したのち
に全体にその程度の張力を与えて板上げ、し、その板上
げの状態を保持しておいて一端から順次架線作業を・完
成させていけば、中途で作業が中断されても張力のバラ
ンスが保たれ鉄塔に傾きが生ずるおそれはないのである
しかし、これを割りワイヤ1と金車2との関係でみると
、従来の割りワイヤにおいてはそのような板上げを予定
していないから、板上げを行なった状態では例えば第3
図に示すように割りワイヤ1.1が金車2,2の上から
ずれてしまい、金車2に電線20が乗ってしまう状態と
なることもあり得る。電線20に高い張力を負荷したま
ま金車2上に長時間放置すれば、電線20に損傷を与え
るおそれが大きい。とくに、そのとき架線される電線が
外周面に突起を形成し風騒音やオーデイプルノイズを防
止するように構成されている騒音防止型電線であったり
すると、金車に直接乗ったまま放置されることにより前
記突起に損傷を与えるおそれがきわめて大きく、いわば
致命傷となることすらある。このため、この種電線では
板上げ状態では必ず割りワイヤ1が金車2上に存在して
いることが望まれる。そのことは、懸垂鉄塔部分におい
ても問題となるから、そのような電線ではその部分の金
車上にある電線に対してなんらかの防護策を施しておく
ことが望まれる。
さらに、上記のように割りワイヤを連結して延線した場
合、延線中の電線の剛性から電線の撚りが割りワイヤに
移行し易く、割りワイヤに撚りが蓄積され、これを取外
そうとしたときにワイヤの過剰な撚りが一気に戻っては
じけ、作業者に思わぬ損傷を与えたりすることがしばし
ばあり、甚だ危険であった。しかしながら、そのための
管理はもっばら作業者の注意にのみゆだねられているの
が実情でもあった。
[発明の目的] 本発明は、上記したような従来技術の欠点を解消し、割
りワイヤを連結した複数径間一括延線において鉄塔の傾
斜を防止しかつ電線の損傷をも防止可能ならしめ、併せ
て割りワイヤの取外しにおいてもきわめて安全に取外し
得る方法を提供しようとするものである。
[発明の概要] すなわち、本発明の主たる要旨とするところは、割りワ
イヤを連結した一括延線において延線終了後これを緊線
張力の80%程度の張力で板上げすると共に、その板上
げ状態で割りワイヤが丁度具合よく金車上に存在し得る
ように補正された長さの割りワイヤを装着し延線する架
線方法にあり、それにより電線が板上げ張力下で長時間
放置されても損傷を受けるおそれを解消する一方、架線
完了側に鉄塔が傾くことをも防止し、さらに割りワイヤ
を取外すに当っては、その外周にゴム管等の防護被覆を
施しておいて取外すようにし、割りワイヤの取外しの際
に生じていた人身事故のおそれを解消せしめるものであ
る。
[実施例] 以下に、本発明について実施例に基いて順次説明する。
第2図は、複数径間長の電線20.20を割りワイヤ1
,1によって連結して鉄塔T1−Ta間に一括延線し、
鉄塔T1〜T3間を本架線し、他を板上げ状態においで
ある段階を示す説明図である。
本発明においては、一括延線終了後、全体に緊線張力の
ほぼ80%程度の張力が負荷されて板上げがなされる。
この板上げは、すでに説明したように、その後一端側か
ら架線作業を行なったとき第4図に示したような鉄塔の
傾きが生ずるのを防止するためのものである。
ここに緊線張力の80%とあるのは、セミプレハブ架線
の場合であり、本プレハブ架線であれば架線張力のほぼ
80%を意味するのであって、緊線張力なる概念には両
者が含まれる。
しかして、本発明においては、この板上げ状態で割りワ
イヤ1.1はそれぞれ図にみるように丁度金車2,2上
に具合よく乗るように、割りワイヤ1の長さβが補正さ
れ、その補正された長さに製作されて連結されている。
本発明を実施するに当っては、各鉄塔径間における電線
長となる長さの電線20.20が地上において精度よく
計尺切断される。この電線長は、プレハブ架線工法であ
れセミプレハブ架線工法であれ、鉄塔径間長に応じて決
まるものであり、電線の長さを長短加減することはでき
ない。電線は最終的に鉄塔アームの先端の然るべき位置
に碍子連および連結金物等により連結されたときに所要
弛度をもって架設される長さに予め計尺切断される。従
って、もしも延線終了後板上げをしたときに、第1図に
示すようにすべての割りワイヤ1゜1を金車2,2上に
具合よく存在せしめようとするならば、上記のように電
線長をもって加減できない以上、割りワイヤ1の長さρ
をそのことが可能な長さに補正した長さをもって作製し
、そのような割りワイヤ1を所定径間ごとに選択して介
在連結せしめねばならない。
以下に、その点についての典型例を第5および6図を参
照し詳述する。
鉄塔は第5図に示すような水平角θの角度鉄塔であり、
架線する電線20は第6図に示す導体21.22,23
.24よりなる4導体送電線である。導体4本を同時に
延線するため、内側部をメツセンジャーワイヤが走行し
両側にそれぞれ延線される2本の電線が走行する3輪金
車を図にみるようにアーム11の長さ方向に2列に配置
使用する。
かかる3輪金車は、アーム11の先端側に2a。
2bの2個が、塔体10側に2c、2dの2個が設置さ
れ、金車2a、2b上には4導体の上側導体21.22
が、そして金車2c、2d上には下側導体23.24が
それぞれ延線される。この状態で一見明白な通り、その
延線径路には、導体21.22側と導体23.24側で
差異がある。
金車の取付は位置が異なるし、アーム11を横切る径路
の長さにも差異がある。同様に、1母線L1と2帰線L
2との間においても差異がある。
割りワイヤ1の長さρはすでにみた通り、j =2C+
B+α ・・・・・・・・・(1)により求めるが、上
式において使用するアーム巾Bおよび作業余長αは金車
の設置位置により異ならしめる必要のあることがこれに
よりわかるであろう。従って、すでに述べた板上げの際
に割りワイヤが具合よく金車上に乗る状態を実現させる
ためには、金車位置に対して個別にこのBおよびαの長
さ補正を行なうことが大事であり、そのことの影響がも
っとも大きく現れるのは、第5図に示すような水平角θ
を有する角度鉄塔においてである。
第5図において、延線上の基線fを基準にみれば、金車
2a、2bにはマイナス補正が必要であり、金車2c、
2dにはプラス補正が必要となる。
この補正値α1は、基線fから金車の吊り位置までの距
離をa、水平角をθとしなとき、a1=aSin (θ
/2) ・・・・・・・・・(2)となる。割りワイヤ
の長さρを計算する際にこの補正値α1は大きな因子と
なる。上記(1)式におけるαを求めるに当り、(2)
式による補正値α1を考慮し、板上げ弛度における割り
ワイヤの長さ補正を行なうことで、第2図に示すように
板上げ状態の割りワイヤ1.1がすべて金車2.2上に
存在するように割りワイヤを入れることが可能となり、
金車上に電線のかかるおそれを解消できる。従って、板
上げ状態で長時間放置されても、電線に損傷を与えるお
それも解消される。補正計算をするに当り、前記角度補
正以外に耐張装置取付金具の垂直角に傾斜があれば補正
値α2として補正項を加えればよい。
架線する鉄塔がすべて耐張鉄塔であれば、上記により全
軍部分における問題点は解決される。しかしながら、線
路のすべてが耐張鉄塔により構成されることは稀であり
、中間に多かれ少なかれ懸垂鉄塔が入る。懸垂部に割り
ワイヤを入れることはないから、上記割りワイヤのすべ
てを金車上に存在せ゛しめても懸垂部分の金車上には相
変らず直接電線が乗った状態のままで放置される結果と
なり、とくに前記した突起付き電線の場合には問題を残
す。
しかし、電線の板上げ弛度において懸垂部の金車上にか
かる電線の位置は、プレハブ架線あるいはセミプレハブ
架線においては容易に求め得るから、電線20を製造す
る際に当該懸垂位置に第7図に示すようなマーク20a
を付しておくことができる。そして延線のために電線を
繰り出す工程において、前記マーク20aを検出し、例
えばゴム管30を前記マーク20aの前後にわたり被着
させ電線防護被覆を施して延線する。
このようにすれば、板上げを行なったときに懸垂鉄塔の
金車上にはゴム管30が乗り、このゴム管30により内
部の電線20は完全に保護されて、金車による損傷は解
消される。
以上により、耐張部および懸垂部いずれにおいても電線
の金車による損傷を解消できることとなる。
上記のようにして延線された架線具の電線20を緊線架
設するには、割りワイヤを取外さねばならない。延線中
の電線には、延線張力および電線の撚りとその金車によ
るしごきなどに起因する回転が起り、それが相対的にみ
て剛性の低い割りワイヤ1に移行して蓄積され、割りワ
イヤ1はいわゆる過度撚り状態となっていることが多い
。このような割りワイヤ1を不用意に取外そうとすると
、−度に撚りが戻って激しくはじけ、作業者に人身事故
を与える場合が′あり得る。しかし、従来はかかる事故
の危険性の判断をもっばら作業者に委ねており、とくに
危険性があれば割りワイヤを切断除去させたりしていた
本発明においては、第8図に示すように割りワイヤ1を
取外す前に割りワイヤ1に例えば硬質ゴム管31の如き
ワイヤ変形抑制のための押え被覆をする。この硬質ゴム
管31は割りワイヤ1の全長にわたり被覆してもよいが
、金車2に乗っている部分まで被覆するにはウィンチを
巻いて割りワイヤ1を移動させるなどの面倒がある。図
に示すように金車2の前後に分けて被覆しこれをバイン
ドすることで、前記割りワイヤのはしけを抑制すること
は十分可能である。
第8図は、上記のようにして割りワイヤ1の外周に硬質
ゴム管31を被覆し、電線20にカムアロン73.3’
 、3”を取付け、これら、カムアロング3.3’ 、
3″に滑車4.4を連結し、ロー15を地上で引き取る
ことにより張力をカムアロング3.3’ 、3″側に移
し、割りワイヤ1を取外す様子を示す説明図である。
このとき、電線20には二重カムアロング3゜3′が取
付けられているが、これは電線20側が回転するのを防
止するものであり、割りワイヤ1の取外し作業における
安全性を一層確実なものとするためのものである。
従来は、大きな過度撚りの発生した割りワイヤは切断し
て取外していたが、本発明によりその切断は不要となり
、ワイヤの再利用をも可能とする。
[発明の効果] 以上の通り、本発明に係る方法によればつぎのようなす
ぐれた効果を発揮することができる。
(1)延線後緊線完了区間と緊線未了区間との間で張力
のアンバランスを生ずることがないから、支線取りを不
要とし、支線取りのための用地の確保あるいは用地不足
に基く鉄塔の過剰設計が不要となり、大巾な原価低減を
図ることができる。
(2)板上げした状態で割りワイヤを金車上に存在せし
めることができるから、緊線未了区間において長時間放
置しておいても電線に損傷を与えるおそれがない。
(3)懸垂部分の金車上の電線部分に対し電線防護被覆
を施しておくことによりすべての金車における電線の損
傷防止を実現できる。
(4)割りワイヤの取外しに際しゴム管のような押え被
覆を施すことでワイヤの過度撚り現象に起因するはしけ
を防止でき、人身事故の発生が解消される上、ワイヤの
再利用を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は割りワイヤの見取図、第2から4図は複数径間
一括延線における延線および架線状況を示す説明図、第
5図は角度鉄塔における延線状況を示す説明図、第6図
は4導体送電線の構成を示す説明図、第7図は懸垂部近
傍の電線の様子を示す説明図、第8図は本発明に係る方
法により割りワイヤを取外している様子を示す説明図で
ある。 に割りワイヤ、 2.2a、2b、2c、2d:金車、 3.3’ 、3” :カムアロング、 10:鉄塔、 11:アーム、 20:電線、 21.22:上側導体1 .23.24:下側導体、 30.31:ゴム管。 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 lEr 囚 第2図 T、T、了j’r4τ576TフT6 TI    TJ    Ts    Ts    T
s    ’Tb    T7    TaT、   
 ’r、    T3    T4    T、   
 T、    T、    T。 @5図 第6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の耐張径間の電線の間に割りワイヤを介在連
    結し、これを一括延線したのち各耐張径間ごとに順次緊
    線を行なうプレハブまたはセミプレハブ架線工法におい
    て、前記電線に連結する割りワイヤの長さを、延線した
    後に緊線張力のほぼ80%程度の張力で板上げした状態
    で各割りワイヤが耐張鉄塔の金車上に具合よく乗り得る
    ように補正した長さに作製し介在連結する架空線の架線
    方法。
  2. (2)割りワイヤの長さを補正するに当り、複数の金車
    をアーム長方向に並列配置した角度鉄塔部に対しては、
    水平角をθ、延線の基線から金車取付位置までの距離を
    a、そのときの補正値をα_1としたとき、 α_1=asin(θ/2) なる補正値を加減してやる請求項1記載の架線方法。
  3. (3)緊線張力のほぼ80%程度の張力で板上げしたと
    きに懸垂鉄塔の金車上に位置する電線の当該金車位置と
    なるところにマークを施し、延線に際して該マークの前
    後にわたりゴム管の如き電線防護用の被覆を施しておく
    請求項1または2記載の架線方法。
  4. (4)延線後割りワイヤを取外すに際し、割りワイヤに
    硬質ゴム管の如きワイヤの変形を抑制する押え被覆を被
    着せしめておいて取外す割りワイヤの取外し方法。
  5. (5)割りワイヤの取外しに際し、電線に二重カムアロ
    ングを取付ける請求項4記載の取外し方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102255260A (zh) * 2011-06-28 2011-11-23 国网电力科学研究院 带电作业一体式十分裂提线器
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