JPH01199744A - 工作物クランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、工作物を固定面にクランプする装置に関する
ものである。

〈従来の技術〉 工作機械により工作物を加工する場合、治具あるいは定
盤上に工作物をクランパにより締め付けている。工作物
には種々の高さがあり、従って、工作物の高さに対応し
た種々の高さのクランパを準備し、工作物に応じたクラ
ンパに取り替えて用いている。

〈発明が解決しようとする課題〉 上記従来では、工作物の高さの変化に応じ種々の高さの
クランパを必要とするため、クランパの準備数が非常に
多くなり、クランパの準備費用が大となることと、クラ
ンパのストックスペースも必要とする不具合がある。ま
た、工作物の高さの変更により、所要のクランパの選別
並びに取り付は等による段取り時間が多くかかり、工作
物の加工作業の能率向上に影響を及ぼしている。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記従来の問題点を解決したクランプ装置を
（°、を供するものであり、その構成は、工作物が定置
される固定面と平行な凹凸溝を有し前記固定面に固着さ
れた固定部材と、前記固定部材の凹凸溝に挿脱可能に噛
合結合する多数段の凹凸溝を備えた調整部材とからなり
、前記調整部材にトグルｎ＃４を介して旋回動じ固定面
上の工作物をクランプするクランプアームを設けたもの
である。

また、上記クランプアームに工作物に当接する６＆調整
ねじを設けることが効果的である。

く作　用〉 上記の構成により、１作物の高さが変更した場合、固定
部材に対する調整部材の凹凸溝の噛合結合位置を変更し
て工作物の高さに対応させクランプアームによりクラン
プする。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１図
において、１は定盤、Ｗは前記定盤１上にクランプされ
る工作物である。２は本発明のクランプ装置を構成する
固定部材であり、定盤１に設けたアリ消に係合するＴボ
ルト３によって工作物Ｗに近接した位置に移動して定盤
■上に固着される。この固定部材２には第３図にも示す
ように定盤１の面と平行な凹凸溝４が設けられている。

５は本発明のクランプ装置を構成する調整部材である。

この調整部材５には、前記固定部材２の凹凸溝４に挿脱
可能に噛合結合する多数段の凹凸溝６が設けられている
。

さらに、前記調整部材５にはトグル機構を介して旋回動
し工作物Ｗをクランプするクランプアーム７が設けられ
ている。この構成を第１図及び第２図で説明すると、ク
ランプアーム７は支軸８により調整部材５の先端に旋回
自在に取り付けられている。このクランプアーム７の旋
回支点と異った点を支点にしてレバー９が支軸１０によ
り調整部材５に旋回自在に取り付けられている。そして
、前記クランプアーム７とレバー９とをリンク１１にて
連結した構造である。尚レバー９にハンドル１２が取り
付けられている。

また、前記クランプアーム７の先端に工作物Ｗに当接す
る微調整ねじ１３を螺着してもよい。

本発明は上記の通りの構造であるから、工作物Ｗの変更
によって定盤１上に載置した工作物Ｗの高さに対し調整
部材５の高さが対応しない場合は、調整部材５の凹凸溝
６を固定部材２の凹凸溝４に対し溝方向にスライドさせ
凹凸溝６．４の噛合を外ずことにより調整部材５は固定
部材２より離脱する。そして、固定部材２の凹凸溝４に
対し調整部材５の凹凸溝６の噛合せが調整部材５の必要
高さとなる組み合わせを選択して噛合せて溝方向にスラ
イドして結合する。

調整部材５を固定部材２に結合後、ハンドル１２を持っ
てレバー９を工作物Ｗの方向に旋回することによりクラ
ンプアーム７は工作物Ｗに対し、トグル機構による倍力
作用で工作物Ｗは定盤１上にクランプされる。

工作物の高さに対し凹凸溝４．６の噛合変更によって調
整部材５は工作物Ｗのクランプに適正な高さに調整され
るが、工作物Ｗによっては凹凸溝４．６のみでは対応し
ない微４１［１な隙間ができる場合も考えられる。この
場合、クランプアーム７に微調整ねじ１３を設けたもの
にあっては、この微調整ねじ１３によって調整すること
ができる。

〈発明の効果〉 以上のように本発明によると、トグル機構により旋回可
能なりラン１アームを設けた調整部材を固定部材に対し
凹凸溝によって噛合位置変更自在に噛合結合した構成で
あるから、種々の高さの工作物に対しｆｆ１ｉｌ整部材
の高さを凹凸溝の噛合位置の変更操作のみで適正に調整
することができ、１種のフランツ装置によって広範囲な
高さの工作物をクラン１することができ、しかもクラン
プアームもワンタッチで操作されるため、工作物の変更
があっても迅速、容易にクランプを可能とする。

また、請求項２の微調整ねじを用いると、凹凸溝では得
られなかった工作物に対するクランプアームの当ｔＢを
（放線に調整することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の側面図、第２図は本発明の主要構
成の分離状態の側面図、第３図は固定部材と調整部材と
の凹凸溝噛合結合状態を示す図である。 １・・・定盤、２・・・固定部材、４・・・凹凸溝、５
・・・調整部材、６・・・凹凸溝、７・・・クランプア
ーム、９・・・レバー、１１・・・リンク、１２・・・
ハンドル。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）工作物が定置される固定面と平行な凹凸溝を有し
   前記固定面に固着された固定部材と、前記固定部材の凹
   凸溝に挿脱可能に噛合結合する多数段の凹凸溝を備えた
   調整部材とからなり、前記調整部材にトグル機構を介し
   て旋回動し固定面上の工作物をクランプするクランプア
   ームを設けたことを特徴とする工作物クランプ装置。
2. （２）クランプアームに工作物に当接する微調整ねじを
   設けた請求項１記載の工作物クランプ装置。