JPH01198535A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH01198535A JPH01198535A JP63021323A JP2132388A JPH01198535A JP H01198535 A JPH01198535 A JP H01198535A JP 63021323 A JP63021323 A JP 63021323A JP 2132388 A JP2132388 A JP 2132388A JP H01198535 A JPH01198535 A JP H01198535A
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- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 19
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 241000143273 Idaea albitorquata Species 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野〕
本発明は、超音波を利用して被検体の診断部位について
断層像を得る超音波診断装置に関し、特に診断領域を深
さ方向に複数に区分してダイナミックフォーカスを行う
場合において各領域の境界で受信エコー信号が不連続と
なることなく画質を向上できる超音波診断装置に関する
。
断層像を得る超音波診断装置に関し、特に診断領域を深
さ方向に複数に区分してダイナミックフォーカスを行う
場合において各領域の境界で受信エコー信号が不連続と
なることなく画質を向上できる超音波診断装置に関する
。
従来のこの種の超音波診断装置は、第3図に示すように
、複数の振動子素子1,1.・・・が−列状に配列され
超音波を送受波する探触子2と、この探触子2の各振動
子素子1,1.・・・からの受波信号に所定の遅延時間
を与えて位相を揃え加算して出力する複数の整相回路3
a、3bと、これらの整相回路3a、3bにそれぞれ接
続され各整相回路3a、3bで整相された信号を検波す
る複数の検波器4a、4bと、これらの検波器4a、4
bからの受波信号を切り換えて出力する切換回路5と、
この切換回路5からの出力信号を画像として表示する表
示器6とを有し、診断領域を深さ方向に複数に区分しそ
れぞれの領域に対応して超音波ビームの受波の収束点及
び探触子の口径を定め断層像を得るようになっていた。
、複数の振動子素子1,1.・・・が−列状に配列され
超音波を送受波する探触子2と、この探触子2の各振動
子素子1,1.・・・からの受波信号に所定の遅延時間
を与えて位相を揃え加算して出力する複数の整相回路3
a、3bと、これらの整相回路3a、3bにそれぞれ接
続され各整相回路3a、3bで整相された信号を検波す
る複数の検波器4a、4bと、これらの検波器4a、4
bからの受波信号を切り換えて出力する切換回路5と、
この切換回路5からの出力信号を画像として表示する表
示器6とを有し、診断領域を深さ方向に複数に区分しそ
れぞれの領域に対応して超音波ビームの受波の収束点及
び探触子の口径を定め断層像を得るようになっていた。
なお、上記切換回路5の内部には、検波器4a、4bか
らの受波信号を切り換えて出力するための二つの接点A
、Bと切換スイッチ7が設けられている。また、第3図
において、符号8は探触子2の特定の複数個の振動子素
子群を順次選択し後続の増幅器群9へ接続切り換えてし
て例えばリニア走査するためのスイッチ群であり、符号
9は上記スイッチ群8を介して入力する探触子2の受波
した反射エコー信号を増幅する増幅器群であり、被検体
の深部からの反射エコー信号はど弱くなるのでこれを保
証するためそのゲインを外部からのTGC(Ti■a
Ga1nControl )信号により時間の経過と共
に大きくするようになっている。なお、第3図において
は、リニア電子走査型の超音波診断装置において受波゛
信号系のみの構成を示しており、送波信号系は図示省略
しである。
らの受波信号を切り換えて出力するための二つの接点A
、Bと切換スイッチ7が設けられている。また、第3図
において、符号8は探触子2の特定の複数個の振動子素
子群を順次選択し後続の増幅器群9へ接続切り換えてし
て例えばリニア走査するためのスイッチ群であり、符号
9は上記スイッチ群8を介して入力する探触子2の受波
した反射エコー信号を増幅する増幅器群であり、被検体
の深部からの反射エコー信号はど弱くなるのでこれを保
証するためそのゲインを外部からのTGC(Ti■a
Ga1nControl )信号により時間の経過と共
に大きくするようになっている。なお、第3図において
は、リニア電子走査型の超音波診断装置において受波゛
信号系のみの構成を示しており、送波信号系は図示省略
しである。
このような構成の超音波診断装置において、送波信号系
により超音波ビームの方向を固定し、また送波ビームの
収束点も診断領域の一定の深さに固定させて、探触子2
から超音波ビームを送波する。そして、被検体の診断部
位から反射したエコー信号を探触子2で受波し、その受
波信号をスイッチ群8及び増幅器群9を介して各整相回
路3a。
により超音波ビームの方向を固定し、また送波ビームの
収束点も診断領域の一定の深さに固定させて、探触子2
から超音波ビームを送波する。そして、被検体の診断部
位から反射したエコー信号を探触子2で受波し、その受
波信号をスイッチ群8及び増幅器群9を介して各整相回
路3a。
3bで取り込み、上記受波信号に所定の遅延時間を与え
て位相を揃え加算して各検波器4a、4bに送出し、切
換回路5でそれぞれの受波信号を切り換えて表示器6に
表示していた。このときの動作について、第4図に示す
診断領域の深さ方向の距離と検波器4a、4bからの受
信エコー強度との関係を示すグラフを参照して説明する
。第4図において、横軸は診断領域における深さ方向の
距離2を表し、縦軸は受信エコー強度を表しており、例
えば深さ方向の所定の点Ztt zsを境にして三つの
領域t、u、mに区分し、各領域1.II、mにおける
受信エコー強度を示したものである。
て位相を揃え加算して各検波器4a、4bに送出し、切
換回路5でそれぞれの受波信号を切り換えて表示器6に
表示していた。このときの動作について、第4図に示す
診断領域の深さ方向の距離と検波器4a、4bからの受
信エコー強度との関係を示すグラフを参照して説明する
。第4図において、横軸は診断領域における深さ方向の
距離2を表し、縦軸は受信エコー強度を表しており、例
えば深さ方向の所定の点Ztt zsを境にして三つの
領域t、u、mに区分し、各領域1.II、mにおける
受信エコー強度を示したものである。
まず、探触子2から超音波ビームを送波した直後の被検
体からの反射エコーの受信に際しては、体表から深さz
4までの領域■においては特定の深さ2.に焦点を合わ
せた第一の整相回路3aにより受信する。このとき、上
記深さ2□に相当する時刻までは、切換回路5内の切換
スイッチ7は接点A側に接続されており、上記第一の整
相回路3aからの受波信号が表示器6へ導かれる0次に
。
体からの反射エコーの受信に際しては、体表から深さz
4までの領域■においては特定の深さ2.に焦点を合わ
せた第一の整相回路3aにより受信する。このとき、上
記深さ2□に相当する時刻までは、切換回路5内の切換
スイッチ7は接点A側に接続されており、上記第一の整
相回路3aからの受波信号が表示器6へ導かれる0次に
。
超音波ビームが被検体内を進行して反射エコーの発生が
深さzlに相当する部分に至ると、深さzlからz2ま
での領域■において特定の深さ2.に焦点を合わせた第
二の整相回路3bにより受信する。
深さzlに相当する部分に至ると、深さzlからz2ま
での領域■において特定の深さ2.に焦点を合わせた第
二の整相回路3bにより受信する。
このとき、上記深さzlからz2に相当する時刻の間は
、切換回路5内の切換スイッチ7は接点B側に接続され
ており、上記第二の整相回路3bからの受渡信号が表示
器6へ導かれる。さらに、超音波ビームが被検体内を進
行して反射エコーの発生が深さz2に相当する部分に至
ると、深さz2より遠い領域■においてすでに特定の深
さzsに焦点を合わせておいた第一の整相回路3aによ
り再び受信する。このとき、上記深さz2に相当する時
刻より以後は、切換回路5内の切換スイッチ7は再び接
点A側に接続され、上記第一の整相回路3aからの受波
信号が表示器6へ導かれる。このようにして、被検体の
診断領域を深さ方向に複数に区分し、超音波ビームの進
行に従って焦点を移動させるダイナミック、フォラカス
が行われる。
、切換回路5内の切換スイッチ7は接点B側に接続され
ており、上記第二の整相回路3bからの受渡信号が表示
器6へ導かれる。さらに、超音波ビームが被検体内を進
行して反射エコーの発生が深さz2に相当する部分に至
ると、深さz2より遠い領域■においてすでに特定の深
さzsに焦点を合わせておいた第一の整相回路3aによ
り再び受信する。このとき、上記深さz2に相当する時
刻より以後は、切換回路5内の切換スイッチ7は再び接
点A側に接続され、上記第一の整相回路3aからの受波
信号が表示器6へ導かれる。このようにして、被検体の
診断領域を深さ方向に複数に区分し、超音波ビームの進
行に従って焦点を移動させるダイナミック、フォラカス
が行われる。
しかし、このような従来の超音波診断装置においては、
整相回路3a、3bからの出力信号をそのまま検波器4
a、4bで検波してそれぞれ表示器6に表示していたの
で、生体としての被検体中での超音波減衰率の相違する
臓器などの影響、または各被検体での超音波の伝播損朱
の個体差などの影響を受けて、第4図に示す領域Iと■
との境界線Q、及び領域■と■との境界線Q2において
、各領域1.II、IIIの受信エコー強度を示す曲線
C□l c2t 03間でそれぞれ段差Δ4.Δ2が生
ずるものであった。なお、このような段差Δ1.Δ2は
、装置の部品の特性の差異によっても生ずることがあっ
た。このことから、診断領域を深さ方向に複数に区分し
てダイナミックフォーカスを行った場合に、各領域1.
II、IIIの境界において受信エコー信号が不連続と
なり、得られた画像には上記の境界で明るさ及びコント
ラストなどに段差が生じるものであった。そして、これ
が画像上で線状のゴーストとして現われ、画像が見にく
くなるものであった。このようにして得られた断層像は
画像診断に不適当であることから、その改善が望まれて
いた。
整相回路3a、3bからの出力信号をそのまま検波器4
a、4bで検波してそれぞれ表示器6に表示していたの
で、生体としての被検体中での超音波減衰率の相違する
臓器などの影響、または各被検体での超音波の伝播損朱
の個体差などの影響を受けて、第4図に示す領域Iと■
との境界線Q、及び領域■と■との境界線Q2において
、各領域1.II、IIIの受信エコー強度を示す曲線
C□l c2t 03間でそれぞれ段差Δ4.Δ2が生
ずるものであった。なお、このような段差Δ1.Δ2は
、装置の部品の特性の差異によっても生ずることがあっ
た。このことから、診断領域を深さ方向に複数に区分し
てダイナミックフォーカスを行った場合に、各領域1.
II、IIIの境界において受信エコー信号が不連続と
なり、得られた画像には上記の境界で明るさ及びコント
ラストなどに段差が生じるものであった。そして、これ
が画像上で線状のゴーストとして現われ、画像が見にく
くなるものであった。このようにして得られた断層像は
画像診断に不適当であることから、その改善が望まれて
いた。
そこで、本発明は、このような問題点を解決することが
できる超音波診断装置を提供することを目的とする。
できる超音波診断装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、複数の振動子素子が一列状に配列され超
音波を送受波する探触子と、この探触子の各振動子素子
からの受波信号に所定の遅延時間を与えて位相を揃え加
算して出力する複数の整相回路と、これらの整相回路に
それぞれ接続され各整相回路で整相された信号を検波す
る検波器と。
音波を送受波する探触子と、この探触子の各振動子素子
からの受波信号に所定の遅延時間を与えて位相を揃え加
算して出力する複数の整相回路と、これらの整相回路に
それぞれ接続され各整相回路で整相された信号を検波す
る検波器と。
上記複数の整相回路の受波信号を切り換えて出力する切
換回路と、この切換回路からの出力信号を画像として表
示する表示器とを有し、診断領域を深さ方向に複数に区
分しそれぞれの領域に対応して超音波ビームの受波の収
束点及び探触子の口径を定め断層像を得る超音波診断装
置において、上記複数の整相回路から出力される隣接領
域の受波信号を入力すると共に上記複数の整相回路の受
波信号を領域境界近くにおいて強度を比較して制御信号
を送出する制御器と、この制御器からの制御信号により
隣接下位領域の受波信号の強度が隣接上位領域の信号強
度と等しくなるようにそれぞれのゲインを調整する複数
の可変利得増幅器とを備えた超音波診断装置によって達
成される。
換回路と、この切換回路からの出力信号を画像として表
示する表示器とを有し、診断領域を深さ方向に複数に区
分しそれぞれの領域に対応して超音波ビームの受波の収
束点及び探触子の口径を定め断層像を得る超音波診断装
置において、上記複数の整相回路から出力される隣接領
域の受波信号を入力すると共に上記複数の整相回路の受
波信号を領域境界近くにおいて強度を比較して制御信号
を送出する制御器と、この制御器からの制御信号により
隣接下位領域の受波信号の強度が隣接上位領域の信号強
度と等しくなるようにそれぞれのゲインを調整する複数
の可変利得増幅器とを備えた超音波診断装置によって達
成される。
このように構成された超音波診断装置は、検波器の出力
側に設けられた制御器で検波器から出力される隣接領域
の受波信号を入力すると共に隣接上位領域の受波信号と
隣接下位領域の受波信号との強度を比較して制御信号を
送出し、この制御器からの制御信号を各整相回路の出力
側にそれぞれ設けられた可変利得増幅器へ入力し、それ
ぞれの可変利得増幅器で各整相回路から検波器へ入力す
る隣接下位領域の受波信号の強度が隣接上位領域の信号
強度と等しくなるようにそれぞれのゲインを調整するも
のである。この動作を反射エコーの発生の深さが上記領
域の境界に達するまでに行う。
側に設けられた制御器で検波器から出力される隣接領域
の受波信号を入力すると共に隣接上位領域の受波信号と
隣接下位領域の受波信号との強度を比較して制御信号を
送出し、この制御器からの制御信号を各整相回路の出力
側にそれぞれ設けられた可変利得増幅器へ入力し、それ
ぞれの可変利得増幅器で各整相回路から検波器へ入力す
る隣接下位領域の受波信号の強度が隣接上位領域の信号
強度と等しくなるようにそれぞれのゲインを調整するも
のである。この動作を反射エコーの発生の深さが上記領
域の境界に達するまでに行う。
このようにしてゲインが調整された検波器からの出力信
号を切換回路で各領域ごとに境界で切り換えて出力する
ことにより、各領域の境界で受信エコー信号が不連続と
なるのを除去することができる。
号を切換回路で各領域ごとに境界で切り換えて出力する
ことにより、各領域の境界で受信エコー信号が不連続と
なるのを除去することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図である。この超音波診断装置は、診断領域を深
さ方向に複数に区分してダイナミックフォーカスを行い
被検体の診断部位について断層像を得るもので、第1図
に示すように、探触子2と、スイッチ群8と、増幅器群
9と、複数の整相回路3a、3bと、複数の検波器4a
、4bと、切換回路5と、表示器6とを有して成る。
ロック図である。この超音波診断装置は、診断領域を深
さ方向に複数に区分してダイナミックフォーカスを行い
被検体の診断部位について断層像を得るもので、第1図
に示すように、探触子2と、スイッチ群8と、増幅器群
9と、複数の整相回路3a、3bと、複数の検波器4a
、4bと、切換回路5と、表示器6とを有して成る。
上記探触子2は、被検体の診断部位に対して超音波を送
受波するもので、例えば短冊状に形成された複数の振動
子素子1,1.・・・が−列状に配列されている。スイ
ッチ群8は、上記探触子2の特定の複数個の振動子素子
群を順次選択し、後続の増幅器群9へ接続切り換えして
例えばリニア走査をさせるためのものである。増幅器群
9は、上記スイッチ群8を介して入力する探触子2の受
波した反射エコー信号を増幅するもので、被検体の深部
からの反射エコー信号はど弱くなるのでこれを補償する
0ため、そのゲインを外部からのTGC信号により時間
の経過と共に大きくするようになっている。各整相回路
3a、3bは、上記増幅器群9の出力側に並列に設けら
れており、上記探触子2の各振動子素子1,1.・・・
からの受波信号に所定の遅延時間を与えて位相を揃え加
算して出力するもので、その内部には受波用遅延回路及
び加算器を有しており、図示外の制御回路により上記の
遅延時間が所定の値に設定されるようになっている。な
お、これらの整相回路3a、3bは、上記受波用のチャ
ンネル毎に設けたタップ付遅延線による遅延回路と加算
器との組合せ以外の構成、例えばタップ付遅延線と電圧
−電流変換器とを組合せて定電流信号をタップから入力
する方式のものやディジタル式のものでもよい、各検波
器4a。
受波するもので、例えば短冊状に形成された複数の振動
子素子1,1.・・・が−列状に配列されている。スイ
ッチ群8は、上記探触子2の特定の複数個の振動子素子
群を順次選択し、後続の増幅器群9へ接続切り換えして
例えばリニア走査をさせるためのものである。増幅器群
9は、上記スイッチ群8を介して入力する探触子2の受
波した反射エコー信号を増幅するもので、被検体の深部
からの反射エコー信号はど弱くなるのでこれを補償する
0ため、そのゲインを外部からのTGC信号により時間
の経過と共に大きくするようになっている。各整相回路
3a、3bは、上記増幅器群9の出力側に並列に設けら
れており、上記探触子2の各振動子素子1,1.・・・
からの受波信号に所定の遅延時間を与えて位相を揃え加
算して出力するもので、その内部には受波用遅延回路及
び加算器を有しており、図示外の制御回路により上記の
遅延時間が所定の値に設定されるようになっている。な
お、これらの整相回路3a、3bは、上記受波用のチャ
ンネル毎に設けたタップ付遅延線による遅延回路と加算
器との組合せ以外の構成、例えばタップ付遅延線と電圧
−電流変換器とを組合せて定電流信号をタップから入力
する方式のものやディジタル式のものでもよい、各検波
器4a。
4hは、上記各整相回路3at3bの出力側にそれぞれ
接続されており、各整相回路3a、3bで整相された信
号を検波するものである。切換回路5は、上記各検波器
4a、4bの出力側に共通に設けられており、各検波器
4a、4bからの受波信号を切り換えて出力するもので
、その内部には上記各検波器4a、4bからの受波信号
を切り換えて出力するための二つの接点A、Bと切換ス
イッチ7が設けられている1表示器6は上記切換回路5
からの出力信号を画像として表示するもので、例えば半
導体メモリからなるスキャンコンバータとNTSC方式
の標準ビデオモニタから成る。なお、第1図においては
、リニア電子走査型の超音波診断装置において受波信号
系のみの構成を示しており、送波信号系は図示省略しで
ある。
接続されており、各整相回路3a、3bで整相された信
号を検波するものである。切換回路5は、上記各検波器
4a、4bの出力側に共通に設けられており、各検波器
4a、4bからの受波信号を切り換えて出力するもので
、その内部には上記各検波器4a、4bからの受波信号
を切り換えて出力するための二つの接点A、Bと切換ス
イッチ7が設けられている1表示器6は上記切換回路5
からの出力信号を画像として表示するもので、例えば半
導体メモリからなるスキャンコンバータとNTSC方式
の標準ビデオモニタから成る。なお、第1図においては
、リニア電子走査型の超音波診断装置において受波信号
系のみの構成を示しており、送波信号系は図示省略しで
ある。
そして、第2図に示すように、診断領域を深さ方向に例
えば三つの領域1.II、Hに区分し、それぞれの領域
i、n、mに対応して超音波ビームの受波の収束点及び
探触子2の口径を定め、深さ方向で連続した信号として
断層像を得るようになっている。
えば三つの領域1.II、Hに区分し、それぞれの領域
i、n、mに対応して超音波ビームの受波の収束点及び
探触子2の口径を定め、深さ方向で連続した信号として
断層像を得るようになっている。
ここで、本発明においては、上記各検波器4a。
4bの出力側に共通に制御器10が設けられると共に、
第一7の整相回路3aと第一の検波器4aとの間及び第
二の整相回路3bと第二の検波器4bとの間にそれぞれ
第一の可変利得増幅器11a及び第二の可変利得増幅器
11bが設けられている。
第一7の整相回路3aと第一の検波器4aとの間及び第
二の整相回路3bと第二の検波器4bとの間にそれぞれ
第一の可変利得増幅器11a及び第二の可変利得増幅器
11bが設けられている。
上記制御器10は、第−及び第二の検波器4a。
4bから出力される隣接領域t、n、m(第2図参照)
の受波信号を入力すると共に、隣接上位領域たとえば領
域Iの受波信号と、隣接下位領域たとえば領域■の受波
信号との間でその領域の境界線悲、(第2図参照)にお
ける信号強度を比較して制御信号を送出するもので、第
一の検波器4aに対しては信号線12aで接続され、第
二の検波器4bに対しては信号線12bで接続されてい
る。
の受波信号を入力すると共に、隣接上位領域たとえば領
域Iの受波信号と、隣接下位領域たとえば領域■の受波
信号との間でその領域の境界線悲、(第2図参照)にお
ける信号強度を比較して制御信号を送出するもので、第
一の検波器4aに対しては信号線12aで接続され、第
二の検波器4bに対しては信号線12bで接続されてい
る。
第−及び第二の可変利得増幅器11a、llbは、上記
制御器10から送出される制御信号S1.S、。
制御器10から送出される制御信号S1.S、。
S、により、各整相回路3a、3bから各検波器4a、
4bへ入力する隣接下位領域の受波信号の強度が隣接上
位領域の信号強度と等しくなるように、たとえば第二の
整相回路3bから第二の検波器4bへ入力する領域■の
受波信号の強度が第一の整相回路3aから第一の検波器
4aへ入力する領域Iの受波信号の強度と等しくなるよ
うに、そのゲインを調整するもので、それぞれ信号線1
3a、13bで上記制御器10と接続されている。
4bへ入力する隣接下位領域の受波信号の強度が隣接上
位領域の信号強度と等しくなるように、たとえば第二の
整相回路3bから第二の検波器4bへ入力する領域■の
受波信号の強度が第一の整相回路3aから第一の検波器
4aへ入力する領域Iの受波信号の強度と等しくなるよ
うに、そのゲインを調整するもので、それぞれ信号線1
3a、13bで上記制御器10と接続されている。
次に、このように構成された超音波診断装置の動作につ
いて第2図を参照して説明する。ここで。
いて第2図を参照して説明する。ここで。
第2図は、第4図と同様に診断領域の深さ方向の距離と
受信エコー強度との関係を示すグラフである。まず、探
触子2から超音波ビームを送波した直後の被検体からの
反射エコーの受信に際しては。
受信エコー強度との関係を示すグラフである。まず、探
触子2から超音波ビームを送波した直後の被検体からの
反射エコーの受信に際しては。
体表から深さzlまでの領域lにおいては特定の深さz
3に焦点を合わせた第一の整相回路3aにより受信する
。この第一の整相回路3aで整相された領域Iの受波信
号は、第一の可変利得増幅器11a及び第一の検波器4
a並びに信号線12aを介して制御器10の第一の入力
端子Pへ入力し。
3に焦点を合わせた第一の整相回路3aにより受信する
。この第一の整相回路3aで整相された領域Iの受波信
号は、第一の可変利得増幅器11a及び第一の検波器4
a並びに信号線12aを介して制御器10の第一の入力
端子Pへ入力し。
この制御器10はそのままの信、号強度を与える制御信
号SLを送出する。そして、この制御信号S1は、信号
線13aを介して第一の可変利得増幅器11aへ入力し
、そのゲインは上記領域Iの受波信号をそのままの強度
とするように一定の値とされる。このようにゲイン調整
された第一の可変利得増幅器11aからの出力信号は、
第一の検波器4aで検波され、切換回路5へ入力する。
号SLを送出する。そして、この制御信号S1は、信号
線13aを介して第一の可変利得増幅器11aへ入力し
、そのゲインは上記領域Iの受波信号をそのままの強度
とするように一定の値とされる。このようにゲイン調整
された第一の可変利得増幅器11aからの出力信号は、
第一の検波器4aで検波され、切換回路5へ入力する。
このときの受信エコー信号の強度は、例えば第2図に実
線の曲線C1で示すようなカーブとなる。そして、上記
深さ2□に相当する時刻までは、切換回路5内の切換ス
イッチ7は接点A側に接続されており。
線の曲線C1で示すようなカーブとなる。そして、上記
深さ2□に相当する時刻までは、切換回路5内の切換ス
イッチ7は接点A側に接続されており。
上記第一の整相回路3aからの領域Iの受波信号が表示
器6へ導かれる。
器6へ導かれる。
次に、超音波ビームが被検体内を進行して反射エコーの
発生が深さzlに相当する部分の直前に至ると、深さz
lから22までの領域■において特定の深さz4に焦点
を合わせた第二の整相回路3bにより受信する。この第
二の整相回路3bで整相された深さ2工の直前の受波信
号は、第二の可変利得増幅器11b及び第二の検波器4
b並びに信号線12bを介して制御器10の第二の入力
端子Qへ入力する。このとき同時に、上記制御器10の
第一の入力端子Pには、上記第一の整相回路3aからの
領域Iの受波信号が入力している。そして、この制御器
10は、第一の入力端子Pから入力した領域Iの受波信
号(第2図の曲線C8参照)と第二の入力端子Qから入
力した深さzlの直前の受波信号(第2図の実線の曲線
C,参照)とを比較し、第2図に示すように上記領域I
と■の境界線Q1の直前における信号強度が等しくなる
ようにゲインを調整する制御信号S2を送出する。次に
、この制御信号S2は、信号線13bを介して第二の可
変利得増幅器11bへ入力し、そのゲインが上記境界線
Q1の直前において第二の整相回路3bの受波信号の強
度が第一の整相回路3aの受波信号の強度と等しくなる
ように調整される。このようにゲイン調整された第二の
可変利得増幅器11bからの出力信号は、第二の検波器
4bで検波され、切換回路5へ入力する。このときの境
界線Q□の直前と領域■の受信エコー信号の強度は1例
えば第2図に破線の曲線02′で示すようなカーブとな
り、境界線Q1上では曲線c1と曲線02′ とは点a
で交ねることとなる。そして、上記深さzlからz2に
相当する時刻の間は。
発生が深さzlに相当する部分の直前に至ると、深さz
lから22までの領域■において特定の深さz4に焦点
を合わせた第二の整相回路3bにより受信する。この第
二の整相回路3bで整相された深さ2工の直前の受波信
号は、第二の可変利得増幅器11b及び第二の検波器4
b並びに信号線12bを介して制御器10の第二の入力
端子Qへ入力する。このとき同時に、上記制御器10の
第一の入力端子Pには、上記第一の整相回路3aからの
領域Iの受波信号が入力している。そして、この制御器
10は、第一の入力端子Pから入力した領域Iの受波信
号(第2図の曲線C8参照)と第二の入力端子Qから入
力した深さzlの直前の受波信号(第2図の実線の曲線
C,参照)とを比較し、第2図に示すように上記領域I
と■の境界線Q1の直前における信号強度が等しくなる
ようにゲインを調整する制御信号S2を送出する。次に
、この制御信号S2は、信号線13bを介して第二の可
変利得増幅器11bへ入力し、そのゲインが上記境界線
Q1の直前において第二の整相回路3bの受波信号の強
度が第一の整相回路3aの受波信号の強度と等しくなる
ように調整される。このようにゲイン調整された第二の
可変利得増幅器11bからの出力信号は、第二の検波器
4bで検波され、切換回路5へ入力する。このときの境
界線Q□の直前と領域■の受信エコー信号の強度は1例
えば第2図に破線の曲線02′で示すようなカーブとな
り、境界線Q1上では曲線c1と曲線02′ とは点a
で交ねることとなる。そして、上記深さzlからz2に
相当する時刻の間は。
切換回路5内の切換スイッチ7は接点B側に接続されて
おり、上記第二の整相回路3bからの領域■の受波信号
が表示器6へ導かれる。
おり、上記第二の整相回路3bからの領域■の受波信号
が表示器6へ導かれる。
次に、超音波ビームが被検体内を進行して反射エコーの
発生が深さz2に相当する部分の直前に至ると、深さz
2より遠い領域■においてすでに特定の深さ2.に焦点
を合わせておいて第一の整相回路3aにより再び受信す
る。この第一の整相回路3aで整相された深さ2.の直
前の受波信号は、第一の可変利得増幅器11a及び第一
の検波器4a並びに信号線12.aを介して制御器10
の第一の入力端子Pへ入力する。このとき同時に。
発生が深さz2に相当する部分の直前に至ると、深さz
2より遠い領域■においてすでに特定の深さ2.に焦点
を合わせておいて第一の整相回路3aにより再び受信す
る。この第一の整相回路3aで整相された深さ2.の直
前の受波信号は、第一の可変利得増幅器11a及び第一
の検波器4a並びに信号線12.aを介して制御器10
の第一の入力端子Pへ入力する。このとき同時に。
上記制御器10の第二の入力端子Qには、上記第二の整
相回路3bからの領域■の受波信号が入力している。そ
して、この制御器10は、第二の入力端子Qから入力し
た領域■の受波信号(第2図の曲線02′参照)と第一
の入力端子Pから入力した深さz2の直前の受波信号(
第2図の実線の曲線c3参照)とを比較し、第2図に示
すように上記領域■と■の境界線Q2の直前における信
号強度が等しくなるようにゲインを調整する制御信号S
、を送出する。次に、この制御信号S、は、信号線13
aを介して第一の可変利得増幅器11aへ入力し、その
ゲインが上記境界線Q2の直前において第一の整相回路
3aの受波信号の強度が第二の整相回路3bの受波信号
の強度と等しくなるように調整される。このようにゲイ
ン調整された第一の可変利得増幅器11aからの出力信
号は、第一の検波器4aで検波され、切換回路5へ入力
する。このときの境界線Q2の直前と領域■の受信エコ
ー信号の強度は、例えば第2図に破線の曲線c、′で示
すようなカーブとなり、境界線Q2上では曲線02′
と曲線c、′とは点すで交わることとなる。そして、上
記深さ2.に相当する時刻より以後は、切換回路5内の
切換スイッチ7は再び接点A側に接続され、上記第一の
整相回路3aからの領域■の受波信号が表示器6へ導か
れる。
相回路3bからの領域■の受波信号が入力している。そ
して、この制御器10は、第二の入力端子Qから入力し
た領域■の受波信号(第2図の曲線02′参照)と第一
の入力端子Pから入力した深さz2の直前の受波信号(
第2図の実線の曲線c3参照)とを比較し、第2図に示
すように上記領域■と■の境界線Q2の直前における信
号強度が等しくなるようにゲインを調整する制御信号S
、を送出する。次に、この制御信号S、は、信号線13
aを介して第一の可変利得増幅器11aへ入力し、その
ゲインが上記境界線Q2の直前において第一の整相回路
3aの受波信号の強度が第二の整相回路3bの受波信号
の強度と等しくなるように調整される。このようにゲイ
ン調整された第一の可変利得増幅器11aからの出力信
号は、第一の検波器4aで検波され、切換回路5へ入力
する。このときの境界線Q2の直前と領域■の受信エコ
ー信号の強度は、例えば第2図に破線の曲線c、′で示
すようなカーブとなり、境界線Q2上では曲線02′
と曲線c、′とは点すで交わることとなる。そして、上
記深さ2.に相当する時刻より以後は、切換回路5内の
切換スイッチ7は再び接点A側に接続され、上記第一の
整相回路3aからの領域■の受波信号が表示器6へ導か
れる。
このようにして、被検体の診断領域を深さ方向に複数に
区分し、超音波ビームの進行に従って焦点を移動させる
ダイナミックフォーカスが行われる。
区分し、超音波ビームの進行に従って焦点を移動させる
ダイナミックフォーカスが行われる。
なお、第1図の実施例においては、制御器10は、アナ
ログ回路で構成するものとして示したが、本発明はこれ
に限らず、各検波器4a、4bからの出力信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換器を備えると共に、この
A/D変換器がらのディジタル信号を比較して第−及び
第二の可変利得増幅器11a、llbに与える制御電圧
にさらに適切な電圧変化を計算するシグナルプロセッサ
を備えて構成してもよい、また、二つの整相回路3a、
3bにそれぞれ検波器4a、4bを設けたが、これに限
らず、二つの可変利得増幅器11a、11bの出力信号
の振幅を直接制御器1oで検出すると共に、上記二つの
可変利得増幅器11a、11bの出力信号を切換回路5
で切り換え、この切換回路5の出力側に一つの検波器を
設ける構成としてもよい、さらに、上記二つの可変利得
増幅器11a、llbの機能は、TGC信号により制御
される増幅器群9を二系統設けることにより、これらの
増幅器群に行わせることもできる。
ログ回路で構成するものとして示したが、本発明はこれ
に限らず、各検波器4a、4bからの出力信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換器を備えると共に、この
A/D変換器がらのディジタル信号を比較して第−及び
第二の可変利得増幅器11a、llbに与える制御電圧
にさらに適切な電圧変化を計算するシグナルプロセッサ
を備えて構成してもよい、また、二つの整相回路3a、
3bにそれぞれ検波器4a、4bを設けたが、これに限
らず、二つの可変利得増幅器11a、11bの出力信号
の振幅を直接制御器1oで検出すると共に、上記二つの
可変利得増幅器11a、11bの出力信号を切換回路5
で切り換え、この切換回路5の出力側に一つの検波器を
設ける構成としてもよい、さらに、上記二つの可変利得
増幅器11a、llbの機能は、TGC信号により制御
される増幅器群9を二系統設けることにより、これらの
増幅器群に行わせることもできる。
本発明は以上のように構成されたので、診断領域を深さ
方向に複数に区分してダイナミックフォーカスを行う場
合において、検波器4a、4bがら出力される隣接領域
■と■または■と■の境界近くの受波信号を同時に入力
すると共に隣接上位領域の受波信号と隣接下位領域の受
波信号との領域境界における強度を隣接下位領域におい
て比較して、各整相回路3a、3bから検波器4a、4
bへ入力する隣接下位領域の受波信号の強度が隣接上位
領域の信号強度と等しくなるようにそれぞれのゲインを
調整することにより、各領域1,11゜■の境界で受信
エコー信号が不連続となるのを除去することができる。
方向に複数に区分してダイナミックフォーカスを行う場
合において、検波器4a、4bがら出力される隣接領域
■と■または■と■の境界近くの受波信号を同時に入力
すると共に隣接上位領域の受波信号と隣接下位領域の受
波信号との領域境界における強度を隣接下位領域におい
て比較して、各整相回路3a、3bから検波器4a、4
bへ入力する隣接下位領域の受波信号の強度が隣接上位
領域の信号強度と等しくなるようにそれぞれのゲインを
調整することにより、各領域1,11゜■の境界で受信
エコー信号が不連続となるのを除去することができる。
従って、得られた断層像には、従来のように各領域1.
II、IIIの境界で明るさ及びコントラストなどに段
差が生じることなく、画質を向上して画像を見易くする
ことができる。−二のことから、被検体の診断部位を変
化させたり、あるいは被検体自身を別の個体に変えたこ
とにより超音波ビームの減衰率が変化しても、自動的に
診断領域の深さ方向において各領域1.11.IIIの
境界で断層像に段差が生じないようにすることができる
。従って、得られた断層像による画像診断の効率を向上
することができる。また、装置の調整に関しては、被検
体内の超音波の伝播特性が一定と想定して、受信エコー
信号が不連続とらないように送受波系の利得などを完全
に合わせる精密な調整作業が不要となる。従って、装置
の製作時の調整工数を減らすことができると共に、生産
コストを低減することができる。
II、IIIの境界で明るさ及びコントラストなどに段
差が生じることなく、画質を向上して画像を見易くする
ことができる。−二のことから、被検体の診断部位を変
化させたり、あるいは被検体自身を別の個体に変えたこ
とにより超音波ビームの減衰率が変化しても、自動的に
診断領域の深さ方向において各領域1.11.IIIの
境界で断層像に段差が生じないようにすることができる
。従って、得られた断層像による画像診断の効率を向上
することができる。また、装置の調整に関しては、被検
体内の超音波の伝播特性が一定と想定して、受信エコー
信号が不連続とらないように送受波系の利得などを完全
に合わせる精密な調整作業が不要となる。従って、装置
の製作時の調整工数を減らすことができると共に、生産
コストを低減することができる。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図、第2図はその動作を説明するための診断領域
の深さ方向の距離と受信エコー強度との関係を示すグラ
フ、第3図は従来の超音波診断装置を示すブロック図、
第4図は従来例において診断領域を深さ方向に複数に区
分した各領域の境界で受信エコー信号が不連続となる状
態を説明するためのグラフである。 1・・・振動子素子、 2・・・探触子、 3a、3b
・・・整相回路、 4a、4b・・・検波器、 5・・
・切換回路、 6・・・表示器、 8・・・スイッ
チ群、 9・・・増幅器群、 10・・・制御器、
lla、llb・・・可変利得増幅器、 81〜S3・
・・制御信号。 第2図 第4図 淳之オ(至)の社離(cm)
ロック図、第2図はその動作を説明するための診断領域
の深さ方向の距離と受信エコー強度との関係を示すグラ
フ、第3図は従来の超音波診断装置を示すブロック図、
第4図は従来例において診断領域を深さ方向に複数に区
分した各領域の境界で受信エコー信号が不連続となる状
態を説明するためのグラフである。 1・・・振動子素子、 2・・・探触子、 3a、3b
・・・整相回路、 4a、4b・・・検波器、 5・・
・切換回路、 6・・・表示器、 8・・・スイッ
チ群、 9・・・増幅器群、 10・・・制御器、
lla、llb・・・可変利得増幅器、 81〜S3・
・・制御信号。 第2図 第4図 淳之オ(至)の社離(cm)
Claims (1)
- 複数の振動子素子が一列状に配列され超音波を送受波す
る探触子と、この探触子の各振動子素子からの受波信号
に所定の遅延時間を与えて位相を揃え加算して出力する
複数の整相回路と、これらの整相回路にそれぞれ接続さ
れ各整相回路で整相された信号を検波する検波器と、上
記複数の整相回路の受波信号を切り換えて出力する切換
回路と、この切換回路からの出力信号を画像として表示
する表示器とを有し、診断領域を深さ方向に複数に区分
しそれぞれの領域に対応して超音波ビームの受波の収束
点及び探触子の口径を定め断層像を得る超音波診断装置
において、上記複数の整相回路から出力される隣接領域
の受波信号を入力すると共に上記複数の整相回路の受波
信号を領域境界近くにおいて強度を比較して制御信号を
送出する制御器と、この制御器からの制御信号により隣
接下位領域の受波信号の強度が隣接上位領域の信号強度
と等しくなるようにそれぞれのゲインを調整する複数の
可変利得増幅器とを備えたことを特徴とする超音波診断
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021323A JPH01198535A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021323A JPH01198535A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01198535A true JPH01198535A (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=12051942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63021323A Pending JPH01198535A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01198535A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993003675A1 (en) * | 1991-08-20 | 1993-03-04 | Yokogawa Medical Systems, Ltd. | Received wave beam former of ultrasonic diagnosis device |
JP2009244232A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fujifilm Corp | 光断層画像形成方法および光断層画像化装置 |
-
1988
- 1988-02-02 JP JP63021323A patent/JPH01198535A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993003675A1 (en) * | 1991-08-20 | 1993-03-04 | Yokogawa Medical Systems, Ltd. | Received wave beam former of ultrasonic diagnosis device |
US5417217A (en) * | 1991-08-20 | 1995-05-23 | Ge Yokogawa Medical Systems, Limited | Echo beam former for an ultrasonic diagnostic apparatus |
JP2009244232A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fujifilm Corp | 光断層画像形成方法および光断層画像化装置 |
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