JPH01196336A - 金属調フィルム - Google Patents

金属調フィルム

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JPH01196336A
JPH01196336A JP2153988A JP2153988A JPH01196336A JP H01196336 A JPH01196336 A JP H01196336A JP 2153988 A JP2153988 A JP 2153988A JP 2153988 A JP2153988 A JP 2153988A JP H01196336 A JPH01196336 A JP H01196336A
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Masahiro Maekawa
正博 前川
Hachiro Onishi
八郎 大西
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Tsuchiya KK
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の外装パネル等に接着して使用され、
金属感を呈する意匠を施すための金属調シートに関する
(従来の技術) 近年、自動車等の外装においては金属調意匠、即ち金属
感を呈する装飾を施したものが好まれ、更に個性化の時
代と相俟って、アルミ調、ブロンズ調等、様々な金属調
意匠を施したものも望まれている。
こうした要求に対応するため、従来、例えば第2図に示
すような接着剤層21、金属蒸着層22、トー2ブ層2
3が順次積層されているホットスタンプ用フィルム2を
、所望の意匠輪郭に裁断  −し、自動車のポデー外板
や外装パネル、外装部品等の金属調意匠を施す部分に貼
付して使用する試みがなされている。
また、ホットスタンプ用フィルムに関し、前記ホットス
タンプ用フィルム2のトー2ブ層23上に透明クリヤー
層を設けたものも提案されている(特公昭58−253
29号)。
更に、自動車の苛酷な使用環境条件に対応するため、ト
ップ層23上に接着剤層を介してデュポン社の商品で知
られているデトラ ■フィルムのようなフッ化ビニルフ
ィルムをオーバーコートシたものや、これに加えて接着
剤層21下に塩化ビニルフィルムをアンダーコートした
ものが採用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このようにホットスタンプ用フィルム2
を使用して自動車のポデー外板ヤ外装パネル、外装部品
等に金属調意匠を施した場合、ホットスタンプ用フィル
ム2は、トップ層23上に透明クリヤー層を設けた場合
においても、フィルム端部から雨水や洗車の際などにお
ける酸やアルカリを含んだ水が侵入し、また、−1大抵
の種類の、例えば蒸着金属に用いられるA文、Sn等の
金属のものは腐食が進行し、従って経時に金属感が失な
われ、美観を損なうという問題がある。
これに対し、金属蒸着層22に、雨水や、酸やアルカリ
を含んだ水に対しても対腐食性に優れたCrやCr−N
iを使用した場合、金属調意匠の表現回部な範囲がこれ
ら金属の金属調に限定され、個性化時代の要求に答えら
れないという問題がある。(ブロンズタッチの意匠を表
現する方法として、真鍮(銅−亜鉛合金)の使用が考え
られるが、前記腐食の問題が生じる。)また、フィルム
端部をシールして、雨水や、酸やアルカリを含む水の侵
入しない構造とすることも考えられるが、この場合、ア
ルミ調、ブロンズ調の意匠も可能となるものの、意匠に
応じて個々のフィルム端部をシールするのは手間がかか
るなどの製造上の難点がある。更に、シールするのは手
間がかかるなどの製造上の難点があり、従ってコスト高
となるという問題がある。更に、トップ層23上に、例
えば、少量の願料または染料を含有せしめることにより
形成される透明着色層を設けることも考えられるが、例
えば金属蒸着層22にCrまたはCr−Niを使用した
場合の様に下地色が黒っぽい場合には下地色の影響を受
け、アルミ調やパール調の表現はできないという問題や
特に透明着色層の願料や染料の濃度を高くした場合に透
明着色層の透明性が低下し′、下地を隠蔽するために透
明感がでないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、アルミ調、
ブロンズ調等の多様な金属調意匠を、例えば、自動車の
ポデー外板や外装パネル、外装部品等に施すことができ
、しかもこの金属調意匠が長期間安定に維持できる金属
調フィルムを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、
片面にパール調印刷層が形成された透明樹脂フィルムの
樹脂フィルム面に直接または透明層を介して耐食性金属
薄膜、接着剤層を順次積層してなることを特徴とする金
属調フィルムを提供するものである。
なお、パール調印刷層は、透明樹脂フィルムの片面に、
パール調顔料、例えばマイカやこれに二酸化チタンを被
壇したものなどを透明な結着剤成分などと共に溶剤中に
配合した半透°明印刷インクをスクリーン印刷等により
形成することができる。
耐食性金属薄膜は、耐食性に優れた、例えばCrやCr
−Niの様な金属または合金を真空蒸着法やスパッタリ
ング法などの薄膜形成方法により形成することができる
また、本発明の金属調フィルムは、中でも片面にパール
調印刷層が形成された透明樹脂フィルムの樹脂フィルム
面に透明な接着剤層、前記透明樹脂とは異なる透明樹脂
フィルム、耐食性金属FI膜、接着剤層を順次積層して
なるものや、パール調印刷層上に透明クリヤー層を有す
るものが好ましい。
(作用) 本発明はフィルムによれば、パール調印刷層と耐食性金
属薄膜の間に介在する透明樹脂フィルム、または透明樹
脂フィルム及び透明層が透明であるので、実質的にバー
ル調印刷層を通して前記金属薄膜が観察される。パール
調印刷層は、その中に含まれているパール調顔料の種類
、量、バール調印刷層の厚さ等を変えることにより、光
の透過、反射更には色調を広範囲にわたって変化するこ
とができる。従って、前記金属薄膜に例えCrやCr−
Niを使用してもパール調印刷層を変えることにより、
CrやCr−Ni個有の金属感のみならず、アルミ調や
ブロンズ調等の様々な金属感が表現される。なお、パー
ル調印刷層による光の透過、反射の変化はパール調印刷
層に含まれるパール調顔料粒子による光の反射(散乱)
による、また、色調変化は、このパール調顔料粒子(例
えばマイカ)に、この粒子とは屈折率の異なる透明物質
(例えば二酸化チタン)をほぼ−様な膜厚で被覆するこ
とにより生じ、この膜厚の増加につれて白から黄、赤、
青、緑と色調が変化する。これは、例えばマイカ表面で
反射した光と、そ上に被覆された二酸化チタン表面で反
射した光との干渉、即ち、ニュートリングと同様の原理
によるものと考えられている。
なお、本発明の金属調フィルムの金属調意匠が長期間安
定に維持できるのは、耐食性金属薄膜が使用され、下地
色を形成する金属薄膜が、雨水や、酸やアルカリを含む
水などに対して耐食性に優れていることによる。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例を説明する。
第1図は、本発明金属調フィルムの一例を示すもので、
この金属調フィルム1は、透明クリヤー層11.パール
調印刷層12、透明樹脂フィルム13、及び透明な接着
剤層14、透明樹脂フィルム15からなる透明層16、
耐食性金属薄膜17、接着剤層18が順次積層された構
造となっている。
また、この金属調フィルム1は、通常、透明樹脂フィル
ム13の片面にバール調印刷層12、透明クリヤー層1
1を順次形成したフィルムAと、予め透明樹脂フィルム
15の片面に耐食性金属薄膜17を形成したフィルムB
を使用し、フィルムAとフィルムBとを、相互の樹脂フ
ィルム面に透明な接着剤層14を接着して一体化し、耐
食性金属薄膜17上に接着剤層を1成することにより製
造される。
ここで、透明クリヤー層11は、その材質に変成アクリ
ル樹脂、ウレタン系樹脂等が使用され、その厚さは、通
常、5〜50gである。この透明クリヤー層11は、こ
れにより被覆されるパール調印刷層12を保護し、金属
調フィルム10の耐摩耗性、耐候性を向上するためのも
のである。
パール調印刷層12は、パール調顔料が配合された半透
明印刷インクを印刷することにより形成される厚さ5〜
10μの層であり、この印刷は一般にスクリーン印刷に
よる。既に説明したように、このパール調印刷層12に
含まれるパール調顔料により、光の反謝、透過や色調変
化等の光の変調がなされる。このパール調顔料には、例
えば、粒径5〜40牌、膜厚0.1〜lpmのマイカ(
雲母)及びこれに二酸化チタンを被覆したものが使用さ
れ、後者においては、二酸化チタン被覆層の厚みを、マ
イカ表面からの反射光とこの被覆層表面からの反射光が
干渉して発色する一定の厚さとすることにより、色調が
黄、赤、紫、青、緑と変化する。耐食性金属薄膜にCr
やCr−Ni等を用いても、例えば、黄色の色調を付与
する厚み(0,4g程度)に二酸化チタンを被覆したマ
イカをパール調顔料に使用することにより金属調フィル
ム10はブロンズ調に表現される。
透明樹脂フィルム13には、前記パール、調印刷層12
を形成するための半透明印刷インクに対し、例えば接着
性良く被覆形成が行えるなどの印刷適正に優れ、かつ透
明な樹脂、例えば軟質塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体が使用される。その厚さは、通常、50ル
程度である。
透明な接着剤層14は、プラスチック同士の接着に通常
良く使用されるウレタン系接着剤が固化して形成された
層であり、前記フィルムAとBとを接着して一体化する
ものである。その厚さは、例えば30ル程度とされる。
透明樹脂フィルム15には、真空蒸着法等の薄膜形成法
により金属f[を、例えば接着性良く形成できるなど、
金属薄膜形成性に優れた、ポリエチレンテレ、フタレー
ト(PET)等のポリエステル、ポリフッ化ビニルなど
の透明な樹脂フィルムが使用される。
耐食性金属薄膜17は、Cr、 Cr−Ni等の耐食性
に優れた金属を真空蒸着法、スパッタリング法等の薄膜
形成法により形成される。その厚みは接着剤層18は、
自動車のポデー外板や外装パネル、外装部品等に接着、
好ましくは貼着による接着を可能にするためのもので、
通常、アクリル系やゴム系の粘着剤が使用され、その厚
みは20〜40鉢である。
金属調フィルム1は、以上説明した構成により、透明ク
リヤー層11により耐摩耗性、耐候性に優れ、パール調
印刷層12と耐食性金属!膜17とにより、パール調印
刷層12に含まれるバール調顔料の種類(例えば被覆処
理されていないマイカ、各種厚みの二酸化チタンを被覆
したマイカ)、配合量及びパール調印刷層12の厚みを
変えてアルミ調、ブロンズ調等の各種金属調の表現がな
される。また、耐食性金属薄膜17を使用しているので
、金属調フィルム1を所望の意匠輪郭に裁断し、相手材
、例えば自動車のポデー外板や外装パネル、外装部品等
に接着剤層18を合わせて接着した場合、フィルム端部
から雨水や、酸やアルカリを含んだ水が侵入してもほと
んど腐食されることなく、長期間にわたって金属調意匠
は初期(接着時)と変らず安定に維持される。
以上、本発明の特定の実施例について説明したが、本発
明は、この実施例に限定されるものではなく、例えば、
前記パール調印刷層12に耐庁耗性、耐候性に優れた透
明クリヤー層11と同様の材質を使用して透明クリヤー
層llを設けない構成と17たり、透明樹脂フィルム1
3をバール調印刷層12を形成する際の半透明イ・ツク
に対する印刷適正に優れていると共に金属薄膜形成性に
優れた材質で構成し、透明な接着剤M14及び透明樹脂
フィルム15からなる透明層18を設けない構成とした
り、また、接着剤層18に粘着剤を使用し、その表面に
剥離紙を被覆して設けることができるなど特許請求の範
囲に記載された範囲内で様々な実施態様が可能である。
(発明の効果) 以上のように、本発明の金属調フィルムは、耐食性金属
薄膜を使用しているので、自動車のポデー外板や外装パ
ネル、外装部品等に接着して使用した場合においてもフ
ィルム端部から雨水や、酸やアルカリを含んだ水が侵入
しても金属薄膜がほとんど腐食されることなく、長期間
にわたって金属意匠は初期と変らずに安定に維持される
。また、パール調印刷層により、着色染願料を使用する
ことなく、下地の金属薄膜をパール調に変調したり、着
色したりすることができるので金属感を損なうことなく
、アルミ調、ブロンズ調等の金属調の表現を可能とする
ものである。従って本発明によれば、各種金属調の、長
期間金属調が失なわれることなく美麗な意匠の創作に役
立つ金属調フィルムが提供され、従って自動車のポデー
外板や外装パネル、外装部品等の個性的な意匠や装飾が
可能となるものである・
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の金属調フィルムの一例を示す断面図
、 第2図は、ホ、−2トスタンプ用フィルム(従来品)の
−例を示す断面図である。 1 、、、、、金属調フィルム 12 、、、、、パール調印刷層 13、、、、、透明樹脂フィルム 16 、、、、、透明層 L 7 、、、、、 #腐食性金属薄膜18 、、、、
、接着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片面にパール調印刷層が形成された透明樹脂フィ
    ルムの樹脂フィルム面に直接または透明層を介して耐食
    性金属薄膜、接着剤層を順次積層してなることを特徴と
    する金属調フィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20131253A1 (it) * 2013-07-26 2015-01-27 Aor S R L Rivestimento stratificato perfezionato per la copertura e la decorazione o la formatura di strutture e oggetti o loro parti
ITMI20131261A1 (it) * 2013-07-26 2015-01-27 Aor S R L Multistrato in materiale composito per la formatura e il rivestimento di componenti strutturali e procedimento per la sua realizzazione

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