JPH01196316A - ゴム注入成形用金型 - Google Patents

ゴム注入成形用金型

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Publication number
JPH01196316A
JPH01196316A JP2007988A JP2007988A JPH01196316A JP H01196316 A JPH01196316 A JP H01196316A JP 2007988 A JP2007988 A JP 2007988A JP 2007988 A JP2007988 A JP 2007988A JP H01196316 A JPH01196316 A JP H01196316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heat medium
rubber material
mold
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007988A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Honda
本多 敏治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2007988A priority Critical patent/JPH01196316A/ja
Publication of JPH01196316A publication Critical patent/JPH01196316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ゴム注入成形用金型、更に詳しくは製品キ
ャビティに位置する部分の温度を調節することができる
ようにしたゴム注入成形用金型に関するものである。
〔従来の技術〕
ゴム注入成形用金聾よ、製品キャビティに注入したゴム
を架橋させるため、製品キャビティに位置する部分の温
度調節が必要である。
従来、ゴム注入成形用金型の温度調節手段として、加熱
温調した熱板で金型を挾んで温調する方法や金型にヒー
タを直接挿入して温調する方法が採られており、何れの
場合も金型の温度を注入するゴムの架橋開始温度以上に
温度調節していた。
ところで、ゴム注入成形において、金型の製品キャビテ
ィ内にゴム注入時の圧力の影響で変形してしまうような
、例えばゴムのような素材からなる部材を装着した状態
で注入成形を行う場合、上記部材の変形発生を防止する
めにゴムの注入速度を遅くする必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、金型を注入するゴムの架橋開始温度以上に予め
温度調節しておくと、注入速度の遅いゴムは金型内を流
動している間に架橋反応が始まり、成形品の表面にスコ
ーチ不良が発生するという問題がある。
従来、上記のようなスコーチ不良の発生を防止するため
、金型温度を低くして架橋時間を長くしたり、あるいは
ゴム材料に架橋遅延剤等を添加する等の手段が講じられ
ているが、結果的に架橋時間の延長を余儀なくされ、生
産性が著しく阻害されるという問題がある。
この発明は、上記のような点にかんがみてなされたもの
であり、生産性を阻害することなく、スコーチ不良の発
生を防止することができ、しかも金型の温度分布を均一
にして良質な成形品を得ることができるゴム注入成形用
金型を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような目的を達成するため、この発明は、ゴム材
料を成形する金型の製品キャビティの周囲に熱媒流路を
設け、この熱媒流路に温度調節した熱媒流体を流すよう
にした構成としたものである。
〔作用〕
金型に設けた熱媒流路に熱媒流体を流すことによって金
型の温度を短時間に自由に調節することができ、製品キ
ャビティにゴム材料を注入するときは、ゴム材料の架橋
開始温度以下に金型温度を調節しておき、注入完了後に
熱媒流体の温度を上げることにより、ゴム材料の架橋開
始温度を越えた適切な温度に金型温度を速やかに調節し
、注入速度を遅くしても、ゴム材料が金型内に流動して
いる間に架橋反応が始まって成形品表面にスコーチ不良
が発生するのを防止する。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
図示のように、一対の金型1と2の重ね合わせ面に製品
キャビティ3が形成され、両金型1と2には製品キャビ
ティ3の周囲に熱媒流路4.5がこの製品キャビティ3
を囲むように設けられている。
上記両金型1と2の各々には、熱媒入口6.7と熱媒出
口8.9が熱媒流路4.5と連通ずるように設けられ、
一方の金型1には外部が製品キャビティ3に連通ずるゴ
ム注入孔10が形成されている。
前記両金型1.2の熱媒流路4.5は、熱媒入口6.7
と熱媒出口8.9を介して温度調節が可能な熱媒流体の
循環供給機構が接続され、熱媒流路4.5内に流入した
熱媒流体によって金型1.2の温度を自由に調節できる
ようになっている。
この循環供給機構は、熱媒加熱槽11と熱媒入口6.7
をつなぐ供給路12の途中にポンプ13を設け、加熱槽
11内の熱媒流体14を熱媒流路4.5内へ供給するよ
うにすると共に、熱媒出口8.9と加熱槽11を排出路
15で接続し、金型1.2を加熱後の熱媒流体を加熱槽
11内に戻すようになっている。
熱媒加熱槽11には、熱媒流体14を加熱するヒータ1
6と、熱媒流体14の温度を検出する熱電対17が設け
られ、熱電対17の温度検出情報をヒータ制御装置18
に入力し、この制御装置18でヒータ16を制御して熱
媒流体14の温度を調節するようになっている。
前記供給路12の途中に電磁弁1s、20を介して、熱
媒冷却装置21を接続し、金型1.2に供給する熱媒流
体の温度をこの冷却装置 21を通過させることによっ
て下げ、金型1.2に供給する熱媒流体の温度調節を速
やかに行えるようにしている。
この発明のゴム注入成形用金型は上記のような構成であ
り、熱媒加熱槽11内の熱媒流体14をゴムの架橋開始
温度よりも高い温度に設定しておき、金型1.2の製品
キャビティ3内にゴムでモールドせんとする部材22を
セントし、型締後にポンプ13を駆動し、熱媒加熱槽1
1内の加熱された熱媒流体14を吸い揚げる。
ゴム材料を製品キャビティ3内にゴム注入孔10より注
入する時は、熱媒流体14が冷却装置21を通って熱媒
流路4.5に流入するよう、電磁弁19.20を操作し
、熱媒流路4.5に供給する熱媒流体14の温度をゴム
材料の架橋開始温度以下になるよう温度を下げる。
従って、金型1.2は、ゴム材料の注入時にゴム材料が
架橋しない温度に調節されており、ゴム材料が流動途中
で架橋反応を生じることがない。
ゴム材料の注入完了後に電磁弁19.20を切替操作し
、熱媒流体14が冷却装置21を通らずに直接熱媒流路
4.5に流入するようにし、金型1.2の温度を、ゴム
材料の架橋開始温度を越えた適切な温度に速やかに昇温
させ、製品キャビティ3内に注入されたゴム材料を架橋
させる。
なお、熱媒流路4.5を通過した熱媒流体は熱媒加熱槽
11内に回収して再度使用する。
上記のように、金型1.2の温度を速やかに調節するこ
とができるので、製品キャビティ3内にゴム注入時の圧
力の影響で変形してしまうような材料、例えばゴム等を
用いて形成された部品や中間製品の如き部材22を装着
して注入成形を行う場合、部材22の変形発生を防止す
るためにゴム材料の注入速度を遅くしても、注入したゴ
ムが製品キャビティ3内を流動している間に架橋反応が
始まることがなく、成形品の表面にスコーチ不良が発生
するのを確実に防止することができる。
次にこの発明の効果を確認するために図面に示すゴム注
入成形用金型を用いて、金型温度及びゴム注入速度を変
えて下記条件で成形した場合の表面スコーチ不良の発生
有無について試験した結果を第1表に示す。
〈成形条件〉 (1)使用材料・・・・・・EPDMゴム配合(2)熱
媒体・・・・・・・・・シリコンオイルKF968(信
越シリコン社製) (3)使用部品・・・・・・EPDMゴム配合(4)架
橋時間・・・・・・20分 〔効果〕 以上のように、この発明によると、ゴム注入成形金型に
おける製品キャビティの周囲に熱媒流路を設け、この流
路に温度調節した熱媒流体を流すようにしたので、ゴム
注入成形用金型の製品キャビティに位置する部分の温度
を短時間に要望する温度に調節することが可能であり、
ゴム注入成形用金型の製品キャビティ内にゴム材料の注
入時の圧力の影響で変形してしまうような素材からなる
部材を装着してゴム注入成形加工を行う分野で、ゴム材
料をゴム注入成形用金型に注入する際に、金型温度をゴ
ム材料の架橋開始温度以下に調節しておき、製品のキャ
ビティ内の部材が変形しない注入速度で注入完了後金型
温度を速やかにゴム材料の架橋開始温度を超えた適切な
温度に調節ように利用すると、成形品表面にスコーチ不
良が発生するのを確実に防止でき、かつ生産性を阻害せ
ずに注入成形を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係るゴム注入成形用金型の使用状態を
示す断面図である。 1.2・・・・・・金型、  3・・・・・・製品キャ
ビティ、4.5・・・・・・熱媒流路、11・・・・・
・熱媒加熱槽、12・・・・・・供給路、  13・・
・・・・ポンプ、14・・・・・・熱媒流体、 15・
・・・・・排出路、16・・・・・・ヒータ、   1
S、20・・・・・・電磁弁、21・・・・・・冷却装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゴム材料を成形する金型の製品キャビティの周囲に熱媒
    流路を設け、この熱媒流路に温度調節した熱媒流体を流
    すようにしたゴム注入成形用金型。
JP2007988A 1988-01-30 1988-01-30 ゴム注入成形用金型 Pending JPH01196316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007988A JPH01196316A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 ゴム注入成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

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JP2007988A JPH01196316A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 ゴム注入成形用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01196316A true JPH01196316A (ja) 1989-08-08

Family

ID=12017091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007988A Pending JPH01196316A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 ゴム注入成形用金型

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JP (1) JPH01196316A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0370912U (ja) * 1989-11-10 1991-07-17

Cited By (1)

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