JPH01196305A - グリーンシート加工方法 - Google Patents

グリーンシート加工方法

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JPH01196305A
JPH01196305A JP63020688A JP2068888A JPH01196305A JP H01196305 A JPH01196305 A JP H01196305A JP 63020688 A JP63020688 A JP 63020688A JP 2068888 A JP2068888 A JP 2068888A JP H01196305 A JPH01196305 A JP H01196305A
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JP
Japan
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green sheet
solvent
temperature
normal
binder
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Kenichiro Abe
健一郎 阿部
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は、グリーンシート形成後穴明は加工前のグリー
ンシートを改善するグリーンシート加工方法に関し、 前記形成後のグリーンシートを熱処理し形成時の溶剤の
みを完全に除去し寸法変化を安定化することを目的とし
、 前記グリーンシート形成後前記加工工程前に、グリーン
シートに含まれる結合剤、可坦剤を全く脱離することな
く溶剤のみを完全に除去するため所定温度、所定時間の
熱処理を行なうエージング工程と、 常温、常圧、常湿度下にセラミック粒径に応じ1〜2週
間の期間組成を安定化する熟成工程とを設けた構成とす
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明はグリーンシート形成後穴明は加工前のグリーン
シートを改善するグリーンシート加工方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、基板用セラミックの生シートであるグリーンシー
トの作成方法の1例を第3図に示す。すなわち、セラミ
ック粉末と、該粉末粒子間の結合を行なう結合剤と、可
塑剤とを溶剤によシ泥状に混合したスラリ10を、ポリ
エステルキャリフィルム2を底面として、構成した容器
11に入れ、キャリフィルム2の送シ側にグリーンシー
トの厚さに対応する窓13を調整するドクタブレード1
2を設ける。キャリフィルム2は巻戻しフレーム5から
ローラ61m6!を介して駆動ローラ7によシ駆動され
、ドクタブレード12で調整された厚さの生シートをキ
ャリフィルム2上に接着した状態で排出する。
このグリーンシート付のキャリフィルムを適当な形状に
切断したものを作成し、第4図■〜■に加工手順を示す
ように、とのキャリフィルム2上からレーザビームで加
工することはレーザの加工性が異なるから不適当なため
ポリエステルフィルム2を剥離し〔■〕、所定時間自然
乾燥した後数十μm厚さの鋼薄板3をグリーンジートド
上に圧着し〔■〕、この銅薄板3上からYAGレーザ4
の照射か、ドリル、パンチなどを用いて穴明は加工する
〔■〕。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の方法によシ、スラリよシ作成したグリーンシート
1はその内の溶剤は時間とともに揮発し寸法が変化する
。常温、常圧下の自然乾燥ではその時の環境やキャリフ
ィルム2を剥離してからの経時変化によシ大きな影響を
与える。
一方、最近のセラミック基板の微小化に伴ない、位置決
めがこれらの環境や経時変化の影響を受は寸法変化が起
シ品質管理の悪化を招く結果となる。
そこで、スラリから作成されたグリーンシートを一定の
条件下でエージング処理して寸法変化を安定化させて加
工工程に入ることが考えられる。
本発明の目的は形成後のグリーンシートを一定条件で熱
処理し形成時の溶剤のみを完全に除去し寸法変化を安定
化したグリーンシート加工方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明においては、グリーン
シート形成後位置決め穴明は加工前に、グリーンシート
に含まれる結合剤、可塑剤を全く脱離することなく、溶
剤のみを完全に除去するため所定温度、所定時の熱処理
を行なうエージング工程と、常温、常圧、常湿皮下にセ
ラミック粒径に応じ1〜2週間の期間組成を安定化する
熟成工程とを設けたものである。
〔作 用〕
第1図の原理説明図は、たとえばセラミックとしてアル
ミナを用いた場合のグリーンシートにつき経時変化時の
寸法変化率(4)を図示したものである。すなわち、第
3図によシ形成されたグリーンフィルムからキャリアの
ポリエステルフィルムを剥離した直後の寸法変化を■と
すると、自然乾燥によらず人為的に70℃、30分のエ
ージング工程を経過して@以下に改善されるが、これは
グリーンシー、トに含まれる溶剤が殆ど除去されたため
である。この後常温、常圧、常湿度下でセラミック粒径
に応じ1〜2週間(こむではθの2週間)の熟成工程が
設けられ、この間に組成の安定化が進行する。これによ
シ寸法変化は殆ど0となる。
〔実施例〕
第2図■〜■は本発明の実施例の加工手順説明図である
同図において、セラミックとしてアルミナ粉末(粒径1
〜2QjxL)を用いるものとし、第3図で説明したよ
うに、この粉末に結合剤としてアクリル系樹脂、可塑剤
としジブチル7タレートを混合し、これを溶剤によ)泥
状にし【スラリを作シ、これをポリエステルフィルム上
に所定の厚さに接着し【グリーンシートを作成する。こ
れを適当に切断して同図■に図示するように、まずグリ
ーンシート1からポリエステルフィルム2を剥離スる0
次にこのグリーンシートを70℃の恒温槽に入れ30分
エージングを行ない、溶剤を完全に脱離する〔■〕。
この場合、溶剤以外の脱離(気化)温度は、結合剤は3
50℃〜400℃、可塑剤は150℃程度であるから7
0℃30分の熱処理によっても全く脱離することはない
。なおエージング時に余シ急激な温度変化を与えるとグ
リーンシートに割れを生じる。
これを考慮して70℃30分のエージングが適当である
という結果が得られた。
次に第1図に示すように、常温、常圧、常湿皮下に放置
、熟成工程に入る〔■〕。アルミナ粒径1μ麗〜20μ
准のうち粒径の大きい範囲は1週間、小さい範囲は2週
間程度で熟成が終了し、寸法変化率が殆ど皆無となる。
この熟成工程が終った後、グリーンシート1上に鋼薄板
3を圧着し〔■〕、その鋼薄板3上からYAGレーザ5
を照射して穴明は加工を行なう〔■〕。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、グリンシート形
成後、自然乾燥でなく人為的にエージング工程と熟成工
程を設けて、溶剤を完全に脱離し、寸法変化を皆無とす
るとともに内部組成を完全に安定化したものである。
これにより、加工工程における位置合せや加工精度を格
段に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
の加工手順説明図、第5図はグリーンシート作成方法、
第4図は従来例の加工手順説明図であり、図中、1はグ
リーンシート、2はキャリフィルム、5は銅薄板、4は
レーザビーム、5は巻戻しフレーム、61t6冨はロー
ラ、7は駆動ローラ、10はスラリ、11はスラリ容器
、12はドクタブレード、13は窓を示す。 本発明のり理説明図 第  1  図 本発明の実施例のQo工手順説明図 第 2 図 第  3  図 従来例の加工手順説明図 第  4  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板用セラミックの生シートであるグリーンシー
    トを形成した後、スルーホールの位置決めして穴明け加
    工を行なうグリーンシート加工方法において、 前記グリーンシート形成後前記加工工程前に、グリーン
    シートに含まれる結合剤、可塑剤を全く脱離することな
    く溶剤のみを完全に除去するため所定温度,所定時間の
    熱処理を行なうエージング工程と、 常温,常圧,常湿度下にセラミック粒径に応じ1〜2週
    間の期間組成を安定化する熟成工程とを設け、 グリーンシートの寸法変化を安定化したことを特徴とす
    るグリーンシート加工方法。
  2. (2)前記エージング工程の所定温度,所定時間が70
    ℃,30分であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のグリーンシート加工方法。
JP63020688A 1988-01-30 1988-01-30 グリーンシート加工方法 Expired - Fee Related JPH07115337B2 (ja)

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JPH01196305A true JPH01196305A (ja) 1989-08-08
JPH07115337B2 JPH07115337B2 (ja) 1995-12-13

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