JPH01195550A

JPH01195550A - パッチ形式チェック方式

Info

Publication number: JPH01195550A
Application number: JP63019786A
Authority: JP
Inventors: Munehide Gotou; 後藤　宗秀
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1988-01-29
Filing date: 1988-01-29
Publication date: 1989-08-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はパッチ形式チェック方式に関し、特にコンピュ
ータプログラム修正用パッチにおけるパッチ形式チェッ
ク方式に関する。

〔従来の技術〕

コンピュータシステムのプログラムに障害があった場合
に、障害のあるプログラムを障害を除去したプログラム
と入れ換えるのではなしに、現在コンピュータシステム
に組み込まれている障害のあるプログラムにパッチを施
工して障害の対処を行うケースがある。

従来、この種のパッチの施工を行う際のパッチデータの
チェックは、目視確認に幀るか、パッチを施工しなけれ
ばならないコンピュータシステム（以下、パッチ施ニジ
ステムと称する）に直接パッチを施工するか、または確
認用マシンでパッチを施工して確認する必要があった。

すなわち、従来は、パッチの施工前にパッチデータの形
式を自動的にチェックして確認する手段は提供されてい
なかった。

〔発明が解決しようとするｆ！題〕

上述した従来のパッチ形式チェック方式では、パッチの
施工前にパッチデータの形式を自動的にチェックして確
認する手段が提供されていなかったので、目視確認に頼
る場合には十分な形式チェツクが行えず、パッチを施工
して初めてパッチデータの形式的な誤り（パッチミス）
が発見される場合があるという欠点がある。

また、バッチ施ニジステムに直接パッチを施工する場合
でも、確認用マシンでパッチを施工して確認する場合で
も、大きなコンピュータシステムでは使用時間が限られ
てくる上にマシン使用料が高価であり、パッチミスがあ
ったときには非常に大きな無駄使いをしていることにな
るという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、パッチデータの形式
をパッチ施ニジステムとは無関係に（例えばパーソナル
コンピュータ等の簡易なコンピュータシステム上で）パ
ッチ施工前にチェックすることができるようにし、目視
確認だけでなく機械的にパッチデータの形式チェックを
確実に行うことができるパッチ形式チェック方式を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のパッチ形式チェック方式は、パッチデータを入
力するパッチデータ入力処理手段と、このパッチデータ
入力処理手段により入力されたパッチデータの形式を各
種対応表を参照しながらチェックするパッチ形式チェッ
ク処理手段と、このパッチ形式チェック処理手段により
チェックされたチェック結果を出力する結果出力処理手
段とを有する。

〔作用〕

本発明のパッチ形式チェック方式では、パッチデータ人
力処理手段がパッチデータを入力し、パッチ形式チェッ
ク処理手段がパッチデータ人力処理手段により入力され
たパッチデータの形式を各種対応表を参照しながらチェ
ックし、結果出力処理手段がパッチ形式チェック処理手
段によりチェックされたチェック結果を出力する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

まず、本実施例のパッチ形式チェック方式の説明に入る
前に、Ｄ　Ｉ　ＰＳ　（Ｄｅｎｄｓｎｋｏｓｈａ　　Ｉ
ｎｆｏｒ−ｍａｔｉｏｎ　　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｓ
ｙｓｔｅｍ　）マシンにおけるパッチデータの形式につ
いて簡単に説明する。

ＤＩＰＳマシンにおけるパッチデータは、ＭＯＤＵＬＥ
文、ＲＥＰＬＡＣＥ文およびＫＥＹ文により構成され、
各文はそれぞれ以下の情報をもっている。

ＭＯＤＵＬＥ文は、システムライブラリ、プログラムフ
ァイル、ロードセグメントおよびパッチ番号を指定し、
パッチ対象ファイルを限定する。

ＲＥＰＬＡＣＥ文は、セクション名、セクシッン内相対
アドレス、パッチ新データおよびパッチ旧データを記述
し、パッチ施工セフシランと変更前後の内容とを指定す
る。なお、ＲＥＰＬＡＣＥ文は、複数文指定することが
できる。

ＫＥＹ文は、ＫＥＹＩＤを３桁で複数個指定でき、パッ
チ施工の際に施工したいＫＥＹＩＤを指定することによ
り同一のＫＥＹＩ　Ｄをもつパッチの施工が可能となる
。

第り図は、本発明のパッチ形式チェック方式の一実施例
の構成を示すブロック図である０本実施例のパッチ形式
チェック方式は、パッチデータファイルｌと、パッチデ
ータ入力処理手段２と、パッチ形式チェック処理手段３
と、結果出力処理手段４と、出力リスト５と、各種対応
表６と、エラーメツセージバッファ７とから構成されて
いる。

各種対応表６には、ライブラリ名、プログラム名、ロー
ドセグメント名およびセクション名の対応表と、ロード
セグメントとＫＥＹＩ　Ｄとの対応表とが含まれている
。この各種対応表６は、パッチ施ニジステムに応じて、
事前にファイルとして作成されているものとする。

第２図を参照すると、本実施例のパッチ形式チェック方
式における処理は、パッチデータ入力ステップ１１と、
ＭＯＤＵＬＥ文判定ステップ１２と、ＭＯＤＵＬＥ文形
式チェックステップ１３と、ＲＥＰＬＡＣＥ文判定ステ
ップ１４と、ＲＥＰＬＡＣＥ文形式チエツ文人式チェッ
クステップ１５判定ステップ１６と、ＫＥＹ文形成形式
チェックステップ１フ文の並びチェックステップ１８と
、パッチ行番号チェックステップ１９と、結果出力ステ
ップ２０とからなる。

次に、このように構成された本実施例のバッチ形式チェ
ック方式の動作について説明する。

まず、バッチデータファイル１からバッチデータ入力処
理手段２によりパッチデータが行単位で入力される（ス
テップ１１）。

（１１次に、パッチ形式チェック処理手段３は、バッチ
データ入力処理手段２により入力されたバッチデータが
ＭＯＤＵＬＥ文であるか否かを判定しくステップ１２）
　、ＭＯＤＵＬＥ文であればＭＯＤＵＬＥ文の形式チェ
ックを行う（ステップ１３）。

詳しくは、 ■　ＭＯＤＵＬＥ文に必要なライブラリ名、プログラム
名、ロードセグメント名およびパッチ番号の４つのデー
タが”、”で区切られて指定されているかを稠べる。

■　ライブラリ名、プログラム名およびロードセグメン
ト名が登録されているかを各種対応表６を参照して訓べ
ろ。

■　バッチ番号が付与基準にあっているかを調べる。

ＭＯＤＵＬＥ文の形式チェック■〜■でエラーが検出さ
れたならば、バッチ形式チェック処理手段３はエラーメ
ツセージバッファ７にエラーメツセージを蓄積する。

（２）　　ステップ１２の判定でＭＯＤＵＬＥ文でなけ
れば、パッチ形式チェック処理手段３は、次にバッチデ
ータがＲＥＰＬＡＣＥ文であるか否かを判定しくステッ
プ１４）　、ＲＥＰＬＡＣＥ文であればＲＥＰＬＡＣＥ
文の形式チェックを行う　（ステップ１５）。詳しくは
、 ■　ＲＥＰＬＡＣＥ文に必要なセツション名。

セツション内相対アドレス、バッチ新データおよびパッ
チ旧データの４つのデータが１．”で区切られて指定さ
れているかを調べる。

■　指定されたセクションが直前に入力されたＭＯＤＵ
ＬＥ文の指定ロードセグメント内に存在するかを各種対
応表６を参照して調べる。

■　セツション内相対アドレス、バッチ新データおよび
バッチ旧データが１６進数表示されているかを調べる。

■　セツション内相対アドレスの桁数が４桁かを調べる
。

■　セツション内相対アドレスが（１つ前のＲＥＰＬＡ
ＣＥ文のセツション内相対アドレス中命令長）と一致す
るかを調べる。

■　バッチ新データの命令を調べて命令長を得、パッチ
新データの桁数と命令長とが一致しているかを調べる。

■　バッチ旧データの桁数がパッチ新データの桁数と一
致するかを調べる。

ＲＥＰＬＡＣＥ文の形式チェックΦ〜■でエラーが検出
されたならば、バッチ形式チェック処理手段３はエラー
メツセージバッファ７にエラーメツセージを蓄積する。

（３）　　ステップ１４の判定でＲＥＰＬＡＣＥ文でな
ければ、パッチ形式チェック処理手段３は、次にバッチ
データがＫＥＹ文であるか否かを判定しくステップ１６
）、ＫＥＹ文であればＫＥＹ文の形式チェックを行う　
（ステップ１７）。詳しくは、■　ＫＥＹＩＤが３桁で
各ＫＥＹ　Ｉ　Ｄ間は”。

”で区切られているかを調べる。

■　指定ＫＥＹＩＤで同−ＫＥＹ　Ｉ　Ｄがないかを調
べる。

■　直前のロードセグメントとＫＥＹＩＤとの対応があ
っているかを各種対応表６を参照して調べる。

■　１つ前のＫＥＹ文が同一のバッチであるならば指定
ＫＥＹＩＤがすべて同じかを調べる。

ＫＥＹ文の形式チェック■〜■でエラーが検出されたな
らば、バッチ形式チェック処理手段３はエラーメツセー
ジバッファ７にエラーメツセージを蓄積する。

（４）続いて、文の並びのチェックが行われる（ステッ
プ１８）。詳しくは、 ■　先頭の文がＭＯＤＵＬＥ文かを調べる。

■　２個目以降のＭＯＤＵＬＥ文の直前の文がＫＥＹ文
かを調べる。

■　ＲＥＰＬＡＣＥ文の直前の文がＭＯＤＵＬＥ文かＲ
ＥＰＬＡＣＥ文かを調べる。

■　ＫＥＹ文の直前の文がＲＥＰＬＡＣＥ文かを調べる
。

文の並びのチェック■〜■でエラーが検出されたならば
、パッチ形式チェック処理手段３はエラーメツセージバ
ッファ７にエラーメツセージを蓄積する。

（５）　　次に、各文に付けられたパッチ行番号が昇順
になっているかを調べる（ステップ１９）。

パッチ行番号チェックでエラーが検出されたならば、パ
ッチ形式チェック処理手段３はエラーメソセージバッフ
ァ７にエラーメツセージを蓄積する。

（６）続いて、結果出力処理手段４は、パッチデータ入
力処理手段２により入力されたパッチデータとエラーメ
ソセージバッファ７に蓄積されたエラーメツセージとを
出力リスト５として出力する（ステップ２０）。

ステップ１１〜ステツプ２０の処理がパッチデータが終
了するまで繰り返される。

以上のようにパッチデータの形式チェックを行うことに
より、パッチ施ニジステム上でなくても簡単にパッチデ
ータの形式チェックを行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、パッチデータの形式チェ
ックをパッチ施ニジステムとは無関係にパッチ施工前に
行うことができるようにしたことにより、目視確認だけ
では困難な品質の高いパッチデータを早期にかつ安価に
作成することができる効果がある。

また、この結果、パッチデータの作成に要する工数の削
減およびパッチ施ニジステムまたはＧ１ｉ認用マシンの
使用時間の短縮を図ることができ、これに伴う経費を大
幅に削減することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のパッチ形式チふツク方式の一実施例の
構成を示すブロック図、第２図は本実施例のパッチ形式チェック方式における処
理を示す流れ図である。図において、ｌ・・・パッチデータファイル、２・・・パッチデータ入力処理手段、３・・・パッチ形式チェック処理手段、４・・・結果出
力処理手段、５・・・出力リスト、６・・・各種対応表、７・・・エラーメツセージバッファ、１１・・・パッチデータ入力ステップ、１２・・・ＭＯ
ＤＵＬＥ文判定ステップ、１３・・・ＭＯＤＵＬＥ文形
式チェックス・チップ、１４・・・ＲＥＰＬＡＣＥ文判
定ステップ、１５・・・ＲＥＰＬＡＣＥ文形式チエツ文
人式チエツクステップＫＥＹ文判定ステップ、１７・・・ＫＥＹ文形文子式チェックステップ８・・・
文の並びチェックステップ、１９・・・パッチ行番号チ
ェックステップ、２０・・・結果出力ステップである。

Claims

【特許請求の範囲】パッチデータを入力するパッチデータ入力処理手段と、このパッチデータ入力処理手段により入力されたパッチ
データの形式を各種対応表を参照しながらチェックする
パッチ形式チェック処理手段と、このパッチ形式チェッ
ク処理手段によりチェックされたチェック結果を出力す
る結果出力処理手段と、を有することを特徴とするパッチ形式チェック方式。