JPH01195203A - 焼結冷間鍛造方法 - Google Patents

焼結冷間鍛造方法

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JPH01195203A
JPH01195203A JP2033388A JP2033388A JPH01195203A JP H01195203 A JPH01195203 A JP H01195203A JP 2033388 A JP2033388 A JP 2033388A JP 2033388 A JP2033388 A JP 2033388A JP H01195203 A JPH01195203 A JP H01195203A
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JP
Japan
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forged product
cold
forged
jig
sintering
Prior art date
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Pending
Application number
JP2033388A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Yoshimoto
吉本 和幸
Shigenori Morimoto
森本 茂典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼結冷間鍛造方法の改良に関するものである
(従来の技術) 例えば自動車のコネクティングロッド等はH字状等の複
雑な断面形状を有しているため第4図に示すようにダイ
1と上下型パンチ2,3からなる空間部にコンロッド2
0の鍛造用ブランク材を配設し、型パンチ2,3で矢印
A方向に押圧して行う冷間鍛造により製造される。この
ようなコンロノド20は端面部分に応力が集中しやすい
。したがって図面に示すコンロッド断面のように角部2
0aがコーナ状のシャープエツジとして形成されている
と応力感度が大きくなり剛性が低下し強度の低下やばら
つきにつながる。このため第5A図に示すコンロッド2
1の端面部分の角部2+a ’のように角部をアール状
に形成し、コーナのシャープエツジの欠は落ち等を防止
する方法がとられている。しかしこのようなアール(丸
味)を有するコンロノド2Iを製造する上下型パンチ2
a、 3aは第5A図の一部を拡大して示す第5B図に
示すように角部21a゛に当接する上下型パンチ2a、
 3a自体に凹状のアール形成部22が形成されている
。このようなアール形成部22はダイ1と上下型パンチ
2a、 3aとの境界部分であるため上下型パンチ2a
、 3aの先端が鋭くなりこの先端部分の強度が低下し
、破損しやすくなる。このため上下型パンチの耐久性の
低下を招く。
したがってこのようなアール形成部を有するパンチ装置
を使用せず、特開昭61−261402号公報に示され
ているように鍛造時ハンガ一方法による処理を施すこと
で鍛造品角部のシャープエツジに丸味を与える方法があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかし前述したようなハンガ一方法による鍛造において
は、鍛造品の表面粗さが極めて粗くなり剛性が低く、応
力感度の増加という問題は充分に解決されない。このた
めフンロッド等の鍛造品の強度は高くならない。
(発明の目的) 本発明は前述したような問題点に鑑み、所定位置にアー
ルが形成され剛性の高い鍛造品を形成することのできる
焼結冷間鍛造方法の提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の焼結冷間鍛造方法は上型パンチと下型パンチと
の間の空間部に仮焼結されたブランク材を装置して冷間
鍛造した後、鍛造品の姿勢を規制する規制部と鍛造品の
角部に対して押圧力を作用させるアール部とが形成され
た治具に鍛造品を装着して再焼結形成することを特徴と
するものである。
前記鍛造品の角部とは鍛造品の形状にかかわらず破損し
やすい部所等の、強度的に補強を必要とする角状のシャ
ープエツジの部分をさし、このような角部の全個所に押
圧力を働かせるのか一般的に好ましい。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の焼結冷間鍛造方法の一実施
例を自動車のコンロッドを例にとって説明する。
前述したように自動車のコンロッドは上下型からなるパ
ンチ装置を使用した冷間鍛造方法により形成される。本
実施例におけるコンロッドの鍛造に使用する装置も、第
1図に示すように一般的な装置と略同様゛の構造を有し
、左右に固定されたダイlの間に、上型パンチ2と下型
パンチ3とが上Fに移動可能に配設されてなる。この上
型パンチ2と下型パンチ3との間には、空間部が形成さ
れており、この空間部にブランク材4が装填され、矢印
A方向に上下パンチ型2,3を移動させブランク材4に
押圧を加えて冷間鍛造を行い、鍛造品5が形成される。
前記上下型パンチ2,3とダイ1との境界部に当接する
角部5aはシャープエツジとして形成されている。この
シャープエツジをアール状とするために、次工程の焼結
方法が杼ゎれる。この焼結方法は第2図、第3A図、第
3B図に示すように、鍛造品5の角部5aに対応した位
置にアール部6が形成さた治具7を用い、同様にアール
部6が形成された固定台8との間に鍛造品5をセットし
、焼結が行われる。この焼結の際、治具7の重さおよび
鍛造品5自体の自重により押圧力が角部5aに作用し、
角部5aに第3C図に示すようにアール5cが形成され
る。治具7および固定台8には、鍛造品5のI幹部5b
に嵌合する凸状の規制部7aが形成されており、焼結時
に鍛造品5の角部5a以外の変形を防止している。
以下、具体例を挙げて本発明の冷間鍛造方法の好ましい
実施例を説明する。
拡散合金鋼(成分: Fe −4%Ni−1,5%Cu
−0,5%Mo)に黒鉛を0.5%及び潤滑剤1%を添
加し混合した。この混合粉を5ton/C112の圧力
で圧粉し脱ろう後、800℃で1時間、真空中(1O−
2Torr)で仮焼結して冷間鍛造用ブランク材4とし
た。このブランク材4をパンチ装置内の空間部に装填し
てl0ton/cm2の圧力で冷間鍛造し、角部5aが
シャープエツジとして形成されている車両コンロッド用
の鍛造品5を形成した。この鍛造品5を治具7(成分:
 SiC)および固定台8(成分:SiC)ではさみ、
1200℃で1時間、真空中(1O−2Torr)で焼
結した。このため、角部5aは治具7の重さ及び鍛造品
5の自重により、アール5c(約R2)が形成された。
上記実施例は、鍛造品の角部5aにアールを形成する好
ましい態様であり、このようにして鍛造品5の角i5a
の所定位置に効果的なアール5cを形成することが望ま
しい。
(発明の効果) 本発明の焼結冷間鍛造方法は冷間鍛造後の鍛造品の角部
に対して押圧力を作用させるアール部と鍛造品の姿勢を
規制する規制部とが形成された治具を用いて再焼結形成
することを特徴とするため、鍛造品のシャープエツジ部
分に治具の重さ及び鍛造品の自重によりアールを形成す
ることができる。
このように簡略な方法で鍛造品所定位置にアールを形成
することができるため、冷間鍛造を行うパンチ装置にア
ール形成部を設ける必要がなく、アール形成部の破損に
よりパンチ装置の耐久性を低下させることなく、剛性の
高い鍛造品を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の焼結冷間鍛造方法の一実施例のブラン
ク材の装置装填状態を示す断面図、第2図は鍛造品の焼
結時の斜視図、 第3A図は第2図矢視B−B断面図、 第3B図は焼結前の第3A図要部拡大図、第3C図は焼
結後の第3A図要部拡大図、第4図は一般的な冷間鍛造
方法を示す断面図、第5A図はアールを有する鍛造品を
鍛造する冷間鍛造方法の従来例を示す断面図、 第5B図は第5A図の要部拡大図である。 211・O上型パンチ、31111・下型パンチ、4・
・・ブランク材、5・・・鍛造品、5a・・・角部、5
c・・・アール、6・・・アール部、7・・・治具、7
a・・・規制部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  上型パンチと下型パンチとの間の空間部に仮焼結され
    たブランク材を装着して冷間鍛造した後、該鍛造品を再
    焼結成形する焼結冷間鍛造方法において、上記鍛造品の
    姿勢を規制する規制部と鍛造品の角部に対して押圧力を
    作用させるアール部とが形成された治具に鍛造品と装着
    し、鍛造品を再焼結成形して鍛造品の角部にアールを形
    成することを特徴とする焼結冷間鍛造方法。
JP2033388A 1988-01-30 1988-01-30 焼結冷間鍛造方法 Pending JPH01195203A (ja)

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