JPH01193435A - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機

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JPH01193435A
JPH01193435A JP1834788A JP1834788A JPH01193435A JP H01193435 A JPH01193435 A JP H01193435A JP 1834788 A JP1834788 A JP 1834788A JP 1834788 A JP1834788 A JP 1834788A JP H01193435 A JPH01193435 A JP H01193435A
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JP
Japan
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shaft
output shaft
supported
worm wheel
gear
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Application number
JP1834788A
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English (en)
Inventor
Yoichi Furuta
陽一 古田
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Publication of JPH01193435A publication Critical patent/JPH01193435A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H29/00Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action
    • F16H29/02Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action between one of the shafts and an oscillating or reciprocating intermediate member, not rotating with either of the shafts
    • F16H29/04Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action between one of the shafts and an oscillating or reciprocating intermediate member, not rotating with either of the shafts in which the transmission ratio is changed by adjustment of a crank, an eccentric, a wobble-plate, or a cam, on one of the shafts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、荷上機・コンベヤー等の減速装置や、耕耘機
等の車両の減速変速装置として、特に低速高トルクにお
いて高減速比が要求される無段変速機に関する考案であ
る。  − (ロ)従来技術 従来においても無段変速機は存在していたが、これらは
流体式や金属摩擦式やベルト式あるいは電気式によって
変速する構成のものであった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし上記従来構造の無段変速機はそれぞれの方式ごと
に長所がある反面、次のような不具合いがあったのであ
る。
■形状が重厚長大化していたり、 ■伝動効率が劣っていたり、 ■停止中の変速が出来なかったり、 ■入力軸に対する出力軸の位置や方向が制限されていた
り、 ■入力軸の停止中においても出力軸側にトルクが加わっ
て出力軸が回転することがあったり、■ゼロ発進出来な
い 等の問題点を有していたのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
入力軸1に円錐斜面7aと無偏心部7bを有する偏心入
力カム7を摺動可能に係合支持し、入力軸1と平行に支
持した回動軸3・4よりアーム13・14を突出し、該
アーム13・14の先端に支持したローラー16・17
を該偏心入力カム7上に接当させ°、回動軸3・4上に
ワンウェイクラッチC1・C2を介して歯車11・12
を支持し、該歯車11・12を入力軸1上の歯車5aに
それぞれ噛合させたものである。
また他の実施態様として、歯車11にウォームホィール
11aを固設し、歯車12のボス部にワンウェイクラッ
チC3を介装し、ワンウェイクラッチC3の外周に出力
軸2を支持し、該出力軸2の上にワンウェイクラッチC
4を介装してウオームホイール31を支持し、前記ウオ
ームホイール11aとウオームホイール31間に、入力
軸1と直交方向にウオーム軸32を軸受架設し、該ウオ
ーム軸32上のウオーム32aとウォームホィール11
aを噛合し、ウオーム32bとウオームホイール31を
噛合させ、ウォームホィール11aの回転数よりもウオ
ームホイール31の回転数を大としたものである。
また他の構成として、入力軸1上に、互いに逆方向に突
出した複数の円錐斜面7a・7a“及び無偏心部7b・
7b’ を有する多連の偏心入力カム7を摺動可能に係
合支持し、該入力軸1と平行に配置した出力軸2上にワ
ンウェイクラッチC1・C2を介して支持突出したアー
ム13・14の他端部にローラー16・17を支持し、
該ローラー16・17を前記多連の偏心入力カム7に接
当させたものである。
また、前記発明の実施態様として、出力軸2を、第1出
力軸2aと第2出力軸2bに分割し、第1出力軸2aに
はネジホイール1aを固設し、かつ第1出力軸2aの後
端開口部2c内にワンウェイクラッチC5を介装して内
周に、第2出力軸2bの前端を嵌挿し、第1出力軸2a
の端部に設けたネジホイール50を、第1出力軸2aに
直交して配置した軸51上のネジ歯車35と噛合させ、
該軸51に固設した他の歯車37を、軸51と平行に配
置した軸52上の歯車38と噛合させ、該軸52上のウ
オーム36を第2出力軸2bの外周にワンウェイクラッ
チC6を介して支持したウオームホイール39に噛合さ
せ、ウオームホイール39が第1出力軸2aよりも早く
回転すべく構成したものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如(であり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本発明における無段変速機の構成を示した斜視
図、第2図は偏心摺動カム及びローラーの関係を示した
正面断面図である。
本発明の無段変速機は、荷上機やコンベヤー等や、耕耘
機等の車両に装備して、巻上げや走行用の動力を減速し
たり、無段に変速したりするものである。
第1図において、入力軸1と出力軸2と二本の回動軸3
・4がそれぞれ平行に軸受支持されている。
入力軸1の略中央部軸上には二連式歯車5a・5bがベ
アリング6により遊嵌支持されている。
該二連式歯車5a・5bは軸方向には移動しないように
係止されている。
また、入力軸1上には偏心入力カム7が入力軸1の軸方
向にのみ摺動するように、キー8あるいはスプライン等
によって摺動可能に嵌挿されている。
偏心入力カム7は軸方向に長い円錐斜面7aを有してお
り、二連式歯車5a・5b方向に向かうに従って該斜面
7aが小径となり、かつその端部は無偏心部7bを構成
している。
該偏心入力カム7の円錐斜面7a部の形状は、突起部に
よりアーム13が回動し、回動軸3が回転する周速にム
ラが発生しないように、第2図に示すような楕円形状を
得て構成しているのである。
また左右のアーム13・14により得た半回転を合成し
た場合において、受は継ぎ部において周速ムラが発生し
ないように、外方へ回動した位置Mと内側へ戻った位置
Nの位置を設定しているのである。
二本の回動軸3・4は、正面視すなわち矢印A方向から
見ると入力軸1に対して一直線上で、かつ入力軸1から
等距離に位置されている。
各回動軸3・4上にはワンウェイクラッチC1・C2を
介して歯車11・12が嵌挿支持されている。
歯車11・12はそれぞれ、入力軸1上の二連式歯車5
の中の歯車5aにそれぞれ噛合されており、また軸方向
に移動しないように左右間を係止している。
歯車11・12間にワンウェイクラッチC1・C2を介
在させであるために、回動軸3・4に対して歯車11・
12は一方向にのみ回転可能とされているのである。
また二本の回動軸3・4にはそれぞれ同形状のアーム1
3・14の基部を固着している。
該アーム13・14先端にはベアリング15・15によ
って支持されたローラー16・17を遊嵌し、該ローラ
ー16・17を、それぞれ偏心入力カム7に対面するよ
うに位置させである。そしてローラー16・17のアー
ム13・14間に引っ張りバネ18・19を装備して互
いに引き合う方向に弾性付勢し、ローラー16・17の
外周面が入力軸1上の偏心入力カム7の円錐斜面7aあ
るいは無偏心部7bに接面するように構成しである。
偏心入力カム7の摺動範囲は、ローラー16・17が該
カム7の両端から外れない範囲とし、その摺動は変速レ
バー20等による外部操作の出来る構成としである。
なお第1図においては、回動軸3・4及びローラー16
・17を複数にして構成しであるが、これらの数は特に
限定されたものではなく、3組以上に装備する構成とし
てもよい。
そして出力軸2上には歯車21が固設されており、該歯
車21が入力軸1上の二連式歯車5の歯5bに常時噛合
するように構成しである。
なお歯車5b・21を装備せずに、歯車11あるいは1
2から直接動力を取り出して出力軸2に伝達する構成と
してもよい。
よって第1図及び第2図の構成においては、第2図に示
す矢印の方向に入力軸1を回転させると偏心入力カム7
も同方向に回転する。これに伴って該カム7の斜面7a
にローラー16・17が接当している場合には、偏心し
た部分が該ローラー16・17に接当する都度、ローラ
ー16・17は入力軸1の軸心方向とは直角方向に回動
するのである。
また該カム7の無偏心面7bにローラー16・17が接
当している場合には、ローラー16・17は前記回動を
行わないのである。
なお偏心入力カム7の回転作用において、ローラー16
・17が外方へ回動した位置Mから、引っ張りバネ18
・19により内側へ戻った位置Nに向かう送り行程と、
内側へ戻った位WNから外方へ回動した位置Mに向かう
戻り行程とに分けることが出来る。
送り行程においては、ローラー16・17が外方に回動
するために回動軸3・4を回動させることが出来、それ
と共にワンウェイクラッチC1・C2が係合状態となり
歯車11・12を回転させることが出来るのである。
戻り行程においては、ローラー16・17が外方から内
方に回動するために回動軸3・4も同方向に回動する。
しかし該方向においては、ワンウェイクラッチC1・C
2は自由回転の状態となり係合しないので、歯車11・
12は回転しないのである。
このために回動軸3・4の一方向のみの回動が歯車11
・12に伝えられ、噛合する歯車5a・5b・21を介
して間歇駆動力を出力軸2に伝えることが出来るのであ
る。
そして送り行程〉戻り行程 となるように偏心入力カム
7を構成すると共に、ローラー16・17を複数個設け
た構成とすることにより、間歇駆動はなくなり、滑らか
で安定した連続回転を出力軸2に伝えることが出来、ま
た低速における高トルク伝達を可能としたのである。
また、偏心入力カム7を任意の位置に摺動させることに
より、入力カム7の円錐斜面7aに接当するローラー1
6・17の回動範囲を変化させることが出来、これによ
り出力軸2への回転を変速することが出来るのである。
すなわち偏心入力カム7の大径の位置にローラー16・
17を位置させた場合には、該カム7の外方へ回動した
位置Mから内側へ戻った位置Nへの位置変化は大きいた
めに、ローラー16・17及び回動軸3・4は大きな範
囲で回動し、出力軸2をより高速で駆動させることが出
来るのである。
逆に、偏心入力カム7の小径の位置にローラー16・1
7を位置させた場合には、該カム7の回動変化は外方へ
回動した位置Mと内側へ戻った位置Nの位置変化が小さ
い為に、小さな角度で回動し、ローラー16・17及び
回動軸3・4は小さ(回動し、出力軸2を低速で駆動さ
せることが出来るのである。
また偏心入力カム7の小径の無偏心部7bにローラー1
6・17を位置させた場合には、ローラー16・17は
外方ヘアニム13・14を回動させることはなく、出力
軸2の回転を停止するのである。
この結果、偏心入力カム7の摺動操作によって無段変速
をおこなうことが出来、かつこの変速は運転中であると
運転停止中であるとにかかわらず操作可能となるのであ
る。
次に第3図〜第5図における無段変速機の構成を説明す
ると。
第3図は他の実施例である無段変速機内の側面断面図、
第4図は同じく正面断面図、第5図も同じく平面展開断
面図である。
入力軸1と出力軸2を平行に位置させ、入力軸1には偏
心入力カム7が軸方向に摺動可能な状態で支持されてい
る。偏心入力カム7は軸方向にかつ軸心から相反する位
置に複数の円錐斜面7a・7a’及び無偏心部7b・7
b’を有する形状としている。
また出力軸2にはワンウェイクラッチC1・C2を介し
て複数の回動アーム13・14が支持されており、該ア
ーム13・14先端の短軸27・26にローラー16・
17が遊嵌支持されている。
そして引っ張りバネ18・19によってローラー16・
17を偏心入力カム7に常時接当させている。
ローラー16・17は軸方向に複数個装備してあり、上
記第2図に示した場合と同様に、偏心入力カム7の駆動
に伴なう回動アーム13・14の回動及びワンウェイク
ラッチC1・C2の作用によって出力軸2を天方向にの
み回転させることが出来るのである。
そして無段変速は、第1図及び第2図の構成の場合と同
様に、偏心入力カム7を摺動させることによって行うこ
とが出来るのである。
次に第6図〜第8図における無段変速機゛の構成を説明
すると。
第6図は他の構成例である無段変速機の側面断面図、第
7図は同じく正面図、第8図は第6図におけるX−X断
面図である。
本構成においては、ワンウェイクラッチを使用した変速
機のおける欠点である、下り坂や作業機ダッシュ時の出
力軸側から−の回転を制動することが出来ないという点
を解消する機構を付設したものである。この構成を詳述
すると。
入力軸1上には第1図と同様に偏心入力カム7を装備し
、入力軸1の略中央部付近に歯車5をベアリング23を
介して支持させである。そして該歯車5と噛合する歯車
11・12がワンウェイクラッチCI・C2を介して回
動軸3・4に支持されている。
歯車11には、回転を直角方向に変更してウオーム軸3
2を駆動出来るようなリード角をもったウォームホィー
ル11aが一体的に付設されている。
また歯車12にもワンウェイクラッチC3を介して出力
軸2が支持されている。
さらに出力軸2の外周にはワンウェイクラッチC3を介
してウオームホイール31が支持されており、該ウオー
ムホイール31にはウオーム軸32をロック出来るよう
なリード角を持たせである。
そしてこれらウォームホィール11a・31には、それ
ぞれ−本のウオーム軸32上に刻設しであるウオーム3
2a・32bが噛合されている。
ウォームホィール11aの歯に対してウオームホイール
31の歯のピンチに、例えば一方を30分の3とすると
、他方を19分の2とする如く、若干の違いをもたせで
ある。
よって第1図及び第2図の示した構成の作用と同様に、
入力軸1の駆動に伴なう偏心入力カム7の回転によって
ローラー16・17が回転し、回動アーム13・14及
び回動軸3・4を回動させることが出来、ワンウェイク
ラッチC1・C2の作用によって歯車11・12は一方
向にのみ回転するのである。そして歯車11の回転は、
歯車5を介して、歯車12の回動軸4にて合成され、出
力回転となるのである。
該出力回転がワンウェイクラッチC3を介して、出力軸
2に伝達されるのである。
また回動軸3の上の歯車11の減速回転は、歯車11と
一体形成されたウォームホィール11aより、第8図の
ウオーム32aを回転させ、ウオーム軸32を経てウオ
ーム32bに伝達され、該ウオーム32bよりウオーム
ホイール31に伝達されるのである。
しかし前述の如く、ウォームホィール11aの歯に対し
てウオームホイール31の歯に若干の違いをもたせ、ウ
オームホイール31の方の回転が早くなるように構成し
ているのである。
故に、ワンウェイクラッチC4はウオームホイール31
の回転が、出力軸2の回転よりも速い為に、自由回転可
能な構成となり、出力軸2とウオームホイール31の部
分で動力伝達が遮断されているのである。
このように出力軸2の外周にワンウェイクラッチC4を
介装し、該部分で通常エンジン側から出力軸2へ動力を
伝達する場合には、ワンウェイクラッチC4の部分で開
放される動力伝達経路を構成しているのは、例えば本発
明における無段変速機を耕耘機のミッションケース等に
て装備した場合において、下り坂等の情勢や耕耘部から
のダッシュ等において、駆動輪側から出力軸2へ逆の経
路で回転トルクが伝達された場合に、ワンウェイクラッ
チC1・C2の部分で逆方向からの駆動力が開放されて
しまい、機体の移動に制動を掛けることが出来なくなる
ので、下り坂を暴走したり、作業機の回転により車両が
押されるダソシュ力により暴走するのを防ぐべく構成し
ているのである。
即ち、エンジン側から駆動されている場合でも、また機
体が停止されている場合でも、出力軸2に逆の方向から
駆動力が伝達された場合に、該逆方向からの出力軸2の
回転が、ウオームホイール31の回転数よりも速い場合
には、該出力軸2によりウオームホイール31を回転す
るのである。
しかし該ウオームホイール31はウオーム32bよりウ
オームホイール31を回転することが出来るようにウオ
ームが刻設されているので、逆方向であるウオームホイ
ール31の側からはウオーム32bを回転させることが
できず、ウオームホイール31の回転をウオーム32b
でロックしてしまうのである。
機体が停止している場合には、ウオームホイール31の
回転も停止しているので、少しでも出力軸2が前進方向
に回転すると、停止したウオームホイール31と係合し
制動を掛けられるのである。
これにより、出力軸2の逆流してくる下り坂の回転や、
作業機の回転力による車両のダッシュ回転は、8亥ウオ
ームホイール31とウオーム32bの間でロックされて
しまうのである。
以上の構成により、ワンウェイクラッチを介装した変速
装置であることにより発生するエンジンブレーキが効か
ないという状態を解決することが出来たものである。
33・34は引っ張りバネ18・19を係止するアーム
である。
次に第9図〜第11図における歯車装置の構成を説明す
ると。
第9図は他の構成例である歯車装置の斜視図、第10図
及び第11図は同じく側面断面図である。
本構成は、第1図より第5図において詳述した無段変速
機の出力軸2の部分に、下り坂の回転や、作業機の回転
によるダノシュ力に制動を掛けるブレーキ装置を構成し
たものである。
該構成においては出力軸2を第1出力軸2aと第2出力
軸2bに分割し、両輪の間にブレーキ装置を構成してい
る。
第1出力軸2aにはネジホィール50が固設すれており
、かつ第1出力軸2aの後端開口部2c内にワンウェイ
クラッチC5を嵌挿し、該ワンウェイクラッチC5の内
周に、第2出力軸2bの前端を嵌挿している。
故に通常のエンジン側から走行側への駆動時においては
、第1出力軸2aよりワンウェイクラッチC5を介して
第2出力軸2bが回転されるのである。
また通常の動力伝達時においても、第1出力軸2aの端
部に設けたネジホイール50より、第1出力軸2aに直
交して配置した軸51上のネジ歯車35を回転している
のである。ネジホイール50とネジ歯車35は通常のウ
オームとウオームホイールの動力伝達方向とは逆であり
、傾斜したネジが刻設されているので、ネジホイール5
0の側からネジ歯車35を駆動可能としているのである
そして該軸51の上には他の歯車37が固設されており
、該歯車37は軸51と平行に配置された軸52の上の
、歯車38と噛合されているのである。
該歯車37と歯車38では、歯車38の歯数の方を僅か
に少なくして、第2出力軸2bが第1出力軸2aから直
接に回転されるよりも、ネジホイール50−ネジ歯車3
5−歯車37−歯車38−ウオーム36−ウオームホイ
ール39と回転されるウオームホイール39の回転の方
をやや早く構成しているのである。
このように構成していることにより、通常のエンジン側
から走行部への駆動の場合には、動力は、第1出力軸2
a−ワンウェイクラッチC5−第2出力軸2bと伝達さ
れ、また他のバイパスの動力伝達経路が、ネジホイール
50→ネジ歯車35−軸51→歯車37−歯車38−軸
51−ウオーム36−ウオームホイール39と伝達され
ているが、該バイパス動力はワンウェイクラッチC6の
部分で開放されて、第2出力軸2bには伝達されていな
いのである。
これに対して、エンジンから動力が伝達されている場合
にも、動力が伝達されていない場合に関わらず、第2出
力軸2b側に下り坂により、また作業機回転によるダッ
シュ回転力が伝達され、この回転の方が、その時の第1
出力軸2aの回転よりも速い場合には、該逆の側の回転
がワンウェイクラッチC6が係合状態となり、ウオーム
ホイール39を回転するのであるが、該ウオームホイー
ル39とウオーム36のネジの刻設角度の関係で、ウオ
ームホイール39の側からはウオーム36が回転出来ず
、ロック状態となるのである。
故に、機体が停止されている場合には、第1出力軸2a
の回転はゼロであるから、僅かの回転が車軸の側から伝
達された場合にも、ワンウェイクラッチC6を介してウ
オームホイール39が回転されることとなるのである。
しかし該ウオームホイール39の回転はウオーム36に
よりロックされるのである。
(へ)発明の効果 本発明を以上の如く構成したことにより、次のような効
果を奏するのである。
第1に、偏心入力カム7の1回転によりローラー16と
そのアーム13が1回動じ、間歇的に回動軸3を回転さ
せるのである。故に該ローラー16とアーム13の1組
だけでは、出力は間歇回転しか得られないのであるが、
該ローラー16と180度対向する位置にローラー17
とアーム14の組が位置されており、該部分により回動
軸4が半分の間歇回転をするので、この両半分の間歇回
転を歯車5aに歯車11・12を噛合することにより合
成し、1周の全回転としているのである。
マタ該アーム13・14の回動による回動軸3・4の回
転もムラの無い回転周速度とすべく、偏心入力カム7の
円錐斜面7aの形状を設定しているのである。
一方の半回転の間歇駆動では完全な周速度の一敗状態は
得られないが、2組を歯車11・12と5aの部分で合
成することにより、外方へ回動した位置Mと内側へ戻っ
た位WNの関係を最適状態に設定することにより、合成
された周速をムラの無いものとすることができるのであ
る。
更に1個の偏心入力カム7の周囲に配置するローラー1
6・17・・・の数を増やし、歯車5aにおいて合成さ
れる間歇回転の数を増加することにより、更に完全な回
転状態とすることもできるのである。
第2に、斜面を有する偏心入力カムを装備した簡単な構
成の無段変速機としたことにより、運転停止中のみなら
ず、運転中においても容易に変速操作をすることが出来
たのである。
第3に、斜面を有する偏心入力カムの装備により、変速
範囲を停止位置から高範囲に変速することが出来、さら
に低速時に大トルクを入力しても滑ることな(高効率に
変速させることが出来たのである。
第4に、本発明の無段変速機の如く、ワンウェイクラッ
チを介装した変速機においては、出力軸側から逆に下り
坂による慣性回転や、作業機の回転によるダッシュ回転
が伝わった場合に、これを制動することができず、暴走
させてしまうという不具合いかあったのであるが、下り
坂暴走防止・ダンシュ暴走防止装置を配置したので、た
とえ出力軸側から回転力が伝達されたとしても制動が掛
けられるので、暴走を発生することが無くなったもので
ある。
第5に、本発明の無段変速機は軸及び数個の歯車とカム
及びワンウェイクラッチを装備した簡単な構成なので、
安価であり乍ら高減速比率を取ることができ、小型で故
障も少なく、多目的に利用することが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における無段変速機の構成を示した斜視
図、第2図は偏心摺動カム及びローラーの関係を示した
正面断面図、第3図は他の構成例である無段変速機内の
側面断面図、第4図は同じく正面図断面図、第5図も同
じく平面展開断面図、第6図は他の構成例である無段変
速機の側面断面図、第7図は同じく正面図、第8図は第
6図におけるX−X断面図、第9図は他の構成例である
歯車装置の斜視図、第10図及び第11図は同じく側面
断面図である。 C1・C2・C3・C4・・・ワンウエイクラソチト・
・入力軸 1a・・・ネジホイール 2・・・出力軸 3・4・・・回動軸 5・11・12・・・歯車 7・・・偏心入力カム 7a・7a’ ・・・斜面 7b  7b’ ・・・無偏心部 16・17・・・ローラー 24a・31・35・39・・・ウオームホイール35
・・・ネジ歯車35 36・・・ウオーム 37・38・・・平歯車 40・・・ベアリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、入力軸1に円錐斜面7aと無偏心部7bを有す
    る偏心入力カム7を摺動可能に係合支持し、入力軸1と
    平行に支持した回動軸3・4よりアーム13・14を突
    出し、該アーム13・14の先端に支持したローラー1
    6・17を該偏心入力カム7上に接当させ、回動軸3・
    4上にワンウェイクラッチC1・C2を介して歯車11
    ・12を支持し、該歯車11・12を入力軸1上の歯車
    5aにそれぞれ噛合させたことを特徴とする無段変速機
  2. (2)、特許請求の範囲第1項記載の歯車11にウォー
    ムホィール11aを固設し、歯車12のボス部にワンウ
    ェイクラッチC3を介装し、ワンウェイクラッチC3の
    外周に出力軸2を支持し、該出力軸2の上にワンウェイ
    クラッチC4を介装してウォームホィール31を支持し
    、前記ウォームホィール11aとウォームホィール31
    間に、入力軸1と直交方向にウォーム軸32を軸受架設
    し、該ウォーム軸32上のウォーム32aとウォームホ
    ィール11aを噛合し、ウォーム32bとウォームホィ
    ール31を噛合させ、ウォームホィール11aの回転数
    よりもウォームホィール31の回転数を大としたことを
    特徴とする無段変速機。
  3. (3)、入力軸1上に、互いに逆方向に突出した複数の
    円錐斜面7a・7a’及び無偏心部7b・7b’を有す
    る多連の偏心入力カム7を摺動可能に係合支持し、該入
    力軸1と平行に配置した出力軸2上にワンウェイクラッ
    チC1・C2を介して支持突出したアーム13・14の
    他端部にローラー16・17を支持し、該ローラー16
    ・17を前記多連の偏心入力カム7に接当させたことを
    特徴とする無段変速機。
  4. (4)、特許請求の範囲第1項または第3項記載の無段
    変速機の出力軸2を、第1出力軸2aと第2出力軸2b
    に分割し、第1出力軸2aにはネジホィール1aを固設
    し、かつ第1出力軸2aの後端開口部2c内にワンウェ
    イクラッチC5を介装して内周に、第2出力軸2bの前
    端を嵌挿し、第1出力軸2aの端部に設けたネジホィー
    ル50を、第1出力軸2aに直交して配置した軸51上
    のネジ歯車35と噛合させ、該軸51に固設した他の歯
    車37を、軸51と平行に配置した軸52上の歯車38
    と噛合させ、該軸52上のウォーム36を第2出力軸2
    bの外周にワンウェイクラッチC6を介して支持したウ
    ォームホィール39に噛合させ、ウォームホィール39
    が第1出力軸2aよりも早く回転すべく構成したことを
    特徴とする無段変速機。
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