JPH01193424A - ショックアブソーバ - Google Patents
ショックアブソーバInfo
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- JPH01193424A JPH01193424A JP1830488A JP1830488A JPH01193424A JP H01193424 A JPH01193424 A JP H01193424A JP 1830488 A JP1830488 A JP 1830488A JP 1830488 A JP1830488 A JP 1830488A JP H01193424 A JPH01193424 A JP H01193424A
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- damping
- resonance frequency
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- piston
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/02—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
- F16F15/022—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using dampers and springs in combination
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両のサスペンション装置に弾性支持体とと
もに用いられるショックアブソーバに係り、特に、減衰
特性を改善したショックアブソーバの改良に関する。
もに用いられるショックアブソーバに係り、特に、減衰
特性を改善したショックアブソーバの改良に関する。
(従来の技術)
一般に、車両のサスペンション装置に備えられたショッ
クアブソーバは、路面の凹凸によるスプリングの振動を
吸収して、車輪と路面とのロードホールディングを高め
、また、車体への振動伝達を絶縁して乗心地を高めてい
る。通常、路面の凹凸によって初期に発止するバンプ等
の衝撃は、サスペンション装置のバネ定数を柔らかく設
定して吸収し、その後のリバウンド等のはね返りは粘性
減衰係数を高く設定することにより吸収することができ
る。
クアブソーバは、路面の凹凸によるスプリングの振動を
吸収して、車輪と路面とのロードホールディングを高め
、また、車体への振動伝達を絶縁して乗心地を高めてい
る。通常、路面の凹凸によって初期に発止するバンプ等
の衝撃は、サスペンション装置のバネ定数を柔らかく設
定して吸収し、その後のリバウンド等のはね返りは粘性
減衰係数を高く設定することにより吸収することができ
る。
このような従来のショックアブソーバとしては、第6図
のようなものが知られている。(「新編目動車工学便覧
」自動車技術会 昭和57年11月26日発行P4−2
6〜4−30)同図において、1はショックアブソーバ
であり、ショックアブソーバ1は下端側がアクスルに連
結され密封された外筒2と、外筒2に内蔵されたシリン
ダ3と、シリンダ3の内壁を軸方向に摺動可能なピスト
ン4と、シリンダ3の下端に設けられ外筒2の内部およ
びシリンダ3の内部の間の油を相互に流通させるバルブ
5と、軸端にピストン4を支持し車体と連絡するピスト
ンロッド6と、外筒2の内壁およびシリンダ3によって
形成される空間Aを密封し、ピストンロンドロを支持す
るロントガイド7と、ロントガイド7の上部に設けられ
ピストンロンドロ0油密を維持するピストンシール8と
、を含んで構成されている。ピストン4はシリンダ3内
を上側液室9および下側液室10に区画しており、ピス
トン4には上側液室9および下側液室10間の作動液の
流動を規制し、減衰力を発生するオリフィス11、ポー
ト12および弁体13が設けられている。また、バルブ
5にも弁体14やピストン4と同様の図示しないオリフ
ィスやポートが設けられている。
のようなものが知られている。(「新編目動車工学便覧
」自動車技術会 昭和57年11月26日発行P4−2
6〜4−30)同図において、1はショックアブソーバ
であり、ショックアブソーバ1は下端側がアクスルに連
結され密封された外筒2と、外筒2に内蔵されたシリン
ダ3と、シリンダ3の内壁を軸方向に摺動可能なピスト
ン4と、シリンダ3の下端に設けられ外筒2の内部およ
びシリンダ3の内部の間の油を相互に流通させるバルブ
5と、軸端にピストン4を支持し車体と連絡するピスト
ンロッド6と、外筒2の内壁およびシリンダ3によって
形成される空間Aを密封し、ピストンロンドロを支持す
るロントガイド7と、ロントガイド7の上部に設けられ
ピストンロンドロ0油密を維持するピストンシール8と
、を含んで構成されている。ピストン4はシリンダ3内
を上側液室9および下側液室10に区画しており、ピス
トン4には上側液室9および下側液室10間の作動液の
流動を規制し、減衰力を発生するオリフィス11、ポー
ト12および弁体13が設けられている。また、バルブ
5にも弁体14やピストン4と同様の図示しないオリフ
ィスやポートが設けられている。
いま、路面の凹凸により衝撃が伝えられて、ピストンロ
フト6が上方または下方に向かい移動すると、その移動
に応じてバルブ5、オリフィス11およびポート12が
減衰力を変化させる。すなわち、ピストンロッド6が移
動すると、その移動速度(以下、ピストン速度)に応じ
て上側液室9および下側液室10内の作動液に圧力が発
生し、この圧力によって弁体13の開き方が変化する。
フト6が上方または下方に向かい移動すると、その移動
に応じてバルブ5、オリフィス11およびポート12が
減衰力を変化させる。すなわち、ピストンロッド6が移
動すると、その移動速度(以下、ピストン速度)に応じ
て上側液室9および下側液室10内の作動液に圧力が発
生し、この圧力によって弁体13の開き方が変化する。
すなわち、上側液室9または下側液室10内の作動液は
ピストン速度が低いときにはオリフィス11で低い減衰
力を発生し、下側液室10または上側液室9に流入する
。一方、ピストン速度が速いときにはポート12で高い
減衰力を発生する。また、下側液室10および空間Aの
間でも作動液は流動し、ピストン速度に応じて下側液室
10内に発生する正の圧力もしくは負の圧力により、バ
ルブ5は弁体14を開く。ピストン速度が低いとき、下
側液室10またはピストン4内の作動液はオリフィスで
低い減衰力を発生し空間Aまたは下側液室10に流入す
る。ピストン速度が高いとき、作動液はポートで高い減
衰力を発生する。すなわち、ショックアブソーバ1はオ
リフィスやポートを備えたピストン4やバルブ5で減衰
力を発生しており、減衰力の大きさはピストン速度に応
じたものとなっている。
ピストン速度が低いときにはオリフィス11で低い減衰
力を発生し、下側液室10または上側液室9に流入する
。一方、ピストン速度が速いときにはポート12で高い
減衰力を発生する。また、下側液室10および空間Aの
間でも作動液は流動し、ピストン速度に応じて下側液室
10内に発生する正の圧力もしくは負の圧力により、バ
ルブ5は弁体14を開く。ピストン速度が低いとき、下
側液室10またはピストン4内の作動液はオリフィスで
低い減衰力を発生し空間Aまたは下側液室10に流入す
る。ピストン速度が高いとき、作動液はポートで高い減
衰力を発生する。すなわち、ショックアブソーバ1はオ
リフィスやポートを備えたピストン4やバルブ5で減衰
力を発生しており、減衰力の大きさはピストン速度に応
じたものとなっている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来のシヨ・ツクアブソーバ
にあっては、減衰特性の変化はピストン速度にのみ依存
し、振動周波数に拘わりなく一定していたため、車両に
は高・低二つの共振周波数(車輪の共振周波数であるば
ね下共振周波数f2と、車体の共振周波数であるばね上
共振周波数fa)が存在することから、一方の共振周波
数で適切な減衰力の設定を行うと、他方の共振周波数で
走行状態により減衰力の過不足を生じ割振は行えるが逆
に加振源となり乗心地を悪化させるか、または制振が不
十分で接地性を損なうという問題点があった。
にあっては、減衰特性の変化はピストン速度にのみ依存
し、振動周波数に拘わりなく一定していたため、車両に
は高・低二つの共振周波数(車輪の共振周波数であるば
ね下共振周波数f2と、車体の共振周波数であるばね上
共振周波数fa)が存在することから、一方の共振周波
数で適切な減衰力の設定を行うと、他方の共振周波数で
走行状態により減衰力の過不足を生じ割振は行えるが逆
に加振源となり乗心地を悪化させるか、または制振が不
十分で接地性を損なうという問題点があった。
第7図は従来のショックアブソーバ\の減衰特性を示す
図であり、第7図(a)はピストン速度による減衰特性
を示し、第7図(b)は周波数による減衰特性を示して
いる。
図であり、第7図(a)はピストン速度による減衰特性
を示し、第7図(b)は周波数による減衰特性を示して
いる。
第7図(a)において、■1は良路走行程度の低ピスト
ン速度であり、■2は悪路走行程度の高ピストン速度で
ある。C,、C2は減衰力の変化率、すなわち減衰定数
であり、各々低ピストン速度V1および高ピストン速度
V2での減数定数を表している。
ン速度であり、■2は悪路走行程度の高ピストン速度で
ある。C,、C2は減衰力の変化率、すなわち減衰定数
であり、各々低ピストン速度V1および高ピストン速度
V2での減数定数を表している。
同図から判るように、低ピストン速度■1での減衰定数
CIは高ピストン速度V2での減衰定数C2より大きく
設定されている。このような減衰特性をショックアブソ
ーバ1に与えるのは以下の理由による。
CIは高ピストン速度V2での減衰定数C2より大きく
設定されている。このような減衰特性をショックアブソ
ーバ1に与えるのは以下の理由による。
すなわち、ばね上部型の共振が生じる低い振動周波数(
ばね上共振周波数ft)ではピストン速度も低く減衰力
が低下する。一方、表1から理解できるように、良路(
低ピストン速度VI)ばね上共振周波数fa付近ではば
ね上共振を減衰するため大きな減衰力が必要である。こ
のため、ショックアブソーバ1の低ピストン速度v1時
の減衰定数C+を大きく設定してばね主共振周波数f。
ばね上共振周波数ft)ではピストン速度も低く減衰力
が低下する。一方、表1から理解できるように、良路(
低ピストン速度VI)ばね上共振周波数fa付近ではば
ね上共振を減衰するため大きな減衰力が必要である。こ
のため、ショックアブソーバ1の低ピストン速度v1時
の減衰定数C+を大きく設定してばね主共振周波数f。
付近の振動減衰を適切に行う。
また、ばね下荷重の共振が生じる高い振動周波数(ばね
下共振周波数fz)ではピストン速度も高くなり減衰力
も増加する。一方、悪路(高ピストン速度VZ)ばね下
共振周波数f2付近での減衰力を良路(低ピストン速度
■1)ばね主共振周波数fa付近より減少させてゴツゴ
ツしたつき上げ感を減少させる必要がある。そこで、シ
ョックアブソーバ1は高ピストン速度V2時の減衰定数
02を低ピストン速度71時の減衰定数01より低下さ
せて、悪路走行時ばね下共振周波数f2付近での減衰を
適切に行っている。
下共振周波数fz)ではピストン速度も高くなり減衰力
も増加する。一方、悪路(高ピストン速度VZ)ばね下
共振周波数f2付近での減衰力を良路(低ピストン速度
■1)ばね主共振周波数fa付近より減少させてゴツゴ
ツしたつき上げ感を減少させる必要がある。そこで、シ
ョックアブソーバ1は高ピストン速度V2時の減衰定数
02を低ピストン速度71時の減衰定数01より低下さ
せて、悪路走行時ばね下共振周波数f2付近での減衰を
適切に行っている。
また、第7図(b)から理解できるように、従来のショ
ックアブソーバlは振動周波数に対して、減衰定数C1
、C2ともに一定の値であり、前述のようにピストン速
度に対してのみ変化する。したがって、従来のショック
アブソーバ1は低ピストン速度71時の減衰定数C,を
高ピストン速度■2時の減衰定数02より大きく設定す
ると、良路走行時において、ばね主共振周波数r1付近
での振動減衰は適切に行えるものの、ばね下共振周波数
f2付近での減衰力が過大なものとなり、ゴツゴツした
つき上げ感を乗員に与え乗心地が悪化することや、過大
な減衰力が逆に加振源となり、タイヤの接地性を損なう
という問題点があった。
ックアブソーバlは振動周波数に対して、減衰定数C1
、C2ともに一定の値であり、前述のようにピストン速
度に対してのみ変化する。したがって、従来のショック
アブソーバ1は低ピストン速度71時の減衰定数C,を
高ピストン速度■2時の減衰定数02より大きく設定す
ると、良路走行時において、ばね主共振周波数r1付近
での振動減衰は適切に行えるものの、ばね下共振周波数
f2付近での減衰力が過大なものとなり、ゴツゴツした
つき上げ感を乗員に与え乗心地が悪化することや、過大
な減衰力が逆に加振源となり、タイヤの接地性を損なう
という問題点があった。
一方、上記面題点を解決するために、低ピストン速度7
1時の減衰定数C,を高ピストン速度V2時の減衰定数
C2より小さ((例えば、後述の表3の反対にC,を小
程度、C2を中程度)設定すると、良路、悪路走行時を
問わずばね下共振周波数f2付近での振動減衰は適切に
行えるものの、良路、悪路走行時を問わずばね主共振周
波数fa付近での振動減衰が不十分なものとなり、フワ
フワした感じ(車体の揺動)を乗員に与えるという新た
な問題点が生じる。
1時の減衰定数C,を高ピストン速度V2時の減衰定数
C2より小さ((例えば、後述の表3の反対にC,を小
程度、C2を中程度)設定すると、良路、悪路走行時を
問わずばね下共振周波数f2付近での振動減衰は適切に
行えるものの、良路、悪路走行時を問わずばね主共振周
波数fa付近での振動減衰が不十分なものとなり、フワ
フワした感じ(車体の揺動)を乗員に与えるという新た
な問題点が生じる。
すなわち、従来のショックアブソーバは振動周波数に対
して減衰力が一定であり、ピストン速度に対応して減衰
力の設定を行っていたため、車両の有する高・低二つの
共振周波数に対して減衰力の過不足を生じ、両方に対し
て十分な割振が行えないという問題点があり、その改善
が望まれている。
して減衰力が一定であり、ピストン速度に対応して減衰
力の設定を行っていたため、車両の有する高・低二つの
共振周波数に対して減衰力の過不足を生じ、両方に対し
て十分な割振が行えないという問題点があり、その改善
が望まれている。
(発明の目的)
そこで本発明は、ショックアブソーバを第1の振動系と
、該第1の振動系を内部に含む第2の振動系とで構成し
、これら二つの振動系の減衰固有振動数を車両の二つの
共振周波数と略一致させ、第1の振動系を構成する第1
の減衰要素はピストンの摺動速度が所定の低速域にある
とき、該速度域以外にあるときに比べて小さな減衰係数
が得られるように構成することにより、車両の二つの共
振周波数付近で必要とされる振動減衰力を発揮させ、制
振性を向上することを目的としている。
、該第1の振動系を内部に含む第2の振動系とで構成し
、これら二つの振動系の減衰固有振動数を車両の二つの
共振周波数と略一致させ、第1の振動系を構成する第1
の減衰要素はピストンの摺動速度が所定の低速域にある
とき、該速度域以外にあるときに比べて小さな減衰係数
が得られるように構成することにより、車両の二つの共
振周波数付近で必要とされる振動減衰力を発揮させ、制
振性を向上することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明によるショックアブソーバは上記目的達成のため
、シリンダと、該シリンダとともに車体側部材および車
輪側部材の間に介装され、該車輪側部材の揺動に伴って
シリンダ内を摺動するピストンと、該ピストンの摺動速
度に応じてそれぞれ異なる大きさの減衰力を発生し、互
いに直列接続された第1および第2の減衰要素と、該第
1の減衰要素に並設され、第1の減衰要素とともに共振
周波数f3なる第1の共振系を形成する第1のばね要素
と、第1および第2の減衰要素に並設され、該第1およ
び第2の減衰要素および第1のばね要素とともに共振周
波数fbなる第2の共振系を形成する第2のばね要素と
、を備え、前記第1の減衰要素は、前記ピストンの摺動
速度が所定の低速域にあるとき、該速度域以外にあると
きに比べて小さな減衰係数が得られるように構成してい
る。
、シリンダと、該シリンダとともに車体側部材および車
輪側部材の間に介装され、該車輪側部材の揺動に伴って
シリンダ内を摺動するピストンと、該ピストンの摺動速
度に応じてそれぞれ異なる大きさの減衰力を発生し、互
いに直列接続された第1および第2の減衰要素と、該第
1の減衰要素に並設され、第1の減衰要素とともに共振
周波数f3なる第1の共振系を形成する第1のばね要素
と、第1および第2の減衰要素に並設され、該第1およ
び第2の減衰要素および第1のばね要素とともに共振周
波数fbなる第2の共振系を形成する第2のばね要素と
、を備え、前記第1の減衰要素は、前記ピストンの摺動
速度が所定の低速域にあるとき、該速度域以外にあると
きに比べて小さな減衰係数が得られるように構成してい
る。
(作用)
本発明では、第1のばね要素および第1の減衰要素で共
振周波数f3の第1の共振系が形成され、第1の共振系
および第2の減衰要素と第2のばね要素で共振周波数f
bの第2の共振系が形成される。
振周波数f3の第1の共振系が形成され、第1の共振系
および第2の減衰要素と第2のばね要素で共振周波数f
bの第2の共振系が形成される。
したがって、上記共振周波数f3およびfbのそれぞれ
を車両の高低二つの共振周波数(ばね主共振周波数fl
およびばね下共振周波数r2)に合致させ、ばね下共振
周波散f2付近での減衰を行う第1の減衰要素の減衰力
をピストンの摺動速度が所定の低速度域にあるとき、該
速度域以外にあるときに比べて小さな減衰係数が得られ
るように構成することにより、車両の走行状態に拘らず
割振性を向上させることができる。
を車両の高低二つの共振周波数(ばね主共振周波数fl
およびばね下共振周波数r2)に合致させ、ばね下共振
周波散f2付近での減衰を行う第1の減衰要素の減衰力
をピストンの摺動速度が所定の低速度域にあるとき、該
速度域以外にあるときに比べて小さな減衰係数が得られ
るように構成することにより、車両の走行状態に拘らず
割振性を向上させることができる。
(実施例)
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜5図は本発明の第1実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第1図において、20はショッ
クアブソーバであり、ショックアブソーバ20は車体B
DYと図示しない懸架装置のアクスル(車輪側部材)と
の間に配置され、スプリング(第2のばね要素)SPと
ともに車体BDYを弾性的に支持する。
クアブソーバであり、ショックアブソーバ20は車体B
DYと図示しない懸架装置のアクスル(車輪側部材)と
の間に配置され、スプリング(第2のばね要素)SPと
ともに車体BDYを弾性的に支持する。
ショックアブソーバ20は上端側がブラケット(車体側
部材)BKを介して車体BDYに連結されたチューブ2
1、チューブ21の内壁に液密的に接触しながら軸方向
に摺動可能なピストン22と、軸上にピストン22が固
定され、下端には図示しないアクスルと連絡されるブツ
シュ23を有するピストンロッド24と、チューブ21
の外部に設けられ、チューブ21内部の上側流体室25
および下側流体室26の間を流れる作動液の流動を制御
する減衰力制御装置40と、を備えている。
部材)BKを介して車体BDYに連結されたチューブ2
1、チューブ21の内壁に液密的に接触しながら軸方向
に摺動可能なピストン22と、軸上にピストン22が固
定され、下端には図示しないアクスルと連絡されるブツ
シュ23を有するピストンロッド24と、チューブ21
の外部に設けられ、チューブ21内部の上側流体室25
および下側流体室26の間を流れる作動液の流動を制御
する減衰力制御装置40と、を備えている。
なお、チューブ21はピストン22を内部に収納するシ
リンダ27と、シリンダ270両端のねじ部と螺合固定
するフランジ28.29と、フランジ28.29によっ
て固定されピストンロッド24を支持するロントガイド
30.31と、ピストンロッド24の液密を維持するパ
ツキン32.33と、パツキン32.33をフランジ2
8.29とともに保持するワッシャ34.35とからな
っている。また、チューブ21内には作動液が満たされ
ており、作動液はピストン22の上下動に伴い減衰力制
御装置40に出力し、後述するように減衰力制御装置4
0で減衰力を発生しながら上側流体室25および下側流
体室26間を流通する。
リンダ27と、シリンダ270両端のねじ部と螺合固定
するフランジ28.29と、フランジ28.29によっ
て固定されピストンロッド24を支持するロントガイド
30.31と、ピストンロッド24の液密を維持するパ
ツキン32.33と、パツキン32.33をフランジ2
8.29とともに保持するワッシャ34.35とからな
っている。また、チューブ21内には作動液が満たされ
ており、作動液はピストン22の上下動に伴い減衰力制
御装置40に出力し、後述するように減衰力制御装置4
0で減衰力を発生しながら上側流体室25および下側流
体室26間を流通する。
減衰力制御袋W40は本体41と、本体41内に形成さ
れた二組の液室42.43および気体室44.45と、
弾性材料で製作され、液室42.43および気体室44
.45の間の気密を維持するダイヤフラム46.47と
、前述の流体室25.26と連通し作動液を相互に流通
するパイプ43a、48bと、パイプ48a、48bの
間に設けられた所定の減衰力を発生するメインオリフィ
ス(第2の減衰要素N)49と、液室42.43の作動
液人出口42a、43aに設けられ作動液の流動を規制
し減衰力を発生するサブオリフィス50.51と、シリ
ンダ27および本体41と螺合し、パイプ48a、48
bを固定する四つの継手52と、からなっている。気体
室44.45には窒素ガス等の高圧の気体が封入されて
おり、液室42.43に作動液が流入すると液室42.
43と同圧となる位置までダイヤフラム46.47が変
形する。
れた二組の液室42.43および気体室44.45と、
弾性材料で製作され、液室42.43および気体室44
.45の間の気密を維持するダイヤフラム46.47と
、前述の流体室25.26と連通し作動液を相互に流通
するパイプ43a、48bと、パイプ48a、48bの
間に設けられた所定の減衰力を発生するメインオリフィ
ス(第2の減衰要素N)49と、液室42.43の作動
液人出口42a、43aに設けられ作動液の流動を規制
し減衰力を発生するサブオリフィス50.51と、シリ
ンダ27および本体41と螺合し、パイプ48a、48
bを固定する四つの継手52と、からなっている。気体
室44.45には窒素ガス等の高圧の気体が封入されて
おり、液室42.43に作動液が流入すると液室42.
43と同圧となる位置までダイヤフラム46.47が変
形する。
この気体室44.45と、ダイヤフラム46.47が第
1のばね要素りを構成し、作動流体にガス圧を加えて第
1の減衰要素Mの作動を規制する。
1のばね要素りを構成し、作動流体にガス圧を加えて第
1の減衰要素Mの作動を規制する。
第1の減衰要素Mは液室42.43と、サブオリフィス
50.51とからなり、作動液の圧力が所定値(ダイヤ
フラム46.47のガス圧)以上になる高い振動周波数
や高いピストン速度で所定の減衰力を発揮する。
50.51とからなり、作動液の圧力が所定値(ダイヤ
フラム46.47のガス圧)以上になる高い振動周波数
や高いピストン速度で所定の減衰力を発揮する。
第2の減衰要素Nは、メインオリフィス49からなり、
ピストン22の上下動による作動液の流動により作動す
る図示しないバルブやサブオリフィス50.51よりも
径の小さなオリフィスにより構成されており、低い振動
周波数で流動する作動液に対して大きな減衰力を発生す
る。
ピストン22の上下動による作動液の流動により作動す
る図示しないバルブやサブオリフィス50.51よりも
径の小さなオリフィスにより構成されており、低い振動
周波数で流動する作動液に対して大きな減衰力を発生す
る。
次に、作用を説明する。
第2図は本実施例のショックアブソーバの振動モデルを
示す模式図である。同図において、車体BDYの荷重を
意味するばね上荷重の質1mはショックアブソーバ20
と、ばね定数になるスプリングSPと、タイヤ等のばね
下荷重(零とする)に支えられている。
示す模式図である。同図において、車体BDYの荷重を
意味するばね上荷重の質1mはショックアブソーバ20
と、ばね定数になるスプリングSPと、タイヤ等のばね
下荷重(零とする)に支えられている。
ここで、ショックアブソーバ20はばね定数k。
なる第1のばね要素りとS減衰定数Caなる第1の減衰
要素Mと、減衰定数Cなる第2の減衰要素Nとからなっ
ている。また、第1のばね要素りと第1の減衰要素Mは
並列に接続されて第1の共振系を形成し、ばね要素し、
第1の減衰要素M、第2の減衰要素Nおよびスプリング
SPは第2の共振系Rを形成する。各座標x1〜x3は
振動系70の平衡状態を原点とし、ばね上荷重、ショッ
クアブソーバ20の作動液、ばね下荷重の変位をそれぞ
れ表している。
要素Mと、減衰定数Cなる第2の減衰要素Nとからなっ
ている。また、第1のばね要素りと第1の減衰要素Mは
並列に接続されて第1の共振系を形成し、ばね要素し、
第1の減衰要素M、第2の減衰要素Nおよびスプリング
SPは第2の共振系Rを形成する。各座標x1〜x3は
振動系70の平衡状態を原点とし、ばね上荷重、ショッ
クアブソーバ20の作動液、ばね下荷重の変位をそれぞ
れ表している。
ここで、第1の共振系Pは従来のショックアブソーバと
同様に軸方向の振動が二つの変数で表される2自由度の
振動系であり、一つの固有減衰振動数f。を有している
。また、第2の共振系Rは第1の共振系Pを内部に含み
、軸方向の振動が三つの変数で表される3自由度の振動
系であり、二つ以上の固有減衰振動数fbを有している
。このため、車両のばね上荷重とばね下荷重の共振周波
数(以下、ばね上共振周波数faおよびばね下共振周波
数rz)に対して、第2の共振系Rの固有減衰振動数f
cを合致させ、二つの共振周波数付近での振動減衰を適
切に行うことが可能となっている。
同様に軸方向の振動が二つの変数で表される2自由度の
振動系であり、一つの固有減衰振動数f。を有している
。また、第2の共振系Rは第1の共振系Pを内部に含み
、軸方向の振動が三つの変数で表される3自由度の振動
系であり、二つ以上の固有減衰振動数fbを有している
。このため、車両のばね上荷重とばね下荷重の共振周波
数(以下、ばね上共振周波数faおよびばね下共振周波
数rz)に対して、第2の共振系Rの固有減衰振動数f
cを合致させ、二つの共振周波数付近での振動減衰を適
切に行うことが可能となっている。
すなわち、第1の共振系Pの固有減衰振動数fC(共振
周波数fb)をばね下共振周波数f2と合致させ、第1
の共振系Pにばね下共振周波数f2付近で必要な減衰力
を設定し、第2の共振系Rの固有減衰振動数fC(共振
周波数rb)をばね上共振周波数faと合致させ、第2
の共振系Rにばね上共振周波数fa付近で必要な減衰力
を設定することで得られる。
周波数fb)をばね下共振周波数f2と合致させ、第1
の共振系Pにばね下共振周波数f2付近で必要な減衰力
を設定し、第2の共振系Rの固有減衰振動数fC(共振
周波数rb)をばね上共振周波数faと合致させ、第2
の共振系Rにばね上共振周波数fa付近で必要な減衰力
を設定することで得られる。
次に、これを理論に基づいて説明する。
振動系70に対して運動方程式をたてると、以下のよう
になる。すなわち、 mHz +kz (xz X、)+F=0 −−
■C3(”2 XI ) +に3 (x3
X2 )−Cz (X3 XI) ・・−・
・・■但し、 k2、k3. C2,Cs :任意の定数■、■式か
らX3を消去して2自由度の振動系の運動方程式■弐が
轟かれる。
になる。すなわち、 mHz +kz (xz X、)+F=0 −−
■C3(”2 XI ) +に3 (x3
X2 )−Cz (X3 XI) ・・−・
・・■但し、 k2、k3. C2,Cs :任意の定数■、■式か
らX3を消去して2自由度の振動系の運動方程式■弐が
轟かれる。
m’iz +Ceq (大。−文、)
十k (X2 Xl ) −〇 −・・・00式を解
くと、■、0式が導かれる。
くと、■、0式が導かれる。
Csq:合成減衰定数
T1 :第2の共振系Rの共振周波数r、の周期T2
:第1の共振系Pの共振周波数f3の周期0式に基づい
て、第2図を2自由度の振動系に描き直した等価モデル
を第3図に示す。ショックアブソーバ20の合成減衰定
数Ceqは前■弐で求められた剛性減衰定数であり、こ
のCeqはショックアブソーバ20を構成する2つの共
振系の合成減衰定数を表している。ここで、ばね上共振
周波数faおよびばね下共振周波数f2は前記0式から
(周波数=1/周期)の関係を用いて次のように求めら
れる。
:第1の共振系Pの共振周波数f3の周期0式に基づい
て、第2図を2自由度の振動系に描き直した等価モデル
を第3図に示す。ショックアブソーバ20の合成減衰定
数Ceqは前■弐で求められた剛性減衰定数であり、こ
のCeqはショックアブソーバ20を構成する2つの共
振系の合成減衰定数を表している。ここで、ばね上共振
周波数faおよびばね下共振周波数f2は前記0式から
(周波数=1/周期)の関係を用いて次のように求めら
れる。
1 k&
これら、振動周波数に対する合成減衰定数Ceqの減衰
特性を第4図に示す。同図において、最大値CVとは振
動系70の平衡状態での初′N4減衰定数であり、0式
をSに対して極値を考えて次のように導かれる。
特性を第4図に示す。同図において、最大値CVとは振
動系70の平衡状態での初′N4減衰定数であり、0式
をSに対して極値を考えて次のように導かれる。
また、実線は低ピストン速度■1時の減衰定数A1を表
し、点線は窩ピストン速度■2時の減衰定数A2を表す
。A、およびA2については後に詳述する。同図から理
解できるように、ショックアブソーバ20の合成減衰定
数Ceqは振動周波数fが0tlzのとき(振動系70
の平衡状態)で最大値CVを示し、これはばね上共振周
波数faまでほぼ維持されている。また、振動数が窩<
(図中右方向)なるに従って、合成減衰定数Ceqは減
少し、ばね下共振周波敗f2付近で最小値となっている
。
し、点線は窩ピストン速度■2時の減衰定数A2を表す
。A、およびA2については後に詳述する。同図から理
解できるように、ショックアブソーバ20の合成減衰定
数Ceqは振動周波数fが0tlzのとき(振動系70
の平衡状態)で最大値CVを示し、これはばね上共振周
波数faまでほぼ維持されている。また、振動数が窩<
(図中右方向)なるに従って、合成減衰定数Ceqは減
少し、ばね下共振周波敗f2付近で最小値となっている
。
したがって、本実施例によるショックアブソーバでは振
動周波数の低いばね上共振周波数fb付近で高い合成減
衰定数を示し、振動周波数の高いばね下共振周波数f2
付近で低い合成減衰定数を示すような減衰特性を得てい
る。すなわち、本発明のショックアブソーバは高・低二
つの共振周波数に対して合成減衰定数Ceqの適切な設
定が可能となっている。さらに、本実施例ではピストン
速度の高低に対しても合成減衰定数Ceqの設定が可能
となっており、このような減衰力設定の具体的な一例を
以下に述べる。
動周波数の低いばね上共振周波数fb付近で高い合成減
衰定数を示し、振動周波数の高いばね下共振周波数f2
付近で低い合成減衰定数を示すような減衰特性を得てい
る。すなわち、本発明のショックアブソーバは高・低二
つの共振周波数に対して合成減衰定数Ceqの適切な設
定が可能となっている。さらに、本実施例ではピストン
速度の高低に対しても合成減衰定数Ceqの設定が可能
となっており、このような減衰力設定の具体的な一例を
以下に述べる。
第1の共振系Pを構成する第1の減衰要素Mの減衰定数
を低ピストン速度73時に低くし、高ピストン速度V2
時に高くなるように設定している。
を低ピストン速度73時に低くし、高ピストン速度V2
時に高くなるように設定している。
第5図に第1の減衰要素Mの減衰特性を示し、同図にお
いて、C□、C8□はそれぞれ減衰力の傾き、すなわち
減衰定数を表している。CII lは低ピストン速度■
1時(良路走行程度のピストン速度)の減衰定数であり
、CaZは高ピストン速度■2時(悪路走行程度のピス
トン速度)の減衰定数である。同図から理解できるよう
に、CRIはC8□より小さく設定されている。このよ
うな設定を行う理由は、良路走行時(低ピストン速度v
l)には重量の軽いばね下荷重の共振を減衰させるため
に大きな減衰力は不要であり、減衰力を小さく設定して
路面からのつき上げ惑を減らし乗心地を向上させる必要
がある。また、悪路走行時(高ピストン速度VZ)には
ばね下荷重の共振を適切に減衰させタイヤの接地性を確
保するため、良路走行時より大きな減衰力が必要となる
からである。第1の減衰要素Mの減衰定数の変化を表1
に示す。
いて、C□、C8□はそれぞれ減衰力の傾き、すなわち
減衰定数を表している。CII lは低ピストン速度■
1時(良路走行程度のピストン速度)の減衰定数であり
、CaZは高ピストン速度■2時(悪路走行程度のピス
トン速度)の減衰定数である。同図から理解できるよう
に、CRIはC8□より小さく設定されている。このよ
うな設定を行う理由は、良路走行時(低ピストン速度v
l)には重量の軽いばね下荷重の共振を減衰させるため
に大きな減衰力は不要であり、減衰力を小さく設定して
路面からのつき上げ惑を減らし乗心地を向上させる必要
がある。また、悪路走行時(高ピストン速度VZ)には
ばね下荷重の共振を適切に減衰させタイヤの接地性を確
保するため、良路走行時より大きな減衰力が必要となる
からである。第1の減衰要素Mの減衰定数の変化を表1
に示す。
表1
但し、CB l < CB□
このため、第1の減衰要素Mであるサブオリフィス50
.51の直径はメインオリフィス49より大きく設定さ
れており、流体室25.26で発生する液圧が気体室4
4.45のガス圧より高くなる高ピストン速度■2時に
大きな減衰力を発揮する。また、第1のばね要素りおよ
び第1の減衰要素Mは第1の共振系Pを構成しており、
固有減衰振動数fcがばね下共振周波数f2に合うよう
に第1のばね要素りおよび第1の減衰要素Mの値が決定
されている(第■弐参照)。したがって、第1の減衰要
素Mはばね下共振周波数f2付近で最も大きな減衰力を
発揮し、かつ、低ピストン速度vI時と高ピストン速度
v2時で減衰力を変化させる。さらに、第1の減衰要素
Mと第2の減衰要素Nは連通しているので、第1の減衰
要素Mの減衰力が大きくなると、第1の減衰要素Mより
オリフィス径の小さい第2の減衰要素Nに流入する作動
液が減少すること、第1の減衰要素Mと第2の減衰要素
Nが形成する合成オリフィスの断面積が大きくなること
等によってショックアブソーバ20の合成減衰定数Ce
qが減少する。その結果、ばね下共振周波数f2付近で
は第1の減衰要素Mのピストン速度による減衰力の変化
がそのまま合成減衰力Ceqの変化となって表われる。
.51の直径はメインオリフィス49より大きく設定さ
れており、流体室25.26で発生する液圧が気体室4
4.45のガス圧より高くなる高ピストン速度■2時に
大きな減衰力を発揮する。また、第1のばね要素りおよ
び第1の減衰要素Mは第1の共振系Pを構成しており、
固有減衰振動数fcがばね下共振周波数f2に合うよう
に第1のばね要素りおよび第1の減衰要素Mの値が決定
されている(第■弐参照)。したがって、第1の減衰要
素Mはばね下共振周波数f2付近で最も大きな減衰力を
発揮し、かつ、低ピストン速度vI時と高ピストン速度
v2時で減衰力を変化させる。さらに、第1の減衰要素
Mと第2の減衰要素Nは連通しているので、第1の減衰
要素Mの減衰力が大きくなると、第1の減衰要素Mより
オリフィス径の小さい第2の減衰要素Nに流入する作動
液が減少すること、第1の減衰要素Mと第2の減衰要素
Nが形成する合成オリフィスの断面積が大きくなること
等によってショックアブソーバ20の合成減衰定数Ce
qが減少する。その結果、ばね下共振周波数f2付近で
は第1の減衰要素Mのピストン速度による減衰力の変化
がそのまま合成減衰力Ceqの変化となって表われる。
第4図は合成減衰定数Ceqの変化を示しており、ばね
下共振周波数f2付近での点線と実線がピストン速度に
よる変化を表している。ここで、A1、A2は各々の低
ピストン速度V1時、高ピストン速度■2時の減衰定数
であり、前表1や前記■弐から次のように導かれる。
下共振周波数f2付近での点線と実線がピストン速度に
よる変化を表している。ここで、A1、A2は各々の低
ピストン速度V1時、高ピストン速度■2時の減衰定数
であり、前表1や前記■弐から次のように導かれる。
Cv+C++z
ここで、CalはCB□より小さいのでA、はA2より
小さくなり、同図のようにばね下共振周波数fz付近で
はピストン速度によって合成減衰定数Ceqが変化する
。一方、図中ばね上共振周波数11付近では合成減衰定
DCeqはピストン速度に応じて変化していない。これ
は、ばね上共振周波数fa付近ではショックアブソーバ
20のうち第2の減衰要素Nが主な減衰力を発生してお
り、第2の減衰要素Nの減衰定数は第1の減衰要素Mと
反対に低ピストン速度■1時の減衰定数が高ピストン速
度■2時の減衰定数より大きく設定されていて第1の減
衰要素Mと第2の減衰要素Nが相互に補うためである。
小さくなり、同図のようにばね下共振周波数fz付近で
はピストン速度によって合成減衰定数Ceqが変化する
。一方、図中ばね上共振周波数11付近では合成減衰定
DCeqはピストン速度に応じて変化していない。これ
は、ばね上共振周波数fa付近ではショックアブソーバ
20のうち第2の減衰要素Nが主な減衰力を発生してお
り、第2の減衰要素Nの減衰定数は第1の減衰要素Mと
反対に低ピストン速度■1時の減衰定数が高ピストン速
度■2時の減衰定数より大きく設定されていて第1の減
衰要素Mと第2の減衰要素Nが相互に補うためである。
すなわち、第2の減衰要素Nであるメインオリフィス4
9は第6図に示す従来のショックアブソーバと同様、良
路走行時(低ピストン速度V1)でのばね上共振を適切
に減衰し、乗心地を向上させるため低い液体圧でも大き
な減衰力を発生するように減衰定数が決められている。
9は第6図に示す従来のショックアブソーバと同様、良
路走行時(低ピストン速度V1)でのばね上共振を適切
に減衰し、乗心地を向上させるため低い液体圧でも大き
な減衰力を発生するように減衰定数が決められている。
ばね主共振周波数fb付近では第1の減衰要素Mが大き
な減衰力を発生せず、ピストン速度による第2の減衰要
素Nの減衰力の変動を第1の減衰要素Mが相殺して合成
減衰定数Ceqを一定としている。
な減衰力を発生せず、ピストン速度による第2の減衰要
素Nの減衰力の変動を第1の減衰要素Mが相殺して合成
減衰定数Ceqを一定としている。
同図から理解できるように、ショックアブソーバ20の
合成減衰定数Ceqはばね主共振周波数fb付近ではA
+、Azともに同一の大きな減衰定数(約Cv)を示し
、ばね上部型(車体)の振動を適切に減衰する。一方、
ばね下共振周波数f2付近では低ピストン速度V1で合
成減衰定数Ceqが最小値A1をとり、十分な制振性を
与えつつ路面からのゴツゴツしたつき上げ感を減少させ
、乗心地を改善する。また、ばね下共振周波数f2付近
の高ピストン速度V2で合成減衰定数Ceqは中程度の
値A2をとり、ばね下荷重を適切に制振し接地性を向上
させる。
合成減衰定数Ceqはばね主共振周波数fb付近ではA
+、Azともに同一の大きな減衰定数(約Cv)を示し
、ばね上部型(車体)の振動を適切に減衰する。一方、
ばね下共振周波数f2付近では低ピストン速度V1で合
成減衰定数Ceqが最小値A1をとり、十分な制振性を
与えつつ路面からのゴツゴツしたつき上げ感を減少させ
、乗心地を改善する。また、ばね下共振周波数f2付近
の高ピストン速度V2で合成減衰定数Ceqは中程度の
値A2をとり、ばね下荷重を適切に制振し接地性を向上
させる。
本発明のショックアブソーバの減衰特性を表にまとめる
と、表2のようになる。同表において、大、中、小は合
成減衰定1ceqの大きさを表している。また、良路は
良路走行程度のピストン速度(低ピストン速度V1)で
あり、悪路は悪路走行程度のピストン速度(高ピストン
速度V2)である。また、表3は従来のショックアブソ
ーバの減衰特性を示している。これらの表から理解でき
るように、従来のショックアブソーバは減衰特性が振動
周波数に対して一定していたため、良路ばね主共振周波
数fb付近では適切にばね上部型の制振を行えるものの
、良路ばね下共振周波数f2付近で減衰力が過大となり
乗心地を悪化させ、過大な減衰力が逆に加振源となり接
地性を損なうという問題点が生じている。
と、表2のようになる。同表において、大、中、小は合
成減衰定1ceqの大きさを表している。また、良路は
良路走行程度のピストン速度(低ピストン速度V1)で
あり、悪路は悪路走行程度のピストン速度(高ピストン
速度V2)である。また、表3は従来のショックアブソ
ーバの減衰特性を示している。これらの表から理解でき
るように、従来のショックアブソーバは減衰特性が振動
周波数に対して一定していたため、良路ばね主共振周波
数fb付近では適切にばね上部型の制振を行えるものの
、良路ばね下共振周波数f2付近で減衰力が過大となり
乗心地を悪化させ、過大な減衰力が逆に加振源となり接
地性を損なうという問題点が生じている。
表2
表 3
一方、本発明のショックアブソーバは二つの共振系で構
成されており、二つの共振系の共振周波数を車体のばね
主共振周波数fbおよびばね下共振周波数f2と合致さ
せることで共振周波数やピストン速度に対して適切な設
定が可能となる。すなわち、良路、悪路走行時を問わず
ばね主共振周波数fb付近ではばね上部型の割振に必要
な大きな減衰力を発揮することができ、フワフワ感を減
少させ乗心地を向上できる。良路走行時ばね下共振周波
数f2付近では減衰力を最小として路面からのゴツゴツ
したつき上げ惑を減らすことができ、乗心地を向上でき
る。悪路走行時ばね下共振周波nrz付近では減衰力を
中程度のものとして、タイヤの接地性を良好なものにで
きる。したがって、本実施例は良路走行時のフワフワ惑
を低減して乗心地を向上することができ、悪路走行時の
つき上げ感を低減しつつ接地性を損なうことのないショ
ックアブソーバを実現することができる。すなわち、本
発明のショックアブソーバは、従来のショックアブソー
バでは不可能なばね主共振周波数fb付近での制振性お
よび乗心地の向上やばね下共振周波Drz付近での制振
性および向上を果たすことができ、走行条件に拘らず制
振性および乗心地を向上させることができる。
成されており、二つの共振系の共振周波数を車体のばね
主共振周波数fbおよびばね下共振周波数f2と合致さ
せることで共振周波数やピストン速度に対して適切な設
定が可能となる。すなわち、良路、悪路走行時を問わず
ばね主共振周波数fb付近ではばね上部型の割振に必要
な大きな減衰力を発揮することができ、フワフワ感を減
少させ乗心地を向上できる。良路走行時ばね下共振周波
数f2付近では減衰力を最小として路面からのゴツゴツ
したつき上げ惑を減らすことができ、乗心地を向上でき
る。悪路走行時ばね下共振周波nrz付近では減衰力を
中程度のものとして、タイヤの接地性を良好なものにで
きる。したがって、本実施例は良路走行時のフワフワ惑
を低減して乗心地を向上することができ、悪路走行時の
つき上げ感を低減しつつ接地性を損なうことのないショ
ックアブソーバを実現することができる。すなわち、本
発明のショックアブソーバは、従来のショックアブソー
バでは不可能なばね主共振周波数fb付近での制振性お
よび乗心地の向上やばね下共振周波Drz付近での制振
性および向上を果たすことができ、走行条件に拘らず制
振性および乗心地を向上させることができる。
(効果)
本発明によれば、第1のばね要素および第1の減衰要素
で共振周波数faの第1の共振系を形成し、第1の共振
系および第2の減衰要素と第2のばね要素で共振周波数
fbの第2の共振系を形成して、上記共振周波数f3お
よびfbのそれぞれを車両の高低二つの共振周波数(ば
ね上共振周波数faおよびばね下共振周波数fz)に合
致させ、ばね下共振周波数f2付近での減衰を行う第1
の減衰要素の減衰力をピストンの摺動速度が所定の低速
度域にあるとき、該速度域以外にあるときに比べて小さ
な減衰係数が得られるように構成しているので、ばね下
共振周波数f2付近ではばね下荷重の割振性を向上する
ことができ、良路走行時のつき上げ感の低減および悪路
走行時のタイヤの接地性の向上を果たすことができる。
で共振周波数faの第1の共振系を形成し、第1の共振
系および第2の減衰要素と第2のばね要素で共振周波数
fbの第2の共振系を形成して、上記共振周波数f3お
よびfbのそれぞれを車両の高低二つの共振周波数(ば
ね上共振周波数faおよびばね下共振周波数fz)に合
致させ、ばね下共振周波数f2付近での減衰を行う第1
の減衰要素の減衰力をピストンの摺動速度が所定の低速
度域にあるとき、該速度域以外にあるときに比べて小さ
な減衰係数が得られるように構成しているので、ばね下
共振周波数f2付近ではばね下荷重の割振性を向上する
ことができ、良路走行時のつき上げ感の低減および悪路
走行時のタイヤの接地性の向上を果たすことができる。
一方、ばね上共振周波数fb付近ではばね上部型の制振
性を向上することができ、良路、悪路走行時の車体のフ
ワフワ感を低減して乗心地を向上することができる。こ
の結果、本発明のショックアブソーバは車両の走行状態
に拘らず制振性を向上することができる。
性を向上することができ、良路、悪路走行時の車体のフ
ワフワ感を低減して乗心地を向上することができる。こ
の結果、本発明のショックアブソーバは車両の走行状態
に拘らず制振性を向上することができる。
第1〜5図は本発明に係るショックアブソーバの一実施
例を示す図であり、第1図はその全体構成図、第2図は
その振動モデルを示す模式図、第3図はその等価模式図
、第4図はその減衰定数の周波数特性を示す図、第5図
はその第1の減衰要素の減衰特性を示す図、第6.7図
は従来のショックアブソーバを示す図であり、第6図は
その斜視断面図、第7図はその減衰特性を示す図である
。 20・・・・・・ショックアブソーバ、22・・・・・
・ピストン、 27・・・・・・シリンダ、 40・・・・・・減衰力制御装置 49・・・・・・メインオリフィス(第2の減衰要素)
、SP・・・・・・スプリング(第2のばね要素)、P
−・・・・・第1の共振系、 R・・・・・−第2の共振系。
例を示す図であり、第1図はその全体構成図、第2図は
その振動モデルを示す模式図、第3図はその等価模式図
、第4図はその減衰定数の周波数特性を示す図、第5図
はその第1の減衰要素の減衰特性を示す図、第6.7図
は従来のショックアブソーバを示す図であり、第6図は
その斜視断面図、第7図はその減衰特性を示す図である
。 20・・・・・・ショックアブソーバ、22・・・・・
・ピストン、 27・・・・・・シリンダ、 40・・・・・・減衰力制御装置 49・・・・・・メインオリフィス(第2の減衰要素)
、SP・・・・・・スプリング(第2のばね要素)、P
−・・・・・第1の共振系、 R・・・・・−第2の共振系。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シリンダと、該シリンダとともに車体側部材および車輪
側部材の間に介装され、該車輪側部材の揺動に伴ってシ
リンダ内を摺動するピストンと、該ピストンの摺動速度
に応じてそれぞれ異なる大きさの減衰力を発生し、互い
に直列接続された第1および第2の減衰要素と、該第1
の減衰要素に並設され、第1の減衰要素とともに共振周
波数f_aなる第1の共振系を形成する第1のばね要素
と、第1および第2の減衰要素に並設され、該第1およ
び第2の減衰要素および第1のばね要素とともに共振周
波数f_bなる第2の共振系を形成する第2のばね要素
と、を備え、 前記第1の減衰要素は、前記ピストンの摺動速度が所定
の低速域にあるとき、該速度域以外にあるときに比べて
小さな減衰係数が得られるように構成したことを特徴と
するショックアブソーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018304A JP2718047B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | ショックアブソーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018304A JP2718047B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | ショックアブソーバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01193424A true JPH01193424A (ja) | 1989-08-03 |
JP2718047B2 JP2718047B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=11967873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63018304A Expired - Lifetime JP2718047B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | ショックアブソーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2718047B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2809148A1 (fr) * | 2000-05-18 | 2001-11-23 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'absorption d'oscillations mecaniques |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60155025A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-14 | Nissan Motor Co Ltd | シヨツクアブソ−バ |
JPS62106138A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-16 | Honda Motor Co Ltd | 周波数及びストロ−ク依存型ダンパ− |
JPS638009A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-13 | Nissan Motor Co Ltd | 能動型サスペンシヨン |
-
1988
- 1988-01-27 JP JP63018304A patent/JP2718047B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60155025A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-14 | Nissan Motor Co Ltd | シヨツクアブソ−バ |
JPS62106138A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-16 | Honda Motor Co Ltd | 周波数及びストロ−ク依存型ダンパ− |
JPS638009A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-13 | Nissan Motor Co Ltd | 能動型サスペンシヨン |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2809148A1 (fr) * | 2000-05-18 | 2001-11-23 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'absorption d'oscillations mecaniques |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2718047B2 (ja) | 1998-02-25 |
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