JPH01193392A - コークス炉ドアフレーム補修方法及びその補修用炉蓋 - Google Patents

コークス炉ドアフレーム補修方法及びその補修用炉蓋

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JPH01193392A
JPH01193392A JP1994288A JP1994288A JPH01193392A JP H01193392 A JPH01193392 A JP H01193392A JP 1994288 A JP1994288 A JP 1994288A JP 1994288 A JP1994288 A JP 1994288A JP H01193392 A JPH01193392 A JP H01193392A
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JP
Japan
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door frame
repair
oven
oven door
repairing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1994288A
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English (en)
Inventor
Mikio Watanabe
幹夫 渡辺
Tetsuo Yamane
山根 鉄雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コークス炉の窯口周囲に設けたドアーフレ
ームの損傷箇所を操業中に補修するためのドアーフレー
ム補修方法及びその補修用炉蓋に関する。
従来の技術 ]−クス炉は、操業を開始すると、一般には老朽化して
寿命が尽きるまで長時間にわたり連続運転される。
石炭を装入して乾留する過程における炭化至の圧力は初
期で80mmAa程度、末期で20mm Ag程度あり
、乾留中に生成するCガスが炉蓋部分から漏れるのを防
止する必要がある。そのため、通常は第5図、第6図に
示す炉蓋が使用されている。
この炉蓋はコークス炉の窯口に対応する大きざの長方形
の枠本体(21)の内側に断熱材(5)を取着し、また
外周壁(25)に沿ってナイフェツジ(3)を周設し、
枠本体の上部と下部のドアーフレーム(12)に設けた
左右一対の閂係止杆(13)に係合する閂(8)を回動
自在に設けてなり、第6図に示すように炉蓋を取付けた
状態で間軸に設けた皿ばね(10)の働きによりナイフ
ェツジ(3)がドアーフレーム(12)に圧接しガス漏
れを防止するように構成されている。すなわち、このナ
イフェツジの先端シール部にがかる面圧は約10−4あ
り、上下の閂内部に設けられた皿ばね(10)の反力に
よって分散発生するよう構成されている。
ところが、第5図において炉蓋の閂(8)の設置位置よ
り外側にある上部(26)と下部(27)は外からの抑
止力が開開に比して弱く、また熱歪などにより上部(2
6)と下部(27)はドアーフレーム(12)から離れ
る方向にそり返るためガス漏れが発生する。
このガス漏れを防止するため、必要に応じてナイフェツ
ジの背側に設けたナイフェツジ叩き金物(4)を鎚打し
てナイフェツジ叩き出しが行われる。
しかしながら、長期の操業においてガス漏れ発生とナイ
フェツジ叩き出しが繰り返されるため、ドアーフレーム
にはCガスによる酸化腐食及びナイフェツジの叩き出し
による傷により第7図に示すようなシール面損傷(22
)が発生する。
このように、シール面損傷(22)が生じると、もはや
ナイフェツジ叩き出しによってはガス漏れを防止するこ
とはできない。そのため、ドアーフレームの取換えや補
修が必要となる。
ドアーフレームを取換える方法としては特開昭52−9
001号、特開昭52−108403号等に示された種
々の方法があるが、取換え自体が大工事で費用がかかり
、また減産を余儀なくされる。また、肉盛溶接で補修で
きる程度の損傷を受けたドアーフレームを取換えること
は不経済である。
そこで、肉盛溶接により補修する場合には、従来は第8
図に示すように、断熱材を貼着した防熱板(23)を閂
係止杆に引掛けて吊るし炭化室からの輻射熱をさけて肉
盛溶接(24)する方法が行われている。
しかし、この防熱板(23)は輻射熱から作業員を保護
することはできても、通常の炉蓋のように炭化室を密閉
することはできない。また補修作業は学窓状態で行われ
るが、ドアーフレームの上部を補修する際は防熱板との
すきまから吹上がる炭化室熱風のため事実上作業は困難
である。
ところで、ドアーフレーム補修の周辺技術として炭化室
窯口部の煉瓦を補修するのに仮炉蓋を使用することが、
実開昭62−64745号公報、実開昭62−7014
8号公報等により知られている。しかし、これらの仮炉
蓋は学窓状態での炭化室煉瓦の修理を目的としたもので
あり、いずれもナイフェツジまたはシール材をドアーフ
レームに圧接して密閉するから、ドアーフレームの補修
はできない。また、特開昭58−23880 @公報に
は炭化室窯口部の煉瓦を補修する際、冷却防止板を窯口
部に装入して行う方法が記載されているが、この冷却防
止板はコークスを押出す前に使用されるが、周囲を気密
にシールしていないため、そのすきまから炭化室の熱風
が吹き出すためドアーフレームの肉盛溶接補修には使用
できない。
発明が解決しようとする課題 損傷したドアーフレームの損傷箇所を肉盛溶接して補修
する際の従来の防熱板を窯口に吊して行う方法では、学
窓の状態で作業を行うと共に熱風遮断が十分できないた
め上部の補修ができず、能率よく補修することができな
かった。
この発明は、かかる現状にかんがみ、コークス炉の操業
に影響を及ぼすことなく、炭化室の乾留過程においてド
アーフレームの補修を行う方法を提案することを目的と
する。そのため、この発明においては補修用炉蓋を使用
することを特徴とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、この発明はブリケットを配合
した通常炭を装入して行うコークス操業において、ドア
ーフレームの補修を要する該当窯に対しブリケットを含
まない普通炭を装入して乾留時間を短縮せしめ、乾留が
終ると同時に本炉蓋を取外し、補修箇所に対応する部分
のナイフェツジを取外した補修用炉蓋を取付けて窯内を
気密に保持し、通常炭装入の作業計画に基く窯出し時ま
でにドアーフレーム損傷部を肉盛溶接して補修を終了す
ることにあり、また補修用炉蓋は上記のごとく補修箇所
に対応する部分にはナイフェツジがなく、かつ炉蓋の外
周壁高さを低く設けてドアーフレーム損傷部の肉盛溶接
が施工し易いように構成される。
作   用 この発明はドアーフレームを補修すべき窯に対し、乾留
時間の短い普通炭を装入して乾留が終ると同時に補修箇
所に対応した部分のナイフェツジを有しない補修用炉蓋
に取換え、窯を気密に保持した状態でドアーフレームを
肉盛溶接して補修するから、作業者は窯からの輻射熱を
浴びることなく迅速に作業できる。そして、その補修作
業は通常炭装入の作業計画に基く炉団窯出し時までに終
了するから、コークス生産が減産することがない。
実施例 この発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図〜第3図に示すように、補修用炉蓋はコークス炉
の窯口(11)に対応した大きざの長方形の枠本体(1
)の内側に断熱材(5)を取着し、ドアーフレーム補修
箇所に対応する部分を除いた枠本体の外周壁(2)に沿
ってナイフェツジ(3)を周設し、ナイフェツジ(3)
の背側にはナイフェツジ叩き金物(4)の多数を配設す
る。そして、ドアーフレーム補修箇所に対応する補修対
応部分(6X7)は外周壁(2−1)の高さを低くして
、窯口に取着した際ドアーフレームの表面にほぼ一致す
るように設ける(第2図)。
なお、枠本体(1)の上部と下部にドアーフレーム(1
2)の閂係止杆(13) (13)に係合する閂(8)
を設け、閂を係止した際間軸(9)に設けた皿ばね(1
0)の働きにより炉蓋が炉側に押圧されナイフェツジ(
3)がドアーフレーム(12)に押圧するように構成す
る。
上記補修用炉蓋は窯口(11)に取着した際、補修対応
部分(6)(7)はナイフェツジ(3)がないため炉蓋
と窯口との間にはすきまが生じる。そのすきまを密閉し
て気密に保つため、第2図に示すように補修用炉蓋の外
周壁(2)とドアーフレーム(12)との間に断熱材(
14)を詰める。
コークス炉は作業計画に基いて炉団内の多数の窯が予め
設定された順番で所定時間ごとに窯出しされるように操
業されるが、この発明の実施により補修すべき窯は、ブ
リケットを含む通常炭を装入した通常の乾留時間より短
い時間で乾留が終るようにブリケットを含まない普通炭
を装入する。
今、上記通常次使用の炉団窯出しと、この発明による普
通次使用の補修窯窯出しとを比較して第4図に示す。
図かられかるように、この発明の方法では補修窯の乾留
時間は通常の炉団窯出しより乾留時間が短く、例えば炉
団窓の25時間に対し補修窯は21時間である。したが
って、補修窯の乾留が終った時点で本炉蓋を取外し、前
記したこの発明の補修用炉蓋に取換える。そして、通常
の炉団窓の乾留が終る時間までにドアーフレーム(12
)の補修箇所を肉盛溶接する。このようにして補修を終
れば補修用炉蓋を取外して通常の作業計画に基いて窯出
しが行われる。
発明の効果 鉄鋼の生産原価を低減するため、コークス炉においても
維持費を押え、炉体寿命の増大を図ることは最も重要な
課題であるが、この発明の実施によればコークス炉窯口
のドアフレーム損傷部の肉盛溶接補修が空窩施工をする
ことなく、かつ炉内を気密に保持した状態で炉団窯出し
の作業計画を変更することなしに行えるから、炉体煉瓦
に悪影響を与えることなく、またコークス減産を引起す
ことがない。そのため、炉体寿命の増大が達成され、生
産原価の低減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施による補修用炉蓋を示す図で、
A図は正面図、B図は縦断面図、第2図は第1図AのI
I−II線上の拡大横断面図、第3図は第1図への■−
■線上の拡大横断面図、第4図は通常の炉団窯出しとこ
の発明の実施による補修窯窯出しの作業工程を比較して
示す図表、第5図は通常の炉蓋を示す正面図、第6図は
第5図のV−■線上の拡大横断面図、第7図は窯口のド
アーフレーム損傷部を示す説明図でA図は全体図、B図
は下隅部の拡大図、0図は上隅部の拡大図、第8図は従
来法によるドアーフレームの補修要領を示す説明図であ
る。 1・・・枠本体    2.2−1・・・外周壁3・・
・ナイフェツジ 4・・・ナイフェツジ叩き金物5・・
・断熱材    6.7・・・補修対応部分8・・・閂
      9・・・間軸 10・・・皿ばね    11・・・窯口12・・・ド
アフレーム 13・・・閂係止杆14・・・断熱材 第1図 (A)      (B) 第2図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブリケットを配合した通常炭を装入して行うコーク
    ス操業において、ドアーフレームの補修を要する該当窯
    に対しブリケットを含まない普通炭を装入して乾留時間
    を短縮せしめ、乾留が終ると同時に本炉蓋を取外し、補
    修箇所に対応する部分のナイフエッジを取外した補修用
    炉蓋を取付けて窯内を気密に保持し、通常炭装入の作業
    計画に基く窯出し時までにドアーフレーム損傷部を肉盛
    溶接して補修を終了することを特徴とするコークス炉ド
    アーフレーム補修方法。 2 コークス炉窯口に対応した長方形で内側に断熱材を
    取着した炉蓋枠のドアーフレーム補修箇所に対応する部
    分を除いた外周壁に沿ってナイフエッジを周設し、かつ
    補修箇所に対応する部分は外周壁高さを低く設け、ナイ
    フエッジの背側にナイフエッジ叩き金物の多数を配設し
    、炉蓋枠の上部と下部にドアーフレームの閂係止杆に係
    合する閂を設けたコークス炉ドアーフレーム補修用炉蓋
JP1994288A 1988-01-29 1988-01-29 コークス炉ドアフレーム補修方法及びその補修用炉蓋 Pending JPH01193392A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999027034A1 (en) * 1997-11-24 1999-06-03 Bethlehem Steel Corporation Apparatus for refurbishing a coke oven doorjamb and method thereof
KR20020020488A (ko) * 2000-09-09 2002-03-15 이구택 코크스 오븐 도어의 보수장치
CN108395894A (zh) * 2018-05-08 2018-08-14 中国二十二冶集团有限公司 焦炉炉门垂直安装方法
CN111389961A (zh) * 2020-04-15 2020-07-10 攀钢集团西昌钢钒有限公司 一种炉门刀边校正装置及炉门刀边校正方法

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