JPH07126633A - 室式コークス炉窯口の炉蓋構造 - Google Patents

室式コークス炉窯口の炉蓋構造

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JPH07126633A
JPH07126633A JP29244393A JP29244393A JPH07126633A JP H07126633 A JPH07126633 A JP H07126633A JP 29244393 A JP29244393 A JP 29244393A JP 29244393 A JP29244393 A JP 29244393A JP H07126633 A JPH07126633 A JP H07126633A
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JP
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furnace
furnace lid
chamber
sealing device
coke oven
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Junichi Otsuka
純一 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉内発生ガスのシール性を著しく向上させる
ことができる竪型室式コークス炉の炉蓋構造を提供す
る。 【構成】 コークス炉の一次シール装置29を装備する
と共に、炉蓋本体の外側に二次シール装置34を装備し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭化室の窯口を開閉す
る室式コークス炉窯口の炉蓋構造に係り、特に炉内発生
ガスのシール構造を改良した室式コークス炉窯口の炉蓋
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室式コークス炉は粉砕,配合等の事前処
理を行った石炭を炭化室で乾留してコークスを製造する
設備であり、炭化室で乾留したコークスをその一側部か
ら排出する構造を有する水平型室式コークス炉と、炭化
室で乾留したコークスその下部から排出する構造を有す
る竪型室式コークス炉とが知られている。
【0003】図3は、従来の竪型室式コークス炉の一例
を示す概略図である。図示するように、竪型室式コーク
ス炉21には、装入車(図示せず)の装入ホッパから装
入される原料粉炭を収容する炭化室22と、燃料ガスを
燃焼させることにより炭化室22内の装入炭を乾留する
燃焼室23とが交互に配設されている。この炭化室22
の側には、燃焼ガス及び空気を熱交換するための蓄熱室
や換熱室(図示せず)が配設されている。
【0004】上記燃焼室23の下方の炉壁24には、コ
ークス炉ガス,高炉ガスを通過させる燃料ガスダクト
(図示せず)、空気を通過させる空気ダクト(図示せ
ず)とがそれぞれ区画形成されている。この炉壁24は
耐火煉瓦や断熱煉瓦によって形成されており、その下部
には断熱キャスタブル25aを充填した保護板25が当
接され、その下方から水平ステイ26によって支持され
ている。
【0005】また、上記炭化室22の下方に開口された
窯口には耐火物27を内装した炉蓋28が取り付けられ
ており、該炉蓋28は脱着機構(図示せず)により、開
閉操作されるように成っている。
【0006】さらに、上記炉蓋28の炉蓋本体28aの
周囲には、上記耐火物27と炉壁24との間隙をシール
するためのナイフエッジ30が取り付けられている。
【0007】そして、上記炉蓋本体28aの下部には圧
縮コイルバネを内蔵したスプリングボックス31の一端
部が取り付けられており、その他端部は棒状の閂32に
接続されている。この閂32は、炉蓋本体28aを挟持
するように垂下された閂受33の係合凹部33aに係合
して固定されるように成っている。
【0008】従って、炉蓋リフタ(図示せず)のリフテ
ィング金物により炉蓋28を炉内に挿入し、閂32を閂
受33の係合凹部33aに係合固定すると、上記スプリ
ングボックス31に内蔵された圧縮コイルバネの反力に
より、炉蓋28の耐火物27が炭化室22内の充填物
(石炭/コークス)を下方から支持すると共に、炉蓋本
体28aのナイフエッジ30が保護板25に圧着されて
ガスシール装置として機能し炉内発生ガスの漏れを防止
するように成っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の室式
コークス炉の炉蓋構造には、次のような課題があった。
即ち、炭化室22内の充填物を支持する炉蓋28の炉蓋
本体28aに、ナイフエッジ30等からなるガスシール
装置が装着されている。従って、炉蓋28と保護板25
等の炉体金物との取り合いから、ガスシール装置の締め
付け力の強化には限界があり、炉内発生ガスの漏れ等が
生じ易いという問題があった。
【0010】この点については、水平型と竪型との双方
の室式コークス炉における問題であるが、特に、竪型室
式コークス炉にあっては、炭化室22内の充填物の自重
(約30ton)を炉蓋28で支持しているので、その
炉蓋本体28aにガスシール装置を装着した構造では、
炉蓋本体28aの下降動作にガスシール装置が追従し、
シール不良が生じ易いという問題があった。
【0011】本発明の目的は、上記課題に鑑み、炉蓋本
体と独立に別途シール装置を構成することにより、炉内
発生ガスのシール性を著しく向上させることができる竪
型室式コークス炉の炉蓋構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明に係る室式コークス炉窯口の炉蓋構造は、炉蓋の炉
蓋本体において、炉蓋本体と炉体金物との間をシールす
る炉体本体に付帯した一次シール装置と、炉蓋本体の外
側をシールする二次シール装置とを有するものである。
上記構成において、好ましくは、一次シール装置が、炉
蓋本体と炉体金物との間を圧着によりシールする構造を
有し、二次シール装置が炉蓋の両側の水平ステイに圧着
するシール構造を有するものである。また、好ましく
は、二次シール装置が、水平ステイのフランジ面に当接
する二次シール板と、該2次シール板に炉蓋本体から圧
着力を付与する緊張手段と、水平ステイ同士の両端部の
開口部を密閉する一対の端部シール板とからなるもので
ある。さらに、好ましくは、二次シール板と一対の端部
シール板とが一体成形構造であるものである。
【0013】
【作用】上記炉蓋構造の構成によれば、炉蓋の炉蓋本体
には、一次シール装置と二次シール装置とが装備されて
いる。一次シール装置は炉蓋本体に付帯し、炉蓋本体と
炉体金物との間をシールするので炉蓋と炉体金物との取
り合いから、その締め付け力の強化には限界がある。特
に、竪型室式コークス炉にあっては、炭化室内の充填物
(石炭/コークス)の自重を炉蓋で支持しているので、
充填物の自重による炉蓋本体の下降に伴って一次シール
装置が下降し、炉体金物との間にすき間を生じるためシ
ール不良が生じ易い。
【0014】しかし、二次シール装置は炉蓋本体の動作
と独立して炉蓋本体の外側を密閉するので、その締め付
け力の強化に限界はなく、又、竪型室式コークス炉にお
いても、充填物の自重による炉蓋本体の下降動作に二次
シール装置は追従せず、炉内発生ガスの漏れを確実に防
止するものである。
【0015】また、一次シール装置を炉体金物に圧着
し、二次シール装置を水平ステイに圧着するように構成
すれば、炉蓋内が一次シール装置でシールされ、炉蓋外
の水平ステイ内側が二次シール装置でシールされる。従
って、たとえ炉内発生ガスが一次シール装置から漏れて
も、二次シール装置にて確実に密閉されるものである。
【0016】さらに、上記二次シール装置は、水平ステ
イのフランジ面に当接する二次シール板と、この二次シ
ール板に圧着力を付与する緊張手段と、水平ステイ同士
の両端部の開口部を密閉する各端部シール板とから成っ
ている。従って、二次シール板及び各端部シール板によ
って、水平ステイの内側が確実にシールされる。また、
上記緊張手段の緊張力を解除すれば、二次シール板及び
各端部シール板と水平ステイとの間から炉蓋リフタ等の
脱着機構を水平ステイの内側へ挿入することが可能にな
るものである。
【0017】そして、上記二次シール板と各端部シール
板とを一体成形すれば、装置が簡素化され、これらの接
続部におけるガス漏れの慮れが回避されるものである。
なお、水平型室式コークス炉では、図1に示す竪型室式
コークス炉における水平ステイが、垂直方向に配置され
たバックステイとなる。両者は同様な構造である。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る室式コークス炉の炉蓋構
造の好適な一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明に係る室式コークス炉の炉蓋構造の
一実施例を示す概略図であり、竪型室式コークス炉を例
に採って説明する。上述したように、竪型室式コークス
炉21には、装入車(図示せず)の装入ホッパから装入
される原料粉炭を収容する炭化室22と、燃料ガスを燃
焼させることにより炭化室22内の装入炭を乾留する燃
焼室23とが交互に配設されている。また、この炭化室
22の一側方には、燃焼ガス及び空気を熱交換するため
の換熱室(図示せず)が配設されている。
【0019】上記炭化室22は、その上部から原料粉炭
が装入され、その下部から赤熱コークスが排出されるよ
うに上下に窯口が形成されており、各窯口には装入窯出
し作業時に開放される後述する炉蓋28がそれぞれ設け
られている。そして、この炭化室22の室内空間は、赤
熱コークスの自然落下による排出を可能にすべく、下方
へ向けて順次拡幅して形成されている。
【0020】また、上記燃焼室23の下方の炉壁24に
は、コークス炉ガス,高炉ガスを通過させる燃料ガスダ
クト(図示せず)、空気を通過させる空気ダクト(図示
せず)とがそれぞれ区画形成されている。この炉壁24
は耐火煉瓦および断熱煉瓦によって形成されており、そ
の下部には内側に断熱キャスタブル25aを充填した保
護板25等の炉体金物が当接され、その下方から水平ス
テイ26によって支持されている。
【0021】さらに、上記炭化室22に開口された窯口
には耐火物27を内装した炉蓋28が取り付けられてお
り、該炉蓋28は炉蓋リフタ等の脱着機構(図示せず)
により、開閉操作されるように成っている。
【0022】この炉蓋28の炉蓋本体28aには、その
動作に追従して作用する一次シール装置29が装備され
ている。この一次シール装置29は、炉蓋本体28aの
周囲に取り付けられたナイフエッジ30と、炉蓋本体2
8aの下部に取り付けられたスプリングボックス31
と、該スプリングボックス31に接続された閂32と、
該閂32を係合固定する閂受33とから成っている。
【0023】具体的には、上記ナイフエッジ30は、保
護板25等の炉体金物に当接され、上記耐火物27と炉
壁24との間隙をシールするように成っている。また、
上記スプリングボックス31は、その一端部が炉蓋本体
28aに取り付けられており、圧縮コイルバネが内蔵さ
れている。さらに、上記閂32は、スプリングボックス
31の他端部に接続されており、その両端部は矩形状を
呈している。そして、上記閂受33は、炉蓋本体28a
を挟持するように垂下され、その係合凹部33aに閂3
2の両端部を係合し固定するように成っている。
【0024】即ち、一次シール装置29は、炉蓋28の
耐火物27を炉内に挿入し、閂32を閂受33の係合凹
部33aに係合固定すると、上記スプリングボックス3
1の圧縮コイルバネの反力により、上記耐火物27が炭
化室22内の充填物(石炭/コークス)を下方から支持
すると共に、炉蓋本体28aのナイフエッジ30が保護
板25に圧着されて炉内発生ガスの漏れを防止するよう
に成っている。
【0025】また、上記炉蓋本体28aには、その動作
と独立して作用する二次シール装置34が装備されてい
る。この二次シール装置34は、炉蓋本体28aの内縁
部に固定された接続部材35と、該接続部材35に介設
された緊張手段36と、上記接続部材35の先端部に取
り付けられた二次シール板37と、該二次シール板37
と一体成形された一対の端部シール板(図示せず)とか
ら成っている。
【0026】具体的には、上記接続部材35は、その基
部が炉蓋本体28aにボルト等により固定され、その先
端部が上記二次シール板37の内面に取付具35aを介
して揺動自在に取り付けられている。また、上記緊張手
段36はプランジャにて形成され、引張コイルバネが内
蔵されている。さらに、上記二次シール板37の両端部
は上記水平ステイ26のフランジ面26aに当接され、
その外面の適宜位置には取手37aが形成されている。
そして、各端部シール板は、水平ステイ26同士の長手
方向両端部の開口部を密閉するものであり、本実施例に
あっては、上記二次シール板37と一体成形され、全体
として長椀状を呈している。
【0027】即ち、二次シール装置34は、炉蓋28の
耐火物27が炉内に挿入され、一次シール装置29の閂
32が閂受33の係合凹部33aに係合固定された状態
で、上記接続部材35に介設されたプランジャ36の引
張コイルバネの緊張力により、上記二次シール板37が
水平ステイ26のフランジ面26aに圧着され、これと
一体成形された各端部シール板が水平ステイ26同士の
両端部の開口部を密閉して炉内発生ガスを二重シールす
るように成っている。
【0028】尚、以上は竪型室式コークス炉を例に採っ
て説明したが、水平型室式コークス炉にあっても同様の
構成で適用することができる。
【0029】次に、上記実施例における作用を述べる。
本実施例の炉蓋構造は、炉蓋本体28aに一次シール装
置29と二次シール装置34とが装備され、二重シール
構造として構成されている。
【0030】上述のように、一次シール装置29は、炉
蓋耐火物27を炉内に挿入し、閂32を係合固定する
と、上記スプリングボックス31の圧縮コイルバネの反
力により、上記耐火物27が炭化室22内の充填物(石
炭/コークス)を下方から支持すると共に、炉蓋本体2
8aのナイフエッジ30が保護板25に圧着されるよう
に成っている。
【0031】従って、この一次シール装置29のナイフ
エッジ30は保護板25に圧着されるので、炉蓋本体2
8aと炉体金物である保護板25との取り合いから、そ
の締め付け力の強化には限界がある。特に、竪型室式コ
ークス炉21にあっては、炭化室内の充填物(石炭/コ
ークス)の自重を炉蓋28で支持しているので、充填物
の自重による炉蓋本体28aの下降に伴って一次シール
装置29が下降し、保護板25との間にすき間を生じる
ためシール不良が生じ易い。
【0032】一方、上述のように、二次シール装置34
は、炉蓋耐火物27が炉内に挿入され、一次シール装置
29の閂32が係合固定された状態で、上記プランジャ
36の引張コイルバネの緊張力により、上記二次シール
板37が水平ステイ26のフランジ面26aに圧着さ
れ、これと一体成形された各端部シール板が水平ステイ
26同士の両端部の開口部を密閉するように成ってい
る。
【0033】従って、上記一次シール装置29の閂32
が係合固定されている限り、炭化室内の充填物の自重に
より炉蓋本体28aが下降動作しても、上記プランジャ
36の引張コイルバネの緊張力により、上記二次シール
板37及び各端部シール板のシール性が確保されること
になり、炉内発生ガスの漏れを確実に防止することがで
きるものである。このように、二次シール装置34は炉
蓋本体28aの動作と独立して作用するので、その締め
付け力の強化に限界はない。
【0034】また、本実施例にあっては、一次シール装
置29のナイフエッジ30を保護板25に圧着し、二次
シール装置34の二次シール板37を水平ステイ26に
圧着するように構成したので、炉蓋28の内部が一次シ
ール装置29でシールされ、炉蓋28の外部の水平ステ
イ26の内側の空間が二次シール装置34でシールされ
ることになり、例えば、炭化室内の充填物の自重により
炉蓋本体28aが下降動作して一次シール装置29から
漏れても、二次シール装置34によりシール性を確保す
ることができるものである。
【0035】さらに、上記二次シール板37と各端部シ
ール板とを一体成形しているので、装置の簡素化を図る
ことができ、これらの接続部におけるガス漏れの慮れを
回避することができる。しかし、これらを別体に形成す
る場合には、これらの接続部のシール性を考慮し、且
つ、各端部シール板に固有の圧着手段を装備する必要が
ある。
【0036】次に、図2に基づいて、本実施例の炉蓋構
造における着脱操作を説明する。先ず、装着操作の場合
は、上記二次シール板37の取手37aを引っ張り上記
プランジャ36の引張コイルバネの緊張力を解除した状
態で、上記二次シール板37及び各端部シール板と水平
ステイ26との間から図示しない炉蓋リフタのリフティ
ング金物を挿入し、炉蓋28の耐火物28aを炉内に挿
入すると共に、閂32を閂受33の係合凹部33aに係
合固定する。
【0037】この状態で、上記スプリングボックス31
に内蔵された圧縮コイルバネの反力が作用して、上記耐
火物27が炭化室22内の充填物を下方から支持すると
共に、炉蓋本体28aのナイフエッジ30が保護板25
に圧着される。
【0038】その後、上記二次シール板37の取手37
aを離し上記プランジャ36の引張コイルバネに緊張力
を与えて、上記二次シール板37を水平ステイ26のフ
ランジ面26aに圧着し、各端部シール板を水平ステイ
26同士の両端部の開口部に密着する。
【0039】一方、脱離操作の場合は、上記二次シール
板37の取手37aを引っ張り上記プランジャ36の引
張コイルバネの緊張力を解除した状態で、上記二次シー
ル板37及び各端部シール板と水平ステイ26との間か
ら炉蓋リフタのリフティング金物を挿入し、そのリフテ
ィング金物により閂受33の係合凹部33aから閂32
を外し、炉内から炉蓋耐火物28aを抜き出す。
【0040】すると、上記スプリングボックス31の圧
縮コイルバネの反力が解除されると共に、上記プランジ
ャ36の引張コイルバネに緊張力も結果的に解除され
る。
【0041】この状態で、炉蓋28の炉蓋本体28aと
共に、上記一次シール装置29及び二次シール装置34
を窯口から吊り出すものである。
【0042】尚、以上は竪型室式コークス炉を例に採っ
てその作用を説明したが、水平型室式コークス炉に適用
しても同様の作用効果を奏するものである。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る竪型室
式コークス炉の炉蓋構造によれば、炉蓋本体と独立に別
途炉蓋本体外部にシール装置を構成することにより、炉
内発生ガスのシール性を著しく向上させることができる
という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る室式コークス炉の炉蓋構造の一実
施例を示す概略図である。
【図2】本実施例の室式コークス炉の炉蓋構造の動作を
示す説明図である。
【図3】従来の室式コークス炉の炉蓋構造の一例を示す
概略図である。
【符号の説明】
21 室式コークス炉 22 炭化室 23 燃焼室 24 炉壁 25 保護板 25a 断熱キャスタブル 26 水平ステイ 26a フランジ面 27 耐火物 28 炉蓋 28a 炉蓋本体 29 一次シール装置 30 ナイフエッジ 31 スプリングボックス 32 閂 33 閂受 33a 係合凹部 34 二次シール装置 35 支持部材 35a 取付金具 36 緊張手段(プランジャ) 37 二次シール板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コークス炉窯口の炉蓋の炉蓋本体におい
    て、炉蓋本体と炉体金物との間をシールする炉体本体に
    付帯した一次シール装置と、炉蓋本体の外側をシールす
    る二次シール装置を有することを特徴とする室式コーク
    ス炉窯口の炉蓋構造。
  2. 【請求項2】一次シール装置が、炉蓋本体と炉体金物と
    の間を圧着によりシールする構造を有し、二次シール装
    置が炉蓋の両側の水平ステイに圧着するシール構造を有
    することを特徴とする請求項1記載の室式コークス炉窯
    口の炉蓋構造。
  3. 【請求項3】二次シール装置が、水平ステイのフランジ
    面に当接する二次シール板と、該2次シール板に炉蓋本
    体から圧着力を付与する緊張手段と、水平ステイ同士の
    両端部の開口部を密閉する一対の端部シール板とからな
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の室
    式コークス炉窯口の炉蓋構造。
  4. 【請求項4】二次シール板と一対の端部シール板とが一
    体成形構造であるこを特徴とする請求項3に記載の室式
    コークス炉窯口の炉蓋構造。
JP29244393A 1993-10-29 1993-10-29 室式コークス炉窯口の炉蓋構造 Withdrawn JPH07126633A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110499167A (zh) * 2018-05-16 2019-11-26 安阳市恒威石化设备有限责任公司 焦炉炉盖自动密封装置
JP2021535252A (ja) * 2019-04-03 2021-12-16 エーカー コーキング アンド リフラクトリー エンジニアリング コンサルティング コーポレーション(ダリアン), エムシーシーACRE Coking & Refractory Engineering Consulting Corporation (Dalian), MCC コークス炉燃焼室の炉頭の保温構造、コークス炉燃焼室及びコークス炉

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JP2021535252A (ja) * 2019-04-03 2021-12-16 エーカー コーキング アンド リフラクトリー エンジニアリング コンサルティング コーポレーション(ダリアン), エムシーシーACRE Coking & Refractory Engineering Consulting Corporation (Dalian), MCC コークス炉燃焼室の炉頭の保温構造、コークス炉燃焼室及びコークス炉

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