JPH01192745A - スピンナーコート用ガラススラリー - Google Patents

スピンナーコート用ガラススラリー

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JPH01192745A
JPH01192745A JP1634688A JP1634688A JPH01192745A JP H01192745 A JPH01192745 A JP H01192745A JP 1634688 A JP1634688 A JP 1634688A JP 1634688 A JP1634688 A JP 1634688A JP H01192745 A JPH01192745 A JP H01192745A
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JP
Japan
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glass
pbo
slurry
glass powder
sio2
Prior art date
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Application number
JP1634688A
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JPH0530777B2 (ja
Inventor
Kazuo Hatano
和夫 波多野
Toshihiro Kuroki
黒木 寿博
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Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスピンナーによって半導体装置のPN接合部に
塗布することができるガラススラリーに関するものであ
る。
[従来技術とその問題点] 従来より電力用半導体装置、例えばダイオード、トラン
ジスタ、サイリスター、トライアック等のPN接合部を
保護するパシベーション材料として広くガラスが使用さ
れている。
このガラスは組成系によって ZnO−8203−5i
O□系のいわゆる亜鉛系ガラスとPbO−B2O3−S
iO2系あるいはPbO−B2O3−B2O3−SiO
2系のいわゆる鉛系ガラスの2種類に分けられる。とこ
ろが亜鉛系ガラスは耐薬品性が悪いため半導体プロセス
上制約が多くコスト高になるため最近では鉛系ガラスが
広く使用されている。
ところでこの鉛系ガラスを半導体装置のPN接合部へ塗
布する方法としては各種の方法があるが、代表的な方法
として電気泳動法とスクリーン印刷法がある。電気泳動
法は、イソプロピルアルコール等の有機媒体中にガラス
粉末を懸濁させ、その中に少量の電解質を添加し、ガラ
ス粉末表面へ電荷を帯びさせた後、直流電圧を印加して
PN接合部、例えばメサ溝へ選択的゛にガラスを塗布す
る方法である。しかしながらこの方法はガラス粉末を有
機媒体中に懸濁させるため多くのガラス粉末が沈降して
有効ガラス量が少なくなること、使用する電解質の種類
あるいは添加量によって付着性が変化しやすく毎回作業
者がコントロールする必要があること、同一電着液内で
のシリコンウェハー間の付着量のばらつきを少なくする
ため1度に処理できる枚数が10〜20枚と少なく、且
つ装置も手動的なものでコスト高になること等の問題が
ある。
またスクリーン印刷法は、絹、ナイロンあるいはステン
レススチール等の材料で作ったスクリーン上にある粘度
をもった印刷用ガラスペーストを入れ、スキンと称する
ヘラ状のゴム板で加圧し、スクリーンのfに置かれた被
印刷物面に押し出し印刷を行う方法である。この方法に
おいては印刷用ガラスペースト中の有機媒体としてジエ
チレングリコールモノブチルエーテルとセルローズ類を
混ぜたもの、テレピノールとセルローズ類を混ぜたもの
等が多用されている。しかしながらこの方法は、スクリ
ーン表面の汚れが印刷用ガラスペーストに付着しやすい
こと、印刷時にシリコンウェハーのメサ溝から印刷ペー
ストがずれる恐れがあること、また印刷用ガラスペース
トの粘度が15000〜5(1000cpsと高いため
後工程でバインダーを飛ばすことが難しく、ボイドが発
生しやすくなり電気特性上好ましくないこと等の問題が
ある。
[発明の目的] 本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、シリコンウ
ェハーにフォトレジストを塗布するのに用いるスピンナ
ーによって作業性良く均一に半導体装置のPN接合部へ
塗布することが可能なガラススラリーを提供することを
目的とするものである。
[発明の構成] 本発明のスピンナーコート用ガラススラリーは、PbO
−B2O3−SiO2系あるいはPbO−9203−S
i02系ガラス粉末とテレピノールあるいはジエチレン
グリコールモノブチルエーテルを含有する有機媒体とを
混合してなり、粘度が50〜700cpsであることを
特徴とする。
スピンナーは、シリコンウェハーやセラミック基板等を
セットして、これを回転させながらこの上にフォトレジ
ストを滴下することによってシリコンウェハーにフォト
レジストを均一に塗布する装置である。スピンナーを用
いてガラススラリーをシリコンウェハーに均一に塗布す
るにはガラススラリーの粘度を調整することが要求され
、本発明者等は種々の研究を重ねた結果、ガラススラリ
ーの粘度が50〜700cpsの場合に良好な結果が得
られることを見い出した。すなわちガラススラリーの粘
度が5Qcpsより小さい場合は、回転するシリコンウ
ェハーの上にガラススラリーを滴下しても遠心力によっ
てガラススラリーが外部に飛び散りシリコンウェハーに
塗布されに<<、塗布されたとしてもガラス膜のむらを
生じやすい、また700Cpsより大きい場合はガラス
スラリーの流動性が悪くなり、シリコンウェハーに均一
に塗布されにくくなる。
ガラススラリーの粘度は、ガラス粉末の粒径に大きく影
響を受けるものであり、上記の粘度を得るためにはガラ
ス粉末の粒度分布による平均径が4.0μm以下である
ことが必要である。
またガラススラリーの粘度はガラス粉末の粒径以外にも
ガラス粉末と有機媒体との混合割合にも影響され、ガラ
ス粉末30〜70重量%と有機媒体30〜70重量%の
割合に混合することが必要であるが、各々50%の割合
に混合することが最も好ましい。
テレピノールやジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル等の溶媒を含有する有機媒体は、上記したようにスク
リーン印刷法においてはよく用いられるが、本発明にお
いてもスピンナーコートが可能であること、焼成後10
μm以下の薄いガラス膜厚を得ることが可能であること
等の理由からこれらの有機媒体を用いる。ガラススラリ
ーをシリコンウェハーに均一に塗布するためには有機媒
体の粘度が40〜200cpsであるのが好ましく、ガ
ラス膜厚を厚くしたい場合やスラリーの粘度を上げたい
場合にバインダー成分としてアクリル樹脂、−エチルセ
ルロース等をθ〜20%混合することが可能である。
本発明において用いるガラス粉末は、より具体的にはP
bO−5iO□系ガラス粉末の場合、Pb045〜55
%、B2O3−SiO2 35〜45%、A1□0. 
1〜15%からなり、またPbO−[1203−SiO
□系ガラメガラス粉末、PbO40〜70%、B2O3
−SiO2 20〜50%、^120. 0〜20%、
82030〜15%からなることが好ましい。
[実施例] 以下実施例に基づいて本発明を説明する。
次表は有機媒体とガラス粉末を混合してなるガラススラ
リーを示すものである。
ガラス粉末としてはPb045%、820310%、S
iO□41.5%、^1□o、3.5%からなり、平均
粒径が4μm以下のものを用い、それを各有機媒体と表
の割合に混合してガラススラリーを作製し、各ガラスス
ラリーについて粘度、スピンコード特性を測定した。
試料N[L I〜6は本発明の実施例、試料N[L7及
び8は比較例である。
表のスピンクー1〜特性は、ガラススラリーをスピンナ
ーにセラ1− したシリコンウェハー上に滴下させ、ス
ピン速度2000rp+sで20秒回転させた時のガラ
ススラリーの広がり、均一性を評価したものである。実
験の結果、有機媒体の混合割合が30〜70重量%で粘
度が60〜600c psの本発明の実施例(試料NI
L I〜6)のガラススラリーは均一にシリコンウェハ
ーに塗布されていたが、有機媒体が80重量%で粘度が
45 cpsの試料N[L7のガラススラリーはスピン
後ガラス膜のむらを生じ、才な有機媒体が20重量%で
粘度が1o00cpsの試料阻♂のガラススラリーはシ
リコンウェハー上に充分広がらなかった。
[発明の効果] 以上のように本発明のガラススラリーは、ガラス粉末と
有機媒体の種類、両者の混合割合等を規制することによ
り50〜700cpsの粘度を有しているためシリコン
ウェハーにフォトレジストを塗布するのに用いるスピン
ナーによって作業性良く均一に半導体装置のPN接合部
へ塗布することが可能である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)PbO−SiO_2系ガラスあるいはPbO−B
    _2O_3−SiO_2系ガラス粉末とテレピノールあ
    るいはジエチレングリコールモノブチルエーテルを含有
    する有機媒体とを混合してなり、粘度が50〜700c
    psであることを特徴とするスピンナーコート用ガラス
    スラリー。
  2. (2)ガラス粉末30〜70重量%と有機媒体30〜7
    0重量%とからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のスピンナーコート用ガラススラリー。
  3. (3)ガラス粉末の粘度分布による平均径が4.0μm
    以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のスピンナーコート用ガラススラリー。
JP1634688A 1988-01-26 1988-01-26 スピンナーコート用ガラススラリー Granted JPH01192745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1634688A JPH01192745A (ja) 1988-01-26 1988-01-26 スピンナーコート用ガラススラリー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1634688A JPH01192745A (ja) 1988-01-26 1988-01-26 スピンナーコート用ガラススラリー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01192745A true JPH01192745A (ja) 1989-08-02
JPH0530777B2 JPH0530777B2 (ja) 1993-05-10

Family

ID=11913817

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1634688A Granted JPH01192745A (ja) 1988-01-26 1988-01-26 スピンナーコート用ガラススラリー

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JP (1) JPH01192745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0535474A2 (de) * 1991-10-01 1993-04-07 Flachglas Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung einer einfachgekrümmten oder einer doppeltgekrümmten Verbundglasscheibe, insbesondere für Kraftfahrzeuge

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0535474A2 (de) * 1991-10-01 1993-04-07 Flachglas Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung einer einfachgekrümmten oder einer doppeltgekrümmten Verbundglasscheibe, insbesondere für Kraftfahrzeuge

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Publication number Publication date
JPH0530777B2 (ja) 1993-05-10

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