JPH0320928A - 蛍光膜の作成方法 - Google Patents
蛍光膜の作成方法Info
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- JPH0320928A JPH0320928A JP15526189A JP15526189A JPH0320928A JP H0320928 A JPH0320928 A JP H0320928A JP 15526189 A JP15526189 A JP 15526189A JP 15526189 A JP15526189 A JP 15526189A JP H0320928 A JPH0320928 A JP H0320928A
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Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
の１
本発明は、小型陰極線管に関し、特に蛍光膜の作成方法
に関する。
に関する。
本発明による陰極線管は、ビューファインダー等に用い
る小型ブラウン管の製造に用途を有する。
る小型ブラウン管の製造に用途を有する。
従遼１ｑむ４
本願出願人は、フェースプレートに蛍光膜を形成後、バ
ルブコーンにフリットシールしてなる陰極線管の製法に
おいて、複数個のフェースプレートとなるガラス基板に
蛍光体スラリーをスピナー塗布して蛍光膜を一括形成し
、その後分割し個々のフェースプレートとする製法に関
する特許を先に出願済（願番特願昭６３−２０５１９５
号）であるが、その蛍光膜の形成方法を説明する。
ルブコーンにフリットシールしてなる陰極線管の製法に
おいて、複数個のフェースプレートとなるガラス基板に
蛍光体スラリーをスピナー塗布して蛍光膜を一括形成し
、その後分割し個々のフェースプレートとする製法に関
する特許を先に出願済（願番特願昭６３−２０５１９５
号）であるが、その蛍光膜の形成方法を説明する。
まず、蛍光体と分散液（分散媒、バインダーからなる）
を所定の量ずつ秤量し、混合する。
を所定の量ずつ秤量し、混合する。
この混合液を分散機［たとえば、ホモジナイザー（シル
バーソン社）コにより、かくはん分散し、蛍光体スラリ
ーを作成する。
バーソン社）コにより、かくはん分散し、蛍光体スラリ
ーを作成する。
次いで蛍光体スラリーをフィルターでろ過し、蛍光体の
凝集粒子（二次粒子）やバインダーの不溶解分、ゴミ等
を取り除く。
凝集粒子（二次粒子）やバインダーの不溶解分、ゴミ等
を取り除く。
ろ過された蛍光体スラリーを、スピナーの回転ヘッド部
に吸引固定されたガラス基板の中央に滴下する。滴下後
すぐに、スピナー回転を開始し、ガラス基板表面全体に
蛍光体スラリーが広がるように回転数を調整し、分散液
や余剰分の蛍光体を飛散させることにより、所定の膜厚
の蛍光膜を作成する。
に吸引固定されたガラス基板の中央に滴下する。滴下後
すぐに、スピナー回転を開始し、ガラス基板表面全体に
蛍光体スラリーが広がるように回転数を調整し、分散液
や余剰分の蛍光体を飛散させることにより、所定の膜厚
の蛍光膜を作成する。
塗布されたガラス基板は、クリーンブースなどの清浄な
雰囲気において室温放置乾燥させる。
雰囲気において室温放置乾燥させる。
上述した蛍光膜の作成に使用する蛍光体スラリーの特性
は、分散液の特性、特に沸点（蒸発速度）に大きく影響
される。
は、分散液の特性、特に沸点（蒸発速度）に大きく影響
される。
例えば、分散液に低沸点溶剤を使用すると、蒸発速度が
速く、スビナーでガラス基板に蛍光体スラリー塗布中に
乾燥が起こるので、塗布ムラを生じる。
速く、スビナーでガラス基板に蛍光体スラリー塗布中に
乾燥が起こるので、塗布ムラを生じる。
この場合、低沸点溶剤とは、沸点がＩＥ３０”Ｃ以下の
溶剤に対して称している。
溶剤に対して称している。
逆に、分散後に高沸点溶剤を使用すると、スピナー塗布
中に乾燥することがないが、蒸発速度が遅いので、加熱
乾燥工程が必要となる、という問題点があった。
中に乾燥することがないが、蒸発速度が遅いので、加熱
乾燥工程が必要となる、という問題点があった。
この場合、高沸点溶剤とは、沸点が１８０゜Ｃ以上の溶
剤に対して称している。
剤に対して称している。
一′の
本発明の蛍光膜の作成方法に使用する蛍光対スラリーは
、蛍光対粒子を分散させる分散液を、低沸点溶剤と高沸
点溶剤との２種類以上の組成から組み合わせて混合した
分散液の沸点が１７０”Ｃ±１０°Ｃの範囲になるよう
に、各組成分の配分比を決定したことを特徴としている
。
、蛍光対粒子を分散させる分散液を、低沸点溶剤と高沸
点溶剤との２種類以上の組成から組み合わせて混合した
分散液の沸点が１７０”Ｃ±１０°Ｃの範囲になるよう
に、各組成分の配分比を決定したことを特徴としている
。
正且
このように構成すれば、スピナー塗布中に乾燥して、塗
布ムラを生じることはなく、室温放置乾燥の際に、乾燥
時間が長くなりすぎることもない。
布ムラを生じることはなく、室温放置乾燥の際に、乾燥
時間が長くなりすぎることもない。
支龜旌
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は、本発明の蛍光膜作成工程の概略図である。
まず、表１に示す配合比に応じて、蛍光体１、分散媒２
、バインダー３を所定の量ずつ秤量し混合する。この場
合、分散媒には、低沸点溶剤として沸点が１５５．５６
＠Ｃのシクロヘキサノンを、また、高沸点溶剤として沸
点が２０２＠Ｃのエチルカルビトールをそれぞれ使用し
ている。（沸点１８４．５” Ｃ） 次に、この混合液４を、分散機［例えば、ホモジナイザ
ー（シルバーソン社製）］５により、かくはん分散し、
蛍光体スラリ−４１を作成する。
、バインダー３を所定の量ずつ秤量し混合する。この場
合、分散媒には、低沸点溶剤として沸点が１５５．５６
＠Ｃのシクロヘキサノンを、また、高沸点溶剤として沸
点が２０２＠Ｃのエチルカルビトールをそれぞれ使用し
ている。（沸点１８４．５” Ｃ） 次に、この混合液４を、分散機［例えば、ホモジナイザ
ー（シルバーソン社製）］５により、かくはん分散し、
蛍光体スラリ−４１を作成する。
蛍光体スラリ−４９は、蛍光体の凝集粒子（二次粒子）
やバインターの不溶解分、ゴミ等をフィルターにより除
去された後使用される。
やバインターの不溶解分、ゴミ等をフィルターにより除
去された後使用される。
このろ過された蛍光体スリラー４′を、スピナー６の回
転ヘッド部に吸引固定された大版ガラス基板７の中央に
滴下する。滴下後すぐに、スビナ一の回転を開始し、ガ
ラス基板表面全体に蛍光体スリラーが広がるように回転
数を除々に上昇させていき、最高回転数（例えば２５０
０ｐｍ＋）で５秒間保持し、また除々に下降させていく
スケジュールで回転数を調整し、分散液や余剰分の蛍光
体を飛散させることにより、所定の膜厚の蛍光膜を作戚
する。
転ヘッド部に吸引固定された大版ガラス基板７の中央に
滴下する。滴下後すぐに、スビナ一の回転を開始し、ガ
ラス基板表面全体に蛍光体スリラーが広がるように回転
数を除々に上昇させていき、最高回転数（例えば２５０
０ｐｍ＋）で５秒間保持し、また除々に下降させていく
スケジュールで回転数を調整し、分散液や余剰分の蛍光
体を飛散させることにより、所定の膜厚の蛍光膜を作戚
する。
塗布されたガラス基板７９は、クリーンブース８などの
清浄な雰囲気において、室温放置乾燥させる。
清浄な雰囲気において、室温放置乾燥させる。
表２は、本発明の実施例２のスリラーの組成と配合比で
ある。（沸点１６５．９” Ｃ）この実施例では、分散
媒に、低沸点溶剤として沸点が１５５．６５°Ｃのシク
ロヘキサノンを、また、高沸点溶剤として沸点が２０２
°Ｃのエチルカルビトールと２１９°Ｃのテルピネオー
ルの２種類を、それぞれ使用している。高沸点溶剤分と
してテルピネオールを含有しているが、テルピネオール
は、エチルセルロースを溶解せず、また、比重が軽いの
で、蛍光膜の表面を覆い、乾燥速度は遅くなるが、蛍光
膜の表面状態をより平滑にするという利点がある。
ある。（沸点１６５．９” Ｃ）この実施例では、分散
媒に、低沸点溶剤として沸点が１５５．６５°Ｃのシク
ロヘキサノンを、また、高沸点溶剤として沸点が２０２
°Ｃのエチルカルビトールと２１９°Ｃのテルピネオー
ルの２種類を、それぞれ使用している。高沸点溶剤分と
してテルピネオールを含有しているが、テルピネオール
は、エチルセルロースを溶解せず、また、比重が軽いの
で、蛍光膜の表面を覆い、乾燥速度は遅くなるが、蛍光
膜の表面状態をより平滑にするという利点がある。
以上２例について説明したが、混合比を調整することに
よりスピナー塗布条件に応じて分散液の沸点をｉｅｏ”
ｃ〜１８０＠Ｃまで変更することができる。
よりスピナー塗布条件に応じて分散液の沸点をｉｅｏ”
ｃ〜１８０＠Ｃまで変更することができる。
全期シＵむ４
以上説明したように本発明は、蛍光体粒子を分散させる
分散液を、低沸点溶剤と高沸点溶剤を組み合わせて構成
することにより、スピナー塗布中の乾燥を抑制し、蛍光
膜の表面状態を平滑にできる。また、室温放置乾燥にお
ける時間を短くできるという効果がある。
分散液を、低沸点溶剤と高沸点溶剤を組み合わせて構成
することにより、スピナー塗布中の乾燥を抑制し、蛍光
膜の表面状態を平滑にできる。また、室温放置乾燥にお
ける時間を短くできるという効果がある。
第１図は、本発明の蛍光膜作成工程の概略図である。
■・・・蛍光体、
２・・・分散媒、
（低沸点溶剤と高沸点溶剤の混合液）
３・・・バインダー
４・・・混合液、
４゜・・・蛍光体スラリー
７・・・大版のガラス基板、
７′・・・塗布されたガラス基板。
１図
Claims (1)
- ガラス基板に蛍光体スラリーをスピナー塗布して蛍光膜
を作成する方法において、蛍光体粒子を分散させる分散
液を、低沸点溶剤と高沸点溶剤との２種類以上を組み合
わせて構成し、組み合わせて混合した分散液の沸点が１
７０°Ｃ±１０°Ｃの範囲になるように、各組成分の配
分比を決定したことを特徴とする蛍光膜の作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15526189A JPH0320928A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 蛍光膜の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15526189A JPH0320928A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 蛍光膜の作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0320928A true JPH0320928A (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=15602050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15526189A Pending JPH0320928A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 蛍光膜の作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0320928A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04135015U (ja) * | 1991-06-03 | 1992-12-16 | 株式会社村田製作所 | 圧電共振子 |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP15526189A patent/JPH0320928A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04135015U (ja) * | 1991-06-03 | 1992-12-16 | 株式会社村田製作所 | 圧電共振子 |
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